JP2558883B2 - 回動式便器ユニット - Google Patents

回動式便器ユニット

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JP2558883B2
JP2558883B2 JP1201933A JP20193389A JP2558883B2 JP 2558883 B2 JP2558883 B2 JP 2558883B2 JP 1201933 A JP1201933 A JP 1201933A JP 20193389 A JP20193389 A JP 20193389A JP 2558883 B2 JP2558883 B2 JP 2558883B2
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JP
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toilet bowl
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toilet
male
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JP1201933A
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JPH0366846A (ja
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啓次郎 国本
豊 高橋
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は回動可能な男性小用便器ユニットに関するも
のである。
従来の技術 従来この種の回動式便器ユニットは、例えば特公昭61
−29359号公報に示されているように、第9図のような
構造になっていた。
すなわち便器1は回転軸2を支点に回動する。便器1
の***口3側には便座4が開閉可能に取り付けてある。
5は洗浄ノズル、6は操作レバーである。7は排水トラ
ップで汚物は前記排水トラップ、排水管8を介し器外へ
排出される。9は扉である。
上記構成で、大便用、又は、女性の小用として使用す
る場合には、便器1、便座4を水平位置まで回動させ、
便座上に座って***を行なう。次に、男性の小用の場合
は、便器1を水平位置にし、且つ、便座4を垂直方向に
たて、尿が便座4にかからないように排尿する。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、男性が小用を行
なう場合に、便座4を垂直方向にたて、前記***口3に
向かって排尿を行なうものであるが、前記***口3は低
い位置にあり、しかも尿とは平行の状態で開口している
ため、尿を***口3に放出するのが難しい。その結果、
尿が前記便器1、便座4にかかってしまったり、床面を
尿で汚してしまう等の課題を有していた。
本発明はかかる従来の課題を解消するもので、従来の
回動式便器ユニットのように、場所をとらない構成を維
持しながら、男性の小用がやり易い便器を提供すること
を目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の回動式便器ユニッ
トは、駆動手段により回動可能な男性小用便器と、便器
使用者の身長を検出する身長検出手段と、この身長検出
手段の検出値により駆動手段の駆動量を調整する制御手
段とによりなるものである。
作用 本発明は上記した構成によって、便器使用者の身長を
検出し、その身長に適合した男性小用便器の適合角度を
割り出し、駆動装置により男性小用便器の回動角度を適
合角度まで駆動させるようにしたものである。
実施例 本発明の実施例を第1図〜第8図に基づいて説明す
る。
第1図〜第3図において、10は***口11を有した座用
大便器、大便器10の***口11側の上面は、着座用の便座
12となっている。便座12の裏側には***中、又は、***
後の便器10内の***物を洗い流す水を供給する排水供給
管13が、便器10の裏側には小用時の尿を洗い流す水を供
給する排水供給管14が取り付けられている。
15は男性小用便器で、前記男性小用便器15の***口16
には大便器10が入り、大便器10と男性小用便器15とが重
なり合うようになっている。男性小用便器15の内側に
は、小用時の尿を洗い流す水を供給する排水供給管17が
取り付けられている。18は大便器10、男性小用便器15を
支える支持部である。前記支持部18には大便器10、男性
小用便器15が回動する時の支点となる回動軸19が取り付
けられている。大便器10、男性小用便器15は、前記回転
軸19を支点に垂直方向から水平方向へと各々個別に回動
する。この回動は、モータ20とギア21よりなる大便器10
の駆動手段22と、モータ23とギア24よりなる男性小用便
器15の駆動手段25とにより回動する。34は男性小用便器
15の角度を検出するエンコーダである。26は赤外線セン
サー27を垂直方向に列設し男性小用便器15の使用者の身
長を検知する身長検出手段、28は大便器10と男性小用便
器15のどちらを使うかを選択する操作スイッチ、29は操
作スイッチ28により男性小用便器15を選択した場合に身
長検出手段26の検出値に応じて駆動手段25の駆動量を制
御する制御手段、又、制御手段29は操作スイッチ28によ
り大便器10を選択した場合には大便器10を水平角度にな
るまで駆動手段22を駆動させる。30は汚物受け部、31は
汚物排出管である。
第4図は身長検出と男性小用便器15の角度設定に関し
て示しており、男性小用便器15の使用者32が便器の前に
立っている状態の身長Haを身長検出手段26が検出する。
これは、垂直方向に対して指向性の高い赤外線センサー
27を垂直方向に列設し、各赤外線センサー27がそれぞれ
人体検出を行い、人体を検出したセンサーの高さHbと検
出しなかったセンサーの高さHcの間の高さに使用者32の
身長Haがあると判断する。身長Haの推定値Ha′を Ha′=(Ha+Hb)/2 により求める。
一方、男性小用便器15の最適な設定角度θsetは、使
