JP2549598Y2 - Locking device for key member of booster - Google Patents
Locking device for key member of boosterInfo
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- JP2549598Y2 JP2549598Y2 JP10866991U JP10866991U JP2549598Y2 JP 2549598 Y2 JP2549598 Y2 JP 2549598Y2 JP 10866991 U JP10866991 U JP 10866991U JP 10866991 U JP10866991 U JP 10866991U JP 2549598 Y2 JP2549598 Y2 JP 2549598Y2
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Description
【産業の利用分野】本考案は倍力装置に関し、より詳し
くは弁機構を構成する弁プランジャがバルブボデイから
脱落するのを防止するキー部材と、そのキー部材がバル
ブボデイから脱落するのを防止するリテーナとを備えた
倍力装置のキー部材の抜止め装置に関する。BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a booster, and more particularly, to a key member for preventing a valve plunger constituting a valve mechanism from falling off from a valve body, and a retainer for preventing the key member from falling off from the valve body. The present invention relates to a key member retaining device for a booster comprising:
【従来の技術】従来、倍力装置のキー部材の抜止め装置
として、作動方向前方に大径部を、後方に小径部を有す
るバルブボデイと、上記大径部と小径部との段部端面に
バルブボデイの半径方向に形成した挿入溝と、上記挿入
溝の側部端面に半径方向に向けて形成したスリットと、
上記挿入溝に連続してバルブボデイの半径方向内方に伸
びる挿入孔と、この挿入孔内に挿入されてバルブボデイ
の軸方向に変位可能に設けられ、その半径方向内方部が
弁機構の弁プランジャに係合するとともに、外方部が上
記挿通孔の外側でリヤ側に湾曲されてシェルの内壁面に
当接可能なキー部材と、このキー部材が挿入孔から脱落
するのを阻止するリテーナとを備え、上記リテーナが、
上記キー部材の湾曲部をその外側から覆う抜止め部と、
この抜止め部の外方部分に形成されるとともに上記スリ
ット内に挿入されて上記抜止め部の先端が軸方向に変位
するのを阻止する係合部とを有し、このリテーナにおけ
る抜止め部よりも外方部分を上記バルブボデイの大径部
に取付けたダイアフラムの内周ビード部によって被覆す
るように構成したものは知られている（例えば、実開平
３−８８９７６号公報）。2. Description of the Related Art Conventionally, as a retaining device for a key member of a booster, a valve body having a large-diameter portion in the front in the operating direction and a small-diameter portion in the rear, and a step end surface between the large-diameter portion and the small-diameter portion are used. An insertion groove formed in the radial direction of the valve body, and a slit formed radially on a side end surface of the insertion groove,
An insertion hole extending inward in the radial direction of the valve body continuous with the insertion groove, and provided in the insertion hole so as to be displaceable in the axial direction of the valve body, the radially inner portion of which is a valve plunger of a valve mechanism; A key member whose outer portion is curved rearward outside the insertion hole and can contact the inner wall surface of the shell, and a retainer for preventing the key member from dropping out of the insertion hole. Wherein the retainer is
A retaining portion that covers the curved portion of the key member from outside,
An engaging portion formed at an outer portion of the retaining portion and inserted into the slit to prevent a tip of the retaining portion from being displaced in an axial direction; and a retaining portion of the retainer. A structure in which an outer portion is covered with an inner peripheral bead portion of a diaphragm attached to a large-diameter portion of the valve body is known (for example, Japanese Utility Model Laid-Open No. 3-88976).
