JP2549738B2 - 累進多焦点レンズ及びその製作方法 - Google Patents

累進多焦点レンズ及びその製作方法

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JP2549738B2 JP1337300A JP33730089A JP2549738B2 JP 2549738 B2 JP2549738 B2 JP 2549738B2 JP 1337300 A JP1337300 A JP 1337300A JP 33730089 A JP33730089 A JP 33730089A JP 2549738 B2 JP2549738 B2 JP 2549738B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、眼鏡レンズに関し、特にレンズの水平方向
のほぼ中央において上方から下方にかけて屈折力が漸進
的に変化する区間を有する累進多焦点レンズ及びその製
作方法に関する。
(従来の技術) 近年、累進多焦点レンズの設計技術の動向は、もっぱ
ら累進多焦点レンズの宿命ともいうべき非点収差、歪曲
収差の改善に向けられてきた。
しかし、累進多焦点レンズの装用者の立場から考えた
とき、低加入度数(本発明では加入度数約1.50以下程度
をいう。)累進多焦点レンズ装用者と高加入度数(本発
明では加入度数約2.50以上程度をいう。)累進多焦点レ
ンズ装用者とでは、累進多焦点レンズの機能に対する要
求が異なる傾向にある。
一般に低加入度数レンズ装用者は、初期の老視者であ
り、累進多焦点レンズの装用に慣れておらず、度数変化
に適応できにくい。このような初期の老視者は、近方視
よりもむしろ、遠方視に対する要求が高く、遠方視野の
安定化のために、よりゆるやかな度数変化の立ち上がり
を要求しがちである。これに対して高加入度数レンズ装
用者は、後期の老視者であり、累進多焦点レンズの装用
にも慣れており、度数変化にも順応している。このよう
な後期の老視者は、遠方視よりもむしろ近方視に対する
要求が高く、より広い近方視野の確保を要求するという
傾向がある。
しかしながら、従来の累進多焦点レンズの製作技術で
は、前述のような加入度数の違いによる装用者の要求を
レンズ設計へ反映させたものは未だ不十分であるといわ
ざるをえないが、例えば、特開昭64−35524号公報及び
特開昭64−32227号公報には、加入度数を考慮した設計
手法が提案されている。
特開昭64−35524号公報は、老視眼鏡の装用経験に乏
しい初期の老視患者と老視眼鏡の使用に習熟した老視患
者との視線の動きの傾向の違いを考慮し、処方の加入度
数により主注視線の配置を異なるように設計した累進多
焦点レンズが提案されている。
また、特開昭64−32227号公報は、主注視線上での加
入度数の度数変化開始位置から度数変化終了位置間の加
入度数変化の勾配の差を小さくすることにより、老視の
進んだ人が、最初の処方された加入度数を有する累進多
焦点レンズからそれよりも大きな加入度数である累進多
焦点レンズへと変えていくときに、その処方の加入度数
の変化による生理学的な適応努力を小さくし、かつ、適
応時間を短かくしようとする試みがなされてある。即
ち、この設計技術では、加入度数による度数変化の勾配
の差を小さくするために、低加入度数レンズでは、前記
位置間の加入度数変化の勾配をより大きくし、高加入度
数レンズでは、加入度数変化の勾配をより小さくするよ
うな設計手法が用いられている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前述の特開昭64−35524号公報は、単
に主注視線の配置に関する技術を開示するものであり、
この主注視線上の度数変化についてどのような規則性を
もたせていくのかという点については、課題が残されて
いる。
一方、特開昭64−32227号公報は、前述のように、低
加入度数のレンズにおける度数変化の傾きを大きくする
ために、処方の加入度数到達後も度数をさらに付加する
主注視線の設計を行っているので近方視野周辺における
非点収差の増大をまねくことになり、低加入度数レンズ
装用者には、たえ難いものになる。
また、この設計では、処方の加入度数により、主注視
線上での度数変化開始位置から加入度数到達位置までの
距離、即ち度数変化区間の長さが変化していくことにな
る。しかし、レンズ設計上、度数変化区間の長さは、非
点収差の量を決定する主要因であることから、度数変化
区間の長さを短かくすれば、それだけレンズ全体の非点
収差が増大するという問題が起こる。さらに、度数変化
開始位置が処方の加入度数によって変化する為、フィッ
ティングの為の遠用中心を固定してしまうと、遠用中心
から度数変化開始位置までの距離が加入度数によって変
化する。これは、装用者の立場から見たときに、加入度
数の違いによるレンズ設計の差が著しく、かえって、加
入度数の変化による生理学的な適応をさまたげる。
本発明は、このような上述の課題を解決するためにな
されたものであり、その目的は、それぞれ個人差により
加入度数の処方が異なる老視眼者に対して、快適な視野
を提供することができる累進多焦点レンズ及びその製作
