JP2559597B2 - 生物付着防止方法 - Google Patents

生物付着防止方法

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JP2559597B2 JP62224452A JP22445287A JP2559597B2 JP 2559597 B2 JP2559597 B2 JP 2559597B2 JP 62224452 A JP62224452 A JP 62224452A JP 22445287 A JP22445287 A JP 22445287A JP 2559597 B2 JP2559597 B2 JP 2559597B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、新規な生物付着防止方法、詳しくは水中構
造物、建築物等の基材に塗料を塗布して、基材方面に生
物が付着するのを防止する新規な方法に関する。
従来の技術及びその問題点 海、河川、湖沼等の水中には、例えばフジツボ、ホ
ヤ、セルプラ、ムラサキイガイ、カラスガイ、フサコケ
ムシ、アオノリ、アオサ等の水中生物が多数棲息してい
る。このような水中に、例えば、船舶、港湾施設、ブ
イ、パイプライン、橋梁、海底基地、養殖網、定置網等
の水中構造物を設置又は就航すると、その飛沫部から没
水部表面に水中生物が付着生育して種々の被害が発生す
る。例えば、船体に水中生物が付着すると水との摩擦抵
抗が増大し航行速度の低下を生じ、一定の速度を維持す
るためには燃料消費量が増加し経済的に好ましくない。
また、港湾施設等の水中又は水面に固定しておく構造物
に水中生物が付着するとこれらが有する個々の機能を十
分に発揮することが困難となり、しかも基材を侵食する
こともある。さらに、養殖網、定置網に水中生物が付着
すると網目が閉塞し魚類を致死させることがある。
従来、水中構造物に水中生物が付着生育するのを防止
するために、有機錫化合物、亜酸化銅等の毒性防汚剤を
配合した防汚塗料を該構造物に塗装していた。該塗料を
水中構造物に塗装しておくことによって水中生物の付着
生育はほぼ防止できたが、しかしながら毒性の強い防汚
剤を用いているため、該塗料の製造、塗装時において環
境安全衛生上人体に対して好ましくなく、しかも水中に
おいて塗膜から毒性防汚剤が徐々に溶出されているの
で、長期的にみれば水域を汚染するおそれがあり、魚介
類に対しても悪影響を及ぼすことも予想される。
このような情況に基づいて、毒性防汚剤を使用するこ
となく長期間にわたって優れた防汚性(水中構造物に水
中生物が付着するのを防止すること、以下同様)を有
し、かつ極めて人体に対して安全性の高い塗料を用いる
水中生物の付着防止方法の開発が望まれていた。
また、日本は一年の大半がカビ等の生育に適した温暖
多湿な環境であるため、カビ等の微生物は建築物の内・
外壁等の諸施設に付着して繁殖し、種々の分泌物を生産
するので、美感上は勿論環境衛生上も問題がある。ま
た、該微生物が付着、繁殖すると、外観の汚染、塗膜の
劣化、剥離等を生じ、塗膜本来の機能を失う。このよう
なカビ等の微生物の付着を防止するため、ハロアリルス
ルホン系、有機スズ系、ジチオカーバメート系等の防カ
ビ剤を塗料に配合した防カビ塗料を使用することが提案
されている。しかし、このものは毒性が低いと防カビ効
果が低く、防カビ効果を高くすると毒性も高くなって環
境衛生的に問題があり、両者を満足させるものではな
く、しかも持続性が悪いという問題点がある。
問題点を解決するための手段 本発明者は、かかる従来の問題点を解決し、上記した
水中生物及び微生物等の生物の付着を防止する性質、即
ち防汚性及び防カビ性等に優れ、且つ環境衛生的に問題
のない生物付着防止方法を開発すべき鋭意研究した結
果、特定の塗料組成物を基材に塗布することにより、目
的が達成できることを見い出し、本発明を完成するに至
った。
即ち本発明は、 一般式 (R1 nSiOR24-n 〔I〕 〔式中、R1はアルキル基、ハロアルキル基、シクロアル
キル基、アリール基又はアラルキル基を示す。R2は水素
原子、アルキル基又はシクロアルキル基を示す。nは0
〜3の整数を示す。〕 で表わされるシラン化合物及び/又はその低縮合物(以