用者32の股下高Heより修正高さHfだけ下がった高さに、
男性小用便器15の先端33の高さHdが合うように設定され
る。すなわち、男性小用便器15の先端33の高さHdは、Hd
=He−Hfとなる。この股下高Heは、一般に身長と相関が
ありHe≒0.45Haといわれている。修正高さHfは、男性の
放尿行為を容易にするためと、各種のバラツキを吸収す
るために設ける寸法である。Hdが求まれば、回転軸19の
設置高さHgと回転軸19から先端33までの寸法Laが分かっ
ているから設定角度θsetは、 θset=sin-1{(Hd−Hg)/La} により求められる。
第5図は制御手段29における男性小用便器15の角度設
定の制御内容をフローチャートに示す。図において、ス
テップ40は操作スイッチ28を男性小用便器15を使うため
の選択操作があればステップ41の身長検出に進み、なけ
れば戻ってスイッチ操作が起こるまでこれを繰り返す。
ステップ41の身長検出は身長検出手段26により検出され
る身長の推定値Ha′を取り込む。ステップ42はHa′から
次式にもとづいて便器設定角度θsetを決定する。
θset=sin-1[{(0.45Ha′−Hf)−Hg}/La] ステップ43はエンコーダ34により検出される男性小用
便器15の回転角度θを取り込む。ステップ44は設定角度
θsetと回転角度θとを比較し、回転角度θが設定角度
θsetと同じになればステップ45でモータ23を停止し
て、設定を終了する。同じでなければステップ46に進
む。ステップ46では回転角度θが設定角度θsetより大
きい場合はステップ47でモータ23を正転させる。小さい
場合はステップ48でモータ23を逆転させる。モータ23が
正転すると男性小用便器15の回転角度θが小さくなるよ
うに駆動し、逆転すると大きくなるように駆動する。モ
ータ23の駆動中はステップ43に戻り、回転角度θが設定
角度θsetになるまで繰り返す。
第6図〜第8図は使用状態を示し、第6図において35
は大便用、女性小用時の使用者。第7図において36Aは
身長の低い男性の小用時の使用者。第8図において36B
は身長の高い男性の小用時の使用者を示す。
上記構成において、大便用と女性小用として使用する
場合には、操作スイッチ28により大便器10の使用を選択
する。すると、駆動手段23、25が駆動し大便器10、男性
小用便器15を水平方向にする。そして従来の様式便器と
同じように便座12に座って***口11に***を行なう。即
ち、第6図の使用者35の姿勢で行なう。***物は、***
中又は***後、排水供給管13から水を流すことにより、
汚物受け部10へ送られ、更に、汚物排出管31を通り器外
へ排出される。
次に、男性の小用であるが、子供のように身長が低い
人の場合は、駆動手段23により大便器10を垂直にし、男
性小用便器15は身長検出手段26の検出した値に基づいて
低い位置まで回転する。そこで男性小用便器15の前に立
って、***口16に向け放尿する。即ち、第7図の使用者
36Aの状態で行なう。更に、大人のように身長が高い人
の場合は、大便器10を垂直にし、男性小用便器15は身長
検出手段26の検出した値に基づいて斜め方向になる。そ
して、男性小用便器15の前に立って、***口16に向け放
尿する。即ち、第8図の使用者36Bの状態で行なう。こ
の小用の時、***口に加え、大便器10の裏側も尿受け口
として使用できるため、尿の外部への漏れが防止でき
る。尿等の汚水は、前記同様に、排水供給管14、17から
水を流すことにより、汚物受け部30へ送られ、更に、排
水管31を通り器外へ排出される。
発明の効果 以上のように本発明の回転式便器ユニットによれば次
のような効果が得られる。
(1) 男性小用便器は使用者の身長に応じて回転角を
適切に変えることにより、***口の高さが使用者の身長
に適した高さとなって、使用者の気遣いが軽減されると
ともに、周囲への汚れを防止することができる。
(2) 男性の小用の場合、尿の受け口部が男性小用便
器の***口に加え、大便器の裏側も尿受け口として使用
できるため、受け口が広くなり、尿の外部への漏れ、飛
散等による周辺の汚れを防止することができる。
(3) 便器不使用時は、便器を垂直方向へ立てること
により、トイレ床面が広がり、便器周辺空間の他への流
用が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における回動式便器ユニット
の縦断面の正面図、第2図は同縦断側面図、第3図は同
男性小用便器の使用状態を示す外観斜視図、第4図は同
身長検出と男性小用便器の角度設定を説明する構成図、
第5図は同制御手段の制御内容を示すフローチャート、
第6図は同大便用、女性小用時の使用状態図、第7図は
同身長の低い男性小用時の使用状態図、第8図は同身長
の高い男性小用時の使用状態図、第9図は従来の回動式
便器ユニットの縦断面図である。 15……男性用小用便器、25……駆動手段、26……身長検
出手段、29……制御手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下方向に回動自在な男性小用便器と、前
    記男性小用便器を駆動する駆動手段と、前記男性小用便
    器を使用する使用者の身長を検出する身長検出手段と、
    前記身長検出手段の検出値に応じて前記駆動手段の駆動
    量を制御する制御手段とを備えた回動式便器ユニット。
JP1201933A 1989-08-02 1989-08-02 回動式便器ユニット Expired - Lifetime JP2558883B2 (ja)

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JPH0366846A JPH0366846A (ja) 1991-03-22
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KR102594241B1 (ko) * 2021-12-21 2023-10-25 하영하 입식 소변기의 소변 흘림 방지 구조

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