JP2556746B2 - 画像記憶装置 - Google Patents
画像記憶装置Info
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- JP2556746B2 JP2556746B2 JP1101383A JP10138389A JP2556746B2 JP 2556746 B2 JP2556746 B2 JP 2556746B2 JP 1101383 A JP1101383 A JP 1101383A JP 10138389 A JP10138389 A JP 10138389A JP 2556746 B2 JP2556746 B2 JP 2556746B2
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Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、ビデオプリンタなどに好適な画像記憶装置
に関する。
に関する。
<従来の技術> 一般に、ビデオプリンタなどにおける画像信号の処理
は、第7図に示されるように、画像信号を、周期T毎に
標本化し、量子化を行って、例えば、5ビットの2進デ
ータに変換して記憶素子に記憶する。また、再生の際に
は、記憶素子から2進データを読み出し、標本値に戻し
た後、ローパスフィルタによって平滑化して画像信号に
戻すようにしている。
は、第7図に示されるように、画像信号を、周期T毎に
標本化し、量子化を行って、例えば、5ビットの2進デ
ータに変換して記憶素子に記憶する。また、再生の際に
は、記憶素子から2進データを読み出し、標本値に戻し
た後、ローパスフィルタによって平滑化して画像信号に
戻すようにしている。
この場合、サンプリング定理から画像信号の帯域B
は、 B=f/2 但し、f=1/T(標本化の繰り返し周波数)となるこ
とは良く知られている。
は、 B=f/2 但し、f=1/T(標本化の繰り返し周波数)となるこ
とは良く知られている。
第8図は、上述の信号処理を行う従来例のビデオプリ
ンタにおける画像記憶装置の概略構成図である。
ンタにおける画像記憶装置の概略構成図である。
プリントするために取り込まれる入力画像は、A/D変
換回路1によって1回の標本化により、1ビットのデー
タに量子化され、1対n並列変換回路2により、並列デ
ータに変換されてn回の標本化データn×1ビットにま
とめられ記憶素子5に記憶される。
換回路1によって1回の標本化により、1ビットのデー
タに量子化され、1対n並列変換回路2により、並列デ
ータに変換されてn回の標本化データn×1ビットにま
とめられ記憶素子5に記憶される。
画像の再生の際には、n×1ビットずつ読み出される
データが、n対1直列変換回路8により、1ビットの直
列データに変換され、D/A変換回路9で標本値に変換し
た後、ローパルスフィルタ10によって平滑化して画像信
号として出力するようにしている。なお、110は、各部
を制御する制御回路である。
データが、n対1直列変換回路8により、1ビットの直
列データに変換され、D/A変換回路9で標本値に変換し
た後、ローパルスフィルタ10によって平滑化して画像信
号として出力するようにしている。なお、110は、各部
を制御する制御回路である。
<発明が解決しようとする課題> このような従来例のビデオプリンタにおける画像記憶
装置において、回路構成を簡素化してコストの低減を図
るために、標本化周波数を低くして記憶素子5の容量を
少なくしようとすると、画像信号の帯域が狭くなり、再
生画像が劣化するという問題があった。
装置において、回路構成を簡素化してコストの低減を図
るために、標本化周波数を低くして記憶素子5の容量を
少なくしようとすると、画像信号の帯域が狭くなり、再
生画像が劣化するという問題があった。
本発明は、上述の点に鑑みて為されたものであって、
画像記憶装置の構成を簡素化してコストの低減を図ると
ともに、再生画像の劣化を可及的に低減することを目的
とする。
画像記憶装置の構成を簡素化してコストの低減を図ると
ともに、再生画像の劣化を可及的に低減することを目的
とする。
<課題を解決するための手段> 本発明では、上述の目的を達成するために、入力され
る画像信号を所定のビット数のデジタルデータに変換す
るA/D変換回路と、このA/D変換回路の出力を、前記所定
のビット数毎の複数組の並列データに変換する並列変換
回路と、選択信号に基づいて、前記複数組の並列データ
の内の所要数組の並列データを選択する選択回路と、こ
の選択回路によって選択される所要数組の組み合わせ
