JPH0824060B2 - ピンジャック - Google Patents

ピンジャック

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JPH0824060B2
JPH0824060B2 JP63284752A JP28475288A JPH0824060B2 JP H0824060 B2 JPH0824060 B2 JP H0824060B2 JP 63284752 A JP63284752 A JP 63284752A JP 28475288 A JP28475288 A JP 28475288A JP H0824060 B2 JPH0824060 B2 JP H0824060B2
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JP
Japan
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pin jack
chassis
jack body
shield
connecting portion
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JP63284752A
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JPH02132778A (ja
Inventor
嘉男 倉橋
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Emuden Musen Kogyo KK
Original Assignee
Emuden Musen Kogyo KK
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Publication date
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、たとえばオーディオ機器またはビジュアル
機器に用いるピンジャックに関する。
(従来の技術) 従来のこの種のピンジャックとしては、樹脂製のピン
ジャック本体の前面にプラグ接続部を突設し、ピンジャ
ック本体の後面に回路基板等に接続するための接続部を
設け、このプラグ接続部に接地側端子を嵌合したシール
ドコンタクト方式の接地を行なった構造が採られてい
る。そして、このピンジャックを機器のシャーシに取付
けて使用している。
(発明が解決しようとする課題) 近年、オーディオ機器およびビジュアル機器のデジタ
ル回路化により、従来のアナログ回路では考えられなか
ったデジタル回路特有の高周波ノイズが発生する。ま
た、AVシステム化により、1つの機器にオーディオシス
テムとビジュアルシステムとが一体化しており、互いの
高周波回路の信号の漏れを防止したり、他の回路への干
渉を防止するための対策が必要となってきている。
しかしながら、従来のピンジャックの場合、シャーシ
とプラグ接続部に嵌合した接地側端子との間にピンジャ
ック本体の合成樹脂成型部が露出する部分があり、外来
ノイズが進入するとともに、内部発生ノイズを放出する
問題を有している。
また、金属製のシャーシとプラグ接続部の接地側端子
との間にストレーキャパシティを有してしまう。さら
に、シールドコンタクト形式のアースでは、シールドコ
ンタクト自体にインダクタンスを有してしまい、これら
キャパシタンスやインダクタンス等の不要なインピーダ
ンスにより、不要輻射の発生原因となる問題を有してい
る。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、外来
および内部からのノイズ対策ができ、不要インピーダン
スの増加を防いで不要輻射を抑制できるピンジャックを
提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明のピンジャックは、金属製のシャーシに前面が
接合されてねじにて締め付け固定されるピンジャックに
おいて、前記前面に突設され外周に接地側端子が嵌合さ
れるとともに内部にコンタクトが配置されるプラグ接続
部を有し、このプラグ接続部が前記シャーシに設けられ
た孔部から突出されて固定されるピンジャック本体と、
前記プラグ接続部と電気的に接続され基板に接続される
接続部と、前記ピンジャック本体の前面を覆って配設さ
れるとともに前記プラグ接続部の接地側端子の周囲に接
合されて電気的に接続され、前記ピンジャック本体の固
定時に前記シャーシに接合されて電気的に接続される遮
蔽体とを具備するものである。
(作用) 本発明のピンジャックでは、ピンジャック本体のシャ
ーシへの固定時に遮蔽体がシャーシに接合して電気的に
接続されるとともに遮蔽体でシャーシの孔部が閉塞さ
れ、外来ノイズおよび内部で発生したノイズが遮蔽さ
れ、かつ、シャーシ、遮蔽体およびプラグ接続部の接地
側端子が同電位となる。
(実施例) 以下、本発明のピンジャックを第1図ないし第4図を
参照して説明する。
1はピンジャック本体で、このピンジャック本体1は
絶縁性の合成樹脂にて形成されている。このピンジャッ
ク本体1の前面には、プラグピンを挿入する円柱状の挿
通孔2,3を有する円筒状の突部4,5が形成され、この突部
4,5の外周にそれぞれ導電体により一体形成された接地
側端子6,6が嵌合され、これら接地側端子6,6等でプラグ
接続部7を構成している。この接地側端子6は先端側か
ら順次突部4,5の前面周囲部を覆う前縁部8、突部4,5の
外径に内径が略等しい円筒部9、そして、テーパー部10
を介して導電脚11が導電材にて一体に形成され、前縁部
8を突部4,5の先端に当接し、前記ピンジャック本体1
の取付孔12,13、取付孔14,15にそれぞれ挿入して装着す
る。
また、前記ピンジャック本体1の後面には、基板16に
接続される導電材で形成される第1、第2および第3の
コンタクト17,18,19が取付けられ、これら第1、第2お
よび第3のコンタクト17,18,19で接続部20を構成してい
る。これら第1および第2のコンタクト17,18は、それ
ぞれL字状に折曲げられた金属板で、それぞれ短辺部に
は係止爪21,22が、長辺部の先端には係止爪23,24が、さ
