JP3166429B2 - 車体組付方法及び装置 - Google Patents

車体組付方法及び装置

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JP3166429B2
JP3166429B2 JP19499693A JP19499693A JP3166429B2 JP 3166429 B2 JP3166429 B2 JP 3166429B2 JP 19499693 A JP19499693 A JP 19499693A JP 19499693 A JP19499693 A JP 19499693A JP 3166429 B2 JP3166429 B2 JP 3166429B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車体の各部品を各搬
送位置決め装置により部品組付位置に搬入してその組付
位置で各部品を合わせて位置決めし、その状態で各部品
を組付けた仮付け車体として搬出する車体組付方法及び
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車体組付装置としては、
例えば、図14及び図15に示すものがある。同装置
おいては、アンダボデー用搬送位置決め装置1Aが部品
組付位置PPの前方から同位置PPまで地面Gに沿って
延設され、さらにメーンボデー用搬送位置決め装置1B
がこの部品組付位置PPから後方へ地面Gに沿って延設
されている。そして、アンダボデー用搬送位置決め装置
1Aの位置決めパレット2上にアンダボデーBが載せら
れて部品組付位置PPへ搬入されるようになっている。
【0003】この部品組付位置PPの左右両側方でサイ
ドメンバ用搬送位置決め装置3が地面G上に設置され、
同装置3によりサイドメンバ(図示せず)が部品組付位
置PPに搬入されるようになっている。このサイドメン
バ用搬送位置決め装置3の前後両側にパレット入替え装
置11が地面G上に設置され、サイドメンバ用搬送位置
決め装置3上の位置決めパレット(図示せず)を順次交
換できるようになっている。このパレット入替え装置1
1の上方でサイドメンバ供給装置(図示せず)が設置さ
れ、サイドメンバ用搬送位置決め装置3の位置決めパレ
ット上にサイドメンバを供給するようになっている。
【0004】前記アンダボデー用搬送位置決め装置1A
及びメーンボデー用搬送位置決め装置1Bの上方でパレ
ット搬送昇降装置16が設置され、同装置16にはルー
フ、カウル及びアッパバック(図示せず)の位置決めパ
レット21が設けられている。そして、この位置決めパ
レット21が部品組付位置PPまで搬送されて下降し、
同パレット21上のルーフ、カウル及びアッパバックが
部品組付位置PPに搬入されるようになっている。部品
組付位置PPの後側でメーンボデー用搬送位置決め装置
1B上にパレット位置決め装置17が設置され、下降状
態にある前記位置決めパレット21が同装置17と前記
サイドメンバ用搬送位置決め装置3とにより三箇所で挾
持されるようになっている。位置決めパレット21はメ
ーンボデーMの組付完了後上昇してメーンボデー用搬送
位置決め装置1Bの上方へ搬送される。
【0005】部品組付位置PPの前側でアンダボデー用
搬送位置決め装置1A上にロアバック用搬送位置決め装
置40が設置され、同装置40により位置決めパレット
(図示せず)上のロアバック(図示せず)が部品組付位
置PPに搬入されるようになっている。
【0006】部品組付位置PPでアンダボデーBにサイ
ドメンバ、ルーフ、カウル、アッパバック及びロアバッ
クがそれぞれ組付けられてメーンボデーMとして造形さ
れ、そのメーンボデーMがメーンボデー用搬送位置決め
装置1Bにより部品組付位置PPから搬出されるように
なっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述した車
体組付装置では、アンダボデー用搬送位置決め装置1A
とメーンボデー用搬送位置決め装置1Bとが部品組付位
置PPの前後両側に配置され、部品組付位置PPを通っ
て一連に設けられているため、前記ロアバック用搬送位
