JP2558796B2 - 電話端末装置 - Google Patents
電話端末装置Info
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- JP2558796B2 JP2558796B2 JP63060975A JP6097588A JP2558796B2 JP 2558796 B2 JP2558796 B2 JP 2558796B2 JP 63060975 A JP63060975 A JP 63060975A JP 6097588 A JP6097588 A JP 6097588A JP 2558796 B2 JP2558796 B2 JP 2558796B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電話回線を通じて音声及び映像の送受信を行
う例えばテレビ電話機等の電話端末装置に関するもので
ある。
う例えばテレビ電話機等の電話端末装置に関するもので
ある。
従来の技術 従来より電話回線を通じて音声及び映像の送受信を行
う例えばテレビ電話機があるが、近年情報量の増大に伴
いこの種の装置が注目を集めるようになってきた。
う例えばテレビ電話機があるが、近年情報量の増大に伴
いこの種の装置が注目を集めるようになってきた。
しかしながら、上記のような構成では不在時に着呼が
発生しても何等相手からのメッセージを受け取ることは
できず、即ちメッセージの自動受信が不可能であるとい
う問題点を有していたため本出願人は留守番電話機能を
付加し、相手からの音声信号及び映像信号を自動的に記
憶させ、その記憶された情報を音声出力部と映像表示部
より出力可能に構成した静止画テレビ電話機を提案し
た。
発生しても何等相手からのメッセージを受け取ることは
できず、即ちメッセージの自動受信が不可能であるとい
う問題点を有していたため本出願人は留守番電話機能を
付加し、相手からの音声信号及び映像信号を自動的に記
憶させ、その記憶された情報を音声出力部と映像表示部
より出力可能に構成した静止画テレビ電話機を提案し
た。
以下、本出願人が提案した電話端末装置の一例である
静止画テレビ電話機について説明する。
静止画テレビ電話機について説明する。
本出願人が提案したテレビ電話機の構成は、例えば第
４図及び第５図のようになっていた。
４図及び第５図のようになっていた。
図において１はCCD（電荷結合素子）や撮像管等によ
り構成された映像入力部、２はCRT（陰極線管）や液晶
表示パネル等により構成された映像表示部、３は装置本
体、４は映像入力部１でとらえた映像を電話回線を介し
て相手側へ送出させる時に操作する送画ボタン、５は受
信した音声信号及び映像信号をカセットテープ６に記憶
させるためのカセットテープデッキである。
り構成された映像入力部、２はCRT（陰極線管）や液晶
表示パネル等により構成された映像表示部、３は装置本
体、４は映像入力部１でとらえた映像を電話回線を介し
て相手側へ送出させる時に操作する送画ボタン、５は受
信した音声信号及び映像信号をカセットテープ６に記憶
させるためのカセットテープデッキである。
また第６図はその回路構成を示すブロック図であり、
図において７は電話回線、８は回線インターフェース
部、９は電話回線を到来する信号の流れを音声側（Ａ）
と映像側（Ｂ）に切り替える音声信号・映像信号切り替
えスイッチ、10は前記音声信号・映像信号切り替えスイ
ッチが音声側に接続されている時、電話回線を介して相
手側より送られてくる信号中に映像信号が無いかどうか
を検知する映像信号判別部であり、映像信号があった時
にはそのことを示す信号を前記音声信号・映像信号切り
替えスイッチ９へ送出する。11はスピーカ等の音声出力
部、12はマイク等の音声入力部、13は前記映像入力部１
により取り込まれた映像信号を電話回線にて送出可能な
信号に変調する映像信号変調部、14は電話回線を通じて
送られてきた変調された映像信号を復調する映像信号復
調部、15,16は夫々第１の映像メモリ，第２の映像メモ
リ、17は手動によりテレビ電話部と留守番電話部とを選
択的に切り替える留守番機能スイッチであり、オン状態
では（Ｄ）側に接続されオフ状態では（Ｃ）側に接続さ
れる。18は電話回線７より到来する呼出し信号を検出す
る着信検出部、19は音声合成IC及び音声蓄積用メモリIC
よりなる応答メッセージ送出部、20及び21は前記カセッ
トテープデッキ５を用いた受信メッセージ記憶部及び受
信メッセージ再生部である。また、図において破線22で
囲った部分は音声通信部を、23で囲った部分は映像通信
部を、24で囲った部分は留守番電話部を示している。
図において７は電話回線、８は回線インターフェース
部、９は電話回線を到来する信号の流れを音声側（Ａ）
と映像側（Ｂ）に切り替える音声信号・映像信号切り替
えスイッチ、10は前記音声信号・映像信号切り替えスイ
ッチが音声側に接続されている時、電話回線を介して相
手側より送られてくる信号中に映像信号が無いかどうか
を検知する映像信号判別部であり、映像信号があった時
にはそのことを示す信号を前記音声信号・映像信号切り
替えスイッチ９へ送出する。11はスピーカ等の音声出力
