JP2560880B2 - ステッピングモータ駆動装置 - Google Patents

ステッピングモータ駆動装置

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JP2560880B2 JP2077514A JP7751490A JP2560880B2 JP 2560880 B2 JP2560880 B2 JP 2560880B2 JP 2077514 A JP2077514 A JP 2077514A JP 7751490 A JP7751490 A JP 7751490A JP 2560880 B2 JP2560880 B2 JP 2560880B2
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  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は分光光度計その他の機器に用いられるステッ
ピングモータを駆動する装置に関するものである。
(従来の技術) 分光光度計を例にして説明すると、分光光度計は光源
部、分光器部、試料室、検出器部、信号増幅部、信号処
理部、操作部及び表示部から構成されている。分光器部
には分散素子が設けられており、分光のために分散素子
を回転させるのにステッピングモータが用いられてい
る。ステッピングモータを所定の角度位置まで回転させ
るために、ステッピングモータにフォトセンサを設けて
初期位置を検出し、初期位置を基準にして所定の角度位
置まで回転させるのに必要なパルス信号を駆動回路に送
る。
ステッピングモータでは所定の角度位置まで回転させ
るためのパルス信号を送ったにもかかわらず、所定の角
度位置まで回転しない、いわゆる脱調が起こることがあ
る。そのため、ステッピングモータには脱調を検出し、
脱調したことを操作者に知らせる手段が備えられてい
る。
従来のステッピングモータにおいては、高価なエンコ
ーダをステッピングモータの回転軸に取りつけて脱調を
監視する方式がある。
(発明が解決しようとする課題) エンコーダは高価であり、脱調検出のために特別な機
構を設けるので、余分な費用がかかる。
また、脱調を検出するための制御用プログラムが複雑
になる。
本発明は高価なエンコーダを用いず、簡単なセンサに
よりステッピングモータの回転を検出するとともに、簡
単な方式により脱調を検出することのできるステッピン
グモータ駆動装置を提供することを目的とするものであ
る。
(課題を解決するための手段) 第1図により本発明を説明する。
本発明は、ステッピングモータ2の回転軸に減速器が
設けられ、その減速器の減速側の回転軸に回転の初期位
置検出用センサが設けられ、その減速器により減速され
た回転数で光学素子を回転させる光学素子回転機構のス
テッピングモータ駆動装置であり、ステッピングモータ
2の回転軸に設けられた脱調検出用センサ4と、ステッ
ピングモータ2を駆動する駆動回路6と、センサ4の信
号を取り込む検出手段8と、ステッピングモータ2を所
定の角度位置まで回転させる命令を受けると、その所定
の角度位置の最寄りのセンサ4の位置で検出手段8によ
りセンサ4の信号を確認した後に、ステッピングモータ
2を所定の角度位置まで回転させる駆動制御手段10とを
備えている。
(作用) 第2図及び第3図により本発明の動作を説明する。
第2図の方式では、駆動制御手段10にステッピングモ
ータを所定の角度位置まで回転させる命令が送られる
と、駆動制御手段10から駆動回路6に所定の角度位置ま
で回転させるのに必要なパルス信号が送られ、ステッピ
ングモータ2が回転させられる。このとき、途中での脱
調の検出は行なわない。
次に、駆動制御手段10から所定の角度位置の最寄りの
センサ位置までステッピングモータ2を回転させるよう
にパルス信号が送られ、その角度位置で検出手段8がセ
ンサ4の信号を検出しているかどうかを判定する。セン
サ4の信号を検出しておれば所定の角度位置まで正しく
回転したことになり、ステッピングモータ2を所定の角
度位置へ戻した後に分光光度計などの機器の測定を行な
う。もし、最寄りのセンサ位置まで回転させた時点でセ
ンサ4からの信号が検出されなければ脱調を起こしたも
のとしてエラー表示を行なう。
第3図の方式では、駆動制御手段10から駆動回路6に
は所定の角度位置の最寄りのセンサ位置までステッピン
グモータ2を回転させるようにパルス信号が送られる。
その時点で検出手段8がセンサ信号を検出しているかど
うかを判定し、センサ信号を検出しておれば、脱調は起
こっていないものとして所定の角度位置までステッピン
グモータ2を回転させた後に測定を行なう。もし最寄り
のセンサ位置でセンサ信号を検出していなければ、脱調
を起こしたものとしてエラー表示を行なう。
(実施例) 第4図は分光光度計の分光器に本発明を適用した一実
施例を表わす。
ステッピングモータ2には減速器12を介して分散素子
である回折格子14が取りつけられている。減速器12の減
速比を例えば100対1とすると、ステッピングモータ2
が100回転するごとに減速器12に取りつけられた回折格
子14が1回転する。ステッピングモータ2の回転軸には
突起16bが設けられ、突起16bとともにステッピングモー
タ2の回転を検出するためにフォトセンサ4bが設けられ
ている。減速器12の回転軸には突起16aが設けられ、突
起16aとともに減速器12の回転を検出するためにフォト
センサ4aが設けられている。フォトセンサ4bから検出信
号が100回出力されるとフォトセンサ4aから検出信号が
