JP2560655Y2 - オートテンショナ - Google Patents
オートテンショナInfo
- Publication number
- JP2560655Y2 JP2560655Y2 JP1991002773U JP277391U JP2560655Y2 JP 2560655 Y2 JP2560655 Y2 JP 2560655Y2 JP 1991002773 U JP1991002773 U JP 1991002773U JP 277391 U JP277391 U JP 277391U JP 2560655 Y2 JP2560655 Y2 JP 2560655Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulley
- eccentric ring
- belt
- support shaft
- plunger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H7/10—Means for varying tension of belts, ropes, or chains by adjusting the axis of a pulley
- F16H7/12—Means for varying tension of belts, ropes, or chains by adjusting the axis of a pulley of an idle pulley
- F16H7/1209—Means for varying tension of belts, ropes, or chains by adjusting the axis of a pulley of an idle pulley with vibration damping means
- F16H7/1236—Means for varying tension of belts, ropes, or chains by adjusting the axis of a pulley of an idle pulley with vibration damping means of the fluid and restriction type, e.g. dashpot
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H2007/0842—Mounting or support of tensioner
- F16H2007/0844—Mounting elements essentially within boundaries of final output members
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H7/0848—Means for varying tension of belts, ropes, or chains with means for impeding reverse motion
- F16H2007/0859—Check valves
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H2007/0889—Path of movement of the finally actuated member
- F16H2007/0893—Circular path
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、自動車エンジンのカ
ム軸駆動用ベルト等のベルトの張力を一定に保つオート
テンショナに関するものである。
ム軸駆動用ベルト等のベルトの張力を一定に保つオート
テンショナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5および図6に示すように、クランク
軸50に取付けたプーリ51とカム軸52に取付けたプ
ーリ53との間にエンドレスのタイミングベルト54を
かけ渡したカム軸駆動用ベルト伝動装置においては、タ
イミングベルト54の弛み側にオートテンショナXを設
け、このオートテンショナXによってベルト54の張力
を一定に保つようにしている。
軸50に取付けたプーリ51とカム軸52に取付けたプ
ーリ53との間にエンドレスのタイミングベルト54を
かけ渡したカム軸駆動用ベルト伝動装置においては、タ
イミングベルト54の弛み側にオートテンショナXを設
け、このオートテンショナXによってベルト54の張力
を一定に保つようにしている。
【0003】上記オートテンショナとして、実開平1−
171952号公報に記載されているように、プーリを
回転自在に支持するプーリ支持体の内部にダンパを組込
み、そのダンパによってプーリ支持体に回転抵抗を付与
するようにしたものが従来から知られている。
171952号公報に記載されているように、プーリを
回転自在に支持するプーリ支持体の内部にダンパを組込
み、そのダンパによってプーリ支持体に回転抵抗を付与
するようにしたものが従来から知られている。
【0004】ダンパを有するオートテンショナにおいて
は、プーリ支持体に付与する抵抗によってプーリ支持体
