JP2564673Y2 - オープンルーフ車のシール部排水構造 - Google Patents

オープンルーフ車のシール部排水構造

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JP2564673Y2
JP2564673Y2 JP1991095663U JP9566391U JP2564673Y2 JP 2564673 Y2 JP2564673 Y2 JP 2564673Y2 JP 1991095663 U JP1991095663 U JP 1991095663U JP 9566391 U JP9566391 U JP 9566391U JP 2564673 Y2 JP2564673 Y2 JP 2564673Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、幌や脱着式のルーフ等
の開閉可能な屋根部材を備えたオープンルーフ車のシー
ル部における排水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オープンルーフ車のシール部の構
造としては図7,8に示したものが提案されている(実
開平2−23219号公報参照)。すなわち、図7に示
したように、オープンルーフ車1の車体2には、車室3
の上部を覆う閉状態Cと、車室3の上部を解放する開状
態Oとに開閉可能な幌5が支持されており、該幌5は前
記開状態Oにて車室3の後部に設けられた格納部4に収
容されるようになっている。前記車室3の両側には、サ
イドドア14の上部に設けられた窓部16の前縁を形成
する左右一対のフロントピラー7が設けられており、該
フロントピラー7にはフロントウインドウ6の側部が固
着されている。
【0003】前記フロントピラー7の上端部間には、車
幅方向に延在するフロントルーフ15が架橋されてお
り、該フロントルーフ15の両側には、図8に示したよ
うに、前側フランジ8と後側フランジ9とが形成されて
いる。前側フランジ8には、前記フロントウインドウ6
の上端部が固着されており、また、後側フランジ9には
ルーフウェザーストリップ10が嵌着されている。該ル
ーフウェザーストリップ10には、共に中空状に成形さ
れた1次シールリップ17と2次シールリップ18とが
その全長に亙って設けられており、該1次、2次両シー
ルリップ17,18間には凹部19が設けられている。
【0004】一方、前記幌5の前端部には、車幅方向に
延在するルーフボウ11が結合されている。そして、前
記閉状態Cにおいては、ルーフボウ11の前端縁12を
前記1次シールリップ17に密接させるとともに、前端
下面13を2次シールリップ18に密接させることによ
り、シールを行う。このとき、ルーフボウ11上に降下
した雨水は、1次シールリップ17と前記前端縁12と
に沿った流路W1にて車幅方向に流れ、また、1次シー
ルリップ17と前端縁12間から浸入した雨水は前記凹
部19に沿った流路W2にて車幅方向に流れる。
【0005】他方、例えば実開昭56−9911号公報
に開示され図9に示したように、前記フロントピラー7
には、前記窓部16を開閉するドアガラス80と密接す
るサイドウェザーストリップ81が取り付けられてお
り、該サイドウエザーストリップ81には、ドリップチ
ャンネル82が一体的に形成されている。そして、前記
流路W1,W2にて車幅方向に流れた雨水を、ドリップ
チャンネル82に滴下させることにより、前記雨水がド
アガラス80の表面上に流下して側方視界が妨げられる
不都合を防止するのである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】このように、従来のオ
ープンルーフ車にあっては、図9に示したようにサイド
ウェザーストリップ81にドアガラス80の表面より車
室外側に突出するドリップチャンネル82を成形し、該
ドリップチャンネル82に前記雨水を滴下させるように
している。このため、車室外側に突出するドリップチャ
ンネル82の存在により、ドアガラス80から該ドアガ
ラス80の周部に亙るフラッシュサーフェイス化が阻害
され、品質感が低下する一因となる。また、走行時には
ドリップチャンネル82により風切音が発生して走行騒
