JP2563387B2 - 自動給水装置 - Google Patents

自動給水装置

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JP2563387B2 JP62282429A JP28242987A JP2563387B2 JP 2563387 B2 JP2563387 B2 JP 2563387B2 JP 62282429 A JP62282429 A JP 62282429A JP 28242987 A JP28242987 A JP 28242987A JP 2563387 B2 JP2563387 B2 JP 2563387B2
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  • Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は貯水槽等に貯えられた水を給水する自動給水
装置に関するものである。
従来の技術 以下、自動給水装置の従来例を第3図を参照して説明
する。
第3図において1はポンプであり、吸い込み口2が貯
水槽3と連通している。4はポンプ1の吐出口に設けら
れた逆止弁で、逆止弁4の下流側に圧力スイッチ5およ
び蓄圧タンク6が設けられている。さらに逆止弁4の上
流側と下流側の圧力を受けるように、通路7を介してダ
イヤフラム8が設けられている。またダイヤフラム8は
スプリング9によって逆止弁4の上流方向に付勢されて
おり、磁石10が取り付けられている。11はマグネットス
イッチで磁石10が接近するとオフとなり、磁石10が遠ざ
かるとオンとなる。12は制御装置で、圧力スイッチ5お
よびマグネットスイッチ11の出力信号によってポンプ1
の駆動モータを制御するものである。13は逆止弁4の下
流側に連通する蛇口である。
以上のように構成された従来の自動吸水装置は蛇口13
を開けると、管路の圧力が低下し、圧力スイッチ5がオ
ンとなって制御装置がポンプ1の駆動モータを起動す
る。
蛇口13が大きく開けられている場合はポンプ1が運転
中であっても管路の圧力はあまり高くならず、圧力スイ
ッチ5はオフにならないが、蛇口13が小さく開けられて
いる場合は蛇口13から吐き出される水量よりポンプ1が
吐き出す水量のほうが大きい場合があり、この場合は管
路の圧力が次第に高くなり、圧力スイッチ5がオフとな
る。ところがこの場合、管路に水の流れがあるため逆止
弁4の流体抵抗によって、逆止弁4の前後の圧力差が生
じ、この圧力差でダイヤフラム8がスプリング9に抗し
て逆止弁4の下流側に変移した状態となる。これによっ
てマグネットスイッチ11はオンとなり、制御装置12はポ
ンプ1を運転状態にする。ポンプ1の運転中に蛇口13が
完全に閉じられると管路の圧力は次第に上昇し、圧力ス
イッチ5がオフになり、管路の水流が止まるため、逆止
弁4の前後の圧力差もなくなってダイヤフラム8が逆止
弁4の上流側に変移して、マグネットスイッチ11がオフ
となる。これによって制御装置12がポンプ1の運転を停
止する。
発明が解決しようとする問題点 管路に接続されている蛇口が急激に閉じられると衝撃
波が管路に発生することがありる。また特に全自動洗濯
機は電磁弁を有しており、頻繁に電磁弁が開閉するた
め、全自動洗濯機が管路に接続されていると頻繁に管路
に衝撃波が発生することがある。
従来の自動給水装置は、このようにして発生する衝撃
波がダイヤフラム8に伝り、ダイヤフラム8が破損する
ことがあった。また自動給水装置が2つ以上の蛇口に給
水中にいずれかの蛇口が急激に閉じられ衝撃波が発生す
ると、衝撃波によってダイヤフラムが変移し、ポンプの
動作が一時的に停止する場合があった。このような場
合、給水管路の圧力が一時的に急激に低下し、例えば瞬
間湯沸し器を使用していると湯の温度が変化したり、不
都合があった。
問題点を解決するための手段 上記の問題点を解決するために本発明の自動給水装置
は、ポンプの吐き出し口に連通する第1の逆止弁と、第
1の逆止弁の下流側に圧力スイッチを設け、第1の逆止
弁をバイパスする通路を設けるとともに、通路に上流側
から第2の逆止弁および通路の水流を検出するフロース
イッチを順に設け、圧力スイッチによって吐き出し圧力
が特定の圧力以下であることを検知するか、またはフロ
ースイッチによって通路内の水流が特定の水流以上と検
知したときにポンプを運転状態にする制御装置を設けた
自動給水装置において、フロースイッチには内部に隙間
を介して移動子を設け、移動子は水流によって下流側に
移動するとフロースイッチをオンにし上流側に変移した
ときフロースイッチをオフにするように構成し、衝撃波