と共にプーリがベルトの弛み側に過敏に移動するのを抑
制することができ、かつベルトの振動を減衰することが
できるという特徴を有する。
は、プーリ支持体に付与する抵抗によってプーリ支持体
と共にプーリがベルトの弛み側に過敏に移動するのを抑
制することができ、かつベルトの振動を減衰することが
できるという特徴を有する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで、ダンパを有
する従来のオートテンショナにおいては、プーリ支持体
とプーリとの間に設けた転がり軸受よりエンジンブロッ
ク側に上記ダンパを設けた構成であるため、エンジンブ
ロックからプーリ中心までの高さが高くなり、図6で示
すタイミングベルト54がエンジンブロック55から離
れ、クランク軸50およびカム軸51の剛性が低くなる
という不都合がある。
する従来のオートテンショナにおいては、プーリ支持体
とプーリとの間に設けた転がり軸受よりエンジンブロッ
ク側に上記ダンパを設けた構成であるため、エンジンブ
ロックからプーリ中心までの高さが高くなり、図6で示
すタイミングベルト54がエンジンブロック55から離
れ、クランク軸50およびカム軸51の剛性が低くなる
という不都合がある。
【0006】この考案は、エンジンブロック等の基台か
らオートテンショナのプーリの中心までの高さを低くす
ることを技術的課題としている。
らオートテンショナのプーリの中心までの高さを低くす
ることを技術的課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この考案においては、基台上に固定されるプーリ
支持軸と、外径面の軸心に対する偏心位置が上記プーリ
支持軸で回転自在に支持された偏心リングと、その偏心
リングの外側に転がり軸受を介して回転自在に支持され
たプーリと、上記偏心リングを付勢し、プーリをベルト
に押し付ける付勢部材と、前記偏心リングに回転抵抗を
付与し、その回転抵抗によってプーリの揺動を減衰する
ダンパとから成るオートテンショナにおいて、前記ダン
パが、前記偏心リングの反基台側の端面で開口するシリ
ンダ室を形成し、そのシリンダ室内にプランジャと、そ
のプランジャを外方向に押圧するスプリングとを組込
み、上記プランジャの先端に設けた摺動子を前記プーリ
支持軸の先端に固定したカム部材の傾斜カム面に圧接
し、上記傾斜カム面を偏心リングがベルトを張る揺動方
向に向けて偏心リング側に近接する傾斜面とした構成か
ら成る構成を採用してい る。
めに、この考案においては、基台上に固定されるプーリ
支持軸と、外径面の軸心に対する偏心位置が上記プーリ
支持軸で回転自在に支持された偏心リングと、その偏心
リングの外側に転がり軸受を介して回転自在に支持され
たプーリと、上記偏心リングを付勢し、プーリをベルト
に押し付ける付勢部材と、前記偏心リングに回転抵抗を
付与し、その回転抵抗によってプーリの揺動を減衰する
ダンパとから成るオートテンショナにおいて、前記ダン
パが、前記偏心リングの反基台側の端面で開口するシリ
ンダ室を形成し、そのシリンダ室内にプランジャと、そ
のプランジャを外方向に押圧するスプリングとを組込
み、上記プランジャの先端に設けた摺動子を前記プーリ
支持軸の先端に固定したカム部材の傾斜カム面に圧接
し、上記傾斜カム面を偏心リングがベルトを張る揺動方
向に向けて偏心リング側に近接する傾斜面とした構成か
ら成る構成を採用してい る。
【0008】
【作用】上記のように、プランジャの先端の摺動子が圧
接されるカム部材をプーリ支持軸の先端側に設けたこと
により、プーリを基台に近づけることができ、基台から
プーリ中心までの高さを低くすることができる。
接されるカム部材をプーリ支持軸の先端側に設けたこと
により、プーリを基台に近づけることができ、基台から
プーリ中心までの高さを低くすることができる。
【0009】
【実施例】以下、この考案の実施例を図1乃至図4に基
づいて説明する。図示のように、基台としてのエンジン
ブロック1にはボルト2がねじ込まれ、そのボルト2の
外側に筒状のプーリ支持軸3が設けられている。プーリ
支持軸3はボルト2の締付けによってエンジンブロック
1に固定される。
づいて説明する。図示のように、基台としてのエンジン
ブロック1にはボルト2がねじ込まれ、そのボルト2の
外側に筒状のプーリ支持軸3が設けられている。プーリ
支持軸3はボルト2の締付けによってエンジンブロック
1に固定される。
【0010】プーリ支持軸3の外側に設けられた偏心リ
ング4は、外径面の軸心に対する偏心位置に上記プーリ
支持軸3が挿入される挿入孔5を形成した構成とされ、
その挿入孔5とプーリ支持軸3との間に軸受6が組込ま
れている。
ング4は、外径面の軸心に対する偏心位置に上記プーリ
支持軸3が挿入される挿入孔5を形成した構成とされ、
その挿入孔5とプーリ支持軸3との間に軸受6が組込ま
れている。
【0011】また、偏心リング4の外側には転がり軸受
7を介してプーリ8が回転自在に支持されている。偏心
リング4のエンジンブロック1と対向する端部には張力
付与アーム9が取付けられ、その張力付与アーム9の先
端に張力調整ばね10が連結されている。
7を介してプーリ8が回転自在に支持されている。偏心