音が増大するのみならず、空力抵抗が増大する不都合が
生ずるものであった。
【0007】本考案は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、オープンルーフ車において、ドア
ガラス廻りのフラッシュサーフェイス化を可能にしたオ
ープンルーフ車のシール部排水構造を提供することを目
的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本考案にあっては、車体に設けられた車室の上部を覆
う閉状態と車室の上部を解放する開状態とに開閉可能な
屋根部材が設けられ、前記車体には車室の両側に設けら
れた窓部の前縁を形成するフロントピラーと該フロント
ピラーの上端部間に架橋されたフロントルーフとが設け
られ、前記フロントピラーには、中空部を有してその下
端部が車室外に位置し、前記窓部を開閉するドアガラス
と密接する中空状のサイドウェザーストリップが取り付
けられ、前記フロントルーフには、結合部にて両端部を
前記サイドウェザーストリップの上端部の上面に結合さ
れたルーフウェザーストリップが取り付けられ、該ルー
フウェザーストリップには前記閉状態にて屋根部材の
前端縁に密接する1次シールリップと前記屋根部材の前
端下面に密接する2次シールリップ及び両シールリップ
間に延在する凹部とが設けられ、前記ルーフウェザース
トリップの結合部には、前記1次シールリップの端部を
部分的に切除して前記サイドウェザーストリップの上面
を露出させた切欠部と、前記凹部の端末を閉鎖し前記第
1次、第2次両シールリップに連なるオーバーハング部
とが設けられ、前記切欠部により露出した前記サイドウ
ェザーストリップの上面には、サイドウェザーストリ
ップの前記中空部に連通する第1の水抜き穴が設けら
れ、前記結合部の前記凹部内には前記中空部に連通する
第2の水抜き穴が設けられている。
【0009】
【作用】前記構成において、屋根部材を閉状態にする
と、屋根部材の前端縁と前端下面とが1次シールリップ
と2次シールリップとに各々密接する。この閉状態で、
屋根部材上に降下した雨水は、前端縁と1次シールリッ
プとに沿って車幅方向に流れて切欠部に到達し、前記第
1の水抜き穴を介してサイドウェザーストリップの中空
部内に導かれる。また、前端縁と1次シールリップ間よ
り浸入した雨水は、1次、2次両シールリップ間の凹部
内に流れ込み、凹部に沿って車幅方向に流れ、オーバー
ハング部によりせき止められた後、第2の水抜き穴を介
してサイドウェザーストリップの中空部に導かれる。
の、第1及び第2の水抜き穴よりサイドウェザーストリ
ップ内に導かれた雨水は、該サイドウェザーストリップ
の端部から車室外に排出される。
【0010】
【実施例】以下、本考案の一実施例について図にしたが
って説明する。すなわち、図7,8をもって説明したよ
うに、オープンルーフ車1の車体2には、車室3の上部
を覆う閉状態Cと、車室3の上部を解放する開状態Oと
に開閉可能な屋根部材としての幌5が支持されており、
該幌5は前記開状態Oにて車室3の後部に設けられた格
納部4に収容されるようになっている。前記車室3の両
側には、サイドドア14の上部に設けられた窓部16の
前縁を形成する左右一対のフロントピラー7が設けられ
ており、該フロントピラー7にはフロントウインドウ6
の側部が固着されている。
【0011】前記フロントピラー7の上端部間には、図
5に示したように、車幅方向に延在するフロントルーフ
20が架橋されている。該フロントルーフ20は、アウ
タパネル21とインナパネル22とを両側の前側フラン
ジ23及び後側フランジ24にて接合した閉断面構造を
有している。前記前側フランジ23には、前記フロント
ウインドウ6の上端部が固着されており、また、後側フ
ランジ24にはリテーナ25が差し込み固定されてい
る。
【0012】該リテーナ25には、ルーフウェザースト
リップ26が嵌着されている。該ルーフウェザーストリ
ップ26には、中空状の1次シールリップ27と2次シ
ールリップ28、及び中実状のインナリップ29が成形
されているとともに、前記1次、2次両シールリップ2
7,28間には、凹部19が形成されている。また、前
記アウタパネル21にはモール33が差し込み固定され
