JP2566289Y2 - 圧縮機用電磁クラッチ - Google Patents

圧縮機用電磁クラッチ

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JP2566289Y2 JP1992014911U JP1491192U JP2566289Y2 JP 2566289 Y2 JP2566289 Y2 JP 2566289Y2 JP 1992014911 U JP1992014911 U JP 1992014911U JP 1491192 U JP1491192 U JP 1491192U JP 2566289 Y2 JP2566289 Y2 JP 2566289Y2
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    • F16D27/00Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor
    • F16D27/10Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings
    • F16D27/108Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings with axially movable clutching members
    • F16D27/112Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings with axially movable clutching members with flat friction surfaces, e.g. discs

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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は自動車用のクーラ等に
使用される圧縮機用電磁クラッチに関するものである。
【0002】
【従来技術及び考案が解決しようとする課題】図12、
13に示すように、従来の自動車用のクーラに使用され
る圧縮機用電磁クラッチ110では圧縮機のシャフトシ
ール113からハウジング111のボス部111aに漏
出したオイルは、アーマチャ124に落下しないでアー
マチャ124とロータ117との隙間119に落下して
両者の摩擦面に付着した。このため摩擦面の摩擦係数が
低下しアーマチャ124とロータ117との間に滑りが
発生し、アーマチャ124から保持板126、クッショ
ンゴム129、ハブ128を介して圧縮機の回転軸11
3に伝達されるトルクが減少し圧縮機の機能を低下させ
る一原因となっていた。なお、図中114は励磁コイ
ル、121はロータ117とボス部111aとの間に配
置されたベアリングをそれぞれ示す。
【0003】この考案は、圧縮機のシャフトシールから
ハウジングのボス部に漏出したオイルがアーマチャの反
摩擦面側に誘導され、従ってロータとアーマチャとの摩
擦面にはオイルの侵入による滑りがなくロータからアー
マチャに確実にトルクが伝達される圧縮機用電磁クラッ
チの提供を目的とする。
【0004】
【課題が解決するための技術的手段】上記の課題を解決
するためこの考案の圧縮機用電磁クラッチは、圧縮機の
ハウジングのボス部に回転可能に支持され、外部駆動源
により回転駆動されるロータと、このロータの摩擦面に
相対向して配設されたリング状のアーマチャと、このア
ーマチャと前記圧縮機の回転軸とを連結する連結経路に
設けられ、前記アーマチャを前記ロータの摩擦面から離
す方向に弾性力を作用する弾性部材と、前記ロータ及び
前記アーマチャを包含する磁気回路に設けられ、通電さ
れると前記磁気回路に磁束を発生して前記弾性部材の弾
性力に抗して前記アーマチャを前記ロータの摩擦面に吸
着する励磁コイルと、前記アーマチャの反摩擦面に接合
したリング状のカバーと、前記ハウジングのボス部に設
けられ、前記カバーの中心孔を貫通しアーマチャの反摩
擦面側に達するように形成されたオイルスリーブと、該
オイルスリーブのアーマチャ側先端を半径方向外側に折
り曲げた形状のオイル切り部とを有することにより構成
されている。
【0005】
【作用】圧縮機のシャフトシールからハウジングのボス
部に漏出したオイルは、オイルスリーブを伝わってオイ
ル切り部の先端からカバーの上に落下する。カバーはア
ーマチャの反摩擦面に接合されているので、カバーの上
に落下したオイルはアーマチャに接触することなくカバ
ーの表面を外周部に向かって流れ、クラッチ外に放出さ
れる。この結果アーマチャとロータとの隙間にはオイル