置決め装置40やパレット位置決め装置17は部品組付
位置PPの前後両側でアンダボデー用搬送位置決め装置
1Aやメーンボデー用搬送位置決め装置1B上に設置せ
ざるを得ない。そのため、それらの装置40,17はア
ンダボデーBやメーンボデーMとの干渉を避けることが
できる構造にしなければならない。その場合、パレット
位置決め装置17はパレット搬送昇降装置16の位置決
めパレット21を単に挾持するだけでよいため、さほど
大型にならない。
【0008】しかし、ロアバック用搬送位置決め装置4
0については、ロアバック位置決めパレットがロアバッ
ク供給位置と部品組付位置PPとの間で往復移動するた
め、アンダボデーBとの干渉防止構造と相俣って必然的
に大型になる。従って、部品組付位置PPの周囲のうち
このロアバック用搬送位置決め装置40側から作業者が
部品組付位置PPに対し出入りすることが大変に困難と
なり、作業性の低下の原因となっていた。
【0009】本考案は部品組付位置に対する各搬送位置
決め装置の配置構造を改良することにより、部品組付位
置に対する作業者の出入りを行い易くして作業性の向上
を図ることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明にかかる
車体組付装置においては、車体の各部品を各搬送位置決
め装置により部品組付位置に搬入し、その組付位置で各
部品を合わせて組付ることができるようになっている
【0011】前記各搬送位置決め装置は、アンダボデー
用搬送位置決め装置と、ロアバック用搬送位置決め装置
とからなる。
【0012】アンダボデー用搬送位置決め装置は、アン
ダボデーを前方領域から部品組付位置に搬入する経路
と、その搬入方向とは逆方向に部品組付位置からメーン
ボデーを搬出する経路とを同一とし、この経路間で駆動
するようになっている。
【0013】
【0014】この部品組付位置を境として前記前方領域
の反対側になる部品組付位置の後方の領域で、ロアバッ
ク用搬送位置決め装置が部品組付位置に隣接して設置さ
れている。そして、同装置により、ロアバックが部品組
付位置に搬入されるようになっている。
【0015】このような車体組付装置においては、アン
ダボデー用搬送位置決め装置がメーンボデーの搬出にも
兼用されているため、部品組付位置よりも後方領域、す
なわち部品組付位置を挟んで前記被組付部品の搬入、搬
出経路の反対側の領域である後方領域にメーンボデーの
搬出装置を何ら設置する必要もない。この点で本発明は
従来技術の場合と大きく異なる。
【0016】従って、部品組付位置よりも後方領域で部
品組付位置に隣接する場所にロアバック用搬送位置決め
装置を設置することができる。このロアバック用搬送位
置決め装置はアンダボデー用搬送位置決め装置と何ら関
係がないため、アンダボデーやメーンボデーとの間の干
渉を考慮する必要がなくなり、小型化することができ
る。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例にかかる車体組付
を図1から図14を参照して説明する。
【0018】図1,図2に示すように、アンダボデー用
搬送位置決め装置1はアンダボデー供給位置BPと部品
組付位置PP間で地面Gに沿って延設されている。同装
置1の位置決めパレット2はこの両位置BP,PP間で
前後方向へ往復移動するようになっている。
【0019】図1,図3に示すように、前記部品組付位
置PPの左右両側方で地面G上にサイドメンバ用搬送位
置決め装置3が配置されている。同装置3においては、
図4に示すように、機枠4上にスライド台5が左右方向
へ移動可能に支持されているとともに、このスライド台
5上にスライダ6が同じく左右方向へ移動可能に支持さ
れ、このスライダ6にパレット載置台7が軸7aを中心
に回動可能に支持されている。スライダ6上にエアシリ
ンダ8が取り付けられ、そのピストンロッド8aがパレ
ット載置台7に連結されている。そして、このピストン
ロッド8aの進退に伴い、パレット載置台7はスライダ
6上で倒伏状態と起立状態とを取り得るようになってい
る。
【0020】前記機枠4上にエアシリンダ9が取り付け