リング4のエンジンブロック1と対向する端部には張力
付与アーム9が取付けられ、その張力付与アーム9の先
端に張力調整ばね10が連結されている。
【0012】張力調整ばね10は、プーリ支持軸3を中
心にして偏心リング4に図2の矢印方向の回転力を付与
し、プーリ8をベルト11に押し付ける。
心にして偏心リング4に図2の矢印方向の回転力を付与
し、プーリ8をベルト11に押し付ける。
【0013】上記偏心リング4はダンパ20によって回
転抵抗が付与され、その回転抵抗によってベルト11の
振動が減衰され、プーリ支持軸4を中心にプーリ8がベ
ルト11の弛み側に過敏に揺動するのが防止される。
転抵抗が付与され、その回転抵抗によってベルト11の
振動が減衰され、プーリ支持軸4を中心にプーリ8がベ
ルト11の弛み側に過敏に揺動するのが防止される。
【0014】ここで、ダンパ20は、図3に示すよう
に、偏心リング4に反エンジンブロック1側の端面で開
口する第1シリンダ室21を形成し、その第1シリンダ
室21内にプランジャ22をスライド自在に組込み、そ
のプランジャ22の後端面で開口する軸方向の孔23内
にピストン24と、スプリング25とを組込み、そのス
プリング25の弾力によってピストン24を第1シリン
ダ室21の底面に押し付け、かつプランジャ22に外方
向への突出性を付与している。
に、偏心リング4に反エンジンブロック1側の端面で開
口する第1シリンダ室21を形成し、その第1シリンダ
室21内にプランジャ22をスライド自在に組込み、そ
のプランジャ22の後端面で開口する軸方向の孔23内
にピストン24と、スプリング25とを組込み、そのス
プリング25の弾力によってピストン24を第1シリン
ダ室21の底面に押し付け、かつプランジャ22に外方
向への突出性を付与している。
【0015】また、プランジャ22の先端に球形突部2
6を設け、その球形突部26の球形外面27に接触案内
される摺動子28を上記スプリング25によってプーリ
支持軸3の先端部に固定したカム部材29の傾斜カム面
30に圧接している。この傾斜カム面30は、偏心リン
グ4がベルトを張る揺動方向に向けて偏心リング4側に
近接する傾斜面とされている。
6を設け、その球形突部26の球形外面27に接触案内
される摺動子28を上記スプリング25によってプーリ
支持軸3の先端部に固定したカム部材29の傾斜カム面
30に圧接している。この傾斜カム面30は、偏心リン
グ4がベルトを張る揺動方向に向けて偏心リング4側に
近接する傾斜面とされている。
【0016】さらに、前記ピストン24の組込みによっ
てプランジャ22の内部に圧力室31を形成し、その圧
力室31とピストン24の内部に設けられたリザーバ室
32とをピストン24に形成した通路33で連通し、こ
の通路33の先端開口をチェックバルブ34で開閉する
ようにしている。
てプランジャ22の内部に圧力室31を形成し、その圧
力室31とピストン24の内部に設けられたリザーバ室
32とをピストン24に形成した通路33で連通し、こ
の通路33の先端開口をチェックバルブ34で開閉する
ようにしている。
【0017】また、偏心リング4に第2シリンダ室35
を形成し、この第2シリンダ室35にピストン36とス
プリング37とを組込み、そのピストン36の組込みに
よって形成されたピストン後室38をリザーバ室32に
連通させ、上記ピストン36の移動によって圧力室3
1、リザーバ室32およびピストン後室38に封入され
た作動油の体積変化を吸収するようにしている。
を形成し、この第2シリンダ室35にピストン36とス
プリング37とを組込み、そのピストン36の組込みに
よって形成されたピストン後室38をリザーバ室32に
連通させ、上記ピストン36の移動によって圧力室3
1、リザーバ室32およびピストン後室38に封入され
た作動油の体積変化を吸収するようにしている。
【0018】上記の構成から成るダンパ20は、傾斜カ
ム面30と摺動子28との接触抵抗によって偏心リング
4に回転抵抗を付与し、その回転抵抗によってベルト1
1の振動を減衰し、プーリ8がプーリ支持軸3を中心に
ベルト弛み側に過敏に揺動するのを抑制する。
ム面30と摺動子28との接触抵抗によって偏心リング
4に回転抵抗を付与し、その回転抵抗によってベルト1
1の振動を減衰し、プーリ8がプーリ支持軸3を中心に
ベルト弛み側に過敏に揺動するのを抑制する。
【0019】また、上記ダンパ20においては、ベルト
11が弛み、調力調整ばね10の弾力によって偏心リン
グ4が回転し、プーリ8がプーリ支持軸3を中心にベル
ト11を張る方向に揺動すると、摺動子28が傾斜カム
面30の傾斜低部に向けて摺動する。このとき、スプリ
ング25の弾力によってプランジャ22が前進し、チェ
ックバルブ34が通路33を開放し、リザーバ室32の
作動油が圧力室31に流入する。このため、プランジャ
22は外方向にスムーズに移動し、摺動子28の接触抵
抗が小さく、プーリ8はベルト11を張る方向に素速く
揺動する。
11が弛み、調力調整ばね10の弾力によって偏心リン
グ4が回転し、プーリ8がプーリ支持軸3を中心にベル
ト11を張る方向に揺動すると、摺動子28が傾斜カム
面30の傾斜低部に向けて摺動する。このとき、スプリ
