JP2555172B2 - 3ーフェノキシベンジル2ー(4ーアルコキシフェニル)ー2ーメチルプロピルエーテル類の分離方法 - Google Patents

3ーフェノキシベンジル2ー(4ーアルコキシフェニル)ー2ーメチルプロピルエーテル類の分離方法

Info

Publication number
JP2555172B2
JP2555172B2 JP63327867A JP32786788A JP2555172B2 JP 2555172 B2 JP2555172 B2 JP 2555172B2 JP 63327867 A JP63327867 A JP 63327867A JP 32786788 A JP32786788 A JP 32786788A JP 2555172 B2 JP2555172 B2 JP 2555172B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phenoxybenzyl
acid
formula
ether
methylpropyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63327867A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02174739A (ja
Inventor
裕二 福永
信雄 紫牟田
宏伸 堀江
隆一 三田
光政 梅本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Toatsu Chemicals Inc filed Critical Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority to JP63327867A priority Critical patent/JP2555172B2/ja
Publication of JPH02174739A publication Critical patent/JPH02174739A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2555172B2 publication Critical patent/JP2555172B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は式(II) 〔式(II)中、Rは低級アルキル基または水素原子であ
り、X1及びX2はそれぞれ水素原子またはフッ素原子であ
り、Y1、Y2は水素原子、塩素原子または臭素原子であ
る。〕で表される、3−フェノキシベンジル2−(4−
アルコキシフェニル)−2−メチルプロピルエーテル類
(以下、ベンジルメチルプロピルエーテル類と略記す
る。)の分離方法に関する。
さらに詳しくは、式(I) 〔式(I)中、R、X1、X2、Y1およびY2は前記式(I
I)中のR、X1、X2、Y1およびY2と同じ意味である。〕
で表される3−フェノキシベンジル2−(4−アルコキ
シフェニル)−1,1−ジメチルエチルエーテル〕と類
(以下、ベンジルメチルエチルエーテル類と略記す
る。)を不純物として含有する、前記式(II)のベンジ
ルメチルプロピルエーテル類から、効率良く式(II)の
化合物を分離する方法を提供するものである。
前記一般式(II)で示されるベンジルメチルプロピル
エーテル誘導体は、魚毒性が低く且つ、殺虫、殺ダニ活
性の著効な化合物であることが知られている。
しかしながら、農薬に関しては、有効成分のみ成ら
ず、含有不純物による環境汚染等も問題となっており、
原料および反応に起因する不純物はその混在を極力減少
させることが望まれている。
〔従来の技術および発明が解決しようとする課題〕
従来、式(II) 〔式(II)中、R、X1、X2、Y1およびY2は前記式(I
I)と同じ意味である。〕で表される、3−フェノキシ
ベンジル2−(4−アルコキシフェニル)−2−メチル
プロピルエーテル類の製造方法は、特公昭62−10493号
公報に示されている。例えば、該公報記載の方法では、
3−クロロ−4−エトキシネオフィルクロリドと3−フ
ェノキシベンジルアルコールを非プロトン性極性溶媒中
で塩基の存在下反応をさせ、目的縮合化合物3−フェノ
キシベンジル2−(3−クロロ−4−エトキシフェニ