方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、かかる上記の目的を達成するためになされ
てものであり、第1の発明は、眼鏡用レンズの屈折表面
に、そのほぼ中央の上方から下方にかけて屈折力が所定
法則に従って漸進的に変化する累進区間を有し、前記累
進区間には、へそ状子午線M−M′が主注視線として配
置される累進多焦点レンズの製作方法において、前記主
注視線に沿った度数変化が、漸進的度数変化を開始する
度数変化開始位置と度数変化が加入度数に到達する加入
度数到達位置とを、処方による加入度数によって変える
ことなく、前記度数開始位置の度数を基準として、度数
変化量の加入度数に対する百分率が50%に到達する位置
と、前記加入度数到達位置との間の距離Dを、処方の加
入度数によって変化させ、処方の加入度数が大きい程、
前記距離Dを長くすることにより、加入度数到達率が50
%以上の実質的近用視域のレイアウトを調整することを
特徴とする累進多焦点レンズの製作方法を提供するもの
であり、第2の発明は、眼鏡用レンズの屈折表面に、そ
のほぼ中央の上方から下方にかけて屈折力が所定法則に
従って漸進的に変化する累進区間を有し、前記累進区間
には、へそ状子午線M−M′が主注視線として配置され
る累進多焦点レンズにおいて、前記主注視線に沿った度
数変化が、漸進的度数変化を開始する度数変化開始位置
と度数変化が加入度数に到達する加入度数到達位置と
を、処方による加入度数によって変えることなく、前記
度数開始位置の度数を基準として、度数変化量の加入度
数に対する百分率が50%に到達する位置と、前記加入度
数到達位置との間の距離Dを、処方の加入度数によって
変化させ、処方の加入度数が大きい程、前記距離Dが長
くなっていることを特徴とする累進多焦点レンズを提供
するものである。
[作用] 第1の発明及び第2の発明から得られた累進多焦点レ
ンズは、主注視線に沿って度数変化が漸進的に行われ、
漸進的度数変化を開始する度数変化開始位置と加入度数
到達位置とが処方の加入度数によって変わることがな
く、一定であり、かつ、度数変化量の加入度数に対する
百分率が50%に到達する位置と前記加入度数到達位置と
の間の距離Dは、加入度数によって変化し、その変化
は、加入度数が大きい程長い。従って、本発明の累進多
焦点レンズは、まず、低加入度数レンズを装用したと
き、度数変化量が加入度数の50%に達する位置がより下
方にあるために、実質的近用部がより下方へ位置するこ
とになる。この結果、度数変化の立ち上がりがゆるやか
になり、遠用部付近の収差がおさえられることになる。
すなわち、装用者に対して、より安定した遠方視野を提
供する。
また、高加入度数レンズを装用したときには、度数変
化量が加入度数の50%に達する位置がより上方にあるた
めに、実質的な近用部がより上方へ位置することにな
る。この結果、装用者は、より少ない眼球の回旋運動に
よって、実質的な近用部を利用することが可能となる。
すなわち、装用者に対して、より広い近用部を提供する
ことになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は、凸面側から見た本実施例の右眼累進多焦点
レンズ1の主注視線の配置図を示したものである。
レンズ1において、点Oは幾何学中心点、L−L′は
点Oを通る子午線、2Aは、遠用中心で0.00デイオプトリ
ー、3Aは近用中心で+0.50デイオプトリー、従って、加
入度数は0.50であり、Hは水平方向を示しており、遠用
中心として度数変化開始位置を、近用中心として、加入
度数到達位置を用いている。
4は、レンズ1の主注視線の配置を示したもので、近
用中心位置3Aは、遠用中心2Aから18mm下方に、かつ2.5m
m鼻側に偏位している。
さらに、この主注視線4はへそ状子午線からなってお
り、その非点収差はほぼ0となっており、特開昭57−21
0320号で示した累進多焦点レンズと同一の設計であり、
鼻側に偏位したへそ状子午線を用いており、非点収差の
分布がへそ状子午線に対して、鼻側と耳側が水平方向に
非対称である。
ここで主注視線4の位置は遠用中心2Aと近用中心3Aと
を結ぶ直線Kに対して上方に配置されている。
第2図は、第1図の主注視線4の度数変化のグラフで
ある。縦軸に遠用中心(本実施例では度数変化開始点を
用いる。)からレンズ下方(第1図L−L′に平行な方
向)への距離、横軸に度数をとってある。2Aは遠用中
心、3Aは近用中心(本実施例では、加入度数到達点を用
いる。)、Mは2A、3Aの中点、Hは加入度数の50%に達
する位置である。2Aにおける度数は0.00、3Aでは0.50、
加入度数0.50である。この図からわかるように、加入度
数の50%に達する位置Hが度数変化開始点と加入度数到
達点との中点Mよりも下方に位置している。このよう
に、加入度数0.50のような低(弱度)加入度数レンズに
おいては、度数変化の立ちあがりがゆるやかになり、安
定した遠方視野を提供する。
次に第3図は、主注視線の配置以外は第1図と同様の
設計に基づいた累進多焦点レンズであり、近用中心位置
と遠用中心位置は第1図と同様である。
遠用中心2Bは0.00デイオプトリー、近用中心3Bは+3.