が、画像信号の1フィールドおよび1ラインごとにそれ
ぞれ異なるように、各組を規則的に切り換える前記選択
信号を出力する選択制御回路と、前記選択回路で選択さ
れた所要数組の並列データが書き込まれるメモリと、こ
のメモリから読み出された所要数組の並列データに基づ
いて、前記選択回路で選択されなかった並列データに対
応する補間データを演算出力する演算回路と、前記メモ
リから読み出された所要数組の並列データを、前記補間
データで補間することにより、前記複数組の並列データ
として再生出力するデータ再生回路と、このデータ再生
回路からの複数組の並列データを前記所定のビット数の
デジタルデータに変換する直列変換回路と、この直列変
換回路からのデジタルデータをD/A変換するD/A変換回路
とを備えている。
る画像信号を所定のビット数のデジタルデータに変換す
るA/D変換回路と、このA/D変換回路の出力を、前記所定
のビット数毎の複数組の並列データに変換する並列変換
回路と、選択信号に基づいて、前記複数組の並列データ
の内の所要数組の並列データを選択する選択回路と、こ
の選択回路によって選択される所要数組の組み合わせ
が、画像信号の1フィールドおよび1ラインごとにそれ
ぞれ異なるように、各組を規則的に切り換える前記選択
信号を出力する選択制御回路と、前記選択回路で選択さ
れた所要数組の並列データが書き込まれるメモリと、こ
のメモリから読み出された所要数組の並列データに基づ
いて、前記選択回路で選択されなかった並列データに対
応する補間データを演算出力する演算回路と、前記メモ
リから読み出された所要数組の並列データを、前記補間
データで補間することにより、前記複数組の並列データ
として再生出力するデータ再生回路と、このデータ再生
回路からの複数組の並列データを前記所定のビット数の
デジタルデータに変換する直列変換回路と、この直列変
換回路からのデジタルデータをD/A変換するD/A変換回路
とを備えている。
<作用> 上記構成によれば、標本化したすべての画像データを
メモリに記憶するのではなく、選択回路で規則的に選択
されたデータのみを記憶し、記憶されなかったデータ
は、演算回路によって演算された補間データにより補間
するようにしているので、メモリの記憶容量を低減でき
るとともに、再生画像の劣化も抑制できることになる。
メモリに記憶するのではなく、選択回路で規則的に選択
されたデータのみを記憶し、記憶されなかったデータ
は、演算回路によって演算された補間データにより補間
するようにしているので、メモリの記憶容量を低減でき
るとともに、再生画像の劣化も抑制できることになる。
<実施例> 以下、図面によって本発明の実施例について、詳細に
説明する。
説明する。
第1図は、本発明の一実施例のビデオプリンタにおけ
る画像記憶装置の概略構成図であり、第8図の従来例に
対応する部分には、同一の参照符を付す。
る画像記憶装置の概略構成図であり、第8図の従来例に
対応する部分には、同一の参照符を付す。
この実施例の画像記憶装置では、記憶容量を低減し、
かつ、再生画像の劣化を抑制するために、標本化したす
べての画像データを記憶素子に記憶するのではなく、規
則的に選択されたデータのみを記憶し、記憶されなかっ
たデータは、選択されたデータに基づいて演算された補
間データにより補間するよう次のように構成している。
かつ、再生画像の劣化を抑制するために、標本化したす
べての画像データを記憶素子に記憶するのではなく、規
則的に選択されたデータのみを記憶し、記憶されなかっ
たデータは、選択されたデータに基づいて演算された補
間データにより補間するよう次のように構成している。
すなわち、この画像記憶装置は、入力される画像信号
を所定のビット数(1ビット)のデジタルデータに変換
するA/D変換回路1と、このA/D変換回路1の出力を、所
定のビット数毎の複数組(n組)の並列データに変換す
る並列変換回路2と、選択信号に基づいて、複数組の並
列データの内の所要数組(m組)の並列データを選択す
る選択回路3と、この選択回路3によって選択される所
要数組の組み合わせが、画像信号の1フィールドおよび
1ラインごとにそれぞれ異なるように、各組を規則的に
切り換える選択信号を出力する選択制御回路4と、選択
回路3で選択された所要数組の並列データが書き込まれ
る記憶素子(メモリ)5と、この記憶素子5から読み出
された所要数組の並列データに基づいて、選択回路3で
選択されなかった並列データに対応する補間データを演
算出力する演算回路6と、記憶素子5から読み出された
所要数組の並列データを、補間データで補間することに