ル)−2−メチルプロピルエーテルを得ているが、同時
に異性体である、3−フェノキシベンジル2−(3−ク
ロロ−4−エトキシフェニル)−1,1−ジメチルエチル
エーテルも無視できない量で生成している。
この異性体である前記式(I)で示されるベンジルジ
メチルエチルエーテル類と分離目的化合物である式(I
I)で示されるベンジルメチルプロピルエーテル類の分
離に関し、該公報に於いては、未反応3−フェノキシベ
ンジルアルコールなどの低沸成分を蒸留により留去した
後、目的生成物を含む高沸点成分を得、さらに晶析操作
を行い、目的化合物であるベンジルメチルプロピルエー
テル類の精製品を得るか、あるいは反応粗生成物をカラ
ムクロマトグラフィーにより、精製し、ベンジルメチル
プロピルエーテル類を得ている。
しかしながら、目的化合物である前記式(II)で表さ
れる3−フェノキシベンジル2−(4−アルコキシフェ
ニル)−2−メチルプロピルエーテル類と、その異性体
である前記式(I)化合物で示される3−フェノキシベ
ンジル2−(4−アルコキシフェニル)−1,1−ジメチ
ルエチルエーテル類はその構造からも明らかなように、
物理的・化学的性質が極めて類似しており、前記式
(I)及び前記式(II)化合物の混合物から蒸留、再結
晶、晶析、あるいはカラムクロマトグラフィーなどの通
常の精製操作にては、効率良く、前記式(II)で示され
るベンジルメチルプロピルエーテル類を分離することは
困難である。
本発明は、異性体である式(I)の3−フェノキシベ
ンジル2−(4−アルコキシフェニル)−1,1−ジメチ
ルエチルエーテル類を不純物として含む式(II)で示さ
れる3−フェノキシベンジル2−(4−アルコキシフェ
ニル)−2−メチルプロピルエーテル類から、該ベンジ
ルメチルプロピルエーテル類を効率良く分離することを
目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、前記式(II)で表される3−フェノキ
シベンジル2−(4−アルコキシフェニル)−2−メチ
ルプロピルエーテル類とその異性体である前記式(I)
で表される3−フェノキシベンジル2−(4−アルコキ
シフェニル)−1,1−ジメチルエチルエーテル類の混合
物から選択的に異性体であるベンジルジメチルエチルエ
ーテル類を分離が容易な化合物に変化させ、目的化合物
である式(II)のベンジルジメチルエチルプロピルエー
テル類を効率良く分離する方法について鋭意検討した。
その結果、該混合物を硫酸、塩酸などの酸で処理する
ことにより、式(I)のベンジルジメチルエチルエーテ
ル類が選択的にエーテル開裂すること、また、エーテル
開裂を起こした式(I)の化合物は、例えば反応式(II
I)で表されるような比較的沸点の低い化合物に変化す
ることを見出した。
そして、式(II)で示されるベンジルメチルプロピルエ
ーテル類は、この条件下では安定に存在することも見出
した。本発明はこれ等の知見に基づきなされたものであ
る。
すなわち、本発明は式(I) 〔式(I)中、Rは低級アルキル基または水素原子であ
り、X1及びX2はそれぞれ水素原子、またはフッ素原子で
あり、Y1、Y2は水素原子、塩素原子、または臭素原子で
ある。〕 で表される、3−フェノキシベンジル2−(4−アルコ
キシフェニル)−1,1−ジメチルエチルエーテル類を不
純物として含む式(II) 式(II)中、R、X1、X2、Y1およびY2は式(I)のR、
X1、X2、Y1およびY2と同じ。〕 で表される、3−フェノキシベンジル2−(4−アルコ
キシフェニル)−2−メチルプロピルエーテル類から、
式(II)のベンジルメチルプロピルエーテル類を分離す
る方法において、水溶液中の酸解離指数pka値が、2.2よ
り小さいプロトン酸で処理することを特徴とする、前記
一般式(II)で表される3−フェノキシベンジル2−
(4−アルコキシフェニル)−2−メチルプロピルエー
テル類の分離方法である。
本発明の方法は、異性体であるベンジルメチルエチル
エーテル類とベンジルメチルプロピルエーテル類との混
合物中にプロトン酸を添加し、反応することにより、前
記式(I)で示されるベンジルジメチルエチルエーテル
類を前記式(II)で示されるベンジルメチルプロピルエ
ーテル類とは、化学的・物理的に全く性質を異にする成
分に分解し、ベンジルメチルプロピルエーテル類の分離
を有利に行なえるようにし、また、反応の際に、目的化