部、12はマイク等の音声入力部、13は前記映像入力部１
により取り込まれた映像信号を電話回線にて送出可能な
信号に変調する映像信号変調部、14は電話回線を通じて
送られてきた変調された映像信号を復調する映像信号復
調部、15,16は夫々第１の映像メモリ，第２の映像メモ
リ、17は手動によりテレビ電話部と留守番電話部とを選
択的に切り替える留守番機能スイッチであり、オン状態
では（Ｄ）側に接続されオフ状態では（Ｃ）側に接続さ
れる。18は電話回線７より到来する呼出し信号を検出す
る着信検出部、19は音声合成IC及び音声蓄積用メモリIC
よりなる応答メッセージ送出部、20及び21は前記カセッ
トテープデッキ５を用いた受信メッセージ記憶部及び受
信メッセージ再生部である。また、図において破線22で
囲った部分は音声通信部を、23で囲った部分は映像通信
部を、24で囲った部分は留守番電話部を示している。
以上のように構成された静止画テレビ電話機について
次にその動作を説明する。尚、以後の説明においては電
話回線７を介して第3,4図に示した構成のテレビ電話機
が複数接続されているものとする。
次にその動作を説明する。尚、以後の説明においては電
話回線７を介して第3,4図に示した構成のテレビ電話機
が複数接続されているものとする。
先ず在宅時は留守番機能スイッチ17は（Ｃ）側に設定
され、音声信号・映像信号切り替えスイッチ９は音声側
（Ａ）に接続されている。この状態で発呼或は着呼が発
生すると呼者と被呼者とが電話回線を介して接続され、
その後通常の音声による通信は音声出力部11及び音声入
力部12により相互に行なわれる。
され、音声信号・映像信号切り替えスイッチ９は音声側
（Ａ）に接続されている。この状態で発呼或は着呼が発
生すると呼者と被呼者とが電話回線を介して接続され、
その後通常の音声による通信は音声出力部11及び音声入
力部12により相互に行なわれる。
また自分より相手に対して映像を送出したい場合、送
画ボタン４を押すことにより音声信号・映像信号切り替
えスイッチ９が動作し、信号の流れを音声側（Ａ）から
映像側（Ｂ）に切り替え、映像入力部１によって第１の
映像メモリ15に取り込まれた映像情報は映像信号変調部
13によって電話回線にて送出可能な信号に変調される。
その後変調された映像信号は先頭に音声・映像切り替え
のための信号を付加されて回線インターフェース部８よ
り電話回線７を介して相手側に送出される。そして相手
側の電話端末装置の映像信号判別部10にて前記音声・映
像切り替え信号が検知され、音声信号・映像信号切り替
えスイッチ９が動作し信号の流れが音声側（Ａ）から映
像側（Ｂ）に切り替わり映像信号復調部14により映像信
号が復調され第２の映像メモリ16に蓄えられそして映像
表示部２に表示される。
画ボタン４を押すことにより音声信号・映像信号切り替
えスイッチ９が動作し、信号の流れを音声側（Ａ）から
映像側（Ｂ）に切り替え、映像入力部１によって第１の
映像メモリ15に取り込まれた映像情報は映像信号変調部
13によって電話回線にて送出可能な信号に変調される。
その後変調された映像信号は先頭に音声・映像切り替え
のための信号を付加されて回線インターフェース部８よ
り電話回線７を介して相手側に送出される。そして相手
側の電話端末装置の映像信号判別部10にて前記音声・映
像切り替え信号が検知され、音声信号・映像信号切り替
えスイッチ９が動作し信号の流れが音声側（Ａ）から映
像側（Ｂ）に切り替わり映像信号復調部14により映像信
号が復調され第２の映像メモリ16に蓄えられそして映像
表示部２に表示される。
映像送出終了後は自動的に音声信号・映像信号切り替
えスイッチ９は音声側（Ａ）へ復帰する。
えスイッチ９は音声側（Ａ）へ復帰する。
一方、相手が映像を送出した場合も上記と同様の処理
が行われ、自分側の映像表示部２に受信した映像が表示
される。
が行われ、自分側の映像表示部２に受信した映像が表示
される。
また不在時には留守番機能スイッチ17をオン、すなわ
ち（Ｄ）側に設定する。この状態で電話回線７より呼出
し信号が到来するとその呼出し信号は着信検出部18によ
り検出され、自動的に電話回線が閉結された後、応答メ
ッセージ送出部19が駆動され予め音声蓄積用メモリICに
記憶しておいて応答メッセージが電話回線に送出され
る。そして応答メッセージの送出が終了すると電話回線
７を介して発呼側より送られてきた音声信号及び電話回
線にて送出可能な信号に変調された映像信号を受信メッ
セージ記憶部20にてカセットテープ６に記憶する。この
ようにして留守中の着信に対し自動応答しそして相手か
らの音声信号及び映像信号の記憶が行われる。
ち（Ｄ）側に設定する。この状態で電話回線７より呼出
し信号が到来するとその呼出し信号は着信検出部18によ
り検出され、自動的に電話回線が閉結された後、応答メ
ッセージ送出部19が駆動され予め音声蓄積用メモリICに
記憶しておいて応答メッセージが電話回線に送出され
る。そして応答メッセージの送出が終了すると電話回線
７を介して発呼側より送られてきた音声信号及び電話回
線にて送出可能な信号に変調された映像信号を受信メッ
セージ記憶部20にてカセットテープ６に記憶する。この