が下流側で発生したときには隙間を通過した衝撃波によ
り第2逆止弁が閉じられ移動子が上流側に変移するまで
の間は水の抵抗でフロースイッチをオンに維持すること
ができ、衝撃波によって前記フロースイッチを直ちには
オフしないことを特徴とする。
作用 上記した手段により本発明の自動給水装置は、衝撃波
が下流側で発生した場合、第1の逆止弁はこの衝撃波に
よって閉じられる。そしてこれと同時に通路内に伝搬し
た衝撃波はスロースイッチの隙間を通過して移動子の背
後に回り込み、第2の逆止弁によって受けとめられ、第
2の逆止弁も迅速に閉鎖される。隙間と第2の逆止弁を
設けたことにより、移動子の背後に回り込んだ衝撃波は
ポンプ側に浸入することなく移動子と第2の逆止弁との
間で急速に減衰、消滅されるが、第2の逆止弁が閉じら
れていて移動子が上流側に変移するまでの間は、水の抵
抗による制動でフロースイッチはオンを維持することが
できる。圧力スイッチがオフする場合は別にしてフロー
スイッチがオンしている間はポンプが停止しないので、
短時間で再び第2の逆止弁と第1の逆止弁が開放される
から、衝撃波によってポンプが停止することはない。そ
してもし第2の逆止弁がなくてフロースイッチがオフし
てしまうとポンプが停止するから、第2の逆止弁がなけ
れば通路を通して水落ちを発生するが、第2の逆止弁が
設けられているために水落ちすることがない。
実施例 以下、本発明の自動給水装置の一実施例を第1図〜第
2図を参照して説明する。
1はポンプであり、吸い込み口2が貯水槽3と連通し
ている。4はポンプ1の吐出口に設けられた第1の逆止
弁で、第1の逆止弁4の下流側に圧力スイッチ5および
蓄圧タンク6が設けられている。14は第1の逆止弁4の
上流側と下流側の間をバイパスする通路であり、この通
路14に第2の逆止弁15が設けられている。また通路14に
は通路14内を流れる水流が特定の値以上の時にオンとな
るフロースイッチ16が設けられている。この逆止弁15と
フロースイッチ16は、逆止弁15が上流側に設けられ、順
にフロースイッチ16が設けられている。フロースイッチ
16は通路14内の水流によって移動する筒状の移動子17
と、移動子17に挿入された軸18を有しており、移動子17
にはマグネットが取り付けられ軸18はマグネットスイッ
チを内蔵している。そして移動子17が通路14内の水流に
よって移動した時にマグネットスイッチがオンとなる。
また移動子17と通路14の間には隙間が設けられ、通路内
に特定以上の水流があった時に移動子17は重力に抗して
上昇する。12は制御装置であり、リレー19が設けられて
おり、リレー19のコイルに圧力スイッチ5とフロースイ
ッチ16が並列に接続されている。またリレー19の接点を
介してポンプ1の駆動モータ20が電源に接続されてい
る。
以上のように構成された本実施例の自動給水装置の動
作を説明する。
蛇口13を開けると、管路の圧力が低下し、圧力スイッ
チ5がオンとなって制御装置12のリレー19の接点がオン
となり、ポンプ1の駆動モータ20が起動する。
蛇口13が大きく開けられている場合はポンプ1が運転
中であっても管路の圧力はあまり高くならず、圧力スイ
ッチ5はオフにならないが、蛇口13が小さく開けられて
いる場合は蛇口13から吐き出される水量よりポンプ1が
吐き出す水量のほうが大きい場合があり、この場合は管
路の圧力が次第に高くなり、圧力スイッチ5がオフとな
る。ところがこの場合、管路に水の流れがあるため逆止
弁4の流体抵抗によって、逆止弁4の前後の圧力差が生
じ、この圧力差によって通路14内に水流が生じる。この
水流によって移動子17が逆止弁4の下流側に移動する。
これによってフロースイッチはオンとなり、制御装置12
はポンプ1の運転状態を維持する。ポンプ1の運転中に
蛇口13が完全に閉じられると管路の圧力は次第に上昇
し、圧力スイッチ5がオフになり、管路の水流が止まる
ため、逆止弁4の前後の圧力差もなくなって重力によっ
て移動子17が逆止弁4の上流側に変移して、フロースイ
ッチ11がオフとなる。これによって制御装置12がポンプ
1の運転を停止する。また蛇口13が急激に閉じられ、下
流側で衝撃波が発生した場合、衝撃波は逆止弁4を閉じ
るとともに、通路14を伝わってフロースイッチ16に到達
する。フロースイッチ16の内部には隙間を介して移動子
17が設けられているから、衝撃波の一部は隙間を通過す
るが大半は移動子17で反射され蓄圧タンク6で吸収され
ながら移動子17と蓄圧タンク6側との間で急速に減衰す
る。隙間を通過した衝撃波は逆止弁15に伝わり、逆止弁
15を閉鎖する。逆止弁15で反射された衝撃波は、移動子
17と逆止弁15の間で急速に減衰、消滅に向かい、通路14