ており、またインナパネル22には、その下面を覆うル
ーフ側ヘッドライニング31が装着されている。さらに
インナパネル22には、前側フランジ23の近傍に支持
片30が固着されており、該支持片30には、ウェルト
32が嵌着されている。
【0013】一方、図2に示したように、前記フロント
ピラー7の車室外側の側面には、リテーナ54が固着さ
れている。該リテーナ54には上部に略V字状の桶部5
5が形成されているとともに、その上端部とフロントピ
ラー7間にはシール剤56が充填されている。前記リテ
ーナ54には、サイドウェザーストリップ50が嵌着さ
れ、該サイドウェザーストリップ50には、窓部16を
開閉するドアガラス80の上端車室内側面に密接するよ
うになっており、該ドアガラス80は前記サイドドア1
4に昇降自在に支持されている。前記サイドウェザース
トリップ50には、上部中空部51と下部中空部52と
がその全長に亙って設けられており、この両中空部5
1,52は図示しない下端部において、車室3の外部に
位置している。
【0014】また、サイドウェザーストリップ50は図
1に示したように一体成形された結合部53にて前記ル
ーフウェザーストリップ26の両端部に結合されてい
る。この結合部53は、サイドウェザーストリップ50
上にルーフウェザーストリップ26を重ね合わせた結合
形態であって、前記1次シールリップ27の先端前部を
部分的に切除した形状の切欠部57が形成されている。
この切欠部57は、前記1次シールリップ27の延在方
向に対して直交する方向の縦壁60と前記延在方向に沿
った横壁61とを有し、また、図3に示したように、該
切欠部57においてサイドウェザーストリップ50の上
面58は露出している。該上面58には、前記上部中空
部51に連通する第1の水抜き穴59が形成されてお
り、該第1の水抜き穴59の近傍には前記縦壁60と対
向し、かつ、前記上面58より高いダム部62が設けら
れている。
【0015】さらに、図4に示したようにサイドウェザ
ーストリップ50の上面58は、1次、2次両シールリ
ップ27,28間に形成された凹部19と連なる結合部
53の部位においては、該凹部19と面一状をなすよう
に成形され、また、前記部位には上部中空部51に連通
する第2の水抜き穴63が設けられている。また、結合
53におけるサイドウェザーストリップ50には、前
記1次、2次両シールリップ27,28の稜線に連な
り、かつ、前記凹部19上に及ぶオーバーハング部64
が一体的に成形されており、該オーバーハング部64に
より前記凹部19の両端末は閉鎖されている。
【0016】また、結合部53におけるサイドウェザー
ストリップ50の端末部には、図1に示したように、受
容部65が設けられており、該受容部65はサイドウェ
ザーストリップ50の延在方向に対して直交する方向の
横壁66と前記延在方向に沿った縦壁67、及び底壁6
8とを有している。該底壁68の周部には、堰69が一
体的に形成されており、前記横壁66の下端部には前記
下部中空部52に連通する第3の水抜き穴70が形成さ
れている。なお、図1において76は、前記2次シール
リップ28の一般部と前記受容部65間に一体的に形成
された連結リップであり、該連結リップ76には幌5を
開閉駆動する図示しないリンクとの干渉を回避するため
の切欠部77が設けられている。
【0017】他方、図5に示したように、前記幌5の前
端部には、車幅方向に延在するルーフボウ34が配設さ
れており、該ルーフボウ34には、先端部に設けられた
突片35、該突片35の基端部に垂設された補強部3
6、該補強部36の下端に連なる斜状部37、該斜状部
37の上端に設けられたボス部38が一体的に成形され
ている。そして、前記幌5の前端部は、突片35の先端
から前記補強部36の前面まで回り込むように延設さ
れ、ビス40により補強部36に固定された押え金具4
1によって挾持されており、該押え金具41には、前記
幌5の前端下面を形成するシール面42が設けらてい
る。そして、閉状態Cにおいては幌5の前端縁39が1
次シールリップ27と密接し、前記シール面42が2次
シールリップ28との密接することにより、水密性が確
保されるようになっている。さらに、幌5の車室3内側
