JP2708360B2 - コネクタ及びその製造方法 - Google Patents
コネクタ及びその製造方法Info
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Description
ンアンテナの同軸ケーブルから受像機への接続などに使
用される高周波信号入出力接栓で、外部端子にらせんね
じなどの突条を要求される同軸コネクタ等の接続面周上
に突条を形成したコネクタ及びその製造方法に関するも
のである。
工業会により、C12形、C15形として規格されてお
り、図7及び図8に示すように、外面にらせんねじ1を
形成した円筒状外部端子2に樹脂からなる絶縁体3を内
装し、その絶縁体3の中心軸に(外部端子2の軸心上)
に内部端子4を挿入したものである。
うに、テレビジョン受像機のテレビ電波入力端子として
使用され、同軸ケーブルp端末に固定のコネクタC2 を
嵌める(図8鎖線状態)。
の従来の外部端子2は、切削加工により、棒状材から切
り出したフライスねじ又はダイスねじ、転造ねじ、鍛造
ねじが用いられている。これらのねじ製造は、生産性、
とくに生産スピードにおいて劣る。
の外部端子2等を、パーツフィーダ等によって整列し、
さらに搬送して、上述の絶縁体3及び内部端子4等の内
装を行っていた。これは生産性が悪い。
子外面に周上の突条を有する同軸コネクタなどの接続面
周上に突条を有するコネクタの生産性を高めることを課
題とする。
に、コネクタの構成に係る発明にあっては、その円筒状
接続面を、プレス加工により、四角平面状板状体を打ち
抜くと同時に突条を膨出させ、その板状体を円筒状に成
形してその外周面で形成し、かつ、前記突条は同一ねじ
の一周一ピッチ毎に欠如したつるまき線上に位置されて
いる構成としたのである。
っては、プレス加工により、上記板状体を打ち抜くと同
時に、上記突条を、同一ねじの一周一ピッチ毎に欠如し
たつるまき線上に膨出させて形成し、その板状体を円筒
状にして接続面を成す構成とし、さらに、その円筒状内
に絶縁体をインサート成形し、その絶縁体に内部端子を
挿入して製造する構成としたのである。
四角平面状板状体の複数個を、帯状キャリアにその帯方
向に並列して連接した状態で打抜き、その内部に上記絶
縁体をインサート成形後、各円筒状物(外部端子)をキ
ャリアから切り離す構成を採用し得る。
は、接続部(外部端子)が円筒状を担保しているため、
接続作用に支障がなく、また、板状体と突条をプレス加
工により同時に成形して、その板状体を円筒状に成形し
たものであるため、製作が容易で、生産コストの低減を
図り得る。
め、前述のC12形、C15形に対応し得るものであ
り、さらに、その突条のなすねじ山は一周一ピッチ毎に
欠如されているので、プレス成形によっても確実に成形
し得る。このため、接続性に支障はない。
より、板状体と突起を同時に成形して接続部を形成する
ため、生産コストの低減を図り得る。このとき、その接
続部(板状体)をキャリアに連接したものとすれば、そ
の接続部の形成は順送プレスとなり、より生産性が向上
し、さらに、絶縁体のインサート成形においても、キャ
リアのピン穴による位置決めを行い得るなどの各点で有
利となる(実施例参照)。
2に示すように、長方形状の板状体を円筒状に成形し、
その周囲に、切起しにより、同一ねじのつるまき線上に
ある突条11を形成して外部端子12を成している。突
条11が前記つるまき線上にあれば、突条11はそのね
じピッチの整数倍の位置に必ずある。また、突条11は
そのつるまき線の一周一ピッチ毎に欠如されている。す
なわち、突条11は、つるまき線の二ピッチ毎に形成さ
れている。
的に欠如された複数の突起から成ってもよく、その突起
の個数、長さ、位置は、外部端子12の強度、同軸コネ
クタC2 の嵌入時の力等を考慮して適宜に決定すればよ
い。また、その際、突起は短かいため直線状でも後述の
端子接続作用に支障はないが、前記つるまき線上にぴっ
たり沿う曲線状が好ましい。
されて絶縁体13が内装されており、その中心軸上に内
部端子14が挿入されている。
に、取付板Bの穴に嵌め込み、外部端子12の足12a
を鎖線のごとく折り曲げて、この折曲片12aと絶縁体
13の突子13b(外部端子12の突子12b)とで取
付板Bを挾持して取付ける。または、足12aを取付板
B上の回路に半田付けすることにより取付ける。
一製作例について説明する。
ら、プレス加工により、外部端子12平面形状の板状体
12’を帯状キャリア15に連接状態で打抜くと同時
に、突条11を切起して形成する。このとき、突条11
は、一周一ピッチ毎に欠如した、すなわち二ピッチ毎の
つるまき線上にあるため、切起し刃の干渉も少なく、円
滑かつ正確な突条11の形成をなし得る。
に、切起し下端がその切起し穴11aから突き出ない程
度とするとよい。このとき、その下端は切れずに切起し
穴11aの縁に連続している場合もある。これにより、
後述の樹脂aによるインサート成形時、その穴11aか
ら樹脂が突出するのが防止される。また、切起し端は、
同図から理解できるように、断面三角形状で、ねじ山に
似たものとなる。一度に打抜きする外部端子12の数は
任意である。なお、打抜き時には各外部端子12に対応
する位置決め穴16及び突子12bを同時に形成する。
うに、各板状体12’を円筒状に成形して外部端子12
とし、つづけて、図6に示すように、成形型wに外部端
子12を入れて、樹脂aを注入して絶縁体13及び突子
13bをインサート成形する。このとき、穴16にピン
17を入れて位置決めする。インサート成形する外部端
