JP2565304B2 - すきま調整器 - Google Patents

すきま調整器

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JP2565304B2
JP2565304B2 JP60194987A JP19498785A JP2565304B2 JP 2565304 B2 JP2565304 B2 JP 2565304B2 JP 60194987 A JP60194987 A JP 60194987A JP 19498785 A JP19498785 A JP 19498785A JP 2565304 B2 JP2565304 B2 JP 2565304B2
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ニルソン ボー
マテイス セフエリンソン ラルス
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サーブ ワブコ ホルデイングス ベーフアー
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は特にブレーキ装置に組み込まれ、車両のブレ
ーキ装置用のベース部に連結される間隙検出型のすきま
調整器に関する。
(従来の技術) 従来この種の間隙検出型のすきま調整器としては米国
特許第3,610,376号、仏国特許第1,461,497号等が提案さ
れており、制動時に流体圧を受けて変位するピストンに
よりすきま調整器を介して車輪の踏み面あるいは円板に
対しブレーキライニング等を押圧せしめて制動力が加え
られ得ると共に、車輪の踏み面等に対するブレーキライ
ニング等のすきまが所定量でないときにこれをすきま調
整器によつて適宜調整可能に構成されている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら従来の、米国特許第3,610,376号等のす
きま調整器にあつては特に構成が複雑で充分にコンパク
ト化を図り得ないため組立て、保守時の作業性が良好で
なく、且つ外形が大型になる半面、制動時に充分に制動
部材の移動距離を取れない問題があつた。
また一般に車両用のすきま調整器には各種の要件が要
求されることは当業者には周知である。即ちすきま調整
器には充分なすきま調整機能を持たせる必要があり、こ
のすきま調整機能はブレーキ装置のベース部内にシリン
ダ部材と共に収容されるいわゆる軸形のものであつて
も、あるいはブレーキ装置のブレーキシリンダと組み合
わせ、車輪又は円板の近傍に配設される形態のものであ
つても効果的に行われる必要がある。
更にこの種のすきま調整器にあつては、機械的効率が
高く、異なる動作状態下でも一定且つ正確なすきまが与
えられ、且つ堅牢な構成で苛酷な外的環境の下でも適確
に保護され得る上、使い勝手が良好で、且つ最小の設計
変更で外形の寸法および長さを変更容易であることが望
まれている。
しかして本発明の目的は特に好適なすきま調整機能を
果し得るに併せて簡潔に構成し得、コンパクト化を実現
でき組立て、保守時の作業性を向上し、且つ外形を小型
にし得る半面、制動時に制動部材の軸方向の移動距離を
充分に取り得るすきま調整器を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明によれば上記の目的は、戻しバネ6のバネ力が
加えられたピストン3に連係され、制動力を伝達する非
回転で軸方向に移動可能な管状のピストンロツド7と、
ピストンロツド7の内部に且つ同軸に配設され制動力を
伝達する非回転でネジ山部を有したスピンドル8と、ピ
ストンロツド7の周部に且つ同軸に配設され、所定のす
きま距離Aを設定可能な固定スリーブ20と、スピンドル
8にこのスピンドル8と共に移動可能に且つ回動可能に
装荷され、制動方向においてスピンドル8に装荷された
軸受18に当接する調整用のナツト26と、ピストンロツド
7と固定スリーブ20との間に配設され且つ制動方向に作
用する固定バネ21とを備え、調整用のナツト26は主クラ
ツチ27を介在させてピストンロツド7と連結されて制動
力を伝達可能に設けると共に制御クラツチ28を介在させ
て固定スリーブ20と連結可能に設けられ、固定スリーブ
20は固定バネ21のバネ力が加えられ、且つ所定の距離、
制動方向に移動可能に設けられてなることを特徴とする
車両のブレーキ装置に組み込まれるすきま調整器により
実現される。
(作用) 上述の構成により、所定のすきまが維持されてない場
