JP2563611Y2 - ピンジャックユニット - Google Patents

ピンジャックユニット

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JP2563611Y2
JP2563611Y2 JP1990406323U JP40632390U JP2563611Y2 JP 2563611 Y2 JP2563611 Y2 JP 2563611Y2 JP 1990406323 U JP1990406323 U JP 1990406323U JP 40632390 U JP40632390 U JP 40632390U JP 2563611 Y2 JP2563611 Y2 JP 2563611Y2
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JP
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bush
pin jack
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jack unit
pin
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博 村塚
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Kenwood KK
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は電子機器のピンジャッ
クユニットに係り、基板を金属基板としたピンジャック
ユニットに関する。
【0002】
【従来技術】従来のピンジャックユニットは、図7に示
すように、絶縁性の合成樹脂材を用いて、基板11とブッ
シュ11a とを、金型により一体成形し、その後端子2aを
A面(表面)側か反対面から、ブッシュ11a の孔11b に
圧入し、次に金属製のキャップ2cのアース端子2dを孔11
c に圧入し、キャップ2cをブッシュ11a に被せている。
【0003】また、ブッシュ11a とブッシュ11a 用の孔
を設けた合成樹脂製の基板11を、夫々別に金型により成
形加工し、この基板11にブッシュ11a を固着し、以下前
記と同様にして、ピンジャックユニットを製造してい
た。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のピンジャックユニットは、必要とするピンジャックの
個数毎に、基板用金型及びブッシュ用金型を作製してい
たので、仕様が変りピンジャック数が変ると、新規に金
型を作製しなければならなかった。
【0005】また、既製金型があった場合でも、金型入
替作業をしなければならなかった。
【0006】更に、基板が絶縁性樹脂のため電波の外来
ノイズの影響を受けていた。
【0007】この考案は上記した点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは従来例の欠点を解消
し、少数の金型でピンジャックの数の変化に対応でき、
しかも外来ノイズの影響を受けないピンジャックユニッ
トを提供するところにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この考案のピンジャック
ユニットは、複数のブッシュ用の孔とアース端子とを設
けた金属基板と、前記ブッシュ用の孔に形成されるブッ
シュと、前記ブッシュに圧入されるピンジャック端子
と、前記ブッシュに圧入されるキャップとを備えた電子
機器のピンジャックユニットにおいて、前記金属基板に
スリットを設け、前記スリットにより任意の数のピンジ
ャックユニットに分断できるようにしたものである。
【0009】よって、必要とするピンジャックの個数が
変わっても、基板用金型及びブッシュ用金型はそのまま
使用できる。
【0010】
【作用】この考案によれば、ピンジャックユニットの基
板を金属製とし、この金属基板に設けた孔にピンジャッ
クを固定しているので、金属基板を帯状金属板に連続加
工して、ピンジャックの必要数に応じて任意に切断し、
多種類のピンジャックユニットを作製できる。
【0011】また、この金属基板にアース用の端子を、
金型により一体に成形し、電子機器のアースに接続して
電波の外来ノイズを防御している。
【0012】
【実施例】この考案に係るピンジャックユニットの実施
例を図1乃至図6に基づき説明する。
【0013】なお、従来例と同一部分には同一符号を付
してその説明を省略する。
【0014】本考案のピンジャックユニットは、例えば
4ピンのピンジャックユニットを製造する場合、第1の
加工例では、図2に示すように、帯状の鋼板に両端部を
残してブッシュ2a用の孔1a、ネジ用の孔1b及びスリット
1eを設けた金属基板1を連続加工し、これをフープ状に
巻いておく。この金属基板1を図3(A)(B)(C) に示すよ
うに、ピンジャック2が8つ成形できる長さに切断し、
ブッシュ2a用の孔1aに、絶縁性の合成樹脂を用いて、4
個のブッシュ2a,2a,…をアウトサート成形し、これを所
定箇所で切断して、端部の曲げ1c加工をする。
【0015】この切断されたブッシュ2a,2a,…付き金属
基板1のブッシュ2aに設けた孔2eに、金属製の端子2bを
