JP2559920B2 - ジャーナル・レシートプリンタ装置における印字制御方法 - Google Patents

ジャーナル・レシートプリンタ装置における印字制御方法

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JP2559920B2
JP2559920B2 JP3148923A JP14892391A JP2559920B2 JP 2559920 B2 JP2559920 B2 JP 2559920B2 JP 3148923 A JP3148923 A JP 3148923A JP 14892391 A JP14892391 A JP 14892391A JP 2559920 B2 JP2559920 B2 JP 2559920B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、取引処理ごとにレシー
トを作成すると同時にジャーナル記録をとるECR,P
OS,SWS(Store Work Station)などのシステムに
使用されるジャーナル・レシートプリンタ装置に関する
ものであり、特にジャーナル用紙とレシート用紙に同一
取引データを並行して印字出力する際の騒音の軽減と印
字時間の短縮を図るための印字制御方法を提供するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図9に、従来のジャーナル・レシートプ
リンタ装置の印字機構を示す。図9の(a)はシリアル
ドットインパクト方式機構の例である。レシート用紙6
とジャーナル用紙7が並列に配置され、単一の印字ヘッ
ド22が行ごとに横方向に全印字範囲を移動して、レシ
ート用紙6とジャーナル用紙7のそれぞれに同一データ
をドット印字する。
【0003】図9の(b)はシャトル方式の機構の例で
ある。単一のキャリアに複数の印字ヘッドを搭載して、
各印字ヘッドにより行を分割して印字する。図示の例で
は、レシート用紙6とジャーナル用紙7のそれぞれに3
個ずつの印字ヘッドが割り当てられている。そして各3
個ずつの印字ヘッドに対して行ごとに同一データを供給
し、並行してドット印字させる。
【0004】レシート側の印字ヘッドとジャーナル側の
印字ヘッドには、別々の印字バッファから文字フォント
のドットデータが供給される。たとえばECRからプリ
ンタ装置に印字要求されたデータ、一般には取引処理デ
ータ、は文字コード列からなっている。プリンタ装置で
は行ごとに、各文字コードを用いて文字フォントメモリ
(ROM)をアクセスし、対応する文字フォント(ドッ
トパターン)を読み出してレシート側とジャーナル側の
各印字バッファに順に詰めていく印字文字編集制御を行
う。図10にそのフローを示す。
【0005】各印字バッファに1行分の文字フォントが
セットされると印字動作が行われる。図11は、図9
(a)のシリアルドットインパクトプリンタ方式のプリ
ンタ装置の場合のキャリア速度と印字時間の関係を示
す。キャリアを駆動し、定速状態に達してから、まずレ
シート側の印字バッファの内容によりレシート用紙6に
対する印字を実行し、次にジャーナル用紙7に移ってジ
ャーナル側の印字バッファの内容により印字を実行す
る。この場合、キャリア速度は、印字ヘッドが全黒ドッ
トを連続記録できるような速度に設定されている。
【0006】図12は、従来装置におけるキャリア駆動
用のモータ駆動制御機構の構成を示す。キャリア駆動用
モータ21は、モータON/OFF制御回路19を介し
てCPU18によりON/OFF制御される。図13
は、CPU18の制御フローであり、1行ごとにキャリ
ア駆動用モータ21をONにし、1行の印字が終了した
ときモータをOFFにする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のジャーナル・レ
シートプリンタ装置では、ジャーナル側とレシート側の
印字機構とが全く同一につくられている。一般にレシー
トは顧客に対して発行されるため、きれいで見易い高密
度のフォント(文字パターン)が使用されている。した
がってジャーナル記録も、同じ品質のよい高密度のフォ
ントを用いて同様に印字される。
【0008】このため、印字動作に伴う騒音が大きくな
り、また印字時間もレシート側の印字時間の2倍以上必
要になるという問題があった。本発明は、ジャーナル・
レシートプリンタ装置の印字制御を効率化し、騒音の軽
減と印字時間の短縮化とを図ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ジャーナル記
録がジャーナル・レシートプリンタ装置の使用者(個人
・店舗または企業)の管理データとして作成されるもの
であって、必要時に読み取り可能であればよく、きれい
さや見易さはレシートほど重要ではないことに着目し
て、ジャーナル記録側の印字に用いるフォントの黒ドッ
トを間引いて黒ドットの印字量を減らし、その結果とし
て騒音の発生を少なくするとともに、キャリアの移動速
度を上げて印字時間が短縮できるようにするものであ
る。
【0010】図1は、本発明の原理説明図である。図1
において、1は、データバッファであり、図示されてい
ないECRなどの処理部から出力された1行分の印字デ
ータが文字コード形式で格納されている。
【0011】2は、文字フォントメモリであり、標準の
文字フォントのドットパターンデータが、文字コード対
応で記憶されている。通常はROMでつくられている。
3は、レシート側印字バッファであり、レシート用紙に
印字出力する1行分の文字のフォントのデータがセット
される。
【0012】4は、ジャーナル側印字バッファであり、
ジャーナル用紙に印字出力する1行分の文字フォントの
データがセットされる。5は、ドラフトフォント変換処
理部であり、文字フォントメモリ2から読み出された標
準の文字フォント中の冗長な黒ドットを間引いて簡略化
したドットパターンをもつドラフトフォントを生成す
る。
【0013】6は、レシート用紙である。7は、ジャー
ナル用紙である。印字動作は次のように行われる。
【0014】データバッファ1から順に文字コードをた
とえば「漢」と1つずつ取り出して、文字フォントメモ
リ2から対応する標準の文字フォントのデータを読み、
