JP2565881B2 - カラ−受像管装置 - Google Patents

カラ−受像管装置

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JP2565881B2
JP2565881B2 JP61290348A JP29034886A JP2565881B2 JP 2565881 B2 JP2565881 B2 JP 2565881B2 JP 61290348 A JP61290348 A JP 61290348A JP 29034886 A JP29034886 A JP 29034886A JP 2565881 B2 JP2565881 B2 JP 2565881B2
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    • H01J2231/125CRTs having luminescent screens with a plurality of electron guns within the tube envelope
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  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、カラー受像管装置に関し、特に1つの小ス
クリーン部の画像を合成して大スクリーンに全体画像を
再生するカラー受像管装置に関する。
(従来の技術) 高品位放送用の高輝度、高精細、大形カラー受像機、
或いは電子計算機端末用の大形高解像度図形表示装置用
としてのカラー受像管は一般の民生用カラー受像管とは
異なる特性が要求され、之等の特性を満足すべく種々検
討がなされている。
従来のシャドウマスク方式カラー受像管は、小形管で
は高輝度、高解像度のものが実用化されているが、大形
管においては充分な高輝度、高解像度のものは実現され
ていない。これは大形管により奥行きの増加に伴う電子
銃の電子光学的倍率の増大、スクリーン部の拡大化に伴
うスクリーン上での電子ビームのエネルギー密度の減少
が主たる原因である。これを解決すべく小形で高輝度、
高解像度なカラー受像管を複数個、スクリーン部を一体
化構造とし接合した陰極線管が特公昭54−12035号公報
等に提案されている。
前記の方式において最も重要な事は複数個に分割され
た小スクリーンの再生画像の接合である。
複数に分割された小画像の接合で最低限必要な条件
は、各小スクリーン部分でそれぞれの分割部分に対応し
た映像信号の送るられてくる時間(各分割部分での走査
線一本分を描くのに必要な時間)と分割された有効スク
リーンに偏向走査を行う時間を正確に一致させることで
ある。
しかし、特公昭54−12035号公報等に提案されている
陰極線管においては長期的又は短期的に発生する分割さ
れた小スクリーンの再生画像の接合ずれを検出、補正手
段が具体的に示されてない。
(発明が解決しようとする問題点) このように複数個に分割された小スクリーンの画像を
合成して大スクリーンに全体画像を再生するに際し、各
小スクリーン部に対応した映像信号の送られてくる時間
と電子ビーム偏向走査を行う時間を駆動回路系で調整
し、正確に一致させることは可能であるが、長期的には
駆動回路系カラー受像管自体の経年変化によりずれを生
じ、また短期的にも動作開始直後と相当時間経過後では
管内外の各部材の熱変形等でずれを生じる。この為、前
記映像信号及び偏向走査に時間的ずれを生じたカラー受
像管では、分割された小スクリーン相互間で再生画像が
重複したり、間隙を生じたりし、全体再生画像の品位を
著るしく低下させる問題がある。
本発明は、上述した従来の問題点に鑑みなされたもの
で、永続的に高輝度。高解像度且つ十分な画像再生品位
を有する大形カラー受像管装置を提供するものである。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明は内面に蛍光体層を有する大スクリーン部と、
この大スクリーン部から所定距離離れた位置に配置さ
れ、大スクリーン部に向って電子ビームを照射する複数
の電子銃部と、大スクリーン部と電子銃部との間であっ
て大スクリーン部に近接し対向配置されるマスク部と、
前記複数の電子銃部それぞれの外部に配置され、電子ビ
ームを大スクリーン部の小領域に走査して小スクリーン
部を形成する電子ビーム偏向部とを有し、複数の小スク
リーン部の画像を合成することにより大スクリーン部に
全体画像を再生するカラー受像管装置を対象とするもの
であり、前記大スクリーン部及びまたはマスク部には電
子ビームの射突によって所定の信号を発する信号源が設
置され、前記大スクリーン部及びまたはマスク部と対向