ようにして留守中の着信に対し自動応答しそして相手か
らの音声信号及び映像信号の記憶が行われる。
次に操作者が帰宅後受信メッセージ再生部21を操作し
留守中にカセットテープ６に記憶された受信メッセージ
の再生を開始すると、その再生信号のうち音声によるメ
ッセージは音声出力部である音声出力部11より再生さ
れ、映像信号は映像信号の先頭に付加された音声・映像
切り替え信号が映像信号判別部10で検知されて音声信号
・映像信号切り替えスイッチ９が映像側（Ｂ）へ切り替
わり映像信号復調部14を介して第２の映像メモリ16に蓄
えられ映像表示部である映像表示部２に再生される。そ
して映像信号の出力が終了すると音声信号・映像信号切
り替えスイッチ９が音声側（Ａ）に切り替わる。
留守中にカセットテープ６に記憶された受信メッセージ
の再生を開始すると、その再生信号のうち音声によるメ
ッセージは音声出力部である音声出力部11より再生さ
れ、映像信号は映像信号の先頭に付加された音声・映像
切り替え信号が映像信号判別部10で検知されて音声信号
・映像信号切り替えスイッチ９が映像側（Ｂ）へ切り替
わり映像信号復調部14を介して第２の映像メモリ16に蓄
えられ映像表示部である映像表示部２に再生される。そ
して映像信号の出力が終了すると音声信号・映像信号切
り替えスイッチ９が音声側（Ａ）に切り替わる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記の様な構成では、留守中に録音され
たメッセージを外出先から確認できないという問題を有
していた。
たメッセージを外出先から確認できないという問題を有
していた。
本発明は上記従来の問題を解決する為になされたもの
で、留守中に録音されたメッセージを確認できると共に
音声信号のみ聴取、映像信号のみ聴取、両方共聴取と選
択して聴取できるので、公衆電話等映像受信装置のない
電話機からでも音声信号のみ聴取し、遠隔聴取時の時間
短縮と通話料金を安くすることのできる電話端末装置を
提供するものである。
で、留守中に録音されたメッセージを確認できると共に
音声信号のみ聴取、映像信号のみ聴取、両方共聴取と選
択して聴取できるので、公衆電話等映像受信装置のない
電話機からでも音声信号のみ聴取し、遠隔聴取時の時間
短縮と通話料金を安くすることのできる電話端末装置を
提供するものである。
課題を解決するための手段 本発明の電話端末装置は、上記した従来の電話端末装
置の構成に加えて、電話回線を到来する遠隔制御信号を
検出してその遠隔制御内容を判別する遠隔制御信号検出
手段と、前記受信メッセージ再生部からの再生信号を前
記電話回線に接続する手段と、電話回線を介して受信さ
れる音声信号及び映像信号の夫々の記憶開始部分を示す
信号を記憶する開始位置記憶部と、前記遠隔制御信号検
出手段から出力される信号により前記開始位置記憶部の
記憶情報を参照して前記受信メッセージ記憶部に記憶さ
れている音声信号並びに映像信号の少なくとも一方を選
択して前記受信メッセージ再生部からその再生信号を電
話回線に送出させるように制御する制御部を備える。
置の構成に加えて、電話回線を到来する遠隔制御信号を
検出してその遠隔制御内容を判別する遠隔制御信号検出
手段と、前記受信メッセージ再生部からの再生信号を前
記電話回線に接続する手段と、電話回線を介して受信さ
れる音声信号及び映像信号の夫々の記憶開始部分を示す
信号を記憶する開始位置記憶部と、前記遠隔制御信号検
出手段から出力される信号により前記開始位置記憶部の
記憶情報を参照して前記受信メッセージ記憶部に記憶さ
れている音声信号並びに映像信号の少なくとも一方を選
択して前記受信メッセージ再生部からその再生信号を電
話回線に送出させるように制御する制御部を備える。
作 用 この構成によって発呼者が選択して送出する遠隔制御
信号を遠隔制御信号検出部が検出し、制御部が遠隔制御
信号の種類により、受信メッセージ記憶部に記憶されて
いる音声信号と映像信号を選択して電話回線へ送出させ
ることが可能となる。
信号を遠隔制御信号検出部が検出し、制御部が遠隔制御
信号の種類により、受信メッセージ記憶部に記憶されて
いる音声信号と映像信号を選択して電話回線へ送出させ
ることが可能となる。
実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。
説明する。
第１図、第２図は本発明の一実施例に於ける静止画テ
レビ電話機の斜視図であり、29は再生選択スイッチであ
る。第３図はその回路構成を示すブロック図であり、図
に於て25は電話回線から入力される遠隔制御信号を検出
する遠隔制御信号検出部、26はカセットテープ６のリー
ルの回転を検知する回転検知部であり、リールが１回転
する毎にパルス信号を出力する。27は留守番電話部24を
制御する留守番電話制御部であり、この留守番電話制御
部は前記回転検知部からの出力であるパルス信号を計数
する回転数計数部27aを備えている。28は留守番電話部2
4に電源を供給し待機状態にする留守番電話動作スイッ
チである。29は再生選択スイッチ、30は受信メッセージ
を電話回線に送出する受信メッセージ送出スイッチであ
