JP2562356Y2 - プリンタの自動給・排紙装置 - Google Patents

プリンタの自動給・排紙装置

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JP2562356Y2
JP2562356Y2 JP4328591U JP4328591U JP2562356Y2 JP 2562356 Y2 JP2562356 Y2 JP 2562356Y2 JP 4328591 U JP4328591 U JP 4328591U JP 4328591 U JP4328591 U JP 4328591U JP 2562356 Y2 JP2562356 Y2 JP 2562356Y2
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忠 勝川
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日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
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  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、プリンタの自動給・
排紙装置に関し、特に専用紙を使用するプリンタの用紙
が記録に不適合な場合における用紙排出構造の改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】最近、映像信号から1フィールド分ある
いは1フレーム分の情報、すなわち、静止画をハードコ
ピーすることのできるビデオプリンタが普及しつつあ
る。この種のプリンタは熱転写方式によるものが主流を
占めているが、他の映像機器とシステムを組んで用いる
場合が多く、一緒にラックに収納する方が好ましい。し
たがって、操作は前面から行い、給紙・排紙およびイン
クリボンカセットの出し入れも前面から行える自動給排
紙機能を備えたフルフロントローディング機構の採用が
求められている。また、最近では、フルカラーのハード
コピーをプリントすることのできるカラービデオプリン
タが注目されている。このようなカラービデオプリンタ
では、インクシートのインクが転写し易いように、表面
に樹脂コーティングを施した専用紙を用いている。この
専用紙は、記録紙トレイにセットされて装置内に引き出
し状に装填・セットされている。そして、自動給排紙機
構によってトレイから給紙経路に送り出され、印字ヘッ
ドを有する記録部に送り込まれる。印字ヘッドによる記
録後の専用紙(以下、記録紙という)は、経路の切り換
えにより排紙経路を通して排出され、例えば排紙用のト
レイに収容される。ところで、専用の記録紙を用いるプ
リンタでは、ユーザーが記録紙トレイ内に記録に適合し
ない種類、形状の記録紙をセットし、あるいは不適合な
セット方向で記録紙をセットする場合が応々にして生じ
る。そのため、自動給排紙機構を備えたプリンタは、従
来より記録紙判別機能を持っており、トレイにセットさ
れた記録紙が記録に適合するか否かを判別し、記録に不
適合な場合は、この記録紙を経路の切り換えによって装
置外へ排出し、あるいは記録紙トレイ内の給紙開始以前
の元の位置まで返送するようにしていた。すなわち、記
録に不適合な記録紙がトレイから給紙経路に送り出され
たときは、その裏面のマークの検出により不適合である
旨を判別すると共に、搬送ローラの回転によって記録紙
を内奥の記録部までいったん送り込んだ後、用紙経路を
給紙側から排紙側に切り換え、搬送ローラの逆転によっ
て不適合な記録紙を排紙経路を通して装置外へ排出する
ようにしていた。
【0003】一方、記録紙が記録に不適合であって、表
面が滑らか過ぎ、摩擦抵抗が低い場合は、紙と給紙ロー
ラとの摩擦力が不足し、両者の間にスベリが生じること
になる。そのため、トレイに静止状態で入っているとき
は、給紙ローラの回転でトレイから多少は送り出せる
が、その前方の給紙経路が湾曲しているので、給紙経路
からの接触抵抗を受けてそれより前方へ送り出せなくな
り、給紙不能となる。この状態を給紙ローラの回転時間
