JPH049805Y2 - - Google Patents

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JPH049805Y2
JPH049805Y2 JP13376786U JP13376786U JPH049805Y2 JP H049805 Y2 JPH049805 Y2 JP H049805Y2 JP 13376786 U JP13376786 U JP 13376786U JP 13376786 U JP13376786 U JP 13376786U JP H049805 Y2 JPH049805 Y2 JP H049805Y2
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JP13376786U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、校庭や広場又は球技場等に設けら
れるネツトフエンスに係り、特に支柱間に張設さ
れるワイヤを緊締張設して、そのワイヤに取り付
けられるネツトが弛まないようにしたものに関す
る。
[従来技術の説明] 第3図は従来のネツトフエンスの一例を示す。
所定の間隔をあて立設され隣合う支柱1間に、
各ブロツク毎、1本のワイヤ2がコの字状に張設
されている。このワイヤ2は、隣接する支柱1間
の上方に張設されるワイヤ2aと、支柱1に沿つ
て多数のワイヤバンド3で押えられているワイヤ
2bと、隣接する支柱1間の地面(GL)沿いに
張設されるワイヤ2cとから成る。
このワイヤ2の両端(ワイヤ2aとワイヤ2c
の各端部)は、前記ワイヤ2bが添接している支
柱1と隣り合う別の支柱1に係止される。即ち、
ワイヤ2aの端部は、支柱1の上部に取り付けら
れたバンド4aに巻付グリツプ5で係止されてい
る。また、ワイヤ2cの端部は、同じ支柱1の下
部に取り付けられたバンド4bに巻付グリツプ5
で係止されている。
このように、この従来例のネツトフエンスに係
るワイヤ2は、その両端2カ所に巻付グリツプ5
を巻き付け、その両端を双方から引留めてこのワ
イヤ2全体を張設するように構成されている。そ
して、このように張設されるワイヤ2に、ネツト
6の外周のロープ7を結んでネツト6を張り渡す
ものである。
[考案が解決しようとする問題点] 前記したネツトフエンスは、ワイヤ2の両端、
即ち、上辺のワイヤ2aと下辺のワイヤ2cの各
端部を双方から引張り合うことによつて、支柱1
間に1本のワイヤ2を張設している。しかし、こ
のワイヤ2の長さは長く、しかも、各辺の途中に
は何もワイヤ2を引留める手段がない。したがつ
て、両端を十分に引張つて張設したつもりでも、
ワイヤ2の自重等による逆方向の引張力に抗しき
れず、ワイヤ2はやや弛み加減にしか張設ができ
なかつた。そして、この弛んだワイヤ2にネツト
6の外周のロープ7を結ぶため、そのネツト6自
体が弛んだ状態に張られてしまうという問題があ
つた。そして、そのために、このネツト6に外力
(ボールなどの衝撃や風の力)が加わった場合に、
そのネツトが早期に破損しやすくなる要因にもな
つている。
[考案の目的] この考案は、支柱間に張設されるワイヤをしつ
かり緊締張設してそのワイヤの弛みをなくし、そ
のワイヤに取り付けられるネツトが弛まないよう
にしたネツトフエンスを提供することを目的とす
る。
[問題点を解決するための手段] この考案は上記目的を達成する為に、任意の間
隔をあけて複数立設されいる支柱間にワイヤを四
辺形状に張設し、そのワイヤにネツトの外周を取
り付けてそのネツトを張り渡すネツトフエンスで
あつて、四辺形状に張設する前記ワイヤの両端部
とそのワイヤの各折曲部近傍とに前記支柱に係合
保持される巻付グリツプを巻付け、そのワイヤの
各辺を引留めることによりワイヤを支柱に緊締張
設したものである。
[実施例] 次に、この考案に係る実施例を図面に基づいて
説明する。
第1図はこの考案に係るネツトフエンスの一間
隔分を示す正面図、第2図は第1図のネツトフエ
ンスの要部を示す拡大図である。
所定の間隔をあけて立設している各支柱1に
は、その上端及び下端にそれぞれバンド10a,
10bが固定されている。このバンド10a,1
0bには、ワイヤ12を掛架するためのシンブル
14がそれぞれ取り付けられている。
この実施例では、1本のワイヤ12を隣り合う
支柱1の上下に配置された各シンブル14に一周
巻回して四辺形状に張設している。そのワイヤ1