合物のベンジルメチルプロピルエーテル類の分離も抑制
し、目的化合物である前記式(II)のベンジルメチルプ
ロピルエーテルを高収率、且つ高純度で得ることができ
る。
本発明の一般的実施態様を示すと以下の通りである。
本発明の方法に用いる原料の前記式(I)で表される
ジメチルエチルベンジルエーテル類と前記式(II)で表
されるメチルプロピルベンジルエーテル類は、特公昭62
−10493号公報記載の方法により、β,β−ジメチルフ
ェネチルクロリド類又は、α,α−ジメチルフェネチル
クロリド類と3−フェノキシベンジルアルコールを非プ
ロトン性極性溶媒中、塩基存在下反応して容易に合成で
きるものである。
前記式(II)のベンジルメチルプロピルエーテル類中
に不純物として含まれる前記式(I)の3−フェノキシ
ベンジル2−(4−アルコキシフェニル)−1,1−ジメ
チルエチルエーテル類に対し、0.001〜5モル培、好ま
しくは、0.05〜3モル倍となるようにプロトン酸または
その水溶液を反応器に装入する。式(I)で表されるベ
ンジルジメチルエチルエーテル類の混入される許容量に
ついては特に制限はなく、いかなる割合で混入されてい
ても本発明の方法に支障をきたさない。
本発明に用いられるプロトン酸としては、水溶液中で
の酸解離指数pka値が、2.2より小さいプロトン酸が用い
られる。pka値が2.2より大きいプロトン酸ではエーテル
類の分解が極端に遅くなり好ましくない。具体的には、
硫酸、塩酸、臭化水素酸、硝酸またはリン酸などの無機
酸あるいは、芳香族または脂肪族のスルホン酸、トリフ
ルオロ酢酸、トリクロロ酢酸またはジクロロ酢酸などの
有機酸を挙げることができるが、これらのプロトン酸類
に限定されるものではない。
また、上記のプロトン酸は通常、単独で使用される
が、2種以上の酸を併用しても何ら問題はない。さらに
これらのプロトン酸は、酸そのもの、または、水溶液の
形態いずれでも使用可能であるが、水溶液で使用する場
合は、水溶液中のプロトン酸の含有濃度が10重量%以上
が好ましい。10重量%未満の濃度では反応速度が極端に
遅くなり、実用的でない。
プロトン酸の使用量については、式(II)のベンジル
メチルプロピルエーテル類の分解、及び副反応を誘起す
ることもあり、そのため、不純物として含まれる前記式
(I)で示されるベンジルジメチルエチルエーテル類に
対して、5モル倍以下で使用するのが良い。また使用量
の下限は0.001モル倍(対ベンジルジメチルエチルエー
テル類)であり、これ以下では極めて反応速度が遅く、
実用的な方法とは言い難い。
さらに、反応をより円滑に行うために、プロトン酸水
溶液などを用いた場合には、例えばトリエチルベンジル
アンモニウムクロライド等の相間移動触媒を添加しても
差支えない。
本発明において、酸処理の反応温度及び反応時間は、
50〜200℃、0.5〜20時間であるが、好ましくは、60〜15
0℃、1〜12時間である。反応温度が50℃よりも低い場
合には反応速度が遅くなる傾向にあり、逆に温度が200
℃よりも高い場合には前記式(II)の目的化合物ベンジ
ルメチルプロピルエーテル類の分解及び副反応による収
率低下を招く傾向にある。また、酸処理を行う際には、
無溶媒でもよく、あるいは溶媒を用いてもよい。
使用する溶媒としては例えば、ベンゼン、トルエン、
クロロホルム等の非プロトン性非極性溶媒、N,N′−ジ
メチルエチレンウレア、ジメチルスルホキシド、N,N−
ジメチルホルムアミド等の非プロトン性極性溶媒、エタ
ノール、酢酸等のプロトン性極性溶媒が挙げられる。こ
れらは一種あるいは二種以上混合して使用しても差支え
ない。
さらに、反応を行う際の装入の順序は、前記式(I)
のベンジルジメチルエチルエーテル類を含む前記式(I
I)のベンジルメチルプロピルエーテル類とプロトン酸
とを一括装入しても構わないし、ベンジルメチルプロピ
ルエーテル類あるいは、プロトン酸のいずれかを、所定
の反応温度まで昇温させた後、添加する方法でも差支え
ない。
本発明において、プロトン酸としてハロゲン化水素酸
を用いた場合には、前記式(I)で示されるベンジルジ
メチルエーテル類は、例えば、反応式(IV)で示される
ようなエーテル開裂物を生じる。
また、ハロゲン化水素酸以外のプロトン酸を用いた場
合には、例えば反応式(V)で示されるようなエーテル
開裂物を生じる。