は到達しないのでアーマチャとロータとの摩擦面に滑り
が発生しない。従ってクラッチは確実にトルクを圧縮機
の回転軸に伝達する。
【0006】
【実施例】以下実施例を示す図面によりこの考案を説明
する。図1、2は第1実施例のカークーラ用の電磁クラ
ッチ10を示す。同図において、圧縮機のハウジング1
1内にシャフトシール12を介して圧縮機の回転軸13
が回転可能に設けられている。励磁コイル14はプラス
チック製の円筒状巻体14aに巻線して構成され、この
巻体14aがかしめにより磁性体製のステータハウジン
グ15内に固定されている。励磁コイル14は図示しな
いリード線により外部電源と接続され、通電により後述
の磁気回路に磁束を発生する。
【0007】ステータハウジング15は磁性材(鉄)製
のもので、これには取付フランジ15aが接続されてお
り、この取付フランジ15aを介してステータハウジン
グ15はサークリップ16により圧縮機のハウジング1
1に固定されている。磁性材製のロータ17は断面コ状
の二重リング体であり、外輪部17aと摩擦部17bと
内輪部17cとからなっており、外輪部17aにはプー
リ17eが一体的に形成されている。このプーリ17e
には自動車エンジンの回転力がベルト等を介して伝達さ
れる。ロータ17の摩擦部17bの側端面(図1で左側
端面)には摩擦面19が形成されており、内輪部17c
の左端(図1において)内周面にリング状の溝17dが
形成されている。この溝17dはベアリング21からオ
イルが漏洩した場合でも、当該漏洩オイルの摩擦面19
への廻り込みを防止するものである。内輪部17cとハ
ウジング11のボス部11aとの間には上記ベアリング
21が圧入固定され、このベアリング21によってロー
タ17をハウジング11のボス部11aに回転自在に支
持している。
【0008】アーマチャ24はリング状で磁性材からな
り、ロータ17の摩擦面19に相対向して設けられてい
る。アーマチャ24の反摩擦面24aにはアルミ板など
の非磁性材からなるカバー25が接着剤により接合され
ている。カバー25は非磁性薄板をプレス成形してリン
グ状に形成されており、その内周側はテーパ状に形成さ
れたオイル案内部25aを経てアーマチャ24の内周空
間内に延びるよう折り曲げ形成されている。また、カバ
ー25の外周端は、アーマチャ24の外周面上に折り曲
げ形成された筒部25bを有している。
【0009】オイルスリーブ33は鋼板をプレス成形し
た円筒状のもので、ハウジング11のボス部11aの内
周面にOリング31を介して油密に圧入固定され、図示
の左端部はカバー25の中心孔を貫通しアーマチャ24
の反摩擦面24a側に達している。オイル切り部33a
はオイルスリーブ33のアーマチャ側先端を半径方向外
側に折り曲げた形状を有し、カバー25のオイル案内部
25aと対向した位置に形成されている。アーマチャ2
4にはリベット27により保持板26がカバー25とと
もに固定され、保持板26は回転軸13の方向に伸びる
筒状フランジ26aを有している。
【0010】保持板26の内部にはハブ28が配置さ
れ、ハブ28の筒状部28aと保持板26の筒状フラン
ジ26aとが対向し、両者間の隙間にクッションゴム2
9が挿入され、接着により固定されている。ここで、ク
ッションゴム29はアーマチャ24をロータ17の摩擦
面19から離す方向(図1左方向)に弾性力を作用させ
る役割と、アーマチャ連結時の回転方向の衝撃を緩和す
る役割とを兼ねる弾性部材をなしている。ハブ28は回
転軸13にスプライン嵌合され、ボルト32により回転
軸13に一体に連結されている。
【0011】なお、前記オイルスリーブ33は鋼板のプ
レス成形品でハウジング11のボス部11aに圧入した
が、この材質、製造方法、固定方法に限定するものでは
ない。オイルスリーブ33の材質はオイルの浸透しない
材質であれば、例えば銅、ステンレスなどの金属、ある
いは樹脂でも良い。固定方法はハウジング11に固定さ
れておれば良く、溶接、接着などの方法でも良い。
【0012】上記の構成において、圧縮機の起動時に励
磁コイル14に直流電流が通電されると、ステータハウ
ジング15、ロータ17及びアーマチャ24を包含する
磁気回路に磁束が発生し、アーマチャ24にはロータ1
7への吸着力が付与されてクッションゴム29が撓み、
アーマチャ24は保持板26とともに軸方向に移動して
ロータ17の摩擦面19に吸着される。
【0013】そして、ロータ17は図示しない自動車の
エンジンによりベルトを介して駆動されるので、アーマ
チャ24がロータ17に吸着された時にロータ17の駆
動力がアーマチャ24に伝達されてアーマチャ24が回
転し、アーマチャ24の回転はリベット27を介して保
持板26に伝達され、更にクッションゴム29を経てハ
ブ28及び回転軸13に伝達され、圧縮機が作動する。