2の両端部12y,12zは、一方の支柱1のバ
ンド10bに取り付けられているシンブル14付
近に位置し、それらの端部12y,12zにこの
シンブル14に係合している巻付グリツプ5を
別々に締付け、ワイヤ12を両方から引張つて留
めている。
そのワイヤ12の下辺のワイヤ12aは、一方
が前記端部12yでこれを巻付グリツプ5で引留
めているが、他方(ワイヤ12が折曲している近
傍)も隣り合う別の支柱1のバンド10bにシン
ブル14を介して巻付グリツプ5で引留め、双方
から引張つて緊締張設している。また、上辺のワ
イヤ12bも、隣り合う支柱1の各バンド10a
のシンブル14を介して巻付グリツプ5で双方か
ら引留めて緊締張設している。
一方、ワイヤ12が支柱1に沿うワイヤ12c
は、多数のワイヤバンド16でズレないように押
えつけている。
前記実施例のネツトフエンスによれば、ワイヤ
12の自重等で弛み易い上下の辺のワイヤ12
a,12bや、支柱1に沿うワイヤ12cを、計
5つの巻付グリツプ5で引張つて締付けるように
したので、各辺ともしつかり緊締張設することが
できる。したがつて、この緊締張設されたワイヤ
12に、ネツト6の外周のロープ7を結べばネツ
ト6自体も弛むことなく張ることができる。
尚、前記実施例では、ワイヤ12の両端とその
折曲部の近傍に、計5つの巻付けグリツプ5を取
付けたが、本考案はこれに限ることなく6つ以上
使用してもよい。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案に係るネツトフ
エンスによれば、隣接する支柱間に四辺形状に張
設されたワイヤの両端部とそのワイヤの各折曲部
近傍とに、支柱に支持されている巻付グリツプを
巻付けてそのワイヤの各辺を引留めるように構成
したので、ワイヤの各辺とも弛むことなくしつか
り支柱に緊締張設できる。したがつて、このワイ
ヤに取付けられるネツトも弛むことなく張り渡す
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るネツトフエンスの一間
隔分を示す正面図、第2図は第1図のネツトフエ
ンスの要部を示す拡大図、第3図は従来例に係る
ネツトフエンスを示す正面図である。 1……支柱、6……ネツト、5……巻付グリツ
プ、12……ワイヤ、12a,b,c……ワイ
ヤ、12y,12z……端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 任意の間隔をあけて複数立設されている支柱間
    にワイヤを四辺形状に張設し、そのワイヤにネツ
    トの外周を取り付けてそのネツトを張り渡すネツ
    トフエンスであつて、四辺形状に張設する前記ワ
    イヤの両端部とそのワイヤの各折曲部近傍とに前
    記支柱に係合保持される巻付グリツプを巻付け、
    そのワイヤの各辺を引留めることによりワイヤを
    支柱に対して緊締張設したことを特徴とするネツ
    トフエンス。
JP13376786U 1986-09-02 1986-09-02 Expired JPH049805Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13376786U JPH049805Y2 (ja) 1986-09-02 1986-09-02

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13376786U JPH049805Y2 (ja) 1986-09-02 1986-09-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6340450U JPS6340450U (ja) 1988-03-16
JPH049805Y2 true JPH049805Y2 (ja) 1992-03-11

Family

ID=31034382

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JP13376786U Expired JPH049805Y2 (ja) 1986-09-02 1986-09-02

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JPS6340450U (ja) 1988-03-16

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