JP2553813Y2 - タイヤアッセンブリー積出し装置 - Google Patents

タイヤアッセンブリー積出し装置

Info

Publication number
JP2553813Y2
JP2553813Y2 JP1991076021U JP7602191U JP2553813Y2 JP 2553813 Y2 JP2553813 Y2 JP 2553813Y2 JP 1991076021 U JP1991076021 U JP 1991076021U JP 7602191 U JP7602191 U JP 7602191U JP 2553813 Y2 JP2553813 Y2 JP 2553813Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
assembly
stacking
transport
tire assembly
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1991076021U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0526926U (ja
Inventor
泰明 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP1991076021U priority Critical patent/JP2553813Y2/ja
Publication of JPH0526926U publication Critical patent/JPH0526926U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2553813Y2 publication Critical patent/JP2553813Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)
  • Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)
  • Relays Between Conveyors (AREA)
  • Stacking Of Articles And Auxiliary Devices (AREA)
  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車両組立てラインにタ
イヤを供給するに先立って、タイヤアッセンブリーを組
立てて、複数のタイヤアッセンブリーを1車両相当分づ
つ段積みし、車両組立てラインに送り出すタイヤアッセ
ンブリー積出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、1台の車両が必要とするタイヤは
前後各2本づつにスペアータイヤを1本の計5本とな
る。そこで、車両組立てラインを流れるそれぞれ異なる
種類の車両に対し、それぞれ1車両分として適した計5
本のタイヤをまとめて供給する必要がある。そこで、従
来は、タイヤアッセンブリー組立てラインに続くタイヤ
アッセンブリー段積み工程部において前以てフロント2
本、リア2本計4本のタイヤを段積みし、スペアタイア
1本を別途つけ加えて1車両分とし、車両組立てライン
に送り出すことが行われている。例えば、図10に示す
ように、タイヤアッセンブリー組立てラインは、タイヤ
本体にホイールを組込む組込工程部1と、タイヤアッセ
ンブリーへのエア入れを行うエア入れ工程部2と、その
後で、タイヤアッセンブリーのバランス取りを行うバラ
ンス取り工程部3とから成り、それに続くタイヤアッセ
ンブリー積出し装置が段積み工程部4及び積み出し部5
とで構成されている。
【0003】このようなタイヤアッセンブリーの段積み
工程部4では、従来、バランサー301と反転ウエイト
打台302が順次配列されるバランス取り工程部3より
順次供給されるタイヤを作業者が受け、これを段積み位
置Pにフロント2本、リア2本の計4本のタイヤを作業
者が段積みし、更に、スペアタイヤ1本を別途の段積み
位置Psにおいて4本段積みしている。その上で、図
に示すようにタイヤ搬送車6の荷台7上に計8台分の
タイヤが全て積み込まれることが行われていた。なお、
スペアタイヤは4本づつ荷台7の前部に収容され同時に
搬送されている。図10中の符号8は電動移動台車(ト
ラバーサ−)を示している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】このように、従来のタ