合、特に解放動作時に制御クラツチと切離されると共
に、大きな復帰バネ力を受けてピストンロツドが急速復
帰するため僅かの時間主クラツチが切離されて調整ナツ
トがスピンド上において回転自在にされ、所定のすきま
調整を得る構成が実現され得る。またピストンロツド
7、スピンドル8、固定スリーズ20、ナツト26がスピン
ドル8を中心に、即ち同軸にして半径方向に配列される
から、各部材の組立てをスピンドル8の一端部側、即ち
一方向側からのみ組立てを可能にする。
(実施例) 第1図には本発明によるすきま検出機能を有した単動
すきま調整器を備える車両ブレーキ装置が示されてい
る。この種のブレーキ装置は制動する車輪又は円板の近
傍に取り付けられ、車輪の踏み面又は円板に制動力を加
えるように設けられている。同図に簡略に示したハウジ
ング1には車両の好適な場所に装着可能に取付部材2が
具備されている。またハウジング1内には密封体4を有
するピストン3が入口部5から導入される制動流体、特
に好ましくは圧縮空気により、ハウジング1内を軸方向
に移動可能に収容される。且つハウジング1とピストン
3との間には戻しばね6が配設されている。
ピストン3には管状のピストンロツド7が固設され、
このピストンロツド7は図示の場合ハウジング1内を前
側即ち左方(以下「制動方向」ともいう)へ延びてい
る。ピストンロツド7内には同様に管状のスピンドル8
が配設され、スピンドル8の外周面には全長の大部分に
亘り雄ネジ山部が具備され、且つ前端部にはスピンドル
8を手で回転させ得るように工具係合部9が具備されて
いる。
またスピンドル8の前端部には歯部を有したクラツチ
10が形成されており、クラツチ10の歯部はスピンドル8
内に挿入される耳部材11上に形成された歯部と噛み合う
ように設けられている。更にクラツチ10は螺旋状の圧縮
バネ12により耳部材11に対し噛合せられており、圧縮バ
ネ12は耳部材11の端部に装着されたネジ14のフランジ部
を介して耳部材11上に保持されるバネリング13とスピン
ドル8との間に配設される。ブレーキ装置が車輪等に取
り付けられた状態では耳部材11はブレーキ装置の、車輪
に離接可能なブレーキシユーを装着させるベース部材
(図示せず)の一部に対し非回転状態に装着されること
になるが、上述の如くクラツチ10を耳部材11に対し圧縮
バネ12のバネ力によつて連結することにより、スピンド
ル8並びにこれの連係部材を含めて工具係合部に治具を
適宜装着して回転させることが可能になるように構成さ
れる。すきま調整器内への湿気、ほこり等の異物の浸入
を防止するため、スピンドル8上には工具係合部9の直
近の後側(ピストン3側)に伸縮可能なベロー15が配設
され、ベロー15は一端部がハウジング1に、他端部がス
ピンドル8に装着されたキヤツプ16に固着される。キヤ
ツプ16自体は具体的にはスピンドル8の工具係合部9の
後側に隣接させて固定され、装荷されている。
またピストンロツド7に対しスリーブ17が、ピストン
ロツド7の前側(即ち耳部材11側)から一部が同軸にな
るように且つピストンロツド7の半径方向外側に位置す
るよう設けられている。前記のスリーブ17にはその半径
方向外側にバネ座金19を介在して軸方向での軸受機能を
果たす玉軸受18が配設される。ピストンロツド7とスリ
ーブ17との間に位置するように手でピストンロツド7に
対し装着され得る固定スリーブ20が、軸方向にピストン
ロツド7と共に移動可能になるようその半径方向外側に
配設されている。且つこの固定スリーブ20はピストンロ
ツド7の端部に支承され、固定スリーブ20のフランジ部
20′に作用する、圧縮バネでなる固定バネ21によつて前
側へ押圧されている。このとき固定スリーブ20の前側へ
の変位はハウジング1内において螺合された距離調整用
のスリーブ22により制限される。即ち固定スリーブ20の
フランジ部20′とスリーブ22との間に調整距離Aが置か
れ得、且つこの調整距離Aはスリーブ22をハウジング1
に対し回動することにより容易に調整可能に設けられて
いる。
更にハウジング1の半径方向内側にはピストンロツド
7の半径方向外面に設けられた案内棟部24とスプライン
結合される案内リング23が具備されており、この両者の
スプライン結合によりピストンロツド7はハウジング1
内において軸方向のみに移動可能にされる。且つスピン
ドル8に装荷したスリーブ17の前側に固定リング25を配
設せしめ、且つスピンドル8の後端部、即ち図の右端部
を非ネジ山部とし、スピンドル8の前端部即ち図の左端
