JP2566130Y2 - 換気扇 - Google Patents

換気扇

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JP2566130Y2
JP2566130Y2 JP127291U JP127291U JP2566130Y2 JP 2566130 Y2 JP2566130 Y2 JP 2566130Y2 JP 127291 U JP127291 U JP 127291U JP 127291 U JP127291 U JP 127291U JP 2566130 Y2 JP2566130 Y2 JP 2566130Y2
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JP
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communication port
exhaust
shutter
port
cover
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JP127291U
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信也 山下
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、給気と排気を同時に
行なって換気する同時給排気式の換気扇に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図7は例えば実開昭60−182632
号公報に示された従来の換気扇を示す図であり、図にお
いて1は建物の壁等に取付けられた取付板で、排気パイ
プ2および給気パイプ3が貫通される。なお、この排気
パイプ2および給気パイプ3は上記壁にも貫通されてい
る。4は上記取付板1に装着された本体ケーシングで、
背部に上記排気パイプ2、給気パイプ3とそれぞれ連通
するよう連通口A5,B6が設けられている。7はこの
各連通口A5、B6と上記各パイプ2、3との間にての
通気漏れを防止するパッキン、8は上記本体ケーシング
4の前部に設けられたパネルで、吸込口9と排出口10
とが穿設されている。11はこのパネルと上記本体ケー
シング4とにて形成される本体ケース、12はこの本体
ケース内を仕切る隔壁、13はこの隔壁に装着されたモ
ータ取付板、14はこのモータ取付板に装着された電動
機、15、16はこの電動機に装着された給気用ファン
と排気用ファン、17は上記連通口A5上記吸込口9と
を連通する排気通路、18は上記連通口B6と上記排出
口10とを連通する給気通路、19はこの給気通路と上
記排気通路17との交差部に設けられた熱交換器、20
は上気本体ケーシング4を取付板1に固定するねじ、2
1はシャッター板で、上記本体ケーシング4の背部の連
通口A5、B6と上記排気パイプ2および吸気パイプ3
との間にてこの間の通気を開閉するようスライド可能に
設けられている。22はこのシャッター板をスライド可
能に保持するカバーで、下部を除く側辺と上辺に側壁2
3を有し、この中を上記シャッター板21が左右に摺動
される。24、25は上記シャッター板21に穿設され
た連通孔A、B、26、27は上記カバー22に穿設さ
れた連通孔C、Dで、上記シャッター板2のスライド時
に上記連通孔A26、B27と連通される。28は上記
シャッター板2の下部に穿設された取手部である。
【0003】従来の換気扇は上記のように構成され、電
動機14が運転されることにて室内空気は吸込口9から
本体ケース11に入り熱交換器19にて熱交換され、連
通口A5から排気パイプ2を介して室外に排気される。
一方、室外空気は給気パイプ3から連通口B6を介して
本体ケース11内に入り、熱交換器19にて熱交換され
排出口10より室内へ給気される。一方、運転が停止さ
れている場合は、シャッター板21をスライドさせ本体
ケース11と各パイプ2、3との間を封止して冷気およ
び外気の侵入を防止している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記のような従来の換
気扇において、シャッター板21スライドにより
体ケース11と各パイプ2、3との間を連通させ或いは
封止する構成のため、本体ケーシング4の背部の連通口
A5、連通口B6を至近させ小型化を図ることが難し
い。即ち、連通口A5、連通口B6を至近させると、シ
ャッター板21のスライドによっても連通状態が解け
ず、完全には封止できなくなってしまう。
【0005】この考案は係る課題を解決するためになさ
れたもので、給気パイプと排気パイプとの間隔がパイプ
