JP2552184Y2 - レーザダイオードソケット用コンタクタ - Google Patents

レーザダイオードソケット用コンタクタ

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JP2552184Y2
JP2552184Y2 JP1990012958U JP1295890U JP2552184Y2 JP 2552184 Y2 JP2552184 Y2 JP 2552184Y2 JP 1990012958 U JP1990012958 U JP 1990012958U JP 1295890 U JP1295890 U JP 1295890U JP 2552184 Y2 JP2552184 Y2 JP 2552184Y2
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敏之 清川
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、例えばレーザダイオードの試験装置にお
いて、レーザダイオードを、キャリヤに取付けたソケッ
トに装着して搬送し、所定位置で、そのソケットのスリ
ーブ(端子ピン)に接触させてレーザダイオードと電気
的に接続するために用いられるレーザダイオードソケッ
ト用コンタクタに関する。
「従来の技術」 第4図に従来のレーザダイオードソケット用コンタク
タを示す。キャリヤ11の開口を塞ぐようにレーザダイオ
ードソケット12が取付けられ、そのソケット12にレーザ
ダイオード13が装着され、つまりソケット12の底面から
突出している金属スリーブ(端子ピン)14内にレーザダ
イオード13のリード(端子)15が挿入接続される。キャ
リヤ11が予め決められた位置で運ばれると、コンタクタ
16がシリンダ17で押し上げられて、コンタクタ16のコン
タクト18の上端面がスリーブ14の下端面と弾性的に接触
する。つまり従来のコンタクタ16は絶縁材の本体19内に
金属チューブ21が埋め込まれ、チューブ21の上端面は本
体19の上面に現われ、チューブ21内にコンタクト18が出
入自在に収容され、コンタクト18はチューブ21内のコイ
ルばね22で上方に突出するように偏倚されている。コン
タクト18の上端面にはぎざが付けられている。本体19が
押し上げられると、コンタクト18の上端面が対応するス
リーブ14の下端面と弾性的に接触し、コンタクト18がチ
ューブ21内に引込むいわゆるホゴピンが構成されてい
た。
「考案が解決しようとする課題」 従来のコンタクタ16はコンタクト18の上端面をスリー
ブ14の下端面と接触させて電気的導通を得ているため、
コンタクタ16の上端面にごみが付着すると良好な電気的
導通が得られなくなり、またスリーブ14の下端面やコン
タクタ16の上端面が酸化すると、接触不良となる。ポゴ
ピンはチューブ内にコンタクトを出入自在とし、チュー
ブ内のコイルばねでコンタクトを上方へ偏倚するもので
あるから、チューブ21を余り細くすることができず、コ
ンタクト18の中心間隔を小さくすることができず、スリ
ーブ14の間隔が小さくなると従来のコンタクタ16を使用
することができなくなる。更にコイルばね22で接触圧を
得ているが、このコイルばね22の寿命が短かい欠点もあ
った。
「課題を解決するための手段」 この考案によれば、キャリアの開口を塞ぐようにソケ
ットが取付けられ、そのソケットに装着されたレーザダ
イオードのリードが、上記ソケットから突出した金属ス
リーブ内に挿入接続され、 上記キャリアが予め決められた位置に運ばれると、押
し上げられて接触子が上記スリーブと弾性的に接触する
レーザダイオードソケット用コンタクタにおいて、 中心孔を有する絶縁材のボデイと、 上記中心孔に出入自在に挿入され、上記ボディの一端
面より突出し、上記スリーブの外周の大きさとほぼ同一
の大きさの外周を持つ可動体と、 上記中心孔内に収容され、上記可動体を外方へ偏倚す
るコイルばねと、 上記ボディの外周部に一端部が取付けられ、他端部が
上記可動体の突出している部分の外周面に圧接されてい
る板ばねよりなる複数の上記接触子と、 を具備し、上記コンタクタが押し上げられると、上記
可動体の突出端面が上記スリーブの突出端面とずれるこ
となく衝合して、その可動体が上記ボディ内に引込み、
上記複数の接触子が上記スリーブの側面と接触する。
「実施例」 第1図にこの考案の実施例を示す。絶縁材のボディ31
の軸心位置に中心孔32が形成され、中心孔32はボディ31
の上端面に達し、その上端の内周に抜け止め33がつば状
に形成されている。中心孔32に出入自在に可動体34が挿
入され、可動体34はボディ31の上端面より突出してい
る。可動体34の下端面(内端面)と中心孔32の底面との
間にコイルばね35が介在され、コイルばね35により可動
体34はボディ31から上方に抜け出る方向に偏倚される。
可動体34の下端外周のつば36が抜け止め33と係合して可
動体34が抜け落ちないようにされる。なお可動体34は第
2図にも示すように絶縁材の上半部34aと金属材の下半
部34bとが接着されて構成されている。またボディ31の
底板31aは別体のもので、底板31aで中心孔32の下端が塞
がれている。底板31aの中心突部37を中心孔32内に挿入
し、側面から共通のピン38を圧入して底板31aをボディ3
