JP2551207B2 - カップ式飲料自動販売機 - Google Patents

カップ式飲料自動販売機

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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コーヒー,ココアなどの各種粉末原料をカ
ップに投入し、さらにカップに湯を注入して飲料を調合
するカップ式飲料自動販売機に関する。
〔従来の技術〕
この種のカップ式飲料自動販売機として、機内に配備
したカップ供給装置,粉末原料供給装置,給湯,給水装
置,製氷機をの間を経由して商品取出口との間にカップ
搬送機構を設け、販売指令によりカップ供給装置から搬
送機構のカップステージに搬出されたカップに対し、カ
ップ搬送経路の途上でまずカップ内に選択された粉末原
料を投入し、続く後段位置でカップ内に湯を注入して粉
末原料を溶解させ、さらに飲料希釈用の湯水,氷など追
加供給してホットないしコールド飲料を調合し、最後に
飲料入りカップを商品取出口に送出するようにしたもの
が特開昭58−190783の公報などで既に公知である。
また、飲料を撹拌,調合する方式として、カップ内に
粉末原料を投入した後に、上方よりカップ内に湯を加圧
注入して粉末原料を撹拌,溶解させるようにしたカップ
内撹拌方式が同じ出願人より例えば特開昭63−85998で
提案されている。
かかる提案でのカップ内撹拌方式は、カップ搬送路途
上の給湯ステーションに給湯ノズルを配備し、給湯ステ
ーションへのカップ移動を待って温水タンクより給湯ノ
ズルを通じてカップ内に湯を加圧注入するようにしたも
のであり、該給湯ノズルは温水タンクより引出した配管
にポンプ,給湯弁を介して接続されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
とこで、かかるカップ式飲料自動販売機,特にカップ
内への給湯については、次記のような解決すべき課題が
ある。
すなわち、前回の販売から次回の販売までの待機時間
が短い間隔であれば問題ないが、販売待機時間が長引く
とこの間に温水タンクから引出した給湯配管,ノズルな
どが周囲温度と同等な温度まで冷めるため、この状態で
カップへの給湯を行うと、温水タンクから抽出された高
温の湯は、給湯配管を経てノズルより流出する間に熱が
奪われて湯温が低下する。この結果、カップ内で粉末原
料の溶け残りが生じたり,ホット飲料の仕上がり温度が
低くなり、良質の飲料を客に提供することができなくな
る。
本発明は上記の点にかんがみなされたものであり、販
売待機時間が長引いた場合の販売時でも、常に適正な販
売温度を保って良質の飲料を販売できるようにしたカッ
プ式飲料自動販売機を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、本発明は、前回販売から
次回販売までの販売待機時間についてあらかじめ基準待
機時間を設定し、販売待機時間が基準待機時間を超えた
販売時には、カップが給湯ステーションに到達する前に
給湯ノズルを通じて温水タンク内に貯留されている高温
湯を少量だけ先出し、しかる後にカップの到達を待って
カップ内に給湯するようにしたものである。
〔作用〕
上記において、基準の販売待機時間は周囲温度条件
(自動販売機の設置地域,季節など)を考慮して設定さ
れ、平均的な周囲温度条件では基準の待機時間を例えば
30分程度に設定する。そして、販売待機時間が基準の待
機時間を超えた場合には、次回の販売時にカップが給湯
ステーションへ到達する前に温水タンクから配管を経て
給湯ノズルに通じる給湯ラインに高温の湯を先出しす
る。これにより、冷めた状態にある給湯ラインが先出し
湯で予熱され、給湯配管,ノズルの温度が上昇する。な
お、先出し湯は給湯ノズルから流出した後にドレン水と
して回収,排水処理される。
したがって、次に給湯ステーションへのカップ到達を
待ってカップに注入する湯は高温状態を保ったまま給湯
ノズルからカップ内に入ることになり、この結果として
粉末原料の溶け残りもなく、かつ飲料の仕上がり温度も
高い良質のホット飲料を販売に供することができる。
なお、販売待機時間が基準の待機時間以内であれば、
前回発売時の給湯動作による余熱で給湯ラインが冷めて
いない。したがって、次回の販売時には先記した湯の先
出しは行わず、給湯ステーションへのカップ到達を待っ
て飲料調合に必要な量の湯をカップに注入する。
〔実施例〕
第1図は本発明実施例の給湯動作を表すタイムチャー
ト、第2図は機内に配備した給湯系統図である。
まず、第2図において、1はカップ、2はカップ搬送
機構のカップステージ、3はカップステージ2を搬送経
路に沿って移送するチェーン機構である。ここで、カッ
プ1は搬送経路途上のカップ供給ステーションでカップ
供給装置よりカップステージ2へ搬出され、続く粉末原
料供給ステーションで粉末原料箱よりカップ内に粉末原
料4が投入される。粉末原料4の投入後は、図示実線で
表した給湯ステーションに移動し、ここで後述のように
給湯系統からカップ内に湯を注入して飲料を撹拌,調合
(ホット飲料の場合)するとともに、給湯後はカップス
テージ2を商品取出口の位置まで移送する。なお、コー
ルド飲料を販売する場合には、前記の給湯ステーション
で粉末原料4を溶解するに必要な量の湯をカップ1に注
入した後、後段のステーションで希釈冷水,氷などを追
加供給してコールド飲料を調合し、その後に商品取出口
に搬出する。
一方、給湯ステーションに配備した給湯系統は、ヒー
タ内蔵の温水タンク5と、温水タンク5より引出した給
湯配管6と、配管6の先端に接続してカップ1の上方位
