JP2558288Y2 - 柱カバー取付構造 - Google Patents

柱カバー取付構造

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JP2558288Y2
JP2558288Y2 JP7056292U JP7056292U JP2558288Y2 JP 2558288 Y2 JP2558288 Y2 JP 2558288Y2 JP 7056292 U JP7056292 U JP 7056292U JP 7056292 U JP7056292 U JP 7056292U JP 2558288 Y2 JP2558288 Y2 JP 2558288Y2
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一郎 山名
ステグマン ロバート
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ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、建物躯体のバルコニー
部に打設したコンクリート製柱等の柱に柱カバーを取付
ける構造に関する。
【0002】
【従来の技術】柱に柱カバーを取付ける構造としては例
えば実公昭58−32506号公報に示すものが知られ
ている。すなわち、柱の各側面における両端部に弾性係
止片をそれぞれ取付け、柱の各側面と対向するカバー材
の両端部に弾性係合片をそれぞれ取付け、その弾性係合
片を弾性係止片に係合することで各カバー材を柱の各側
面と対向してそれぞれ取付けた柱カバー取付構造が知ら
れている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】かかる柱カバー取付構
造であると、カバー材の取付精度は弾性係止片と弾性係
合片の取付精度によって決定されるので、柱の各側面両
端部に弾性係止片を位置決めして精度良く取付ける必要
があり、その弾性係止片の取付け作業が大変面倒とな
る。特に建物躯体に打設したコンクリート製柱は側面に
凹凸があるので、前述のように柱の各側面に弾性係止片
を位置決めして精度良く取付けるのは大変面倒で困難で
ある。このために、柱にカバー材を精度良く取付けるこ
とは大変困難である。
【0004】そこで、本考案は前述の課題を解決できる
ようにした柱カバー取付構造を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】一対の第1カバー材12
の内側面左右両端部に上下方向に間隔を置いて複数の支
持ピン23を有する受け具20をそれぞれ取付け、一対
の第2カバー材13の内側面左右両端部に上下方向に間
隔を置いて前記支持ピン23に嵌合する複数の取付溝3
4を有する取付具30をそれぞれ取付け、前記一対の第
1カバー材12を柱3の一対の第1外側面10にファス
ナーで連結し、前記一対の第2カバー材13を取付具3
0の取付溝34を受け具20の支持ピン23に嵌合して
一対の第1カバー材12,12間に取付けた柱カバー取
付構造。
【0006】
【作 用】ファスナーで柱3の一対の第1外側面10
に取付けた一対の第1カバー材12間に第2カバー材1
3を取付けることで第2カバー材13を第1カバー材1
2を基準として柱3に位置決めして精度良く取付けでき
る。
【0007】
【実 施 例】図1と図2と図3と図4に示すように、
建物躯体1のバルコニー部2には柱3が打設され、この
柱3に柱カバー4が取付けてあると共に、バルコニー部
2の突出端部分に横カバー5が取付けてあり、上下に隣
接する横カバー5の一方は柱カバー4と面内方向に同一
面で、他方は柱カバー4より面内方向室内側寄りとなっ
てセットバックしており、これによって面内方向に同一
面となった上下の横カバー5,5と左右の柱カバー4,
4が四周連続し、その上下の横カバー5,5間の横カバ
ー5がセットバックして外観意匠を見栄え良くしてい
る。
【0008】前記柱3は図5に示すように、相対向した
一対の第1外側面10,10と相対向した一対の第2外
側面11,11によって矩形断面形状となり、前記柱カ
バー4は相対向した一対の第1カバー材12,12と相
対向した一対の第2カバー材13,13を矩形断面中空
形状連結してある。前記第1カバー材12と第2カバー
材13は芯材14に表面板15と裏面板16を添着して
成り、その表面板15の上下左右端縁部は芯材14、裏
面板16より外方に突出し、その突出部は鉤形に折曲し
て受け片15aを形成している。
【0009】図5に示すように、前記一対の第1カバー
材12の内側面(裏面板16)の左右方向両端寄りに受
け具20がそれぞれ取付けられ、この受け具20は図5
と図6に示すように取付基板21にL字板22を一体的
に設けてほぼコ字状となり、その取付基板21とL字板
22に亘って支持ピン23を上下方向に間隔を置いて複
数取付けてあり、前記取付基板21の端部21aは表面
板15の受け片15aに接して不定形シール材24でシ
ールされ、取付基板21とL字板22に第1・第2シー
ル材25,26が装着してある。
【0010】図5に示すように前記一対の第2カバー材
13の内側面(裏面板16)の左右両端寄りに取付具3
0がそれぞれ取付けてあり、この取付具30は図4と図
5に示すように取付基板31と取付板32でほぼT字状
となり、その取付板32の一端部32aは表面板15の
受け15aに接して不定形シール材33でシールされ、
取付板32の他端部32bにはほぼ上向L字状となって
取付溝34が上下方向に間隔を置いて前記支持ピン23
と対向してそれぞれれ形成してあり、この取付溝34を
支持ピン23に嵌合することで第2カバー材13を第1
