JP2564680B2 - 移動無線基地局システム - Google Patents

移動無線基地局システム

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JP2564680B2
JP2564680B2 JP2069122A JP6912290A JP2564680B2 JP 2564680 B2 JP2564680 B2 JP 2564680B2 JP 2069122 A JP2069122 A JP 2069122A JP 6912290 A JP6912290 A JP 6912290A JP 2564680 B2 JP2564680 B2 JP 2564680B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 例えば、高速道路の運行を管理するセンターと運行状
態をチェックする移動局とが通信する際に使用する移動
無線基地局システムにおいて、 移動局が位置を移動しても、運行管理センターと移動
局とが常にS/Nの良好な状態で通信できる様にすること
を目的とし、 センターと複数の無線基地局とは送話回線11及び受信
回線12を介して縦続接続され、センターと移動局とが無
線基地局を介して通信を行う移動無線基地局システムに
おいて、 各無線基地局では受信機21は移動局からの電波を受信
した場合受信出力のほか少なくとも着信電界情報とを出
力し、 無線基地局内の制御論理回路32に自局の着信電界情報
と受話回線を介する下位無線基地局からの着信電界情報
とが少なくとも入力され、 自局の着信電界情報がH、下位無線基地局からの着信
電界情報がLまたはHのいづれの場合も、制御論理回路
は切替制御信号を発生し、切替制御信号で制御され自局
内では下位無線基地局からの受話回線の接続は断となる
と共に、自局の受信機21からの受信出力及び自局からの
着信電界情報Hは上位無線基地局への受話回線に送出さ
れ、 自局の着信電界情報がL及び下位無線基地局からの着
信電界情報がHの場合、制御論理回路は切替制御信号を
発生せず、これによって自局内では受話回線を介する下
位無線基地局からの受信出力及び自局での着信電界情報
Hは上位無線基地局への受話回線に送出され、 自局及び下位無線基地局からの着信電界情報が共にL
の場合、制御論理回路は切替制御信号を発生し、これに
よって自局内では下位無線基地局からの受話回線は断と
なると共に自局の受信出力及び着信電界情報Lは上位無
線基地局への受話回線に送出され、 自局が移動局からの電波を受信せず、下位無線基地局
からの着信電界情報がLまたはHの場合、制御論理回路
は切替制御信号を発生せず、これによって自局内では下
位無線基地局からの受信出力と着信電界情報LまたはH
とが上位無線基地局への受話回線に送出されるようにす
る。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えば、高速道路の運行を管理するセンタ
ーと運行状態をチェックする移動局とが通信する際に使
用する移動無線基地局方式に関するものである。
例えば、高速道路の運行状態をチェックしている移動
局からの情報は、この道路に沿って線状に設けられた複
数の移動無線基地局を介して運行を管理するセンターに
伝送されるが、この時、移動局が位置を移動しても、セ
ンターと移動局とが常にS/Nの良好な状態で通信できる
様にすることが必要である。
〔従来の技術〕
第10図は従来例のブロック図を示す。
図に示す様にセンターの通話操作器1は送話回線11お
よび受話回線12を介して無線基地局a,b・・nと接続さ
れていて、センターは各無線基地局を介して移動局13と
通信ができる様になっている。以下、移動局13からの送
信信号を無線基地局bが受信したとして、図の動作を説
明する。
先ず、無線基地局bの受信機21b内のスケルチ回路
(図示せず)の動作によって回線切替リレーRL1bが駆動
されるので、このリレーの接点r1bが点線の状態になっ
て受信機21bが受話回線12と接続する。そこで、受信機2
1bで取り出された移動局13からの情報(受信出力)は受
話回線を介してセンター内の通話操作器に送られる。
この時、無線基地局bよりも下位にある無線基地局の