置に配置した給湯ノズル7と、配管6の途中に接続した
ポンプ8,給湯弁9と、ポンプ8と給湯弁9との間の配管
路から分岐継手10を介して温水タンク5との間に配管し
た戻り配管11と、給湯ノズル7をカップ1の上面域で揺
り動かして湯をカップ内へ分散注入するノズル駆動部12
などで構成されている。なお、13は販売制御を行うコン
トローラである。
かかる構成で、温水タンク5にはモータで所定温度に
加熱された高温の湯が貯留されており、販売待機状態で
はポンプ8が停止し、給湯弁9は閉じている。この状態
からポンプ8を運転すると、温水タンク5の湯は配管6,
ポンプ8,戻り配管11を経て再び温水タンク5に戻るよう
に循環送流される。また、この状態で給湯弁9を開く
と、ポンプ8で加圧された湯が給湯ノズル7より下方に
向けて噴出する。
次に上記構成の給湯系統による飲料販売時の給湯動作
を第1図(a)〜(c)で説明する。ここで、(a)図
は自動販売機の稼働例を表したもので、各回の販売ごと
に販売指令が第2図におけるコントローラ13に与えられ
る。また、図中にT1,T2などで表した販売指令の間の時
間間隔は、前回の販売から次回の販売までの実際の販売
待機時間を表しており、さらにT0はコントローラに内蔵
のタイマであらかじめ設定した基準の販売待機時間を表
す。この基準の待機時間T0は周囲温度条件などを勘案し
て決められ、平均的な周囲温度条件で例えば30分程度に
設定されている。
そして、前回販売時との間の販売待機時間が前記の基
準待機時間T0以内である通常販売時(販売待機時間T1
T0)には、飲料販売動作中に(b)図で示すような給湯
パターンでカップへの給湯動作が行われる。これに対し
て、販売待機時間が基準待機時間T0を超えた場合のカジ
ュアル販売時(販売待機時間T2>T0)には、飲料販売動
作中に(c)図のような給湯パターンで給湯動作が行わ
れる。
すなわち(b)図に示した通常販売条件では、販売動
作の開始後に、まず第2図に示したポンプ8を始動して
温水タンク5の湯を給湯配管6に循環送流し、販売待機
中に給湯配管6の内部に滞留して冷めた状態にある低温
湯を温水タンク内の高温湯と入れ替える。続いて前段工
程で粉末原料4を投入したカップ1が給湯ステーション
の位置に到達すると、ここで給湯弁9を開いて所要量の
高温湯をカップ1に加圧注入し、粉末原料4と湯を撹拌
して飲料を調合する。
一方、(c)図に示したカジュアル販売条件では、前
記と同様に販売動作の開始後に、まずポンプ8を始動し
て温水タンク5の湯を給湯配管6に循環送流し、販売待
機中に給湯配管6の内部に滞留して冷めた状態にある低
温湯を温水タンク内の高温湯と入れ替えとともに、続い
てカップ1が給湯ステーションに到達する以前に短時間
だけ給湯弁9を開き、少量の高温湯を給湯ノズル7より
先出しする。これにより長い販売待機時間の間に周囲温
度まで低下していた給湯ノズル7を含めて給湯弁9より
下流側の配管部分が先出し湯により予熱される。そし
て、前段工程で粉末原料4を投入したカップ1が給湯ス
テーションの位置に到達すると、ここで給湯弁9を再度
開いて所要量の高温湯をカップ1に加圧注入し、粉末原
料4と湯を撹拌して飲料を調合する。このカップ内への
給湯工程では、前記した湯の先出しにより給湯ノズル7
を含む給湯配管系が予熱されているので、湯を高温状態
のままカップ1に注入して粉末原料の溶け残りなしに飲
料を調合できる。
なお、図示例ではカップへの給湯に先だって温水タン
クと給湯配管との間で湯を循環送流する方式を示した
が、湯の循環を行わない給湯配管系でも高温湯の先出し
を行うことで同様な効果を奏することができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、販売待機時間があ
らかじめ定めた基準待機時間を超えたカジュアル販売時
に、カップが給湯ステーションに到達する前に給湯ノズ
ルを通じて温水タンク内に貯留されている高温湯を少量
だけ先出し、しかる後にカップの到達を待ってカップ内
に給湯するようにしたので、販売待機時間の長さに左右
されることなく常にカップに高温湯を給湯して飲料を調
合することができ、これにより粉末原料の溶け残りがな
く、しかも材料の仕上がり温度も適温となる良質な飲料
を販売することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の給湯動作を表したタイムチャー
ト図、第2図は給湯系統図である。図において、 1:カップ、2:移動式カップステージ、4:粉末原料、5:温
水タンク、6:給湯配管、7:給湯ノズル、8:ポンプ、9:給
湯弁、13:コントローラ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機内にカップ搬送手段を備え、そのカップ
    搬送路途上の粉末原料供給ステーションでカップに粉末
    原料を投入した後、続く後段の給湯ステーションでカッ
    プ内に湯を注入して飲料を撹拌,調合するカップ式飲料
    自動販売機であり、前記の湯水供給ステーションには温
    水タンクに配管を介して接続した給湯ノズルを配備した
    ものにおいて、前回販売から次回販売までの販売待機時
    間についてあらかじめ基準待機時間を設定し、販売待機
    時間が基準待機時間を超えた販売時には、カップが給湯
    ステーションに到達する前に給湯ノズルを通じて温水タ
    ンク内に貯留されている高温湯を少量だけ先出し、しか
    る後にカップの到達を待ってカップ内に給湯することを
    特徴とするカップ式飲料自動販売機。
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