より、複数組の並列データとして再生出力するデータ再
生回路7と、このデータ再生回路7からの並列データを
所定のビット数(1ビット)のデジタルデータに変換す
る直列変換回路8と、この直列変換回路8からのデジタ
ルデータをD/A変換するD/A変換回路9と、このD/A変換
回路9の出力が与えられるローパルスフィルタ10と、各
部を制御する制御回路11とを備えている。
を所定のビット数(1ビット)のデジタルデータに変換
するA/D変換回路1と、このA/D変換回路1の出力を、所
定のビット数毎の複数組(n組)の並列データに変換す
る並列変換回路2と、選択信号に基づいて、複数組の並
列データの内の所要数組(m組)の並列データを選択す
る選択回路3と、この選択回路3によって選択される所
要数組の組み合わせが、画像信号の1フィールドおよび
1ラインごとにそれぞれ異なるように、各組を規則的に
切り換える選択信号を出力する選択制御回路4と、選択
回路3で選択された所要数組の並列データが書き込まれ
る記憶素子(メモリ)5と、この記憶素子5から読み出
された所要数組の並列データに基づいて、選択回路3で
選択されなかった並列データに対応する補間データを演
算出力する演算回路6と、記憶素子5から読み出された
所要数組の並列データを、補間データで補間することに
より、複数組の並列データとして再生出力するデータ再
生回路7と、このデータ再生回路7からの並列データを
所定のビット数(1ビット)のデジタルデータに変換す
る直列変換回路8と、この直列変換回路8からのデジタ
ルデータをD/A変換するD/A変換回路9と、このD/A変換
回路9の出力が与えられるローパルスフィルタ10と、各
部を制御する制御回路11とを備えている。
A/D変換回路1および並列変換回路2では、従来例と
同様に処理される。すなわち、A/D変換回路1では、入
力される画像信号を、周期T毎の標本化によって、1ビ
ットのデータに量子化し、1対nの並列変換回路2で
は、nT時間毎に、1ビット毎のn組の並列データ、すな
わち、1×nビットの並列データに変換する。
同様に処理される。すなわち、A/D変換回路1では、入
力される画像信号を、周期T毎の標本化によって、1ビ
ットのデータに量子化し、1対nの並列変換回路2で
は、nT時間毎に、1ビット毎のn組の並列データ、すな
わち、1×nビットの並列データに変換する。
選択回路3では、選択制御回路4からのnビットの選
択信号に基づいて、並列変換回路2からのn組の並列デ
ータの内のm組のデータを選択して出力する。
択信号に基づいて、並列変換回路2からのn組の並列デ
ータの内のm組のデータを選択して出力する。
記憶素子5では、この選択回路3で選択された1×m
ビットのデータが順次記憶される。したがって、標本化
されたすべてのデータ1×mビットを順次記憶する従来
例に比べて記憶素子5の記憶容量を低減することができ
る。
ビットのデータが順次記憶される。したがって、標本化
されたすべてのデータ1×mビットを順次記憶する従来
例に比べて記憶素子5の記憶容量を低減することができ
る。
選択制御回路4では、選択回路3によって選択される
所要数組の組み合わせが、画像信号の1フィールドおよ
び1ラインごとにそれぞれ異なるように、各組を規則的
に切り換える選択信号を出力する。この実施例では、後
述するように、奇数フィールドであるか偶数フィールド
であるか、さらに、奇数ラインであるか偶数ラインであ
るかに応じて選択する組を規則的に切換えるようにして
いる。このnビットの選択信号は、データ再生回路7に
も与えられている。
所要数組の組み合わせが、画像信号の1フィールドおよ
び1ラインごとにそれぞれ異なるように、各組を規則的
に切り換える選択信号を出力する。この実施例では、後
述するように、奇数フィールドであるか偶数フィールド
であるか、さらに、奇数ラインであるか偶数ラインであ
るかに応じて選択する組を規則的に切換えるようにして
いる。このnビットの選択信号は、データ再生回路7に
も与えられている。
画像の再生の際には、記憶素子5から1×mビットの
並列データが読み出されてデータ再生回路7および演算
回路6に与えられる。
並列データが読み出されてデータ再生回路7および演算
回路6に与えられる。
演算回路6では、記憶素子5から読み出されたm組の
並列データに基づいて、選択回路3で選択されなかった
n−m組の並列データに対応する補間データを演算出力
する。例えば、画面上において、選択されなかったデー
タの上下あるいは左右に位置するデータの平均値を算出
して補間データとする。
並列データに基づいて、選択回路3で選択されなかった