【考案が解決しようとする課題】上述した実開平３−８
８９７６号公報の装置においては、リテーナの係合部を
バルブボディのスリットに挿入するようにしているの
で、何等かの原因でキー部材に対して外側に押出す力が
作用し、キー部材の湾曲部がリテーナの抜止め部に強く
圧接され、かつこの状態でキー部材が後退されるような
状況となっても、上記リテーナの係合部がスリットに係
合することで、上述した状態でキー部材が後退されるの
を阻止することができる。これにより、上述した公報の
装置では、それまでの従来の装置に比較すると、リテー
ナが半径方向に脱落する可能性を低減させることができ
る。しかしながら、上記実開平３−８８９７６号公報の
装置では、ダイアフラムのビード部によって上記リテー
ナの抜止め部を外方側から被覆して支持するだけなの
で、何らかの原因でキー部材が半径方向外方に向けて強
い付勢力で付勢されたときには、リテーナも半径方向外
方に変位されて上記挿入溝から脱落する虞があった。[Problem to be solved by the invention]
In the device disclosed in Japanese Patent No. 8976, the engaging portion of the retainer is inserted into the slit of the valve body. Even if the key portion is strongly pressed against the retaining portion of the retainer and the key member is retracted in this state, the engaging portion of the retainer engages with the slit, so that the key is kept in the above-described state. The member can be prevented from being retracted. As a result, the possibility of the retainer falling off in the radial direction can be reduced in the apparatus disclosed in the above-mentioned publication, as compared with the conventional apparatus up to that time. However, in the device disclosed in Japanese Utility Model Application Laid-Open No. 3-88976, the retaining member of the retainer is merely covered and supported from the outside by the bead portion of the diaphragm. When the retainer is urged with a strong urging force, the retainer may also be displaced radially outward and fall out of the insertion groove.
【課題を解決するための手段】上述した事情に鑑み、本
考案は、上述した構成を有する倍力装置のキー部材の抜
止め装置において、上記リテーナの抜止め部の両側に上
記挿入溝の幅方向に弾性変形可能な第２係合部を設ける
とともに、上記挿入溝の側部端面の所要位置に、上記第
２係合部と係合して該第２係合部が半径方向外方にむけ
て脱落するのを阻止する係合凹部を設けたものである。SUMMARY OF THE INVENTION In view of the above-mentioned circumstances, the present invention provides a device for preventing a key member of a booster having the above-described configuration from being provided on both sides of a retaining portion of the retainer. A second engaging portion elastically deformable in the direction is provided, and the second engaging portion is engaged with the second engaging portion at a required position on a side end surface of the insertion groove so that the second engaging portion is radially outward. It is provided with an engagement concave portion for preventing it from falling off.
【作用】上述した構成によれば、何等かの原因でキー部
材を半径方向外側に押出す力が作用して、それに伴って
リテーナが半径方向外方にむけて強く付勢されたとして
も、上記第２係合部と係合凹部とによって、リテーナが
半径方向外方にむけて脱落するのを阻止することができ
る。したがって、リテーナがバルブボデイから脱落する
のを確実に阻止することができ、ひいてはキー部材がバ
