JP2558453B2 - 製造物の相対的な位置を調整するための装置とその装置の動作を制御する方法 - Google Patents

製造物の相対的な位置を調整するための装置とその装置の動作を制御する方法

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JP2558453B2 JP61196987A JP19698786A JP2558453B2 JP 2558453 B2 JP2558453 B2 JP 2558453B2 JP 61196987 A JP61196987 A JP 61196987A JP 19698786 A JP19698786 A JP 19698786A JP 2558453 B2 JP2558453 B2 JP 2558453B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 この発明は印刷技術に関し、特に、複数個の折り返さ
れた偏平な印刷製造物が互いに重なり合って移動する印
刷製造物の連続した流れ(以下、「スケールフロー」と
称する)を整理しまたは整頓するための装置に関するも
のである。
迅速な生産プロセスにおいて、生産されたものについ
て後の処理を容易にするように生産の流れにおいてある
順序立てられた整理を達成するように試みが一般的に行
なわれている。印刷において得られるもののような偏平
な製造物の場合にも、整理または順序づけシステムが確
立されている。そのシステムは、印刷製造物が連続した
流れの中で相互に重ねられて位置決められるという特性
の結果として、スケールフローと呼ばれる。このスケー
ルフローは、製造物が供給されまたは送出されるときに
整えられる。なぜならば、たとえば回転印刷と比較し
て、いわゆる送出し旋回星形車は、輪転機からの印刷物
を出口のところで互いにずらせて重ねるからである。送
出し速度は、典型的には1時間当り50,000枚から100,00
0枚である。したがって、高速度の生産が行なわれる。
順序づけられた薄片の流れという形式で製品を搬出す
ることは現在確立されている、よく制御された技術であ
る。その技術はまた、高速度の整理に適し、さらに後処
理が必要なところでより特別に用いられる。スケールフ
ローにもたらされる整理が、さらに次の処理のために必
要であり、生産経路の次の機械ステーションを用いて処
理するための前提条件となる。
1秒間当りの印刷が15枚から20枚の処理速度の場合に
は、累積的に続けて順序がずれると、決定的な影響がも
たらされる。極端な場合には、処理を停止させなれけれ
ばならなくなる。上記のようなトラブルが起こらないよ
うにするためのさまざまな防止手段の中で、スケールフ
ローを決定するパラメータ、特に、重ねられた印刷製造
物の連続した流れにおける各製造物間の間隔(以下、
「スケール間隔」と称する)を修正することが考えられ
る。これに関連した手段は、たとえば、スケールフロー
内で順序づけられた動きを作り出すために、重力を用い
ることが知られている。この目的のために、搬入される
スケールフローが上がり傾斜において重力に対抗して動
かされ、滑って戻ってくる偏平な印刷物は機械的な案内
押出し手段または摺動手段により上昇させられる。この
スケールフローの整理手段は、一般に固定された装置の
一部分を構成しており、スケールフローを運搬し、順序
づけられた態様で通過させる。このような装置の一部分
は、搬送システムの中に設計されなければならず、設置
した後は、そのプロセス内に固定される。
しかしながら、求められているものは、「可搬型」の
高速度のスケールフローを整理するための装置であり、
高い処理速度に適用可能であり、動作を簡素化すること
により、動作上の高いまたは非常に高い信頼性を有する
ものである。可搬性は、既存のプラントの場合には、整
理装置を所望の地点でプロセス内に組入れることを可能
にし、また新しく設計されたプラント内でも最適な動作
を行なうことができるように整理装置を設置することを
可能にする。処理能力の高いプラントにおいては、上記
のようなトラブルは特に困難な状況につながるので、整
理装置の動作上の信頼性の要求は特に高くなる。
発明の要約 この発明の目的は、上記のような要求を満たしたスケ
ールフローの整理装置を提供することである。
この発明の1つの局面に従えば、複数個の折り返され
た偏平な製造物が互いに重なり合って所定の方向に移動
する製造物の連続した流れにおける製造物の相対的な位
置を調整するための装置は、第1と第2の摺動歯群と、
第1と第2の支持手段とを備える。第1と第2の摺動歯
群は、流れの両側に対をなして配置され、かつ同数の摺
動歯からなる。第1と第2の支持手段は、第1と第2の
摺動歯群に含まれる各摺動歯が流れの方向に距離を隔て
て、かつ流れに対して互いに対向して対になって動作す
るように、第1と第2の摺動歯群をそれぞれ、移動可能
に支持するためのものである。第1と第2の支持手段の
各々は、支持体と、駆動手段とを含む。支持体は、各摺
動歯の対が個々の製造物に係合しかつ個々の製造物を進
めることができるように、流れに沿って摺動歯群を移動
させるために摺動歯群を支持するものである。駆動手段
は、流れの移動速度と異なる選択された速度で支持体を
駆動するためのものである。
また、この発明のもう1つの局面は、複数個の折り返
された偏平な製造物が互いに重なり合って移動する製造
物の連続した流れにおける製造物の相対的な位置、すな
わち製造物間の間隔を調整するための装置の動作を制御
する方法に向けられる。この場合、製造物は、所定の間
