JP2563759B2 - シート部材送り装置 - Google Patents

シート部材送り装置

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JP2563759B2
JP2563759B2 JP6154660A JP15466094A JP2563759B2 JP 2563759 B2 JP2563759 B2 JP 2563759B2 JP 6154660 A JP6154660 A JP 6154660A JP 15466094 A JP15466094 A JP 15466094A JP 2563759 B2 JP2563759 B2 JP 2563759B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、短冊状または連続状の
シート部材例えば普通紙を、外径が変化する外径可変型
ローラーで挟持し、搬送するシート部材送り装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】事務機器、例えば複写機等では短冊状ま
たは連続状の普通紙からなるシート部材が用いられてい
る。また、音響・映像機器、例えばビデオテープレコー
ダ(VTR)等でも磁気記録媒体として、磁性材料を所
定に塗布したポリエステルフィルム等の連続状シート部
材が用いられている。また、産業設備分野、例えばプレ
ス加工機や鋼板圧延装置等においても短冊状または連続
状のシート部材例えば鋼板を取り扱う。
【0003】従来、シート部材を外径が変化する外径可
変型ローラーで挟持し、搬送するシート部材送り装置と
しては、例えば特開平3−259843号公報等が提案
されている。前記公報における装置は、シート部材をロ
ーラーにより挟持して搬送するもので、前記ローラー
を、その外径が可変であることを特徴としている。ま
た、前記外径可変型ローラーは、ローラー本体が中空で
かつ少なくとも一部が弾性体で形成され、内部に流体を
流出入することにより前記弾性体が膨脹、収縮して外径
が変化する構成としている。
【0004】また、圧縮空気などの流体を用いて外径寸
法を変化させる外径可変型ローラー(もしくはロール
等)としては、例えば特開平3ー20420号公報にお
いて、回転軸に固定された筒状の弾性体の加圧室(複数
の加圧室の組合せを含む)に流体(例えば気体)を供給
することにより、前記筒状の弾性体を膨脹させ外径を変
化させるローラー(もしくはロール)が提案されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
いずれの提案装置も筒状弾性体内に供給した流体、例え
ば圧縮空気の圧力により弾性体を膨脹させ、前記筒状弾
性体の外径寸法を変化させるものである。通常、工場で
集中管理して供給される圧縮空気圧力は約4.5Kgf
/cm2からKgf/cm2と圧力幅が大きくバラツキ、
不安定である。また、前記弾性体の膨脹時の外径寸法
と、収縮した通常状態での外径寸法の変化率が大きい場
合(すなわち膨張率が大きい場合)、例えばゴム部材の
ように柔軟な弾性体であっても、50%を越える変化率
を伴う膨張を200万回以上くり返すと、張力により疲
労破壊する恐れが極めて高い。これに対応できる安価な
弾性材料の入手は極めて困難である。
【0006】また、前記弾性体は内圧の変化に対応して
ローラーの外径寸法が変化する。従って、膨張時の外径
寸法を一定にするには、供給する流体圧力を高精度に制
御する必要がある。その結果、構造が複雑となるうえ、
高価で高性能な圧力センサーと圧力制御装置が必要とな
る。
【0007】本発明は上記問題を解決するもので、簡単
でコンパクトな構成で、かつ繰り返し強度に優れたな外
径可変型ローラーを構成部品として備えたシート部材送
り装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明のシート部材送り装置は、 (構成1)シート部材を挟持して搬送するする少なくと
も一対のローラーを、それぞれ外径可変型ローラーで構
成し、前記外径可変型ローラーは円筒面に複数個の貫通
穴を配設してなるパイプの内側に、前記それぞれの貫通
穴に対応してダイヤフラムを配したシーリング部材を嵌
着し、さらに前記それぞれの貫通穴にローラー外周面を
構成する摺動子を摺動可能に嵌合させ、前記パイプの端
面側に配置した側板により前記シーリング部材と前記パ
イプとを気密状態に締結し、流体により前記ダイヤフラ
ムを介し、前記摺動子をローラー外径寸法を拡大する方
向に押圧移動させるようにした構成としている。
【0009】(構成2)シート部材を挟持して搬送する
する一方のローラーを外径可変型ローラーとし,もう一
方を外径固定型ローラーとしてなり、前記外径可変型ロ
ーラーは円筒面に複数個の貫通穴を配設してなるパイプ