又は回転数によって検出し、一定値を越えたとき、異状
が生じた旨を判別していた。そして、給紙ローラを逆転
させて記録に不適合な記録紙をトレイ内の給紙開始以前
の元の位置に戻していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、記録に
不適合な記録紙を装置外へ排出する場合は、専用紙以外
では紙の硬さやスベリ具合が異なるので、記録部のプラ
テンやサーマルヘッドの付近で、いわゆるクシャクシャ
した状態となり、ペーパジャム、すなわち、紙詰りの現
象が多発する問題が生じていた。また、不適合な記録紙
をトレイ内の元の位置に戻す場合は、その都度ユーザー
がトレイを装置から引き出して記録紙の束を取り出し、
最下端の不適合な記録紙を取り除いた後、再度記録紙を
トレイにセットしなければならず、極めて煩雑であっ
た。また、不適合な記録紙をトレイから取り除かない限
りは次の記録紙を給紙できず、したがって、記録部にて
記録できないという問題があった。
【0005】この考案は以上の点に鑑み提案されたもの
で、給紙経路に送り出された記録に適合しない記録紙を
紙詰りを生じさせることなく確実に記録紙トレイ内の上
部に返送できるようにすると共に、返送された不適合な
記録紙を任意の時期に任意に取り除き得るようにし、次
の記録紙を即時に支障なく記録部へ給紙できるようにす
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案は、上記目的を
達成するために、自動給・排紙機構を備えたプリンタに
おいて、用紙を記録部へ送り込む搬送ローラの記録紙送
り込み側に配設されて記録部へ送り込まれる記録紙の種
類、形状、セット方向、及び、紙の端面を検出する検出
手段と、トレイから搬送ローラに至る給紙経路からトレ
イ上方に通ずる返紙経路を有し、給紙・返紙動作に応じ
て給紙経路と返紙経路とをいずれか一方に切り換える経
路切換手段と、上記返紙経路に隣接して配設され、返紙
経路に返送された記録に不適合な記録紙を返紙方向の回
転によってトレイ内の上部に返紙する返紙ローラとを備
える構成を採用し、記録部に送り込まれる記録紙が記録
に不適合であると判別された際、上記検出手段の信号に
基づいて上記経路切換手段を動作させ用紙経路を返紙側
に切り換えると共に、搬送ローラを逆転させ、上記返紙
経路上の返紙ローラまで記録紙を返送するようにした。
【0007】さらに、本考案は、搬送ローラの記録紙搬
入側に記録部へ送り込まれる記録紙の種類、形状、セッ
ト方向を検出する第1のセンサを配設すると共に、給紙
経路の近傍に記録部へ送り込まれる記録紙の送り方向後
端部を検出する第2のセンサを設け、記録部に送り込ま
れる記録紙が第1のセンサによって記録に不適合である
と判別された際、第2のセンサによる記録紙の後端の検
出に基づいて上記経路切換手段を動作させ、用紙経路を
返紙側に切り換えると共に、上記搬送ローラを逆転さ
せ、上記不適合な記録紙を返紙経路を通して返紙ローラ
まで返送するように構成したことで特徴付けられる。
【0008】
【作用】トレイ下端側から給紙経路に送り出された記録
紙が搬送ローラの回転で記録部に送り込まれる過程で、
記録紙が専用紙以外であり、種類、形状が正しくなく、
又はセットの方向が正しくなく、検出手段によって記録
に適合しないと判別されると、その不適合な記録紙は搬
送ローラの正転によって記録部側の所定位置まで送り込
まれる。その記録紙の送り方向後端部が検出手段によっ
て検出されると、その信号を受けて経路切換手段が作動
し、用紙経路を返紙側に切り換える。同時に、搬送ロー
ラが逆転し、送り経路途中の記録紙を返紙経路を通して
返紙ローラまで返送する。この返送された不適合な記録
紙は、返紙ローラの回転によってトレイ内の上部に返紙
される。したがって、記録に不適合な記録紙を、紙詰ま
りを生じさせることなく、送り経路途中からトレイ内の
上部に確実に返送・返紙することができる。また、記録
に不適合な記録紙はトレイ内の最上端部に返紙されるの
で、その都度トレイを引き出して不適合な記録紙を取り
除くといった煩雑な操作を行う必要はなく、任意の時期
に任意に取り除くことができる。さらに、不適合な記録
紙はトレイ内の最上端部に返紙されるので、次の記録紙
を即時に支障なく記録部へ給紙することができ、かつ、