られ、そのピストンロッド9aが前記スライド台5に連
結されている。そして、このピストンロッド9aの進退
に伴い、機枠4上をスライド台5が往復移動してスライ
ダ6上のパレット載置台7がサイドメンバ供給位置SP
とパレット載置台起立位置GPとの間で往復移動するよ
うになっている。このスライド台5上にエアシリンダ1
0が取り付けられ、そのピストンロッド10aがスライ
ダ6に連結されている。そして、このピストンロッド1
0aの進退に伴い、スライド台5上をスライダ6が往復
移動してパレット載置台7がパレット載置台起立位置G
Pと部品組付位置PPとの間で往復移動するようになっ
ている。
【0021】サイドメンバ供給位置SPで、パレット入
替え装置11が交差している。このパレット入替え装置
11は地面G上で前記アンダボデー用搬送位置決め装置
1に対し充分な距離Dだけ離れて平行に延設されてい
る。このパレット入替え装置11で複数の位置決めパレ
ット12が並んで流れ、サイドメンバ供給位置SPで倒
伏しているパレット載置台7との間で位置決めパレット
12の交換が行われるようになっている。このパレット
入替え装置11の上方でサイドメンバ供給装置13が同
入替え装置11に沿って延設され、同装置13のサイド
メンバチャック機構14がサイドメンバ供給位置SPに
おいてパレット載置台7上の位置決めパレット12の上
方で停止するようになっている。
【0022】図2,図3に示すように、ルーフ・カウル
・アッパバック用搬送位置決め装置15は大別してパレ
ット搬送昇降装置16とパレット位置決め装置17とか
らなる。
【0023】このパレット搬送昇降装置16は部品組付
位置PPの上方にあり、ガイドレール18に吊下された
走行台19と、この走行台19に対し昇降機構20を介
して支持された位置決めパレット21とを備えている。
ガイドレール18は部品組付位置PP付近でアンダボデ
ー用搬送位置決め装置1に沿って同部品組付位置PPま
で延設されている。図5に示すように、走行台19は電
動モータ22により同ガイドレール18に沿って自走す
る。昇降機構20は走行台19に連結された昇降リンク
23と昇降チェーン24とを備え、走行台19の下方で
位置決めパレット21がこの昇降リンク23及び昇降チ
ェーン24に連結されている。そして、走行台19上に
ある電動モータ25が駆動すると、昇降チェーン24を
介して位置決めパレット21が昇降リンク23の伸縮に
伴い昇降するようになっている。図5,6,7,8に示
すように、位置決めパレット21の下側にはルーフチャ
ック機構26とカウルチャック機構27とアッパバック
チャック機構28とが取り付けられ、いずれのチャック
機構26,27,28もエアシリンダ29,31,3
3,35により動くリンク機構30,32,34,36
を利用している。
【0024】一方、前記パレット位置決め装置17は部
品組付位置PPに隣接してアンダボデー用搬送位置決め
装置1上にある。同装置17は門形枠37を有し、この
門形枠37上にはエアシリンダ39により動くパレット
チャック機構38が取付けられている。そして、図11
に示すように、前記位置決めパレット21が下降した
時、同パレット21にある位置決め板21aがこのパレ
ットチャック機構38により挾持されるようになってい
る。
【0025】前述したアンダボデー用搬送位置決め装置
1とサイドメンバ用搬送位置決め装置3とルーフ・カウ
ル・アッパバック用搬送位置決め装置15はいずれも部
品組付位置PPの前方領域FTにある。この位置PPよ
り後方領域BTでは、前記パレット入替え装置11やサ
イドメンバ供給装置13の一部のみがあり、それらの装
置11,13間で大きな空域Eが地面G上に残ってい
る。
【0026】そこで、図1,2に示すように、部品組付
位置PPの前方にあるアンダボデー用搬送位置決め装置
1に対し反対側になる部品組付位置PPよりも後方で隣
接して前記空域E内の地面G上にロアバック用搬送位置
決め装置40が設置されている。同装置40において
は、図9に示すように、機枠41上にスライダ42が移
動可能に支持され、このスライダ42上に位置決めパレ
ット43が軸43aを中心にレバー44とともに回動可
