JP2563490Y2 - リードリレー - Google Patents

リードリレー

Info

Publication number
JP2563490Y2
JP2563490Y2 JP8088991U JP8088991U JP2563490Y2 JP 2563490 Y2 JP2563490 Y2 JP 2563490Y2 JP 8088991 U JP8088991 U JP 8088991U JP 8088991 U JP8088991 U JP 8088991U JP 2563490 Y2 JP2563490 Y2 JP 2563490Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating bobbin
reed relay
support piece
terminal support
glass tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8088991U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0533438U (ja
Inventor
勝三郎 川口
彰夫 川原
正和 安東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Advantest Corp
Original Assignee
Advantest Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Advantest Corp filed Critical Advantest Corp
Priority to JP8088991U priority Critical patent/JP2563490Y2/ja
Publication of JPH0533438U publication Critical patent/JPH0533438U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2563490Y2 publication Critical patent/JP2563490Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は磁気によってオン、オ
フ動作するリードリレーに関し、特にリードリレー素子
のガラス管が破損する事故が起き難い構造としたリード
リレーを提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】図3に従来のリードリレーの構造を示
す。図中1は磁気シールドケース、2は絶縁ボビン、3
はこの絶縁ボビン2に巻装した励磁コイル、2A,2B
は絶縁ボビン2の両端に形成された鍔、4はこの鍔2
A,2Bから突出形成した端子支持片を示す。この端子
支持片4は鍔2A,2Bの一部から絶縁ボビン2の軸芯
方向に突出して形成される。
【0003】端子支持片4には複数本のリード片11が
インサートされて支持される。この例では端子支持片4
のそれぞれに3本のリード片11をインサートして支持
させた場合を示す。リード片11の一方の端部は端子支
持片4の端面から導出されて絶縁ボビン2の軸芯方向に
突出されて外部端子13とされ、他端部は端子支持片4
の板面から導出されて絶縁ボビン2の軸芯と直交する向
に突出され、内部端子5,6,7として配置される。
【0004】絶縁ボビン2の中空部には静電シールド用
の導電パイプ14が挿入される。この導電パイプ14の
両端を内部端子5,5に溶着し、電気的に一組の外部端
子13に接続する。導電パイプ14の中空部にリードリ
レー素子8を挿入し、リードリレー素子8のリードの両
端を内部端子6,6に接続し、励磁コイル3のリードを
内部端子7,7に接続する。
【0005】このようにして静電シールド用の導電パイ
プ14と、リードリレー素子8及び励磁コイル3は各3
本の外部端子13に接続され、プリント配線基板等に電
気的接続される。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】リードリレー素子8の
ガラス管の外周面と、導電パイプ14の内壁面との間の
間隙は0.1mm程度のわずかな間隙しかない。このため
にリードリレー素子8のリードを内部端子6に溶着する
際に、リードリレー素子8のガラス管が正確に導電パイ
プ14の軸芯位置に配置されない場合がある。
【0007】つまりリードリレー素子8のガラス管の一
部が導電パイプ14の内壁に当接した状態でリードリレ
ー素子8のリードを内部端子6に溶着すると、内部端子
6の熱膨張及び熱膨張後の収縮時にガラス管が導電パイ
プ14の内壁に強く押されガラス管に歪みを与えること
がある。ガラス管に歪みが与えられた状態で作られる
と、実用中にガラス管が破損し易くなる。ガラス管が破
損すると、リードリレー素子の接点部分が外気に接触
し、接触不良事故が起きる確率が高くなる。
【0008】この考案の目的はリードリレー素子のガラ
ス管が破損事故を起し難い構造としたリードリレーを提
供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この考案では静電シール
ド用の導電パイプの両端近くの内壁面に弾性を具備した
舌片を複数切起し、この舌片によってリードリレー素子
のガラス管を導電パイプの軸芯位置に弾性的に支持させ
る構造としたものである。この考案の構造によればリー
ドリレー素子のガラス管は導電パイプ内において、予め
導電パイプの軸芯位置に正確に然も弾性的に支持され
る。このために、内部端子が熱膨張及び冷却時に収縮し
てもリードリレー素子のガラス管は舌片を弾性変形させ
るだけで済み、大きな応力が与えられることがない。
【0010】よって、この考案によればリードリレー素
子のガラス管を確実に保護することができ、信頼性の高
いリードリレーを構成することができる。
【0011】
【実施例】図1にこの考案によるリードリレーの構造
を、また図2にこの考案の要部の構造を示す。この考案
では導電パイプ14の両端に近い内壁面に、弾性を持つ
舌片14Aを複数形成し、この舌片14Aによってリー
ドリレー素子8のガラス管を導電パイプ14の軸芯位置
に支持する構造とする。
【0012】この例では舌片14Aを導電パイプ14の
内壁に図2に示すように等角間隔に3個設けた場合を示
す。この3個の舌片14Aによってリードリレー素子8
のガラス管を導電パイプ14の軸芯位置に支持させる。
舌片14Aは片持梁構造とされ、遊端部はバネ性によっ
て弾性変形できるように作られる。
【0013】
【考案の効果】この考案の構成によればリードリレー素
子8のガラス管が舌片14Aによって静電シールド用の
導電パイプ14の軸芯位置に弾性的に支持されているか
ら、リードリレー素子8のリードを内部端子6に溶着す
る際に、内部端子6が熱膨張及び熱膨張後に収縮しても
リードリレー素子8のガラス管は舌片14Aにより弾性
的に支持されているからガラス管は歪みが発生する程大
きな応力を受けることはない。よってガラス管に歪みが
発生することなく、リードを内部端子6に溶着すること
ができ、これによって信頼性の高いリードリレーを構成
することができる利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す断面図。
【図2】この考案の一実施例を示す要部の正面図。
【図3】従来の技術を説明するための断面図。
【符号の説明】
1 磁気シールドケース 2 絶縁ボビン 3 励磁コイル 4 端子支持片 5,6,7 内部端子 8 リードリレー素子 11 リード片 13 外部端子 14 導電パイプ 14A 舌片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭57−107251(JP,U) 実開 昭58−194502(JP,U) 実開 昭57−107256(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A.円筒状の絶縁体によって形成され、
    両端に鍔が形成された絶縁ボビンと、 B.この絶縁ボビンの上記鍔の一部から上記絶縁ボビン
    の軸芯方向に突出された端子支持片と、 C.この端子支持片に支持され、一端が端子支持片の端
    面から導出されて上記絶縁ボビンの軸芯と平行する向に
    突出されて外部端子とされ、他端が上記端子支持片の平
    板面から導出され、上記絶縁ボビンの軸芯と直交する向
    に導出されて内部端子とした複数のリード片と、 D.上記絶縁ボビンの中空部に挿通され、両端の内壁面
    に弾性的に切起された複数の舌片を具備したシールドパ
    イプと、 E.このシールドパイプの中空部に収納され、上記舌片
    にガラス管の周面が接触して支持されたリードリレー素
    子と、 によって構成したリードリレー。
JP8088991U 1991-10-04 1991-10-04 リードリレー Expired - Lifetime JP2563490Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8088991U JP2563490Y2 (ja) 1991-10-04 1991-10-04 リードリレー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8088991U JP2563490Y2 (ja) 1991-10-04 1991-10-04 リードリレー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0533438U JPH0533438U (ja) 1993-04-30
JP2563490Y2 true JP2563490Y2 (ja) 1998-02-25