下、単に「シラン化合物」という)と1分子中に少なく
とも2個の水酸基を有する有機化合物(以下、単に「水
酸基含有化合物」という)との反応物をビヒクル成分と
する塗料組成物を、基材に塗布することを特徴とする生
物付着防止方法、並びにシラン化合物、水酸基含有化合
物及び1価のフェノール化合物の反応物をビヒクル成分
とする塗料組成物を、基材に塗布することを特徴とする
生物付着防止方法に係る。
本発明の生物付着防止方法で使用する塗料組成物のビ
ヒクル成分において、水酸基含有化合物と反応させるシ
ラン化合物は、一般式〔I〕で表わされるシラン化合物
及び/又はその低縮合物であり、1分子中に少なくとも
1個のアルコキシシラン基及び/又はシラノール基を有
するものである。
一般式〔I〕において、「アルキル基」としては、直
鎖状又は分岐鎖状のいずれかのタイプのものであっても
よく、例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロ
ピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−
ブチル、n−ペンチル、イソペンチル、tert−ペンチ
ル、ネオペンチル、n−ヘキシル、イソヘキシル、1−
メチルペンチル、2−メチルペンチル、n−ヘプチル、
5−メチルヘキシル、n−オクチル、n−ノニル、n−
デシル、ドデシル、トリデシル、テトラデシル基等が挙
げられる。これらの内、R1の「アルキル基」としては、
炭素数が1〜20個、好ましくは1〜6個のものが適当で
あり、一方R2のアルキル基としては炭素数が1〜8個、
好ましくは1〜3個のものが適当である。また、「ハロ
アルキル基」としては、上記アルキル基の水素原子の少
なくとも1個がハロゲン原子、例えばフッ素、塩素、臭
素原子等で置換された基であり、例えばフルオロプロピ
ル、クロルプロピル、フルオロブチル、トリフルオロプ
ロピル基等が挙げられるが、中でもフルオロアルキル基
が好適である。また、「シクロアルキル基」としては、
一般に3〜7個の炭素原子を有することができ、例えば
シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シク
ロヘキシル、シクロヘキセニル、シクロヘプチル基等が
包含されるが、特にシクロヘキシル基が好ましい。ま
た、「アリール基」としては、単環及び多環のいずれの
タイプのものであってもよく、単環式のものとしては、
例えばフェニル、トルイル、キシリル基等があげられ、
多環式のものとしてはナフチル基等が包含される。ま
た、「アラルキル基」は上記アリール基で置換されたア
ルキル基であり、例えばベンジル、フェネチル基等が例
示される。
一般式〔I〕で表わされるシラン化合物の内、アルコ
キシシラン化合物の具体例としては、テトラメトキシシ
ラン、テトラエトキシシラン、テトラプロポキシシラ
ン、テトラブトキシシラン、メチルトリメトキシシラ
ン、メチルトリエトキシシラン、メチルトリブトキシシ
ラン、エチルトリブトキシシラン、ブチルトリメトキシ
シラン、オクチルトリオクチルオキシシラン、フェニル
トリメトキシシラン、メチルトリクロルエトキシシラ
ン、メチルトリフルオロエトキシシラン、フルオロプロ
ピルトリメトキシシラン、ベンジルトリエトキシシラ
ン、シクロヘキシルトリエトキシシラン、ジメチルジエ
トキシシラン、ジエチルジエトキシシラン、ジエチルジ
プロポキシシラン、ジメチルジフルオロエトキシシラ
ン、ジメチルジクロルエトキシシラン、ジメチルジブト
キシシラン、ジフェニルジエトキシシラン、ジフルオロ
プロピルジメトキシシラン、ジシクロヘキシルジシクロ
ヘキシルオキシシラン、トリメチルメトキシシラン、ト
リメチルエトキシシラン、トリメチルフルオロエトキシ
シラン、トリメチルクロルエトキシシラン、トリメチル
ブトキシシラン、トリエチルエトキシシラン等が挙げら
れる。また、上記アルコキシシラン化合物の1種又は2
種以上を、部分加水分解次いで縮合して得られる数平均
分子量約10000以下、好ましくは約3000以下の低縮合物
も使用できる。また、一般式〔I〕で表わされるシラン
化合物の内、シラノール化合物の具体例としては、ジフ