隔パターンからずれた間隔を有して流れの中に置かれて
所定の方向に移動している。上述のように構成された装
置を用いて、製造物間の間隔または位相のいずれかを変
更するために、流れにおける製造物の平均的な間隔と流
れの速度とに対して、複数歯の間隔と駆動手段の速度と
を選択しかつ設定する。ここで、製造物間の間隔は、搬
入されてくる製造物の所定のタイミング間隔を維持した
状態で変更される。位相の変更は、搬入されてくる製造
物間の間隔を維持した状態で製造物間のタイミング間隔
を変更することにより行なわれる。
実施例の詳細な説明 第1図ないし第3図は、主としてこの発明に従った装
置の部分と、その動作を説明するための図である。第1
図において、スケールフローの個々の要素、たとえば印
刷物T1ないしT6を有するスケールフローTが速度v1を有
するコンベアベルト1に載せられて、速度v2を有するコ
ンベアベルト2に移される。この場合、コンベアベルト
は、たとえば整理装置の一部であり、コンベアベルトに
載せられて、互いにずらされて重ねられた印刷物T1、T
2、T3は櫛型整理手段5により設計された態様で移動さ
せられる。印刷物は一般に、1回または2回以上に折り
返された1枚または2枚以上の紙であり、折り目4を有
する。櫛形整理手段5は、この発明に従って印刷物を整
理するために用いられる。新しく順序づけされたスケー
ルフローの要素、すなわち印刷物は、続いて、速度v3を
有する次のコンベアベルト3に搬送される。スケール間
隔、すなわち印刷物の折り目4の間の間隔sxは調整され
る。この場合、与えられたスケール間隔s2から新たなス
ケール間隔s3に調整される。個々の折り目に対してスケ
ール間隔sxが測定される。スケール間隔を固定する他の
方法は、第3図に関連して以下に述べられる。新しく整
理された、または順序づけられた形で、スケールフロー
は、v1にもv2にも等しくない速度v3を有するコンベアベ
ルト3に載せられて移動させられる。スケール間隔を増
大させると、スケールフローの事実上の長さ、すなわち
印刷物の流れ全体の事実上の長さは増大する。スケール
間隔を減少させると、スケールフローの事実上の長さも
また減少する。スケールフローの事実上の長さが変動す
る速度は、コンベアベルトの異なる運転速度により補正
される。コンベアベルトは、図示されるようにたとえ
ば、ローラRの上を走行するエンドレスベルトである。
櫛型整理手段5は、第4図、第5図および第6図を用
いてより詳細に述べられる。櫛型整理手段5は、コンベ
ア2に連結されている。スケールフローの個々の要素、
すなわち印刷物Txは、計数ステーション6により、搬入
されるスケールフローにおいて検出される。もし、計数
値が正確なスケール間隔sxとスケールフローの速度vと
数学的に関連性を有するならば、その計数値はスケール
フローの時間サイクルに導かれ、その時間サイクルは、
印刷機のマスタ時間サイクル、すなわち統計上のずれの
範囲内までで、印刷機からの個々の印刷製造物の送出し
時間サイクルと同期する。完全な印刷製品運搬手段は、
この時間サイクル、すなわち、たとえばこの発明に従っ
たスケールフローの整理手段が常時、所定のタイミング
パターンに従って行なわれるような装置の連結と整合す
る。そのため、各プラント部分は別々に同期して運転さ
れ、トラブルのない製造物の搬送が保証される。第1図
は、ローラアーム41上に旋回可能に配置された圧力ロー
ラ40を搬出ベルト3の上に示す。ローラアーム41は、搬
出ベルト3の上で新しく順序づけられたスケールフロー
のトラブルのない搬送を可能にする。
第2図は、第1図に示された整理手段を上から見た図
を示す。第2図は、搬入ベルト1を示していない。コン
ベアベルト2の横方向にコンベアベルトを挟んで対称的
に2個の櫛型整理治具21,22を有する櫛型整理手段5が
設けられている。それらの構成は以下により詳細に述べ
られる。櫛型整理治具21,22は、左手と右手のように動
き、その親指に相当する部分は、印刷物をスケールフロ
ー内で矢印の方向に進める。これらの櫛型整理治具21,2
2の各々は、スプロケット211,212,221,222の上を左方向
に走るチェーン25L、右方向に走る別のチェーン25Rを有
している。チェーン25Lと25Rには、複数個の櫛状の組立
体、すなわち櫛26Lと櫛26Rが装着されている。図示を簡
略化するために、スケールフローの上、すなわちスプロ
ケットの前方向のドラムに位置する櫛状の部品のみが示
されている。2個の対向して回転する櫛型整理治具21,2
2は、上から見るとブーメラン形状の櫛26R、26Lを移動
させる。また、その櫛は、スケールフローに沿って横方
向に指を拡げた手の形と比較され得る。櫛は、櫛の先端
(親指に相当するもの)がスケールフローの内部に横方
向に突出することができるように配列されている。第2
図は、いかにして櫛型整理治具21,22の櫛26R,26Lがスケ
ールフローの横方向の領域内に入り込み、その後、線状
に平行に、または僅かに上向きに傾斜した態様で、スケ
ールフローの走行方向に従って、櫛26R,26Lが再びスケ
ールフローの外に出ていくか、を明らかに示している。
ベルトの速度v2よりも速く走行する櫛は、印刷物、たと
えば折り目4(第1図)の内側でスケールフローの要素
すなわち印刷物T3を掴み、スケールフローの要素T1にお
いて折り目4の内側から出ていくまでに、スケール間隔
を所望のスケール間隔s3に変更するまで、スケールフロ
ーの要素としての印刷物を引っ張る。そして、スケール
フローの要素T1は、後工程に転送するために搬出ベルト
3の速度v3で搬出される。
第2図においては、搬入されてくるスケールフローの