Family

ID=13730923

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8088991U Expired - Lifetime JP2563490Y2 (ja) 1991-10-04 1991-10-04 リードリレー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2563490Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0533438U (ja) 1993-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3229514B2 (ja) 内燃機関用点火装置
JP2563490Y2 (ja) リードリレー
JPH1174132A (ja) 電磁装置
JP3550643B2 (ja) 内燃機関用点火コイル
JPH0611332U (ja) 電磁機器
JP4702601B2 (ja) コイル部品
JP2003017347A (ja) 電流センサ
JP3783957B2 (ja) 内燃機関用点火コイル
JP2555596Y2 (ja) リードリレー
JP2002280237A (ja) 内燃機関用点火コイル
US3263043A (en) Techniques for the construction of reed relays
CN219642616U (zh) 脉冲线模块和脉冲线模块组件
JPH0633635Y2 (ja) 電磁継電器
JP3546665B2 (ja) 内燃機関用点火コイル
JP2985663B2 (ja) コイル部品
JPH0696971A (ja) インダクタ及び分割形コイルホルダ
JP2530944Y2 (ja) 水銀接点リレー
JPH11111547A (ja) スティック型点火コイル
JPH0582369A (ja) トランス
JP2884871B2 (ja) テレビ受信装置
JPH06201732A (ja) 電流センサ
JP2607663Y2 (ja) 近接スイッチ用検知コイル
JP3360853B2 (ja) 小型プランジャ
JPS59224026A (ja) 電磁継電器
JPH0717127Y2 (ja) 電磁石ブロックと端子ブロックの結合構造

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970930

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term