記録することができる。
【0009】
【実施例】図1は本考案に係るプリンタの要部構造を示
し、図2はそのプリンタの全体の概観を示している。図
2において、符号1はプリンタ筐体、2はフロントパネ
ルである。フロントパネルには操作部3、ハードコピー
前の記録紙を収容した記録紙トレイ、すなわち給紙カセ
ット4、ハードコピーを取り出す排紙口5が設けられて
いる。給紙カセット4は、複数枚の記録紙を積み重ね、
セットして、装置に引き出し状に出し入れされる。6は
インクリボンカセットの着脱口61に設けられた扉であ
る。インクリボンカセット7には窓部71が設けられて
おり、この窓部71を横切ってインクリボン8が走行す
るようになっている。
【0010】給紙カセット4はハードコピー前の記録紙
を複数枚セットして装置に引き出し状に挿入され、図1
に示すように給紙位置に装填される。図1に示すよう
に、給紙カセット4が装填されると、給紙ローラ10が
カセット4の底部の開口部41を通して最下端部の記録
紙100と当接し、給紙可能状態になる。給紙ローラ1
0は、例えばDCモータ11によって回転駆動される。
給紙カセット4の給紙側下端部に記録紙100を送り出
す給紙口42が形成されている。
【0011】給紙・排紙機構部には、給紙カセット4の
給紙口42から送り出された記録紙100を記録部に導
く給紙経路12と、記録部にてハードコピーされた記録
紙100を排出する排紙経路13とが設けられている。
2つの経路12,13は記録紙搬送ローラ16,16の
入口側で連通している。給紙・排紙経路12,13に
は、2つの経路12,13をいずれか一方に切り換える
経路切換器14が付設されている。経路切換器14は、
ソレノイド15の駆動により作動し、2つの経路12,
13を給紙側又は排紙側のいずれか一方に切り換える。
記録紙100の給紙時には、図1の実線で示すように切
り換わり、給紙経路12側に経路を切り換えている。ま
た、ハードコピー後の排紙時には、図1の破線で示すよ
うに切り換わり、経路を排紙経路13側に切り換える。
【0012】搬送ローラ16,16は、ステッピングモ
ータ17の駆動によって正逆方向に回転される。その正
転により、給紙カセット4の給紙口42から給紙経路1
2に送り出された記録紙100を挟持して記録部に送り
込む。搬送ローラ16,16の記録紙入口側近くに第1
のセンサ18が配設されている。第1のセンサ18は反
射型光電センサによって構成されており、搬送ローラ1
6,16によって記録部に送り込まれる記録紙100の
種類、形状、すなわち、専用紙であるか否か、そのセッ
ト方向が正しいか否かを検出するようになっている。さ
らに、搬送ローラ16,16側の給紙経路12の近傍に
第2のセンサ19が配設されている。第2のセンサ19
は、例えば反射型の光電センサで構成されており、記録
紙100が搬送ローラ16,16の回転で記録部側へ所
定位置まで送り込まれたとき、その送り方向後端面を検
出するようになっている。
【0013】上記給紙経路12には返紙経路20が付設
されている。返紙経路20は、給紙経路12の搬送ロー
ラ16,16側の所定部位から給紙カセット4の上方に
通じている。さらに、給紙カセット4の給紙側上方側部
に返紙ローラ21が配設されている。返紙ローラ21は
返紙経路20に隣接して配設されている。返紙ローラ2
1は、給紙ローラ10と同一の駆動源、すなわち、モー
タ11によって返紙方向へ回転駆動される。但し、別個
の駆動源で回転駆動するようにしても良い。給紙経路1
2と返紙経路20とには、経路切換器22が装着されて
いる。経路切換器22は、ソレノイド23の駆動によ
り、給紙経路12と返紙経路20とをいずれか一方に切
り換える。すなわち、通常の給紙状態では図1の実線で
示すように給紙経路12側に経路を切り換え、また、不
適合な記録紙の返紙時には図1の破線で示すように返紙
経路20側に経路を切り換える。
【0014】記録部30は次のように構成されている。
インクリボンカセット7はフロントパネル前面から装填
され、図1に示すようにローディングされる。図1の記
録部30において、31はライン型のプリンタヘッド、
32はプラテンである。インクリボンカセット7の窓部
71の一対の端部にはインクリボン8を巻いて収容する