の直径より小さい場合でも、シャッター板にて完全に本
体ケースと各パイプとの間が封止でき、室内に冷風、外
気等が侵入することのない換気扇を得ることを目的とす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
にこの考案は、室外空気を取込むための給気連通口と、
室内空気を排気するための排気連通口とが背面に横並び
に開口する本体ケーシングと、この本体ケーシングの背
面に装着され、給気連通口と排気連通口とに対応し連通
するカバー給気口とカバー排気口とを備えたカバーとの
間に、本体ケーシングの背面の給気連通口と排気連通口
とにそれぞれ連通するシャッター給気口とシャッター排
気口とを有し、横方向へのスライドにより給気連通口と
カバー給気口及び排気連通口とカバー排気口との連通関
係を解くシャッター板を備えた同時給排気式の換気扇に
ついて、その本体ケーシングの給気連通口と排気連通口
及びカバーのカバー給気口とカバー排気口とを横並びに
至近させて設け、シャッター板には、上下方向に溝を設
け、カバーには斜めにスライド溝を設け、このスライド
溝とシャッター板の溝とを摺動可能に貫通する支柱を備
えたダンパをシャッター板に設け、このダンパはシャッ
ター板のスライドによる横方向の動きにより溝とスライ
ド溝との交点の変位によりその支柱が動かされ、給気連
通口と排気連通口を開放するシャッター板のスライド位
置ではシャッター給気口とシャッター排気口から退離し
た位置になり、給気連通口と排気連通口の連通を解く
ャッター板のスライド位置では、シャッター排気口を閉
止する位置になる構成とする手段を採用する。
【0007】
【作用】前記手段を採用することにより、シャッター板
をスライドさせて給気連通口と排気連通口の連通を解く
時には、シャッター板のスライドに伴って第2のシャッ
ター板ともいえるダンパがシャッター板面を動いてシャ
ッター給気口とシャッター排気口のいずれか一方を閉止
することができ、本体ケーシングの給気連通口と排気連
通口を至近して設けることができるようになる。
【0008】
【実施例】図1〜図6はこの考案の一実施例を示す図で
あり、2〜4、7〜20および28は上記従来例と同一
または相当部分を示す。30は上記本体ケーシング4の
背面に穿設された給気連通口、31は同じく本体ケーシ
ング4の背面に穿設された排気連通口、31は同じく本
体ケーシング4の前面に穿設された排気連通口、なお、
この排気連通口と上記給気連通口30との間隔は排気パ
イプ2および給気パイプ3の直径より小さく設定されて
いる。32はシャッター板で、上記給気連通口30およ
び排気連通口31と連通され、同じピッチのシャッター
給気口33とシャッター排気口34とが穿設され且つ、
給気連通口30の左下部に上下方向に穿設された溝35
を設けている。36はカバーで、上記シャッター板をス
ライド可能に保持し、下部を除く側辺と上辺に突片37
を設けている。38、39はカバー給気口とカバー排気
口で、上記シャッター給気口33およびシャッター排気
口34と連通され且つ、同ピッチからなる。40はこれ
らのシャッター排気口、給気口の下部に傾斜を有し上下
方向に穿設されたスライド溝で、上記シャッター板32
の移動ストロークと同じ長さのストロークを有する。4
1はこのスライド溝に各パイプ2、3側に向って周設さ
れたガイド部、42はダンパで上記各給気連通口30お
よび排気連通口31の外形より大きく形成され、左下部
に支柱43が連設されている。44は取付板で、給気パ
イプ3と排気パイプ2とが上記排連通口30、31と同
じピッチで嵌着されているものである。
【0009】上記のように構成された換気扇において
は、図2に示すように取付板44と本体ケース11との
間にてカバー36にシャッター板32が内設され、この
シャッター板32にはダンパ42が支柱43を溝35に
挿通されることにて装着され、さらに、この支柱43は
スライド溝40にも挿通されることにより、本体ケース
11背部に組み込まれる。そして、壁に取り付けられた
取付板44に本体ケース11が取り付けられ、従来と同
様に電動機14が運転されることにて室内空気は吸込口
9から本体ケーシング11に入り熱交換器19にて熱交
換され、排気連通口31から排気パイプ2を介して室外
に排気される。一方、室外空気は給気パイプ3から給気
連通口30を介して本体ケース11内に入り、熱交換器
19にて熱交換され排出口10より室内へ給気される。
運転が停止されている場合は、シャッター板32をスラ
イドさせることにてシャッター板32と同時支柱43が
図4に示すように溝35およびスライド溝40内を摺動
しながら上方へ移動しダンパ42が給気連通口30と給