n−m組の並列データに対応する補間データを演算出力
する。例えば、画面上において、選択されなかったデー
タの上下あるいは左右に位置するデータの平均値を算出
して補間データとする。
記憶素子5から読み出されたm組の並列データを、演
算回路6からのn−m組の補間データで補間することに
より、n組の並列データとして再生出力するデータ再生
回路7は、選択制御回路4からの選択信号を記憶し、再
生の際に記憶素子5の読み出しの制御などを行う選択位
置記憶回路12と、この選択位置記憶回路12の出力に基づ
いて、元の時間的相関となるようにデータを並べ直すデ
ータ再生部13とを備えている。
算回路6からのn−m組の補間データで補間することに
より、n組の並列データとして再生出力するデータ再生
回路7は、選択制御回路4からの選択信号を記憶し、再
生の際に記憶素子5の読み出しの制御などを行う選択位
置記憶回路12と、この選択位置記憶回路12の出力に基づ
いて、元の時間的相関となるようにデータを並べ直すデ
ータ再生部13とを備えている。
選択位置記憶回路12では、選択回路3でどの組の並列
データが選択されたかに対応するnビットの選択信号が
記憶されているので、これに基づいて、記憶素子5から
データを読み出す際に、選択されなかった組のデータを
読み出すタイミングでは読み出しを停止させるといった
制御を行う。
データが選択されたかに対応するnビットの選択信号が
記憶されているので、これに基づいて、記憶素子5から
データを読み出す際に、選択されなかった組のデータを
読み出すタイミングでは読み出しを停止させるといった
制御を行う。
データ再生部13は、基本的にデータセレクタから構成
されており、選択位置記憶回路12の出力に基づき、記憶
素子5から読み出されたデータと、演算回路6からの補
間データとの元の時間的相関となるように並べかえてn
組の並列データとして出力する。
されており、選択位置記憶回路12の出力に基づき、記憶
素子5から読み出されたデータと、演算回路6からの補
間データとの元の時間的相関となるように並べかえてn
組の並列データとして出力する。
このデータ再生部13からのn組の並列データは、従来
と同様に、n対1直列変換回路8によって、1ビットの
直列データに変換され、さらに、D/A変換回路9で標本
値列にされ、さらに、ローパスフィルタ10によって平滑
化されて出力されるようになっている。
と同様に、n対1直列変換回路8によって、1ビットの
直列データに変換され、さらに、D/A変換回路9で標本
値列にされ、さらに、ローパスフィルタ10によって平滑
化されて出力されるようになっている。
第2図は、以上の信号処理の流れを模式的に示した図
である。
である。
入力画像信号は、A/D変換されて1ビットの量子化デ
ータA,B…Z,Yとされ、並列変換回路2によって、1ビッ
ト毎のn組の並列データに変換される。このn組の並列
データの内のm組の並列データA,C…W,Xが選択回路3で
選択されて記憶素子5に記憶される。再生の際には、記
憶素子5からm組の並列データA,C…W,Xから読み出さ
れ、選択回路3で選択されなかった並列データに対応す
る補間データB′,Y′,Z′によって補間されてn組の並
列データA,B′C…X,Y′,Z′とされ、直列変換回路8に
より1ビットの直列データA,B′…Y′,Z′とされ、さ
らに、D/A変換、平滑化されて出力画像とされる。
ータA,B…Z,Yとされ、並列変換回路2によって、1ビッ
ト毎のn組の並列データに変換される。このn組の並列
データの内のm組の並列データA,C…W,Xが選択回路3で
選択されて記憶素子5に記憶される。再生の際には、記
憶素子5からm組の並列データA,C…W,Xから読み出さ
れ、選択回路3で選択されなかった並列データに対応す
る補間データB′,Y′,Z′によって補間されてn組の並
列データA,B′C…X,Y′,Z′とされ、直列変換回路8に
より1ビットの直列データA,B′…Y′,Z′とされ、さ
らに、D/A変換、平滑化されて出力画像とされる。
次に、選択回路3におけるデータの選択について、詳
細に説明する。例えば、n=4,m=3とした場合につい
て説明する。この実施例では、第3図(A)に示される
入力画像信号を標本化したデータの選択方式として、第
3図(B)〜第3図(E)に示される第1〜第4の4通
りの選択方式を採用し、これらを規則的に切換えるよう
にしている。第3図(B)〜第3図(E)において×
は、選択されないデータを示している。
細に説明する。例えば、n=4,m=3とした場合につい
て説明する。この実施例では、第3図(A)に示される