50デイオプトリーで加入度数は3.50である。
また近用中心位置3Bは、遠用中心位置2Bから18mm下方
に、かつ、2.5mm鼻側に偏位している。
ここで、主注視線6の位置は遠用中心2Bと近用中心3B
とを結ぶ直線K′に対して下方に配置されている。
第4図も第2図と同じく子午線状の度数変化のグラフ
であり、2Bは度数変化開始点、3Bは加入度数到達点、
M′は、2B、3Bの中点、H′は加入度数の50%に達する
位置である。2Bにおける度数は0.00、3Bでは3.50、加入
度数3.50である。この図からわかるように、加入度数の
50%に達する位置H′が、度数変化開始点と加入度数到
達点の中点M′よりも上方に位置している。このよう
に、加入度数3.50のような高(強度)加入度数レンズに
おいては、度数変化の立ち上がりが急激になるかわり
に、加入度数の50%以上となる領域が広がり、実質的に
より広い近方視野を提供する。
第5図は、第2図と第4図の度数変化のグラフを重ね
て比較したものてである。比較のため、横軸には加入度
数に対する度数変化量の百分率をとってある。この図か
らわかるように、度数変化開始点2A、2B、加入度数到達
点3A、3Bがそれぞれ一致しているにもかかわらず、度数
変化の様子が大きく異なっていることがわかる。また、
本実施例では加入度数到達点3A、3Bよりも下方では、ど
ちらも度数が減少し、かつ、2つの曲線はほぼ一致して
いる。このように、第5図では加入度数開始位置およ
び、加入度数到達位置が、加入度数によって不変である
ことがわかる。
第6図は、加入度数の違いによる平均度数分布の違い
を示す図である。2Cは度数変化開始点、3Cは加入度数到
達点、7はへそ状子午線(主注視線)、LOは第2図に示
した度数変化を有する累進多焦点レンズにおいて、平均
度数が加入度数の50%に達する位置を示す曲線、H1は第
4図に示した度数変化を有する累進多焦点レンズにおけ
る同様な曲線である。この図からわかるように、曲線H1
が、曲線LOよりも大きく上方へ広がっており、高加入度
数レンズ程、より広い近用部を提供する。
表1は、第6図における2Cと3Cとの距離DP、および、
度数変化量が加入度数の50%に達する位置から、加入度
数到達点までの距離Dを加入度数の違いによって表にし
たものである。この表からわかるように、DPの値が加入
度数によることなく一定であるにもかかわらず、加入度
数が大きい程、距離Dが長くなっており、加入度数によ
って、実質的な近用部のレイアウトを制御し、それぞれ
の加入度数レンズ装用者の要求を満足する累進多焦点レ
ンズを提供する。
また、加入度数の50%に達する位置は、加入度数1.50
以下の低加入度数レンズでは、度数変化開始点と加入度
数到達点の中点Mよりも下方、加入度数2.50以上の高加
入度数レンズでは、Mよりも上方、加入度数1.75〜2.25
の中間的な加入度数では、Mの近傍あるようにレイアウ
トすることが好ましい。
さらに、本発明では加入度数到達率の50%以上の領域
を実質的に近用視域の機能を有する領域とみなすもので
あるが、処方の加入度数の大きさによってもその領域の
境界となる加入度数の値は変化するので、実質的な近用
視の機能域は、ある程度の許容範囲内で考慮され、前記
到達率を40%以上〜60%以上の範囲で使用することもで
きる。
また主注視線の配置は、本実施例では、低加入度数の
レンズと高加入度数レンズの場合と異なる設計タイプの
ものを使用したが、加入度数の高・低にかかわらず、固
定された主注視線の配置を用いるタイプのものにも有効
であることはむろんである。またこの主注視線は、第1
図、第3図に示すように、レンズの凹面側から見て曲線
状を示すもの、例えば、前述の特開昭59−888718号公
報、特開昭57−210320号公報等に開示したものばかりで
なく、部分的に直線や折線となっているものも含まれ、
また、装用時に輻輳作用を考慮し、傾斜させる左眼、右
眼同型設計の累進多焦点レンズに用いてもよい。
またこの主注視線に沿った度数変化が加入度数により
異なるとは、加入度数の単位ごとに異なる場合も含め、
加入度数の範囲を区切って、2タイプ以上に区分して配
置する場合を含む。即ち、細かい加入度ピツチごとに区
切っても、近似する加入度数群で区切っても、いずれも