ェニルジシラノール、フェニルメチルジシラノール、ジ
メチルジシラノール等が挙げられる。また、上記シラノ
ール化合物の1種又は2種以上を、縮合して得られる数
平均分子量約10000以下、好ましくは約3000以下の低縮
合物も使用できる。
また、シラン化合物と反応させる水酸基含有化合物
は、シラン化合物のアルコキシ基又はシラノール基と反
応する水酸基を1分子中に少なくとも2個有する有機化
合物である。該水酸基含有化合物は、このものとシラン
化合物との反応物をビヒクル成分とする塗料組成物から
形成される塗膜が大気中の水分、雨水、川水、湖水、海
水等の水分によって加水分解されて、塗膜中の該水酸基
含有化合物が水中に溶解又は分散されること(所謂、セ
ルフポリシング性)によって、塗膜表面の生物付着を防
止するものである。
具体的には、水酸基含有化合物としては、例えばエチ
レングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリ
コール、ネオペンチルグリコール、ヘキシレングリコー
ル、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、ヘプタンジ
オール、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、1,6−ヘ
キサンジオール、ジエチレングリコール、ジプロピレン
グリコール、トリエチレングリコール、トリプロピレン
グリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレン
グリコール、トリメチロールエタン、トリメチロールプ
ロパン、グリセリン、ペンタエリスリトール、ジペンタ
エリスリトール、ポリペンタエリスリトール等の多価ア
ルコール類、 等の水添ビスフェノール類及び下記多価フェノール類等
の有機化合物;ポリビニルアルコール、ヒドロキシアル
キルセルロース、アルキルセルロース、スチレン−アリ
ルアルコール共重合体、ポリエステル系、ポリエーテル
系、ポリウレタン系、変性エポキシ樹脂、アクリル系樹
脂等の高分子有機化合物等が挙げられる。
上記した水酸基含有化合物として用い得る多価フェノ
ール類は、芳香環の水素原子を水酸基で置換したフェノ
ール性の水酸基を1分子中に少なくとも2個有するもの
であり、より具体的には、一般式 〔式中、R3、R4、R5、R6及びR7は、各々水素原子、ハロ
ゲン原子、水酸基、アルキル基、アルコキシ基、ニトロ
基、シアノ基又はアミノ基を示し、かつR3、R4、R5、R6
及びR7の少なくとも1つは水酸基を示す。〕 で表わされる多価フェノール化合物、及び一般式 〔式中、芳香環の水素原子は、未置換であっても、ハロ
ゲン原子、水酸基、アルキル基、アルコキシ基、ニトロ
基、シアノ基又はアミノ基で置換されていても良い。R8
は、アルキレン基、−O−、−CH2O−、−CH2OCH2−又
は−SO2−を示す。mは1〜10の整数を示す。〕で表わ
される多価フェノール化合物が挙げられる。
上記一般式〔II〕及び〔III〕において、ハロゲン原
子はフッ素、塩素、臭素原子等であり、又アルキル基と
しては前記一般式〔I〕のアルキル基として記載したも
の、特に1〜8個の炭素数を有するものが好適である。
アルコキシ基としては、好ましくは1〜8個の炭素数を
有するものであり、例えばメトキシ、エトキシ、プロポ
キシ、ブトキシ、ペントキシ、オクチルオキシ等が挙げ
られる。アミノ基としては、−NH2及び−NH2の水素の一
部又は全部がアルキル基で置換されたものであり、例え
ば−NHCH3、−NHC2H5、 −NHC3H7、−N(CH3、 −N(C2H5、−N(C3H7、 −N(C4H9等が挙げられる。アルキレン基として
は、CqH2qで示され、qは1〜5の整数が好まし
く、例えば −CH2−、 等が挙げられる。
一般式〔II〕及び〔III〕の化合物の好ましい具体例
としては、まず一般式〔II〕で表わされるものとして
は、例えばカテコール、レゾルシン、ヒドロキノン、ピ
ロガロール、ヒドロキシヒドロキノン、フロログリシン
等が挙げられ、又一般式〔III〕で表わされるものとし
ては、例えば2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プ