まずレシート側印字バッファ3にセットする。次に同じ
標準の文字フォントを、ドラフトフォント変換処理部5
でドラフトフォントに変換してジャーナル側印字バッフ
ァ4にセットする。図中でドラフトフォントは‘漢’の
ように表されている。
【0015】データバッファ1の各文字コードの全てを
文字フォントに変換して各印字バッファにセットした後
印字を行う。
【0016】
【作用】図2により、本発明の作用を説明する。図2の
(a)は文字「漢」についての標準フォントの例、図2
の(b)はドラフトフォントの例である。図示のように
標準フォントは、見易いように通常の字体で肉太につく
られ、字画線も連続黒ドットにより高密度に表されてい
る。このためシリアルドットインパクト方式のプリンタ
では、印字ヘッドのピンのドライブ頻度が高くなり騒音
も大きくなる。また印字ヘッドのキャリア移動も、ピン
の連続動作が可能な速度に制限される。
【0017】レシート用紙への印字はこの標準フォント
を用いて従来と同様に印字される。これに対して図2の
(b)のドラフトフォントは、キャリア移動方向(横方
向)の黒ドットが間引かれ、粗に表されている。このた
めピンのドライブ頻度が減少し、騒音が小さくなる。ま
たキャリア速度も大きくできるため、全体の印字時間を
短縮できる。
【0018】
【実施例】図3ないし図8を用いて本発明の実施例を説
明する。図3は、本発明実施例によるジャーナル・レシ
ートプリンタ装置の構成を示す。図3の(a)と(b)
はそれぞれジャーナル・レシートプリンタ装置9がEC
R/POS/SWS8に外付け接続されている場合のシ
ステム構成と、ECR/POS/SWS8に一体に内蔵
されている場合のシステム構成である。
【0019】図3の(c)は、プリンタ装置内部のハー
ドウェア構成であり、制御部10はCPU11とROM
12,RAM13などで構成され、レシート印字機構1
4、レシート用紙送り機構15、ジャーナル印字機構1
6、ジャーナル用紙送り機構17をそれぞれ制御して印
字動作を行わせる。
【0020】図4は、本発明実施例による印字文字編集
制御のフローを示し、図10の従来装置のフローに対応
するものである。図10の従来装置のフローと異なる点
は、ジャーナル側印字バッファへの文字フォントセット
を、ドラフトフォントに変換してから行うことである。
【0021】図5は、本発明実施例によるドラフトフォ
ント変換処理を示す。図5の(a)はドラフトフォント
変換論理であり、標準フォントの各隣り合う2つの列の
ドットについて、黒ドットが連続する場合右側を白ドッ
トに変換する黒ドットの間引きを行うものである。この
場合フォント全体のサイズは変化しない。
【0022】図5の(b)は、1文字分の文字フォント
データの構造を示す。各フォントはj行n列のマトリッ
クスで構成されている。図5の(c)は印字バッファ内
の1文字分のデータ構造であり、(b)のフォントのマ
トリックスに対応している。
【0023】図5の(d)は、ドラフトフォント変換処
理のフローである。黒を‘1’、白を‘0’として、行
1〜jの各行iごとに、列2〜nの各列mの要素(i,
m)の値に注目し、左隣りの印字バッファ(i,m−
1)の要素の値と排他的論理和をとり、さらにその結果
と自己(i,m)の要素の値との論理積をとり、その結
果を印字バッファ(i,m)の要素としてセットするも
のである。
【0024】図6は、本発明実施例におけるキャリア速
度と印字時間の関係を示し、図11の従来装置のものに
対応する。図示のように、ジャーナル側印字においては
レシート側印字よりもキャリア速度を高くすることで、
印字時間が短縮される。
【0025】図7は、本発明実施例によるモータ駆動制
御機構を示す。図12の従来装置のものと異なり、図6
のキャリア速度切り替えに対応する制御を行うため、モ
ータスピード制御回路20が設けられている。
【0026】図8は、本発明実施例におけるキャリア駆
動用モータの制御フローを示す。これは図13の従来装
置のフローに対応するものである。図13のフローと異
なる点は、モータをONしてからレシート側印字とジャ
ーナル側印字とを識別して、レシート側ではモータスピ
ードを低く制御して印字を実行し、ジャーナル側ではモ
ータスピードを高くして印字を実行することである。全
ての印字が終了したときモータはOFFにされる。
【0027】なお、上述した実施例の説明では、ドラフ
トフォントを標準フォントから変換することにより得て
いたが、各文字のドラフトフォントを予め作成しておい
て、標準フォントとともに文字フォントメモリに記憶さ
せておき、レシート側印字かジャーナル側印字かにより
読み出しのアクセス先を切り分けるようにしてもよい。
【0028】
【発明の効果】本発明により、ジャーナル側印字の印字
デューティが下がるので、ピンインパクトによる騒音を
下げることができる。またキャリア速度を上げた場合に
は印字時間の短縮化が可能となる。さらにリボン寿命や
印字ヘッドの寿命が伸びるので、ランニングコストが安
くなる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】標準フォントとドラフトフォントの例の説明図
である。
【図3】本発明実施例によるジャーナル・レシートプリ
ンタ装置の構成図である。
【図4】本発明実施例による印字文字編集制御のフロー
図である。
【図5】本発明実施例によるドラフトフォント変換処理
の説明図である。
【図6】本発明実施例におけるキャリア速度と印字時間
の関係説明図である。
【図7】本発明実施例によるモータ駆動制御機構の構成
図である。
【図8】本発明実施例におけるキャリア駆動用モータの
制御フロー図である。
【図9】ジャーナル・レシートプリンタ装置の印字機構
の説明図である。
【図10】従来装置における印字文字編集制御のフロー
図である。
【図11】従来装置におけるキャリア速度と印字時間の
関係説明図である。
【図12】従来装置におけるモータ駆動制御機構の構成
図である。
【図13】従来装置におけるキャリア駆動用モータの制
御フロー図である。
【符号の説明】
1 データバッファ 2 文字フォントメモリ 3 レシート側印字バッファ 4 ジャーナル側印字バッファ 5 ドラフトフォント変換処理部 6 レシート用紙 7 ジャーナル用紙