酸処理反応をした後、前記式(II)の目的化合物ベン
ジルメチルプロピルエーテル類を単離する方法として
は、酸処理液を中性になるまで水洗するか、またはアル
カリ水溶液等を添加し、中性にした後に水洗を行い、反
応に用いたプロトン酸を除去した後、蒸留、再結晶、晶
析、またはカラムクロマトグラフィー等の分離操作に供
することにより、目的化合物であるベンジルメチルプロ
ピルエーテル類が得られる。
本発明はこのようにして、3−フェノキシベンジル2
−(3−クロロ−4−メトキシフェニル)−2−メチル
プロピルエーテル、3−フェノキシベンジル2−(3,5
−ジクロロ−4−メトキシフェニル)−2−メチルプロ
ピルエーテル、3−フェノキシベンジル2−(3−ブロ
モ−4−メトキシフェニル)−2−メチルプロピルエー
テル、3−フェノキシ−4−フルオロベンジル2−(3
−クロロ−4−メトキシフェニル)−2−メチルプロピ
ルエーテル、3−フェノキシ−4−フルオロベンジル2
−(3,5−ジクロロ−4−メトキシフェニル)−2−メ
チルプロピルエーテル、3−フェノキシ−4−フルオロ
ベンジル2−(3−ブロモ−4−メトキシフェニル)−
2−メチルプロピルエーテル、3−(4−フルオロフェ
ノキシ)ベンジル2−(3−クロロ−4−メトキシフェ
ニル)−2−メチルプロピルエーテル、3−(4−フル
オロフェノキシ)ベンジル2−(3,5−ジクロロ−4−
メトキシフェニル)−2−メチルプロピルエーテル、3
−(4−フルオロフェノキシ)ベンジル2−(3−ブロ
モ−4−メトキシフェニル)−2−メチルプロピルエー
テル、3−(4−フルオロフェノキシ)−4−フルオロ
ベンジル2−(3−クロロ−4−メトキシフェニル)−
2−メチルプロピルエーテル、3−(4−フルオロフェ
ノキシ)4−フルオロベンジル2−(3,5−ジクロロ−
4−メトキシフェニル)−2−メチルプロピルエーテ
ル、3−(4−フルオロフェノキシ)−4−フルオロベ
ンジル2−(3−ブロモ−4−メトキシフェニル)−2
−メチルプロピルエーテル、3−フェノキシベンジル2
−(3−クロロ−4−エトキシフェニル)−2−メチル
プロピルエーテル、3−フェノキシベンジル2−(3,5
−ジクロロ−4−エトキシフェニル)−2−メチルプロ
ピルエーテル、3−フェノキシベンジル−2−(3−ブ
ロモ−4−エトキシフェニル)−2−メチルプロピルエ
ーテル、3−フェノキシ−4−フルオロベンジル2−
(3−クロロ−4−エトキシフェニル)−2−メチルプ
ロピルエーテル、3−フェノキシ−4−フルオロベンジ
ル2−(3,5−ジクロロ−4−エトキシフェニル)−2
−メチルプロピルエーテル、3−(4−フルオロフェノ
キシ)ベンジル2−(3−クロロ−4−エトキシフェニ
ル)−2−メチルプロピルエーテル、3−(4−フルオ
ロフェノキシ)ベンジル2−(3,5−ジクロロ−4−エ
トキシフェニル)−2−メチルプロピルエーテル、3−
(4−フルオロフェノキシ)ベンジル2−(3−ブロモ
−4−エトキシフェニル)−2−メチルプロピルエーテ
ル、3−(4−フルオロフェノキシ)−4−フルオロベ
ンジル2−(3−クロロ−4−エトキシフェニル)−2
−メチルプロピルエーテル、3−(4−フルオロフェノ
キシ)−4−フルオロベンジル2−(3,5−ジクロロ−
4−エトキシフェニル)−2−メチルプロピルエーテ
ル、3−(4−フルオロフェノキシ)−4−フルオロベ
ンジル2−(3−ブロモ−4−エトキシフェニル)−2
−メチルプロピルエーテル、3−フェノキシ−6−フル
オロベンジル2−(3−クロロ−4−エトキシフェニ
ル)−2−メチルプロピルエーテル、3−フェノキシ−
6−フルオロベンジル2−(3,5−ジクロロ−4−エト
キシフェニル)−2−メチルプロピルエーテル、3−フ
ェノキシ−6−フルオロベンジル2−(3−ブロモ−4
−エトキシフェニル)−2−メチルプロピルエーテル、
3−(2−フルオロフェノキシ)ベンジル2−(3−ク
ロロ−4−エトキシフェニル)−2−メチルプロピルエ
ーテル、3−(2−フルオロフェノキシ)ベンジル2−
(3,5−ジクロロ−4−エトキシフェニル)−2−メチ
ルプロピルエーテル、3−(2−フルオロフェノキシ)
ベンジル2−(3−ブロモ−4−エトキシフェニル)−
2−メチルプロピルエーテル、3−フェノキシベンジル
2−〔3−クロロ−4−(i−プロポキシ)フェニル〕
−2−メチルプロピルエーテル、3−フェノキシベンジ