ルブボディから脱落するのを確実に防止することができ
る。According to the above construction, even if a force for pushing the key member outward in the radial direction acts for some reason and the retainer is strongly urged outward in the radial direction due to the force, The second engaging portion and the engaging concave portion can prevent the retainer from falling outward in the radial direction. Therefore, it is possible to reliably prevent the retainer from falling off from the valve body, and to surely prevent the key member from falling off from the valve body.
【実施例】以下図示実施例について本考案を説明する
と、図１において、クラッチ倍力装置のシェル１内にパ
ワーピストン２を摺動自在に設けるとともに、このパワ
ーピストン２の背面にダイアフラム３を張設し、上記パ
ワーピストン２およびダイアフラム３によって上記シェ
ル１内を前方の定圧室４と後方の変圧室５とに区画して
いる。そして上記パワーピストン２の軸部にはそれと一
体に形成したバルブボデイ６を設けてあり、このバルブ
ボデイ６内に流路を切換える弁機構７を収容している。
上記弁機構７はバルブボデイ６に形成した第１弁座１
０、弁プランジャ１１に形成した第２弁座１２および両
弁座１０、１２にパワーピストン２の後方側すなわち図
１の右方からばね１３の弾撥力によって着座する弁体１
４を備えている。そして、上記第１弁座１０と弁体１４
とのシート部より外側をバルブボデイ６に形成した通路
１５を介して上記定圧室４に連通させ、さらにその定圧
室４内はシェル１に設けた負圧導入管１６を介してエン
ジンのインテークマニホールド等の負圧源に連通させて
いる。他方、上記第１弁座１０と弁体１４、および第２
弁座１２と弁体１４との各シート部の中間部は、上記バ
ルブボデイ６に形成した半径方向の通路１７を介して変
圧室５に連通させ、さらに上記第２弁座１２と弁体１４
とのシート部より内側は大気通路１８を介して大気に連
通させている。上記弁機構７を構成する弁プランジャ１
１は図示しないクラッチペダルに連動させた入力軸２１
に連結してあり、また弁プランジャ１１の先端部はリア
クションディスク２２を介してプッシュロッド２３に連
動させ、さらにこのプッシュロッド２３はシール部材２
４を貫通してシェル１の外部に突出させて図示しないク
ラッチマスターシリンダのピストンに連動させている。
上記パワーピストン２やバルブボデイ６等は、通常は、
リターンスプリング２５によって図示非作動位置に保持
するようにしてあり、この非作動状態では、上記弁プラ
ンジャ１１がバルブボデイ６から抜出るのを防止するキ
ー部材２６をシェル１の内壁面に当接させてバルブボデ
イ６に対する弁プランジャ１１の自由な右行を規制し、
次に入力軸２１および弁プランジャ１１が作動された際
に、直ちに上記弁機構７による流体回路の切換え動作が
得られるようにしている。然して、上記バルブボデイ６
は作動方向前方に大径部６ａを、後方に小径部６ｂを有
しており、上記大径部６ａから連続するフロント側外周
部を半径方向外方に伸長させてそこを上記パワーピスト
ン２としている。また、このパワーピストン２に隣接す
るリヤ側位置に環状溝６ｃを設けてあり、その環状溝６
ｃ内にダイアフラム３の内周ビード部３ａを圧入するよ
うにしている。また、図２、図３に示すように、上記大
径部６ａと小径部６ｂとの段部端面６ｄには、上記環状
溝６ｃと交差させてバルブボデイ６の半径方向に向けて
所定幅の挿入溝２７を形成してあり、この挿入溝２７の
底部はパワーピストン２のリヤ側端面と同一平面となる
ようにしている。また、上記挿入溝２７に連続してバル
ブボデイ６には半径方向内方に伸びる挿入孔２８を形成
している。そして、上記キー部材２６の二股状に形成し
た半径方向内方部は、図１に示すように、上記挿入孔２
８内に挿入して上記弁プランジャ１１に係合させてあ
り、また外方部は上記挿通孔２８の外側で後方側に湾曲
させてここに湾曲部２６ａを形成し、さらにこの湾曲部
２６ａから半径方向外方に屈曲させてシェル１に当接す
る当接部２６ｂを形成している。この当接部２６ｂは、
図示しないが、バルブボデイの外周を囲むＣ字形に形成
してある。上記キー部材２６は弁プランジャ１１の進退
動に応じて上記挿入孔２８内で軸方向に変位可能となっ
ており、上述したように倍力装置の非作動状態では、キ
ー部材２６のＣ字形の当接部２６ｂがシェル１の内壁面
に当接し、それによってバルブボデイ６の後退を規制す
ると同時に、バルブボデイ６に対して弁プランジャ１１
の後退を規制してこれをバルブボデイ６に対する前進状
態に保持し、次に入力軸２１および弁プランジャ１１が
作動された際に、直ちに上記弁機構７による流体回路の
切換え動作が得られるようになっている。さらに、上記
キー部材２６が挿入孔２８から脱落するのを阻止するリ
テーナ３１は、図４ないし図５に示すように、板状素材
をバルブボデイ６の半径方向に配設したときに、その内
方側の縁部と外方側の縁部とをそれぞれ後方側に向けて
折り曲げて伸長させるとともに同心状にかつ円弧状に湾
曲させている。そして、内方側の円弧状部分を抜止め部