イヤアッセンブリー積出し装置は縦向きのタイヤ姿勢で
搬出される2種類のタイヤアッセンブリーを横向きの搬
送姿勢に回転変更した後に各々異なる段積み位置P、P
sに作業者が手作業によってタイヤを段積みしている。
処が、通常タイヤの重量は乗用車のものでも30kg弱と
重く、重労働となり、2種類のタイヤアッセンブリーの
振り分け作業や段積み作業の自動化が望まれている。本
考案の目的は、タイヤアッセンブリーの振り分け作業や
段積み作業の自動化を図れるタイヤアッセンブリー積出
し装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本考案は、タイヤにホイールを組み込みタイヤア
ッセンブリーを組立てる組込工程部、上記タイヤアッセ
ンブリーにエア入れを行うエア入れ工程部及び上記タイ
ヤアッセンブリーのバランス取りを行うバランス取工程
部でなり複数種類のタイヤアッセンブリーが縦向きのタ
イヤ姿勢で搬出されるタイヤアッセンブリーの組立てラ
インに連接されるタイヤアッセンブリー積出し装置にお
いて、 上記タイヤアッセンブリーの組立てラインから
向きのタイヤ姿勢で送りこまれた2種類のタイヤアッセ
ンブリーを順方向及び同順方向と直行する分岐方向に選
択的に振り分けて送り出す振り分け機と、同振り分け機
の順方向下流に配備される搬送路上の第1段積み位置に
順次横向きで供給されるタイヤアッセンブリーの内先の
タイヤアッセンブリーを後のタイヤアッセンブリーの上
に設定数段積みする第1段積み工程部と、上記振り分け
機の分岐方向下流に配備される搬送路上の第2段積み位
置に順次横向きで供給されるタイヤアッセンブリーの内
先のタイヤアッセンブリーを後のタイヤアッセンブリー
の上に設定数段積みする第2段積み工程部と、上記第
1、第2段積み工程部からの段積みタイヤアッセンブリ
ーをタイヤ搬送手段に積み出す積出し部とを有し、上記
振り分け機は、不動の基枠と、該基枠に回転駆動可能に
設けられると共に一体結合したタイヤ受け枠との間にタ
イヤアッセンブリーを縦向きで受けるタイヤ受け位置
と、受けたタイヤアッセンブリーを搬送姿勢となる横向
きに姿勢を変更したタイヤ搬送位置との間で位置変更す
る回転基枠と、同回転基枠に出没自在に複数個設けられ
タイヤ搬入時に突出されタイヤの周面を支持する突出位
置と搬送時に突出位置から退避する退避位置とを移動す
る可動ストッパと、上記回転基枠に支持され上記順方向
にタイヤアッセンブリーを搬送可能なローラと、同ロー
ラより上方へ突出する搬送位置と同ローラより下方位置
に退避する退避位置とに上下動し搬送位置でタイヤアッ
センブリーを上記分岐方向に搬出する搬送ベルトとを備
えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】振り分け機がタイヤアッセンブリーの組立てラ
インから縦向きのタイヤ姿勢で送りこまれた2種類のタ
イヤアッセンブリーをタイヤ受け位置で受け、このタイ
ヤアッセンブリーを搬送姿勢となる横向きに姿勢を変更
させ、その後タイヤ搬送位置より順方向及び同順方向と
直行する分岐方向に選択的に振り分け、第1段積み工程
部が順方向下流に配備される搬送路上の第1段積み位置
に順次横向きで供給されるタイヤアッセンブリーの内先
のタイヤアッセンブリーを後のタイヤアッセンブリーの
上に設定数段積みし、第2段積み工程部も同様に第2段
積み位置にタイヤアッセンブリーを設定数段積みするの
で、第1、第2段積み工程部からの各々異なる2種類の
段積みタイヤアッセンブリーをタイヤ搬送手段に容易に
積み込むことができる。
【0007】
【実施例】図1にはタイヤアッセンブリー積出し装置が
示され、同装置11はタイヤアッセンブリー組立てライ
ン10に連結される。このタイヤアッセンブリー組立て
ライン10は各タイヤ本体に各ホイールを組込む組込工
程部12と、タイヤアッセンブリーへのエア入れを行う
エア入れ工程部13と、バランサー141及び反転ウエ
イト打台142から成るバランス取り工程部14とで構
成され、タイヤアッセンブリー積出し装置11は反転ウ
エイト打台142より傾斜ローラ18を介して供給され
るタイヤアッセンブリーを順方向と分岐方向に振り分け
る正転振り分け機17と、正転振り分け機17に続く順
方向側の第1段積み工程部15と、第2段積み工程部7
4と、積み出し部16とで構成される。
【0008】この内、組込工程部12と、エア入れ工程
部13及びバランス取り工程部14は図10の従来装置
