JP2558874B2 - 回動式便器ユニット - Google Patents
回動式便器ユニットInfo
- Publication number
- JP2558874B2 JP2558874B2 JP1127003A JP12700389A JP2558874B2 JP 2558874 B2 JP2558874 B2 JP 2558874B2 JP 1127003 A JP1127003 A JP 1127003A JP 12700389 A JP12700389 A JP 12700389A JP 2558874 B2 JP2558874 B2 JP 2558874B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toilet
- toilet bowl
- stool
- male
- men
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は回動可能な便器ユニットに関するものであ
る。
る。
従来の技術 従来この種の回動式便器ユニットは、例えば特公昭61
引−29359号公報に示されているように、第６図のよう
な構造になっていた。
引−29359号公報に示されているように、第６図のよう
な構造になっていた。
すなわち便器１は回転軸２を支点に回動する。便器１
の***口３側には便座４が開閉可能に取り付けてある。
５は洗浄ノズル、６は操作レバーである。７は排水トラ
ップで汚物は前記排水トラップ、排水管８を介し器外へ
排出される。９は扉である。
の***口３側には便座４が開閉可能に取り付けてある。
５は洗浄ノズル、６は操作レバーである。７は排水トラ
ップで汚物は前記排水トラップ、排水管８を介し器外へ
排出される。９は扉である。
上記構成で、大便用、又は、女性の小用として使用す
る場合には、便器１、便座４を水平位置まで回動させ、
便座上に座って***を行なう。次に、男性の小用の場
合、便器１を水平位置にし、且つ、便座４を垂直方向に
たて、尿が便座４にかからないように排尿する。
る場合には、便器１、便座４を水平位置まで回動させ、
便座上に座って***を行なう。次に、男性の小用の場
合、便器１を水平位置にし、且つ、便座４を垂直方向に
たて、尿が便座４にかからないように排尿する。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、男性が小用を行
なう場合に、便座４を垂直方向にたて、前記***口３に
向かって排尿を行なうものであるが、前記***口３は低
い位置にあり、しかも床とは並行の状態で開口している
ため、尿を***口３に放出するのが難しい。その結果、
尿が前記便器１、便座４にかかってしまったり、床面を
尿で汚してしまう。又、便器１を収納した場合に見栄え
が悪いため便器１が見えないようにする扉９が必要とな
るなどの課題を有していた。
なう場合に、便座４を垂直方向にたて、前記***口３に
向かって排尿を行なうものであるが、前記***口３は低
い位置にあり、しかも床とは並行の状態で開口している
ため、尿を***口３に放出するのが難しい。その結果、
尿が前記便器１、便座４にかかってしまったり、床面を
尿で汚してしまう。又、便器１を収納した場合に見栄え
が悪いため便器１が見えないようにする扉９が必要とな
るなどの課題を有していた。
本発明はかかる従来の課題を解消するもので、従来の
回動式便器ユニットのように、場所をとらない構成を維
持しながら、男性の小用がやり易く収納時には大用便器
を隠閉し不快感を与えない便器を提供することを目的と
する。
回動式便器ユニットのように、場所をとらない構成を維
持しながら、男性の小用がやり易く収納時には大用便器
を隠閉し不快感を与えない便器を提供することを目的と
する。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の回動式便座ユニッ
トは、座って***を行なう座用***口を有した腰掛け便
器と、男性小用を行なう小用***口を有した男性小用便
器とに分離し、各便器を各々独立の回転軸を中心に回動
可能にしたものである。
トは、座って***を行なう座用***口を有した腰掛け便
器と、男性小用を行なう小用***口を有した男性小用便
器とに分離し、各便器を各々独立の回転軸を中心に回動
可能にしたものである。
作用 本発明は上記した構成によって、大便用と女性小用と
して使用する場合には、腰掛け便器と、男性小用便器の