A面側か、またはその反対側から所定位置まで圧入し、
次に同じく金属製のキャップ2cのアース端子2dを孔2fに
圧入しつつ、キャップ2cをブッシュ2aに被せて、4つの
ピンジャック2a,2a,…を完成させ、ピンジャックユニッ
トにしている。
【0016】第2の加工例では、前記図3(A) に示すブ
ッシュ2a,2a,…付き金属基板1のブッシュ2aに設けた孔
2eに、金属製の端子2bをA面側か、またはその反対側か
ら圧入する。次に同じく金属製のキャップ2cのアース端
子2dをブッシュ2aの孔2fに圧入しつつ、キャッピ2cをブ
ッシュ2aに被せて、4つのピンジャック2を所定箇所で
切断し、曲げ1c加工を行っている。
【0017】前記のように、第1及び第2の加工例の何
れであっても、完成後の構造は同一になり、またピンジ
ャック2の数の変化に対しては、帯状の鋼板に連続加工
した金属基板の切断箇所を変えることにより対応でき
る。
【0018】また、金属基板1の端子1dは、金属基板1
の最後の切断工程で同時に加工する。この端子1dと電子
機器のアース端子とを接続して、ピンジャック2まわり
のシールドを行うことができる。
【0019】ブッシュ2aは、アウトサート成形ではな
く、専用金型で成形加工し、金属基板1の孔1aに圧入し
固定してもよい。
【0020】金属基板1はピンジャック2が8つ成形で
きる長さに切断したが、切断せずに連続して、アウトサ
ート金型に送り込みブッシュ2aを成形加工したり、また
は前記のように専用金型で成形加工したブッシュ2aを孔
1aに順次圧入し、次に端子2bとキャップ2cを圧入しても
よい。
【0021】端子部の応用例としては、図5に示すよう
に、ピンジャック2の端子2b,2d にプリント基板3をハ
ンダ付けして固定し、パターンにより端子2b,2d と接続
し、方向を変えて、端子4a,4b を出すこともできる。
【0022】更に、図6に示すように、端子2b,2d に他
の端子6a,6b をスボット溶接などして、絶縁性の固定板
5でリード線6a,6b,を固定し、端子の位置と向きを変え
ることができる。
【0023】
【考案の効果】この考案に係るピンジャックユニットに
よれば、上述のように構成したので、以下のような効果
がある。 (1) 金属基板は、同一金型で多品種に対応でき、アウト
サート用金型を何種類か持てばよいので、金型の種類を
少なくできる。 (2) 従ってピンジャック数が変っても、金属基板の金型
入替作業は不要となり、生産性が向上する。 (3) 金属基板がアース接続でき、電子機器を外来ノイズ
に対して強くできる。 (4) 金属基板の切断箇所を制御することにより、多品種
の混合生産ができる。
【0024】上記(1)から(4)の効果を発揮する。
【0025】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のピンジャックユニットを示す斜視図で
ある。
【図2】同金属基板が連続加工された状態を示す斜視図
である。
【図3】 (A) 同金属基板にブッシュをアウトサート成形した
状態を示す斜視図である。 (B)(C)同ユニットの第1の加工例を示す斜視図である。
【図4】(A)(B)(C) 同ユニットの第2の加工例を示す斜
視図である。
【図5】同ユニット端子の応用例を示す側面分解図であ
る。
【図6】同ユニット端子の他の応用例を示す側面図であ
る。
【図7】従来例のピンジャックユニットを図す分解斜視
図である。
【符号の説明】
1 金属基板 1a,1b 孔 1c 曲げ 1d 端子 2 ピンジャック 2a ブッシュ 2b 端子 2c キャップ 2d アース端子 2e,2f 孔 3 プリント基板 4a,4b 端子 5 固定板 6a,6b リード線

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のブッシュ用の孔とアース端子とを
    設けた金属基板と、前記ブッシュ用の孔に形成されるブ
    ッシュと、前記ブッシュに圧入されるピンジャック端子
    と、前記ブッシュに圧入されるキャップとを備えた電子
    機器のピンジャックユニットにおいて、 前記金属基板にスリットを設け、前記スリットにより任
    意の数のピンジャックユニットに分断できるようにした
    ことを特徴とするピンジャックユニット。
JP1990406323U 1990-12-28 1990-12-28 ピンジャックユニット Expired - Fee Related JP2563611Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6125180Y2 (ja) * 1980-07-03 1986-07-29
JPS6029829Y2 (ja) * 1981-07-23 1985-09-07 星電器製造株式会社 多連ピンジヤツク
JPH0211398U (ja) * 1988-07-06 1990-01-24
JPH0824060B2 (ja) * 1988-11-10 1996-03-06 エムデン無線工業株式会社 ピンジャック

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JPH0492389U (ja) 1992-08-11

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