部側においてのみナツト26を外すように設けることによ
つて、スピンドル8からナツト26を不用意に外すことを
防ぐように構成することができる。
ナツト26は半径方向内側にネジ山部を有し、玉軸受18
に当接され、スピンドル8に対し独立した動作状態に置
かれる。且つナツト26にはピストンロツド7および固定
スリーブ20の各前端部の環状歯部と噛合い動作可能な円
周方向に配列された2つの環状歯部が具備され、夫々主
クラツチ27および制御クラツチ28を構成する。
一方ピストン3とスピンドル8との間には螺旋状の圧
縮バネ29が配設される。圧縮バネ29は2つの取付スリー
ブ30、31の各端部フランジ部間に配設され、2つの取付
スリーブ30、31は夫々に具備させた、ピンと溝とを互い
に結合することにより軸方向にのみ相対的に移動可能に
なるように構成される。この場合半径方向内方の取付ス
リーブ30の前端部は半径方向外側の取付スリーブ31を差
込み連結可能になすことにより、圧縮バネ29と2つの取
付スリーブ30、31とでなるユニツトの組立を極めて容易
にし得る。
また半径方向内側の取付スリーブ30の端部フランジ部
に突部が設けられ、ピストン3に設けられた、前記の突
部に対応する凹部に係合されて両者が連結され得る。一
方他の取付スリーブ31の他端部は六角形のネジ14の一部
を越えて延出し得るよう、ソケツト状に成形される。
上述の本発明の構成においてはブレーキ装置の取付前
にブレーキ装置の長さを調整可能である。即ち耳部材11
を回動すれば、主としてスピンドル8、取付スリーブ3
0、31並びに固定リング32を介しスピンドル8にバネ力
を与えるバネ29を含む組立体全体を回動することがで
き、この回動に伴いナツト26に対するスピンドル8の相
対位置を調整可能である。
次いで本発明の動作を、すきま調整構成を含めて説明
する。いますきまが正常である場合、即ちブレーキ装置
により制動力を与える車輪又は円板と制輪子又はパツド
との間の間隙が適切な距離Aである場合、入口部5から
圧縮流体を導入してブレーキ装置を動作させると、第1
図に示す位置からピストン3およびピストンロツド7が
前方(図の左側)へ移動される。これに伴い固定スリー
ブ20、制御クラツチ28が固定バネ21に押圧されていて噛
合い状態にあるナツト26、スピンドル8および耳部材11
が固定バネ21およびスピンドル8を常時押圧する圧縮バ
ネ29のバネ力により前側へ変位される。ここで固定スリ
ーブ20のフランジ部20′が距離A分変位すると、制御ス
リーブ22と当接し、固定スリーブ20の変位が止まる。こ
のときブレーキ装置の、ピストン3およびピストンロツ
ド7を主とする可動制動部も制動動作の実行と共に前方
への移動が止まる。これに対して入口部から圧縮流体を
導出してブレーキ装置を解放すると、上述と逆動作が行
われて、第1図に示す位置に各構成部材が復帰する。
一方いま、すきまが過大である場合、即ちブレーキ装
置により制動力を与える車輪又は円板と制輪子又はパツ
ドとの間の間隙が適切な距離Aより大きい場合に、入口
部5から圧縮流体が導入され、ブレーキ装置が作動され
ると、ピストン3およびピストンロツド7が前方(図の
左側)へ移動され、これに伴い固定スリーブ20、制御ク
ラツチ28が固定バネ21に押圧されて噛合い状態にあるナ
ツト26、スピンドル8および耳部材11が固定バネ21およ
びスピンドル8を常時押圧する圧縮バネ29のバネ力によ
り前側へ変位される。このとき固定スリーブ20が距離A
分変位すると、フランジ部20′が制御スリーブ22と当接
し、固定スリーブ20の変位が止まる。ここで制御クラツ
チ28が切離されるが、主クラツチ27はピストンロツド7
が前側への押圧力を受けているため噛合い状態に維持さ
れる。この制動力の付与時には圧縮バネ29のバネ力もス
ピンドル8に加わつていて、スピンドル8および耳部材
11が前側へ変位され、制動力の付与が制輪子又はパツド
がブレーキ車輪又は円板と当接するまで続けられる。
次いで入口部5から圧縮流体が導出され、ブレーキ装
置が解放動作されると、ピストン3に加わる流体圧が低
下し、主として戻しバネ6のバネ力がピストン3に加わ
り、解放動作が開始される。いま解放動作の初期には、
制御クラツチ28は切離されているが、ナツト26は主クラ
ツチ27と噛合つている。ここで戻しバネ6、圧縮バネ29
による相対的に大きなバネ力を受けつゝピストンロツド
7およびスピンドル8が一体に後側へ急速に移動される
と、主クラツチ27が切離し状態にされ、ナツト26が相対
的にバネ力の小さいバネ座金19のバネ力を受けて回転さ
