JP2560302Y2 - ドアミラーのフレーム取付構造 - Google Patents

ドアミラーのフレーム取付構造

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JP2560302Y2
JP2560302Y2 JP1991095033U JP9503391U JP2560302Y2 JP 2560302 Y2 JP2560302 Y2 JP 2560302Y2 JP 1991095033 U JP1991095033 U JP 1991095033U JP 9503391 U JP9503391 U JP 9503391U JP 2560302 Y2 JP2560302 Y2 JP 2560302Y2
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frame
opening
door mirror
locking claws
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勝志 岡村
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Murakami Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本考案は自動車におけるドアミ
ラーのフレーム取付構造に関するものである。すなわ
ち、本考案は、ドアミラーにおいてミラーを支承するフ
レーム(以下単に「フレーム」という。)をドアミラー
のボデー(以下単に「ボデー」という。)に取り付ける
ための取付構造に関するものであって、特にボデー開口
部(ボデーの基部に形成された開口部であってカバーボ
デーを嵌合させるようにしたものをいう。)附近にフレ
ームを爪手段により固定し得るようにしたものである。
なお、本考案のドアミラーは電動式たると手動式たると
を問わない。
【0002】
【従来の技術】 自動車のドアミラーにおけるフレーム
は、図6に示すように、専らビスのみにより、ボデーに
固定されている。すなわち、フレーム1側に複数の透孔
2、2・・・を形成すると共にボデー3側にはこれらの
透孔2、2・・・に対応する複数のねじ穴4、4・・・
を設け、フレーム1側の各透孔2より挿入したビス5を
ボデー3側の対応ねじ穴4に螺合させることによりフレ
ーム1をボデー3に固定しているのである。なお、図6
において、符号6はモータ等の駆動手段、7はアクチュ
エータ取り付け用のねじ穴、8はカバーボデー、9はカ
バーボデー8を嵌合させるボデー開口部である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】図6において、フレー
ム1とボデー3との取付関係については、ボデー開口部
9附近においてもフレーム1をボデー3にビス等で固定
することが望ましい。けだし、ボデー開口部9附近にお
いてフレーム1をボデー3にビス等で固定しない場合に
は、ドアミラーの使用に伴い、ボデー開口部9の下部が
歪んで外方に開き、カバーボデー8との間に隙間が生じ
てしまう虞があるからである。ところが、専らビス5の
みによりフレーム1をボデー3に取り付けるようにした
従来の取付構造においては、ボデー開口部9附近におい
てフレーム1をボデー3に固定するためにはボデー開口
部9附近にビスによる固定を可能ならしめるだけのスペ
ースが必要である。しかしながら、このようなスペース
がない小型のドアミラーにおいては、ボデー開口部9附
近においてフレーム1をビス締めによりボデー3に固定
することができないため、上述の如くボデー開口部9の
下部が歪んで外方に開くという問題が生ずるのである。
また、ビス締めはその分だけドアミラーの組立作業にお
ける工数を増やすことになる。本考案は以上の如き問題
を解決しようとしてなされたものである。すなわち、本
考案は、ボデー開口部9附近にビス締めを可能ならしめ
るだけのスペースがない小型のドアミラーの場合でも、
ビス締めによることなく、フレームをボデー開口部9附
近に固定し得るようにして、該開口部の変形を防ぎフレ
ームとボデーとの間のガタを防止すると共に開口部とそ
のカバーとの間に隙間を生ずることを防止し、かつビス
締めに要する工数をカットするようにしたドアミラーの
フレーム取付構造を提供しようとしてなされたものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するた
めに、本考案は、爪手段によりフレームをボデー開口部
附近に固定し得るようにしたものである。すなわち、本
考案は、ミラーボデー(10)と、ミラーボデーの倒伏
回転軸(22)を設けて前記ボデー(10)内に収容さ
れるミラー支承用フレーム(13)とからなり; 前記ボデー(10)は、ボデーの倒伏回転軸(22)側
に下部が外開き傾向を有した開口部(12)と、その開
口部近傍の対向内面に一対の係止爪(14,14)とを
備え、前記フレーム(13)は、前記倒伏回転軸側にお
ける前記係止爪と対向する個所に、当該係止爪に対応す
る一対の爪受け部(15,15)を設けてなり、前記ボ
デーの外開き傾向を有した開口部(12)を内側にたわ
ませた状態にて、ボデー側の一対の係止爪(14,1
4)をフレーム側の一対の爪受け部により内側に引っ張
るように係止し、ボデーの開口部をフレームに固定した
ことを特徴とするドアミラーのフレーム取付構造を提供
するものである。
【0005】
【作用】 本考案によるドアミラーのフレーム取付構造
においてフレームをボデーに取り付ける際には、ボデー
倒伏回転軸部におけるボデー開口部附近に設けた係止爪
をフレームにおける対応爪受け部に係止させることによ
りフレームをボデー開口部附近に固定する。このよう
に、ボデー開口部はフレームに固定されるため、変形の
矯正と振動に対する安定が得られる。なお、本考案によ
るフレーム取付構造を備えたドアミラーにおいても、ボ
デー開口部附近以外の部分についてはビスによりフレー
ムをボデーに固定することはいうまでもない。
【0006】
【実施例】次に、本考案の実施例を添付図面に従って説
明する。図1において、符号10はドアミラーのボデ
