JP2549359Y2 - 再生特性制御装置 - Google Patents

再生特性制御装置

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JP2549359Y2 JP1989021214U JP2121489U JP2549359Y2 JP 2549359 Y2 JP2549359 Y2 JP 2549359Y2 JP 1989021214 U JP1989021214 U JP 1989021214U JP 2121489 U JP2121489 U JP 2121489U JP 2549359 Y2 JP2549359 Y2 JP 2549359Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ソース再生音の反射音を生成して種々の
音場を再現するオーディオ装置において、実際の再生環
境(自動車内、リスニングルーム内等)に応じて周波数
特性を標準特性またはその他の所定特性に補正するため
の再生特性制御装置に関し、この補正を容易に行なえる
ようにしたものである。
〔従来の技術〕
最近のオーディオ技術は、任意の再生環境(自動車
内、リスニングルーム内等)における音場再現の試みが
盛んに行なわれている。これは、任意の再生環境におい
てあたかも実際のホールやコンサート会場にいるような
雰囲気で音を再現しようとするものである。
従来の音場再現は、種々の再現音場の反射音特性パラ
メータを予めROM等に記憶しておき、ユーザによる再現
音場指定操作により反射音パラメータを読み出して、ソ
ース再生音信号と演算して反射音信号を生成し、再生環
境の四隅に配置した音場再現用スピーカから再生するよ
うにしていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
最近音場再現技術を車載用オーディオ装置に適用し
て、自動車内で任意の音場を再現する試みが行なわれて
いるが、自動車内の周波数特性は一般のリスニングルー
ムと異なり、一般に低域が高く、高域が低いくせのある
特性を有している。また、車種(乗用車、商用車、ワゴ
ン等)、室内の大きさ、乗車人数、聴取位置、スピーカ
の特性、配置等によっても自動車内の周波数特性は大き
く変化する。
このため、十分な音場再現効果を得るためには、グラ
フィックイコライザ等を操作して、周波数特性を標準特
性(平坦特性)等に補正する必要があるが、ユーザによ
る補正は面倒であった。
また、再現する音場によっては、周波数特性を所定の
特性(例えばある帯域を強調する等)に補正したほう
が、より音場再現効果が増強する場合があるが、やはり
ユーザによる補正は面倒であった。
この考案は、前記従来の技術における欠点を解決し
て、再生環境あるいは再生環境と再現音場に応じた周波
数特性の補正を容易化して音場再現を効果的に行なうこ
とができるようにした再生特性制御装置を提供しようと
するものである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は、スピーカを配置して音響再生を行おうと
する再生環境の周波数特性を標準特性またはその他の所
定特性に補正するための周波数特性補正パラメータを種
々の再生環境について予め記憶してなる周波数特性補正
パラメータ記憶手段と、種々の音場の反射音特性パラメ
ータを予め記憶してなる音場設定パラメータ記憶手段
と、入力ソースに対し、設定された周波数特性補正パラ
メータに応じて周波数特性を付与し、かつ設定された反
射音特性パラメータに応じて反射音特性を付与する再生
特性制御手段と、スピーカを配置して音響再生を行おう
とする再生環境を指定する再生環境指定手段と、前記再
生環境で再現しようとする音場を指定する再現音場指定
手段と、前記再生環境指定手段による指定内容あるいは
これに加えて前記再現音場指定手段の指定内容に応じて
前記周波数特性補正パラメータ記憶手段から所定のパラ
メータを選択し、かつ前記再現音場指定手段の指定内容
に応じて前記音場設定パラメータ記憶手段から所定のパ
ラメータを選択し、これら両パラメータを前記再生特性
制御手段に設定するパラメータ選択手段とを具備してな
り、前記再生特性制御手段で周波数特性および反射音特
性が付与された入力ソースを前記再生環境指定手段で指
定された再生環境中に配置されたスピーカに供給して音
響再生をしてなるものである。
〔作用〕
この考案によれば、種々の再生環境の周波数特性(例
えば車載用の場合、車種、室内の大きさ、乗車人数、聴
取位置、スピーカの特性、配置等によって異なる周波数
特性)を標準特性またはその他の所定特性に補正するた
めの周波数特性補正パラメータを予め周波数特性補正パ
ラメータ記憶手段に記憶しておくことにより、再生環境
指定手段による指定内容あるいはこれと再現音場指定手
段による指定内容により、所定の周波数特性パラメータ
が読み出されて、再生特性制御手段により周波数特性が
補正される。
したがって、再生環境あるいは再生環境と再現音場に
応じた周波数特性の補正操作を容易化でき、十分な音場