の内側に、前記それぞれの貫通穴に対応してダイヤフラ
ムを配したシーリング部材を嵌着し、さらに前記それぞ
れの貫通穴にローラー外周面を構成する摺動子を摺動可
能に嵌合させ、前記パイプの端面側に配置した側板によ
り前記シーリング部材と前記パイプとを気密状態に締結
し、流体により前記ダイヤフラムを介し、前記摺動子を
ローラー外径寸法を拡大する方向に押圧移動させるよう
にした構成としている。
【0010】(構成3)シート部材を挟持して搬送する
搬送手段において、一方を外径可変型ローラーとし,も
う一方を平板部としてなり、前記外径可変型ローラーは
円筒面に複数個の貫通穴を配設してなるパイプの内側
に、前記それぞれの貫通穴に対応してダイヤフラムを配
したシーリング部材を嵌着し、さらに前記それぞれの貫
通穴にローラー外周面を構成する摺動子を摺動可能に嵌
合させ、前記パイプの端面側に配置した側板により前記
シーリング部材と前記パイプとを気密状態に締結し、流
体により前記ダイヤフラムを介し、前記摺動子をローラ
ー外径寸法を拡大する方向に押圧移動させるようにした
構成としている。
【0011】なお、前記各構成における外径可変型ロー
ラーは必要に応じパイプ内部の流体たとえば圧縮空気が
排出され、前記ローラー外周面の溝内に配設したリング
状コイルバネもしくはゴムリングによって、摺動子はシ
ーリング部材のダイヤフラムの中の原点位置まで戻され
る。その結果、複数の摺動子の頭部の円弧部分は初期状
態に戻り、小さなローラー外径寸法(小径状態)を形成
する。
【0012】
【作用】本発明は上記した構成1〜3に共通して、外径
可変型ローラーの構成が極めて簡単となるうえ、過大な
張力がダイヤフラムに作用しない。ダイヤフラムが壺状
から平板状に変形する際ごく僅かな圧縮とごく僅かな曲
げの歪みが発生するだけである。従って、200万回を
越える繰り返し動作や5Kgf/cm2以上の圧縮空気
などに対しても疲労破壊は発生しない。また、側板によ
り摺動子の可動範囲を規制しているので、ダイヤフラム
に加えられる流体の圧力の大きさに関係なく摺動子の形
成する最大ローラー外径寸法は常に一定である。
【0013】また、外径可変型ローラーを支承する機素
たとえばレバー等を、エヤーシリンダーや電磁ソレノイ
ド等で駆動する必要が無い。
【0014】また、(構成1)においては、シート部材
を挟持し搬送する対のローラーをそれぞれ外径可変型ロ
ーラーとしているので、シート部材の厚さ寸法の変化に
対し、大きな寸法範囲に対応できる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面と共に説明す
る。
【0016】(実施例1)図1は本発明の第一の実施例
におけるシート部材送り装置の概念を示す側面図であ
る。図1(A),(B),(C),(D)のそれぞれに
おいて、短冊状または連続状のシート部材SHを挟持
し、搬送するシート部材送り装置50は、第一の対ロー
ラー(図の左側)と第二の対ローラー(図の右側)との
二組の対ローラーからなる。該二組の対ローラーは、所
定の間隔をおいて配置されている。さらに、前記第一お
よび第二の対ローラーは、対ローラーをなす一方のロー
ラーを外径可変型ローラー100で,もう一方のローラ
ーを外径固定型ローラー115で構成している。通常状
態においては、外径可変型ローラー100と外径固定型
ローラー115との間に所定の間隙を形成するごとく配
設している。さらに、前記第一と第二の対ローラーを構
成する外径可変型ローラー100は、それぞれ独立した
駆動源たとえば駆動モーターとベルト、または駆動モー
ターと歯車連結機構等の動力伝達手段により所定に回転
駆動される。(図示せず。)さらに、前記各々の対ロー
ラーの前方所定位置にはシート部材が送られてきたこと
を検知する非接触のセンサ20と光ビームセンサ21と
が所定に配設されている。該センサ20、光ビームセン
サ21がシート部材を検知した場合、それぞれの外径可
変型ローラー100を所定のタイミングと回転速度でそ
れぞれ独立して駆動制御すると共に、所定圧力の流体を
供給して外径可変型ローラー100の外径寸法を拡大
し、シート部材SHを挟持、搬送する構成としている。
前記流体の供給・排出は、電磁弁や流体論理素子等の任
意の流体制御弁を用い自動で実施している。(図示せ
ず。) 前記外径可変型ローラー100を取りつけた軸4,4は
当然のことながら、相互に平行に配置され、ボールベア
リングや円筒型メタル等の軸受で両端支持され回転可能
に支承されている。(図示せず。)さらに、軸心に流体
供給用の中空部を備えた中空軸としている。前記外径固
定型ローラー115を取りつけた軸116,116も当
然のことながら、相互に平行でかつ前記軸4とも平行に
配置され、ボールベアリングや円筒型メタル等の軸受で
両端支持され回転可能に支承されている。(図示せ