1回出力される。
18は入口スリット、20は出口スリット、22,24は凹面
ミラーであり、光源からの光は入口スリット18から入
り、ミラー22を経て回折格子14に入射し、分光されミラ
ー24を経て出口スリット20から出ていく。
6はステッピングモータ2の駆動回路、26は外部から
ステッピングモータ2を回転させる命令を受け、駆動回
路6にステッピングモータ2を回転させるパルス信号を
送るCPU(入出力インターフェースI/Oを含んでいる)で
ある。駆動回路6に送られるパルス数と回折格子14が回
転して取り出される波長との対応関係はCPU26に含まれ
るROMやCPU26に接続されるフロッピディスクなどの記憶
装置に記憶されている。
第1図における駆動制御手段10及び検出手段8はCPU2
6により実現される。
第5図は第4図の分光器を備えた分光光度計を表わし
ている。
32は光源、30は光源32用の電源、34は第4図の分光
器、36は試料室、38は検出器、40は検出器38の出力信号
を増幅する増幅器である。CPU26にはCRT42やキーボード
44が接続されている。CPU26は光源32やステッピングモ
ータ2を制御するほか、検出器38の検出信号を取り込ん
でデータ処理も行なう。
次に第4図の実施例の動作について説明する。
減速器12の回転を検出するフォトセンサ4aはステッピ
ングモータ2の初期位置を検出するために用いられ、フ
ォトセンサ4bは脱調を検出するために用いられる。
一例としてステッピングモータ2が駆動回路6に送ら
れる駆動用パルス信号の100パルスで1回転するものと
し、第6図に示されるように分光波長が800nmのとき初
期位置からのパルス数が16700であり、分光波長が900nm
のとき初期位置からのパルス数が18200パルスであるも
のとする。
分光波長を800nmから900nmへ移動させるには、CPU26
から駆動回路6へ1500パルス(18200〜16700)送られて
ステッピングモータ2が駆動される。900nmへ移動した
後、CPU26から駆動回路6へ−200パルス送られ、18000
パルスの位置でフォトセンサ4bの検出信号が検出され
る。この時点でフォトセンサ4bから検出信号が出ていれ
ば脱調が起こっておらず、もしフォトセンサ4bから検出
信号が出ていなければ脱調したことになる。18000パル
スの位置でフォトセンサ4bの検出信号が確認されると、
CPU26から駆動回路6へ+200パルス送られてステッピン
グモータが初期位置から18200パルス(900nm)の角度位
置に戻され、その後、分光光度計の測定が行なわれる。
逆に、分光波長を900nmから800nmへ移動させるには、
900nmの角度位置から−1500パルス移動させた後、+300
パルス回転させて17000パルスの時点でフォトセンサ4b
の検出信号が確認され、その検出信号が出ていれば脱調
は起こらなかったものとして初期位置から16700パルス
の時点に戻されて測定が行なわれる。
分光波長を800nmから900nmへ移動させる際、ステッピ
ングモータ2をまず18000パルス位置まで回転させてフ
ォトセンサ4bの検出信号を確認した後、18200パルスの
位置へ移動させて測定を行なうようにしてもよい。
本発明は分光光度計に限らず、ステッピングモータを
用いる種々の機器に適用することができる。
(発明の効果) 本発明ではステッピングモータを所定の角度位置まで
回転させる際、途中ではフォトセンサから回転検出信号
が出力されたとしても、脱調の検出を行なわず、所定の
角度位置の最寄りのセンサ位置でセンサから信号が出力
されているかどうかを検出することにより脱調を検出す
るようにしたので、センサとしてはフォトセンサのよう
な回転を検出できるだけの簡単なセンサですみ、しかも
脱調を検出するプログラムも簡単なものですむ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を示すブロック図、第2図及び第3図は
それぞれ本発明の動作を示すフローチャート図、第4図
は一実施例を示す分光器の一部切欠き斜視図、第5図は
第4図の分光器が用いられる分光光度計の一例を示すブ
ロック図、第6図は一実施例における波長駆動の一例を
示す図である。 2……ステッピングモータ、4……センサ、4a,4b……
フォトセンサ、6……駆動回路、8……検出手段、10…
…駆動制御手段、14……回折格子、16a,16b……突起、2
6……CPU。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステッピングモータの回転軸に減速器が設
    けられ、その減速器の減速側の回転軸に回転の初期位置
    検出用センサが設けられ、その減速器により減速された
    回転数で光学素子を回転させる光学素子回転機構のステ
    ッピングモータ駆動装置において、 前記ステッピングモータの回転軸に設けられた脱調検出
    用センサと、 前記ステッピングモータを駆動する駆動回路と、 前記脱調検出用センサの信号を取り込む検出手段と、 前記ステッピングモータを所定の角度位置まで回転させ
    る命令を受けると、その所定の角度位置の最寄りの前記
    脱調検出用センサ位置で前記検出手段により前記脱調検
    出用センサ信号を確認した後に前記ステッピングモータ
    を所定の角度位置まで回転させる駆動制御手段とを備え
    たステッピングモータ駆動装置。
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