ル2−〔3,5−ジクロロ−4−(i−プロポキシ)フェ
ニル〕−2−メチルプロピルエーテル、3−フェノキシ
ベンジル2−〔3−ブロモ−4−(i−プロポキシ)フ
ェニル〕−2−メチルプロピルエーテル、3−フェノキ
シ−4−フルオロベンジル2−〔3−クロロ−4−(i
−プロポキシ)フェニル〕−2−メチルプロピルシエー
テル、3−フェノキシ−4−フルオロベンジル2−〔3,
5−ジクロロ−4−(i−プロポキシ)フェニル〕−2
−メチルプロピルエーテル、3−フェノキシ−4−フル
オロベンジル2−〔3−ブロモ−4−(i−プロポキ
シ)フェニル〕−2−メチルプロピルエーテル、3−フ
ェノキシベンジル2−〔3−クロロ−4−(1−メチル
プロポキシ)フェニル〕−2−メチルプロピルエーテ
ル、3−フェノキシベンジル2−〔3,5−ジクロロ−4
−(1−メチルプロポキシ)フェニル〕−2−メチルプ
ロピルエーテル、3−フェノキシベンジル2−〔3−ブ
ロモ−4−(1−メチルプロポキシ)フェニル〕2−メ
チルプロピルエーテル、3−フェノキシベンジル2−
〔3−クロロ−4−(n−ブトキシ)フェニル〕−2−
メチルプロピルエーテル、3−フェノキシベンジル2−
〔3,5−ジクロロ−4−(n−ブトキシ)フェニル〕−
2−メチルプロピルエーテル、3−フェノキシベンジル
2−〔3−ブロモ−4−(n−ブトキシ)フェニル〕−
2−メチルプロピルエーテル、3−フェノキシベンジル
2−〔3−クロロ−4−(t−ブトキシ)フェニル〕−
2−メチルプロピルエーテル、3−フェノキシベンジル
2−〔3,5−ジクロロ−4−(t−ブトキシ)フェニ
ル〕−2−メチルプロピルエーテル、3−フェノキシベ
ンジル2−〔3−ブロモ−4−(t−ブトキシ)フェニ
ル〕−2−メチルプロピルエーテル、3−フェノキシベ
ンジル2−〔3−クロロ−4−(n−ペンチルオキシ)
フェニル〕−2−メチルプロピルエーテル、3−フェノ
キシベンジル2−〔3,5−ジクロロ−4−(n−ペンチ
ルオキシ)フェニル〕−2−メチルプロピルエーテル、
3−フェノキシベンジル2−〔3−ブロモ−4−(n−
ペンチルオキシ)フェニル〕−2−メチルプロピルエー
テル、3−フェノキシベンジル2−(4−エトキシフェ
ニル)−2−メチルプロピルエーテル、3−フェノキシ
ベンジル−4−フルオロベンジル2−(4−エトキシフ
ェニル)−2−メチルプロピルエーテル、3−フェノキ
シベンジル2−(4−メトキシフェニル)−2−メチル
プロピルエーテル、3−フェノキシベンジル2−(3−
クロロ−4−ヒドロキシフェニル)−2−メチルプロピ
ルエーテル、3−フェノキシベンジル2−(3、5−ジ
クロロ−4−ヒドロキシフェニル)−2−メチルプロピ
ルエーテル、3−フェノキシベンジル2−(4−ヒドロ
キシフェニル)−2−メチルプロピルエーテル、3−フ
ェノキシベンジル2−(3−ブロモ−4−ヒドロキシフ
ェニル)−2−メチルプロピルエーテル、3−フェノキ
シ−4−フルオロベンジル2−(3−クロロ−4−ヒド
ロキシフェニル)−2−メチルプロピルエーテル、3−
フェノキシ−4−フルオロベンジル2−(3−ブロモ−
4−ヒドロキシフェニル)−2−メチルプロピルエーテ
ル、3−フェノキシ−4−フルオロベンジル2−(4−
ヒドロキシフェニル)−2−メチルプロピルエーテル、
などの分離方法に適用できる。
〔実施例〕
次に実施例及び比較例を示し、本発明をさらに具体的
に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるも
のではない。
実施例1 3−フェノキシベンジル2−(3−クロロ−4−エト
キシフェニル)−2−メチルプロピルエーテル75%、3
−フェノキシベンジル2−(3−クロロ−4−エトキシ
フェニル)−1,1−ジメチルエチルエーテル25%を含む
混合液410.9を14ツ口フラスコに装入し、攪拌しな
がら120℃に昇温した。この中に50%硫酸49.0g〔3−フ
ェノキシベンジル2−(3−クロロ−4−エトキシフェ
ニル)−1,1−ジメチルエチルエーテルに対してSO4 2-
として当モル量〕を1時間を要し同温度にて滴下、装入
した。同温度にてさらに5時間保温攪拌を行った。
反応終了後、室温まで冷却し、反応液を1の水中に
排出した。分離した下層の有機層を水500mlで3回洗浄
を行い、分液後、減圧下、加熱し脱水を行い油状物403.