で説明したものと同様に構成される。タイヤアツセンプ
リーの組立てラインの最終工程にあるバランス取り工程
部は、ウエイトの打ち込みのためタイヤを縦向き姿勢に
保持し、タイヤの左右両側にウエイト打ちを行う。その
ため、タイヤは縦向きのまま搬出され、反転ウエイト打
台142より送り出される縦向きのタイヤが傾斜ローラ
18を通り、正転振り分け機17に供給される。正転振
り分け機17は順次傾斜ローラ18によって供給される
縦向きのタイヤアッセンブリー(以後単にタイヤと記
す)を横向きに正転させ、更に、フロント及びリアのタ
イヤを第2段積み工程部74に、スペアタイヤを第1段
積み工程部15に案内すべく振り分け作業を行う。
【0009】正転振り分け機17は図1乃至図3に示す
ように、順次傾斜ローラ18によって供給されるタイヤ
を受けるタイヤ受け枠19と、このタイヤ受け枠を回転
中心線L回りに回転させる正転機20と、タイヤ受け枠
19と一体回転すると共に下流側のスペアータイヤ送り
ローラ22と同一面を保てる正転機上のローラ21と、
タイヤ受け枠19上に支持されローラ21に干渉しない
よう、しかもローラ21に直行する方向に搬送作動でき
るように配備され、そのローラより所定量上昇可能な一
対の搬送ベルト23、的時に作動する複数の可動ストッ
パ75等で構成される。
【0010】正転機20は基枠79に対し回転中心線L
回りに回転可能に枢支されると共にタイヤ受け枠19と
一体結合された回転基枠78と、基枠79にブラケット
76を介してピン結合されると共に回転基枠78を回転
中心線L回りに回転させる正転シリンダ77と、正転シ
リンダ77を的時に駆動する図示しない制御手段とで構
成される。搬送ベルト23は回転基枠78に対しリフト
シリンダ80を介して支持され、しかも図示しない制御
手段によって的時に駆動される搬送モータ231によっ
て的時に駆動し、タイヤを分岐方向である第2搬送路側
R2に送り出す。 可動ストッパ75は回転基枠78に
支持されるストッパシリンダ751とそのシリンダによ
って突出し作動可能なストッパ752と、ストッパシリ
ンダ751に連結される図示しない油圧回路及び同回路
を駆動する制御手段とで構成されている。
【0011】この正転振り分け機17は図2に示す横向
き位置mと縦向き位置nとに切り換え移動できる。即
ち、この正転振り分け機17の制御手段は予め設定され
ているプログラムに沿って順次供給されるフロント及び
リア用のタイヤとスペアタイヤとの2種類をこの順に受
取ることに基づき、制御作動する。この場合、例えば、
縦向き位置nでタイヤ受け枠19が第1のフロントタイ
ヤを受けたとすると、これに先立ち可動ストッパ75は
突出し位置でタイヤを受ける。続いて、タイヤ受け枠1
9は正転機20で横向き位置mに切り換えられ、タイヤ
を横向きでローラ21上に保持する。この後、可動スト
ッパ75が退却作動し、一対の搬送ベルト23が上昇切
り換えされ、それと同時に搬送作動する。これによりタ
イヤは傾斜ローラ18やローラ21の送り方向である順
方向と90度異なる分岐方向、即ち、第2段積み工程部
74の方向にタイヤを送り出す。この後正転機20が、
タイヤ受け枠19を横向き位置mより縦向き位置nに切
り換え、一対の搬送ベルト23が降下切り換えされ、可
動ストッパ75を突出し切り換えし、次のタイヤの搬入
を待つ。
【0012】他方、縦向き位置nでタイヤ受け枠19が
スペアタイヤを受けたとすると、この場合、タイヤ受け
枠19は正転機20で横向き位置mに切り換えられ、タ
イヤを横向きでローラ21上に保持する。続いて、可動
ストッパ75の内の順方向端の1本75aのみが退却
し、ローラ21が送り作動して、スペアタイヤをスペア
ータイヤ送りローラ22の方向に送り出すことができ
る。なお、この後、スペアータイヤはスペアータイヤ送
りローラ22を経て、正転振り分け機17内のローラ2
1及び一対の搬送ベルト23と同様の構成の方向転換機
70に達し、ここで第1段積み工程部15に供給され、
第1段積み位置P1でスペアータイヤのみが4段に段積
みされる。
【0013】第1段積み工程部15は第2段積み工程部
74を成すタイヤアッセンブリー段積み装置と同様に構
成され、ここでは第2段積み工程部74のみ説明する。
タイヤアッセンブリー段積み装置である第2段積み工程
部74は、図4乃至図9に示すように、その基部が4本
の支柱37及びこれらを上下位置で互いに一体的に連結
する複数のビーム38等で構成される。このような基部
