JP2556064Y2 - 記録装置 - Google Patents
記録装置Info
- Publication number
- JP2556064Y2 JP2556064Y2 JP1991063854U JP6385491U JP2556064Y2 JP 2556064 Y2 JP2556064 Y2 JP 2556064Y2 JP 1991063854 U JP1991063854 U JP 1991063854U JP 6385491 U JP6385491 U JP 6385491U JP 2556064 Y2 JP2556064 Y2 JP 2556064Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- recording
- thermal head
- transmitting member
- pressure transmitting
- Prior art date
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- Electronic Switches (AREA)
- Common Mechanisms (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案はサーマルヘッドを用いた
記録装置において、記録紙および記録ドラムにサーマル
ヘッドを均一な力で押圧することが可能であるサーマル
ヘッド付勢手段のヘッド押圧装置に関するものであり、
さらに詳しくはサーマルヘッドの着脱を容易に行う事が
できる記録装置のヘッド押圧装置に関する。
記録装置において、記録紙および記録ドラムにサーマル
ヘッドを均一な力で押圧することが可能であるサーマル
ヘッド付勢手段のヘッド押圧装置に関するものであり、
さらに詳しくはサーマルヘッドの着脱を容易に行う事が
できる記録装置のヘッド押圧装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の記録装置におけるサーマルヘッド
付勢手段としては、図３に示すように記録装置本体に両
端を回動自在に支持された記録ドラム２に、圧縮バネ４
を用いてサーマルヘッド３を押圧するように構成された
ものがあった。この装置では、押圧力を均一にするため
に複数箇所でサーマルヘッド３を圧縮バネ４で押圧する
ようなされている。
付勢手段としては、図３に示すように記録装置本体に両
端を回動自在に支持された記録ドラム２に、圧縮バネ４
を用いてサーマルヘッド３を押圧するように構成された
ものがあった。この装置では、押圧力を均一にするため
に複数箇所でサーマルヘッド３を圧縮バネ４で押圧する
ようなされている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】図３に示すサーマルヘ
ッド付勢手段において、サーマルヘッド３の交換を行う
場合、まずヘッド３をドラム２に付勢しているそれぞれ
の圧縮バネ４を全て取り除き、ヘッド３を支持金具６に
固定しているネジを取り外し、支持金具６を持ち上げて
ヘッド３を抜き出していた。このヘッド３の脱着に際し
て、実際はヘッド支持金具６と記録ドラム２との間隔が
非常に狭く構成されているので作業性が悪く、またヘッ
ドの発熱体を傷めることもあるという問題点があった。
ッド付勢手段において、サーマルヘッド３の交換を行う
場合、まずヘッド３をドラム２に付勢しているそれぞれ
の圧縮バネ４を全て取り除き、ヘッド３を支持金具６に
固定しているネジを取り外し、支持金具６を持ち上げて
ヘッド３を抜き出していた。このヘッド３の脱着に際し
て、実際はヘッド支持金具６と記録ドラム２との間隔が
非常に狭く構成されているので作業性が悪く、またヘッ
ドの発熱体を傷めることもあるという問題点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案に係わる記録装置
のヘッド押圧装置においては、ヘッドの取付部材とバネ
圧伝達部材を別個に設け、これらが着脱可能に構成され
るようにしたことを特徴とする。
のヘッド押圧装置においては、ヘッドの取付部材とバネ
圧伝達部材を別個に設け、これらが着脱可能に構成され
るようにしたことを特徴とする。
【０００５】
【作用】上記のように、ヘッド押圧装置をヘッドを取付
ける部分とバネ圧を伝達する部分とにわけて構成するこ
とにより、サーマルヘッドの交換等の作業を容易に行う
ことができる。
ける部分とバネ圧を伝達する部分とにわけて構成するこ