受話回線は接点r1bでセンターから切り離されるので、
これらの無線基地局が移動局の送信信号を受信しても、
受信出力はセンターには送られない。即ち、移動局から
の情報を受信した無線基地局のうち、センターに最も近
い局が選択され、この局の受信出力がセンターに送出さ
れることになる。
一方、センターではどの無線基地局の情報を取り込ん
だかは表示部(図示せず)に表示される様になってい
る。そこで、センタから移動局に情報を送出する時には
表示に従って手動で無線基地局bに対応するアドレスと
情報とを送話回線11を介して送出する。
各無線基地局の分配器23a,23b・・には自局アドレス
を検出できる機能を持っているので、センタからの情報
は分配器23b,送信機22bを介して移動局に送出される。
尚、上記の説明は無線基地局bを介してセンターと移
動局とが情報を伝送する場合について説明したが、他の
無線基地局の場合も同じである。
〔発明が解決しようとする課題〕
ここで、移動局から送出した送信信号を複数の無線基
地局が受信した場合、上記の様にセンターに最も近い無
線基地局(最上位の無線基地局)から取り出された情報
がセンターに送られる。しかし、移動局13の着信電界レ
ベルは最上位の無線基地局よりも下位の無線基地局の方
が着信電界レベルが高く、S/Nが良好な場合がある。
即ち、センターと移動局とが常にS/Nの良好な状態で
通信できるとは限らないと云う問題がある。
本発明は移動局が位置を移動しても、センターと移動
局とが常にS/Nの良好な状態に通信できる様にすること
を目的とする。
〔課題を解決する為の手段〕
上記目的は本発明の移動無線基地局システムでは、第
1図,第2図の原理図に示す如くセンターと複数の無線
基地局とは送話回線11及び受話回線12を介して縦続接続
され、センターと移動局とが無線基地局を介して通信を
行う移動無線基地局システムにおいて、 各無線基地局では受信機21は移動局からの電波を受信
した場合受信出力のほか少なくとも着信電界情報とを出
力し、 無線基地局内の制御論理回路32に自局の着信電界情報
と受話回線を介する下位無線基地局からの着信電界情報
とが少なくとも入力され、 自局の着信電界情報がH、下位無線基地局からの着信
電界情報がLまたはHのいづれの場合も、制御論理回路
は切替制御信号を発生し、切替制御信号で制御され自局
内では下位無線基地局からの受話回線の接続は断となる
と共に、自局の受信機21からの受信出力及び自局からの
着信電界情報Hは上位無線基地局への受話回線に送出さ
れ、 自局の着信電界情報がL及び下位無線基地局からの着
信電界情報がHの場合、制御論理回路は切替制御信号を
発生せず、これによって自局内では受話回線を介する下
位無線基地局からの受信出力及び自局での着信電界情報
Hは上位無線基地局への受話回線に送出され、 自局及び下位無線基地局からの着信電界情報が共にL
の場合、制御論理回路は切替制御信号を発生し、これに
よって自局内では下位無線基地局からの受話回線は断と
なると共に自局の受信出力及び着信電界情報Lは上位無
線基地局への受話回線に送出され、 自局が移動局からの電波を受信せず、下位無線基地局
からの着信電界情報がLまたはHの場合、制御論理回路
は切替制御信号を発生せず、これによって自局内では下
位無線基地局からの受信出力と着信電界情報LまたはH
とが上位無線基地局への受話回線に送出されることを特
徴とする移動無線基地局システムによって達成され、さ
らに各無線基地局に単信制御手段を備える場合、単信制
御手段には制御論理回路32からの切替制御信号と、下位
無線基地局からの着信電界情報と、センターからのプレ
ストーク信号が入力されるようになっており、 またセンターからの単信方式による送信動作において
無線基地局での単信制御手段は、切替制御信号と下位無
線基地局からの着信電界情報Lとが入力した場合切替制
御信号を所定時間保持し、その間自局の送信機を送信可
能状態にすると共に下位無線基地局への送話回線を断と
なし、 上記所定時間内にセンターからのプレストーク信号が
入力した場合切替制御信号をプレトーク信号間保持する
と共にセンターからの送話信号を自局の送信機に送出
し、 制御論理回路32からの切替制御信号が入力後断となる