入力画像信号を標本化したデータの選択方式として、第
3図(B)〜第3図(E)に示される第1〜第4の4通
りの選択方式を採用し、これらを規則的に切換えるよう
にしている。第3図(B)〜第3図(E)において×
は、選択されないデータを示している。
この実施例では、奇数フィールドの奇数ラインは、第
1の選択方式を、奇数フィールドの偶数ラインは、第3
の選択方式を、また、偶数フィールドの奇数ラインは、
第2の選択方式を、偶数フィールドの偶数ラインは、第
4の選択方式により選択を行うようにしている。
1の選択方式を、奇数フィールドの偶数ラインは、第3
の選択方式を、また、偶数フィールドの奇数ラインは、
第2の選択方式を、偶数フィールドの偶数ラインは、第
4の選択方式により選択を行うようにしている。
第4図は、この実施例による画像の表示ドットを示す
図であり、●は、選択回路3で選択されたデータに対応
するドットを示し、○は、選択回路3で選択されず、上
下のデータによって補間された補間データに対応するド
ットをそれぞれ示している。
図であり、●は、選択回路3で選択されたデータに対応
するドットを示し、○は、選択回路3で選択されず、上
下のデータによって補間された補間データに対応するド
ットをそれぞれ示している。
第5図は、標本化したデータをすべて記憶して再生す
る従来例の表示ドットを示しており、この従来例の比べ
て本実施例では、記憶素子5の記憶容量が、3/4で済む
ことになる。
る従来例の表示ドットを示しており、この従来例の比べ
て本実施例では、記憶素子5の記憶容量が、3/4で済む
ことになる。
また、第6図に示されるように、標本化の周期を、従
来の4/3倍にしてすべてデータを記憶する場合、この場
合は、記憶容量は、本実施例と同じになるが、データを
補間する本実施例の方が、水平解像度が優れていること
になる。
来の4/3倍にしてすべてデータを記憶する場合、この場
合は、記憶容量は、本実施例と同じになるが、データを
補間する本実施例の方が、水平解像度が優れていること
になる。
このように標本化したすべての画像のデータを記憶素
子5に記憶させるものではないので、記憶素子5の容量
を低減できるとともに、記憶されなかったデータは、補
間データにより補間するとともに、補間する位置を、第
4図に示されるように規則的に変化させるので、補間位
置を固定した場合に比べて、補間が目立ちにくくなり、
再生画像の劣化も抑制できることになる。さらに、A/D
変換回路1、D/A変換回路9および記憶素子5以外をIC
化することにより、小形化することができるとともに、
コストの低減を図ることができる。
子5に記憶させるものではないので、記憶素子5の容量
を低減できるとともに、記憶されなかったデータは、補
間データにより補間するとともに、補間する位置を、第
4図に示されるように規則的に変化させるので、補間位
置を固定した場合に比べて、補間が目立ちにくくなり、
再生画像の劣化も抑制できることになる。さらに、A/D
変換回路1、D/A変換回路9および記憶素子5以外をIC
化することにより、小形化することができるとともに、
コストの低減を図ることができる。
なお、選択回路3におけるデータの選択方式および補
間データの演算方式は、上述の実施例に限るものではな
いのは勿論である。
間データの演算方式は、上述の実施例に限るものではな
いのは勿論である。
<発明の効果> 以上のように本発明によれば、標本化したすべての画
像データをメモリに記憶するのではなく、選択回路で規
則的に選択されたデータのみを記憶し、記憶されなかっ
たデータは、演算回路によって演算された補間データに
より補間するとともに、その補間位置を規則的に変化さ
せて目立ちにくくしているので、メモリの記憶容量を低
減できるとともに、画像の劣化も抑制できることにな
る。
像データをメモリに記憶するのではなく、選択回路で規
則的に選択されたデータのみを記憶し、記憶されなかっ
たデータは、演算回路によって演算された補間データに
より補間するとともに、その補間位置を規則的に変化さ
せて目立ちにくくしているので、メモリの記憶容量を低
減できるとともに、画像の劣化も抑制できることにな
る。
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図は第1
図の実施例の信号処理を説明するための図、第3図はデ
ータの選択方式を説明するための図、第4図は第1図の
実施例の表示ドットを示す図、第5図および第6図は従
来例の表示ドットを示す図、第7図は信号処理方式を説