スケール間隔はs2、s2′およびs2″、すなわち3個の異
なるスケール間隔として示されている。確率的なずれ
は、送出し旋回星形車と、おそらく搬送距離または搬送
セクションなどに依存するような因子の関数によるもの
であり、固定されたサイクル時間に拘束された装置部品
により、後の処理を困難にし、または不可能にするよう
に、その確率的なずれは広がったり、または分散する可
能性がある。もし、スケール間隔の広がりがある一定の
量を超えるならば、ある状況ではプロセスの送出す速度
は、トラブルを起こさない動作まで減少させられるか、
またはスケールフローの整理手段が用いられなければな
らない。
第3図は、スケールフローの公差を表わすのに非常に
有用である。スケールフローの要素すなわち印刷物の位
置は、所定のタイミング間隔(印刷物が送出されてくる
時間的な間隔)Aに従って決定され、または測定され
る。このタイミング間隔は、すべての関連づけられた装
置を拘束し、輪転印刷機からの送出しに直接的に同期す
る。タイミング間隔に関する印刷製造物の基準点は、ス
ケールフローを構成する各要素、すなわち各印刷物の折
り目の前方部分である。そのような所定のタイミング間
隔からのずれは、位相の誤差としてみなされ得る。実際
には、印刷製造物は、重ねられた印刷製造物の連続した
流れからクランプすることにより、個々に巻取られる。
もし、このクランプがタイミング間隔Aで動作するなら
ば、スケールフローからの個々の印刷物の巻取りが確実
に行なわれるように、印刷製造物の折り目が所定の公差
の範囲内で予期される時間と位置から異なっていてもよ
いことは明らかである。このような公差の範囲は、第3
図では、±δとして与えられる。たとえば、ずれ−S1,
+S2および−S3は、スケールフローの要素T1,T2,T3のタ
イミング間隔からのずれと仮定される。このような広が
りまたは分散は、ランダムなばらつきとみなされ得る
が、送出し旋回星形車と搬送手段の特徴に影響されない
ことはない。
この発明によれば、搬入されてくるスケールフローの
スケール間隔、すなわち互いに重ねられて連続して流れ
てくる印刷物の間の間隔は、sxからs3に変更されると
き、広がりまたは分散を所定値に減少させるような方法
で常に修正される。これは次のようにして行なわれ得
る。すなわち、Smaxを一方向における、たとえばスケー
ルフローの走行方向におけるスケール間隔の分散の最大
限度値、すなわちスケール間隔のばらつきの最大値と
し、aをスケール間隔の所望値までの変更量とすると、
実際のスケール間隔を変更させる量すなわち変位長sv
は、以下の式で表わされる。
Smax+a=sv したがって、スケール間隔s2をs3に変更するための式
は以下に示される。
s3=s2+sv この変位長svは、この実施例において、スケールフロ
ーの方向に沿った2個の櫛30Lまたは30Rの間隔に従って
固定されている。タイミング間隔Aに関して、公差範囲
の値±δまでのシステム的な変更は、δだけの位相変位
として上記と同様に行なわれ得る。この場合、スケール
間隔は、元の時間間隔Aに従って同じ値に維持される。
すなわち、スケール間隔を維持し、タイミング間隔とし
て印刷物が送られてくる時間的な間隔が変更される。も
し、上記のようにスケール間隔を変化させ、好ましくは
増大させると、スケールフローの同一の走行速度に対し
てより大きなタイミング間隔A+を有する遅くされた時
間サイクルが存在する。また、スケール間隔の増大に対
して適切にスケールフローの走行速度を増加させた場合
には、タイミング間隔Aに従った元の時間サイクルが維
持される。これは、第3図において、矢印で示される方
向vに向かって移動するスケールフローTに対して次の
ように現われる。スケールフローの要素T1は、タイミン
グ間隔Aに従って与えられた位置に到達していないが、
公差範囲内にある。しかしながら、スケールフローの要
素T2は、タイミング間隔Aに従って与えられた位置の既
に越えているが、公差範囲内にある。スケールフローの
要素T3はまた、タイミング間隔Aに従って与えられた位
置に到達していないが、公差範囲内にある。もし、所定
の公差範囲がかなり速い動作速度に対して大き過ぎるな
らば、新たに広がりまたは分散がより小さくなるような
方法で、再び、スケールフローの要素を順序づけまたは
整理することが必要になる。この発明に従って、もし、
スケールフローの要素がスケールフローの走行方向に向
かって非常に遠くまで移動させられるので、折り目4が
常にプラスの公差限界地点に位置するならば、スケール
フローの要素の位置は一方向に修正される。上記の式に
おいてaを追加することは、公差限界を超えたスケール
フローの要素を検出することにつながる。このように櫛
型整理治具を用いて、スケール間隔の公差を修正する
と、櫛型整理治具に依存するスケール間隔の広がりまた
は分散だけをスケールフローが有することになる。
第2図で示されるように、スケール間隔は、s2から、
2個の櫛の間の間隔Kまで変更される。すなわち、s3=
s2+sv=Kから導き出される値にスケール間隔が結果と
して変更される。このようにスケール間隔が増加したス
ケールフローにおいては、スケールフローの要素すなわ
ち印刷製造物の間の間隔は引き離されるようになる。ス
ケールフローは、搬送方向に基本速度v1を有して移動す
る。櫛型整理治具が設けられたスケールフローの領域内
では、速度v2=v1で走行するコンベアベルト2に対して
スケールフローは加速され、速度sv/単位時間でスケー
ルフローの速度は増加する。単位時間当りの増加速度sv