る。31は前記カセットテープ６に記憶された音声信号並
びに映像信号の夫々の録音開始位置に相当したリール回
転数を示す信号が記憶される開始位置記憶部である。
レビ電話機の斜視図であり、29は再生選択スイッチであ
る。第３図はその回路構成を示すブロック図であり、図
に於て25は電話回線から入力される遠隔制御信号を検出
する遠隔制御信号検出部、26はカセットテープ６のリー
ルの回転を検知する回転検知部であり、リールが１回転
する毎にパルス信号を出力する。27は留守番電話部24を
制御する留守番電話制御部であり、この留守番電話制御
部は前記回転検知部からの出力であるパルス信号を計数
する回転数計数部27aを備えている。28は留守番電話部2
4に電源を供給し待機状態にする留守番電話動作スイッ
チである。29は再生選択スイッチ、30は受信メッセージ
を電話回線に送出する受信メッセージ送出スイッチであ
る。31は前記カセットテープ６に記憶された音声信号並
びに映像信号の夫々の録音開始位置に相当したリール回
転数を示す信号が記憶される開始位置記憶部である。
尚、本実施例に於て前述した従来例と同様のものには
同一番号を付しその説明は省略する。
同一番号を付しその説明は省略する。
以上のように構成された静止画テレビ電話機について
次にその動作を説明する。
次にその動作を説明する。
在宅時の通常動作は従来例同様の音声及び映像の送受
信が可能であり、本実施例では不在時の留守番機能、受
信メッセージの再生動作について説明する。
信が可能であり、本実施例では不在時の留守番機能、受
信メッセージの再生動作について説明する。
不在時には留守番電話動作スイッチ28をオンすること
により、留守番電話部24に電源が供給され動作可能とな
る。この状態で電話回線７より呼出し信号が到来すると
その呼出し信号は着信検出部18により検出され、留守番
電話制御部27に信号が出力される。留守番電話制御部27
は電話回線を閉結し、応答メッセージ送出部19を駆動し
予め音声蓄積用メモリICに記憶しておいた応答メッセー
ジを電話回線に送出させる。そして応答メッセージの送
出が終了すると留守番電話制御部27は受信メッセージ記
憶部20を制御し、電話回線７を介して発呼側より送られ
てきた音声信号及び電話回線にて送出可能な信号に変調
された映像信号を受信メッセージ記憶部20にてカセット
テープ６に記憶する。留守番電話部24が動作中にも受信
された音声信号は音声出力部11から出力され、又映像信
号が発呼側から送出されると映像信号判別部10で判別し
音声信号・映像信号切り替えスイッチ９を映像側
（Ｂ）、映像表示部に切り替えるので映像をモニタ可能
となる。又、受信メッセージ録音中、受信メッセージ記
憶部20のカセットテープ６のリールの回転が回転検知部
26により検出され、リールの１回転毎に１パルスが留守
番電話制御部27に出力される。そして、留守番電話制御
部27の回転数計数部27aにより前記パルスが計数され
る。そして留守番電話制御部27は音声信号・映像信号切
り替えスイッチ９が音声側（Ａ）から映像側（Ｂ）に切
り替わった時の回転数と映像側（Ｂ）から音声側（Ａ）
に切り替わった時の回転数を夫々映像信号の録音開始位
置並びに音声信号の録音開始位置を示す回転数として前
記開始位置記憶部31に記憶する。このようにして留守中
の着信に対し自動応答しそして相手からの音声信号及び
映像信号の記憶が行われる。
により、留守番電話部24に電源が供給され動作可能とな
る。この状態で電話回線７より呼出し信号が到来すると
その呼出し信号は着信検出部18により検出され、留守番
電話制御部27に信号が出力される。留守番電話制御部27
は電話回線を閉結し、応答メッセージ送出部19を駆動し
予め音声蓄積用メモリICに記憶しておいた応答メッセー
ジを電話回線に送出させる。そして応答メッセージの送
出が終了すると留守番電話制御部27は受信メッセージ記
憶部20を制御し、電話回線７を介して発呼側より送られ
てきた音声信号及び電話回線にて送出可能な信号に変調
された映像信号を受信メッセージ記憶部20にてカセット
テープ６に記憶する。留守番電話部24が動作中にも受信
された音声信号は音声出力部11から出力され、又映像信
号が発呼側から送出されると映像信号判別部10で判別し
音声信号・映像信号切り替えスイッチ９を映像側
（Ｂ）、映像表示部に切り替えるので映像をモニタ可能
となる。又、受信メッセージ録音中、受信メッセージ記
憶部20のカセットテープ６のリールの回転が回転検知部
26により検出され、リールの１回転毎に１パルスが留守
番電話制御部27に出力される。そして、留守番電話制御
部27の回転数計数部27aにより前記パルスが計数され
る。そして留守番電話制御部27は音声信号・映像信号切
り替えスイッチ９が音声側（Ａ）から映像側（Ｂ）に切
り替わった時の回転数と映像側（Ｂ）から音声側（Ａ）
に切り替わった時の回転数を夫々映像信号の録音開始位
置並びに音声信号の録音開始位置を示す回転数として前
記開始位置記憶部31に記憶する。このようにして留守中
の着信に対し自動応答しそして相手からの音声信号及び
映像信号の記憶が行われる。
次に操作者が帰宅後受信メッセージ再生部21を操作し