らに第1のコンタクト17の長辺部には補強用のリブが一
体に形成されている。そして、第1のコンタクト17は挿
通孔2内の左右に設けられた係合溝25に係合され係止爪
21でピンジャック本体1に係止され、第2のコンタクト
18は挿通孔3内の左右に設けられた係合溝26に係合され
係止爪21でピンジャック本体1に係止されている。第3
のコンタクト19は2対の挾持片27,28を有し、ピンジャ
ック本体1内の上下に設けられた係合溝29に係合される
とともに、上下に配設された接地側端子6の導電脚を挾
持片27,28でそれぞれ挾持し、電気的に接続している。
また、ピンジャック本体1の前面には遮蔽体31が設け
られている。この遮蔽体31は、4つの接地側端子6の周
囲を遮蔽する第1の遮蔽板32と2つの接地側端子6の周
囲を遮蔽する第2の遮蔽板33とで構成されている。これ
ら遮蔽板32,33は、ピンジャック本体1をシャーシ34に
装着するときねじ35止めするねじ孔に対応するねじ孔3
6,37をそれぞれ少なくとも1つ有する形状になってい
る。また、接地側端子6に当接する部分は折込部38を有
し、この折込部38を接地側端子6のテーパー部10に当接
して、電気的に接続するとともに、接地側端子6および
遮蔽板32,33をピンジャック本体1からはずれにくくし
ている。
そうして、第1、第2および第3のコンタクト17,18,
19が基板16に係止されるので、ピンジャック本体1が基
板16に固定される。
さらに、各プラグ接続部7をシャーシ34に設けられた
孔部から外方へ突出させるとともに、遮蔽板32,33を孔
部に嵌合させて、遮蔽板32,33をシャーシ34に接合さ
せ、シャーシ34の外方からねじ35をピンジャック本体1
に螺着して締付け、ピンジャック本体1をシャーシ34に
固定する。これにより、遮蔽板32,33がシャーシ34と電
気的に接続されるとともに、遮蔽板32,33でシャーシ34
の孔部が閉塞される。
使用に際しては遮蔽板32,33によって、外来ノイズお
よび内部からのノイズを遮蔽するので、リーケージ対策
となる。
また、シャーシ34と接地側端子6間の間隙がなくな
り、シャーシ34と接地側端子6との電位が等しくなるの
で、ストレーキャパシティをなくすことができ、さらに
接地もコンタクト18にて行なえるので、接地線のように
インダクタ化することがなくなり、不要インピーダンス
による不要輻射を抑制できる。
(発明の効果) 本発明のピンジャックによれば、ピンジャック本体の
前面を覆って配設するとともにプラグ接続部の接地側端
子の周囲に接合して電気的に接続する遮蔽体を設けたの
で、ピンジャック本体のシャーシへの固定時に遮蔽体が
シャーシに接合して電気的に接続するとともに遮蔽体で
シャーシの孔部を閉塞し、外来および内部からのノイズ
対策ができ、かつ、シャーシ、遮蔽体およびプラグ接続
部の接地側端子を同電位とし、不要インピーダンスの増
加を防いで不要輻射を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の使用時を示す説明図、第2
図は同上部分拡大断面図、第3図は同上一部を切欠いた
側面図、第4図は正面図である。 1……ピンジャック本体、6……接地側端子、7……プ
ラグ接続部、16……基板、17,18,19……第1、第2およ
び第3のコンタクト、20……接続部、31……遮蔽体、34
……シャーシ、35……ねじ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属製のシャーシに前面が接合されてねじ
    にて締め付け固定されるピンジャックにおいて、 前記前面に突設され外周に接地側端子が嵌合されるとと
    もに内部にコンタクトが配置されるプラグ接続部を有
    し、このプラグ接続部が前記シャーシに設けられた孔部
    から突出されて固定されるピンジャック本体と、 前記プラグ接続部と電気的に接続され基板に接続される
    接続部と、 前記ピンジャック本体の前面を覆って配設されるととも
    に前記プラグ接続部の接地側端子の周囲に接合されて電
    気的に接続され、前記ピンジャック本体の固定時に前記
    シャーシに接合されて電気的に接続される遮蔽体と を具備することを特徴とするピンジャック。
JP63284752A 1988-11-10 1988-11-10 ピンジャック Expired - Lifetime JPH0824060B2 (ja)

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JP63284752A JPH0824060B2 (ja) 1988-11-10 1988-11-10 ピンジャック

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JP63284752A JPH0824060B2 (ja) 1988-11-10 1988-11-10 ピンジャック

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Publication Number Publication Date
JPH02132778A JPH02132778A (ja) 1990-05-22
JPH0824060B2 true JPH0824060B2 (ja) 1996-03-06

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2563611Y2 (ja) * 1990-12-28 1998-02-25 株式会社ケンウッド ピンジャックユニット
JP2636151B2 (ja) * 1993-11-18 1997-07-30 木谷電器株式会社 ピンジャックの回路基板への取付

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5296294U (ja) * 1976-01-19 1977-07-19
JPS629647Y2 (ja) * 1978-09-05 1987-03-06

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