の中央には第2搬送路R2を形成する搬送ローラ30
と、タイヤの移動を規制する可動ストッパ31(図5参
照)と、基部側に上下動可能に支持されるリフター33
と、リフト台32に取り付けられると共に第2段積み位
置P2に達したタイヤを挟持する挟持手段35と、第2
段積み位置P2に達する先のタイヤをリフトストローク
Sの上位置H2に保持すると共にその間に段積み位置P
1に次のタイヤが達するとそのタイヤの上に上位置H2
にある先のタイヤを載置するという段積みモードを達成
すべく可動ストッパ31、リフター33、挟持手段35
を制御する制御手段としてのコントローラ36とで構成
されている。
【0014】なお、図4において符号60は搬送ローラ
30の下部に駆動部が配設されるタイヤずれ修正手段を
示している。ここで、搬送ローラ30は横向きのタイヤ
を下流側の傾斜ローラ24に送るもので、正転振り分け
機17の搬送ベルト23が上昇位置にある時に同レベル
の高さ位置を保つように形成されている。なお、この搬
送ローラ30は電動であり、その駆動回路40はコント
ローラ36によって操作されている。可動ストッパ31
は搬送ローラ30との干渉を避ける位置に配備され、一
対のストッパ用シリンダ39,39によってストッパ位
置haと退却位置hbとに切り換え移動される(図6参
照)。なおストッパ用シリンダ39とこれに接続される
油圧源48との間には切り換え弁49,49が配備さ
れ、同弁の切り換え制御をコントローラ36が行う。
【0015】図1、図4及び図8に示すように、リフタ
ー33は4本の支柱37によって囲まれた第2段積み位
置P2に対設され、4本の支柱37に摺動可能に支持さ
れるリフト台32と、そのリフト台32を左右一対のチ
ェーン44を介して吊る左右各一対の上スプロケット4
6,46及び下スプロケット47と、その左右一対のチ
ェーン44を介してリフト台32を上下動させる一対の
リフトシリンダ45,45と、一対のリフトシリンダ4
5,45の接続される油圧源48との間に配備される切
り換え弁73,73と、同弁の切り換え制御を行うコン
トローラ36とを備える。
【0016】ここで、4本の支柱37には一体的にレー
ル41が取り付けられ、レール41に摺動可能に噛み合
う噛合い部材42がリフト台32に一体結合されてい
る。このため、リフトシリンダ45が上下作動すると、
リフト台32は下位置HIとリフトストロークSだけ上
側の上位置H2との間を的時に切り換え移動できる。な
お、リフトストロークSはタイヤ幅Bを上回る様に設定
される。
【0017】図4、図7、図8に示すように、挟持手段
35は第2搬送路R2の横断方向に摺動して挟持作動す
る一対の可動挟持部材34,34と、リフト台32に一
体的に取り付けられると共に各可動挟持部材34のネッ
ク部を摺動可能に支持する挟持部材支持部50と、リフ
ト台32の上部に支持される挟持シリンダ51と、リフ
ト台32に一対の枢支ピン52,52を介して枢支され
ると共に互いに噛み合って逆転する一対の分岐ギア5
3,53と、一方の分岐ギア53に一体結合され挟持シ
リンダ51の突出し作動を受けるレバー511と、各分
岐ギア53と一体の下向きレバー54と各可動挟持部材
34のネック部とを連結する左右リンク系55,55
と、挟持シリンダ51の接続される油圧源48との間に
配備される切り換え弁56と、同弁の切り換え制御を行
うコントローラ36とを備える。ここで、左右の各リン
ク系55は、リフト台43の下位置に第2搬送路R2に
沿った方向に向けて横向きで枢支される回転軸551
(図9参照)と,その両側より下方に延出する前後レバ
ー552,553と、前レバー552の回動端と下向き
レバー54とにそれぞれピン結合する各連結棒554
と、後レバー553の回動端に形成され各可動挟持部材
34のネック部のピン556に係合する長溝555とで
構成される。
【0018】このような挟持手段35は、挟持シリンダ
51が非作動位置より作動位置に切り替わると、その
時、一対の可動挟持部材34,34が最も接近し、タイ
ヤを挟持できる。この場合、挟持間隔はこの装置が処理
するタイヤ径に応じ適宜調整される。なお、その調整時
には、前レバー552及び下向きレバー54の長さを増
減させて容易に挟持間隔を調整できる。
【0019】タイヤずれ修正手段60は、図4、図5に
示すように、第2搬送路R2を形成する搬送ローラ30
と干渉しないように、しかも作動時には同搬送路のタイ
ヤに当接可能な位置に配設される4つのタイヤ押し部材
61と、タイヤ押し部材61を搬送路R2の中央側に的