ず。)この場合の軸116はモーターなどの駆動源によ
り所定に回転駆動してもよいし、回転フリーとしてもよ
い。
【0017】上記のごとく構成したシート部材送り装置
50の動作について説明する。図1(A)はシート部材
SHが矢印X方向に搬送され、非接触のセンサ20によ
り検知された状態を示す。センサー20に達する迄のシ
ート部材搬送手段については図示してない。図1(B)
はシート部材SHがさらに矢印X方向に搬送され、第一
の対ローラーにより挟持され、搬送され始めた状態を示
す。すなわち図の左側に示す様に、センサ20の検知に
基づいて流体が供給され、外径寸法が所定に拡大した外
径可変型ローラー100と外径固定型ローラー115と
に挟持されている。図1(C)はシート部材SHが第一
の対ローラーによってさらに矢印X方向に搬送され、第
二の対ローラー(すなわち、図の右側に示す外径可変型
ローラー100と外径固定型ローラー115)によって
も挟持され、搬送され始めた状態を示す。なお、第二の
対ローラーにおける外径可変型ローラー100の駆動制
御は非接触の光ビームセンサ21により実施している。
図1(D)はシート部材SHがさらに矢印X方向に搬送
され、第一の対ローラーから外れ、第二の対ローラーに
よって挟持、搬送されている状態を示す。この場合当然
のことながら、第一の対ローラーにおける外径可変型ロ
ーラー100の外径寸法は、流体が排出され初期状態
(小径状態)に収縮している。この後、第二の対ローラ
ーをシート部材が通過した後、第二の対ローラーにおけ
る外径可変型ローラー100の外径寸法が収縮し、図1
(A)の状態に戻る。以下、同様の動作をくり返す。
【0018】なお、上記実施例の対をなすローラーにお
いて、外径可変型ローラー100の配設位置と外径固定
型ローラー115の配設位置とを逆にしても一向に差し
支えない。また、上記装置はシート部材を水平状態に搬
送するだけでなく、垂直方向に挟持し,搬送するように
してよいことも同様である。
【0019】さらに、第一の対ローラーと第二の対ロー
ラーを構成する外径固定型ローラー115を、それぞれ
外径可変型ローラーで代替してよいことも言うまでもな
い。即ち、対をなすぞれぞれのローラーを外径可変型ロ
ーラーで構成してなるもので、対をなす外径可変型ロー
ラーを所定間隔を置いて二ヵ所に配設し、シート部材を
挟持し、搬送するようにしてもよい。この構成により、
シート部材の厚さ寸法変化に対し、薄いものから厚いも
の迄大きな寸法範囲に対応できる。
【0020】(実施例2)図14は本発明の第二の実施
例におけるシート部材送り装置51の概念側面図を示
す。この場合のシート部材送り装置は、断面L字形の収
納ケース25内に積層配置したシート部材SH−Aを、
一枚づつ送り出すことを目的とする。即ち、収納ケース
25内に積層配置したシート部材SH−Aの上方に、所
定の間隔を置いて外径可変型ローラー100を配設して
なる。該構成により、外径寸法が拡大した外径可変型ロ
ーラー100と収納ケース25の平板部(底板部)とで
シート部材SH−Aを挟持し、外径可変型ローラー10
0を所定に回転させることにより、シート部材を一枚づ
つ送り出す構成としている。
【0021】図14(A)はシート部材SH−Aを送り
出す前の状態を示す。即ち、前記外径可変型ローラー1
00には流体が供給されておらず、ローラー外径寸法は
初期(小径)状態を示す。図14(B)はシート部材S
H−Aを送り出している状態を示す。即ち、外径可変型
ローラー100に流体を供給して拡径し、かつ所定に回
転作動させるものである。
【0022】次に、上記シート部材送り装置50,51
を構成する外径可変型ローラー100の一実施例を図2
から図9に従って説明する。
【0023】図2と図3は外径可変型ローラー100の
水平方向の断面図と側面方向の断面図を示す。図2およ
び図3において、パイプ1は円筒側面(円筒面)に複数
個の貫通穴たとえば90度毎に4箇所の貫通孔12を放
射状に穿設してなる。さらに、パイプ1は金属部材また
はエポキシ樹脂部材やFRP(ガラス繊維強化プラスチ
ック)またはPS(ポリスチレン)などの硬質部材から
なり、金属パイプをNC(数値制御)旋盤で連続加工す
るか、または前記樹脂部材を射出成型などして形成され
る。さらに、パイプ1はシーリング部材9の縁部9Cを
介し側板2、3によって両側より挟持されている。側板
2、3は端部の折り曲げ断面形状が略コ字状の円盤型を
なしている。該側板2、3は通常、金属板をプレス加工
して形成するが、別段FRP等の樹脂部材で成型加工し
てもよい。
【0024】前記パイプ1の軸心に配したローラー取り
付け軸4と前記側板2、側板3とは円板状ゴムパッキン
5、円板状パッキン押さえ6、ボルト8とで気密状態に
密閉・締結されている。長方形の回転止め板13は図2
の矢視Cに示すように、ローラー取り付け軸4のHカッ