カバー材12に取付けでき、前記第1・第2シール材2
5,26が取付板32に圧接して第1カバー材12と第
2カバー材13の連結部をシールしている。
【0011】前記第1カバー材12の上端部が図7に示
すようにファスナー40で柱3の第1外側面10に取付
けてあり、このファスナー40はL字状の柱側ブラケッ
ト41とカバー材側ブラケット42より成っており、そ
の柱側ブラケット41の縦片43が固着具44で柱3の
第1外側面10に取付けられて横片45が第1カバー材
12側に向い、前記カバー材側ブラケット42は取付縦
片46と横片47とその横片47に一体的に設けた第1
・第2上向片48,49を有し、その取付縦片46が固
着具50で第1カバー材12の内側面上端寄りに取付け
られ、取付縦片46の上端部46aが表面板15の受け
片15aに接して不定形シール材51でシールしてあ
り、横片47が前記柱側ブラケット41の横片45に載
置し、その横片45の大径孔45aを挿通した固着具5
2で連結されており、第1カバー材12を柱3の第1外
側面10に位置決めして精度良く取付けできる。
【0012】前記第1カバー材12の内側面(裏板1
6)の下端寄りには図7に示すように連結ブラケット5
3が取付けてあり、この連結ブラケット53は図7に示
すように取付縦板54に係止片55と鉤片56を一体的
に設けてあり、その取付縦板54を第1カバー材12の
内側面下端寄りにリベット57で取付けて、その鉤片5
6を表面板15の受け片15aに接して不定形シール材
58でシールしてある。そして、前記連結ブラケット5
3の係止片55が前記カバー材側ブラケット42の第2
上向片49に形成した係合溝49aに係合して上方の第
1カバー材12の下端部が下方の第1カバー材12の上
端部に位置決めして連結される。
【0013】前記横カバー5は図4に示すように横板6
0と縦板61でL字状となった横カバー材62を建物躯
体1のバルコニー部2の突出部分に左右方向に複数取付
けて成り、その横カバー材62はバルコニー部2に取付
けてある。
【0014】
【考案の効果】ファスナーで柱3の一対の第1外側面1
0に取付けた一対の第1カバー材12間に第2カバー材
13を取付けることで第2カバー材13を第1カバー材
12を基準として柱3に位置決めして精度良く取付けで
きるので、一対の第1カバー材12をファスナーによっ
て位置決めして精度良く柱3の一対の第1外側面10に
取付けるだけで一対の第1カバー材12と一対の第2カ
バー材13を柱3に位置決めして精度良く取付けでき、
柱3に柱カバー4を簡単に精度良く位置決めして取付け
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】建物の一部外観正面図である。
【図2】バルコニー部分の縦断面図である。
【図3】バルコニー部分の横断面図である。
【図4】柱カバーと横カバー部分の斜視図である。
【図5】柱カバー取付部の横断面図である。
【図6】受け具と取付具の斜視図である。
【図7】上下に隣接する柱カバー連結部の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1…建物躯体、2…バルコニー部、3…柱、4…柱カバ
ー、10…第1外側面、11…第2外側面、12…第1
カバー材、13…第2カバー材、20…受け具、23…
支持ピン、30…取付具、34…取付溝。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対向した一対の第1外側面10,10
    と相対向した一対の第2外側面11,11を有する矩形
    断面形状の柱3に、この柱3の一対の第1外側面10,
    10と対向した一対の第1カバー材12、一対の第2外
    側面11,11と対向した一対の第2カバー材13,1
    3より成る柱カバー4を取付ける構造において、 前記一対の第1カバー材12の内側面左右両端部に上下
    方向に間隔を置いて複数の支持ピン23を有する受け具
    20をそれぞれ取付け、前記一対の第2カバー材13の
    内側面左右両端部に上下方向に間隔を置いて前記支持ピ
    ン23に嵌合する複数の取付溝34を有する取付具30
    をそれぞれ取付け、前記一対の第1カバー材12を柱3
    の一対の第1外側面10にファスナーで連結し、前記一
    対の第2カバー材13を取付具30の取付溝34を受け
    具20の支持ピン23に嵌合して一対の第1カバー材1
    2,12間に取付けたことを特徴とする柱カバー取付構
    造。
JP7056292U 1992-10-09 1992-10-09 柱カバー取付構造 Expired - Lifetime JP2558288Y2 (ja)

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JP7056292U JP2558288Y2 (ja) 1992-10-09 1992-10-09 柱カバー取付構造

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JP7056292U JP2558288Y2 (ja) 1992-10-09 1992-10-09 柱カバー取付構造

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JPH0635493U JPH0635493U (ja) 1994-05-13
JP2558288Y2 true JP2558288Y2 (ja) 1997-12-24

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