1の本体に固定している。シリンダ17のシャフト39がボ
ディ31の底面に形成された孔内に挿入され、ねじ41で固
定される。
複数の接触子42の下端部が、中心孔32を中心としてボ
ディ31の外周部に取付けられ、各接触子42の上端部は可
動体34の突出部の外周面に圧接される。各接触子42は板
ばねからなる。例えばボディ31の外周面に接触子収容溝
43が縦に形成され、接触子収容溝43内に接触子42を配
し、その下端部を溝43の底面に対接させ、その外側に押
え板44を溝43内に嵌込むと共に、接触子42、押え板44を
ボディ31に接着する。接触子42の下端は外方に折曲げ延
長して端子42aとされている。接触子42の押え板44で押
えている部分の上側は接触子42と溝43の底面との間に間
隔が設けられている。接触子42の上半部はボディ31の軸
心と接近するように折曲げられ、可動体34の外周面に比
較的強く圧接している。接触子42の上端はわずか外側に
折返されている。また接触子42の上半部の幅が下半部よ
りも細くされている。
第1図に示すようにキャリヤ11に固定されたレーザダ
イオードソケット12にレーザダイオード13が装着され、
キャリヤ11が所定の位置に運ばれると、シリンダ17によ
りボディ31が押し上げられ、可動体34の上端面が複数の
スリーブ14の下端面と同時に接触する。この時、複数の
スリーブ14がなす全体の外周と可動体34の外周とがほぼ
同一大きさとなるように可動体34の大きさが作られ、か
つ複数のスリーブ14の角度間隔と接触子42の角度間隔が
等しくかつ全体としても角度合せされている。従って第
3図に示すように更にボディ31を押し上げると、可動体
34がコイルばね35の偏倚力に抗してボディ31内に引き込
み、各接触子42の上端部が対応するスリーブ14の外周面
上に乗り移る。この場合接触子42には予圧が与えられて
いるため、変位に対する接触圧の変動が小さな状態で接
触子42をスリーブ14に例えば100g程度の接触圧で接触さ
せることができ、良好な電気的接触が得られる。シリン
ダ17のシャフト39を引き込めると、ボディ31に対し、可
動体34が突出し、接触子42の上端部は可動体34の外周面
に移る。
なお可動体34は複数のスリーブ14と接触した時に、こ
れらのスリーブ14を電気的に短絡しないように上半部34
aを絶縁材とし、ボディ31との摺動性をよくし、静電気
が生じないように、下半部34bを金属材としている。
「考案の効果」 以上述べたようにこの考案によれば接触子42はスリー
ブ14の外周面をこすりながら移動するため、スリーブ14
の側面と接触子42との間にごみが介在されるおそれがな
く、かつ相互に磨かれるため、接触面が酸化するおそれ
がなく、常に良好な電気的接触が得られる。
接触子42に予圧が与えられているため、強い接触圧が
得られ、この点からも良好な接触が行われる。しかも接
触子42はほとんど変位しないため、応力振幅が小さく、
接触子42の寿命が長い。スリーブ14の周面と接触するた
め、スリーブ14の下端が尖ったテーパ状のものでも良好
な接触が得られる。スリーブ14の数が多く、かつ間隔が
小さくても接触子42の先端部を細く集束させて使用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す断面図、第2図はその
分解斜視図、第3図はこの考案の実施例をスリーブに接
触させた状態を示す断面図、第4図は従来のコンタクタ
を示す断面図である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャリアの開口を塞ぐようにソケットが取
    付けられ、そのソケットに装着されたレーザダイオード
    のリードが、上記ソケットから突出した金属スリーブ内
    に挿入接続され、 上記キャリアが予め決められた位置に運ばれると、押し
    上げられて接触子が上記スリーブと弾性的に接触するレ
    ーザダイオードソケット用コンタクタにおいて、 中心孔を有する絶縁材のボデイと、 上記中心孔に出入自在に挿入され、上記ボディの一端面
    より突出し、上記スリーブの外周の大きさとほぼ同一の
    大きさの外周を持つ可動体と、 上記中心孔内に収容され、上記可動体を外方へ偏倚する
    コイルはねと、 上記ボディの外周部に一端部が取付けられ、他端部が上
    記可動体の突出している部分の外周面に圧接されている
    板ばねよりなる複数の上記接触子と、 を具備し、上記コンタクタが押し上げられると、上記可
    動体の突出端面が上記スリーブの突出端面とずれること
    なく衝合して、その可動体が上記ボディ内に引込み、上
    記複数の接触子が上記スリーブの側面と接触するレーザ
    ダイオードソケット用コンタクタ。
JP1990012958U 1990-02-13 1990-02-13 レーザダイオードソケット用コンタクタ Expired - Fee Related JP2552184Y2 (ja)

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JP6484514B2 (ja) * 2015-06-30 2019-03-13 株式会社エンプラス 電気部品用ソケット
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