ト溝部分(ローラー軸4の断面形状が略小判形の部分
(図示せず。))にそれぞれ2箇所づつ計4箇所、図2
の紙面に対し垂直方向に嵌め込まれ、ボルト8によっ
て、円板状ゴムパッキン押さえ6と共に側板2、3に固
定されている。
【0025】ボルト8の締結強さに応じ円板状ゴムパッ
キン5は、ローラー取り付け軸4を外周方向から押圧す
る方向にはみ出し、シール機能を果たす。従って、ロー
ラー取り付け軸4の表面仕上げ加工は不要で、鋼材引き
抜き加工のままのラフな表面アラサでも十分シールは維
持される。
【0026】側板2、側板3、パイプ1はシーリング部
材9の縁部9Cとボルト7とナット14とで完全に密閉
締結されている。このシーリング部材9は図6、図7に
示すように弾性材料たとえばシリコンゴムやブチルゴム
等のゴム部材または軟質プラスチック部材等を一体成形
してなる。一体成形の手段としては注型(キャスティン
グ)または射出成型(インジェクション・モールド)な
どの加工法を任意に選択すればよい。
【0027】シーリング部材9はパイプ1内に嵌着され
る。シーリング部材9の形状は図6および図7に示すご
とく、円筒胴部9Dと,貫通穴9Bと,ダイヤフラム9
Aと,縁部9Cと,環状溝9Eとからなる。
【0028】貫通穴9Bは前記パイプ1の円筒側面に設
けた貫通穴12に対応して4箇所配設されており、後述
の摺動子10の支軸10A部分が摺動可能に嵌合する。
ダイヤフラム9Aは前記パイプ1の円筒側面に設けた貫
通穴12に対応して4箇所配設されている。そして円筒
胴部9Dの内面側に突出した凸状(壺状)を形成してい
る。
【0029】パイプ1の端部に装着される環状溝9Eと
鍔状の縁部9Cは、側板2、側板3とパイプ1との密閉
シールを、ボルト7とナット14の締結により可能にす
る。なお、シーリング部材9の壺状のダイヤフラム9A
の形状はジャバラ状または多面体など任意の形状に構成
してよい。
【0030】図2から明らかな様に、摺動子10の支軸
10A部分が摺動可能に嵌合するパイプ1の円筒側面の
貫通孔12は、シーリング部材9のダイヤフラム9Aに
よって密閉されている。図8および図9に示す摺動子1
0は、支軸10Aの一端側にローラーの外周面を形成す
る円弧状のローラー外周面部10Bが凹溝10Dを挟ん
で点対称形に配設されている。また、摺動子10はFR
Pなどにより樹脂部材で所望の形状に成型加工されてい
る。勿論、金属部材を切削加工したり、ダイキャストや
鋳造法などで加工してもよい。
【0031】溝10Fは物品と接触した際の摩擦力を増
すため所定間隔毎に配設している。勿論、摩擦力を増し
たり、シート部材と接触した際の緩衝効果を目的として
ローラー外周面部10Bにゴム部材やプラスチック部材
をライニングしたり取り付けることは任意に実施してよ
い。なお、前述のごとく円弧状のローラー外周面部10
Bは凹溝10Dを挟んで点対称形に配設されている。前
記円弧状部分を点対称形に所定にズラせて配設すること
により、摺動子10を放射状に90度毎に4箇所配置し
た場合に、円弧状部分の相互干渉を防止し、かつローラ
ー径が拡大した状態においても連続するローラー外周面
(円筒面)を形成する。ローラー外周面10Bの配設形
状についても任意で、点対称の他に例えば略Y字状また
はS字状に配置し、これら略Y字状またはS字状のロー
ラー外周面が連続するよう構成してもよい。さらに、摺
動子10は断面円形の支軸10Aを一端側に配設してな
る。さらに、摺動子10の凹溝10Dにはゴムリング1
1が取りつけられている。このゴムリング11は複数の
摺動子10(図2の実施例では4個)を同時にローラー
軸4の軸心に向かって押圧し原点位置に復帰させる機能
を有する。この摺動子10を原点に復帰させる機能に関
してはゴムリング11に代え、前記ダイヤフラム9Aに
負圧を与える手段、または終端と始端とを連結した輪状
の引張コイルバネを使用する手段など任意である。
【0032】流体たとえば圧縮空気は、前記センサ20
等をを介し所定のタイミング信号で、かつ回転型エアー
継ぎ手17(ロータリー・ジョイント)とローラー取り
付け軸4の軸心に穿孔した盲状の孔15と連通穴16と
を介し、シーリング部材9の円筒胴部9D内に供給され
る。圧縮空気の供給により、図4および図5の矢視Bに
示す通りシーリング部材9のダイヤフラム9Aが押圧さ
れて壺状から平板状に変形し、摺動子10をパイプ1の
外側へ押し出す。空気圧による摺動子10のストローク
エンドは、摺動子10の突起部10Cが側板2,3の鉤
形に折り曲げたコ字状縁部2A,3Aに当接し、摺動子
10の動作限界(上死点)となる。
【0033】パイプ1の外側に押し出された摺動子10
のローラー外周面部10Bは図4,図5に示すように一
回り大きな所定の外周面(外径寸法)を形成する。同時
に、当然のことながら摺動子10の凹溝10Dに張架し
たゴムリング11を拡張する。