３１ａとしてあり、この抜止め部３１ａによって上記キ
ー部材２６の湾曲部２６ａをその外側から覆うようにし
ている。また、リテーナ３１には、上記抜止め部３１ａ
と外方側の円弧状部分３１ｂとの中間部分に、それらと
同心状に円弧状の段部３１ｃを形成している。図４に示
すように、上記リテーナ３１の幅は、バルブボディ６の
挿入溝２７の幅と実質的に同じに設定しているが、上記
抜止め部３１ａと段部３１ｃとを接続する半径方向部３
１ｄの両側部には、円周方向に突出する第１係合部３１
ｅを形成している。そして、上記各第１係合部３１ｅ
は、上記挿入溝２７の互いに対向する側部端面に形成し
た半径方向に伸びるスリット３２内に係合可能としてい
る。さらに、本実施例では、上記抜止め部３１ａの円周
方向両側の一部を、それぞれ半径方向外方にむけて折り
曲げるとともに所定寸法だけ伸長させることで第２係合
部３１ｆを形成している。第２係合部３１ｆの先端は、
上記段部３１ｃよりも半径方向外方側に位置するととも
に相互に離隔する方向に傾斜してあり、したがって、第
２係合部３１ｆの先端は、上記第１係合部３１ｅと同じ
程度だけ抜止め部３１ａの両側部から円周方向外方に突
出している。そして、リテーナ３１は鋼材から製造して
いるので、上述のように構成したリテーナ３１の第２係
合部３１ｆは、相互に接離する方向に、すなわちバルブ
ボディの円周方向に弾性変形可能となっている。一方、
図２ないし図３に示すように、バルブボディ６の環状溝
２７の両側端面の所定位置には、相互に対向させて係合
凹部３３を形成してあり、この係合凹部３３に上記リテ
ーナ３１の第２係合部３１ｆを係合させることで、リテ
ーナ３１が半径方向外方に脱落するのを阻止するように
している。したがって、以上の構成において、上記キー
部材２６およびリテーナ３１を組立てる際には、先ずキ
ー部材２６の半径方向内方部を挿入孔２８内に挿入し、
その半径方向内方部の二股状部分を弁プランジャ１１に
係合させる。次に、上記キー部材２６の外方側から、リ
テーナ３１の第１係合部３１ｅをそれぞれ上記スリット
３２内に挿入して、リテーナ３１全体を挿入溝２７に挿
入する。リテーナ３１をこのように挿入溝２７内に挿入
することによって、両第２係合部３１ｆは、その間隔が
狭められた後バルブボディ６の係合凹部３３に係合する
とともに、抜止め部３１ａによってキー部材２６の湾曲
部２６ａが被覆される。そして、この状態からバルブボ
デイ６の環状溝６ｃにダイアフラム３の内周ビード部３
ａを圧入すると、リテーナ３１の段部３１ｃおよびそれ
に隣接する半径方向部分が内周ビード部３ａによって支
持されるので、これによって、リテーナ３１のバルブボ
デイ６への取り付けが完了する。このように、本実施例
のリテーナ３１は、その段部３１ｃを内周ビード部３ａ
によって外方から支持すると同時に、第１係合部３１ｅ
をスリット３２に挿入することで軸方向の変位を規制
し、かつ第２係合部３１ｆを係合凹部３３に係合するこ
とで半径方向への変位を阻止している。したがって、何
等かの原因でキー部材２６を外側に押出す力が作用して
このキー部材２６の湾曲部２６ａがリテーナ３１の抜止
め部３１ａに強く圧接され、かつこの状態でキー部材２
６が右方に変位されようとしても、第１係合部３１ｅが
スリット３２に当接することでリテーナ３１が位置決め
部３１ｄとバルブボデイ６との接触部を中心として回転
されることを阻止することができる。しかも、第２係合
部３１ｆが係合凹部３３に係合しているので、リテーナ
３１が半径方向に変位して脱落するのを確実に防止する
ことができる。DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS The present invention will be described below with reference to the illustrated embodiment. In FIG. 1, a power piston 2 is slidably provided in a shell 1 of a clutch booster, and a diaphragm 3 is stretched on the back of the power piston 2. The inside of the shell 1 is divided into a constant pressure chamber 4 at the front and a variable pressure chamber 5 at the rear by the power piston 2 and the diaphragm 3. The shaft of the power piston 2 is provided with a valve body 6 formed integrally therewith. The valve body 6 accommodates a valve mechanism 7 for switching a flow path.
The valve mechanism 7 includes a first valve seat 1 formed on the valve body 6.
0, a valve element 1 that is seated on the second valve seat 12 and both valve seats 10 and 12 formed on the valve plunger 11 from the rear side of the power piston 2, that is, from the right side in FIG.