能に支持されている。このスライダ42にエアシリンダ
45が取り付けられ、そのピストンロッド44aがレバ
ー44に連結されている。そして、このピストンロッド
45aが進退すると、位置決めパレット43がロアバッ
ク供給位置LPで倒伏状態と起立状態とを取り得るよう
になっている。機枠41上にエアシリンダ46が取り付
けられ、そのピストンロッド46aがスライダ42に連
結されている。そして、このピストンロッド46aが進
退すると、スライダ42が往復移動して位置決めパレッ
ト43がロアバック供給位置LPと部品組付位置PPと
の間で往復移動するようになっている。このロアバック
用搬送位置決め装置40に対し前記パレット入替え装置
11が充分な距離Dだけ離れている。
【0027】さて、アンダボデーBはアンダボデー供給
位置BPでアンダボデー用搬送位置決め装置1の位置決
めパレット2上に移し換えられ、同パレット2とともに
部品組付位置PPに搬入される。
【0028】サイドメンバSはサイドメンバ供給位置S
Pでサイドメンバ用搬送位置決め装置3の位置決めパレ
ット12上にサイドメンバ供給装置13から倒伏状態で
移し換えられ、同パレット12とともに起立状態で部品
組付位置PPへ搬入される。
【0029】ルーフRとカウルCとアッパバックUはそ
れぞれそれらの搬送位置決め装置15のパレット搬送昇
降装置16の位置決めパレット21とともに部品組付位
置PPに搬入され、パレット位置決め装置17により保
持される。
【0030】ロアバックLはロアバック供給位置LPで
ロアバック用搬送位置決め装置40の位置決めパレット
43上に作業者により倒伏状態で載せられ、位置決めパ
レット43とともに起立状態で部品組付位置PPへ搬入
される。
【0031】そして、図10,11,12に示すよう
に、部品組付位置PPに搬入されたアンダボデーBとサ
イドメンバSとルーフRとカウルCとアッパバックUと
ロアバックLは仮付けされてメーンボデーMとなる。そ
の後、各装置3,15,40の位置決めパレット12,
21,43はそれぞれ搬入方向に対し逆の方向へ移動し
てメーンボデーMから離れる。
【0032】部品組付位置PPでアンダボデー用搬送位
置決め装置1の位置決めパレット2上にあるメーンボデ
ーMは、図13に示すように、搬入方向とは逆の方向へ
位置決めパレット2とともに搬出される。そして、図示
しないが、このメーンボデーMは方向転換位置DPで位
置決めパレット2と共に搬出される。その後、後工程に
てメーンボデーMが取出された後、この位置決めパレッ
ト2はアンダボデー供給位置BPの後方より同位置BP
に至る。
【0033】そして、このような動作が繰り返されて、
次々にメーンボデーMが仮付けされて搬出される。本実
施例においては、まず第1に、アンダボデーBを部品組
付位置PPに搬入する経路と、アンダーボデーBを含む
メーンボデーMを部品組付位置PPから搬出する経路と
を同一にした点に特徴がある。そのため、部品組付位置
PPよりも後方領域BTで地面G上にメインボデー用搬
送位置決め装置を設置する必要がなくなり、余裕空域E
が生じる。その余裕空域Eを有効利用してロアバック用
搬送位置決め装置40を設置した点にも特徴がある。こ
のロアバック用搬送位置決め装置40はアンダボデーB
の搬入経路やメーンボデーMの搬出経路と全く関係がな
いため、それらのボデーB,Mやアンダーボデー用搬送
位置決め装置1との干渉を考慮する必要がなくなり、小
型化することができる。従って、部品組付位置PPでそ
の周りの作業空間が広がり、その周りでの作業や部品組
付位置PPへの出入りが非常に行い易くなる。しかも、
サイドメンバ用搬送位置決め装置3に対するパレット入
替え装置11やサイドメンバ供給装置13をアンダボデ
ー用搬送位置決め装置1やロアバック用搬送位置決め装
置40に対し距離Dだけ充分に離しているため、作業者
の出入りがより一層行い易くなる。
【0034】しかし、このパレット入替え装置11やサ
イドメンバ供給装置13については、前述したような充
分な距離Dを持たせる必要はなく、アンダボデー用搬送
位置決め装置1やロアバック用搬送位置決め装置40に