2gを得た。
内部標準法によるガスクロマトグラフィー分析を行っ
た結果、次の通りであった。
・3−フェノキシベンジル2−(3−クロロ−4−エト
キシフェニル)−2−メチルプロピルエーテル 75.6%
(残存率98.8%) ・3−フェノキシベンジルアルコール 11.5% ・3−クロロ−4−エトキシイソブテニルベンゼル12.8
% ・3−フェノキシベンジル2−(3−クロロ−4−エト
キシフェニル)−1,1−ジメチルエチルエーテル 痕跡 以上のようにして得た油状物400gを蒸留フラスコに装
入し、窒素雰囲気下、減圧蒸留を行った。減圧蒸留除去
は、1mmHgの減圧下、室温より昇温を開始し、蒸留釜温
が160℃になるまで昇温し、低沸点物質を留去した。
留出分96.5g、釜残分301.2gであった。釜残分につき
内部標準法によるガスクロマトグラフィー分析を行った
結果は次の通りであった。
・3−フェノキシベンジル2−(3−クロロ−4−エト
キシフェニル)−2−メチルプロピルエーテル 99.6%
(残存率98.9%) ・3−フェノキシベンジルアルコール 0.2% ・3−クロロ−4−エトキシイソブテニルベンゼン痕跡 ・3−フェノキシベンジル2−(3−クロロ−4−エト
キシフェニル)−1,1−ジメチルエチルエーテル 痕跡 実施例−2 3−フェノキシ2−(4−エトキシフェニル)−2−
メチルプロピルエーテル95%、3−フェノキシ2−(4
−エトキシフェニル)−1,1−ジメチルエチルエーテル
5%を含む混合液376.5%gを500mlの4ツ口フラスコに
装入し、さらに20%塩酸水溶液0.5g〔3−フェノキシ2
−(4−エトキシフェニル)−1,1−ジメチルエチルエ
ーテルに対しCl-量として0.05モル倍量〕を添加し、100
℃まで昇温し、同温度にて10時間保温攪拌を行った。
反応終了後、3%NaOH水溶液100mlを加え洗浄した
後、下層の有機層を分取し、300mlの水で3回水洗を行
い、分液後、下層部の有機層を減圧下脱水を行い、油状
物375.3gを得た内部標準分析法によるガスクロマトグラ
フィーの分析結果は下記の通りであった。
・3−フェノキシベンジル2−(4−エトキシフェニ
ル)−2−メチルプロピルエーテル94.4%(残存率98.9
%) ・3−フェノキシベンジルクロライド 2.5% ・3−フェノキシベンジルアルコール 痕跡 ・3−エトキシ−イソブテニルベンゼン 2.8% ・3−フェノキシ2−(4−エトキシフェニル)−1,1
−ジメチルエチルエーテル 痕跡 実施例−3 3−フェノキシベンジル2−(3,5−ジクロロ−4−
ヒドロキシフェニル)−2−メチルプロピルエーテル50
%、3−フェノキシベンジル2−(3,5−ジクロロ−4
−ヒドロキシフェニル−1,1−ジメチルエチルエーテル5
0%を含む混合液382.9gを1の4ツ口フラスコに装入
し、攪拌しながら150℃まで昇温した。これにトリクロ
ロ酢酸40.9g〔3−フェノキシベンジル2−(3,5−ジク
ロロ−4−ヒドロキシフェニル−1,1−ジメチルエチル
エーテルに対してCCl3COO-として0.5モル倍量〕を1時
間を要し、滴下装入し、さらに同温度にて12時間保温攪
拌を行った。
反応終了後、室温まで冷却し反応液を水1中に排出
した。有機層を分液後1の水で3回水洗を繰り返し行
い、さらに減圧下脱水し、油状物379.8gを得た。内部標
準分析法によるガスクロマトグラフィーの結果は以下の
通り。
・3−フェノキシベンジル2−(3,5−ジクロロ−4−
ヒドロキシフェニル)−2−メチルプロピルエーテル 5
0.2%(残存率99.6%) ・3−フェノキシベンジル2−(3,5−ジクロロ−4−
ヒドロキシフェニル)−1,1−ジメチルエチルエーテル
痕跡 ・3−フェノキシベンジルアルコール 25.8% ・3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシ−イソブテニルベン
ゼン 21.6% 以上のようにして得た油状物370gを蒸留フラスコに装
入し、実施例−1の蒸留条件と同様の条件で低沸点物質
を留去した。
留出分175.0g、釜残分185gであった。
釜残分につき内部標準によるガスクロマトグラフィー分
析を行った、結果は次の通りであった。
・3−フェノキシベンジル2−(3,5−ジクロロ−4−
ヒドロキシフェニル)−2−メチルプロピルエーテル 9
9.5%(分離収率99.1%) ・3−フェノキシベンジルアルコール 0.2% ・3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシイソブテニルベンゼ
ン 痕跡 実施例−4 実施例−1と同様にして酸処理して得た油状物140g
〔組成分析値(ガスクロマトグラフィー、内部標準
法)〕 ・3−フェノキシベンジル2−(3−クロロ−4−エト
キシフェニル)−2−メチルプロピルエーテル 75.6% ・3−フェノキシベンジルアルコール 11.5% ・3−クロロ−4−エトキシイソブテニルベンゼン12.8
% を邪魔板付きの1円筒型セパラブルフラスコに装入
し、ついでメタノール560gを加えた。0℃で5時間激し
く攪拌を行い、晶析して来た結晶を濾別し、結晶を冷メ
タノールで洗浄した。結晶は減圧下、脱メタノールを行