内の水流はいわば停止状態となる。移動子17は水の抵抗
による制動を受けながら重力によってゆっくりと上流側
に下降するため、しばらくポンプ1の運転は維持され
る。なお逆止弁15は弁体を強固に作ることは簡単であっ
て、衝撃波によって破損することはないし、逆止弁4と
逆止弁15がともに閉鎖されるから、衝撃波がポンプ1の
本体側に伝わって影響するようなこともない。そしても
し隙間と逆止弁15がなければ衝撃波の作用で移動子17が
急速に上流側に変移してフロースイッチ16がオフするは
ずであるが、隙間と逆止弁15を設けたことから逆止弁15
が閉じている限り移動子17が上流側に変移するまでフロ
ースイッチ16はオンを続けることができる。しばらくポ
ンプ1の運転が維持されているために衝撃波が消えた後
に再び第2の逆止弁15が開き、移動子17は下降しきる前
に上昇するため、衝撃波によってポンプ1の運転は停止
することがない。そしてこの逆止弁15を開放するまでの
時間もフロースイッチ16の構成を適宜選択することで設
定できるものである。そしてもし逆止弁15がなくてフロ
ースイッチ16がオフしてしまうとポンプ1が停止し通路
を通して水落ちを発生するが、逆止弁15が設けられてい
るために水落ちすることがない。
発明の効果 以上説明したように本発明の自動給水装置はポンプの
吐き出し側に設けらた第1の逆止弁をバイパスする通路
を設けるとともに、通路に第2の逆止弁および通路の水
流を検出するフロースイッチを設け、圧力スイッチおよ
びフロースイッチの動作状態に応じて動作しポンプの吐
き出し口の圧力が特定の圧力以下か通路内の水流が特定
の水流以上の場合にポンプを運転状態にする制御装置を
設けたものであるため、蛇口等が急激に閉じられて衝撃
波が生じても破損する部分が無く、また衝撃波によって
ポンプが一時的に停止することもない。また第1及び第
2の逆止弁によりポンプ側への衝撃波の伝搬を防ぐこと
ができ、第2の逆止弁がなければフロースイッチがオフ
したときにポンプは停止し通路を通して水落ちが発生す
るはずであるが、第2の逆止弁によってこれが発生する
ことはない。そして移動子と隙間及び第2の逆止弁のの
構成を適宜選択することで第2の逆止弁の開放するまで
の時間を設定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の自動給水装置の一実施例の要部断面
図、第2図は同配線図、第3図は従来の自動給水装置の
要部断面図である。 1……ポンプ、3……貯水槽、4……第1の逆止弁 5……圧力スイッチ、6……蓄圧タンク 12……制御装置、13……蛇口、14……通路 15……第2の逆止弁、16……フロースイッチ 17……移動子、19……リレー、20……モータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポンプの吐き出し口に連通する第1の逆止
    弁と、前記第1の逆止弁の下流側に圧力スイッチを設
    け、前記第1の逆止弁をバイパスする通路を設けるとと
    もに、前記通路に上流側から第2の逆止弁および前記通
    路の水流を検出するフロースイッチを順に設け、前記圧
    力スイッチによって前記吐き出し口の圧力が特定の圧力
    以下であることを検知するか、または前記フロースイッ
    チによって前記通路内の水流が特定の水流以上と検知し
    たときに前記ポンプを運転状態にする制御装置を設けた
    自動給水装置において、前記フロースイッチには内部に
    隙間を介して移動子を設け、前記移動子は水流によって
    下流側に移動すると前記フロースイッチをオンにし上流
    側に変移したとき前記フロースイッチをオフにするよう
    に構成し、衝撃波が下流側で発生したときには前記隙間
    を通過した衝撃波により前記第2逆止弁が閉じられ前記
    移動子が上流側に変移するまでの間は水の抵抗で前記フ
    ロースイッチをオンに維持することができ、前記衝撃波
    によって前記フロースイッチを直ちにはオフしないこと
    を特徴とする自動給水装置。
JP62282429A 1987-11-09 1987-11-09 自動給水装置 Expired - Lifetime JP2563387B2 (ja)

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JPH01125593A JPH01125593A (ja) 1989-05-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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