する側に信号を受信する受信部が少なくとも1個配置さ
れていることを特徴とする。
(作 用) 本発明によれば、大スクリーン部に映出される小スク
リーン部の画像を合成することにより大スクリーン部に
全体画像を再生する場合、大スクリーン部やマスク部に
設置した信号源からの信号を受信し、この受信信号によ
り電子ビーム偏向部の偏向信号を制御したり、電子銃部
へ入力される映像信号を制御することにより、小スクリ
ーン部の画像の合成に際しての画像の重複又は間隙の発
生をなくすことができる。
(実施例) 以下、本発明を実施例により詳細に説明する。
(実施例1) 第2図は本発明を実施したカラー受像管装置の概略斜
視図であり、第3図は第2図のX−X′断面図、第4図
は第2図のY−Y′断面図である。第2図、第3図、第
4図において、カラー受像管(1)は内面に蛍光体層を
備えた小スクリーン部(2)を有するフェースプレート
(3)と前記フェースプレート(3)とファンネル
(4)を介して連結された多数のネック(5−1),
…,(5−12)と、前記ネックに内装された多数の小電
子銃部(6−1),…,(6−12)と、前記各ネックか
らファンネル(4)にかけて外壁に装着された多数の偏
向ヨーク(7−1),…,(7−12)と、前記スクリー
ン部(2)に所定の間隔をもって対設された多数のアパ
ーチャ(9)を有するシャドウマスク(10)およびこれ
を支持するフレーム(11)とから成るマスク部(8)と
から構成されている。さらに前記大スクリーン部(2)
上に形成された3本の蛍光体ストライプR,G,Bを1グル
ープとするアルミメタルバックされた多数の蛍光体(1
2)と光信号を透明な受光窓(13)を通し受光する受信
部(14)(以降、光電変換装置と称す)を備えている。
電子銃部に配置されている多数の小電子銃部(6−
1),…,(6−12)はそれぞれ3本の電子銃を含み、
それぞれ3本の電子ビーム(15−R),(15−G),
(15−B)を各映像信号に応じてスクリーン上の所定の
所領を偏向走査される。
各電子ビームは所定の角度でシャドウマスク(10)に
入射し、シャドウマスク(10)のアパーチャ(9)によ
って選択され、大スクリーン部(2)上の所定の蛍光体
を衝撃発光させる。従って1つの大スクリーン部(2)
は多数の電子銃部に対応して小スクリーン部(16−
1),…,(16−12)に分割されていて、それぞれの電
子銃の外側に配置された偏向ヨークにより電子ビームを
各小スクリーン部に偏向する。この実施例の場合、大ス
クリーン部は垂直方向に3分割、水平方向に4分割、計
12分割されている。
第4図に本実施例に用いられるシャドウマスク(10)
の平面構造を示す。シャドウマスク(10)は全域に多数
のアパーチャを有し、12個の電子銃部に対応して全域を
実質的に12分割されている。またシャドウマスク(10)
は実際に小スクリーン部に対して色選択電極として働く
部分、即ち、シャドウマスク小有効領域(17−1),
…,(17−12)と実際には色選択電極として働かない非
有効領域(18)に分けられる。信号源は非有効シャドウ
マスク領域(18)内であって電子ビームが走査される領
域に配置される。信号源として用いられるものは、例え
ばY2SiO5:Ce,Y2Al3やGa2O12:Ce等の蛍光体である。
受信部は例えばフォトダイオードであり信号源から発
した光をフォトダイオードで受信し、これを電気信号と
して取出すことにより電子ビームスポットの位置を検出
し、さらには電子ビーム偏向信号や映像信号の制御を行
う。
第5図は本実施例の動作原理を示したものであり、大
スクリーン部の横方向4分割分についてのみ示してい
る。第5図では説明を簡単化する為、本来3本の電子ビ
ームを1本のグループとして扱っている。
従来の1電子銃部方式のカラー受像管では位置(S1)
から位置(S5)まで単一の電子銃部から射出された1グ
ループの電子ビームを偏向系で一水性走査をする。本発
明の方式では位置(S1)から位置(S5)を4分割し、小
スクリーン部(1),(2),(3),(4)を形成
し、複数の位置の電子ビームグループ源(G1),(G
2),(G3),(G4)及び偏向系を用いて全体を4回に
分けて一水平走査する。さらに従来の方式通りこの水平
走査を複数回繰り返して全体の画像を再生する。第1図
からも明らかな様に本方式で最も重要な事は各小スクリ
ーン部の画像の接合である。従来の方式のカラー受像管
では全体画像のラスターの大きさが再生時の画像の連続
性、色再現性等の品位に影響を与えることはない。しか
し乍ら本方式では各小スクリーン部でのラスターの大き
さが小スクリーン部の画像間の接合部の品位を決定する
重要な要素であることは第1図から明らかである。
本実施例の方式は水平一走査分の映像信号を時間的に