と共に下位無線基地局からの着信電界情報がHとなると
直ちに下位無線基地局への送話回線を接続すると共に自
局の送信機の送信可能状態を断とするようにし、 また各無線基地局に復信制御手段を備える場合、制御
論理回路からの切替制御信号により下位無線基地局への
送話回線を断となし、送信機を起動状態となし、センタ
ーからの送話信号を送信機から移動局に送信するように
する。
〔作用〕
本発明は自局の制御論理回路において自局の受信機か
ら取り出した着信電界レベルに対応する着信電界情報
(2値情報)と受話回線を介して入力した下位無線基地
局からの着信電界情報とを比較する。
比較結果が自局の着信電界情報が下位無線基地局の着
信電界情報よりも良好または同一の状態にあれば、自局
の着信電界情報と受信出力とを受話回線を介して上位無
線基地局に送出する。しかし、下位無線基地局の着信電
界情報の方が良好の時は下位無線基地局からの受信出力
と自局内で付加した着信電界情報Hとを受話回線を介し
て上位無線基地局に送出する。
また自局及び下位無線基地局からの着信電界情報が共
にLの場合、自局の受信出力と着信電界情報Lが上位無
線基地局に送出され、さらに自局が移動局からの電波を
受信しない場合で、下位無線基地局からの受信出力があ
る場合、この受信出力を下位無線基地局からの着信電界
情報L又はHと共に上位無線基地局に受話回線を介して
送出する。
即ちこの様な自局と、下位無線基地局からの着信電界
情報との比較を順次繰り返すことによさり、センターは
移動局からの情報を常にS/Nが最良の状態で受信するこ
とが可能である。
一方単信方式でセンターから移動局に送信する場合、
受信状態から送信状態に移行する待機の間に制御論理回
路からの切替制御信号(自局の着信電界情報が下位無線
基地局からの着信電界情報より良好であるか、または同
じである状態)が消滅する可能性がある。
そこで単信制御手段を用い、この切替制御信号を所定
時間だけ保持させて送信機を送信可能状態にすると共
に、下位無線基地局への送話回線を断とする。
ここで所定時間内にセンターからのプレストーク信号
が入力すれば、この信号が入力している間、さらに切替
制御信号を保持し、この間送信可能状態となし、送信信
号を受信S/N最良の無線基地局からの移動局に送出す
る。
なお復信方式の場合は待機がないので、切替制御信号
を保持するようなことはなく、制御論理回路からの切替
制御信号で復信制御手段を駆動して送信機を送信可能状
態にすると共に、送話回線を上記の様に断にする。
これにより、移動局が位置を移動しても、運行管理セ
ンターと移動局とが常にS/Nの良好な状態で通信でき
る。
〔実施例〕
第3図は本発明の実施例のブロック図(単信通信方
式)、第4図は第3図中の信号送信器/信号受信器ブロ
ック図の一例、第5図は第3図中の制御論理回路ブロッ
ク図の一例、第6図は第5図の動作説明図、第7図は第
3図中の遅復器ブロック図の一例、第8図は第7図の動
作説明図、第9図は本発明の別の実施例のブロック図
(復信通信)を示す。
尚、第5図中のリレーRL1,RL2は第3図の無線基地局
bの場合にはRL1b,RL2bに対応し、無線基地局nの場合
にはRL1n,RL2nに対応する。
また、第3図中の信号受信器31b,制御論理回路32b,信
号送信器33b,リレーRL1b,RL2bは第1図の制御論理手段
3の構成部分、分配器41b,遅復器42b,信号受信器43b,リ
レーRL3b,RL4bは第1図の単信制御手段4の構成部分を
示す。
更に、第9図中の分配器51b,信号受信器52b,接点
r1b2,r1b3は第2図の復信制御手段5の構成部分を示
す。
先ず、第3図に示す様に、センター1と各無線基地局
a,b・・nとは共通の送話回線11および受話回線12で接
続され、各無線基地局の構成は最上位および最下位の無
線基地局を除き全て同一構成になっている。尚、無線基
地局aは信号送信器が、無線基地局nは信号受信器の部
分が欠けている。以下、第3図〜第8図を参照して無線
基地局の受信動作から説明する。
(1) 受信動作 今、移動局13からの電波を無線基地局bと無線基地局
nで同時に受信したとする。
無線基地局b(以下,自基地局と省略する)の受信機
21bは着信電界レベル,スケルチ動作情報,受信出力を