4 is provided. The first valve seat 10 and the valve element 14
The outside of the seat portion is communicated with the constant pressure chamber 4 through a passage 15 formed in the valve body 6, and the inside of the constant pressure chamber 4 is further connected via a negative pressure introducing pipe 16 provided in the shell 1 to an intake manifold of the engine. To the negative pressure source. On the other hand, the first valve seat 10 and the valve body 14, and the second
An intermediate portion of each seat between the valve seat 12 and the valve body 14 communicates with the variable pressure chamber 5 through a radial passage 17 formed in the valve body 6.
The inside of the sheet portion is communicated with the atmosphere through an atmosphere passage 18. Valve plunger 1 constituting the valve mechanism 7
1 is an input shaft 21 linked to a clutch pedal (not shown)
The tip of the valve plunger 11 is linked to a push rod 23 via a reaction disk 22, and the push rod 23 is
4 and protrudes out of the shell 1 to interlock with a piston of a clutch master cylinder (not shown).
The power piston 2 and the valve body 6 are usually
The return spring 25 holds the valve plunger 11 at a non-operating position. In this non-operating state, a key member 26 for preventing the valve plunger 11 from coming out of the valve body 6 is brought into contact with the inner wall surface of the shell 1. Regulates the free right-hand movement of the valve plunger 11 relative to the valve body 6,
Next, when the input shaft 21 and the valve plunger 11 are operated, the switching operation of the fluid circuit by the valve mechanism 7 is immediately obtained. However, the valve body 6
Has a large-diameter portion 6a at the front in the operating direction and a small-diameter portion 6b at the rear, and extends a front-side outer peripheral portion continuous from the large-diameter portion 6a outward in the radial direction, which is used as the power piston 2. I have. An annular groove 6c is provided at a rear side position adjacent to the power piston 2.
The inner peripheral bead portion 3a of the diaphragm 3 is press-fitted into c. As shown in FIGS. 2 and 3, a predetermined width of the stepped end surface 6d of the large diameter portion 6a and the small diameter portion 6b is inserted in the radial direction of the valve body 6 so as to intersect with the annular groove 6c. A groove 27 is formed, and the bottom of the insertion groove 27 is flush with the rear end surface of the power piston 2. Further, an insertion hole 28 extending inward in the radial direction is formed in the valve body 6 following the insertion groove 27. The key member 26 has a bifurcated radial inner portion, as shown in FIG.
8 and is engaged with the valve plunger 11, and the outer portion is bent rearward outside the insertion hole 28 to form a curved portion 26a. A contact portion 26b that is bent outward in the radial direction and contacts the shell 1 is formed. This contact portion 26b is
Although not shown, it is formed in a C shape surrounding the outer periphery of the valve body. The key member 26 can be displaced in the axial direction in the insertion hole 28 in accordance with the advance and retreat of the valve plunger 11, and as described above, the C-shaped key member 26 is inoperative when the booster is not operated. The abutment portion 26b abuts on the inner wall surface of the shell 1, thereby restricting the retreat of the valve body 6 and, at the same time, the valve plunger 11 with respect to the valve body 6.
The valve mechanism 7 restricts the retraction of the valve body 6 and holds the valve body 6 in an advanced state. Then, when the input shaft 21 and the valve plunger 11 are operated, the switching operation of the fluid circuit by the valve mechanism 7 can be immediately obtained. ing. Further, as shown in FIGS. 4 and 5, a retainer 31 for preventing the key member 26 from dropping out of the insertion hole 28 is provided when the plate-shaped material is disposed in the radial direction of the valve body 6. The side edge and the outer side edge are each bent toward the rear side so as to extend, and are concentrically and arcuately curved. The inner arc-shaped portion serves as a retaining portion 31a, and the retaining portion 31a covers the curved portion 26a of the key member 26 from outside. The retainer 31 has the retaining portion 31a.