正確に4分割している。その時間を第5図に示す領域
(1)乃至(4)毎にt1,t2,t3,t4とすると、時刻t=
0の時からt=t1の時までは電子ビーム源(G1)に偏向
走査に関係無く映像信号が印加されている。
更に時刻t=t1から時刻t=t1+t2までは電子ビーム
源(G2)に偏向走査に関係なく映像信号が印加されてい
る。
以下同様に、各電子源に映像信号が順次印加される。
また前記各偏向系に印加される信号も、前記分割され
た映像信号に同期して電子ビームを各小スクリーン部に
正確に偏向する。ここで大スクリーン部で再生画像が連
続的につながる条件は、各小スクリーン部において、そ
の小スクリーン部に対応する映像信号が印加されている
時間と各小スクリーン部に正確に一水平走査を行う時に
要する時間が一致していることである。即ち、第5図の
各分割領域(1)乃至(4)の一水平走査に要する時間
をtd1,td2,td3,td4とすると、その条件は、t1=td1,t2
=td2,t3=td3,t4=td4である。
また、垂直方向の映像信号、偏向信号の条件も前記と
同様に、垂直方向の小スクリーン部に相当する映像信号
が印加されている時間と、各小スクリーン部に正確に一
垂直走査を行う時に要する時間が一致していることであ
る。
前記条件の内、映像信号を各小スクリーン部に応じて
正確に分割することは回路的にも問題なく、長期間補正
することなく動作させることもまた容易である。しか
し、偏向系と映像信号を同期し、且つ各小スクリーン部
において常に一定の大きさのラスターを発生させること
は偏向ヨーク、回路素子の経年変化等を考慮すると容易
ではない。そこで本実施例でスクリーン面での電子ビー
ムの位置を検出し、補正する為の蛍光体をシャドウマス
ク(10)に塗布すると同時に、その蛍光体からの光を受
光する光電変換装置を設けている。本方式では実際の画
像再生動作に入る前に予め各小スクリーン部毎に順次ラ
スター走査をし、各領域のラスターの大きさの補正を行
う。
第6図に補正を行う時の偏向信号及び光電変換装置の
出力信号を示す。
補正方法は、まず通常動作の水平若しくは垂直信号
(第6図の破線部分)を第6図のΔI分に相当する電流
分だけ増幅し、スクリーン面での偏向量を少し広げる。
この状態で偏向された電子ビームは、第4図の非有効シ
ャドウマスク部(18)に塗布されている蛍光体を発光さ
せる。
この発光する時間tAは偏向信号の増幅分に相当した時
間であり、偏向系が正常に規定通り動作し、正規の大き
さのラスターを発生した場合は常に一定の時間である。
ここで偏向系の特性変化等でスクリーン部でのラスタ
ーの大きさが変化した場合、光電変換装置の出力信号の
出力時間はスクリーン部でのラスターの大きさのずれに
相当した分だけ変化する。
この時の光電変換装置の信号出力時間tA+Δt(Δt
はずれによる変化分)のΔt分を偏向系のずれに相当す
る量として偏向回路にフィードバックし、偏向信号を補
正することでスクリーン部で常に規定通りのラスターを
発生することができる。
以上の手順で各分割領域のラスターの大きさを補正
し、映像信号と同期をとることで常に大スクリーン部全
面において品位のよい画像を再生することができる。
本発明の実施例では各小スクリーン部のラスターの大
きさを光電変換装置の出力信号により等価的に測定する
為に垂直又は水平信号に予め第6図の如くΔI分に相当
する電流分だけ増幅し各小スクリーン部での偏向量を広
げている。ここで実際の描画動作時にも偏向量の余裕を
持たせて動作させる場合は予め偏向信号に前記ΔI分の
電流を増幅する必要はなく、第5図の各電子ビーム源に
印加する映像信号の印加時間を延長することで本実施例
と同様の補正が可能である。
本発明はまた特願昭60−97901号に提案されている様
な非有効シャドウマスク部にシャドウマスクに強補効果
を持たせ、且つオーバースキャンに伴う小スクリーン部
の画像の重複を防ぐ効果を兼ね合せたフレームを有する
カラー受像管にも適用できる。
また本発明では偏向信号補正用蛍光体をシャドウマス
クの非有効領域全体に塗布しているが、非有効領域の一
部のみに塗布しても同様の補正を行うことができる。ま
た、シャドウマスクの有効部の一部若しくは全体に塗布
してもよい。この場合、偏向信号の補正を行う為に第6
図のΔI分の偏向信号の増幅をする必要はない。また、
偏向信号補正用蛍光体をシャドウマスク有効部中央付近
に塗布することは補正精度が中央付近で低下するので意
味がなく、出来るだけ小スクリーン部境界近傍に蛍光体
を塗布する方が好ましい。
(実施例2) 電子ビームスポット位置検出用交替を小スクリーンと
小スクリーンの境界部に直接塗布することにより、検出
する方法について説明する。
シャドウマスク及びスクリーンを除く全体構造は実施