対応する信号線3b,2b,1bを介して送出するが、このうち
着信電界レベルとスケルチ動作情報を制御論理回路32b
に加える。尚、スケルチ動作情報は受信機内のスケルチ
回路(図示せず)が動作すればH,動作しなければLにな
っている。
また、この制御論理回路32bには後述する様に信号受
信器31bを介して下位無線基地局(以下、下位基地局と
省略する)からの着信電界情報(着信電界レベルがしき
い値よりも高いか,低いかを示す情報)も受話回線12を
介して入力している。
さて、第5図に示す制御論理回路の中の比較器321は
自基地局bの着信電界レベルが定められたしきい値より
も高いか低いかを比較し、高い時はH、低い時はLの着
信電界情報を出力する。尚、上記のしきい値はスケルチ
動作点よりも高いレベルに設定する。
今、第6図第3項,第4項に示す様に自基地局のスケ
ルチ動作情報および着信電界情報が共にHで、下位基地
局の着信電界情報がHまたはLの時は、第5図中のAND
ゲート323からのHがORゲート327,328を介してリレーRL
1,RL2を駆動する。
これにより、リレーRL1で受話回線が自基地局の受信
機に切り替えられるので、自基地局の受信出力が送出さ
れると共に、リレーRL2で起動信号(例えば、アース)
が信号送信器33bに加えられる。
そこで、第4図の信号送信器内の信号発信器311から
の、例えば3KHzの信号が受信機からの受信出力と共に受
話回線を介して上位基地局aの信号受信器に送出され
る。尚、3KHzを送出する時は着信電界レベルがしきい値
以上、送出しない時はしきい値以下を示す着信電界情報
である。
尚、上記の下位基地局からのHの着信電界情報は第4
図の左側に示す様に、受話回線を介して自基地局の信号
受信器内の帯域通過フイルタ331,検出器332を介して制
御論理回路に送られる。
しかし、第6図第2項に示す様に自基地局のスケルチ
動作情報がH,着信電界情報がLであるが、下位基地局の
着信電界情報がHの時は第5図中のANDゲート323,326が
オフの為、リレーRL1は駆動されず、受話回線は下位基
地局に接続されたままになっている。
一方、下位基地局からのHの着信電界情報がORゲート
328を介してリレーRL2を駆動するので、自基地局の信号
送信器36bに起動信号が与えられ、下位基地局の音声信
号とHの着信電界情報が上位基地局aに送出される。
更に、第6図第1項に示す様に、自基地局および下位
基地局の着信電界情報が共にLの時はANDゲート326の出
力がHとなるので、このHでリレーRL1を駆動して受話
回線を自基地局の受信器21bに接続する。これにより、
受信機21bの受信出力が第4図の低域通過フイルタ311を
介して上位基地局に送出される。
しかし、第5図中のリレーRL2は駆動されないので第
3図の信号送信器33bに起動信号が加えられず、Lの着
信電界情報が送られる。
尚、第6図第5項,第6項に示す様に、自基地局で移
動局からの電波を受信していない時(スケルチ動作情報
がL)は第5図中のANDゲート323,324の出力はいずれも
Lとなり、リレーRL1,リレーRL2は動作せず、下位基地
局の受信出力および着信電界情報を上位基地局に中継す
る。
(2) 送信動作(単信方式) 次に、第3図に示す様に、無線基地局bの遅復器42b
には制御論理回路32bからの出力である切替制御信号(S
/N判定情報)と信号受信器31bからの下位基地局の着信
電界情報とが加えられる。
遅復器42bは第7図に示す様に、単安定マルチバイブ
レータ422,424とフリップ・フロップ427,ORゲート423,4
25,入力一部反転付きANDゲート421,426で構成されてい
る。尚、単安定マルチバイブレータ(以下,MMと省略す
る)422は遅延時間用、MM424はリセットパルス発生用で
ある。
今、着信電界情報として自基地局がH,下位基地局がL
でセンターからプレストーク信号が入力しない場合につ
いて動作説明する(第8図(a)参照)。
第8図(a)−,に示す様に、制御論理回路32b
からH、信号受信器31bからLが遅復器42bに入力する
と、入力一部反転付きANDゲート421はオフの状態に、入
力一部反転付きANDゲート426はオンの状態になる。そこ
