JP2560615Y2 - リボンカセット - Google Patents

リボンカセット

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JP2560615Y2
JP2560615Y2 JP3640691U JP3640691U JP2560615Y2 JP 2560615 Y2 JP2560615 Y2 JP 2560615Y2 JP 3640691 U JP3640691 U JP 3640691U JP 3640691 U JP3640691 U JP 3640691U JP 2560615 Y2 JP2560615 Y2 JP 2560615Y2
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JP
Japan
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ribbon
cassette
finger
guard
positioning
Prior art date
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JP3640691U
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JPH04130875U (ja
Inventor
正光 野島
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Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ、特に卓上計
算機等に組み込まれた小型のプリンタに用いられるリボ
ンカセットに関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、この種の従来のリボンカセット
11を示す平面図で、プリンタ本体12に取り付けた状
態を示している。
【0003】図のようにこのリボンカセット11は、カ
セットケース13に内蔵したインクリボン14を、カセ
ットケース13の一側面に設けたリボン走行部15に露
出させて構成したもので、そのカセットケース13は、
リボン走行部15を凹状に引き込ませることにより略コ
字状に形成されている。
【0004】一方、プリンタ本体12に配設された印字
部16には印字ヘッド17が設けられており、その印字
部16を覆う本体カバー18には、上記リボンカセット
11のリボン走行部15に対応して凸部19が形成され
ている。さらに、プリンタ本体12にはリボン送りを行
なうための駆動軸20が備えられている(図1参照)。
この駆動軸20はリボンカセット内のリボン送りローラ
21に差し込まれ、これを回転駆動し、リボン送りロー
ラ21に巻き付いているリボン14を送る。
【0005】そして上記リボンカセット11は、そのリ
ボン走行部15がプリンタ本体12の印字部16に合わ
された状態で、図示せぬ取り付け機構によりプリンタ本
体12に対して、上下方向に着脱可能に取り付けられ
る。その取り付けの際には、リボンカセット11のリボ
ン走行部15と本体カバー18の凸部19との形状を利
用して位置合わせを行う。
【0006】また印字時には、印字用紙Pが、リボン走
行部15のインクリボン14とカセットケース13との
間を通って、下方から上方へ抜けるように送られるとと
もに、印字ヘッド17がインクリボン14に沿って移動
する。その際、インクリボン14は、図示せぬ送り機構
により所定方向へエンドレスに走行する。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】上記構成の従来のリボ
ンカセット11では、リボン走行部15に露出したイン
クリボン14を保護するものがないため、このリボンカ
セット11を取り扱う際、特にプリンタ本体12に対し
て着脱する際に、指がインクリボン14に触れ易く、指
にインクを付着させるという問題があった。
【0008】また従来のリボンカセット11では、プリ
ンタ本体12に取り付ける際の位置合わせ、リボン走行
部15の形状そのものを利用するため、素早く位置合わ
せを行うことが難しい。更に、駆動軸20を駆動ローラ
21に差し込む際、リボンカセット11により、駆動軸
20が隠されてしまい、取付け位置を決めにくい。ま
た、引き上げるようにしてプリンタ本体12から取り外
す際に、手掛かりがないために取り外し難いという問題
もあった。
【0009】本考案は、これらの問題を解決するために
なされたもので、露出したインクリボンに指が触れるこ
とを防止し、しかもプリンタ本体に対し、より素早く容
易に着脱し得るリボンカセットを提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案に係るリボンカセットでは、カセットケース
の上面カバーでリボン走行部を覆うことにより、そのリ
ボン走行部に露出したインクリボンを保護するリボンガ
ードを形成するとともに、そのリボンガードには、取り
付け時にプリンタ本体の印字部に対する位置合わせを行
う位置合わせ部と、取り外し時に指を掛ける指掛け部と
を形成した。
【0011】
【作用】上記リボンガードが存在することにより、リボ
ン走行部に露出したインクリボンに指が触れることが防
止される。
【0012】また、上記位置合わせ部に対応させて、プ
リンタ本体側にも位置合わせ部を形成しておけば、両者
の位置合わせ部を合わせることによって、素早く位置合
わせを行うことができる。
【0013】更に、上記指掛け部に指を掛けることによ
り、リボンカセットをプリンタ本体から一本の指で容易
に取り外すことができる。
【0014】
【実施例】以下、図面に基づいて本考案の一実施例を説
明する。
【0015】図1は本考案に係るリボンカセット1の平
面図で、プリンタ本体12に取り付けた状態を示してい
る。尚、図1において、プリンタ本体12の、図2の従
