JP2555023Y2 - インクリボン再生パッド - Google Patents

インクリボン再生パッド

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JP2555023Y2
JP2555023Y2 JP1990090810U JP9081090U JP2555023Y2 JP 2555023 Y2 JP2555023 Y2 JP 2555023Y2 JP 1990090810 U JP1990090810 U JP 1990090810U JP 9081090 U JP9081090 U JP 9081090U JP 2555023 Y2 JP2555023 Y2 JP 2555023Y2
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豊 篠原
芳裕 和田
勲 小貫
一孝 鈴木
和雄 酒井
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Pentel Co Ltd
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Pentel Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 毛細管力によってインクを保持する連通多孔質体より
なり、周壁をインクリボンと当接させてインクリボンに
インクを塗布するようにしたインクリボン再生パッドに
関する。
(従来の技術) ドットプリンタなどのインクリボンは使用するにつれ
次第に印字濃度が低下する。インクリボン再生パッド
(以下、単に「パッド」と呼ぶ)は、これを再生するた
めに使用されるもので、通常は、スポンジなど毛細管力
によってインクを保持する円柱状形状の連通多孔質体よ
りなっている。
インクリボンの再生にあたっては、パッドの周壁の一
部にインクリボンを当接させながら移動させる。パッド
は回転してインクリボンに対する当接部分を変化させ、
パッドに保持されていたインクは、その時点における当
接部からインクリボンへと塗布される。
(考案が解決しようとする課題) インクの塗布むらを抑え、かつ、十分な塗布量で再生
をすることが意外と困難なことである。
以下説明する。インクリボンは例えば17mといったよ
うに長い。塗布むらを抑えるには、再生開始部分での塗
布量と、この長い距離の後での塗布量とをなるべく同等
にすることが必要になる。一定長さ当りのインクリボン
に対する塗布量を一定させることが求められる訳であ
る。また、十分な塗布量のものとするには、パッドが保
持するインクをなるべく多量に塗布に供せることが求め
られる。
ここで、インクの塗布量(一定長さあたり)にしても
塗布全量にしても、パッドとインクリボンとの当接力に
影響を受け、当接力が大きいと、ともに多くなる。但
し、当接力が大きいと、再生開始部分では確かに多量の
塗布が可能であるが、この再生開始部分でインクを消費
し過ぎてしまい、長距離後における再生が不足するもの
となる。と言って、塗布むらを抑制せんとして当接力を
小さくすると、塗布に供されずパッドが保持するままと
なるインク量が多くなり、インクの塗布むらを抑制でき
ても、十分な量の塗布ができなくなる。ここで、勿論、
ある程度はパッドを大きくして保持するインクの全量を
多くすることで、塗布むらにおける長距離後の塗布不足
を抑制することもできるし、パッド自体の柔らかさやイ
ンク保持力などの選択による塗布量変化をさせることも
できる。しかし、例えば、装置の全体構造との関係によ
る大きさ制限とか、また例えば、インキ自重によるパッ
ド内におけるインキの保持むらの抑制の必要性などもあ
り、その設定や選択には限界がある。
(課題を解決するための手段) 即ち、本考案は、毛細管力によってインクを保持する
連通多孔質体よりなり、周壁をインクリボンと当接させ
てインクリボンにインクを塗布するようにしたインクリ
ボン再生パッドであって、前記周壁に互いに不連続な凸
部を形成することにより凹凸面とし、該凸部の複数を同
時にそれぞれインクリボンと当接させてなるインクリボ
ン再生パッドを要旨とする。
(実施例) 添付第1図に一例を示す。パッドAはポリウレタンや
ポリビニルホルマールなどの連通多孔質体よりなり、図
面垂直方向に柱状の形状であり、8個の凸部1と凹部2
とによる周壁3を有する。周壁3は、例えば、図示のよ
うな状態でインクリボンBに当接する。即ち、凸部1の
部分がインクリボンBと当接し、凹部2の部分はインク
リボンBとの間に隙間4を形成する。これにより、パッ
ドAとインクリボンBとの当接領域が隙間4の存在分だ
け小さくなる。図示のように、3個の凸部1がインクリ
ボンBと当接している場合であれば、全当接力は、3カ
所の当接部における当接力の和となる。仮に、この全当
接力を一定のものとして、隙間4が存在せず広領域で当
接するものとの比較を考えると、各当接部における当接
力は相対的に高くなり、塗布全量の点で有利になる。ま
た、各当接部は隙間4の分だけ離散している。従って、
インクリボンBの単位面積当りの塗布量を一定のものと
して、隙間4が存在しない場合との比較を考えると、同
量のインクを消費してもインクリボンBの長い距離にわ
たって塗布することができる。勿論、隙間4の存在は、
この隙間4の間隔でのインクリボンBにおけるインク量
分布を形成することになる。しかし、塗布されたインク
がインクリボンB内で移動して経時的にこのインク量分
布を均一化することもあるし、また、次第にインク塗布
量は減少するにしても、エンドレスリボンの場合であれ
ば何周かにわたって再生処理を施すなど、繰返して再生
処理することもできる。インクリボンBの全長・全体と
してのインク塗布の均一性は高いものとなる。ちなみ