ー、11はボデー開口部12に嵌合させるカバーボデ
ー、13はミラーを支承するフレームである。しかし
て、本考案においては、ボデー10の倒伏回転軸部22
内面におけるボデー開口部12附近に一例として一対の
係止爪14、14を設け、フレーム13にはこれらの係
止爪14、14に対応する一例として一対の爪受け部1
5、15を設ける。これらの係止爪14、14と爪受け
部15、15は例えば相対応する形状の鈎状体とする。
また、カバーボデー11の内面には一例として一対の係
止爪16、16を設け、フレーム13にはこれらの係止
爪16、16に対応する一例として一対の爪受け部1
7、17を設ける。カバーボデー11内面の係止爪1
6、16は例えば鈎状体とし、これらの係止爪16、1
6に対応する爪受け部17、17としては例えば板状体
をフレーム13に立設する。図示の事例において、フレ
ーム13をボデー10に取り付ける際には、まずカバー
ボデー11内面の係止爪16、16をフレーム13にお
ける対応爪受け部17、17に係止させることによりカ
バーボデー11をフレーム13に固定し、続いて図4〜
図5に示すように、外側に開き傾向を有したボデー開口
部12を内側に撓ませてボデー10の倒伏回転軸部22
におけるボデー開口部12附近に設けた係止爪14、1
4をフレーム13における対応爪受け部15、15に係
止させることによりフレーム13をボデー開口部12附
近に固定する。本考案によるフレーム取付構造を備えた
ドアミラーにおいても、ボデー開口部12附近以外の部
分についてはビスによりフレーム13をボデー10に固
定することは前述の通りである。すなわち、フレーム1
3に複数の透孔18、18・・・を形成すると共にボデ
ー10にはこれらの透孔18、18・・・に対応する複
数のねじ穴19、19・・・を設け、フレーム13側の
各透孔18より挿入したビス(図示せず)をボデー10
側の対応ねじ穴19に螺合させることによりフレーム1
3をボデー10に固定しているのである。なお、図1に
おいて、符号20はモータ等の駆動手段、21はアクチ
ュエータ取り付け用のねじ穴である。
【0007】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
ビスを用いることなく爪手段によりフレームをボデー開
口部附近に固定し得るようにしたため、ボデー開口部附
近にビス締めを可能ならしめるだけのスペースがない小
型のドアミラーにおいても、フレームをボデー開口部附
近に固定することによりボデー開口部下部の変形を防
ぎ、フレームとボデー開口部との間のガタを防止するこ
とができる。また、このようにフレームがボデー開口部
附近に固定されるため、カバーボデーとボデー開口部と
の間の嵌合状態が矯正され、嵌合フィーリングが向上す
る。フレームをボデー開口部附近に固定することによ
り、ボデーとフレームとの間の一体感が高まり、ブレや
異音が低減する。更に、爪手段によりフレームをボデー
開口部附近に固定し得るようにしたため、ビス締めに要
する工数がカットされ、組付性が向上する
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す分解斜視図である。
【図2】カバーボデーとフレームの一部を示す平面図で
ある。
【図3】カバーボデーをフレームに固定した状態を示す
平面図である。
【図4】ボデーとフレームとを示す正面図である。
【図5】フレームをボデーに固定した状態を示す正面図
である。
【図6】従来のドアミラーのフレーム取付構造を示す分
解斜視図である。
【符号の説明】
1 フレーム 2 透孔 3 ボデー 4 ねじ穴 5 ビス 6 駆動手段 7 ねじ穴 8 カバーボデー 9 ボデー開口部 10 ボデー 11 カバーボデー 12 ボデー開口部 13 フレーム 14 係止爪 15 爪受け部 16 係止爪 17 爪受け部 18 透孔 19 ねじ穴 20 駆動手段 21 ねじ穴 22 倒伏回転軸部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミラーボデー(10)と、ミラーボデー
    の倒伏回転軸(22)を設けて前記ボデー(10)内に
    収容されるミラー支承用フレーム(13)とからなり; 前記ボデー(10)は、ボデーの倒伏回転軸(22)側
    に下部が外開き傾向を有した開口部(12)と、その開
    口部近傍の対向内面に一対の係止爪(14,14)とを
    備え、 前記フレーム(13)は、前記倒伏回転軸側における前
    記係止爪と対向する個所に、当該係止爪に対応する一対
    の爪受け部え(15,15)を設けてなり、 前記ボデーの外開き傾向を有した開口部(12)を内側
    にたわませた状態にて、ボデー側の一対の係止爪(1
    4,14)をフレーム側の一対の爪受け部により内側に
    引っ張るように係止し、ボデーの開口部をフレームに固
    定したことを特徴とするドアミラーのフレーム取付構
    造。
JP1991095033U 1991-10-23 1991-10-23 ドアミラーのフレーム取付構造 Expired - Lifetime JP2560302Y2 (ja)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0537580U JPH0537580U (ja) 1993-05-21
JP2560302Y2 true JP2560302Y2 (ja) 1998-01-21

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ID=14126778

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH057873Y2 (ja) * 1987-02-18 1993-02-26

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JPH0537580U (ja) 1993-05-21

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