は、基本速度v1に付け加えられる。櫛型整理治具に従う
搬送速度v3は、櫛型整理治具の前での搬送速度v1より
も、上記のsvに相当する値だけ高くなる。しかしなが
ら、スケールフロー内の印刷物の数が同じ値のままで維
持されるので、たとえば、印刷物を巻取るためのサイク
ル時間も同じ値のままであり得る。後工程の装置に対し
て、変化したものは、スケール間隔の広がりまたは分散
だけであり、その広がりまたは分散は減少しており、個
々の印刷物が所定の場所に所定の時間に到達する精度で
示される。
次に、櫛型整理治具21,22が、第4図、第5図および
第6図を参照して、さらに第2図と関連づけて、より詳
細に述べられる。第2図に示すように、上から見ると、
櫛型整理治具は、本質的に、櫛26Rまたは26Lが固定され
るチェーン回転手段25Rまたは25Lを備えた2個の同期す
るスプロケット211,212,または221,222を含む。印刷物
に係合する対の櫛の同期を確実にするために、完全にス
リップのない、駆動力の伝達が必要とされる。この要件
は、確固としたチェーンの係合により実現される。この
実施例においては、各チェーン回転手段について4個、
両側のチェーン回転手段に対して8個の櫛が存在し、そ
れらの櫛は互いに間隔Kを有するように配置されてい
る。その間隔Kは新たなスケール間隔s3に対応し、すな
わちK=s3の関係を有する。上述の式において、aの値
は、櫛の固定された配置によって固定される。実施例と
異なって装置を構成する場合には、間隔Kを可変にする
ことができる。その場合、櫛は位相変位、すなわち変更
される所望のタイミング間隔に従って間隔を有するよう
に配置される。また、この場合、v1=v2=v3を維持し、
システム的な位相変位、すなわちタイミング間隔を変更
するためのみに、櫛の間隔Kを変更する。なお、これら
の変更は、装置と動作の単なる変形例にすぎない。
2個の櫛型整理治具は、スケールフローTの方向に沿
って対をなして2個の櫛が移動するように矢印方向に同
期して移動させられる。櫛の角張った形は、たとえば、
スケールフローの各要素T2,T3,T4において、折り返され
た印刷製造物の折り目に横方向に係合することを可能に
する。櫛が取付けられているチェーン回転手段の速度
は、前に述べたように、スケール間隔を増大させるため
に(あるいは位相を変位させるために)、スケールフロ
ーの速度よりも高い。スプロケットを中心として旋回す
る櫛がスケールフローの内部、たとえばT4における両側
で印刷製造物に係合すると、印刷物は一気に折り目の後
ろで櫛の歯に係合した後、加速され、かつ所望の部分に
より引っ張られる。そのため、前で述べたように、スケ
ール間隔の広がりまたは分散はなくされ得る。第2図で
示されるように、広がりまたは分散の範囲内にある異な
ったスケール間隔s2,s2′およびs2″を有して搬入され
てくるスケールフローTは、sv=Smax+aが付け加えら
れて新たなスケール間隔s3=(s2の平均値)+svで順序
づけられる。そのため、分散または広がり(ばらつき)
はs3において最小にされる。スケール間隔s3を有する新
たに形成されたスケールフローの搬送は、それに応じて
増加された速度で有利に行なわれる。そのため、プロセ
ス内で与えられたサイクル時間は維持され得る。
第4図は、走行方向から見た左側の櫛型整理治具22を
示す。多くの積重ねられた櫛の歯30Lは、櫛26Lを形成す
るようにスペーサ31によって互いに間隔をおいて配置さ
れている。これらの櫛の歯30Lは、回転しないように、
固着プレート32を介してエンドレスチェーン25Lに固定
される。エンドレスチェーン25Lは2個のスプロケット2
21,222に掛けられている。スプロケット222または他の
スプロケットのスピンドル35は、2個のボールベアリン
グ33,34を用いて従来と同様に装着される。保持装置36
は、櫛型整理治具22における支持構造にスプロケットを
固定するために用いられる。第4図では、櫛26Lのみが
示される。櫛の対26L,26Rは、印刷製造物T3の上で横方
向に配列される。そのため、コンベアローラRを有する
コンベアベルト2に供給された印刷製造物の折り目高さ
bが異なる場合でも、櫛26L,26Rの1個または2個以上
の摺動歯30が折り目4の後ろに係合し得る。単一の摺動
歯を有する櫛を用い、印刷製造物の折り目高さbに摺動
歯の作用する高さを調節することも可能である。複数個
の摺動歯30を有する櫛26を用いると、印刷製造物の折り
目の高さがどのように変化しても、自動的に検出するこ
とが可能であり、調節が不要である。そのため、複数個
の摺動歯30が適切に用いられる。摺動歯30は、約1mmの
厚みを有し、刃のない端縁を有する。摺動歯の相互の間
隔は、印刷製造物のタイプによって好ましくは4〜10mm
の範囲内である。
第5図は、側面から、または第4図の右方向から見た
2個の櫛26Lを示す。この図において、櫛の歯が積重ね
られていることがわかる。個々の摺動歯30Lは、その回
転を妨げるようにスペーサ31の間の2個の保持マンドレ
ル38の上に位置づけられる。2個の保持マンドレル38
は、ねじ42によって固着プレート32にねじ込まれる。ま
た、固着プレート32は回転しないようにエンドレスチェ
ーン25Lに固定される。このエンドレスチェーン25Lは、
ここでは、ローラチェーンの形をしている。この発明に
よる櫛型整理手段として示されるものは単に好ましい実
施例を表わし、スケールフロー内のスケールフローの要
素を変位させるための手段を有する他の同一の構造で
も、上記のような機能を果たし得ることは明らかであ
る。
第6図は、第5図に示された櫛の配置を示す平面図で