れ、スピンドル8上を後側へ変位する。このナツト26の
回転・変位は主クラツチ27および制御クラツチ28が噛合
い状態になり、更に制動力の解放まで継続され、主、制
御クラツチ27、28が噛合うと、すきまが正常である場合
と同様にブレーキ装置の各構成部材が第1図に示す位置
に復帰する。この構成により仮に車輪又は円板の制輪子
又はパツドとの間のすきまが過大であつても、ブレーキ
装置の作動に伴い自動的に常時適正な距離Aのすきまが
維持されることになる。
上述した第1図に示すブレーキ装置のすきま調整器は
一制動動作で過度のすきまを除去する単動形であり、ま
た間隙検出形でもあるといえよう。この場合すきまが正
常であれば所定の距離Aが保たれているからナツト26は
回転されない。
且つまた例えば摩耗した制輪子又はパツドの交換後、
工具係合部9を介しスピンドル8を、クラツチ10に加わ
る圧縮バネ12のバネ力に抗して手動でいずれかの一方向
に回すことにより固定スリーブを変位させ、正常のすき
まを設定できる。またこのようなすきま調整を行う場合
ブレーキ装置総体が制輪子又はパツドの摩耗分、長くな
ることとなる。
加えて過大なすきまの調整を行うと共に、過小のすき
まの調整をも可能にするいわゆる複動すきま調整器を用
いることが好ましい場合もある。この場合、第1図に示
す単動すきま調整器の構成を僅かに変更し、第2図に示
す構成になして複動すきま調整器を実現できる。第2図
において第1図の実施例の構成部材を変更した部材には
同一番号にサフイツクスAを付して示してある。この場
合ピストンロツド7A、スリーブ17A、スピンドル8A、工
具係合部9A、クラツチ10A、耳部材11A、玉軸受18A、バ
ネ座金19A、固定スリーブ20A、固定リング25A、ナツト2
6Aおよびクラツチ27Aが第1図の相応する構成部材に比
べ僅かに変更されているが、本実施例においては第1図
の実施例に比べ別途にクラツチリング33Aが玉軸受18Aに
対して配設されている点に特徴がある。このクラツチリ
ング33Aは2組の歯部を有し、各々固定スリーブ20Aおよ
びナツト26Aと共に制御クラツチ28Aおよびナツトクラツ
チ34Aを構成している。
しかして制動時にすきまが過小の場合、主クラツチ27
Aも切離され、且つフランジ部20′がスリーブ22(第1
図併照)と当接するまでナツト26Aがナツトクラツチ34A
と切離されて、前方フランジ上で回転して移動せしめら
れ、延いてはすきまが拡大され得る。
尚本発明においては各種設計変更が可能である。特
に、本発明を図示のすきま調整器に沿つて押圧構成のも
のを例示したが、軸方向に延びるロツドを具備した引張
り構成らを適用し得ることは当業者には容易に理解され
よう。
(発明の効果) 上述のように構成された本発明のすきま調整器によれ
ば構成が簡潔にされ、構成部材を一方向側からのみ組立
ても可能にし、且つコンパクトにされるから、組立て
時、保守時の作業性が充分向上される上、全長を比較的
短くできる反面、相対的に長い動作距離を持たせ得、延
いては所望のすきま調整を実現できる。また制動力ある
いは制動距離を変える場合も構成の変更を最小限にして
実現し得、且つ例えば機械的な駐車ブレーキ装置に適用
するような場合スピンドル8の工具係合部9を介して制
動力が加わるように構成すればよく、汎用性が高い等
々、有用な効果を達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるすきま調整器を備えるブレーキ装
置の一実施例の側断面図、第2図は本発明の他の実施例
のすきま調整器の部分断面図である。 1……ハウジング、2……取付部材、3……ピストン、
4……密封体、5……入口部、6……戻しバネ、7、7A
……ピストンロツド、8、8A……スピンドル、9、9A…
…工具係合部、10、10A……クラツチ、11、11A……耳部
材、12……圧縮バネ、13……バネリング、14……ネジ、
15……ベロー、16……キヤツプ、17、17A……スリー
ブ、18、18A……軸受、19、19A……バネ座金、20、20A
……固定スリーブ、20′……フランジ部、21……固定バ
ネ、22……スリーブ、23……案内リング、24……案内棟
部、25、25A……固定リング、26、26A……ナツト、27、
27A……主クラツチ、28……制御クラツチ、29……圧縮
バネ、30、31……取付スリーブ、32……固定リング、33