時に揺動させる各上向きレバー62と、基部に枢支され
互いに噛み合う一対の分岐ギア63,63と、一方の分
岐ギア63と一体の延出レバー65、65と、各延出レ
バー65と各上向きレバー62とを連結するロッド66
と、一方の分岐ギア63より延出しその回動端がずれ修
正シリンダ65に連結される揺動レバー64と、ずれ修
正シリンダ65に接続される油圧源48との間に配備さ
れる切り換え弁67と、同弁の切り換え制御を行うコン
トローラ36とで構成されている。
【0020】このずれ修正シリンダ65が非作動位置よ
り突出し作動して作動位置に達すると、4つのタイヤ押
し部材61は同時に搬送路Rの中央側に移動し、タイヤ
はその中心位置を第2段積み位置P2に合わせるように
ずれ修正される。図に示すようにコントローラ36は
各電磁弁73,49,56,67の各駆動回路361,
362,363,364及び駆動回路40と制御回路3
65から成り、第2段積み位置P2に達する先のタイヤ
をリフトストロークSの上位置H2に保持すると共にそ
の間に第2段積み位置P2に次のタイヤが達するとその
タイヤの上に上位置H2にある先のタイヤを載置すると
いう段積みモードを達成すべく可動ストッパ31、リフ
ター33、挟持手段35を制御する。
【0021】即ち、コントローラ36はフロントタイヤ
2本とリアタイヤ2本の供給を受ける間において、各タ
イヤが第2段積み位置P2に達するに先立ち可動ストッ
パ31を退却位置hbよりストッパ位置haに切り換え
ておく。タイヤが第2段積み位置P2に達すると、ずれ
修正シリンダ65を駆動させ、タイヤを第2段積み位置
P2に合わせる。続いて挟持シリンダ51を駆動させ、
一対の可動挟持部材34,34によりタイヤを挟持す
る。更にリフターのリフトシリンダ45を駆動させて、
リフト台32を下位値H1より上位置H2に切り換え、
タイヤをリフトストロークSだけ上昇させる。この後、
コントローラは次のタイヤが送りこまれるのを待つ。次
のタイヤが送り込まれるとずれ修正シリンダ65がタイ
ヤを第2段積み位置P2にずれ修正し、挟持手段35が
開放作動して挟持中のタイヤを次のタイヤ上に載置す
る。
【0022】その後、リフター33が降下作動して下位
値H2に達する。ここで、挟持手段35が挟持作動に入
り、次のタイヤを挟持する。その後再度、リフター33
が上位置H2に達し、段積みされた2つのタイヤを保持
し、次のタイヤが下位値H1に送りこまれるのを待つ。
このように、段積みモードを繰り返して、コントローラ
36はフロントタイヤ2本とリアタイヤ2本の段積みを
完了すると、可動ストッパ31をストッパ位置haより
退却位置hbに切り換え、搬送ローラ30を送り作動さ
せ、4本の段積みタイヤを搬送ローラ30及びその下流
側の傾斜ローラ24に送る。このような第2段積み工程
部74と同様に第1段積み工程部15の第1段積み位置
P1でスペアタイヤが4段に段積みされ、第1搬送路R
1に沿って積出し部16に送り出される。
【0023】積出し部16は一対のレール72,72上
に配設される複数の電動移動台車(トラバーサ)71,
71・・・から成り、このうちの任意の4台に順次第2
搬送路R2からの4本の段積みタイヤが8台分送り込ま
れ、図10で示したと同様の順に積み込まれ、その前方
の他の電動移動台車71に第1搬送路R1からの8台分
のスペアタイヤが4段積みで送りこまれ、載置される。
このようにセットされると直に第1第2搬送路R1,R
2より各台車は移動され、適宜の移動位置でタイヤ搬送
手段としてのタイヤ搬送車6の荷台7に図10で示した
と同様の順にタイヤ積み作業が成される。なお、両段積
み工程部15,74側には別の台車がセットされる。
【0024】
【考案の効果】以上のように、この考案は、タイヤアッ
センブリーの組立てラインの最終工程にあるバランス取
り工程部で、ウエイトの打ち込みのため縦向き姿勢に保
持されたまま搬出される2種類のタイヤアッセンブリー
をタイヤ受け位置で受け、このタイヤアッセンブリーを
搬送姿勢となる横向きに姿勢を変更させ、その後タイヤ
搬送位置より順方向及び同順方向と直行する分岐方向に
選択的に振り分け、第1段積み位置にタイヤアッセンブ
リーを設定数段積みし、第2段積み位置にタイヤアッセ
ンブリーを設定数段積みするので、バランス取り工程部
より縦向き姿勢に保持されたまま搬出されてくる、各々
異なる2種類のタイヤアッセンブリーを搬送姿勢となる
横向きに姿勢変更させ、段積みとしたタイヤアッセンブ
リーをタイヤ搬送手段に容易に積み込むことができ、タ