再生選択スイッチ29を音声・映像に設定した状態で留守
中にカセットテープ６に記憶された受信メッセージの再
生を開始すると、カセットテープを巻戻しテープ始点か
ら定速走行し、その再生信号のうち音声によるメッセー
ジは音声出力部である音声出力部11より再生され、映像
信号は映像信号の先頭に付加された音声・映像切り替え
信号が映像信号判別部10で検知されて音声信号・映像信
号切り替えスイッチ９が映像側（Ｂ）へ切り替わり映像
信号復調部14を介して第２の映像メモリ16に蓄えられ映
像表示部２のCRTユニットに再生される。そして映像信
号の出力が終了すると音声信号・映像信号切り替えスイ
ッチ９が音声側（Ａ）に切り替わる。以下、同様にして
音声信号と映像信号を再生していく。
再生選択スイッチ29を音声・映像に設定した状態で留守
中にカセットテープ６に記憶された受信メッセージの再
生を開始すると、カセットテープを巻戻しテープ始点か
ら定速走行し、その再生信号のうち音声によるメッセー
ジは音声出力部である音声出力部11より再生され、映像
信号は映像信号の先頭に付加された音声・映像切り替え
信号が映像信号判別部10で検知されて音声信号・映像信
号切り替えスイッチ９が映像側（Ｂ）へ切り替わり映像
信号復調部14を介して第２の映像メモリ16に蓄えられ映
像表示部２のCRTユニットに再生される。そして映像信
号の出力が終了すると音声信号・映像信号切り替えスイ
ッチ９が音声側（Ａ）に切り替わる。以下、同様にして
音声信号と映像信号を再生していく。
再生選択スイッチ29を音声に設定した状態でカセット
テープ６に記憶された受信メッセージの再生を開始する
と、カセットテープ６はその始端まで巻き戻される。そ
して、上記巻戻し動作の際には前記回転検知部26よりパ
ルスが到来する毎に留守番電話制御部27は回転数計数部
27aによる計数値をデクリメントしてゆく。そして、カ
セットテープの始端より再生動作が開始される。この再
生動作によりカセットテープに記録されている音声信号
が音声出力部11より出力される。また、この再生動作中
には回転検知部26より出力されるパルスは留守番電話制
御部27の回転数計数部27aにより計数され、その計数値
が受信メッセージの録音時において開始位置記憶部31に
記憶された計数値の内、映像信号の記憶開始位置を示す
回転数の直前まで達すると、音声信号の次の記憶開始位
置に対応する回転数の位置までカセットテープは早送り
走行され、そして再び再生状態となり音声信号が再生さ
れる。以下同様にして音声信号のみが音声出力部11より
出力されることとなる。
テープ６に記憶された受信メッセージの再生を開始する
と、カセットテープ６はその始端まで巻き戻される。そ
して、上記巻戻し動作の際には前記回転検知部26よりパ
ルスが到来する毎に留守番電話制御部27は回転数計数部
27aによる計数値をデクリメントしてゆく。そして、カ
セットテープの始端より再生動作が開始される。この再
生動作によりカセットテープに記録されている音声信号
が音声出力部11より出力される。また、この再生動作中
には回転検知部26より出力されるパルスは留守番電話制
御部27の回転数計数部27aにより計数され、その計数値
が受信メッセージの録音時において開始位置記憶部31に
記憶された計数値の内、映像信号の記憶開始位置を示す
回転数の直前まで達すると、音声信号の次の記憶開始位
置に対応する回転数の位置までカセットテープは早送り
走行され、そして再び再生状態となり音声信号が再生さ
れる。以下同様にして音声信号のみが音声出力部11より
出力されることとなる。
また、再生選択スイッチ29を映像側に設定した状態で
カセットテープ６に記憶された受信メッセージの再生を
開始すると、今度は映像信号の記憶開始位置より映像信
号が順次再生され映像表示部２のCRTユニットに映し出
されると共に音声信号の録音部分は早送りされることと
なる。
カセットテープ６に記憶された受信メッセージの再生を
開始すると、今度は映像信号の記憶開始位置より映像信
号が順次再生され映像表示部２のCRTユニットに映し出
されると共に音声信号の録音部分は早送りされることと
なる。
次に外出先よりリモート信号を送出して録音されてい
る内容を確認する場合について説明する。
る内容を確認する場合について説明する。
まず外出時には留守番電話動作スイッチ28をオンにし
ており、留守番電話部24は待機状態にある。この状態で
電話回線を通して呼出信号が入力されると着信検出部18
が検出し電話回線を閉結する。次に応答メッセージ送出
部19が発呼者に応答メッセージを送出する。この時遠隔
制御信号検出部25は電話回線中を遠隔制御信号が到来し
てこないかどうかを常時監視しており、遠隔聴取を示す
遠隔制御信号を検出すると留守番電話制御部27に対して
そのことを示す信号を出力する。一方、留守番電話制御
部27はこの信号が入力されると応答メッセージ送出部を
制御し応答メッセージの送出を止め、受信メッセージ送
出スイッチ30を導通状態にする。更に受信メッセージ再
生部21を制御しカセットテープ６を始点まで巻き戻した
後、テープ始点から定速走行させる。従って受信メッセ