【0034】通常、ゴム部材からなる従来の円筒弾性体
の耐圧は2Kgf/cm2程度である。しかし、本発明
ではダイヤフラム9Aに2〜5Kgf/cm2程度の圧
縮空気を付与可能である。この場合、軟質ゴム部材等か
らなる前記ダイヤフラム9Aは平板状に変形し、鋭いエ
ッジ部に食い込んだり微小な隙間にも押し込まれる。こ
の結果、金属等からなる硬質部品間の微小な隙間に繰り
返し強く押し込まれると、ダイヤフラム9Aの柔らかい
表面はわずかずつ剥離し、ついには耐圧強度が低下して
破裂する。高圧下で繰り返し作動するダイヤフラム9A
の破裂または亀裂を防止するため、本発明では図8に示
すごとく支軸10Aの端面縁部形状を球面としたRコー
ナ10Eとしている。空気圧作動状態では図5の矢視A
に示すように、ダイヤフラム9Aの変形部分をシーリン
グ部材9の円筒胴部材9D表面と支軸10AのRコーナ
ー10Eで受け止め、シーリング部材9の曲げ歪みを最
小にする構成としている。上記構成により本発明構成の
ダイヤフラム9Aは、作動空気圧5Kgf/cm2以上
に於いても200万回以上の繰り返し寿命を可能とし
た。
【0035】外径可変型ローラー100の外径を拡径状
態から元の小径状態(初期状態)に戻す場合、ダイヤフ
ラム9Aを押圧していた圧縮空気は回転軸4の圧縮空気
の供給孔を通じて排出される。シーリング部材9内部の
空気圧低下に伴い、支軸10Aはゴムリング11の張力
によってパイプ1内へ押し込まれ、図2,図3に示す初
期状態(小径)に復帰し、ローラー外周面部10Bの外
周面(外径寸法)は側板2、3の外径寸法より小さくな
る。
【0036】図3の小径状態において、摺動子10のロ
ーラー外周部10Bはなめらかな円形を形成していな
い。ローラー外周面部10Bの端部重なり部分において
不連続な凹凸部分を生じている。これは拡径状態におい
てなめらかな円形状態を形成するよう配慮している為で
ある。勿論、拡径状態でなめらかな円形を形成するか,
小径状態でなめらかな円形状態を形成するかは任意に設
定すればよい。即ち、ローラー外周面部10Bの円弧長
さや曲率半径は任意に設定すればよい。
【0037】なお、摺動子を放射状に配設してなる外径
可変型ローラーとしては上記構成の他に任意の変形が可
能である。
【0038】例えば、図10、11、12、13に示す
ごとく、側面に複数個の貫通穴を放射状に配設すると共
にこの貫通穴に連通する流体供給穴を備えてなる保持部
材と、前記それぞれの貫通穴に摺動可能に嵌合しローラ
ー外周面を形成する摺動子とからなり、前記流体供給穴
に供給した流体により前記摺動子をローラー外径寸法が
拡大する方向に押圧移動させる構成としてもよい。
【0039】詳しくは、外径可変型ローラー400は前
記外径可変型ローラー100に較べ、ダイヤフラムすな
わちシーリング部材9を用いない構成としている。図1
0〜図13に示す外径可変型ローラー400の場合は、
摺動子とこの摺動子の嵌合する軸受穴とのスキマ代(隙
間寸法)を数十ミクロンメートルとし、H7f6程度の
嵌合状態に仕上げ加工することにより外径可変型ローラ
ー400の構成をコンパクトにし、外形寸法の小型化を
図っている。図11は中空軸121に外径可変型ローラ
ー400を2箇所取り付けた状態の断面図を示す。即
ち、幅広のシート部材送りをより確実に可能にするもの
である。この場合、2個の外径可変型ローラー400の
外径寸法を同一とすることが重要である。外径寸法を同
一にする手段としては、例えば中空軸121の2箇所に
外径可変型ローラー400をそれぞれ取り付けた後、流
体を供給し、外径可変型ローラーが拡径した状態で外周
研削加工等の手段を施し、ローラー外径寸法を整形すれ
ばよい。
【0040】図11は切断線S3〜S3方向の断面図
で,中空軸121にエアーが供給され、ローラー外径が
拡大した(拡径)状態を示す。但し、Oリングの記載は
省略している。図12は摺動子124の正面図、図13
は摺動子124の平面図を示す。まず、流体たとえばエ
アー供給用の中空部132を軸心に設けた中空軸121
を用意する。この中空軸121の片端は詰栓129で封
止され、もう一方の端部には回転型エアー継ぎ手130
が付属し所定圧力のエアーを供給する。さらに、前記中
空軸121は所定間隔に配設した軸受131により両端
支持されている。さらに、前記中空軸121は前記軸受
131の近傍2箇所において、側面の4箇所に前記中空
部132と連通する貫通穴122を90度毎に、合計8
箇所放射状に配設している。中空軸121には後述の摺
動子124を保持する部材として本体円板123が取り
付け固定されている。図10では前述のごとく2箇所取
り付けた状態を示す。本体円板123は前記それぞれの
貫通穴122に対応して貫通穴128を放射状に4箇所
配設してなり、各貫通穴122と各貫通穴128とは連
通するごとく配設している。