気パイプ3との間を封止する。そして、シャッター板3
2を元へ戻すと支柱43が下方へ移動する。これによ
り、排気パイプ2と給気パイプ3との間隔が各パイプ
2、3の直径より短い場合に排気連通口31がダンパ4
2にて封止される。また、図3のようにスライド溝40
にガイド部41を設けたことにより支柱43がカバー3
6との摩擦で局部的に摩耗されるのを防止するととも
に、支柱43と取付板44とを非接触に保ち、ダンパ4
2の動きを滑らかにする。
【0010】なお、上記実施例ではスライド溝40を直
線的に設けたが、図5および図6に示すように2次曲線
形状にするとともに、支柱43の断面各辺をそれぞれ円
弧状にすることにて支柱43の動きをより滑らかにで
き、さらに、ダンパ42が回転することにて上方へ移動
され、ストローク不足を補い、あらゆるパイプ位置の風
路を封止することができる。
【0011】また、上記実施例では2本のパイプの場合
についてのべたが、複数の隣設したパイプが装着された
換気扇であってもよく、上記実施例と同様の効果が得ら
れる。
【0012】
【考案の効果】以上説明したとおり、本考案によればシ
ャッター板をスライドさせて給気連通口と排気連通口の
連通を解く時には、シャッター板のスライドに伴って第
2のシャッター板ともいえるダンパがシャッター板面を
動いてシャッター給気口とシャッター排気口のいずれか
一方を閉止することができ、本体ケーシングの給気連通
口と排気連通口を至近して設けることができ、換気扇の
小型化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す斜視図及び断面図で
ある。
【図2】この考案の一実施例を示す分解斜視図である。
【図3】この考案の一実施例を示すカバーの分解斜視図
である。
【図4】この考案の一実施例を示し、シャッター板の開
及び閉状態を示す背面図である。
【図5】この考案の他の実施例を示すダンパの可動図で
ある。
【図6】この考案のさらに他の実施例を示すダンパの可
動図である。
【図7】従来の換気扇を示す断面図及び背面図である。
【符号の説明】
2 排気パイプ 3 給気パイプ 9 吸込口 10 排出口 11 本体ケース 15 給気用ファン 16 排気用ファン 30 給気連通口 31 排気連通口 32 シャッター板 35 溝 42 ダンパ 43 支柱

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室外空気を取込むための給気連通口と、
    室内空気を排気するための排気連通口とが背面に横並び
    に開口する本体ケーシングと、この本体ケーシングの背
    面に装着され、前記給気連通口と排気連通口とに対応し
    連通するカバー給気口とカバー排気口とを備えたカバー
    との間に、前記本体ケーシングの背面の前記給気連通口
    と前記排気連通口とにそれぞれ連通するシャッター給気
    口とシャッター排気口とを有し、横方向へのスライドに
    より前記給気連通口と前記カバー給気口及び前記排気連
    通口と前記カバー排気口との連通関係を解くシャッター
    板を備えた同時給排気式の換気扇について、その本体ケ
    ーシングの前記給気連通口と前記排気連通口及び前記カ
    バーのカバー給気口とカバー排気口とを横並びに至近さ
    せて設け、前記シャッター板には、上下方向に溝を設
    け、前記カバーには斜めにスライド溝を設け、このスラ
    イド溝と前記シャッター板の溝とを摺動可能に貫通する
    支柱を備えたダンパを前記シャッター板に設け、このダ
    ンパは前記シャッター板のスライドによる横方向の動き
    により前記溝とスライド溝との交点の変位によりその支
    柱が動かされ、前記給気連通口と前記排気連通口を開放
    する前記シャッター板のスライド位置では前記シャッタ
    ー給気口とシャッター排気口から退離した位置になり、
    前記給気連通口と前記排気連通口の連通を解く前記シャ
    ッター板のスライド位置では、前記シャッター排気口を
    閉止する位置になる構成の換気扇。
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KR100826688B1 (ko) * 2006-12-18 2008-04-30 주식회사 벽산 실내 공기순환 제어구조를 갖는 환기장치
JP2010135597A (ja) * 2008-12-05 2010-06-17 Alps Electric Co Ltd レーザー光源装置

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