例1とほぼ同一であるので詳細な説明は省略する。シャ
ドウマスクは大スクリーン部から所定の間隔をもって対
設された多数のアパーチャを有する構造を成し、従来の
カラー受像管に用いられているものと変りははない(ア
パーチャの構造及び開口分布を除く)。そこでスクリー
ン部の構造及び動作原理について詳細に説明する。
第7図は本実施例の大スクリーン部の構造を示したも
のである。大スクリーン部(102)はフェースプレート
(103)上に連続的に塗布された3本の蛍光体ストライ
ブR,G,Bを1グループとする蛍光体層(102−R),(10
2−G),(102−B)及び前記蛍光体層上に蒸着形成さ
れたアルミメタルバック(102−1)及び小電子銃部毎
に、分割走査されるスクリーンの分割境界部を中心とし
て1mmの幅で塗布された蛍光体(102−2)から構成され
ている。またこの蛍光体(102−2)は赤、緑、青の波
長の光とは異なる波長の光を発する蛍光体が塗布されて
いる。
次に動作原理を説明する。
実施例1ではシャドウマスク(10)の非有効シャドウ
マスク領域(18)にのみ蛍光体が塗布されている為、実
動作時に電子ビームがシャドウマスク(10)上の蛍光体
を励起することはなく、スクリーン(2)上での電子ビ
ームスポットの位置を等価的検出するには水平又は垂直
の偏向信号にある電流分ΔIを重畳し、ラスターの大き
さを通常状態より幾分拡大しなければならない。
しかし、実施例2ではスクリーン部(102)上に位置
検出用蛍光体(102−2)を塗布している為、実動作時
においても電子ビームが蛍光体を励起し、通常(実動作
時)の偏向信号で電子ビームの位置を検出することがで
きる。信号源となる蛍光体(102−2)は何れの位置に
おいても規定された幅(本実施例では約1mm)で塗布さ
せているので蛍光体(102−2)上を偏向走査する際に
発光する光信号出力は小スクリーン部の画像の接合が完
全である場合常に一定且つ規定通りのパルス出力として
得られる。ただし、垂直方向の小スクリーン部の画像の
接合を確認する際には水平偏向走査を停止して垂直偏向
走査のみを動作させ、水平方向に塗布された蛍光体(10
2−2)からの光信号で小画像の接合度合を確認し、補
正しなければならない。
大スクリーン部の画像を再生する領域には赤色発光蛍
光体Y2O2SiEu、緑色発光蛍光体ZuSiCuAl、青色発光蛍光
体ZuSiAgがストライプ状に被着形成されるが信号源に
は、例えば上記蛍光体とは異なるY2SiO5:CeやY2Al3やGa
2O12:Ce等が線状に形成される。
受信部は例えばフォトダイオードであり、信号源から
発した光をフォトダイオードで受信し、これを電気信号
として取出すことにより、電子ビームスポットの位置を
検出し、さらには偏向信号や映像信号の制御を行う。蛍
光体(102−2)からの光信号により小画像の接合部を
一致させる方法は第1に隣接する領域間の映像信号を切
り換えるタイミングが光出力(パルス)の中間点にくる
ように補正することと、第2に光出力のパルスのパルス
幅が予め設定した値になるように補正することを同時に
行うことである。以上の手順により、各小スクリーン部
に相当する映像信号が送られてくる時間と各小スクリー
ン部を偏向走査する時間を完全に一致させることがで
き、且つ小スクリーン部上でのラスターの大きさも予め
設定通りに補正できる。
本発明は特願昭60−82567号、特願昭60−82568号に提
案されている様に、電子銃から発射された1本の電子ビ
ームを複数段階に小偏向して、実質的に複数本の電子ビ
ームとする方式も容易に適用できることは言うまでもな
い。
本実施例の偏向信号補正用蛍光体はすべて同一種類の
ものを使用してもよいが、同時に複数の分割部分の補正
を行う場合、シャドウマスク(10)に2種類以上の蛍光
体を塗布してもよい。この場合の蛍光体は発光波長若し
くは発光強度の異なるものなど、何れのものを用いても
よい。
また光電変換装置においても、受光感度の向上、複数
種類の蛍光体の使用、補正方法の改良等に伴う変換装置
の数量若しくは種類の決定は適用する補正方法に応じて
最適のものを選択すれば良いことは言うまでもない。
本実施例はNTSC等の信号に対して実時間動作をさせる
場合について述べたが、一画面若しくは1ライン分の画
像情報をフレームメモリ又はラインメモリに記憶し、複
数の小スクリーン画像を同時に描画走査する場合にも容
易に適用できる。
〔発明の効果〕
以上の通り本発明によれば、複数の小スクリーン部の
画像を合成して、大スクリーン部に全体画像を再生する
に際し、画像の重複や間隙の発生がなくなり、優れたカ
ラー受像管装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のカラー受像管装置に係るマスク部の構