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一の取引データをジャーナル用紙とレ
    シート用紙に並行して印字出力するドット形式のジャー
    ナル・レシートプリンタ装置において、レシート用紙に
    印字出力する取引データの文字フォントには装置にそな
    えられている標準フォントを使用し、ジャーナル用紙に
    印字出力する取引データの文字フォントには上記標準フ
    ォントから冗長な黒ドットを削減したドラフトフォント
    を使用し、それぞれ印字を実行することを特徴とするジ
    ャーナル・レシートプリンタ装置における印字制御方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、ドラフトフォント
    は、印字を要求された取引データの文字ごとに、装置に
    そなえられている標準フォントに隣接する黒ドットの一
    方を削減する論理を適用して作成することを特徴とする
    ジャーナル・レシートプリンタ装置における印字制御方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項2において,レシート側印字を行
    う場合は,印字ヘッドが上記標準フォントの全黒ドット
    を連続記録できるような第1の速度にキャリア速度を設
    定し,ジャーナル側の印字を行う場合は,印字ヘッドが
    上記ドラフトフォントの全黒ドットを連続記録できるよ
    うな上記第1の速度よりも高速の第2の速度にキャリア
    速度を設定することを特徴とするジャーナル・レシート
    プリンタ装置における印字制御方法。
JP3148923A 1991-06-20 1991-06-20 ジャーナル・レシートプリンタ装置における印字制御方法 Expired - Lifetime JP2559920B2 (ja)

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JP3679553B2 (ja) * 1997-06-26 2005-08-03 キヤノン株式会社 インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法
JP7025959B2 (ja) * 2018-03-13 2022-02-25 セイコーソリューションズ株式会社 印刷装置及び印刷制御プログラム

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