【0014】電磁クラッチ10による動力の伝達を遮断
するため励磁コイル14への通電を断つと、アーマチャ
24はクッションゴム29の復元力によりロータ17の
摩擦面19と所定の隙間G(図2)を隔てた元の位置に
復帰する。ここで、圧縮機の運転中あるいは停止中にお
いて圧縮機のシャフトシール12からオイルが漏出する
と、この漏出オイルは図1の二点鎖線(イ)で示すよう
にハウジング11のボス部11aの内周部からオイルス
リーブ33の内周部を経て、オイル切り部33aからカ
バー25のオイル案内部25aに滴下し、カバー25に
沿ってカバー25の外周部に流れ、カバー25の外周端
に形成した筒部25bからクラッチ10外に流出する。
【0015】特に、オイルスリーブ33の先端にはオイ
ル切り部33aが形成されており、オイルが後(ベアリ
ング21側)に回り込まないように1滴ずつ切れやすい
形状となっている。図3、4は第2実施例の電磁クラッ
チ40を示す。第1実施例のオイルスリーブ33は鋼板
のプレス成形品で油密性を考慮してOリング31を介し
てハウジング11のボス部11aに圧入したが、第2実
施例の電磁クラッチ40ではオイルスリーブを独立部品
とせず、オイルスリーブ41をハウジングのボス部42
と一体に形成し、第1実施例の場合と同じくカバー25
の中心孔を貫通しアーマチャ24の反摩擦面24a側に
達している。オイル切り部46はオイルスリーブ41の
先端を半径方向外方に折り曲げた形状に形成されてい
る。オイルスリーブ41及びオイル切り部46の作用は
オイルスリーブ33及びオイル切り部33aの作用と同
じである。
【0016】図5、6は第3実施例の電磁クラッチ60
を示す。電磁クラッチ60においてはオイルスリーブ6
1は第1実施例のオイルスリーブ33とほぼ同じ形状で
あるが、その先端を折曲することにより形成されたオイ
ル切り部62の長さが、カバー25に接触しない程度に
長くしたものである。その他の構成要素は第1実施例と
同じであるので説明を省く。オイルスリーブ61及びオ
イル切り部62の作用はオイルスリーブ33及びオイル
切り部33aと同じである。
【0017】図7、8は第4実施例の電磁クラッチ70
を示す。電磁クラッチ70においてはオイルスリーブ7
1は第1実施例のオイルスリーブ33とほぼ同じ形状で
あるが、オイル切り部72の先端が、第1実施例のオイ
ル切り部33aの先端のハブ28側の面を面取りしてR
がつけられている。これにより、オイル切り部72の先
端部は刃状の稜線72aを有し、その稜線72aはオイ
ル切り部72の中心線(B)よりもアーマチャの摩擦面
73側に偏在している。その他の構成要素は第1実施例
と同じであるので説明を省く。なお、本実施例のオイル
切り部72は第1実施例のオイル切り部33aと比べ、
より的確にオイルを1滴ずつ切ることができる形状とな
っている。
【0018】図9、10は第5実施例の電磁クラッチ8
0を示す。電磁クラッチ80においてはオイルスリーブ
81、オイル切り部82は第4実施例のオイルスリーブ
71、オイル切り部72とほぼ同じ形状であるが、オイ
ルスリーブ81の外周面81aには、カバー25の近傍
からオイル切り部82直前まで半径方向外方向へ広がる
テーパがつけられている点がオイルスリーブ71と異な
っている。その他の構成要素は第4実施例と同じである
ので説明を省く。なお、本実施例ではオイルスリーブ8
1の外周面81aに上記テーパがつけられているため、
オイルが万一外周面81a側に回り込んだ場合でもその
オイルが摩擦面19に到達することを防止するといった
効果が第4実施例の効果に付加されている。図10にお
いて、カバー25の内周端を一点鎖線Xの位置まで延ば
す形状としてもよい。
【0019】図11はオイル切り部の代表的な形状3点
の縦断正面図を示す。(イ)はオイル切り部92の先端
のハブ側の面(図11(イ)では左側)を面取りされR
がつけられており、オイル切り部92の先端部は刃状の
稜線93を有しその稜線93はオイル切り部92の中心
線(C1)よりもアーマチャの摩擦面側(図11(イ)
では右側)に偏在している。また、オイル切り部92は
オイルスリーブ91を半径方向外側に折り曲げた形状を
しているが、折り曲げた部分のオイルスリーブ91の内
周面側91aにはRがつけられていない。(ロ)は、オ
イル切り部94の面取りを鋭角に切り取ることにより行
った以外は(イ)と同様である。なお、(C2)はオイ
ル切り部94の中心線を表す。(ハ)はオイル切り部9
6の先端の両面が面取りされRがつけられており、オイ
ル切り部96の先端部は刃状の稜線97を有しその稜線
97はオイル切り部96の中心線(C3)よりもアーマ
チャの摩擦面側(図11(ハ)では右側)に偏在してい
る。また、オイルスリーブ95を折り曲げた部分のオイ