【0041】さらに、本体円板123のそれぞれの貫通
穴128には摺動子124が摺動可能に嵌合している。
図10の実施例では一つの本体円板123に4個の摺動
子124が嵌合している。摺動子124は前記摺動子1
0と同様、支軸124Aとローラー外周面部124Bと
からなる。支軸124Aは貫通穴128に対し所定のク
リアランス(隙間寸法)を有するH7f6のハメアイ状
態で嵌合している。外周部にOリング125を1〜2箇
所所定に備え、(図10では1箇所。)エアーの漏れ防
止と防塵を行っている。
【0042】当然のことながら支軸124Aの表面仕上
げは旋盤加工または研削加工などの手段により鏡面状態
または鏡面に近い状態にまで滑らかに仕上げ加工されて
いる。但し、摺動子124が樹脂部材等で射出成形され
ている場合には、成形金型の表面アラサを向上させ仕上
加工を不要としてもよい。ローラー外周面部124Bは
凹溝124Cを中央に挟んで、所定角度のローラー外周
面(ローラー外径)を形成する円弧状部分を点対称形に
備えている。すなわち摺動子124のローラー外周面形
状は前記摺動子10の場合とほぼ同様に構成している。
リング状引張コイルバネ126の機能や構成についても
前記ゴムリング11と同様である。ローラー外径の拡張
動作についても前記外径可変型ローラー100と同様な
ので説明を省略する。
【0043】なお、図10において、二点鎖線で示す摺
動子の位置はエアーにより作動し、ローラーの外径が拡
大した場合の状態を示す。但し、張架しているリング状
引張コイルバネ126の図示を省略している。本体円板
127の両側面に配置した側板127は前記摺動子12
4のストロークエンドを規制(限定)すると共に、摺動
子124の支軸回転を防止する。すなわち、側板127
は貫通穴128内に所定圧力のエアーが供給された場
合、摺動子124が形成するローラー外周面の最大径を
規制し、かつ摺動子124が貫通穴128より抜け落ち
るのを防止する。なお、図10に示す外径可変型ローラ
ー400において、摺動子124を摺動可能に保持する
保持部材の構成についても任意である。例えば、本体円
板123と側板127とを一体化した構成、または本体
円板123を無くし側板127のみで構成、または本体
円板123と側板127と中空軸121とを一体化した
構成等としてよい。
【0044】さらに、上記各実施例の各部構成部材につ
いは、金属や樹脂部材またはそれらの複合材料を用いる
など任意に実施してよい。構成手段についてもダイキャ
ストや樹脂射出成型、プレス加工や切削加工など任意の
手段を用いてよい。
【0045】
【発明の効果】このように摺動子が放射状に移動して拡
径する外径可変型ローラーを組み込んでなるシート部材
送り装置は、小型、簡単な構成を実現する。その結果、
コストが低減する。また、流体の供給圧力が大きくばら
ついても外径可変型ローラーの外径寸法が安定してい
る。さらに、繰り返し疲労が200万回以上と優れ、信
頼性が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)本発明の一実施例におけるシート部材送
り装置の概念を示す側面図 (B)本発明の一実施例におけるシート部材送り装置の
概念を示す側面図 (C)本発明の一実施例におけるシート部材送り装置の
概念を示す側面図 (D)本発明の一実施例におけるシート部材送り装置の
概念を示す側面図
【図2】図1の外径可変型ローラーを切断線S0〜S0
方向から見た断面図
【図3】図2を切断線S1〜S1方向から見た外径可変
型ローラーの断面図
【図4】図2の外径可変型ローラーに圧縮空気を供給し
た状態の断面図
【図5】図4を切断線S2〜S2方向から見た断面図
【図6】図2を構成するシーリング部材の断面図
【図7】図2を構成するシーリング部材の平面図
【図8】図2を構成する摺動子の正面図
【図9】図2を構成する摺動子の平面図
【図10】図1の変速装置を構成するもう一つの外径可
変型ローラーの断面図
【図11】図10を切断線S3〜S3方向から見た断面
【図12】図10を構成する摺動子の正面図
【図13】図10を構成する摺動子の平面図
【図14】(A) 本発明のもう一つ実施例におけるシ
ート部材送り装置の概念を示す側面図 (B) 本発明のもう一つ実施例におけるシート部材送
り装置の概念を示す側面図
【符号の説明】