子12の数は任意である。
15から外部端子12を切離し、絶縁体13中に内部端
子14を挿入して、同軸コネクタC1 を得る。内部端子
14の挿入は切離し前でもよい。
体12’の円筒化工程、絶縁体13、取付部23の成形
工程、内部端子14、コンタクト24の挿入工程は、一
連の連続工程とするとよい。
し)によらず、絞り加工等の周知の手段によって膨出さ
せてもよい。
生産性が向上し、コネクタの低価格化を図ることができ
る。とくに、突条を同一ねじのつるまき線上としたの
で、筒状外部端子等の接続端子に、従来と同様に、雌端
子をねじ込むことができ、切り出しねじのものなどに比
べれば、はるかに安いものとなる。このとき、四角平面
状板状体を円筒状にしたため、その円筒の軸方向の切り
目は1つとなり、その切り目におけるねじの連続性も担
保し易い。また、突条は同一ねじの二ピッチ毎のつるま
き線上に位置されているため、その成形は円滑かつ正確
なものとなり、従来と同様な接続特性を担保し得る。
Claims (5)
- 【請求項1】 接続面が円筒状で、その周面に突条11
が形成されたコネクタC1 であって、 上記円筒状接続面は、プレス加工により、四角平面状板
状体12’を打ち抜くと同時に上記突条11を膨出さ
せ、その板状体12’を円筒状に成形してその外周面で
形成されたものであり、 かつ、上記突条11は同一ねじの一周一ピッチ毎に欠如
したつるまき線上に位置されている ことを特徴とするコ
ネクタ。 - 【請求項2】 請求項1記載のコネクタが、その円筒状
接続面をなす円筒状外部端子12に絶縁体13を内装
し、この絶縁体13の前記外部端子12の軸心上に内部
端子14を挿入した同軸コネクタC1 であって、 上記外部端子12は、プレス加工により、四角平面状板
状体12’を打ち抜くと同時に上記突条11を膨出さ
せ、その板状体12’を円筒状に成形してその外周面で
形成されたものであり、 かつ、上記突条11は同一ねじの一周一ピッチ毎に欠如
したつるまき線上に位置されている ことを特徴とするコ
ネクタ。 - 【請求項3】 請求項1記載のコネクタを製造する方法
であって、円筒状接続面をなす四角平面状板状体12’
の複数個を、帯状キャリア15にその帯方向に並列して
連接した状態で打抜くと同時に、上記突条11を、上記
同一ねじの一周一ピッチ毎に欠如したつるまき線上に膨
出させて形成し、その板状体12’を円筒状にしたのち
キャリア15から切離すことを特徴とするコネクタの製
造方法。 - 【請求項4】 請求項2記載の同軸コネクタC1 を製造
する方法であって、プレス加工により、上記外部端子1
2の板状体12’を打ち抜くと同時に、上記突条11
を、上記同一ねじの一周一ピッチ毎に欠如したつるまき
線上に膨出させて形成し、その板状体12’を円筒状に
したのち、その円筒状外部端子12内に上記絶縁体13
をインサート成形し、さらに、この絶縁体13に上記内
部端子14を挿入して同軸コネクタを製造する方法。 - 【請求項5】 上記外部端子12の板状体12’の複数
個を、帯状キャリア15にその帯方向に並列して連接し
た状態で打抜き、上記絶縁体13をインサート成形後、
各外部端子12をキャリア15から切り離すことを特徴
とする請求項4記載の同軸コネクタの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5313583A JP2708360B2 (ja) | 1993-09-21 | 1993-12-14 | コネクタ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5-234889 | 1993-09-21 | ||
JP23488993 | 1993-09-21 | ||
JP5313583A JP2708360B2 (ja) | 1993-09-21 | 1993-12-14 | コネクタ及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07142127A JPH07142127A (ja) | 1995-06-02 |
JP2708360B2 true JP2708360B2 (ja) | 1998-02-04 |
Family
ID=26531825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5313583A Expired - Lifetime JP2708360B2 (ja) | 1993-09-21 | 1993-12-14 | コネクタ及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2708360B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5926541Y2 (ja) * | 1979-03-03 | 1984-08-01 | 株式会社村田製作所 | 同軸ケ−ブル用接栓座 |
JPS62285378A (ja) * | 1986-06-04 | 1987-12-11 | ヒロセ電機株式会社 | 雌形同軸コネクタとその製造方法 |
-
1993
- 1993-12-14 JP JP5313583A patent/JP2708360B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07142127A (ja) | 1995-06-02 |
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