ルスリーブの内周面側95aにRがつけられている。
(イ)〜(ロ)に示したオイル切り部3点のいずれの形
状も、第1実施例のオイル切り部33aに比べオイルの
切れ性に関し、より優れた効果を有する。
【0020】以上この考案の実施例について説明した
が、この考案はこうした実施例に何等限定されるもので
はなく、その要旨を逸脱しない範囲において様々な態様
で実施できることはいうまでもない。
【0021】
【効果】この考案は上記の構成を有するので次のような
優れた効果を有する。圧縮機のシャフトシールからハウ
ジングのボス部に漏出したオイルは、オイルスリーブを
伝わってオイル切り部の先端からカバーに落下し、カバ
ー表面を経由して電磁クラッチの外部に排出されるた
め、アーマチャやロータを濡らすことがない。したがっ
てアーマチャとロータとの摩擦面にはオイルの付着が防
止されるので、電磁クラッチの伝達トルクは低下するこ
とがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の縦断正面図である。
【図2】図1のA部の詳細図である。
【図3】第2実施例の縦断正面図である。
【図4】図3のA部の詳細図である。
【図5】第3実施例の縦断正面図である。
【図6】図5のA部の詳細図である。
【図7】第4実施例の縦断正面図である。
【図8】図7のA部の詳細図である。
【図9】第5実施例の縦断正面図である。
【図10】図9のA部の詳細図である。
【図11】オイル切り部の代表例3点の縦断正面図であ
る。
【図12】従来の圧縮機用電磁クラッチの縦断正面図で
ある。
【図13】図12のA部の詳細図である。
【符号の説明】
10・・・電磁クラッチ(第1実施例)、 11・・・ハウジング、 11a・・・ボス部、 14・・・ 励磁コイル、 17・・・ロータ、 19・・・摩擦面、 24・・・アーマチャ、 24a・・・反摩擦面、 25・・・カバー、 25a・・・オイル案内部、 33,41,61,71,81,91,95・・・オイ
ルスリーブ、 33a,46,62,72,82,92,94,96・
・・オイル切り部、 40・・・電磁クラッチ(第2実施例)、 60・・・電磁クラッチ(第3実施例)、 70・・・電磁クラッチ(第4実施例)、 72a,93,97・・・稜線 80・・・電磁クラッチ(第5実施例) 81a・・・オイルスリーブの外周面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 村尾 和重 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式 会社豊田自動織機製作所内 (56)参考文献 特開 昭51−102762(JP,A) 実開 昭63−112630(JP,U) 実開 平4−84835(JP,U) 実開 昭58−18134(JP,U) 実開 昭55−158329(JP,U)

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機のハウジングのボス部に回転可能
    に支持され、外部駆動源により回転駆動されるロータ
    と、 このロータの摩擦面に相対向して配設されたリング状の
    アーマチャと、 このアーマチャと前記圧縮機の回転軸とを連結する連結
    経路に設けられ、前記アーマチャを前記ロータの摩擦面
    から離す方向に弾性力を作用する弾性部材と、 前記ロータ及び前記アーマチャを包含する磁気回路に設
    けられ、通電されると前記磁気回路に磁束を発生して前
    記弾性部材の弾性力に抗して前記アーマチャを前記ロー
    タの摩擦面に吸着する励磁コイルと、 前記アーマチャの反摩擦面に接合したリング状のカバー
    と、 前記ハウジングのボス部に設けられ、前記カバーの中心
    孔を貫通しアーマチャの反摩擦面側に達するように形成
    されたオイルスリーブと、 該オイルスリーブのアーマチャ側先端を半径方向外側に
    折り曲げた形状のオイル切り部とを有することを特徴と
    する圧縮機用電磁クラッチ。
  2. 【請求項2】 前記オイル切り部が、その先端部に刃状
    の稜線を有し、該稜線がオイル切り部の中心線よりもア
    ーマチャの摩擦面側に偏在していることを特徴とする請
    求項1記載の圧縮機用電磁クラッチ。
  3. 【請求項3】 前記オイルスリーブの少なくとも外周面
    が、前記カバーの近傍から前記オイル切り部直前まで、
    半径方向外方向へ広がるテーパ状に形成されていること
    を特徴とする請求項1または2記載の圧縮機用電磁クラ
    ッチ。
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