ング25の弾力によってプランジャ22が前進し、チェ
ックバルブ34が通路33を開放し、リザーバ室32の
作動油が圧力室31に流入する。このため、プランジャ
22は外方向にスムーズに移動し、摺動子28の接触抵
抗が小さく、プーリ8はベルト11を張る方向に素速く
揺動する。
【0020】一方、ベルト11の張力が増し、そのベル
ト11によってプーリ8がベルトの弛み方向に押され、
偏心リング4が回転すると、摺動子28が傾斜カム面3
0の傾斜上部に向けて摺動する。このとき、プランジャ
22は第1シリンダ室21内に向けて押され、チェック
バルブ34は通路33を閉じ、圧力室31の作動油はプ
ランジャ22とピストン24の摺動面間よりリザーバ室
32にリークする。このため、プランジャ22は低速度
で後退し、摺動子28の接触抵抗が大きく、プーリ8は
ベルト11が弛む方向にゆっくりと揺動する。
ト11によってプーリ8がベルトの弛み方向に押され、
偏心リング4が回転すると、摺動子28が傾斜カム面3
0の傾斜上部に向けて摺動する。このとき、プランジャ
22は第1シリンダ室21内に向けて押され、チェック
バルブ34は通路33を閉じ、圧力室31の作動油はプ
ランジャ22とピストン24の摺動面間よりリザーバ室
32にリークする。このため、プランジャ22は低速度
で後退し、摺動子28の接触抵抗が大きく、プーリ8は
ベルト11が弛む方向にゆっくりと揺動する。
【0021】上記のように、ダンパ20によって偏心リ
ング4に回転抵抗を付与し、そのダンパ20を構成する
カム部材29をプーリ支持軸3の先端側に固定したの
で、プーリ8をエンジンブロック1に近接させることが
可能であり、エンジンブロック1からプーリ8の中心ま
での高さHを低くすることができる。
ング4に回転抵抗を付与し、そのダンパ20を構成する
カム部材29をプーリ支持軸3の先端側に固定したの
で、プーリ8をエンジンブロック1に近接させることが
可能であり、エンジンブロック1からプーリ8の中心ま
での高さHを低くすることができる。
【0022】
【考案の効果】以上のように、この考案においては、プ
ランジャの先端の接触子をカム部材の傾斜カム面に圧接
させて偏心リングに回転抵抗を付与し、上記カム部材を
プーリ支持軸の先端に固定して、そのカム部材を偏心リ
ングの反基台側の配置としたことにより、上記偏心リン
グを基台に近接させることができ、基台とプーリの中心
までの高さを低くすることができる。
ランジャの先端の接触子をカム部材の傾斜カム面に圧接
させて偏心リングに回転抵抗を付与し、上記カム部材を
プーリ支持軸の先端に固定して、そのカム部材を偏心リ
ングの反基台側の配置としたことにより、上記偏心リン
グを基台に近接させることができ、基台とプーリの中心
までの高さを低くすることができる。
【0023】また、カム部材の傾斜カム面を偏心リング
がベルトを張る揺動方向に向けて偏心リング側に近接す
る傾斜面としたことにより、偏心リングはベルトはベル
ト張り側に急速に揺動し、ベルト弛み側にゆっくりと揺
動することになり、ベルトの張力変化に対するプーリの
追従性が良好であり、ベルトの張力を常に一定に保持す
ることができる。
がベルトを張る揺動方向に向けて偏心リング側に近接す
る傾斜面としたことにより、偏心リングはベルトはベル
ト張り側に急速に揺動し、ベルト弛み側にゆっくりと揺
動することになり、ベルトの張力変化に対するプーリの
追従性が良好であり、ベルトの張力を常に一定に保持す
ることができる。
【図1】この考案に係るオートテンショナの第1の実施
例を示す縦断正面図
例を示す縦断正面図
【図2】同上の側面図
【図3】図2のIII −III 線に沿った断面図
【図4】図2のIV−IV線に沿った断面図
【図5】オートテンショナを用いたベルト伝動装置
【図6】同上の側面図
1 エンジンブロック3 プーリ支持軸4 偏心リング 7 転がり軸受 8 プーリ20 ダンパ21 第1シリンダ室 22 プランジャ 28 摺動子 29 カム部材 30 傾斜カム面
Claims (1)
- 【請求項1】 基台上に固定されるプーリ支持軸と、外
径面の軸心に対する偏心位置が上記プーリ支持軸で回転
自在に支持された偏心リングと、その偏心リングの外側
に転がり軸受を介して回転自在に支持されたプーリと、
上記偏心リングを付勢し、プーリをベルトに押し付ける
付勢部材と、前記偏心リングに回転抵抗を付与し、その
回転抵抗によってプーリの揺動を減衰するダンパとから
成るオートテンショナにおいて、前記ダンパが、前記偏
心リングの反基台側の端面で開口するシリンダ室を形成
し、そのシリンダ室内にプランジャと、そのプランジャ
を外方向に押圧するスプリングとを組込み、上記プラン
ジャの先端に設けた摺動子を前記プーリ支持軸の先端に
固定したカム部材の傾斜カム面に圧接し、上記傾斜カム
面を偏心リングがベルトを張る揺動方向に向けて偏心リ
ング側に近接する傾斜面とした構成から成ることを特徴
とするオートテンショナ。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991002773U JP2560655Y2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | オートテンショナ |