1 パイプ 2,3,127 側板 2A,3A 縁部 4 軸 5 ゴムパッキン 6 パッキン押さえ 9 シーリング部材 9A ダイヤフラム 9B 貫通孔 9C 縁部 9D 円筒胴部 9E 環状溝 10,124 摺動子 10A 支軸 10B,124B ローラー外周面部 10E Rコーナ 11 ゴムリング 12 貫通穴 13 回転止め板 14 ナット 15 孔 16,122,128 貫通穴 17,130 回転型エアー継ぎ手 20 センサ 21 光ビームセンサ 25 収納ケース 50,51 シート部材送り装置 100,400 外径可変型ローラー 115 ローラー 116 軸 121 中空軸 123 本体円板 123A ボス部 124A 支軸 124C 凹溝 125 Oリング 126 リング状引張コイルバネ 129 詰栓 131 軸受 132 中空部 SH,SH−A シート部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16C 13/00 9037−3J F16C 13/00 Z G03G 15/00 510 G03G 15/00 510

Claims (21)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート部材を挟持して搬送するする少な
    くとも一対のローラーをそれぞれ外径可変型ローラーと
    し、前記外径可変型ローラーは側面に複数個の貫通穴を
    放射状に配設すると共にこの貫通穴に連通する流体供給
    穴を備えてなる保持部材と、前記それぞれの貫通穴に摺
    動可能に嵌合しローラー外周面を形成する摺動子とから
    なり、前記流体供給穴に供給した流体により前記摺動子
    をローラー外径寸法が拡大する方向に押圧移動させるよ
    うにしたことを特徴とするシート部材送り装置。
  2. 【請求項2】 前記摺動子が所定角度のローラー外周面
    を形成する円弧部分と、前記貫通穴に嵌合する支軸とを
    備えたことを特徴とする請求項1記載のシート部材送り
    装置。
  3. 【請求項3】 前記ローラー外周面にゴム部材またはプ
    ラスチック部材の内いずれか一方を備えたことを特徴と
    する請求項2記載のシート部材送り装置。
  4. 【請求項4】 シート部材を挟持して搬送するする少な
    くとも一対のローラーをそれぞれ外径可変型ローラーと
    し、前記外径可変型ローラーは円筒面に複数個の貫通穴
    を放射状に配設すると共にこの貫通穴に対応してダイヤ
    フラムを配した保持部材と、前記それぞれの貫通穴に摺
    動可能に嵌合し,ローラー外周面を構成する摺動子とを
    備え、前記保持部材内に供給した流体により前記ダイヤ
    フラムを介し、前記摺動子をローラー外径寸法を拡大す
    る方向に押圧移動させるようにしたことを特徴とするシ
    ート部材送り装置。
  5. 【請求項5】 前記摺動子が所定角度のローラー外周面
    を形成する円弧部分と、前記貫通穴に嵌合する支軸とを
    備えたことを特徴とする請求項4記載のシート部材送り
    装置。
  6. 【請求項6】 前記ローラー外周面にゴム部材またはプ
    ラスチック部材の内いずれか一方を備えたことを特徴と
    する請求項5記載のシート部材送り装置。
  7. 【請求項7】 シート部材を挟持して搬送するする少な
    くとも一対のローラーをそれぞれ外径可変型ローラーと
    し、前記外径可変型ローラーは円筒面に複数個の貫通穴
    を配設してなるパイプの内側に、前記それぞれの貫通穴
    に対応してダイヤフラムを配したシーリング部材を嵌着
    し、さらに前記それぞれの貫通穴にローラー外周面を構
    成する摺動子を摺動可能に嵌合させ、前記パイプの端面
    側に配置した側板により前記シーリング部材と前記パイ
    プとを気密状態に締結し、流体により前記ダイヤフラム
    を介し、前記摺動子をローラー外径寸法を拡大する方向
    に押圧移動させるようにしたことを特徴とするシート部
    材送り装置。
  8. 【請求項8】 前記摺動子が所定角度のローラー外周面
    を形成する円弧部分と、前記貫通穴に嵌合する支軸とを
    備えたことを特徴とする請求項7記載のシート部材送り
    装置。
  9. 【請求項9】 前記ローラー外周面にゴム部材またはプ
    ラスチック部材の内いずれか一方を備えたことを特徴と
    する請求項8記載のシート部材送り装置。
  10. 【請求項10】 シート部材を挟持して搬送するする一
    方のローラーを外径可変型ローラーとし,もう一方を外
    径固定型ローラーとしてなり、前記外径可変型ローラー
    は側面に複数個の貫通穴を放射状に配設すると共にこの
    貫通穴に連通する流体供給穴を備えてなる保持部材と、
    前記それぞれの貫通穴に摺動可能に嵌合しローラー外周
    面を形成する摺動子とからなり、前記流体供給穴に供給
    した流体により前記摺動子をローラー外径寸法が拡大す
    る方向に押圧移動させるようにしたことを特徴とするシ
    ート部材送り装置。
  11. 【請求項11】 前記摺動子が所定角度のローラー外周
    面を形成する円弧部分と、前記貫通穴に嵌合する支軸と