ロパン〔ビスフェノールA〕、2,2−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)ブタン〔ビスフェノールB〕、1,1−ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)エタン、ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)メタン〔ビスフェノールF〕、4−ヒ
ドロキシフェニルエーテル、p−(4−ヒドロキシ)フ
ェノール、 等が挙げられる。これらの中でも、塗膜の生物付着防止
の効果及び持続性等に優れることからビスフェノール
A、ビスフェノールF等を使用することが特に好適であ
る。
上記した水酸基含有化合物は1種又は2種以上組合わ
せて用いることができる。また、必要に応じて、水酸基
含有化合物の内、高分子有機化合物には該化合物である
樹脂の水溶化を助ける目的として水酸基以外の水溶性基
(例えば、カルボキシル基、スルホン酸基、リン酸基、
アミノ基、アミド基等)を含有させることもできる。
上記水酸基含有化合物の中でも多価アルコール類、水
添ビスフェノール類、多価フェノール類等の有機化合物
を用いると、該有機化合物が水分によって加水分解し形
成塗膜表面から容易に溶出するために生物の発生、付着
を防止する効果に優れる。特に、多価フェノール類を水
酸基含有化合物の一部又は全部として使用すると、この
ものから形成された塗膜は、主骨格中のフェノール性の
水酸基とシラン化合物との結合が前記フェノール以外の
水酸基を有する脂肪族等の水酸基とシラン化合物との結
合よりも水分で加水分解され易いためより容易に切断さ
れ、しかもそれ自体殺菌、殺カビ作用を有することから
防汚性及び防カビ性に一層優れた性質を発揮する。
上記したシラン化合物と水酸基含有化合物とを反応さ
せるに当っての配合割合は、要求される性能に応じて適
宜決定することができるが、両者の合計量を基準とし
て、シラン化合物が5〜95重量%、好ましくは10〜50重
量%であり、又水酸基含有化合物が95〜5重量%、好ま
しくは90〜50重量%である。シラン化合物の配合割合が
5重量%より少なくなると、塗膜中の水酸基含有量が多
くなるため塗膜の水溶解性が高くなり生物付着防止の持
続効果が劣り、一方シラン化合物の配合割合が95重量%
より多くなると、塗膜表面から溶出する水酸基含有化合
物の量が少なくなり、生物付着防止効果に劣るととも
に、塗膜の可撓性にも劣るので好ましくない。
また、本発明の生物付着防止方法で使用する塗料組成
物のビヒクル成分において、シラン化合物及び水酸基含
有化合物と共に反応させる1価のフェノール化合分は、
該組成物の防汚性及び防カビ性を更に向上させるもので
あり、かかる化合物としては、例えばフェノール(石炭
酸)、o−クレゾール、m−クレゾール、p−クレゾー
ル、、2,3−キシレノール、2,4−キシレノール、2,5−
キシレノール、2,6−キシレノール、3,4−キシレノー
ル、3,5−キシレノール、o−エチルフェノール、m−
エチルフェノール、p−エチルフェノール、p−tert−
アミルフェノール、p−tert−ブチルフェノール、p−
フェニルフェノール、p−シクロヘキシルフェノール、
m−メトキシフェノール等の如きフェノール類及びこれ
らの透導体;o−クロルフェノール、p−クロルフェノー
ル、2,4,6−トリクロルフェノール、ペンタクロルフェ
ノール、2,4,6−トリブロムフェノール等の如きハロゲ
ン原子で置換されたフェノール類;o−ニトロフェノー
ル、p−ニトロフェノール、2,4−ジニトロフェノー
ル、2,4,6−トリニトロフェノール等の如くニトロ基で
置換されたフェノール類;p−ジメチルアミノフェノール
等の如きアミノ基で置換されたフェノール類;p−シアノ
フェノール等の如きシアノ基で置換されたフェノール類
等が挙げられる。該1価フェノール化合物の反応に当っ
ての配合割合は、シラン化合物及び水酸基含有化合物の
合計量100重量部に対して約5〜900重量部、好ましくは
約5〜800重量部である。配合割合が約5重量部より少
ないと、生物付着防止、生物発生防止の効果が小さく、