い、乾燥した。収量98.4g、ガスクロマトグラフィー分
析の結果は次の通りであった。
・3−フェノキシベンジル2−(3−クロロ−4−エト
キシフェニル)−2−メチルプロピルエーテル 99.4%
(分離収率92.4%) ・3−フェノキシベンジルアルコール 0.2% ・3−クロロ−4−エトキシイソブテニルベンゼン 0.1
% ・3−フェノキシベンジル2−(3−クロロ−4−エト
キシフェニル)−1,1−ジメチルエチルエーテル 痕跡 比較例−1 3−フェノキシベンジル2−(3−クロロ−4−エト
キシフェニル)−2−メチルプロピルエーテル75%、3
−フェノキシベンジル2−(3−クロロ−4−エトキシ
フェニル)−1,1−ジメチルエチルエーテル25%を含む
混合液400gを蒸留フラスコに装入し、N2雰囲気下、減圧
蒸留を行った。減圧蒸留条件は、0.1mmHgの減圧下で室
温より昇温を開始し、蒸留釜温が230℃になった時点で
終了した。
留出分 173.5g 釜残分 224.7g 留出部、釜残分の内部標準法によるガスクロマトグラフ
ィー分析値は下記の通りであった。
留出分 ・3−フェノキシベンジル2−(3−クロロ−4−エト
キシフェニル)−2−メチルプロピルエーテル 67.7% ・3−フェノキシベンジル2−(3−クロロ−4−エト
キシフェニル)−1,1−ジメチルエチルエーテル 32.2% 釜残分 ・3−フェノキシベンジル2−(3−クロロ−4−エト
キシフェニル)−2−メチルプロピルエーテル 80.6%
(分離収率60.4%) ・3−フェノキシベンジル2−(3−クロロ−4−エト
キシフェニル)−1,1−ジメチルエチルエーテル 19.2% 比較例−2 3−フェノキシベンジル2−(3−クロロ−4−エトキ
シフェニル)−2−メチルプロピルエーテル75%、3−
フェノキシベンジル2−(3−クロロ−4−エトキシフ
ェニル)−1,1−ジメチルエチルエーテル25%を含む混
合液140gを邪魔板付きの1円筒型セパラブルフラスコ
に装入し、ついでメタノール540gを加えた。0℃で5時
間激しく撹拌を行い、晶析して来た結晶を濾別し、結晶
を冷メタノールで洗浄した。結晶が減圧下、脱メタノー
ルを行い、乾燥した。収量104.7g、ガスクロマトグラフ
ィー分析の結果は次の通りであった。
・3−フェノキシベンジル2−(3−クロロ−4−エト
キシフェニル)−2−メチルプロピルエーテル 90.5%
(分離収率90.2%) ・3−フェノキシベンジル2−(3−クロロ−4−エト
キシフェニル)−1,1−ジメチルエチルエーテル 9.3% 〔発明の効果〕 本発明を実施することにより、効率良く、且つ高純度
で3−フェノキシベンジル2−(4−アルコキシフェニ
ル)−2−メチルプロピルエーテル類を得ることができ
る。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式(I) 〔式(I)中、Rは低級アルキル基または水素原子であ
    り、X1、及びX2はそれぞれ水素原子、またはフッ素原子
    であり、Y1、Y2は水素原子、塩素原子、または臭素原子
    である。〕 で表される、3−フェノキシベンジル2−(4−アルコ
    キシフェニル)−1,1−ジメチルエチルエーテル類と式
    (II) 〔式(II)中、Rは低級アルキル基または水素原子であ
    り、X1、及びX2はそれぞれ水素原子、またはフッ素原子
    であり、Y1、Y2は水素原子、塩素原子、または臭素原子
    である。〕 で表される、3−フェノキシベンジル2−(4−アルコ
    キシフェニル)−2−メチルプロピルエーテル類の混合
    物より式(II)化合物の分離に際して、該混合物を、水
    溶液中での酸解離指数pKa値が、2.2より小さいプロトン
    酸で処理することを特徴とする、3−フェノキシベンジ
    ル2−(4−アルコキシフェニル)−2−メチルプロピ
    ルエーテル類の分離方法。
  2. 【請求項2】プロトン酸が、硫酸、ハロゲン化水素酸、
    硝酸またはリン酸である請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】プロトン酸が芳香族または脂肪族のスルホ
    ン酸類、トリフルオロ酢酸、トリクロロ酢酸、あるいは
    ジクロロ酢酸である請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】酸処理の反応温度が50〜200℃である請求
    項1記載の方法。
JP63327867A 1988-12-27 1988-12-27 3ーフェノキシベンジル2ー(4ーアルコキシフェニル)ー2ーメチルプロピルエーテル類の分離方法 Expired - Fee Related JP2555172B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63327867A JP2555172B2 (ja) 1988-12-27 1988-12-27 3ーフェノキシベンジル2ー(4ーアルコキシフェニル)ー2ーメチルプロピルエーテル類の分離方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63327867A JP2555172B2 (ja) 1988-12-27 1988-12-27 3ーフェノキシベンジル2ー(4ーアルコキシフェニル)ー2ーメチルプロピルエーテル類の分離方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02174739A JPH02174739A (ja) 1990-07-06