DE4202166A DE4202166C2 (de) | 1991-01-31 | 1992-01-27 | Riemenspanneinrichtung |
FR9200935A FR2672362B1 (fr) | 1991-01-31 | 1992-01-29 | Autotendeur. |
KR92001312U KR960009742Y1 (ko) | 1991-01-31 | 1992-01-29 | 자동 인장기 |
US07/828,361 US5186689A (en) | 1991-01-31 | 1992-01-30 | Autotensioner |
GB9202138A GB2252388B (en) | 1991-01-31 | 1992-01-31 | Autotensioner |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991002773U JP2560655Y2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | オートテンショナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0496649U JPH0496649U (ja) | 1992-08-21 |
JP2560655Y2 true JP2560655Y2 (ja) | 1998-01-26 |
Family
ID=11538660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991002773U Expired - Fee Related JP2560655Y2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | オートテンショナ |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5186689A (ja) |
JP (1) | JP2560655Y2 (ja) |
KR (1) | KR960009742Y1 (ja) |
DE (1) | DE4202166C2 (ja) |
FR (1) | FR2672362B1 (ja) |
GB (1) | GB2252388B (ja) |
Families Citing this family (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH058098U (ja) * | 1991-07-11 | 1993-02-02 | エヌテイエヌ株式会社 | ベルト張力調整装置 |
DE4317949C2 (de) * | 1992-05-29 | 1996-09-26 | Ntn Toyo Bearing Co Ltd | Automatische Spannvorrichtung |
DE9318878U1 (de) * | 1993-12-09 | 1994-02-03 | INA Wälzlager Schaeffler KG, 91074 Herzogenaurach | Riemenspanner mit Doppelexzenter |
JP3411101B2 (ja) * | 1994-08-31 | 2003-05-26 | 日本精工株式会社 | オートテンショナ |
JPH08177995A (ja) * | 1994-12-26 | 1996-07-12 | Aisin Seiki Co Ltd | オートテンショナ |
JP3107351B2 (ja) * | 1994-12-28 | 2000-11-06 | 光洋精工株式会社 | オートテンショナ |
JP2813162B2 (ja) * | 1995-04-13 | 1998-10-22 | エヌティエヌ株式会社 | オートテンショナ |
US5558587A (en) * | 1995-05-15 | 1996-09-24 | Eaton Corporation | Self-contained hydraulic belt tensioner |
BR9815406A (pt) * | 1997-11-26 | 2000-10-10 | Litens Automotive Inc | Tracionador de correia para uso em um motor. |
DE69903842T2 (de) | 1998-09-18 | 2003-09-18 | Litens Automotive Inc | Riemenspannvorrichtung und verfahren für deren einbau |
US6666784B1 (en) * | 1999-10-06 | 2003-12-23 | Ntn Corporation | Piston rod piston detector, autotensioner and belt tension adjuster |
US6579199B2 (en) * | 2001-08-31 | 2003-06-17 | The Gates Corporation | Linear tensioner |
US6884194B2 (en) * | 2002-02-07 | 2005-04-26 | Dayco Products, Llc | Hydraulic asymmetric damped belt tensioner |
ATE502233T1 (de) | 2005-04-20 | 2011-04-15 | Dayco Europe Srl | In gegenwart von öl arbeitende spannvorrichtung für einen riemenantrieb |
US8439780B2 (en) * | 2005-07-14 | 2013-05-14 | Dayco Europe S.R.L. | Tensioner for a drive belt of a motor vehicle |
DE102005035572A1 (de) * | 2005-07-29 | 2007-02-22 | Schaeffler Kg | Riementrieb |
JP4872850B2 (ja) * | 2007-08-02 | 2012-02-08 | セイコーエプソン株式会社 | 画像読取装置 |
US20090186727A1 (en) * | 2008-01-18 | 2009-07-23 | Alexander Serkh | Tensioner |
DE102017121641B4 (de) | 2017-09-19 | 2019-05-09 | Heron Sondermaschinen Und Steuerungen Gmbh | Riemenspanner für Längsförderer |
US11473989B2 (en) * | 2018-07-31 | 2022-10-18 | Illinois Tool Works Inc. | Multi-dimensional sheave for use in tension measurement systems |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB293227A (en) * | 1927-08-31 | 1928-07-05 | Morris Motors 1926 Ltd | Improvements relating to tensioning devices for chain driven mechanisms |
US2337591A (en) * | 1941-09-02 | 1943-12-28 | Renold & Coventry Chain Co | Automatic chain tensioning device |
JPS62188652U (ja) * | 1986-05-21 | 1987-12-01 | ||
US4721495A (en) * | 1985-09-01 | 1988-01-26 | Nippon Seiko Kabushiki Kaisha | Autotensioner |
FR2609139B1 (fr) * | 1986-12-27 | 1994-02-11 | Koyo Seiko Co Ltd | Dispositif de tension, notamment pour courroies de distribution de vehicules automobiles |
US4832665A (en) * | 1986-12-27 | 1989-05-23 | Koyo Seiko Co., Ltd. | Tensioner |
JP2893263B2 (ja) * | 1988-04-01 | 1999-05-17 | 三菱自動車工業株式会社 | オートテンシヨナ |
DE3836933A1 (de) * | 1988-05-21 | 1990-05-10 | Schaeffler Waelzlager Kg | Spannvorrichtung fuer riemen |
JPH01299354A (ja) * | 1988-05-25 | 1989-12-04 | Koyo Seiko Co Ltd | オートテンショナ |
JPH0254946U (ja) * | 1988-10-14 | 1990-04-20 | ||
US4917655A (en) * | 1989-03-01 | 1990-04-17 | Ina Bearing Co., Inc. | Self adjusting timing belt tensioner |
JP2762527B2 (ja) * | 1989-03-16 | 1998-06-04 | 日本精工株式会社 | オートテンショナ |
DE3935840C1 (en) * | 1989-10-27 | 1991-05-02 | Skf Gmbh, 8720 Schweinfurt, De | Drive belt etc. tensioner with spring-loaded tension roller - has prestressing bimetal spring for friction damping |