一方配合割合が900重量部より多いと塗膜の可撓性が悪
くなり弱い力で剥離したりする欠点がある。
本発明の生物付着防止方法で使用する塗料組成物のビ
ヒクル成分であるシラン化合物と水酸基含有化合物との
反応物又はシラン化合物、水酸基含有化合物及び1価の
フェノール化合物の反応物は、上記したシラン化合物及
び水酸基含有化合物との混合物又はシラン化合物、水酸
基含有化合物及び1価フェノール化合物の混合物を、必
要に応じて不活性有機溶剤に溶解又は分解し、触媒の存
在下で反応副生成物(水、アルコール等)を除去しなが
ら反応温度約20〜300℃、好ましくは約60〜200℃で約1
〜20時間、好ましくは1〜8時間続けることによって製
造を行うことができる。上記不活性有機溶剤としては、
シラン化合物、水酸基含有化合物及びフェノール化合物
と反応性のない有機溶剤、例えばエステル系溶剤、ケト
ン系溶剤、芳香族系溶剤等を使用することができる。又
触媒としては、塩化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸等の無
機酸;蟻酸、酢酸、p−トリエンスルホン酸、フェニル
フォスフォン酸等の有機酸;塩化鉄、塩化アルミニウ
ム、フッ化ホウ素等のルイス酸;イソプロピレートアル
ミニウム、ブチレートアルミニウム、モノブチレートジ
イソプロピレートアルミニウム、テトライソプロピルチ
タネート、テトラブチルチタネート、テトラオクチルチ
タネート、テトラメチルジルコネート、テトラブチルジ
ルコネート等の金属アルコキシド及びエチルアセトアセ
テートアルミニウムジイソプロピレート、アルミニウム
トリス(アセチルアセトネート)、アルミニウムトリス
(エチルアセトアセテート)、テトラキス(アセチルア
セトン)ジルコニウム、テトラキス(プロピルアセトア
セテート)ジルコニウム、ジプロポキシビス(アセチル
アセトン)チタネート等の金属キレート化合物等が挙げ
られる。これらの触媒の配合割合は、反応物即ちシラン
化合物及び水酸基含有化合物又はこれら及び1価フェノ
ール化合物の合計量100重量部に対して約0.01〜10重量
部である。配合割合が約0.01重量部より少なくなるとア
ルコキシシラン基又はシラノール基と水酸基含有化合物
又は1価フェノール化合物の水酸基との反応速度が遅く
なって反応時間が長くなり実用性に劣る、一方約10重量
部より多いと該触媒がビヒクル成分中に多く残存し塗膜
の生物付着防止効果等に劣るので好ましくない。
かくして得られた反応物は、約1000〜100000、好まし
くは約3000〜40000の範囲の数平均分子量を有すること
ができる。分子量が約1000より小さいと塗膜が貼着しや
すく小さな力で剥離を生じたり、塗膜の生物付着防止効
果の持続性等が劣る。一方、分子量が約100000より大き
いと、塗膜が加水分解物質によって加水分解し難く塗膜
の溶出速度が遅くなり、生物付着防止効果が劣る。
以上に述べた反応物をビヒクル成分として用いて塗料
組成物を調整する方法は、それ自体既知の塗料調製法に
準じて行なうことができ、例えば該反応物に適当な有機
溶剤中で必要に応じて顔料、その他の塗料成分を添加
し、さらにこのものを混合分散させることにより、本発
明の生物付着防止方法で使用する組成物を得ることがで
きる。使用し得る有機溶剤としては、該反応物を溶解又
は分散させるものであれば特に制限なく、例えばアルコ
ール系、ケトン系、エステル系、芳香族炭化水素系等の
溶剤が挙げられ、また、配合しうる顔料としては、例え
ば、チタン白、カーボンブラック、ベンガラ、黄鉛、シ
アニンブルー、シンカシャレッド、キナクリドンレッ
ド、ファストレッド、シアニングリーン、クロムグリー
ン等の着色顔料;タルク、炭酸カルシウム、マイカ、ク
レー、珪砂等の体質顔料が包含される。本発明で使用す
る塗料組成物は、これら顔料をビヒクル成分固形分100
重量部に対して300重量部以下で配合できる。該配合量
が300重量部より多くなると、塗膜の加水分解が遅くな
るので、生物付着防止効果に劣る。
さらに、塗料組成物に必要に応じて配合しうるその他
の成分として、樹脂、防汚剤、可塑剤、塗面調整剤、顔
料分散剤等が挙げられる。該樹脂成分としては、一般の