A……クラツチリング、34A……ナツトクラツチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラルス マテイス セフエリンソン スウエーデン国 エス‐310 21 ヒシ ユルト(番地なし) (56)参考文献 特開 昭55−500045(JP,A) 特開 昭52−13215(JP,A) 特開 昭53−100519(JP,A) 特公 昭37−15960(JP,B1) 米国特許3878924(US,A)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】戻しバネ6のバネ力が加えられたピストン
    3に連係され、制動力を伝達する非回転で軸方向に移動
    可能な管状のピストンロツド7と、ピストンロツド7の
    内部に且つ同軸に配設され制動力を伝達する非回転でネ
    ジ山部を有したスピンドル8と、ピストンロツド7の周
    部に且つ同軸に配設され、所定のすきま距離Aを設定可
    能な固定スリーブ20と、スピンドル8にこのスピンドル
    8と共に移動可能に且つ回動可能に装荷され、制動方向
    においてスピンドル8に装荷された軸受18に当接する調
    整用のナツト26と、ピストンロツド7と固定スリーブ20
    との間に配設され且つ制動方向に作用する固定バネ21
    と、固定バネ21のバネ力とは逆向きのバネ力を調整用の
    ナツト26に対し与えるバネ座金19とを備え、調整用のナ
    ツト26は主クラツチ27を介在させてピストンロツド7と
    連結されて制動力を伝達可能に設けると共に制御クラツ
    チ28を介在させて固定スリーブ20と連結可能に設けら
    れ、固定スリーブ20は固定バネ21のバネ力が加えられ、
    且つ所定の距離、制動方向に移動可能に設けられてなる
    ことを特徴とする車両のブレーキ装置に組み込まれるす
    きま調整器。
  2. 【請求項2】バネ座金19が軸受18と制動方向に延びるス
    ピンドル8上に装荷されたスリーブ17との間に配設され
    てなる特許請求の範囲第1項のすきま調整器。
  3. 【請求項3】固定スリーブ20のフランジ部20′とハウジ
    ング1の筒状部に配設された距離調整用のスリーブ22と
    が所定の距離を置いて配設されてなる特許請求の範囲第
    1項のすきま調整器。
  4. 【請求項4】固定バネ21が固定スリーブ20のフランジ部
    20′とピストンロツド7との間に配設されてなる特許請
    求の範囲第3項のすきま調整器。
  5. 【請求項5】制御クラツチ28が調整用のナツト26に直接
    具備されてなる特許請求の範囲第1項のすきま調整器。
  6. 【請求項6】軸受18Aと調整用のナツト26Aと固定スリー
    ブ20Aとの間にクラツチリング33Aが具備され、制御クラ
    ツチ28Aが固定スリーブ20Aとクラツチリング33Aとの間
    に構成され、且つクラツチリング33Aと調整用のナツト2
    6Aとの間にナツトクラツチ34Aが配置され、制御クラツ
    チ28Aとナツトクラツチ34Aとが主クラツチと別個に並設
    されてなる特許請求の範囲第1項のすきま調整器。
JP60194987A 1984-08-28 1985-09-05 すきま調整器 Expired - Lifetime JP2565304B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
SE8404272A SE448442B (sv) 1984-08-28 1984-08-28 Spelrumsefterstellningsapparat for ett relsfordon
SE8404272-0 1984-09-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6170231A JPS6170231A (ja) 1986-04-11
JP2565304B2 true JP2565304B2 (ja) 1996-12-18

Family

ID=20356826

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60194987A Expired - Lifetime JP2565304B2 (ja) 1984-08-28 1985-09-05 すきま調整器

Country Status (13)

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