JP2555172B2 true JP2555172B2 (ja) 1996-11-20

Family

ID=18203861

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63327867A Expired - Fee Related JP2555172B2 (ja) 1988-12-27 1988-12-27 3ーフェノキシベンジル2ー(4ーアルコキシフェニル)ー2ーメチルプロピルエーテル類の分離方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2555172B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02174739A (ja) 1990-07-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CH653025A5 (fr) Oxazolidine-2,4-diones substituees en position 5 douees d'activite hypoglycemique.
CH636848A5 (fr) Procede de production de n,n-di(ethyl)-meta-toluamide.
JP2542683B2 (ja) ベンゾトリフルオライドの製造方法
JP2555172B2 (ja) 3ーフェノキシベンジル2ー(4ーアルコキシフェニル)ー2ーメチルプロピルエーテル類の分離方法
FI83074B (fi) Nytt foerfarande foer optisk separering av racemiska blandningar av -naftylpropionsyror.
JP3843474B2 (ja) 光学活性な1−フェニルエチルアミン誘導体のラセミ化方法
CA2017133C (fr) Procede de synthese de cyanures d'acyle
JP2555173B2 (ja) 3ーフェノキシベンジル2ー(4ーアルコキシフェニル)ー2ーメチルプロピルエーテル類の分離法
CA1184938A (fr) PROCEDE DE PREPARATION DE .alpha.,.alpha.-DIFLUOROALKOXY OU .alpha.,.alpha.-DIFLUOROALKYLTHIOPHENYLCETONES
JP5790533B2 (ja) フェニルヒドラジン−β−カルボキシレート化合物の精製方法
KR100201518B1 (ko) 2-알킬-4-아실-6-3급-부틸페놀 화합물의 제조방법
JP3247928B2 (ja) 2−(3−ハロゲノ−4−アルコキシフェニル)−2−メチルプロピルブロミド誘導体の精製法
JP3640319B2 (ja) ベンズアミド誘導体の製造方法
US4438043A (en) Process for preparation of di- or trifluoromethoxyphenyl ketones or di- or trifluoromethylthiophenyl ketones
JP3962467B2 (ja) 1,4−ジヒドロキシ−2−ナフトエ酸アリールエステル類の製造方法
JP2970161B2 (ja) 2−アルキルレゾルシノールの製造法
US4166914A (en) Production of o-alkoxyphenols
JP2589564B2 (ja) スチレン誘導体類の製法
FR2664265A1 (fr) Procede de fabrication de bromures insatures.
JPH0816111B2 (ja) トランス型2−メチルスピロ(1,3−オキサチオラン−5,3’)キヌクリジン又はこれらの酸付加塩の異性化方法
WO2002051789A1 (fr) Procede de preparation d'esters d'acide 2-fluoro-3-oxoalkylcarboxylique
JPH04182452A (ja) 脂肪族ジカルボン酸モノエステルの製造方法
FR2668483A1 (fr) Procede de preparation d'aldehydes a partir d'alcools secondaires alpha-trihalogenes.
FR1464505A (fr) Procédé pour la préparation du 1, 3-cyclohexadiényl-carbonitrile
JPH0688941B2 (ja) アシロキシナフタレンおよびその誘導体の製造法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees