JP2561135B2 - 棒状体支持線の引留構造 - Google Patents

棒状体支持線の引留構造

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JP2561135B2
JP2561135B2 JP63218247A JP21824788A JP2561135B2 JP 2561135 B2 JP2561135 B2 JP 2561135B2 JP 63218247 A JP63218247 A JP 63218247A JP 21824788 A JP21824788 A JP 21824788A JP 2561135 B2 JP2561135 B2 JP 2561135B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、樹木等の棒状体を支持する支持線の引留構
造に関するものである。
(従来の技術) 第3図は、棒状体、特に樹木を鉄線やワイヤロープ等
の線条体からなる支持線にて3方向から支持する従来の
支持構造を示すものであり、3本の支持線がそれぞれ同
様に別々に大地に引き留められている。同図において、
樹木1に樹木保護材2を巻いて、その外側に支持線3の
一端を巻つけその折り返された端部を支持線3にワイヤ
クリップ4などにて止め、支持線3の他端はターンバッ
クル5及びシャックル6を介して地中に埋設されたアン
カー7に張力をかけて接続されてている。図において
は、支持線1本についてのみ細部を図示しているが、他
の2本の支持線についても同様である。更に支持線3の
樹木への引留めの要部の例を第4図に示す。同図におい
て、1は樹木の横断面を示しており、樹木保護材2の外
側に支持線3が巻つけられ、その折り返された端部を支
持線3にワイヤクリップ4のボルト・ナッとを締めつけ
て固定されている。第5図は支持線3の樹木への引留め
の他の例の要部を示し、支持線3の先端部は樹木に巻き
つけることなく、ループ状部8と巻付部9とからなる巻
付グリップ10のループ状部8を樹木に取りつけ巻付部9
によって支持線3が固定されている。なお、上記は3本
の支持線にて支持する例を揚げたが、4本の支持線にて
支持する場合もあり、この場合においても上記3本の場
合と同様な支持構造がとられている。
(発明が解決しようとする課題) 前記第4図の如き引留構造では施工に時間がかかり、
かつ、支持線の経年的なクリープによってワイヤクリッ
プ4のボルトの緩みを生じ、ボルトを締め直さないと支
持線が外れることがある。また、第5図の如き引留構造
では、樹木の大きさに応じたループの大きさのループ状
部を有する巻付グリップが必要となり、支持線の一種類
のサイズに対して多くの種類の巻付グリップを用意して
おく必要があり種々厄介である。
(課題を解決するための手段) 本発明は、前述の如き実情に鑑みてなされたもので、
それぞれ一端がターンバックル及びシャックルを介して
地中に埋設されたアンカーに固定された支持線の各他端
の引留構造を改善したものである。
即ち、3本の支持線にて支持する場合は、1本の支持
線の他端が樹木等の棒状体に巻きつけられて、その折り
返された端部に他の1本の支持線の他端が巻付グリップ
をもって接続され、更に、残りの1本の支持線の他端が
上記の棒状体に巻きつけられた支持線のその巻付部に巻
付グリップを介して接続されてなる引留構造とするもの
である。
また、4本の支持線にて支持する場合は、4本の支持
線が隣接する2本の支持線を1組とする2組からなり、
各組の1本の支持線の他端が上記棒状体に巻きつけら
れ、その折り返された端部に同組の他の1本の支持線の
他端が巻付グリップをもって接続されてなる引留構造と
するものである。
上記の如き引留構造によれば、支持線そのものが棒状
体に巻きつけられるので、如何なる大きさの棒状体に対
しても適用でき、巻付グリップを用いているので施工が
簡単であり、ワイヤクリップのボルト締めの如き経年変
化による締めつけの緩みを生ずることがない。また、種
々の大きさの巻付グリップを用意しておく必要がない。
なお、3本支持の場合の2本、4本支持の場合の各組
の2本を連続した1本の線条体で構成することも考えら
れるが、棒状体が高くて支持点を高くする必要があると
きは棒状体の高さ以上の長さの支持線を棒状体の周囲に
回転させねばならないので厄介である。
(実施例) 第1図及び第2図は、本発明による棒状体が樹木の場
合の支持線の引留構造の実施例を示す要部の説明図であ
り、第1図は3本支持の場合、第2図は4本支持の場合
である。第1図において、1は樹木の断面、2は樹木保
護材であり、その外側から支持線3Aを樹木1に巻付け、
その折り返された端部3A-1と支持線3Bの端部3B-1を巻付
グリップ11により接続し、更に支持線3Aの巻付部3A-2と
支持線3Cの端部とを巻付グリップ12により接続し、支持
線3A、支持線3B、支持線3Cをそれぞれターンバックルの
ボルトを回して張力をかけて引留められている。
第2図において支持線3Dと3E、また3Fと3Gとはそれぞ
れ1組の支持線であり各組は反対方向から支持してお
り、第1図の場合と同様、1は樹木の断面、2は樹木保
護材である。(イ)図において樹木保護材2の外側から
支持線3Dを樹木1に巻付け、その折り返された端部3D-1
と支持線3Eの端部3E-1を巻付グリップ12により接続し、
支持線3Dの巻付部に近接して(ロ)図に示す如く樹木保
護材2の外側から支持線3Fを樹木1に巻付け、その折り
返された端部3F-1と支持線3Gの端部3G-1を巻付グリップ
13により接続し、各支持線はそれぞれターンバックルの
ボルトを回して張力をかけて引留められている。
なお、3本または4本以外の本数の支持線を用いて支
持する場合は上記の第1図の場合と第2図の場合とを応
用して同様に行うことができる。
(発明の効果) 本発明の棒状体支持線の引留構造を用いれば、棒状体
の大きさに関係なく巻付グリップの種類が少なくてす
み、施工が簡単で作業能率が向上し、また、経年変化に
よる支持線の緩みもなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による棒状体支持線の引留構造の3本支
持の場合の実施例の要部を示す説明図、第2図は本発明
による棒状体支持線の引留構造の4本支持の場合の実施
例の要部を支持線の各組毎に(イ)図と(ロ)図に別々
に分けて示す説明図、第3図は樹木等の棒状体を支持線
にて3方向から支持した従来の支持構造、第4図は支持
線の樹木等への引留めの従来例の要部を示す図、第5図
は支持線の樹木等への引留めの他の従来例の要部を示す
図である。 1:樹木等の棒状体、3A,3B,3C,3D,3E,3F,3G:支持線、4:
ワイヤクリップ、5:ターンバックル、6:シャックル、1
1,12,13:巻付グリップ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】樹木等の棒状体をそれぞれ一端がターンバ
    ックル及びシャックルを介して地中に埋設されたアンカ
    ーに固定された3本の支持線にて3方向から支持すると
    き、1本の支持線の他端が上記棒状体に巻きつけられ、
    その折り返された端部に他の1本の支持線の他端が巻付
    グリップをもって接続され、更に残りの1本の支持線の
    他端が上記棒状体に巻きつけられた支持線のその巻付部
    に巻付グリップを介して接続されてなる棒状体支持線の
    引留構造。
  2. 【請求項2】樹木等の棒状体をそれぞれ一端がターンバ
    ックル及びシャックルを介して地中に埋設されたアンカ
    ーに固定された4本の支持線にて4方向から支持すると
    き、4本の支持線が隣接する2本の支持線を1組とする
    2組からなり、各組の1本の支持線の他端が上記棒状体
    に巻きつけられ、その折り返された端部に同組の他の1
    本の支持線の他端が巻付グリップをもって接続されてな
    る棒状体支持線の引留構造。
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