塗料用樹脂が使用でき、例えばエポキシ系、ポリエステ
ル系、アルキド系、アクリル系、ウレタン系、フェノー
ル系等の樹脂が挙げられ、これらのものの配合量は本発
明で使用するビヒクル成分固形分100重量部に対して100
重量部以下で配合できる。
本発明方法は、上記塗料組成物を生物付着防止を必要
とする建築物、水中構造物等の基材に塗布することによ
り、実施される。即ち、該塗料組成物は、例えば住宅関
連の諸施設やバイオクリーンな環境が要求される病院、
醸造工場、食品工場(例えば製パン工場)、医薬品製造
工業、電子機器製造工場等の内装用として、微生物汚染
から環境を守るのに有効であり、また水中構造物(例え
ば、船舶、港湾施設、ブイ、パイプライン、橋梁、海底
基地、養殖網、定置網等)に塗装して、水中生物の付着
生育の防止を行なうことができる。該組成物を水中構造
物に塗装することにより、長期間にわたってすぐれた防
汚性を有し、かつ人体に対し極めて安全性の高い被覆物
を提供することができる。また、該組成物を水中構造物
に適用する場合、一般には塩化ゴム系下塗り防食塗料を
塗装し、次いで該組成物を塗装するのが好ましい。
該塗料組成物を塗布する場合、該組成物は、例えば刷
毛塗り、吹付け塗り、ローラー塗り、浸漬等の手段で基
材表面に塗布することができる。塗布量は、特に制限は
ないが、一般には5〜400g/m2の範囲である。塗膜の乾
燥は、室温で行なうことができるが、必要に応じて約20
0℃までの温度で加熱乾燥を行なってもよい。
発明の効果 本発明において、シラン化合物と水酸基含有化合物と
の反応物をビヒクル成分とする塗料組成物から形成され
た塗膜は、主骨格として 結合を有し、 該 結合部が空気中の湿気、水分や雨水、海水等の水分で加
水分解されることによって容易に切断されて、水酸基含
有化合物が塗膜表面から徐々に溶出する。その結果とし
て、塗膜の表面には生物や微生物の発生や付着が防止さ
れて長期間にわたって優れた防汚性及び防カビ性を示
す。
また、シラン化合物、水酸基含有化合物及び1価フェ
ノール化合物との反応物をビヒクル成分とする塗料組成
物から形成された塗膜は、シランに結合した1価フェノ
ール成分が強力な殺菌、殺カビ作用を有しており、しか
も主骨格の 結合を有する成分と相俟って上記した作用を有効に発揮
することができ、より一層優れた防汚性及び防ガビ性の
性質を長期にわたって発揮できる。
実 施 例 次に、製造例、実施例及び比較例をあげて、本発明を
さらに具体的に説明する。各例中、部及び%は、いずれ
も重量基準である。
製造例1 テトラメトキシシラン 152部 ビスフェノールA 342部 p−トルエンスルホン酸 5部 上記各成分を混合し、100〜200℃で10時間反応を行な
った。反応は、生成するメタノールの留出量を管理しな
がら行なった。反応は、理論量のメタノールが留出した
点を終点とした。次に、得られた反応物をシキレンで希
釈し、不揮発分50%の透明な液体を得た。この反応物の
数平均分子量は、5800であった。
製造例2 メチルトリエトキシシラン 178部 ビスフェノールA 228部 フェノール 94部 トリスアセチルアセトネートアルミニウム 1部 上記各成分を混合し、100〜200℃で10時間反応を行な
った。反応は、理論量のエタノールが留出した点を終点
とした。次に、得られた反応物をトルエンで希釈し、不
揮発分50%の透明な液体を得た。この反応物の数平均分
子量は、10000であった。
製造例3 フェニルトリメトキシシラン 198部 ビスフェノールA 228部 p−tert−ブチルフェノール 150部 テトラブチルチタネート 3部 上記各成分を混合し、100〜200℃で15時間反応を行な
った。反応は、理論量のメタノールが留出した点を終点
とした。次に、得られた反応物をキシレンで希釈し、不
揮発分50%の透明な液体を得た。この反応物の数平均分
子量は、15000であった。
製造例4 フェニルトリメトキシシラン 198部 水添ビスフェノールA 360部 トリスアセチルアセトネートアルミニウム 1部 上記各成分を混合し、100〜200℃で10時間反応を行な
った。反応は、理論量のメタノールが留出した点を終点
とした。次に、得られた反応物をキシレンで希釈し、不