接近させてそれらの隣接位置に設置してもよい。この場
合には、作業者の出入りが若干行いにくくはなるが、ロ
アバック用搬送位置決め装置40の小型化により、作業
性の向上は図ることができる。
【0035】なお、部品組付位置PPに隣接してアンダ
ボデー用搬送位置決め装置1上にパレット位置決め装置
17があるが、このパレット位置決め装置17はパレッ
ト搬送昇降装置16の位置決めパレット21を単に挾持
するだけのものであるため、門形枠37上にパレットチ
ャック機構38を設けるだけでよく、位置決めパレット
43を地面Gに沿って移動させる必要があるロアバック
用搬送位置決め装置40と比較して、小型であり、作業
者の出入りに支障がない。
【0036】前述した実施例はアンダボデーBとサイド
メンバSとルーフRとカウルCとアッパバックUとロア
バックLとを仮付けしてメーンボデーMにする場合につ
いて例示したが、車種に応じてこれらの部品は適宜変更
してもよい。
【0037】
【発明の効果】本発明にかかる車体組付方法及び装置に
よれば、部品組付位置へのアンダボデーの搬入と、部品
組付位置からの組付部品の組付けられたアンダボデー
搬出とを行なう搬送位置決め装置を部品組付位置よりも
前方領域のみに設置するとともに、この部品組付位置よ
りも後方領域にロアバック用搬送位置決め装置を設置し
たので、この後方領域にあるロアバック用搬送位置決め
装置は前方領域にあるアンダボデー用搬送位置決め装置
に対し何ら関係せず、小型化することが可能となる。従
って、この後方領域にあるロアバック用搬送位置決め装
置は部品組付位置に対し作業者が出入りする場合に邪魔
とならず、その出入りが行い易くなり、作業性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例にかかる車体組付装置の組付前の状態
において部品組付位置及びその付近を示す概略部分平面
図である。
【図2】同じく概略部分正面図である。
【図3】同じく概略部分右側面図である。
【図4】図3に示すサイドメンバ用搬送位置決め装置の
みをより詳細に示す概略部分右側面図である。
【図5】図2に示すルーフ・カウル・アッパバック用搬
送位置決め装置のみをより詳細に示す概略部分正面図で
ある。
【図6】図5に示すルーフチャック機構のみをより詳細
に示す概略部分正面図である。
【図7】図5に示すカウルチャック機構のみをより詳細
に示す概略部分右側面図である。
【図8】図5に示すアッパバックチャック機構のみをよ
り詳細に示す概略部分正面図である。
【図9】図2に示すロアバック用搬送位置決め装置のみ
をより詳細に示す概略部分正面図である。
【図10】本実施例にかかる車体組付ラインコンベヤに
おいて組付直後の状態を示す概略部分平面図である。
【図11】同じく概略部分正面図である。
【図12】同じく概略部分右側面図である。
【図13】図10に示す状態からメーンボデーが部品組
付位置から搬出される途中状態を示す概略部分平面図で
ある。
【図14】従来の車体組付装置において部品組付位置及
びその付近を示す概略部分平面図である。
【図15】同じく概略部分正面図である。
【符号の説明】
1…アンダボデー用搬送位置決め装置、2…アンダボデ
ー用位置決めパレット、3…サイドメンバ用搬送位置決
め装置、11…パレット入替え装置、12…サイドメン
バ用位置決めパレット、13…サイドメンバ供給装置、
15…ルーフ・カウル・アッパバック用搬送位置決め装
置、16…パレット搬送昇降装置、17…パレット位置
決め装置、21…ルーフ・カウル・アッパバック用位置
決めパレット、26…ルーフチャック機構、27…カウ
ルチャック機構、28…アッパバックチャック機構、3
8…パレットチャック機構、40…ロアバック用搬送位
置決め装置、43…ロアバック用位置決めパレット、P
P…部品組付位置、B…被組付部品としてのアンダボデ
ー、S…組付部品としてのサイドメンバ、R…組付部品
としてのルーフ、C…組付部品としてのカウル、U…組
付部品としてのアッパバック、L…組付部品としてのロ
アバック、M…車体としてのメーンボデー、FT…前方