で、制御論理回路32bからのHによりフリップ・フロッ
プ(以下,FFと省略する)427のQ端子がHになる(第8
図(a)−参照)。
その後、制御論理回路32bの出力の立下りでMM422は立
上ってHを出力するが、時間Tだけ経過をしてもプレス
トーク信号が入力しないので立下ってLに戻るが、この
立下りでMM424からリセットパルスがFF427に送出され
る。これにより、FFがリセットされる(第8図(a)−
〜参照)。
即ち、FF427がHの間、S/Nが下位基地局よりも良好と
云うS/N判定情報が保持されて第3図の無線基地局bの
中のリレーRL3が駆動される。
そこで、このリレーの接点r3b1,r3b2が点線の状態に
なるので送信機22bが送信可能状態になると共に、下位
基地局へのプレストーク信号および送話信号が伝送され
ない様に送話回線11を断にする。
次に、第8図(b)に示す様に、着信電界情報が自基
地局H,下位基地局Lで、センターからプレストーク信号
が入力する場合を説明する。
第8図(b)の左側に示す様に、制御論理回路の出力
の立上り点でFF427のQ端子がHになり、制御論理回路
の出力の立下り点でMM422からHが出力される。これに
より、リレーRL3bが駆動されて接点r3b1,r3b2が点線の
様になる(第8図(b)−,,,参照)。
一方、第3図のセンター1は通話スイッチSW2をオン
にして発信器14の出力を送出し、マイクからの送話信号
と増幅器13で混合し、送話回線11を介して送出する。無
線基地局bでは分配器41bを介して信号受信器43bで受信
して発信器14の出力を検波した後、これをプレストーク
信号として遅復器42bと接点r3b2を介して送信部22bに加
えるのでこれが起動状態となる。
ここで、遅復器42bではMM422の出力がHの間に第8図
(b)−に示す様にセンターからのプレストーク信号
が入力するので、MM424に加えられる立下り点が遅れ、
第8図(b)−に示す様にプレストーク信号が断にな
るまでリレーRL3bの動作を保持する。
この為、送話信号が信号受信器43b,送信機22bを介し
て、即ち受信S/Nの良好な無線基地局bを介して移動局1
3に送出される。
尚、センター1で通話スイッチSW2をオン、スイッチS
W1を点線状態にすると発信器15が動作して一斉送信信号
が送話回線を介して無線基地局に送られる。例えば、無
線基地局では信号受信器43bでこの信号を受信してリレ
ーRL4bを駆動して接点r4b2,r4b1を点線の状態にするの
で、送話回線が下位基地局の方に延長されると共に、送
信機が起動されるのので、一斉送信が可能となる。
更に、第8図(c)に示す様に自基地局で受信中に制
御論理回路の出力がHからLになると共に、下位基地局
からHが入力すると、FF422の出力は直ちにLになって
遅復器42bの保持動作を解除し、自基地局のS/N優位から
下位基地局S/N優位の状態に切り替える(第8図(c)
−〜参照)。
(3) 送信動作(復信方式) 復信方式の場合には自基地局がS/N優位ならセンター
は直ちに送信できるので遅復器は不要となるが、下位基
地局への送話線の切断および送信機を送信可能状態にす
る為の接点r1b2,r1b3を第9図に示す様にリレーRL1b
オン/オフする。
即ち、上記の様に制御論理回路32bがHを出力する
と、このHによりリレーRL1bが駆動されて接点r1b1,r
1b2,r1b3が点線の様な状態になる。これにより、受信機
からの受信出力が受話回線に送出されると共に、センタ
ーからの送話信号は信号受信器を介して送信機から移動
局に送信される。また、送話回線は接点r1b2で下位基地
局への接続が断になる。
即ち、移動局の位置の変化に対応して基地局が自動的
に最良の局に選択される為、運行管理センターと移動局
とが常に、S/Nの良好な状態で通信することが可能とな
る。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明した様に本発明によれば、センターと
移動局とが常に、S/Nの良好な状態で通信することが可
能となると云う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理ブロック図(単信方式)、 第2図は本発明の原理ブロック図(復信方式)、 第3図は本発明の実施例のブロック図 第4図は第3図中の信号送信器/信号受信器ブロック図