とにより、サーマルヘッドの交換等の作業を容易に行う
ことができる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図１は本発明のサーマルヘッド付勢手段の一実施例
を示す斜視図で、図２はヘッド押圧装置の断面図および
ヘッドを取り外すときの状態を表す断面図である。
る。図１は本発明のサーマルヘッド付勢手段の一実施例
を示す斜視図で、図２はヘッド押圧装置の断面図および
ヘッドを取り外すときの状態を表す断面図である。
【０００７】ヘッド押圧装置１は、一端が本体（バネス
テイ１５）に固定されたバネ１４に係止され、支軸１６
を中心に回動可能と構成されるヘッド圧伝達金具１２
と、このヘッド圧伝達金具１２にネジ１７１により脱着
可能に取り付けられるヘッド圧金具１１とで構成され
る。このヘッド圧金具１１はサーマルヘッド３に当接す
ると同時に、ネジ１７２によりサーマルヘッドの位置決
めを行っている。また、ヘッド圧金具１１がサーマルヘ
ッド３に当接する部分には突起が設けられており、これ
によってバネにより付勢される力が記録位置に集中する
よう構成されている。
テイ１５）に固定されたバネ１４に係止され、支軸１６
を中心に回動可能と構成されるヘッド圧伝達金具１２
と、このヘッド圧伝達金具１２にネジ１７１により脱着
可能に取り付けられるヘッド圧金具１１とで構成され
る。このヘッド圧金具１１はサーマルヘッド３に当接す
ると同時に、ネジ１７２によりサーマルヘッドの位置決
めを行っている。また、ヘッド圧金具１１がサーマルヘ
ッド３に当接する部分には突起が設けられており、これ
によってバネにより付勢される力が記録位置に集中する
よう構成されている。
【０００８】通常の記録を行う場合、ヘッド押圧装置１
は、バネ１４の弾性力（Ａ方向の力）により、支軸１６
を中心にＢ方向に回転するように力を受ける。これによ
りサーマルヘッド３を記録ドラム２および記録紙８にＣ
方向に押圧する。サーマルヘッド３はネジ１７２により
所望の記録位置に発熱抵抗体列が当接するよう位置づけ
られると同時に、ブッシュ１９によりＣ方向に自由度を
与えるよう構成されている。これは例えば、バネ１４の
弾性力が他のヘッド押圧装置のバネの弾性力と差が生じ
た場合、あるいはサーマルヘッドに変形が生じた場合に
おいても、サーマルヘッド全体において一様な押圧力を
付勢できるよう構成されている。この状態で記録ドラム
２により記録紙８を送り、ヘッド３の発熱抵抗体に電流
を選択的に印加することにより所望の記録を行う。
は、バネ１４の弾性力（Ａ方向の力）により、支軸１６
を中心にＢ方向に回転するように力を受ける。これによ
りサーマルヘッド３を記録ドラム２および記録紙８にＣ
方向に押圧する。サーマルヘッド３はネジ１７２により
所望の記録位置に発熱抵抗体列が当接するよう位置づけ
られると同時に、ブッシュ１９によりＣ方向に自由度を
与えるよう構成されている。これは例えば、バネ１４の
弾性力が他のヘッド押圧装置のバネの弾性力と差が生じ
た場合、あるいはサーマルヘッドに変形が生じた場合に
おいても、サーマルヘッド全体において一様な押圧力を
付勢できるよう構成されている。この状態で記録ドラム
２により記録紙８を送り、ヘッド３の発熱抵抗体に電流
を選択的に印加することにより所望の記録を行う。
【０００９】サーマルヘッド３の交換を行う場合、ヘッ
ド圧金具１１をネジ１７１によってヘッド圧伝達金具１
２より取り外す。この時、ヘッド圧伝達金具はバネ１４
によりＡ方向の力を受けてさらに回動しようとするが、
ストッパ１８を用いてこれを係止する。次に、サーマル
ヘッド３をヘッド圧金具１２より取り外す。サーマルヘ
ッド３を装着する場合にはこの逆の順序をたどって行
う。
ド圧金具１１をネジ１７１によってヘッド圧伝達金具１
２より取り外す。この時、ヘッド圧伝達金具はバネ１４
によりＡ方向の力を受けてさらに回動しようとするが、
ストッパ１８を用いてこれを係止する。次に、サーマル
ヘッド３をヘッド圧金具１２より取り外す。サーマルヘ
ッド３を装着する場合にはこの逆の順序をたどって行
う。
【００１０】
【考案の効果】以上説明したように本考案の記録装置
は、サーマルヘッドの交換等の作業を容易に行うことが
でき、かつヘッドを傷つける危険性も低減できるという
効果を奏する。
は、サーマルヘッドの交換等の作業を容易に行うことが
でき、かつヘッドを傷つける危険性も低減できるという
効果を奏する。