ボビン9,9が設けられている。インクリボンカセット
7がプリンタ内に装着されて動作を開始すると、インク
リボン8はロッド33により押し下げられて8′のよう
になる。プリンタヘッド31は31′のように回動し、
プラテン32との間に記録紙100とインクリボン8′
とを挟み付けてインクリボン8′に当接する。プリント
終了後は元の状態に復帰する。
【0015】記録紙100はカット紙状の専用紙であ
り、その表面にはインクリボン8のインクが転写され易
いように樹脂コーティングが施こされている。記録紙1
00の表面には、図3に示すように、両側辺2ヶ所、計
4ヶ所に黒色のマーク101……が形成されている。こ
のマーク101……は第1のセンサによって検出され
る。このマーク101……の検出によってプリント時の
記録紙100の頭出しがなされる。すなわち、第1のセ
ンサ18は記録紙頭出しセンサの役割を持っている。ま
た、記録紙100の裏面の地色(白色)と黒色のマーク
101……との検出により、記録部30へ送り込まれる
記録紙が指定された専用紙であるか否か、その種類、形
状が正しいか否か、及びセット方向が正しいか否かが判
別される。
【0016】次に、以上のように構成された自動給・排
紙装置の動作について説明する。
【0017】給紙ローラ10の回転で給紙カセット4の
給紙口42から送り出された記録紙100は、給紙経路
12を通して搬送ローラ16,16へ導かれる。そして
2つのローラ16,16の間に挟み込まれ、その正転で
記録部30側へ送り込まれる。その間に記録紙100の
裏面の地色の白とマーク101……の黒とが第1のセン
サ18によって検出され、現在送られている記録紙が専
用紙であるか否か、セット方向が正しいか否かが判別さ
れる。記録紙100が正規の専用紙であり、セット方向
が正しい、すなわち、記録に適合していると判別される
と、第1のセンサ18のマーク101……の検出により
記録紙100が印字位置に頭出しされる。そして、搬送
ローラ16,16の正転、逆転により、記録紙100が
プリンタヘッド31に対して一定ストロークで所定回数
往復動する。その往復動の過程でインクリボン8のイエ
ロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色のイ
ンクが記録紙100の所定部位に順次転写される。3色
のカラーのプリントが終了すると、すなわち、最終のシ
アン(C)のインクのプリントが終了すると、その時点
で経路切換器14が作動し、経路を給紙経路12から排
紙経路13に切り換える。次に、搬送ローラ16,16
の逆転により、プリント後の記録紙100が排紙経路1
3を通して排紙機構部に排出され、排紙機構部に配置さ
れた排紙カセット35に順次積み重なって収容される。
【0018】一方、給紙カセット4から送り出された記
録紙100′が専用紙以外である、あるいはセット方向
が正しくないと第1のセンサが検出すると、記録紙10
0′が記録に不適合であると判別される。すなわち、記
録紙の裏面の地色の白と隣り合う2ケ所の黒のマーク1
01,101とを順次検出すると、搬送ローラ16,1
6の回転数、回転速度は一意的に定まっているので、地
色の白と黒のマーク101,101の位置を通過時間で
検出することにより、専用紙であるか否か、セット方向
が正しいか否かを判別することができる。
【0019】記録紙100′が記録に不適合であると判
別されると、その記録紙100′は、図4に示すよう
に、搬送ローラ16,16の正転によって記録部30側
へ所定位置まで送り込まれる。そして、送り方向後端面
が第2のセンサ19によって検出される。その検出信号
に基づいて経路切換器22が作動し、給紙・排紙経路を
給紙経路12から返紙経路20に切り換える。同時に、
搬送ローラ16,16が逆転し、記録に不適合な記録紙
100′が返紙経路20を通して返紙ローラ21の位置
に返送される。このとき、返紙ローラ21は返紙方向に
回転駆動されている。したがって、返紙ローラ21まで
返送された記録紙100′は、搬送ローラ16,16か
ら切り放され、返紙ローラ21の回転のみによって給紙
カセット4の上方からその内部の最上部に返紙される。
不適合な記録紙100′は給紙カセット4内の最上部に
返紙されているので、次の最下端部の記録紙100を給
紙ローラ10の回転によって支障なく送り出し、記録部
30へ給紙し、かつプリントすることができる。また、
記録に不適合な記録紙100′を記録部の内奥まで送り
込まず、一定位置まで送り込んだ段階で返紙経路20を
通して返送しているので、紙詰りを生じることなく給紙
カセット4内へ確実に返紙・返送することができる。返
送された不適合な記録紙100′は任意の時期に任意に
取り除くことができる。
【0020】
【考案の効果】以上の説明に明らかな通り、本考案によ
れば、給紙経路に送り出された記録に不適合な記録紙を
記録部側へ一定段階まで送り込んだ時点で返紙経路を通
して記録紙トレイ内の最上部へ返紙・返送しているの
で、紙詰りを生じさせることなく確実に返送することが
でき、紙詰り現象を低減できる。また、返送された不適
合な記録紙は記録紙トレイ内の最上部に収容されるの
で、最下端部の次の記録紙を支障なくトレイから送り出
して記録部へ給紙でき、かつ、記録することができる。
さらに、最上部の不適合な記録紙は任意の時期にトレイ
を引き出すことにより、任意に、いつでも取り除くこと
ができ、煩雑な手間を必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る自動給・排紙装置の要部構造を示
す側断面図である。
【図2】本考案が適用されるカラービデオプリンタの外
観斜視図である。
【図3】本考案に係るプリンタで用いる記録紙の裏面図
である。
【図4】自動給・排紙装置の動作を説明する側断面図で
ある。
【符号の説明】
4 給紙カセット(トレイ) 10 給紙ローラ 12 給紙経路 13 排紙経路 16,16 搬送ローラ 18 第1のセンサ 19 第2のセンサ 20 返紙経路 21 返紙ローラ 22 経路切換器(切換手段) 30 記録部 100,100′ 記録紙

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレイにセットされた複数枚の記録紙を
    給紙ローラの回転によって下端側から順次給紙経路に送
    り出し、この送り出された記録紙を搬送ローラの正転に
    よって記録部へ送り込むと共に、記録後の記録紙を前記
    搬送ローラの逆転によって排紙経路上に排出するプリン
    タの自動給・排紙装置において、 前記搬送ローラの記録紙送り込み側に配設されて前記送
    り込まれる記録紙の状態及び紙の端面を検出する検出手
    段と、 前記給紙経路から前記トレイ上方に通ずる返紙経路を有
    し、給紙・返紙動作に応じて前記給紙経路と返紙経路と
    を一方に切り換える経路切換手段と、 前記返紙経路に隣接して配設され、該返紙経路に返送さ
    れた記録に不適合な記録紙を返紙方向の回転によって前
    記トレイ内に上方から返紙する返紙ローラとを備え、前
    記記録部に送り込まれる記録紙が記録に不適合であると
    判別された際、前記検出手段の信号に基づいて前記経路
    切換手段を動作させ、前記経路を返紙経路側に切り換え
    ると共に、前記搬送ローラを逆転させ、前記返紙経路を
    通して記録に不適合な記録紙を返送するように構成した
    ことを特徴とするプリンタの自動給・排紙装置。
  2. 【請求項2】 前記記録部へ送り込まれる記録紙の種
    類、形状、セット方向を検出する第1のセンサと、前記
    送り込まれる記録紙の送り方向後端部を検出する第2の
    センサとを備え、前記送り込まれる記録紙が前記第1の
    センサによって記録に不適合であると判別された際、前
    記第2のセンサの検出信号に基づいて前記経路切換手段
    を動作させ、前記経路を返紙経路側に切り換えると共
    に、前記搬送ローラを逆転させ、前記不適合な記録紙を
    返紙経路を通して返送するようにしたことを特徴とする
    請求項1に記載のプリンタの自動給・排紙装置。
JP4328591U 1991-05-14 1991-05-14 プリンタの自動給・排紙装置 Expired - Lifetime JP2562356Y2 (ja)

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