の一例、 第5図は第3図中の制御論理回路のブロック図の一例、 第6図は第5図の動作説明図、 第7図は第3図中の遅復器のブロック図の一例、 第8図は第7図の動作説明図、 第9図は本発明の別の実施例のブロック図、 第10図は従来例のブロック図を示す。 図において、 3は制御論理手段、 4は単信制御手段、 5は復信制御手段、 11は送話回線、 12は受話回線、 21は受信機、 22は送信機、 RL1は回線切替部分を示す。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】センターと複数の無線基地局とは送話回線
    11及び受話回線12を介して縦続接続され、センターと移
    動局とが無線基地局を介して通信を行う移動無線基地局
    システムにおいて、 各無線基地局では受信機21は移動局からの電波を受信し
    た場合受信出力のほか少なくとも着信電界情報とを出力
    し、 無線基地局内の制御論理回路32に自局の着信電界情報と
    受話回線を介する下位無線基地局からの着信電界情報と
    が少なくとも入力され、 自局の着信電界情報がH、下位無線基地局からの着信電
    界情報がLまたはHのいづれの場合も、制御論理回路は
    切替制御信号を発生し、切替制御信号で制御され自局内
    では下位無線基地局からの受話回線の接続は断となると
    共に、自局の受信機21からの受信出力及び自局からの着
    信電界情報Hは上位無線基地局への受話回線に送出さ
    れ、 自局の着信電界情報がL及び下位無線基地局からの着信
    電界情報がHの場合、制御論理回路は切替制御信号を発
    生せず、これによって自局内では受話回線を介する下位
    無線基地局からの受信出力及び自局での着信電界情報H
    は上位無線基地局への受話回線に送出され、 自局及び下位無線基地局からの着信電界情報が共にLの
    場合、制御論理回路は切替制御信号を発生し、これによ
    って自局内では下位無線基地局からの受話回線は断とな
    ると共に自局の受信出力及び着信電界情報Lは上位無線
    基地局への受話回線に送出され、 自局が移動局からの電波を受信せず、下位無線基地局か
    らの着信電界情報がLまたはHの場合、制御論理回路は
    切替制御信号を発生せず、これによって自局内では下位
    無線基地局からの受信出力と着信電界情報LまたはHと
    が上位無線基地局への受話回線に送出されることを特徴
    とする移動無線基地局システム。
  2. 【請求項2】各無線基地局に単信制御手段を備える場
    合、単信制御手段には制御論理回路32からの切替制御信
    号と、下位無線基地局からの着信電界情報と、センター
    からのプレストーク信号が入力されるようになってお
    り、 単信制御手段は、切替制御信号と下位無線基地局からの
    着信電界情報Lとが入力した場合切替制御信号を所定時
    間保持し、その間自局の送信機を送信可能状態にすると
    共に下位無線基地局への送話回線を断となし、 上記所定時間内にセンターからのプレストーク信号が入
    力した場合切替制御信号をプレストーク信号間保持する
    と共にセンターからの送話信号を自局の送信機に送出
    し、 制御論理回路32からの切替制御信号が入力後断となると
    共に下位無線基地局からの着信電界情報がHとなると直
    ちに下位無線基地局への送話回線を接続すると共に自局
    の送信機の送信可能状態を断とすることを特徴とする請
    求項1記載の移動無線基地局システム。
  3. 【請求項3】各無線基地局に復信制御手段を備える場
    合、制御論理回路からの切替制御信号により下位無線基
    地局への送話回線を断となし、送信機を起動状態とな
    し、センターからの送話信号を送信機から移動局に送信
    することを特徴とする請求項1記載の移動無線基地局シ
    ステム。
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