再現効果を実現することができる。
〔実施例〕
この考案を車載用オーディオ装置に適用した一実施例
を以下説明する。第2図は、この考案が適用された車載
用オーディオ装置の概要を示したものである。このオー
ディオ装置は、再生機器として、CD(コンパクト・ディ
スク)プレーヤ10、DAT(ディジタル・オーディオ・テ
ープレコーダ)12、カセットテーププレーヤ14、チュー
ナ16を具えている。これら再生機器から再生されるステ
レオ再生信号は、ディジタル信号処理装置18に入力され
る。ディジタル信号処理装置18は音場再現のための反射
音パラメータや再生環境の周波数特性を補正するための
周波数特性補正パラメータを記憶しており、ユーザの指
定操作により読み出されて反射音信号が生成され、また
周波数特性が補正される。
ディジタル信号処理装置18で生成された前方左右、後
方左右の4チャンネル信号は、4チャンネルパワーアン
プ20で増幅されて、自動車22の車室内23の前方左右およ
び後方左右に配置されたスピーカ24〜27から発音され
る。
ディジタル信号処理装置18の具体例を第1図に示す。
入力されるステレオ再生信号はディジタル形式の場合は
そのままで、アナログ形式の場合はA/D変換器28でディ
ジタル信号に変換されて、再生特性制御手段であるDSP
(Digital Signal Processer)30に入力される。DSP30
はグラフィックイコライザ32、コンプレッサ34およびサ
ウンドフィールドプロセッサ36を有している。グラフィ
ックイコライザ32は入力ソース信号に対して指定された
周波数特性を付与するものである。コンプレッサ34は入
力ソースのダイナミックレンジを指定された特性で圧縮
するものである。サウンドフィールドプロセッサ36は入
力ソースに対して指定された音場を再生する4チャンネ
ルの反射音信号や残響信号を生成するものである。DSP3
0から出力される4チャンネルの信号は、D/A変換器38,4
0でアナログ信号に変換されて出力される。
ROM42は、音場設定パラメータ記憶手段として種々の
再現音場の反射音特性パラメータを記憶している。ま
た、周波数特性補正パラメータ記憶手段として種々の再
生環境の周波数特性を標準特性またはその他の所定特性
(例えばある帯域を強調する等の特性)に補正するため
の種々の周波数特性補正パラメータを記憶している。
リモートコントローラ44は、前記各種再生機器10,12,
14,16を遠隔操作するとともに、再生環境指定手段とし
て実際に再生する再生環境の指定を個々に再生環境状態
を表示したキーによりあるいは個々の再生環境に対応し
た番号キー等により行なう。また、再現音場設定手段と
して再現すべき音場の指定を個々に音場名を表示したキ
ー等により行なう。
マイクロコンピュータ46は、パラメータ選択手段とし
て、リモートコントローラ44による指定操作に応じてRO
M42から対応するパラメータの読み出しを行なう。例え
ば、再生環境の指定が行なわれたときは、 ROM42から対応する周波数特性補正パラメータが読み出
されて、グラフィックイコライザ32の周波数特性が設定
される。また、再現すべき音場の指定が行なわれたとき
は、ROM42から対応する反射音特性パラメータが読み出
されて、サウンドフィールドプロセッサ36の反射音特性
が設定される。また、再現すべき音場によって周波数特
性を補正したほうが望ましい場合もあるので、再生環境
の指定と再現すべき音場の指定との組合せに応じてROM4
2から周波数特性補正パラメータを読み出すようにして
もよい。
なお、リモートコントローラ44は反射音特性パラメー
タおよび周波数特性補正パラメータの手動調整を行なう
こともできる。手動調整されたパラメータはRAM48に記
憶してユーザズプログラムとして読み出して使用するこ
ともできる。
表示装置50は、LCD(液晶)やLED(発光ダイオード)
等で構成され、指定された音場名を文字で表示する。ま
た、指定された再生環境状態を文字もしくは再生環境番
号または再生周波数特性を示す特性グラフ等で表示す
る。
次に、第1図のDSP30の具体例について説明する。第
3図はグラフィックイコライザ32の具体例を示したもの
である。これは左右チャンネルごとに独立した系統50,5
2を有している。各系統50,52は、例えば第4図に示すよ
うに全帯域を7つの帯域(中心周波数65,125,250,500,1
k,3k,10kHz)に分割した7個の2次IIR(巡回形)ディ
ジタルフィルタ50−1乃至50−7、52−1乃至52−7を
有し、これらを縦列接続している。これら各フィルタ50
−1乃至50−7、52−1乃至52−7の特性は、前記ROM4
2(第1図)から読み出された周波数特性補正パラメー
タによって例えば2dBステップ±12dBの範囲で設定され
る。
左右各チャンネル再生信号はレベル調整器54,56で入
力レベルが調整された後IIRディジタルフィルタ50−1
乃至50−7、52−1乃至52−7で周波数特性が付与され
て、係数乗算器58,60、加算器62,64を介して出力され
る。ライン66,67は入力信号をスルーで通すためのバイ