An arc-shaped stepped portion 31c is formed concentrically with an intermediate portion between the arc-shaped portion 31b and the outer side arc-shaped portion 31b. As shown in FIG. 4, the width of the retainer 31 is set substantially equal to the width of the insertion groove 27 of the valve body 6, but the width in the radial direction connecting the retaining portion 31 a and the step portion 31 c is set. Part 3
1d, a first engaging portion 31 protruding in the circumferential direction
e. Then, each of the first engagement portions 31e
Are engageable in radially extending slits 32 formed on the mutually facing side end surfaces of the insertion groove 27. Further, in the present embodiment, the second engaging portion 31f is formed by bending a part of the both sides in the circumferential direction of the retaining portion 31a in a radially outward direction and extending it by a predetermined dimension. . The tip of the second engagement portion 31f is
It is located radially outward from the stepped portion 31c and is inclined in a direction away from each other. Therefore, the distal end of the second engaging portion 31f is pulled out to the same extent as the first engaging portion 31e. It protrudes outward in the circumferential direction from both sides of the stopper 31a. Since the retainer 31 is made of steel, the second engaging portions 31f of the retainer 31 configured as described above can be elastically deformed in directions in which they come into contact with and separate from each other, that is, in the circumferential direction of the valve body. Has become. on the other hand,
As shown in FIGS. 2 and 3, engagement recesses 33 are formed at predetermined positions on both side end surfaces of the annular groove 27 of the valve body 6 so as to face each other. By engaging the second engaging portion 31f, the retainer 31 is prevented from dropping radially outward. Therefore, in the above configuration, when assembling the key member 26 and the retainer 31, the radially inner portion of the key member 26 is first inserted into the insertion hole 28,
The radially inner forked portion is engaged with the valve plunger 11. Next, the first engagement portions 31 e of the retainer 31 are respectively inserted into the slits 32 from the outside of the key member 26, and the entire retainer 31 is inserted into the insertion grooves 27. By inserting the retainer 31 into the insertion groove 27 in this manner, the two second engaging portions 31f are engaged with the engaging concave portions 33 of the valve body 6 after the distance between them is reduced, and the retaining portions 31a Thereby, the curved portion 26a of the key member 26 is covered. From this state, the inner peripheral bead portion 3 of the diaphragm 3 is inserted into the annular groove 6c of the valve body 6.
When a is press-fitted, the step 31c of the retainer 31 and the radial portion adjacent thereto are supported by the inner peripheral bead 3a, whereby the mounting of the retainer 31 to the valve body 6 is completed. As described above, the retainer 31 of the present embodiment is configured such that the stepped portion 31c is formed on the inner peripheral bead portion 3a.
At the same time as the first engaging portion 31e
Is inserted into the slit 32 to restrict axial displacement, and the second engaging portion 31f is engaged with the engaging concave portion 33 to prevent radial displacement. Therefore, a force for pushing the key member 26 outwardly acts for some reason, and the curved portion 26a of the key member 26 is strongly pressed against the retaining portion 31a of the retainer 31, and in this state, the key member 2 is pressed.
When the first engaging portion 31e abuts on the slit 32, the retainer 31 is prevented from being rotated about the contact portion between the positioning portion 31d and the valve body 6 even if the 6 is displaced rightward. it can. Moreover, since the second engaging portion 31f is engaged with the engaging concave portion 33, it is possible to reliably prevent the retainer 31 from being displaced in the radial direction and falling off.
【考案の効果】以上のように、本考案によれば、リテー
ナがバルブボデイから離脱するのを確実に防止できるの
で、キー部材がバルブボデイから脱落するのを上記リテ
ーナによって確実に防止することができるという効果が
得られる。As described above, according to the present invention, the retainer can be surely prevented from coming off the valve body, so that the key member can be reliably prevented from falling off from the valve body. The effect is obtained.
【図１】図１は本考案の一実施例を示す断面図FIG. 1 is a sectional view showing an embodiment of the present invention.
【図２】図２は図１の構成部材の１つを示す断面図FIG. 2 is a sectional view showing one of the components shown in FIG. 1;
【図３】図３は図２の右側面図FIG. 3 is a right side view of FIG. 2;
【図４】図４は図１の構成部材の１つを示す断面図FIG. 4 is a sectional view showing one of the components shown in FIG. 1;
【図５】図５は図４の右側面図FIG. 5 is a right side view of FIG. 4;
１…シェル ３…ダイアフラム ３ａ…内周ビード部 ６…バルブボデイ ６ａ…大径部 ６ｂ…小径部 ６ｄ…段部端面 ７…弁機構 １１…弁プランジャ ２６…キー部材 ２６ａ…湾曲部 ２６ｂ…当接部 ２７…挿入溝 ２８…挿入孔 ３１…リテーナ ３１ａ…抜止め部 ３１ｅ…第１係合部 ３１ｆ…第２係合部 ３２…スリット ３３…係合凹部 DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Shell 3 ... Diaphragm 3a ... Inner peripheral bead part 6 ... Valve body 6a ... Large diameter part 6b ... Small diameter part 6d ... Step end face 7 ... Valve mechanism 11 ... Valve plunger 26 ... Key member 26a ... Curved part 26b ... Contact part 27 insertion groove 28 insertion hole 31 retainer 31a retaining part 31e first engagement part 31f second engagement part 32 slit 33 engagement recess
Claims (1)
を有するバルブボデイと、上記大径部と小径部との段部
端面にバルブボデイの半径方向に形成した挿入溝と、上
記挿入溝の側部端面に半径方向に向けて形成したスリッ
トと、上記挿入溝に連続してバルブボデイの半径方向内
方に伸びる挿入孔と、この挿入孔内に挿入されてバルブ
ボデイの軸方向に変位可能に設けられ、その半径方向内
方部が弁機構の弁プランジャに係合するとともに、外方
部が上記挿通孔の外側でリヤ側に湾曲されてシェルの内
壁面に当接可能なキー部材と、このキー部材が挿入孔か
ら脱落するのを阻止するリテーナとを備え、 上記リテーナが、上記キー部材の湾曲部をその外側から
覆う抜止め部と、この抜止め部の外方部分に形成される
とともに上記スリット内に挿入されて上記抜止め部の先
端が軸方向に変位するのを阻止する係合部とを有し、 このリテーナにおける抜止め部よりも外方部分を上記バ
ルブボデイの大径部に取付けたダイアフラムの内周ビー
ド部によって被覆するように構成した倍力装置の倍力装
置のキー部材の抜止め装置において、 上記リテーナの抜止め部の両側に上記挿入溝の幅方向に
弾性変形可能な第２係合部を設けるとともに、 上記挿入溝の側部端面の所要位置に、上記第２係合部と
係合して該第２係合部が半径方向外方にむけて脱落する
のを阻止する係合凹部を設けたことを特徴とする倍力装
置のキー部材の抜止め装置。A valve body having a large-diameter portion forward in the operating direction and a small-diameter portion rearward; an insertion groove formed in a radial direction of the valve body on a step end surface of the large-diameter portion and the small-diameter portion; A slit formed in the side end surface of the valve body in the radial direction, an insertion hole extending inward in the radial direction of the valve body continuously with the insertion groove, and inserted into the insertion hole so as to be displaceable in the axial direction of the valve body. A key member whose inner portion in the radial direction is engaged with the valve plunger of the valve mechanism, and whose outer portion is curved rearward outside the insertion hole and can contact the inner wall surface of the shell; A retainer for preventing the key member from dropping out of the insertion hole, wherein the retainer is formed at a retaining portion that covers the curved portion of the key member from outside, and at an outer portion of the retaining portion. Into the slit with And an engagement portion for preventing the tip of the retaining portion from being displaced in the axial direction. An outer portion of the retaining portion of the retainer is attached to a large diameter portion of the valve body. In a booster key member retaining device of a booster configured to be covered by a peripheral bead portion, a second engagement elastically deformable in a width direction of the insertion groove on both sides of the retainer retaining portion. An engagement portion for engaging the second engagement portion at a required position on a side end surface of the insertion groove to prevent the second engagement portion from falling off radially outward. A locking device for a key member of a booster, comprising a concave portion.
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10866991U JP2549598Y2 (en) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | Locking device for key member of booster |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10866991U JP2549598Y2 (en) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | Locking device for key member of booster |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0550161U JPH0550161U (en) | 1993-07-02 |
| JP2549598Y2 true JP2549598Y2 (en) | 1997-09-30 |
Family
ID=14490682
Family Applications (1)
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| JP10866991U Expired - Fee Related JP2549598Y2 (en) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | Locking device for key member of booster |
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Families Citing this family (2)
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| JP6235361B2 (en) * | 2014-02-06 | 2017-11-22 | オートリブ日信ブレーキシステムジャパン株式会社 | Seal stopper structure for negative pressure booster |
-
1991
- 1991-12-06 JP JP10866991U patent/JP2549598Y2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
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| JPH0550161U (en) | 1993-07-02 |
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