両方を水平位置まで回動し、便座に座って***を行な
う。又、男性の小用の場合は、男性小用便器を水平方向
に倒し、腰掛け便器を垂直方向にたてた状態にし、小用
***口に向け排尿を行なう。便器を収納する場合は、腰
掛け便器と、男性小用便器の両方を垂直方向に立てた状
態にするようにしたものである。
して使用する場合には、腰掛け便器と、男性小用便器の
両方を水平位置まで回動し、便座に座って***を行な
う。又、男性の小用の場合は、男性小用便器を水平方向
に倒し、腰掛け便器を垂直方向にたてた状態にし、小用
***口に向け排尿を行なう。便器を収納する場合は、腰
掛け便器と、男性小用便器の両方を垂直方向に立てた状
態にするようにしたものである。
実施例 本発意の実施例を第１図〜第５図に基づいて説明す
る。
る。
第１図、第２図において、10は***口11を有した腰掛
け便器、腰掛け便器10の***口11側の上面は、着座用の
便座12となっている。13は男性小用便器で、男性小用便
器13の***口14には腰掛け便器10が入り、腰掛け便器10
と男性小用便器13とが重なり合うようになっている。15
は腰掛け便器10、男性小用便器13を収納する収納部、16
は収納部15を内蔵する本体である。男性小用便器13の内
側には、小用時の尿を洗い流す水を供給する排水供給管
17が取り付けられている。18は腰掛け便器10を支える第
１の回転軸、19は男性小用便器13を支える第２の回転軸
である。第１の回転軸18は腰掛け便器10が回動する時の
支点となる。又、第２の回転軸19は男性小用便器13が回
動する時の支点となる。この第２の回転軸19は、第１の
回転軸18に対して後方上部に位置し、第１図のように腰
掛け便器10と男性小用便器13が水平方向の時は、両便器
の先端は一致していても、第２図のように両便器が垂直
方向に回動した時には、第１の回転軸18と、第２の回転
軸19の変位分だけ、腰掛け便器10の先端が男性小用便器
13の先端より相対的に短くなる。したがって腰掛け便器
10は収納部15に納まり、男性小用便器13は収納部15の入
口部20を塞ぐ状態となる。この回動は、手動以外に、モ
ータ、油圧等を駆動源として、自動で回動することもで
きる。その場合、両便器の回転軸が独立しているため、
回転軸と駆動源を１対１に対応させられるため構成しや
すい。21は汚物受け部、22は汚物排出管である。
け便器、腰掛け便器10の***口11側の上面は、着座用の
便座12となっている。13は男性小用便器で、男性小用便
器13の***口14には腰掛け便器10が入り、腰掛け便器10
と男性小用便器13とが重なり合うようになっている。15
は腰掛け便器10、男性小用便器13を収納する収納部、16
は収納部15を内蔵する本体である。男性小用便器13の内
側には、小用時の尿を洗い流す水を供給する排水供給管
17が取り付けられている。18は腰掛け便器10を支える第
１の回転軸、19は男性小用便器13を支える第２の回転軸
である。第１の回転軸18は腰掛け便器10が回動する時の
支点となる。又、第２の回転軸19は男性小用便器13が回
動する時の支点となる。この第２の回転軸19は、第１の
回転軸18に対して後方上部に位置し、第１図のように腰
掛け便器10と男性小用便器13が水平方向の時は、両便器
の先端は一致していても、第２図のように両便器が垂直
方向に回動した時には、第１の回転軸18と、第２の回転
軸19の変位分だけ、腰掛け便器10の先端が男性小用便器
13の先端より相対的に短くなる。したがって腰掛け便器
10は収納部15に納まり、男性小用便器13は収納部15の入
口部20を塞ぐ状態となる。この回動は、手動以外に、モ
ータ、油圧等を駆動源として、自動で回動することもで
きる。その場合、両便器の回転軸が独立しているため、
回転軸と駆動源を１対１に対応させられるため構成しや
すい。21は汚物受け部、22は汚物排出管である。
第３図〜第５図は使用状態を示し、第３図において23
は大便用、女性使用時の使用者。第４図において24Aは
身長の低い男性の小用時の使用者。第５図において24B
は身長の高い男性の小用時の使用者を示す。
は大便用、女性使用時の使用者。第４図において24Aは
身長の低い男性の小用時の使用者。第５図において24B
は身長の高い男性の小用時の使用者を示す。
上記構成において、大便用と女性小用として使用する
場合には、腰掛け便器10、男性小用便器13を水平方向に
倒し、従来の洋式便器と同じように便座12に座って***