パス路で、入力信号をそのまま係数乗算器68,70を介し
て加算器62,64に導く。係数乗算器58,60,68,70はグラフ
ィックイコライザ32の機能をオン、オフするためのもの
で、オンするときは係数乗算器58,60の係数を1に設定
し、係数乗算器68,70の係数を0に設定する。また、オ
フするときは、係数乗算器58,60の係数を0に設定し、
係数乗算器68,70の係数を1に設定する。
第5図はコンプレッサ34の具体例を示したものであ
る。グラフィックイコライザ32から出力された左右各チ
ャンネル信号は、ライン86,88を介して増幅器82,84に入
力されう。ライン90,92の回路は入力信号に応じて増幅
器82,84のゲインを制御するものである。すなわち、左
右各チャンネル信号は、DCカット回路72,74で直流成分
が除去された後整流回路76,78で整流されて制御回路80
に入力される。制御回路80はダイナミックレンジ圧縮
比、スレッショールドレベル、アタックタイム、リリー
スタイム等をユーザのリモートコントロール操作等によ
る設定操作により制御するもので、アンプ82,84のゲイ
ンをその設定内容に応じて制御する。例えば、第6図は
スレッショールドレベルを−36dBに保ってダイナミック
レンジを1.0〜5.0に変化させた場合の入出力特性であ
る。また、第7図は、ダイナミックレンジ圧縮比を2:1
に保ってスレッショールドレベルを−24〜−48dBに変化
させた場合の入出力特性である。また、第8図は、ダイ
ナミックレンジ圧縮比を2:1に保ってスレッショールド
レベルを−24〜−48dBに変化させかつ出力ゲインを5〜
13dBに変化させた場合の入出力特性である。低レベル信
号をアップさせて、雑音にわずらわされないようにする
目的でコンプレッサ34を使用する場合には、この第8図
のように出力側にゲインを持つ特性を使用する。
増幅器82,84の出力は係数乗算器98,100、加算器102,1
04を介して出力される。ライン106,107は入力信号をス
ルーで通すためのバイパス路で、入力信号をそのまま係
数乗算器108,110を介して加算器102,104に導く。係数乗
算器98,100,108,110はコンプレッサ34の機能をオン、オ
フするためのもので、オンするときは係数乗算器98,100
の係数を1に設定し、係数乗算器108,110の係数を0に
設定する。また、オフするときは、係数乗算器98,100の
係数を0に設定し、係数乗算器108,110の係数を1に設
定する。
サウンドフィールドプロセッサ36の具体例を第9図に
示す。コンプレッサ34から出力された左右各チャンネル
信号は初期反射音発生器112に入力される。初期反射音
発生器112は前記ROM42(第1図)から読み出された反射
音特性パラメータによって初期反射音を生成するもので
ある。反射音特性パラメータとしては、例えばコンサー
トホール、教会、スタジアム等実際の音場で測定した反
射音データを用いることができる。これは、実際の音場
でインパルス信号を出し、リスニング・ポイントに四方
から到来する多くの初期反射波群をリスナー席に置かれ
た4点マイクでとらえ、そのデータから第10図のような
仮想音源分布を得る。この仮想音源分布は中心が聴取位
置(マイク位置)であり、各点は仮想音源の位置を示
し、その円の大きさはパワーレベルを示す。この仮想音
源分布から第10図に示すような反射音特性パラメータを
前方左右および後方左右の4方向ごとに得て、ROM42に
記憶しておく。これを様々な音場について行なう。そし
て、リモートコントロール操作により音場を指定する
と、その音場についての前方左右および後方左右の4方
向の反射音特性パラメータがROM42から読み出される。
初期反射音発生器112はこれら4方向の反射音パラメー
タにソース信号を乗せて4方向ごとに初期反射音を生成
する。これを車内の4方向のスピーカ24〜27(第2図)
から発することにより反射音の方向定位が得られる。
初期反射音発生器112の具体例を第11図に示す。入力
信号は、ローパスフィルタ114で左右チャンネル信号が
加算または減算された後不要な高域成分が除去されて遅
延回路116〜119に入力される。遅延回路116〜119は4方
向ごとに反射音特性パラメータ(第10図参照)の遅延時
間を与えるものである。遅延回路116〜119の各出力タッ
プには係数乗算器120−1乃至120−n、……、124−1
乃至124−nが接続されており、これらの係数の値をROM
42から読み出された反射音特性パラメータの各遅延時間
における反射音レベルに相当する値に設定することによ
り、初期反射音の各方向成分が得られる。
第9図において、残響発生器126はくし形フィルタと
カスケード接続されたオールパスフィルタなどにより構
成される。教会のように特に長い残響時間を持つ室内空
間の音場再現には有効である。ホールやライブハウス等
の音場再現等ソースに含まれる残響で充分な場合は残響
生成は行なわれずに初期反射音生成だけでもよい。
第9図において、加算器128,130は左右各チャンネル
の直接音に前方左右の初期反射音と前方左右の残響音を
加算する。この加算生成された前方左右の各チャンネル
信号は、バッファアンプ132,134を介して出力される。
加算器136,138は左右各チャンネルの直接音を遅延回
路140,142で遅延した信号と後方左右の初期反射音と後
方左右の残響音を加算する。左右各チャンネルの直接音
を遅延回路140,142で遅延した信号を加算するのは、場
のエネルギを平均化しつつハース効果を利用して前方へ
の方向定位をかけるためである。すなわち、従来のカー
ステレオにおける4チャンネル化のように再生音を単純
に前後に分配して発音するものでは音の定位が不自然と
なる。これに対し、遅延回路140,142で遅延すると、前
方からの直接音と後方からの直接音にわずかな時間差が
生じる。同じ音であればハース効果により人間の耳は先
に達した音の方向を音源方向と感じるため、実質的には
前方からの直接音が支配的となり、前方へ方向定位し、
自然な感じになる。しかも、場のエネルギは平均化して
いる。
なお、後方音についてはソース音(直接音)をオン、
オフ可能にすることもできる。
加算器136,138で加算生成された後方左右の各チャン
ネル信号は、バッファアンプ142,144を介して出力され
る。
〔変更例〕
前記実施例では、この考案を車載用オーディオ装置に
適用した場合について説明したが、通常の室内用オーデ
ィオ装置等にも適用することができる。
〔考案の効果〕
この考案によれば、種々の再生環境の周波数特性を標
準特性またはその他の所定特性に補正するための周波数
特性補正パラメータを予め周波数特性補正パラメータ記
憶手段に記憶しておくことにより、再生環境指定手段に
よる指定内容あるいはこれと再現音場指定手段による指
定内容により、所定の周波数特性パラメータが読み出さ
れて、再生特性制御手段により周波数特性が補正される
ようにしたので、再生環境あるいは再生環境と再現音場
に応じた周波数特性の補正操作を容易化でき、十分な音
場再現効果を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例を示す図で、第2図のデ
ィジタル信号処理装置18の具体例を示すブロック図であ
る。 第2図は、この考案が適用された車載用オーディオ装置
の概要を示す図である。 第3図は、第1図のグラフィックイコライザ32の具体例
を示すブロック図である。 第4図は、第3図のグラフィックイコライザ32の基本特
性を示す図である。 第5図は、第1図のコンプレッサ34の具体例を示すブロ
ック図である。 第6図〜第8図は、第5図のコンプレッサの各種特性例
を示す図である。 第9図は、第1図のサウンドフィールドプロセッサ36の
具体例を示すブロック図である。 第10図は、反射音生成に用いる仮想音源分布の一例およ
びこの仮想音源分布から得られた1方向の反射音パラメ
ータを示す図である。 第11図は、第9図の初期反射音発生器112の具体例を示
すブロック図である。 18…ディジタル信号処理装置、22…自動車、24〜27…ス
ピーカ、30…DSP(再生特性制御手段、44…リモートコ
ントローラ(再生環境指定手段、再現音場指定手段)、
42…ROM(周波数特性補正パラメータ記憶手段、音場設
定パラメータ記憶手段)、46…マイクロコンピュータ
(パラメータ選択手段)。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スピーカを配置して音響再生を行おうとす
    る再生環境の周波数特性を標準特性またはその他の所定
    特性に補正するための周波数特性補正パラメータを種々
    の再生環境について予め記憶してなる周波数特性補正パ
    ラメータ記憶手段と、 種々の音場の反射音特性パラメータを予め記憶してなる
    音場設定パラメータ記憶手段と、 入力ソースに対し、設定された周波数特性補正パラメー
    タに応じて周波数特性を付与し、かつ設定された反射音
    特性パラメータに応じて反射音特性を付与する再生特性
    制御手段と、 スピーカを配置して音響再生を行おうとする再生環境を
    指定する再生環境指定手段と、 前記再生環境で再現しようとする音場を指定する再現音
    場指定手段と、 前記再生環境指定手段による指定内容あるいはこれに加
    えて前記再現音場指定手段の指定内容に応じて前記周波
    数特性補正パラメータ記憶手段から所定のパラメータを
    選択し、かつ前記再現音場指定手段の指定内容に応じて
    前記音場設定パラメータ記憶手段から所定のパラメータ
    を選択し、これら両パラメータを前記再生特性制御手段
    に設定するパラメータ選択手段とを具備してなり、 前記再生特性制御手段で周波数特性および反射音特性が
    付与された入力ソースを前記再生環境指定手段で指定さ
    れた再生環境中に配置されたスピーカに供給して音響再
    生をしてなる再生特性制御装置。
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