ある。櫛または歯の積重ねがエンドレスチェーンに固定
され得る方法が第6図に示されている。櫛の歯の形が特
により明確に示されている。また、接触点Pを有する櫛
の歯30の大きさがより正確に示されている。この接触点
Pは、印刷製造物の上に摺動歯が係合する点である。有
利には、固着プレート32は、ローラチェーンの外側のバ
ーによって置換えられることが可能である。その結果、
固着プレート32はローラチェーンの外側のバーを形成す
るようにされる。このタイプの固定では、摺動歯の間隔
Kは最小単位を有し、次々に無作為に間隔をおいて摺動
歯を配置することは不可能であることが明らかである。
摺動歯の間隔Kは、新たに順序づけられたスケール間隔
と同じであり、この場合は、K=s3である。この新たに
順序づけられたスケール間隔は臨界的なものではない。
なぜならば、搬送速度v3を可変的に調整して、スケール
フローの時間サイクルはマスタシステムの時間サイクル
に従って調整され得るからである。
スケールフロー内のスケールフローの要素すなわち各
印刷物の変位は、移動されるべき要素の相対的な移動
と、移動するスケールフローそのものとを必要とする。
スケールフローの要素の相対的な移動は、スケールフロ
ーよりも速く移動する櫛によってもたらされる。もし、
櫛の歯が、たとえば、タイミング間隔Aに従った間隔を
有するならば、櫛がより速く動く結果として、位相の変
位が存在する。すなわち、タイミング間隔が変更され
る。このとき、スケール間隔は、与えられたスケールフ
ローと同様に、最小にされた広がりまたは分散を有する
ように維持される。この場合、搬出速度を変える必要は
なく、搬出速度は搬入速度と同じにされる。補正は、単
一のスケール間隔に対してのみ生じる。スケールフロー
は、システム的に修正された位相、すなわちタイミング
間隔で走行し続ける。この位相変位は、他の装置に与え
られ得る。そのため、この位相変位によってシステムが
再び同期させられることになる。このような位相変位を
行なうことができるということは、この発明に従った櫛
型整理手段がスケールフロー内のいかなる地点でも用い
られることが可能であることを意味する。したがって、
櫛型整理手段は明らかに可搬型であり、追加のコンベア
ベルト2や、異なるまたは任意に変化する搬出速度を備
える必要もない。櫛型整理手段は、既存のコンベアベル
トの上に位置づけることができる。
もし、上記の実施例において搬入ベルトとしてのベル
ト1、櫛型整理手段が位置づけられる領域のベルトとし
てのベルト2、異なる速度を有する取出しベルトとして
のベルト3の3個のコンベアベルトがあるとすれば、た
とえば、v1=v2<v3と、説明を簡単にするために各ベル
トの速度の関係が表わされる。このような実施例におい
ては、単一の対をなす櫛型整理治具21,22が既存のプラ
ントに組込まれる。その櫛型整理治具は、スケール間隔
を変化するように(搬入速度よりも高い搬出速度になる
ように)機能する。
もし、第4図(または第2図)に従って、2個の櫛型
整理治具21,22が、たとえば交差点に配置される。その
交差点では、スケールフロー内の印刷製造物がタイミン
グコンベアの把持クランプで個々に巻取られるように搬
入ベルトまたは供給ベルトから転送されるならば、各ス
ケール間隔が長くなることにより、スケールフロー全体
の長さは疑似的に長くなるが、その長くなった長さは、
搬出速度よりも速い速度で走行するタイミングコンベア
によって補償され得る。カウントまたは検出手段6は、
第1図で図式的に示されるように、周知のフロー速度v
1、たとえば単位時間当りs2(平均値)の場合、単位時
間当りの時間サイクルを決定する。櫛型整理治具21,22
は、単位時間当りの時間サイクルの比率が修正されるこ
とにより、s2をs3に変更するが、印刷物の数は同じ値に
維持される。新たな位相の位置は櫛型整理治具から得ら
れ、スケールフローの要素の変位によってさらに変えら
れることはない。スケール間隔を増大させることによっ
てスケールフロー全体の実際の長さが長くなる結果、タ
イミングコンベアチェーンは、櫛型整理治具から同じ数
の印刷物を巻取るように、s3:s2=(s2+sv):s2=(s2
+Smax+a):s2の比率で、より速く走行しなければな
らない。このようにして、スケールフローの全体が疑似
的に長くなることはコンベアチェーンの速度によって補
償される。
システム的に考慮すると、スケール間隔の広がりまた
は分散s2,s2′,s2″をなくするために、スケールフロー
は、この発明によってスケール間隔を増加させる量と同
じ量だけ、送出し旋回星形車によってスケール間隔を縮
めるようにされる。実際にスケール間隔の広がりまたは
分散をなくすことができたかどうかという効果を判断す
ると、このようなスケール間隔を縮めようとする作用は
経済的でないため無視され得る。このスケール間隔を縮
小させることと比較すると、本発明に従ってスケール間
隔を長くすることは簡単で安価でしかも動作上信頼性の
あるやり方であると認識することができ、その結果、本
発明が優れていることがわかる。
第7図は、搬入ベルト1、櫛型整理治具領域における
ベルト2、放出または搬出ベルト3をもう一度示す。製
造物カウンタまたは検出手段6と、スケールフローの部
分の入口または出口でローラアーム41に旋回可能に固定
された押圧または固定ローラ40との間に、スケール間隔
変換ゾーン、すなわちスケール間隔の広がりまたは分散
を減少させるために修正される領域が存在する。2個の
偏平な、部分的に重ねられた印刷物の間で相対的な移動
が行なわれるためには、摩擦力(静的かつ摺動的摩擦)
に打ち勝つことが必要である。スプロケット25Rと25Lの
回転によって、スケールフローT内で櫛26Rと26Lがスケ
ールフローの要素の折り目の内部に入り込むように揺動
するとき、材料的な特徴によって比較的迅速に一気に加
速度が生じるけれども、印刷製造物を引き出す前に静的
な摩擦力をなくするか、または少なくとも減少させるこ
とがそれでも必要となり得る。周知の手段がこの目的の
ために提案されており、それらは第7図に図式的に示さ
れている。60で示された手段はたとえば、スケールフロ
ー内に到達する印刷物、たとえばT3の折り目の真下に所
定の傾斜角度αに沿ってエアフローを吸込み、または注
入することにより、個々の印刷物の間にエアクッション
を形成することである。これにより、摩擦定数を決定的
に減少させるか、またはなくすることができ、比較的加
速度を伴って、印刷物T2がエアクッションによってその
上の印刷物T3から分離される。エアクッションはまた、
印刷物の櫛との係合において印刷物T2とT1の間でも形成
され得る。上記の傾斜角度αは、折り目の形、印刷製造
物の重さ、印刷製造物の表面の特徴などに依存する。そ
のため、この角度は有利なように実験的に規定され、設
定される。
第7図に特に示されていない他の手段は、たとえば、
櫛型整理治具が設けられる領域のベルト2を所定の角度
だけ傾斜させることによって、上方にまたは下方に傾斜
させることにより、重力成分を減少させることである。
さらに他の手段は、製造物がくっつかないようなエネル
ギーまたは振動を導入することにより、有利な結果を生
み出すことである。この機能は、櫛型整理治具に隣接し
ているベルト2の領域内上にバイブレータを置くことに
より達成することができる。
第7図の参照数字50により、印刷製造物が一気に移動
する場合に、元の静的な摩擦を維持して付加的なスケー
ルフローの要素が流入するのを妨げるためのさらに他の
手段が示されている。第7図で、印刷物T6,T5,T4の下に
は、3個の下方向の矢印で示されるように、(T3の加速
度は多少緩やかな一気の動作で起こるのであるが)櫛の
歯に係合していない印刷物は、たとえば空気圧力差によ
って引き止められる。この機能は櫛型整理治具の領域内
のベルト2の部分上に延在する真空基板によって達成さ
れる。圧力差の結果として、ベルト2の上で滑る印刷物
T4,T5,T6の部分が押圧され、他方、印刷物T3は、引っ張
り出される。
第7図に関連して示され、または述べられたすべての
手段は、櫛型整理治具21,22によって加速された印刷物
が設計以外のやり方でスケールフローを変更しないこと
を確実にすることが意図されている。しかしながら、す
べての場合において、これらの手段を用いる必要はな
い。それらの使用は、印刷物の特性に大いに依存してい
る。このような補助装置は、必要なときに接続され得る
ような方法で櫛型整理手段に有利に配列される。
櫛型整理手段を動作させるための方法において、個々
の摺動歯を用いる手段と同様に、摺動歯または整理用の
櫛を備えた回路手段の速度を設定することにより、また
は個々の回転手段上の個々の歯または整理用櫛の摺動歯
の間隔を設定することにより、櫛型整理手段は、スケー
ル間隔を変位させる動作、または位相を変位させる動作
に設定され得る。
スケール間隔を変位させる動作においては、個々の摺
動歯または整理用櫛の摺動歯間隔Kは、所定のタイミン
グ間隔Aよりも大きく、または小さく選択される。摺動
歯または整理用櫛を備えた回転手段は、元のスケール間
隔s2の平均値に対する「新たに順序づけられたスケール
間隔」s3,Kの比率に搬入速度v1を乗じた計算から得られ
る速度に同期するように動作させられ得る。回転手段が
追加の自律的な搬送機構を有する場合には、対となる櫛
型整理治具21,22の間を走行する搬送機構2の速度v2が
搬入ベルト1の速度v1と同じであり、搬出ベルト3の速
度v3が回転手段またはチェーンの速度と同じであるなら
ば有利である。
位相を変位させる動作においては、個々の摺動歯また
は整理用櫛の摺動歯間隔Kは所定のタイミング間隔Aに
従って定められる間隔と同じにされる。摺動歯または整
理用櫛を備えた回転手段は、元のスケール間隔s2の平均
値に対する「新たに順序づけられたスケール間隔」の比
率に搬入速度v1を乗じた計算から得られる速度(搬入速
度と取出し速度と同一の速度を与える)と同期して動作
させられ得る。もし、上記のように回転手段が自律的な
搬送機構を有するならば、対となる櫛型整理治具21,22
の間を走行する搬送機構2の速度v2は搬入ベルト1の速
度v1と同じであり、搬出ベルト3の速度v3は回転手段ま
たはチェーンの速度と同じである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に従った装置を図式的に示
す側面図である。 第2図は、第1図に示された装置の一実施例を示す上面
図である。 第3図は、スケールフローの各要素が統計的に分散され
る所定のタイミング間隔に関してスケールフローを示す
図である。 第4図は、スケールフローの方向から見た櫛型整理治具
を示す図である。 第5図は、側面から見た2個の櫛を有する櫛型整理治具
を示す図である。 第6図は、第5図に示された櫛の配置を上から見た図で
ある。 第7図は、本発明に従った装置において補助装置を用い
た例を図式的に示す図である。 図において、1,2,3はコンベアベルト、4は折り目、5
は櫛型整理手段、6はカウントまたは検出手段、21,22
は櫛型整理治具、30は摺動歯、31はスペーサ、32はプレ
ート、33,34はボールベアリング、35はスピンドル、36
は保持装置、38はマンドレル、40はローラ、41はローラ
アーム、42はねじ、211,212,221,222はスプロケットで
ある。

Claims (25)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個の折り返された偏平な製造物が互い
    に重なり合って所定の方向に移動する製造物の流れにお
    ける製造物の相対的な位置を調整するための装置であっ
    て、 前記流れの両側に対をなして配置され、かつ同数の摺動
    歯からなる第1と第2の摺動歯群と、 前記第1と第2の摺動歯群に含まれる各摺動歯が前記流
    れの方向に距離を隔てて、かつ前記流れに対して互いに
    対向して対になって動作するように、前記第1と第2の
    摺動歯群をそれぞれ、移動可能に支持するための第1と
    第2の支持手段とを備え、 前記第1と第2の支持手段の各々は、 前記各摺動歯の対が個々の前記製造物に係合しかつ個々
    の前記製造物を進めることができるように、前記流れに
    沿って前記摺動歯群を移動させるために前記摺動歯群を
    支持する支持体と、 前記流れの移動速度と異なる選択された速度で前記支持
    体を駆動するための駆動手段とを含む、装置。
  2. 【請求項2】前記支持体の各々は、 エンドレスチェーンと、 前記エンドレスチェーンの上で互いに間隔を有する位置
    に前記摺動歯を取付けるための手段と、 前記エンドレスチェーンの実質的に真っ直ぐな部分が前
    記流れの移動の方向と実質的に平行に、かつ前記流れに
    隣接して移動するように、前記エンドレスチェーンを支
    持しかつ移動させるために回転可能に長手方向に間隔を
    有して取付けられた第1と第2のスプロケット手段と、 前記スプロケット手段の少なくとも1つを駆動するため
    の手段とを含み、 前記エンドレスチェーンが前記スプロケット手段の周り
    を通過するとき、前記流れの移動方向に対して、前記摺
    動歯の各々が、前記実質的に真っ直ぐな部分の後方端で
    前記流れの中に横方向に入り込み、かつ前記流れの前方
    端で前記流れから横方向に出ていくように、前記エンド
    レスチェーンに沿って関連づけられた間隔で前記摺動歯
    を前記エンドレスチェーンが支持している、特許請求の
    範囲第1項に記載の装置。
  3. 【請求項3】前記エンドレスチェーンの各位置において
    複数個の摺動歯を含み、その摺動歯の各々が複数個の垂
    直方向の位置のいずれかに前記製造物を係合するために
    櫛型構造物を形成して垂直方向に間隔を有して配列する
    ように前記各位置で前記複数個の摺動歯を取付けるため
    の手段とを含む、特許請求の範囲第2項に記載の装置。
  4. 【請求項4】前記櫛型構造物が前記流れを挟んで互いに
    対向して対になって前記流れに対して移動し、かつ前記
    櫛型構造物の各対が前記折り返された製造物の折り目の
    両側に係合するように前記流れの中に旋回するように、
    前記支持体の速度と運動とを同期させるための手段を含
    む、特許請求の範囲第3項に記載の装置。
  5. 【請求項5】前記流れは、 前記折り返された偏平な製造物を支持する搬送ベルトを
    備え、その搬送ベルトは、前記摺動歯群を支持するため
    の前記支持手段の間でかつその下に通過し、さらに、 前記摺動歯によって進められる製造物を取出すための搬
    出ベルトとを備える、特許請求の範囲第4項に記載の装
    置。
  6. 【請求項6】前記搬送ベルト上で前記製造物を保持する
    ための吸引手段を備える、特許請求の範囲第5項に記載
    の装置。
  7. 【請求項7】前記流れは、 前記折り返された偏平な製造物を支持する搬送ベルトを
    備え、その搬送ベルトは、前記摺動歯群を支持するため
    の前記支持手段の間でかつその下に通過し、さらに、 前記摺動歯によって進められる製造物を取出すための搬
    出ベルトとを備える、特許請求の範囲第2項に記載の装
    置。
  8. 【請求項8】前記搬送ベルト上で前記製造物を保持する
    ための吸引手段を備える、特許請求の範囲第7項に記載
    の装置。
  9. 【請求項9】前記吸引手段は、前記支持手段から長手方
    向に分離されている、特許請求の範囲第8項に記載の装
    置。
  10. 【請求項10】前記製造物の間にエアクッションを形成
    するための吹込手段を備える、特許請求の範囲第9項に
    記載の装置。
  11. 【請求項11】前記エンドレスチェーンの各々はローラ
    チェーンであり、 そのローラチェーンの上に前記摺動歯の1つを取付ける
    ための手段の各々は、少なくとも1つの摺動歯を支持す
    るために形成されたチェーンの外側のバーを含む、特許
    請求の範囲第3項に記載の装置。
  12. 【請求項12】前記製造物の間にエアクッションを形成
    するための吹込手段を備える、特許請求の範囲第2項に
    記載の装置。
  13. 【請求項13】前記エンドレスチェーンの各々はローラ
    チェーンであり、 そのローラチェーンの上に前記摺動歯の1つを取付ける
    ための手段の各々は、少なくとも1つの摺動歯を支持す
    るために形成されたチェーンの外側のバーを含む、特許
    請求の範囲第2項に記載の装置。
  14. 【請求項14】前記製造物の相対的な位置を調整するこ
    とは、前記製造物の前記流れの中での基準となるタイミ
    ング間隔としての位相を変更することである、特許請求
    の範囲第3項に記載の装置。
  15. 【請求項15】前記製造物の相対的な位置を調整するこ
    とは、前記製造物間の間隔を変更することであり、前記
    製造物の各々の折り目の間の平均的な間隔よりも前記摺
    動歯の間の長手方向の間隔が大きくなるように調整する
    ことである、特許請求の範囲第3項に記載の装置。
  16. 【請求項16】前記製造物の相対的な位置を調整するこ
    とは、前記製造物の前記流れの中での基準となるタイミ
    ング間隔としての位相を変更することである、特許請求
    の範囲第2項に記載の装置。
  17. 【請求項17】前記製造物の相対的な位置を調整するこ
    とは、前記製造物間の間隔を変更することであり、前記
    製造物の各々の折り目の間の平均的な間隔よりも前記摺
    動歯の間の長手方向の間隔が大きくなるように調整する
    ことである、特許請求の範囲第2項に記載の装置。
  18. 【請求項18】複数個の折り返された偏平な製造物が互
    いに重なり合って移動する製造物の連続した流れにおけ
    る製造物の相対的な位置を調整するための装置の動作を
    制御する方法であって、 前記製造物は、所定の間隔パターンからずれた間隔を有
    して前記流れの中に置かれて所定の方向に移動してお
    り、 前記装置は、 前記流れの両側に対をなして配置され、かつ同数の摺動
    歯からなる第1と第2の摺動歯群と、 前記第1と第2の摺動歯群に含まれる各摺動歯が前記流
    れの方向に距離を隔てて、かつ前記流れに対して互いに
    対向して対になって動作するように、前記第1と第2の
    摺動歯群をそれぞれ、移動可能に支持するための第1と
    第2の支持手段とを備え、 前記第1と第2の支持手段の各々は、 前記各摺動歯の対が個々の前記製造物に係合しかつ個々
    の前記製造物を進めることができるように、前記流れに
    沿って前記摺動歯群を移動させるために前記摺動歯群を
    支持する支持体と、 前記流れの移動速度と異なる選択された速度で前記支持
    体を駆動するための駆動手段とを含んでおり、 前記方法は、 前記製造物間の間隔または位相のいずれかを変更するた
    めに前記流れにおける前記製造物の平均的な間隔と前記
    流れの速度とに対して、前記摺動歯の間隔と前記駆動手
    段の速度とを選択しかつ設定することを含む、方法。
  19. 【請求項19】前記流れの中で接近する前記製造物の間
    の平均的な間隔よりも長くなるように前記摺動歯の間の
    間隔を選択し、前記製造物間の間隔の変更を行なうこと
    を含む、特許請求の範囲第18項に記載の方法。
  20. 【請求項20】搬入される前記製造物の間の平均的な間
    隔に対する前記製造物の間の所望の間隔の比率と、前記
    搬入速度との積につりあうように前記駆動手段の速度を
    選択することを含む、特許請求の範囲第19項に記載の方
    法。
  21. 【請求項21】前記装置は、搬入する前記製造物を運搬
    するための搬入ベルトと、前記搬入ベルトから前記製造
    物を受取り、前記調整装置に前記製造物を運搬するため
    の搬送ベルトと、前記調整された製造物を取出すための
    搬送ベルトとを含み、 前記方法は、 前記搬入ベルトの速度と等しくなるように前記搬送ベル
    トの速度を選択することと、 前記搬出ベルトの速度と等しくなるように前記調整装置
    の前記駆動手段の速度を選択することとを含む、特許請
    求の範囲第20項に記載の方法。
  22. 【請求項22】前記装置は、搬入する前記製造物を運搬
    するための搬入ベルトと、前記搬入ベルトから前記製造
    物を受取り、前記調整装置に前記製造物を運搬するため
    の搬送ベルトと、前記調整された製造物を取出すための
    搬送ベルトとを含み、 前記方法は、 前記搬入ベルトの速度と等しくなるように前記搬送ベル
    トの速度を選択することと、 前記搬出ベルトの速度と等しくなるように前記調整装置
    の前記駆動手段の速度を選択することとを含む、特許請
    求の範囲第19項に記載の方法。
  23. 【請求項23】搬出される前記製造物の間の所望の間隔
    と等しくなるように前記摺動歯間の長手方向の間隔を選
    択し、前記製造物の流れの位相の変更を行なうことを含
    む、特許請求の範囲第18項に記載の方法。
  24. 【請求項24】搬入される前記製造物の間の平均的な間
    隔に対する前記製造物の間の所望の間隔の比率と、搬入
    速度との積につりあうように前記駆動手段の速度を選択
    することを含む、特許請求の範囲第23項に記載の方法。
  25. 【請求項25】前記装置は、搬入する前記製造物を運搬
    するための搬入ベルトと、前記搬入ベルトから前記製造
    物を受取り、前記調整装置に前記製造物を運搬するため
    の搬送ベルトと、前記調整された製造物を取出すための
    搬出ベルトとを含み、 前記方法は、 前記搬入ベルトの速度と等しくなるように前記搬出ベル
    トの速度を選択することと、 前記搬出ベルトの速度と等しくなるように前記調整装置
    の前記駆動手段の速度を選択することとを含む、特許請
    求の範囲第24項に記載の方法。
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