領域、BT…後方領域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI // B65G 47/68 B65G 47/68 E

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体の各部分を部品組付位置に搬入し,そ
    の組付位置で各部品を合わせて組付ける車体組付方法に
    おいて、 前記部品組付位置の前方から前記車体の底部部品である
    アンダボデーをその後部側を前記部品組付位置に向けて
    位置決めパレットにより同部品組付位置へ搬入する工程
    と、 この部品組付位置にてその後方から前記車体の後部部品
    であるロアバックを搬入してこれを前記アンダボデーの
    後部に組付ける工程と、 このロアバックの組み付けられたアンダボデーを前記部
    品組付位置への搬入経路と同一の経路を用いて同部品組
    付位置から搬出する工程とを備えることを特徴とする車
    体組付方法。
  2. 【請求項2】車体の各部分を部品組付位置に搬入し、そ
    の組付位置で各部品を合わせて組付ける車体組付方法に
    おいて、 前記部品組付位置の前方から前記車体の底部部品である
    アンダボデーをその後部側を前記部品組付位置に向けて
    位置決めパレットにより同部品組付位置へ搬入する工程
    と、 この部品組付位置の両側方から前記車体の側部部品であ
    るサイドメンバを、同じく部品組付位置の後方から前記
    車体の後部部品であるロアバックをそれぞれ搬入してこ
    れらを前記アンダボデーの側部及び後部にそれぞれ組み
    付ける工程と、 これら各部品の組み付けられたアンダボデーを前記部品
    組付位置への搬入経路と同一の経路を用いて同部品組付
    位置から搬出する工程とを備えることを特徴とする車体
    組付方法。
  3. 【請求項3】車体の各部品を搬送位置決め装置により部
    品組付位置に搬入し、その組付位置で各部品を合わせて
    組付ける車体組付装置において、 前記部品組付位置の前方領域にて前記車体の底部部品で
    あるアンダボデーがその後部側を前記部品組付位置に向
    けて搭載される位置決めパレットと、 このアンダボデーが搭載された位置決めパレットを前記
    部品組付位置に搬入するとともに、同部品組付位置で部
    品の組付けられたアンダボデーが搭載された位置決めパ
    レットを前記搬入のための経路と同一の経路を用いて同
    部品組付位置か ら搬出するアンダボデー用搬送位置決め
    装置と、 前記部品組付位置を挟んで前記搬入及び搬出のための経
    路と反対側の領域に配置され、同部品組付位置に前記車
    体の後部部品であるロアバックを搬入するロアバック用
    搬送位置決め装置とを備えることを特徴とする車体組付
    装置。
  4. 【請求項4】車体の各部品を搬送位置決め装置により部
    品組付位置に搬入し、その組付位置で各部品を合わせて
    組付ける車体組付装置において、 前記部品組付位置の前方領域にて前記車体の底部部品で
    あるアンダボデーがその後部側を前記部品組付位置に向
    けて搭載される位置決めパレットと、 このアンダボデーが搭載された位置決めパレットを前記
    部品組付位置に搬入するとともに、同部品組付位置で各
    部品の組付けられたアンダボデーが搭載された位置決め
    パレットを前記搬入のための経路と同一の経路を用いて
    同部品組付位置から搬出するアンダボデー用搬送位置決
    め装置と、 前記部品組付位置へその両側方から前記車体の側部部品
    であるサイドメンバを搬入するサイドメンバ用搬送位置
    決め装置と、 前記部品組付位置を挟んで前記搬入及び搬出のための経
    路と反対側の領域に配置され、同部品組付位置に前記車
    体の後部部品であるロアバックを搬入するロアバック用
    搬送位置決め装置とを備えることを特徴とする車体組付
    装置。
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