口11に***を行なう。即ち、第３図の使用者23の姿勢で
行なう。***物は、***中又は***後、排水供給管25か
ら水を流すことにより、汚物受け部21へ送られ、更に、
排水管22を通り器外へ排出される。
場合には、腰掛け便器10、男性小用便器13を水平方向に
倒し、従来の洋式便器と同じように便座12に座って***
口11に***を行なう。即ち、第３図の使用者23の姿勢で
行なう。***物は、***中又は***後、排水供給管25か
ら水を流すことにより、汚物受け部21へ送られ、更に、
排水管22を通り器外へ排出される。
次に、男性の小用であるが、子供のように身長が低い
人の場合は、腰掛け便器10を垂直に、男性小用便器13を
水平方向に倒して男性小用便器13の前に立って、***口
14に向け放尿する。即ち、第４図の使用者24Aの状態で
行なう。更に、大人のように身長が高い人の場合は、腰
掛け便器10を垂直に、男性小用便器13を斜め方向に倒し
て男性小用便器13の前に立って、***口14の向け放尿す
る。即ち、第５図の使用者24Bの状態で行なう。この小
用の時、***口に加え、腰掛け便器10の裏側も尿受け口
と使用できるため、尿の外部への漏れが防止できる。尿
等の汚水は、前記同様に、排水供給管17,26から水を流
すことにより、汚物受け部21に送られ、更に、排水管22
を通り器外へ排出される。
人の場合は、腰掛け便器10を垂直に、男性小用便器13を
水平方向に倒して男性小用便器13の前に立って、***口
14に向け放尿する。即ち、第４図の使用者24Aの状態で
行なう。更に、大人のように身長が高い人の場合は、腰
掛け便器10を垂直に、男性小用便器13を斜め方向に倒し
て男性小用便器13の前に立って、***口14の向け放尿す
る。即ち、第５図の使用者24Bの状態で行なう。この小
用の時、***口に加え、腰掛け便器10の裏側も尿受け口
と使用できるため、尿の外部への漏れが防止できる。尿
等の汚水は、前記同様に、排水供給管17,26から水を流
すことにより、汚物受け部21に送られ、更に、排水管22
を通り器外へ排出される。
腰掛け便器10が***物等により汚れた場合には、腰掛
け便器10、男性小用便器13を垂直方向に立てて、収納状
態にする。収納状態で洗浄ノズル27,28から洗浄水を噴
射して腰掛け便器10全体を洗浄することができる。この
ときと男性小用便器13は入口部20に密接し、洗浄水が外
部に漏れるのを防止する蓋の役目をする。
け便器10、男性小用便器13を垂直方向に立てて、収納状
態にする。収納状態で洗浄ノズル27,28から洗浄水を噴
射して腰掛け便器10全体を洗浄することができる。この
ときと男性小用便器13は入口部20に密接し、洗浄水が外
部に漏れるのを防止する蓋の役目をする。
又、収納状態では、男性小用便器13が収納部15の蓋を
するため、腰掛け便器10を隠閉し、不快感を与えること
がない。
するため、腰掛け便器10を隠閉し、不快感を与えること
がない。
発明の効果 以上のように本発明の回転式便器ユニットによれば次
のような効果が得られる。
のような効果が得られる。
（１） 便器不使用時は、便器を垂直方向へ立て収納す
ることにより、トイレ床面が広がり、便器周辺空間の他
への流用が可能になる。又、男性小用便器が収納部の蓋
の役割を果たし、腰掛け便器を隠閉するため、不快感を
与えない。
ることにより、トイレ床面が広がり、便器周辺空間の他
への流用が可能になる。又、男性小用便器が収納部の蓋
の役割を果たし、腰掛け便器を隠閉するため、不快感を
与えない。
（２） 独立に回動する腰掛け便器と男性小用便器の回
転軸を、それぞれ独立に位置させることで軸と軸受が１
対１の関係となるため軸部構成が簡単になる。
転軸を、それぞれ独立に位置させることで軸と軸受が１
対１の関係となるため軸部構成が簡単になる。
（３） 男性の小用の場合、尿の受け口部が男性小用便
器の***口に加え、腰掛け便器の裏側も尿受け口として
使用できるため、受け口が広くなり、尿の外部への漏
れ、飛散等による周辺の汚れを防止することができる。
器の***口に加え、腰掛け便器の裏側も尿受け口として
使用できるため、受け口が広くなり、尿の外部への漏
れ、飛散等による周辺の汚れを防止することができる。
（４） 男性小用便器の回転角を変えることにより、男
性小用便器の***口の高さが使用者の身長に適した高さ
となって、使用者の気遣いが軽減されるとともに、周辺
への汚れを防止することができる。
性小用便器の***口の高さが使用者の身長に適した高さ