に、この点、全体としては一定密度で点描し、また、各
点は若干の滲みを伴うものとしておき、遠くから、従っ
て、巨視的に眺めれば、全面が一定濃度で描写されたも
のに見えることを考えてみると理解し易いかとも思われ
る。尚、図中、参照符号5はパッドAの回転軸孔を示
す。
また、第2図〜第4図に他の幾つかの例を示す。尚、
以下において、前例のものと基本的に同一の部位には同
一の参照符号を使用する。
第2図に示すものは、断面形状としては第1実施例の
ものと同じである。但し、複数積層し、各々で凸部1の
位相を異ならせてある。
凸部1と凹部2とによる周壁3における凸部1や凹部
2の配置、従って、周壁3の凹凸面としての形状は適宜
とできる一例である。
第3図に示すものは、凸部1を形成する8個の部材
と、凹部2を形成するようにこれら部材を配置する部材
とよりなっている。それぞれの部材は適宜の材質、ま
た、適宜のインク保持力、保持量を有するものとでき
る。
種々の部材を適宜組み合わせてよいことを示す一例で
ある。
第4図に示すものは、第1実施例のものにおける各凸
部1にスリット6を形成したものである。スリット6
は、パッドA内部のインクを速やかに凸部1表面へと移
動させる部分となり、また、各凸部1における当接力
を、スリット6の両側で少なくとも部分的に独立させ、
当接力の点で更に有利なものとする。
再生性を良好にする他の手段を併用できることを示す
一例である。
以上のほかにも種々なせる。例えば、凸部1の数や形
状は適宜である。各々の凸部1の高さを変化させること
もできる。また、回転軸孔5がないものとすることなど
もできる。
(考案の効果) 毛細管力によってインクを保持する連通多孔質体より
なり、周壁をインクリボンと当接させてインクリボンに
インクを塗布するようにしたインクリボン再生パッドで
あって、前記周壁に互いに不連続な凸部を形成すること
により凹凸面とし、該凸部の複数を同時にそれぞれイン
クリボンと当接させてなるので、インクの塗布むらを抑
えつつ十分な塗布量でインクリボンを再生する性能が良
好なものとなる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2図〜第4
図は、各々他の実施例を示す正面図。 A……パッド、B……インクリボン、1……凸部、2…
…凹部、3……周壁、4……隙間、5……回転軸孔、6
……スリット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 酒井 和雄 埼玉県草加市吉町4―1―8 ぺんてる 株式会社草加工場内 審査官 吉村 尚 (56)参考文献 特開 昭49−95627(JP,A) 特開 昭59−169879(JP,A) 実開 平2−71844(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】毛細管力によってインクを保持する連通多
    孔質体よりなり、周壁をインクリボンと当接させてイン
    クリボンにインクを塗布するようにしたインクリボン再
    生パッドであって、前記周壁に互いに不連続な凸部を形
    成することにより凹凸面とし、該凸部の複数を同時にそ
    れぞれインクリボンと当接させてなるインクリボン再生
    パッド。
JP1990090810U 1990-07-30 1990-08-30 インクリボン再生パッド Expired - Lifetime JP2555023Y2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990090810U JP2555023Y2 (ja) 1990-08-30 1990-08-30 インクリボン再生パッド
US07/734,273 US5190385A (en) 1990-07-30 1991-06-22 Ink ribbon regenerating device
DE4125076A DE4125076C2 (de) 1990-07-30 1991-07-29 Farbbandregenerierungsvorrichtung
GB9116469A GB2247434B (en) 1990-07-30 1991-07-30 Ink ribbon regenerating device
FR9109646A FR2665116B1 (fr) 1990-07-30 1991-07-30 Dispositif de regeneration d'un ruban encreur.

Applications Claiming Priority (1)

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JP1990090810U JP2555023Y2 (ja) 1990-08-30 1990-08-30 インクリボン再生パッド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0450257U JPH0450257U (ja) 1992-04-28
JP2555023Y2 true JP2555023Y2 (ja) 1997-11-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59169879A (ja) * 1983-03-17 1984-09-25 Seikosha Co Ltd リボンカセツト

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Publication number Publication date
JPH0450257U (ja) 1992-04-28

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