来例と相違ない部分については同一の符号を用いた。
【0016】図のようにこのリボンカセット1は、カセ
ットケース2に内蔵したインクリボン3を、カセットケ
ース2の一側面に設けたリボン走行部4に露出させて構
成したものである。そのリボン走行部4は、カセットケ
ース2の一側面に凹状に形成されている。そしてこのリ
ボンカセット1は、そのリボン走行部4がプリンタ本体
12の印字部16に合わされた状態で、図示せぬ取り付
け機構によりプリンタ本体12に対して、上下方向に着
脱可能に取り付けられる。
【0017】このリボンカセット1では、カセットケー
ス2の上面カバー2aでリボン走行部4を覆うことによ
り、そのリボン走行部4に露出したインクリボン3を保
護するリボンガード5が形成されている。本実施例の場
合、上面カバー2aは、リボンガード5を形成すること
によって矩形状を成すとともに、そのリボンガード5に
は、印字時に印字用紙Pを通す長孔6が、インクリボン
3に沿ってあけられている。
【0018】上記リボンガード5が存在することによ
り、露出したインクリボンに指が触れることを防止する
ことができる。
【0019】またこのリボンカセット1では、上記リボ
ンガード5に、取り付け時にプリンタ本体12の印字部
16に対する位置合わせを行う位置合わせ部7が形成さ
れている。本実施例の場合、この位置合わせ部7は、リ
ボンガード5の外縁の一部を凹状に切り欠くことにより
形成されている。
【0020】上記位置合わせ部7に対応させて、プリン
タ本体12側にも位置合わせ部として例えば、本体カバ
ー18に突起18aを形成しておき、その突起18aに
位置合わせ部7を合わせることにより、素早く位置合わ
せを行うことができる。
【0021】更に、上記リボンガード5には、取り外し
時に指を掛ける指掛け部8が形成されている。本実施例
の場合、この指掛け部8は、リボンガード5の長孔6側
の一部を凹状に切り欠くことにより形成されている。
【0022】この指掛け部8に指を掛けて引き上げるこ
とにより、リボンカセット1をプリンタ本体12から一
本の指で容易に取り外すことができる。
【0023】上記リボンカセット1を取り付けたプリン
タの印字時には、印字用紙Pが、リボンカセット1のリ
ボン走行部4のインクリボン3とカセットケース2との
間およびリボンガード5の長孔6を通って、下方から上
方へ抜けるように送られるとともに、印字ヘッド17が
インクリボン3に沿って移動する。その際、インクリボ
ン3は、図示せぬ送り機構により所定方向へエンドレス
に走行する。
【0024】
【考案の効果】以上説明したとおり、本考案のリボンカ
セットでは、リボンガードを形成したことにより、指が
インクリボンに触れることが防止され、指にインクが付
着することを防ぐことができる。
【0025】また、位置合わせ部と指掛け部を形成した
ことにより、プリンタ本体に対する着脱を、より素早く
容易に行うことができる。
【0026】更に、リボンガードと位置合わせ部と指掛
け部とを、カセットケースの上面カバーと一体に形成し
得るため、容易に、且つコストをほとんど上げることな
く製作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を示す斜視図である。
【図2】本考案の実施例を示す平面図である。
【図3】従来例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 リボンカセット 2 カセットケース 2a 上面カバー 3 インクリボン 4 リボン走行部 5 リボンガード 7 位置合わせ部 8 指掛け部 12 プリンタ本体 16 印字部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カセットケースに内蔵したインクリボン
    を、カセットケースの一側面に設けたリボン走行部に露
    出させて構成し、そのリボン走行部をプリンタ本体の印
    字部に合わせた状態でプリンタ本体に着脱可能に取り付
    けるリボンカセットにおいて、上記カセットケースの上
    面カバーで上記リボン走行部を覆うことにより、そのリ
    ボン走行部に露出したインクリボンを保護するリボンガ
    ードを形成するとともに、そのリボンガードには、取り
    付け時にプリンタ本体の印字部に対する位置合わせを行
    う位置合わせ部と、取り外し時に指を掛ける指掛け部と
    を形成したことを特徴とするリボンカセット。
JP3640691U 1991-05-22 1991-05-22 リボンカセット Expired - Lifetime JP2560615Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3640691U JP2560615Y2 (ja) 1991-05-22 1991-05-22 リボンカセット

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JP3640691U JP2560615Y2 (ja) 1991-05-22 1991-05-22 リボンカセット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04130875U JPH04130875U (ja) 1992-12-01
JP2560615Y2 true JP2560615Y2 (ja) 1998-01-26

Family

ID=31918356

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JP3640691U Expired - Lifetime JP2560615Y2 (ja) 1991-05-22 1991-05-22 リボンカセット

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