イヤアッセンブリーの振り分け作業や段積み作業の自動
化を図れ、作業の合理化が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例としてのタイヤアッセンブリ
ー積出し装置の概略図である。
【図2】図1のタイヤアッセンブリー積出し装置で用い
る正転振り分け機の側面図である。
【図3】図1のタイヤアッセンブリー積出し装置で用い
る正転振り分け機の平面図である。
【図4】図1のタイヤアッセンブリー積出し装置で用い
る第2段積み工程部の正面図である。
【図5】図1のタイヤアッセンブリー積出し装置で用い
る第2段積み工程部の平面図である。
【図6】図4の第2段積み工程部のコントローラの結線
ブロック図である。
【図7】図4の第2段積み工程部のリフト台の拡大正面
図である。
【図8】図4の第2段積み工程部のリフト台の拡大平断
面図である。
【図9】図4の第2段積み工程部のリフターの拡大側面
図である。
【図10】従来のタイヤアッセンブリー積出し装置の概
略図である。
【符号の説明】
6 タイヤ搬送車 10 タイヤアッセンブリー組立てライン 11 タイヤアッセンブリー積出し装置 15 第1段積み工程部 16 積出し部 17 正転振り分け機 74 第2段積み工程部 R1 第1搬送路 R2 第2搬送路 P1 第1段積み位置 P2 第2段積み位置

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】タイヤにホイールを組み込みタイヤアッセ
    ンブリーを組立てる組込工程部、上記タイヤアッセンブ
    リーにエア入れを行うエア入れ工程部及び上記タイヤア
    ッセンブリーのバランス取りを行うバランス取工程部で
    なり複数種類のタイヤアッセンブリーが縦向きのタイヤ
    姿勢で搬出されるタイヤアッセンブリーの組立てライン
    に連接されるタイヤアッセンブリー積出し装置におい
    て、 上記 タイヤアッセンブリーの組立てラインから縦向きの
    タイヤ姿勢で送りこまれた2種類のタイヤアッセンブリ
    ーを順方向及び同順方向と直行する分岐方向に選択的に
    振り分けて送り出す振り分け機と、同振り分け機の順方
    向下流に配備される搬送路上の第1段積み位置に順次横
    向きで供給されるタイヤアッセンブリーの内先のタイヤ
    アッセンブリーを後のタイヤアッセンブリーの上に設定
    数段積みする第1段積み工程部と、上記振り分け機の分
    岐方向下流に配備される搬送路上の第2段積み位置に順
    次横向きで供給されるタイヤアッセンブリーの内先のタ
    イヤアッセンブリーを後のタイヤアッセンブリーの上に
    設定数段積みする第2段積み工程部と、上記第1、第2
    段積み工程部からの段積みタイヤアッセンブリーをタイ
    ヤ搬送手段に積み出す積出し部とを有し、 上記振り分け機は、不動の基枠と、該基枠に回転駆動可
    能に設けられると共に一体結合したタイヤ受け枠との間
    にタイヤアッセンブリーを縦向きで受けるタイヤ受け位
    置と、受けたタイヤアッセンブリーを搬送姿勢となる横
    向きに姿勢を変更したタイヤ搬送位置との間で位置変更
    する回転基枠と、同回転基枠に出没自在に複数個設けら
    れタイヤ搬入時に突出されタイヤの周面を支持する突出
    位置と搬送時に突出位置から退避する退避位置とを移動
    する可動ストッパと、上記回転基枠に支持され上記順方
    向にタイヤアッセンブリーを搬送可能なローラと、同ロ
    ーラより上方へ突出する搬送位置と同ローラより下方位
    置に退避する退避位置とに上下動し搬送位置でタイヤア
    ッセンブリーを上記分岐方向に搬出する搬送ベルトとを
    備えたことを特徴とする タイヤアッセンブリー積出し装
    置。
JP1991076021U 1991-09-20 1991-09-20 タイヤアッセンブリー積出し装置 Expired - Lifetime JP2553813Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991076021U JP2553813Y2 (ja) 1991-09-20 1991-09-20 タイヤアッセンブリー積出し装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991076021U JP2553813Y2 (ja) 1991-09-20 1991-09-20 タイヤアッセンブリー積出し装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0526926U JPH0526926U (ja) 1993-04-06