には、その全面に亙って幌側ヘッドライニング43が張
設されており、該幌側ヘッドライニング43の前端部
は、フィニッシャ45とともにーフボウ34に固定され
ている。
【0018】また、幌5の先端両側部には、図1に示し
たように、幌側ウェザーストリップ71がリテーナ72
を介して取り付けられている。該幌側ウェザーストリッ
プ71には、図6に示したように、閉状態Cにおいて前
記凹部19を閉鎖する上部リップ73と、前記受容部6
5の横壁66に密接する端面74、及び前記堰69に密
接する下部リップ75とを有している。
【0019】以上の構成にかかる本実施例において、幌
5を閉状態Cにすると、図5に示したように、幌5の前
端縁39が1次シールリップ27に密接するとともに、
前記シール面42が2次シールリップ28に密接する。
この閉状態Cにて、幌5上に降下した雨水は、前記前端
縁39と1次シールリップ27とに沿った流路W1にて
車幅方向に流れ、図3に示したように、切欠部57に流
下し、ダム部62にて車幅方向への流れが阻止された後
に、前記第1の水抜き穴59を介して上部中空部51内
に導かれる。また、前端縁39と1次シールリップ27
間から浸入した雨水は、凹部19内に滴下し、該凹部1
9に沿った流路W2(図5)にて車幅方向に流れ、図4
に示したように、前記第2の水抜き穴63を介して、上
部中空部51内に導かれる。
【0020】そして、前記各流路W1,W2及び第1、
第2の水抜き穴59,63から上部中空部51内に導か
れた雨水は、該上部中空部51を有するサイドウェザー
ストリップ50の端部から車室3外に排出される。した
がって、図9に示した従来構造のように、サイドウェザ
ーストリップ81にドアガラス80の表面より車室3外
側に突出するドリップチャンネル82を成形せずとも、
前記流路W1,W2にて車幅方向に流れる雨水を車室3
外に導出させることができる。よって、ドリップチャン
ネル82を成形することが不要となり、ドアガラス80
から該ドアガラス80の周部に亙るフラッシュサーフェ
イス化が可能となる。これにより、品質感の向上を図る
ことができるとともに、風切音の発生を抑制して走行騒
音の低減を図ることができ、さらには空力抵抗の減少を
図ることができる。
【0021】また、図2に鎖線で示したように、フロン
トピラー7とサイドウェザーストリップ50間より浸入
した雨水は、リテーナ54の桶部55を流路W3として
流下し、前記リテーナ54の下端部から車室3外に排出
される。このとき、リテーナ54の上端部とフロントピ
ラー7間には前述のようにシール剤56が充填されてい
ることから、桶部55よりさらに車室3内側に雨水が浸
入しても、該雨水が車室3内にまで至ることはない。
【0022】さらに、図6に示したように、受容部65
の横壁66と幌側ウェザーストリップ71の端面74間
から雨水が浸入した場合には、この雨水は堰69により
車室3内側への浸入を阻止され、第3の水抜き穴10を
流路W4として、下部中空部52内に流入し、該下部中
空部52が設けられているサイドウェザーストリップ5
0の下端部から車室3外に排出する。したがって、受容
部65の横壁66と幌側ウェザーストリップ71の端面
74間から雨水が浸入した場合であっても、該雨水の車
室3内への浸入を確実に防止することができるのであ
る。
【0023】なお、本実施例においては幌5を有するオ
ープンルーフ車1を示したが、脱着式の屋根を有するT
バールーフ型のオープンルーフ車であっても、同様の構
成により同様の作用効果を奏することが可能である。
【0024】
【考案の効果】以上説明したように本考案は、フロント
ピラーに取り付けられた中空状のサイドウェザーストリ
ップにフロントルーフに取り付けられた1次、2次両シ
ールリップ及び両シールリップ間に凹部を有するルーフ
ウェザーストリップの両端部の結合部にて結合し、該結
合部には、前記1次シールリップの端部を部分的に切除
して前記サイドウェザーストリップの上面を露出させた
切欠部と、前記凹部の端末を閉鎖し前記第1次、第2次
両シールリップに連なるオーバーハング部とを設け、前
記切欠部により露出した前記サイドウェザーストリップ
の上面には、その中空部に連通する第1の水抜き穴を設
け、前記結合部の凹部内には前記中空部に連通する第2