ージは録音された順に受信メッセージ再生部21から再生
され受信メッセージ送出スイッチ30と回線インターフェ
ース部８を通して電話回線７に送出されることとなる。
ており、留守番電話部24は待機状態にある。この状態で
電話回線を通して呼出信号が入力されると着信検出部18
が検出し電話回線を閉結する。次に応答メッセージ送出
部19が発呼者に応答メッセージを送出する。この時遠隔
制御信号検出部25は電話回線中を遠隔制御信号が到来し
てこないかどうかを常時監視しており、遠隔聴取を示す
遠隔制御信号を検出すると留守番電話制御部27に対して
そのことを示す信号を出力する。一方、留守番電話制御
部27はこの信号が入力されると応答メッセージ送出部を
制御し応答メッセージの送出を止め、受信メッセージ送
出スイッチ30を導通状態にする。更に受信メッセージ再
生部21を制御しカセットテープ６を始点まで巻き戻した
後、テープ始点から定速走行させる。従って受信メッセ
ージは録音された順に受信メッセージ再生部21から再生
され受信メッセージ送出スイッチ30と回線インターフェ
ース部８を通して電話回線７に送出されることとなる。
次に遠隔操作にて音声信号のみを聴取したい場合に
は、操作者は応答メッセージ送出中に音声のみを遠隔聴
取するリモート信号を送出する。するとこのリモート信
号はリモート信号検出部25で検出され留守番電話制御部
27に出力される。留守番電話制御部27は受信メッセージ
再生部21、受信メッセージ送出スイッチ30を制御し、録
音時に回転数計数部27aによって計数され開始位置記憶
部31に記憶された値により、在宅時に再生選択スイッチ
29を音声側に設定して再生した時と同様にして音声信号
のみが再生され、回線インターフェース部８を通して電
話回線７に出力される。又、映像信号のみ再生したい場
合には応答メッセージ送出中に、操作者が映像のみ遠隔
聴取するための遠隔制御信号を送出することによりその
動作が開始される。そしてその遠隔制御信号が検出され
ると開始位置記憶部31に記憶された回転数により、再生
選択スイッチ29を映像側に設定して再生した時と同様に
して、留守番電話制御部27は映像信号のみ電話回線７に
送出する。
は、操作者は応答メッセージ送出中に音声のみを遠隔聴
取するリモート信号を送出する。するとこのリモート信
号はリモート信号検出部25で検出され留守番電話制御部
27に出力される。留守番電話制御部27は受信メッセージ
再生部21、受信メッセージ送出スイッチ30を制御し、録
音時に回転数計数部27aによって計数され開始位置記憶
部31に記憶された値により、在宅時に再生選択スイッチ
29を音声側に設定して再生した時と同様にして音声信号
のみが再生され、回線インターフェース部８を通して電
話回線７に出力される。又、映像信号のみ再生したい場
合には応答メッセージ送出中に、操作者が映像のみ遠隔
聴取するための遠隔制御信号を送出することによりその
動作が開始される。そしてその遠隔制御信号が検出され
ると開始位置記憶部31に記憶された回転数により、再生
選択スイッチ29を映像側に設定して再生した時と同様に
して、留守番電話制御部27は映像信号のみ電話回線７に
送出する。
なお、前記した遠隔制御信号検出部25の構成は特に図
示してはいないが以下のようになっている。
示してはいないが以下のようになっている。
つまり、DTMF（Dual Tone Multi Frequency）信号を
検知し、検知したDTMF信号に対応するデータを出力する
DTMF検知部と、予め複数の遠隔制御信号の夫々に対応す
るデータが記憶されている遠隔制御信号記憶部と、前記
DTMF検知部で検知されそして出力されたデータと前記遠
隔制御信号記憶部から読み出されたデータとを比較し両
者が一致した時に一致信号を留守番電話制御部27に対し
て出力するデータ比較部とにより構成されているのであ
る。そして応答メッセージの聴取中に、操作者がトーン
ダイヤル式の電話機のダイヤル釦を幾つか押下すること
により回線中に送出されたDTMF信号が前記データ比較部
により比較されて到来したDTMF信号が遠隔制御信号であ
るかどうか、また遠隔制御信号であるならばどのような
動作を本電話端末装置に対してさせるための信号である
かどうかが判断されるのである。
検知し、検知したDTMF信号に対応するデータを出力する
DTMF検知部と、予め複数の遠隔制御信号の夫々に対応す
るデータが記憶されている遠隔制御信号記憶部と、前記
DTMF検知部で検知されそして出力されたデータと前記遠
隔制御信号記憶部から読み出されたデータとを比較し両
者が一致した時に一致信号を留守番電話制御部27に対し
て出力するデータ比較部とにより構成されているのであ
る。そして応答メッセージの聴取中に、操作者がトーン
ダイヤル式の電話機のダイヤル釦を幾つか押下すること
により回線中に送出されたDTMF信号が前記データ比較部
により比較されて到来したDTMF信号が遠隔制御信号であ
るかどうか、また遠隔制御信号であるならばどのような
動作を本電話端末装置に対してさせるための信号である
かどうかが判断されるのである。
発明の効果 以上のように本発明は、留守中に録音された受信メッ
セージを外出先から遠隔聴取でき、しかも音声信号のみ
の聴取、映像信号のみの聴取、両方共の聴取の３つの聴
取動作の内から選択して聴取することができることによ
り、必要に応じて遠隔聴取時の時間を短縮することもで
き、通話料金を安くすることができ実用上大変有効なる
ものである。
セージを外出先から遠隔聴取でき、しかも音声信号のみ
の聴取、映像信号のみの聴取、両方共の聴取の３つの聴
取動作の内から選択して聴取することができることによ
り、必要に応じて遠隔聴取時の時間を短縮することもで
き、通話料金を安くすることができ実用上大変有効なる
ものである。
第１図及び第２図は本発明の一実施例に於ける電話端末
装置である静止画テレビ電話機の斜視図、第３図はその
回路構成を示すブロック図、第４図及び第５図は従来の
電話端末装置である静止画テレビ電話機の斜視図、第６
図は従来の電話端末装置である静止画テレビ電話機の回
路構成を示すブロック図である。 １……映像入力部、２……映像表示部、３……装置本体 ４……送画ボタン、５……カセットテープデッキ ６……カセットテープ、７……電話回線 ８……回線インターフェース部 ９……音声信号・映像信号切り替えスイッチ 10……映像信号判別部、11……音声出力部 12……音声入力部、13……映像信号変調部 14……映像信号復調部、15……第１の映像メモリ 16……第２の映像メモリ 17……留守番機能スイッチ 18……着信検出部、19……応答メッセージ送出部 20……受信メッセージ記憶部 21……受信メッセージ再生部 22……音声通信部、23……映像通信部 24……留守番電話部、25……リモート信号検出部 26……回転検知部、27……留守番電話制御部 28……留守番電話動作スイッチ 29……再生選択スイッチ 30……受信メッセージ送出スイッチ 31……開始位置記憶部
装置である静止画テレビ電話機の斜視図、第３図はその
回路構成を示すブロック図、第４図及び第５図は従来の
電話端末装置である静止画テレビ電話機の斜視図、第６
図は従来の電話端末装置である静止画テレビ電話機の回
路構成を示すブロック図である。 １……映像入力部、２……映像表示部、３……装置本体 ４……送画ボタン、５……カセットテープデッキ ６……カセットテープ、７……電話回線 ８……回線インターフェース部 ９……音声信号・映像信号切り替えスイッチ 10……映像信号判別部、11……音声出力部 12……音声入力部、13……映像信号変調部 14……映像信号復調部、15……第１の映像メモリ 16……第２の映像メモリ 17……留守番機能スイッチ 18……着信検出部、19……応答メッセージ送出部 20……受信メッセージ記憶部 21……受信メッセージ再生部 22……音声通信部、23……映像通信部 24……留守番電話部、25……リモート信号検出部 26……回転検知部、27……留守番電話制御部 28……留守番電話動作スイッチ 29……再生選択スイッチ 30……受信メッセージ送出スイッチ 31……開始位置記憶部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−34664（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−30351（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−53371（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−167562（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−203063（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−139459（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−157454（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−179288（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−193472（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−199158（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−257287（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−257293（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−260472（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−24688（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−49391（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−132260（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−132261（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−137765（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−137766（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−160159（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−160161（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−179560（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−194556（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−204584（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−231584（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−233979（ＪＰ，Ａ) 実開 昭49−80604（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭54−138514（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭57−29956（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−192785（ＪＰ，Ｕ) 実開 平１−13876（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭54−16594（ＪＰ，Ｙ１)
Claims (1)
- 【請求項１】音声入力部と音声出力部を備えた音声通信
部と、映像入力部と映像表示部を備えた映像通信部と、
電話回線に対して予め記憶された応答メッセージを送出
する応答メッセージ送出部と、電話回線を到来する音声
信号及び映像信号を記憶する受信メッセージ記憶部及び
この受信メッセージ記憶部に記憶された受信メッセージ
を再生する受信メッセージ再生部と、電話回線を到来す
る遠隔制御信号を検出してその遠隔制御内容を判別する
遠隔制御信号検出手段と、前記受信メッセージ再生部か
らの再生信号を前記電話回線に接続する手段と、電話回
線を介して受信される音声信号及び映像信号の夫々の記
憶開始部分を示す信号を記憶する開始位置記憶部と、前
記遠隔制御信号検出手段から出力される信号により前記
開始位置記憶部の記憶情報を参照して前記受信メッセー
ジ記憶部に記憶されている音声信号並びに映像信号の少
なくとも一方を選択して前記受信メッセージ再生部から
その再生信号を電話回線に送出させるように制御する制
御部を有した電話端末装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63060975A JP2558796B2 (ja) | 1988-03-15 | 1988-03-15 | 電話端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63060975A JP2558796B2 (ja) | 1988-03-15 | 1988-03-15 | 電話端末装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01233944A JPH01233944A (ja) | 1989-09-19 |
| JP2558796B2 true JP2558796B2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=13157936
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63060975A Expired - Fee Related JP2558796B2 (ja) | 1988-03-15 | 1988-03-15 | 電話端末装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2558796B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2827213B2 (ja) * | 1988-04-28 | 1998-11-25 | キヤノン株式会社 | 通信方法 |
-
1988
- 1988-03-15 JP JP63060975A patent/JP2558796B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01233944A (ja) | 1989-09-19 |
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