明するための図、第8図は従来例のブロック図である。 1……A/D変換回路、2……並列変換回路、3……選択
回路、4……選択制御回路、5……記憶素子、6……演
算回路、7……データ再生回路、8……直列変換回路、
9……D/A変換回路。
図の実施例の信号処理を説明するための図、第3図はデ
ータの選択方式を説明するための図、第4図は第1図の
実施例の表示ドットを示す図、第5図および第6図は従
来例の表示ドットを示す図、第7図は信号処理方式を説
明するための図、第8図は従来例のブロック図である。 1……A/D変換回路、2……並列変換回路、3……選択
回路、4……選択制御回路、5……記憶素子、6……演
算回路、7……データ再生回路、8……直列変換回路、
9……D/A変換回路。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/907 B41J 3/00 Y
Claims (1)
- 【請求項1】入力される画像信号を所定のビット数のデ
ジタルデータに変換するA/D変換回路と、 このA/D変換回路の出力を、前記所定のビット数毎の複
数組の並列データに変換する並列変換回路と、 選択信号に基づいて、前記複数組の並列データの内の所
要数組の並列データを選択する選択回路と、 この選択回路によって選択される所要数組の組み合わせ
が、画像信号の1フィールドおよび1ラインごとにそれ
ぞれ異なるように、各組を規則的に切り換える前記選択
信号を出力する選択制御回路と、 前記選択回路で選択された所要数組の並列データが書き
込まれるメモリと、 このメモリから読み出された所要数組の並列データに基
づいて、前記選択回路で選択されなかった並列データに
対応する補間データを演算出力する演算回路と、 前記メモリから読み出された所要数組の並列データを、
前記補間データで補間することにより、前記複数組の並
列データとして再生出力するデータ再生回路と、 このデータ再生回路からの複数組の並列データを前記所
定のビット数のデジタルデータに変換する直列変換回路
と、 この直列変換回路からのデジタルデータをD/A変換するD
/A変換回路とを備えることを特徴とする画像記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1101383A JP2556746B2 (ja) | 1989-04-20 | 1989-04-20 | 画像記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1101383A JP2556746B2 (ja) | 1989-04-20 | 1989-04-20 | 画像記憶装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02279342A JPH02279342A (ja) | 1990-11-15 |
JP2556746B2 true JP2556746B2 (ja) | 1996-11-20 |
Family
ID=14299248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1101383A Expired - Fee Related JP2556746B2 (ja) | 1989-04-20 | 1989-04-20 | 画像記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2556746B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62230173A (ja) * | 1985-10-09 | 1987-10-08 | Hitachi Ltd | ビデオプリンタの信号制御装置 |
JPS63123292A (ja) * | 1986-11-12 | 1988-05-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 画像のサブサンプル方法 |
JP2590865B2 (ja) * | 1987-03-24 | 1997-03-12 | ソニー株式会社 | 高能率符号化された画像信号の復号装置 |
-
1989
- 1989-04-20 JP JP1101383A patent/JP2556746B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH02279342A (ja) | 1990-11-15 |
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