JP2553813Y2 true JP2553813Y2 (ja) 1997-11-12

Family

ID=13593177

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991076021U Expired - Lifetime JP2553813Y2 (ja) 1991-09-20 1991-09-20 タイヤアッセンブリー積出し装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2553813Y2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3929120A4 (en) * 2019-02-19 2022-11-23 Murata Machinery, Ltd. TRANSPORT SYSTEM
KR102241947B1 (ko) * 2020-09-28 2021-04-19 (주)함코 타이어 적재장치
KR102218072B1 (ko) * 2020-10-13 2021-02-19 (주)함코 타이어 적재시스템
CN115504263A (zh) * 2022-11-09 2022-12-23 诸暨市晟兴机械部件有限公司 一种车轮的自动化组装设备

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH072530B2 (ja) * 1984-07-25 1995-01-18 株式会社ブリヂストン タイヤの段積み装置
JPH072521B2 (ja) * 1986-03-25 1995-01-18 横浜ゴム株式会社 タイヤ搬入・搬出及び積み込み装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0526926U (ja) 1993-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6293454B1 (en) Installation for positioning and welding body parts of different types of motor vehicles
US4827598A (en) Automatic assembling method and apparatus for vehicle bodies
JPH0521795B2 (ja)
CN107089525A (zh) 用于袋装物装车机装载码垛主机的分配装置
JP2553813Y2 (ja) タイヤアッセンブリー積出し装置
CN112958933B (zh) 车身自动化焊接生产线
JPH1045257A (ja) 貨物取り扱い装置
CN108161234B (zh) 智能激光焊接中心
CN206827671U (zh) 用于袋装物装车机装载码垛主机的分配装置
JPH0526925U (ja) タイヤアツセンブリー段積み装置
JP2716224B2 (ja) パレット搬送設備
JP4322036B2 (ja) タイヤの検査方法および装置
JP3166429B2 (ja) 車体組付方法及び装置
JP3706582B2 (ja) ワークの搬送装置およびトランスファ装置
JP4007519B2 (ja) 自動車製造方法
KR100507081B1 (ko) 부품 이송용 스토리지 장치
CN219688759U (zh) 一种可灵活切换装车数量的装车机
JPH01101277A (ja) 自動車ボディの溶接装置
JPH11320279A (ja) ワーク移載装置
JPH03221228A (ja) トランスファープレス
JPH01212676A (ja) 組立ラインのセッティング装置
KR200239895Y1 (ko) 적재화물 이송 시스템에 사용되는 운반차
JP2003164932A (ja) ワークのストック装置とワークの整列積み込み装置
JPH08300074A (ja) パネル分配装置
CN114229147A (zh) 一种光伏行业自动分挡生产线的工作方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970617