となって、使用者の気遣いが軽減されるとともに、周辺
への汚れを防止することができる。
第１図は本発明回動式便器ユニットの一実施例を示し、
水平開成時の外観斜視図、第２図は同収納時の縦線図、
第３図は同大便用、女性小用時の使用状態を示す縦線
図、第４図は同身長の低い男性小用時の使用状態を示す
縦線図、第５図は同身長の高い男性小用時の使用状態を
示す縦線図、第６図は従来の回動式便器ユニットの縦線
図である。 10……腰掛け便器、13……男性小用便器、18……第１の
回転軸、19……第２の回転軸。
水平開成時の外観斜視図、第２図は同収納時の縦線図、
第３図は同大便用、女性小用時の使用状態を示す縦線
図、第４図は同身長の低い男性小用時の使用状態を示す
縦線図、第５図は同身長の高い男性小用時の使用状態を
示す縦線図、第６図は従来の回動式便器ユニットの縦線
図である。 10……腰掛け便器、13……男性小用便器、18……第１の
回転軸、19……第２の回転軸。
Claims (1)
- 【請求項１】第１の回転軸と、前記第１の回転軸を中心
に上下方向に回動自在な腰掛け便器と、前記第１の回転
軸と中心位置を異にする第２の回転軸と、前記腰掛け便
器の下部に位置し前記第２の回転軸を中心に上下方向に
回動自在な男性小用便器とを備えた回動式便器ユニッ
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1127003A JP2558874B2 (ja) | 1989-05-19 | 1989-05-19 | 回動式便器ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1127003A JP2558874B2 (ja) | 1989-05-19 | 1989-05-19 | 回動式便器ユニット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02304131A JPH02304131A (ja) | 1990-12-17 |
| JP2558874B2 true JP2558874B2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=14949275
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1127003A Expired - Lifetime JP2558874B2 (ja) | 1989-05-19 | 1989-05-19 | 回動式便器ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2558874B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009006781A1 (fr) * | 2007-07-09 | 2009-01-15 | Guangzhou Ziming Intelligent Technology Co., Ltd | Urinoir rotatif |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE59609063D1 (de) * | 1995-12-07 | 2002-05-16 | Herrenschmidt Stefan | Wasserklosett mit einer verschwenkbaren schüssel |
| CN109171534A (zh) * | 2018-08-29 | 2019-01-11 | 昆山黑石光电科技有限公司 | 一种隐藏式女性用尿便器 |
-
1989
- 1989-05-19 JP JP1127003A patent/JP2558874B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009006781A1 (fr) * | 2007-07-09 | 2009-01-15 | Guangzhou Ziming Intelligent Technology Co., Ltd | Urinoir rotatif |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02304131A (ja) | 1990-12-17 |
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