本発明の効果を得ることができる。
また、本発明では、主注視線としてへそ状子午線を用
いているが、へそ状子午線自体数学上、非点収差が0で
あることを意味しているが、製造上の誤差、視覚的許容
範囲を考慮して、0.25ディオプトリーの非点収差内にあ
れば、本発明でいうへそ状子午線に含まれるものとす
る。
(発明の効果) 本発明の累進多焦点レンズの製作方法及びそのレンズ
によれば、まず、低加入度数レンズを装用したとき、度
数変化量が加入度数の50%に達する位置がより下方にあ
るために、実質的近用部がより下方へ位置することにな
る。この結果、度数変化の立ち上がりがゆるやかにな
り、遠用部付近の収差がおさえられることになる。すな
わち、装用者に対して、より安定した遠方視野を提供す
ることになり、低加入度数装用者である初期の老視者が
求める遠用部に対する要求を満足することができる。
また、高加入度数レンズを装用したときには、度数変
化量が加入度数の50%に達する位置がより上方にあるた
めに、実質的な近用部がより上方へ位置することにな
る。この結果、装用者は、より少ない眼球の回旋運動に
よって、実質的な近用部を利用することが可能となる。
すなわち、装用者に対して、より広い近用部を提供する
ことになり、高加入度数装用者である後期の老視者が求
める近用部に対する要求を満足するとができる。特に、
余分な光学収差(非点収差等)をおさえ、取り扱いも繁
雑になることなく、実質的な近用部のレイアウトを制御
することができ、低加入度数装用者から高加入度数装用
者まで、それぞれの要求を満足する累進多焦点レンズを
提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1、第3図は、本実施例に基づく累進多焦点レンズの
主注視線の配置を示す図であり、第2、4図は、それぞ
れ第1、第3図の主注視線の度数変化を示す図である。
第5図は、第2図と第4図とを合成した図であり、第6
図は、本発明による加入度数の違いによる平均度数分布
の違いを示す図。 1,5……累進多焦点レンズ 2A,2B,2C……遠用中心 3A,3B,3C……近用中心 4,6,7……主注視線

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】眼鏡用レンズの屈折表面に、そのほぼ中央
    の上方から下方にかけて屈折力が所定法則に従って漸進
    的に変化する累進区間を有し、前記累進区間には、へそ
    状子午線M−M′が主注視線として配置される累進多焦
    点レンズの製作方法において、前記主注視線に沿った度
    数変化が、漸進的度数変化を開始する度数変化開始位置
    と度数変化が加入度数に到達する加入度数到達位置と
    を、処方による加入度数によって変えることなく、前記
    度数開始位置の度数を基準として、度数変化量の加入度
    数に対する百分率が50%に到達する位置と、前記加入度
    数到達位置との間の距離Dを、処方の加入度数によって
    変化させ、処方の加入度数が大きい程、前記距離Dを長
    くすることにより、加入度数到達率が50%以上の実質的
    近用視域のレイアウトを調整することを特徴とする累進
    多焦点レンズの製作方法。
  2. 【請求項2】眼鏡用レンズの屈折表面に、そのほぼ中央
    の上方から下方にかけて屈折力が所定法則に従って漸進
    的に変化する累進区間を有し、前記累進区間には、へそ
    状子午線M−M′が主注視線として配置される累進多焦
    点レンズにおいて、前記主注視線に沿った度数変化が、
    漸進的度数変化を開始する度数変化開始位置と度数変化
    が加入度数に到達する加入度数到達位置とを、処方によ
    る加入度数によって変えることなく、前記度数開始位置
    の度数を基準として、度数変化量の加入度数に対する百
    分率が50%に到達する位置と、前記加入度数到達位置と
    の間の距離Dを、処方の加入度数によって変化させ、処
    方の加入度数が大きい程、前記距離Dが長くなっている
    ことを特徴とする累進多焦点レンズ。
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