DE4015269C1 (en) * | 1990-05-12 | 1991-10-02 | Mercedes-Benz Aktiengesellschaft, 7000 Stuttgart, De | Vehicle IC engine belt tensioner - has tension lever pivoted on fixed axis with ramp cooperating with sprung piston |
US5045029A (en) * | 1990-12-20 | 1991-09-03 | Gates Power Drive Products, Inc. | Pulley encased tensioner with damping |
-
1991
- 1991-01-31 JP JP1991002773U patent/JP2560655Y2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-01-27 DE DE4202166A patent/DE4202166C2/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-01-29 FR FR9200935A patent/FR2672362B1/fr not_active Expired - Fee Related
- 1992-01-29 KR KR92001312U patent/KR960009742Y1/ko not_active IP Right Cessation
- 1992-01-30 US US07/828,361 patent/US5186689A/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-01-31 GB GB9202138A patent/GB2252388B/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2672362A1 (fr) | 1992-08-07 |
GB2252388B (en) | 1995-01-18 |
JPH0496649U (ja) | 1992-08-21 |
KR920015286U (ko) | 1992-08-17 |
GB9202138D0 (en) | 1992-03-18 |
DE4202166A1 (de) | 1992-08-06 |
US5186689A (en) | 1993-02-16 |
GB2252388A (en) | 1992-08-05 |
KR960009742Y1 (ko) | 1996-11-06 |
FR2672362B1 (fr) | 1994-02-11 |
DE4202166C2 (de) | 2000-06-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2560655Y2 (ja) | オートテンショナ | |
US6036612A (en) | Hydraulic autotensioner unit having an external spring encircling an actuator cylinder | |
US4940447A (en) | Autotensioner for adjusting the tension of a timing belt | |
US5702315A (en) | Autotensioner | |
JP2813162B2 (ja) | オートテンショナ | |
JPH10122315A (ja) | オートテンショナ | |
US5480358A (en) | Auto tensioner | |
KR960009741Y1 (ko) | 자동 인장기 | |
US5458542A (en) | Auto tensioner | |
JPH0272252A (ja) | 揺動型チェックボール式オートテンショナ | |
JP2537267Y2 (ja) | オートテンショナ | |
JP3629350B2 (ja) | 油圧式オートテンショナ | |
JP3586528B2 (ja) | 油圧式オートテンショナ | |
JP3585676B2 (ja) | 油圧式オートテンショナ | |
JPH084856A (ja) | オートテンショナ | |
JPH0624599Y2 (ja) | 密封式オ−トテンシヨナ | |
JP3556775B2 (ja) | ダンパ装置 | |
JP3585675B2 (ja) | 油圧式オートテンショナ | |
JPH10176742A (ja) | オートテンショナ | |
JP2601506Y2 (ja) | オートテンショナ | |
JP2594224Y2 (ja) | オートテンショナ | |
JPH10184826A (ja) | オートテンショナ | |
JPH04272549A (ja) | オートテンショナ | |
JPH10213196A (ja) | 油圧式オートテンショナ | |
JPH10213193A (ja) | 油圧式オートテンショナ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |