JP2557979Y2 - プラスチック被覆線条体入り金属管の接続部 - Google Patents

プラスチック被覆線条体入り金属管の接続部

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JP2557979Y2
JP2557979Y2 JP1518793U JP1518793U JP2557979Y2 JP 2557979 Y2 JP2557979 Y2 JP 2557979Y2 JP 1518793 U JP1518793 U JP 1518793U JP 1518793 U JP1518793 U JP 1518793U JP 2557979 Y2 JP2557979 Y2 JP 2557979Y2
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正登 高坂
繁夫 清水
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、高い強度を有するプラ
スチック被覆線条体入り金属管の接続部に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチック被覆線条体入り金属管は、
プラスチック被覆メタル心線又はプラスチック被覆光フ
ァイバ心線等のプラスチック被覆線条体をSUS,鉄,
Al等の金属管に収容したものである。そしてこのプラ
スチック被覆線条体入り金属管は、流体輸送管や電力ケ
ーブルの外側に外装線と一緒に巻き付けて、流体輸送や
送電と、通信制御機器のコントロール等の信号伝送とを
同時に行う目的で用いられる。ところで、この種のプラ
スチック被覆線条体入り金属管の接続は、内部の線条体
を接続したあと、外周の金属管同士を、溶接又は冷間圧
接又は金属管端部に設けたフランジをボルト締めする等
の方法によりなされていた。しかしながら、上記の接続
方法はいずれも、敷設時に加わる張力や捩じれに対して
強度的に不十分であった。その上、溶接法ではプラスチ
ック被覆線条体が熱的に損傷し、又フランジ法では所要
の気密性が得られないという問題があった。
【0003】このようなことから、スリーブ式接続部が
開発された(実開平 3-96605号公報参照)。このスリー
ブ式接続部は、図3にその縦断面図を示したように、金
属管本体1にプラスチック被覆線条体2を挿入して構成
された2本のプラスチック被覆線条体入り金属管3の、
プラスチック被覆線条体2同士を接続し、その外周の2
本の金属管本体1端部に接続スリーブ4を跨がせて被
せ、前記接続スリーブ4を2本の金属管本体1の各々の
所定箇所にかしめて圧着し、更に前記接続スリーブ4の
端部を金属管本体1に気密溶接し、更にこの接続スリー
ブ4上に熱収縮チューブ8を被覆して構成したものであ
った。5は圧着接続部、6は溶接部、7はプラスチック
被覆線条体接続部である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
スリーブ式接続部は、接続部が他の部分よりスリーブを
被せた分だけ太くなり、この為、接続部は、製造時や搬
送時又は海底敷設時に床や地面や海底と擦れあって、接
続部には外力が他の部分より余計にかかり、その結果溶
接部が損傷して内部の気密性が損われ、金属管内に海水
が浸入するというような問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記の課題を
解決したプラスチック被覆線条体入り金属管の接続部を
提供するもので、プラスチック被覆線条体入り金属管を
相互に接続した接続部であって、前記プラスチック被覆
線条体同士を接続し、前記金属管を接続スリーブを介し
て相互に連結し、前記接続スリーブの両端部を前記金属
管に溶接したプラスチック被覆線条体入り金属管の接続
部において、接続スリーブの軸線方向の両側に、保護部
を介してストッパスリーブを設けたことを第1考案と
し、前記考案において、ストッパスリーブの接続スリー
ブと反対側の端部の外径は、端部方向に漸次縮径してい
ることを第2考案とするものである。ここで、保護部と
は、金属管、接続スリーブおよびストッパスリーブの間
に生ずる空隙部にプラスチック、FRPあるいはゴムな
どからなる保護材を充填した部分を意味している。
【0006】
【作用】上述のように、接続スリーブの軸線方向の両側
に、保護部を介してストッパスリーブを設けて接続部を
構成すると、接続スリーブと金属管本体の溶接部に加わ
る応力は、径方向については保護部により緩和され、長
手方向についてはストッパスリーブにより緩和されるの
で、接続部の強度が向上する。また、保護部は遮水性を
有するため、接続部の防水性も向上する。さらに、接続
部両側のストッパスリーブ間に凹凸がなくなるので、作
業により接続部に加わる外力が減少する。さらに、スト
ッパスリーブの接続スリーブと反対側の端部の外径を、
端部方向に漸次縮径すると、その部分の金属管に加わる
応力を長手方向に緩和させることができる。
【0007】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて本考案
を詳細に説明する。図1は本考案の接続部の一実施例を
示す縦断面図である。図中の符号は、従来技術の説明に
用いた図3における符号と同一である。本実施例におい
て、プラスチック被覆線条体入り金属管3は、プラスチ
ック被覆光ファイバ心線またはプラスチック被覆メタル
心線などのプラスチック被覆線条体2を、ステンレスス
チール、鉄あるいはアルミニウムなどの金属管本体1内
に収容して構成されている。2本のプラスチック被覆線
条体入り金属管3相互の接続は、接続スリーブ4を介し
て行われており、接続スリーブ4の両端部で接続スリー
ブ4と金属管本体1を複数の圧着接続部5により機械的
に接続している。また、金属管本体1と接続スリーブ4
との気密封止を、接続スリーブ4端部と金属管本体1を
溶接して溶接部6を形成して行っている。さらに、溶接
部6に隣接して、金属管本体1上にストッパスリーブ1
0をかしめ、溶接などにより固定する。金属管本体1、
接続スリーブ4、ストッパスリーブ10により設けられ
た空隙部には、接続スリーブ4およびストッパスリーブ
10の側面に合わせて、プラスチック、FRP、ゴムな
どの保護材あるいは保護テープなどを充填し、保護部1
1を形成する。これにより、溶接部6の防水性が向上
し、また、接続スリーブ4とストッパスリーブ10間の
凹凸がなくなるので、接続部に損傷が生じる恐れが少な
くなる。
【0008】このようにして構成された接続部の外周に
は、従来通りに、溶接部6を覆うように、接続スリーブ
4の端部と金属管本体1との間を、あるいは、接続スリ
ーブ4全体を覆うように金属管本体1の一方から他方に
またがり、接続スリーブ4の外周上に一層または複数層
の保護テープを巻回して保護テープ層9を設ける。さら
にその保護テープ層9の外周には、金属管本体1の一方
から他方にまたがり接続部全体を覆うように熱収縮チュ
ーブ8を被せる。
【0009】ストッパスリーブ10の金属管本体1への
装着方法には、各種の方法がある。例えば、図2(a)
〜(c)は、ストッパスリーブ10を金属管本体1へ装
着した状態の断面図である。図2(a)では、ストッパ
スリーブ10は円筒状をなしており、保護部11と反対
側の端部において金属管本体1に溶接され、ストッパス
リーブ10端部からなだらかな傾斜をして外径が徐徐に
小さくなる溶接部6aが形成されている。この場合、ス
トッパスリーブ10を金属管本体1に圧着固定すれば、
ストッパスリーブ10の金属管本体1への固定が一層確
実になる。また、図2(b)では、ストッパスリーブ1
0は、保護部11と反対側の端部からなだらかな傾斜を
して、外径が徐徐に縮径しており、金属管本体1に圧着
固定されている。この場合、ストッパスリーブ10の保
護部11側端部を溶接してもよい。さらに、図2(c)
では、ストッパスリーブ10は、全体の外径が、保護部
11側から徐徐に縮径しており、金属管本体1に圧着固
定されている。この場合、ストッパスリーブ10の保護
部11側端部を溶接してもよい。
【0010】
【効果】以上説明したように本考案によれば、プラスチ
ック被覆線条体入り金属管を相互に接続した接続部であ
って、前記プラスチック被覆線条体同士を接続し、前記
金属管を接続スリーブを介して相互に連結し、前記接続
スリーブの両端部を前記金属管に溶接したプラスチック
被覆線条体入り金属管の接続部において、接続スリーブ
の軸線方向の両側に、保護部を介してストッパスリーブ
を設けるため、接続スリーブと金属管本体の溶接部に加
わる応力は緩和され、さらに、作業により接続部に加わ
る外力が減少するという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかるプラスチック被覆線条体入り金
属管の接続部の一実施例の縦断面図である。
【図2】(a)〜(c)は、ストッパスリーブを金属管
本体へ装着した状態の縦断面図である。
【図3】従来のプラスチック被覆線条体入り金属管の接
続部の縦断面図である。
【符号の説明】
1 金属管本体 2 プラスチック被覆線条体 3 プラスチック被覆線条体入り金属管 4 接続スリーブ 5 圧着接続部 6、6a 溶接部 7 プラスチック被覆線条体接続部 8 熱収縮チューブ 9 保護テープ層 10 ストッパスリーブ 11 保護部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック被覆線条体入り金属管を相
    互に接続した接続部であって、前記プラスチック被覆線
    条体同士を接続し、前記金属管を接続スリーブを介して
    相互に連結し、前記接続スリーブの両端部を前記金属管
    に溶接したプラスチック被覆線条体入り金属管の接続部
    において、接続スリーブの軸線方向の両側に、保護部を
    介してストッパスリーブを設けたことを特徴とするプラ
    スチック被覆線条体入り金属管の接続部。
  2. 【請求項2】 ストッパスリーブの接続スリーブと反対
    側の端部の外径は、端部方向に漸次縮径していることを
    特徴とする請求項1記載のプラスチック被覆線条体入り
    金属管の接続部。
JP1518793U 1993-03-05 1993-03-05 プラスチック被覆線条体入り金属管の接続部 Expired - Fee Related JP2557979Y2 (ja)

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