の水抜き穴を設けるようにした。したがって、屋根部材
の前端縁と1次シールリップとに沿って車幅方向に流れ
た雨水を切欠部で捕捉して第1の水抜き穴を介して中空
状のサイドウェザーストリップの中空部内に導くことが
できるとともに、前端縁と1次シールリップ間より浸入
し1次、2次両シールリップ間の凹部内に流れ込んだ雨
水を、オーバーハング部によりせき止めて、第2の水抜
き穴を介してサイドウェザーストリップの中空部に導く
ことができ、第1及び第2の水抜き穴よりサイドウェザ
ーストリップ内に導いた雨水を、該サイドウェザースト
リップの端部から車室外に排出させることができる。よ
って、ドリップチャンネルを設ける必要がなく、これに
より、ドアガラスから車体に亙るフラッシュサーフェイ
ス化が低コストで可能となる。その結果、該フラッシュ
サーフェイス化により、オープンルーフ車の品質感の向
上を図ることができるとともに、風切音の発生を抑制し
て走行騒音の低減を図ることができ、さらには空力抵抗
の減少を図ることが可能となる。
【0025】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す図7のe部に相当する
幌が閉状態となる直前における要部拡大斜視図である。
【0026】
【図2】同実施例の図1のa−a線に沿う断面説明図で
ある。
【0027】
【図3】同実施例の図1のb−b線に沿う断面説明図で
ある。
【0028】
【図4】同実施例の図1のc−c線に沿う断面説明図で
ある。
【0029】
【図5】同実施例の図7のd−d線に相当する断面図で
ある。
【0030】
【図6】同実施例の閉状態における図1のf−f線に沿
う断面図である。
【0031】
【図7】オープンルーフ車の側面説明図である。
【0032】
【図8】従来構造を示す図7のd−d線に沿う断面図で
ある。
【0033】
【図9】他の従来構造を示す図7のe部に相当する部分
拡大図斜視図である。
【0034】
【符号の説明】
1 オープンルーフ車 2 車体 3 車室 5 幌(屋根部材) 7 フロントピラー 15 フロントルーフ 16 窓部 26 ルーフウェザーストリップ 27 1次シールリップ 28 2次シールリップ 39 前端縁 50 サイドウェザーストリップ 53 結合部 59 第1の水抜き穴 63 第2の水抜き穴 80 ドアガラス

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に設けられた車室の上部を覆う閉状
    態と車室の上部を解放する開状態とに開閉可能な屋根部
    材が設けられ、前記車体には車室の両側に設けられた窓
    部の前縁を形成するフロントピラーと該フロントピラー
    の上端部間に架橋されたフロントルーフとが設けられ、
    前記フロントピラーには、中空部を有してその下端部が
    車室外に位置し、前記窓部を開閉するドアガラスと密接
    する中空状のサイドウェザーストリップが取り付けら
    れ、前記フロントルーフには、結合部にて両端部を前記
    サイドウェザーストリップの上端部の上面に結合された
    ルーフウェザーストリップが取り付けられ、該ルーフウ
    ェザーストリップには前記閉状態にて屋根部材の前端
    縁に密接する1次シールリップと前記屋根部材の前端下
    面に密接する2次シールリップ及び両シールリップ間に
    延在する凹部とが設けられ、前記ルーフウェザーストリ
    ップの結合部には、前記1次シールリップの端部を部分
    的に切除して前記サイドウェザーストリップの上面を露
    出させた切欠部と、前記凹部の端末を閉鎖し前記第1
    次、第2次両シールリップに連なるオーバーハング部と
    が設けられ、前記切欠部により露出した前記サイドウェ
    ザーストリップの上面には、サイドウェザーストリッ
    プの前記中空部に連通する第1の水抜き穴が設けられ、
    前記結合部の前記凹部内には前記中空部に連通する第2
    の水抜き穴が設けられたことを特徴とするオープンルー
    フ車のシール部排水構造。
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