造を説明する為の模式平面図、第2図は本発明のカラー
受像管の概略斜視図、第3図および第4図は第2図の側
面図および断面図、第5図は本発明のカラー受像管装置
の動作原理を説明するための模式図、第6図は同じく補
正時の偏向信号及び光電変換装置の出力信号を説明する
ための模式図、第7図は本発明の他の実施例のスクリー
ン部の構造を説明するための模式図である。 (2)……大スクリーン部 (3),(103)……フェースプレート (4)……ファンネル、(5)……ネック部 (6)……小電子銃部、(10)……シャドウマスク 14……受信部 (16−1)〜(16−12)……小スクリーン部 (17−1)〜(17−12)……マスクの小有効領域 (102−2)……信号源蛍光体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭48−61071(JP,A) 特開 昭60−235330(JP,A) 特開 昭58−25042(JP,A) 実開 昭58−10365(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内面に蛍光体層を有する大スクリーン部
    と、この大スクリーン部から所定距離離れた位置に配置
    され、大スクリーン部に向って電子ビームを照射する複
    数の電子銃部と、大スクリーン部と電子銃部との間であ
    って大スクリーン部に近接し対向配置されるマスク部
    と、前記複数の電子銃部それぞれの外部に配置され、電
    子ビームを大スクリーン部の小領域に走査して小スクリ
    ーン部を形成する電子ビーム偏向部とを有し、 複数の小スクリーン部の画像を合成することにより大ス
    クリーン部に全体画像を再生するカラー受像管装置にお
    いて、 前記大スクリーン部には電子ビームの射突によって所定
    の信号を発する信号源が各小スクリーン部の境界部上に
    設置され、 前記大スクリーン部と対向する側に信号を受信する受信
    部が少なくとも1個配置されていることを特徴とするカ
    ラー受像管装置。
  2. 【請求項2】内面に蛍光体層を有する大スクリーン部
    と、この大スクリーン部から所定距離離れた位置に配置
    され、大スクリーン部に向って電子ビームを照射する複
    数の電子銃部と、大スクリーン部と電子銃部との間であ
    って大スクリーン部に近接し対向配置されるマスク部
    と、前記複数の電子銃部それぞれの外部に配置され、電
    子ビームを大スクリーン部の小領域に走査して小スクリ
    ーン部を形成する電子ビーム偏向部とを有し、 複数の小スクリーン部の画像を合成することにより大ス
    クリーン部に全体画像を再生するカラー受像管装置にお
    いて、 前記マスク部は前記複数の電子銃部に対応して複数の小
    有効領域に分割され、且つ隣接する小有効領域間には非
    有効領域が配置され、 前記マスク部には電子ビームの射突によって所定の信号
    を発する信号源が各マスク部の非有効領域上に設置さ
    れ、 前記大スクリーン部と対向する側に信号を受信する受信
    部が少なくとも1個配置されていることを特徴とするカ
    ラー受像管装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2記載のカラー受像
    管装置において、前記受信部の受信信号により小スクリ
    ーン部の画像の合成に際して画像の重複または間隙の発
    生をなくすように、電子ビーム偏向部の偏向信号制御ま
    たは電子銃部へ入力される映像信号を制御することを特
    徴とするカラー受像管装置。
JP61290348A 1985-12-09 1986-12-08 カラ−受像管装置 Expired - Fee Related JP2565881B2 (ja)

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JP27495985 1985-12-09
JP60-274959 1985-12-09
JP61-223753 1986-09-24

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Publication Number Publication Date
JPS63184254A JPS63184254A (ja) 1988-07-29
JP2565881B2 true JP2565881B2 (ja) 1996-12-18

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