揮発分50%の透明な液体を得た。この反応物の数平均分
子量は、20000であった。
製造例5 テトラメトキシシラン 136部 ネオペンチルグリコール 60部 ベンジルアルコール 30部 イソプロピレートアルミニウム 1部 上記各成分を混合し、100〜200℃で5時間反応を行な
った。反応は、理論量のメタノールが留出した点を終点
とした。次に、得られた反応物をキシレンで希釈し、不
揮発分50%の透明な液体を得た。この反応物の数平均分
子量は、5000であった。
製造例6 メチルトリメトキシシラン 136 部 ジエチレングリコール 100 部 ペンタクロルフェノール 65 部 ブチレートアルミニウム 0.5部 上記各成分を混合し、100〜200℃で5時間反応を行な
った。反応は、理論量のメタノールが留出した点を終点
とした。次に、得られた反応物をトルエンで希釈し、不
揮発分50%の透明な液体を得た。この反応物の数平均分
子量は、10000であった。
実施例1〜6 製造例1〜6で得られた反応物の不揮発分50%の透明
液体を、スレート板に「ビニデラックス200」(関西ペ
イント社製、商品名、アクリル系エマルジョン塗料)を
塗布した表面及び魚網に、それぞれ乾燥膜圧が5〜10μ
及び10μになるように塗布して2日間室温で乾燥を行な
って塗膜を形成した。尚、実施例No.は、製造例No.に対
応する。該塗膜の防汚性及び防カビ性の試験結果を第1
表に示す。
比較例1及び2 「プリオライトS−5」(Good Year社製、スチレン
ブタジエン系共重合体)10部、ロジン10部、「アデカサ
イザーE450」(アデカアーガス社製、塩素化n−パラフ
ィン)5部及び亜酸化銅15部から成る防汚塗料(比較例
1)、或いは「ビニルデラックス200」に「ノプコサイ
ドN−96」(サンノプコ社製、テトラクロルイソフタロ
ニトリル)を0.5%添加して成る防カビ塗料(比較例
2)を用いて実施例と同様にして塗布し、防汚性及び防
カビ性の試験を行なった。その結果を第1表に示す。
試験方法は、次の通りである。
〔防カビ性〕
JIS Z 2911に準拠して行なった。被検カビとして
は、次の3種を用いた。
(イ) Aspergillus niger,Penicillium citrinum及び
Cladosporium cladosporioidesの3種混合菌による暴
露。
(ロ) Alternaria.sp.1種による暴露。
(ハ) Fusarium sp.1種による暴露。
評価基準は、次の通りである。
−:試料面にカビの生育が全く認められない。
+:試料面の1/3以下にカビの生育が認められる。
:試料面の1/3〜2/3のカビの生育が認められる。
:試料面の2/3以上にカビの生育が認められる。
〔防汚性〕
三重県鳥羽湾で筏垂下浸海試験を1ケ月及び3ケ月行
ない、魚網に付着した生物の面積を%で示した。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 (R1 nSiOR24-n 〔式中、R1はアルキル基、ハロアルキル基、シクロアル
    キル基、アリール基又はアラルキル基を示す。R2は水素
    原子、アルキル基又はシクロアルキル基を示す。nは0
    〜3の整数を示す。〕 で表わされるシラン化合物及び/又はその低縮合物と1
    分子中に少なくとも2個の水酸基を有する有機化合物と
    の反応物をビヒクル成分とする塗料組成物を、 基材に塗布することを特徴とする生物付着防止方法。
  2. 【請求項2】一般式 (R1 nSiOR24-n 〔式中、R1はアルキル基、ハロアルキル基、シクロアル
    キル基、アリール基又はアラルキル基を示す。R2は水素
    原子、アルキル基又はシクロアルキル基を示す。nは0
    〜3の整数を示す。〕 で表わされるシラン化合物及び/又はその低縮合物、1
    分子中に少なくとも2個の水酸基を有する有機化合物、
    並びに1価のフェノール化合物の反応物をビヒクル成分
    とする塗料組成物を、基材に塗布することを特徴とする
    生物付着防止方法。
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