    を備えたことを特徴とする請求項10記載のシート部材
    送り装置。
  12. 【請求項12】 前記ローラー外周面にゴム部材または
    プラスチック部材の内いずれか一方を備えたことを特徴
    とする請求項11記載のシート部材送り装置。
  13. 【請求項13】 シート部材を挟持して搬送するする一
    方のローラーを外径可変型ローラーとし,もう一方を外
    径固定型ローラーとしてなり、前記外径可変型ローラー
    は円筒面に複数個の貫通穴を放射状に配設すると共にこ
    の貫通穴に対応してダイヤフラムを配した保持部材と、
    前記それぞれの貫通穴に摺動可能に嵌合し,ローラー外
    周面を構成する摺動子とを備え、前記保持部材内に供給
    した流体により前記ダイヤフラムを介し、前記摺動子を
    ローラー外径寸法を拡大する方向に押圧移動させるよう
    にしたことを特徴とするシート部材送り装置。
  14. 【請求項14】 前記摺動子が所定角度のローラー外周
    面を形成する円弧部分と、前記貫通穴に嵌合する支軸と
    を備えたことを特徴とする請求項13記載のシート部材
    送り装置。
  15. 【請求項15】 前記ローラー外周面にゴム部材または
    プラスチック部材の内いずれか一方を備えたことを特徴
    とする請求項14記載のシート部材送り装置。
  16. 【請求項16】 シート部材を挟持して搬送するする搬
    送手段の一方のローーラーを外径可変型ローラーとし,
    もう一方を外径固定型ローラーとしてなり、前記外径可
    変型ローラーは円筒面に複数個の貫通穴を配設してなる
    パイプの内側に、前記それぞれの貫通穴に対応してダイ
    ヤフラムを配したシーリング部材を嵌着し、さらに前記
    それぞれの貫通穴にローラー外周面を構成する摺動子を
    摺動可能に嵌合させ、前記パイプの端面側に配置した側
    板により前記シーリング部材と前記パイプとを気密状態
    に締結し、流体により前記ダイヤフラムを介し、前記摺
    動子をローラー外径寸法を拡大する方向に押圧移動させ
    るようにしたことを特徴とするシート部材送り装置。
  17. 【請求項17】 前記摺動子が所定角度のローラー外周
    面を形成する円弧部分と、前記貫通穴に嵌合する支軸と
    を備えたことを特徴とする請求項16記載のシート部材
    送り装置。
  18. 【請求項18】 前記ローラー外周面にゴム部材または
    プラスチック部材の内いずれか一方を備えたことを特徴
    とする請求項17記載のシート部材送り装置。
  19. 【請求項19】 シート部材を挟持して搬送するする搬
    送手段の一方を外径可変型ローラーとし,もう一方を平
    板部としてなり、前記外径可変型ローラーは側面に複数
    個の貫通穴を放射状に配設すると共にこの貫通穴に連通
    する流体供給穴を備えてなる保持部材と、前記それぞれ
    の貫通穴に摺動可能に嵌合しローラー外周面を形成する
    摺動子とからなり、前記流体供給穴に供給した流体によ
    り前記摺動子をローラー外径寸法が拡大する方向に押圧
    移動させるようにしたことを特徴とするシート部材送り
    装置。
  20. 【請求項20】 シート部材を挟持して搬送するする搬
    送手段の一方を外径可変型ローラーとし,もう一方を平
    板部としてなり、前記外径可変型ローラーは円筒面に複
    数個の貫通穴を放射状に配設すると共にこの貫通穴に対
    応してダイヤフラムを配した保持部材と、前記それぞれ
    の貫通穴に摺動可能に嵌合し,ローラー外周面を構成す
    る摺動子とを備え、前記保持部材内に供給した流体によ
    り前記ダイヤフラムを介し、前記摺動子をローラー外径
    寸法を拡大する方向に押圧移動させるようにしたことを
    特徴とするシート部材送り装置。
  21. 【請求項21】 シート部材を挟持して搬送するする搬
    送手段の一方を外径可変型ローラーとし,もう一方を平
    板部としてなり、前記外径可変型ローラーは円筒面に複
    数個の貫通穴を配設してなるパイプの内側に、前記それ
    ぞれの貫通穴に対応してダイヤフラムを配したシーリン
    グ部材を嵌着し、さらに前記それぞれの貫通穴にローラ
    ー外周面を構成する摺動子を摺動可能に嵌合させ、前記
    パイプの端面側に配置した側板により前記シーリング部
    材と前記パイプとを気密状態に締結し、流体により前記
    ダイヤフラムを介し、前記摺動子をローラー外径寸法を
    拡大する方向に押圧移動させるようにしたことを特徴と
    するシート部材送り装置。
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