【図１】本考案のサーマルヘッド押圧装置の一実施例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図２】本考案のサーマルヘッド押圧装置の一実施例を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図３】従来のサーマルヘッド押圧装置の一実施例を示
す正面図および側面図である。
す正面図および側面図である。
１ ヘッド押圧装置 １１ ヘッド圧金具 １２ ヘッド圧伝達金具 １３ 突起 １４ バネ １５ バネステイ １６ 支軸 １７１ ネジ １７２ ネジ １８ ストッパ １９ ブッシュ ２ 記録ドラム ３ サーマルヘッド ４ 圧縮バネ ５ 軸 ６ 支持金具 ７ 表面パネル ８ 記録紙
Claims (1)
- 【請求項１】 記録ドラム２と、この記録ドラム２に支
持された記録紙８に当接するよう配置されたサーマルヘ
ッド３と、このサーマルヘッド３をその背面側から記録
ドラム２側に向けて押圧する押圧手段とを有し、上記サ
ーマルヘッド３の発熱部を所定の圧力で上記記録ドラム
２に支持された記録紙８に押し付けるよう構成した記録
装置において、 上記押圧手段は、 上記記録ドラム２に平行に掛け渡された支軸１６と、 この支軸１６を中心として所定の回転方向に回転力が付
与されるよう該支軸１６に取り付けられるとともに一端
に部材取りつけ構造が形成されたヘッド圧伝達部材１２
と、 一端が上記サーマルヘッド３の背面に取り付けられ、他
端に上記ヘッド圧伝達部材１２の部材取り付け構造に取
り付けられる部材取り付け構造を有したヘッド圧付与部
材１１と、 上記ヘッド圧伝達部材１２の部材取り付け構造と上記ヘ
ッド圧付与部材１１の部材取り付け構造を取り外し可能
に取り付ける取り付け部材１７１と、 から構成され、 上記ヘッド圧伝達部材１２に付与された回転力がこのヘ
ッド圧伝達部材１２およびヘッド圧付与部材１１により
伝達されて上記サーマルヘッド３を押圧するよう構成
し、 さらに、上記取り付け部材１７１を作用させて上記ヘッ
ド圧付与部材１１を上記ヘッド圧伝達部材１２から取り
外した際に、上記サーマルヘッドが上記ヘッド圧付与部
材１１とともに上記記録ドラム２の法線方向に取り出し
可能に構成した ことを特徴とする記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991063854U JP2556064Y2 (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991063854U JP2556064Y2 (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | 記録装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH057464U JPH057464U (ja) | 1993-02-02 |
| JP2556064Y2 true JP2556064Y2 (ja) | 1997-12-03 |
Family
ID=13241343
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991063854U Expired - Fee Related JP2556064Y2 (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | 記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2556064Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5042947A (ja) * | 1973-08-20 | 1975-04-18 | ||
| JPS55159987A (en) * | 1979-06-01 | 1980-12-12 | Nec Corp | Adjusting mechanism for pressing device of recording head |
-
1991
- 1991-07-17 JP JP1991063854U patent/JP2556064Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH057464U (ja) | 1993-02-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |