JP2549255Y2 - 無瞬断ジャックの構造 - Google Patents

無瞬断ジャックの構造

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JP2549255Y2
JP2549255Y2 JP10364891U JP10364891U JP2549255Y2 JP 2549255 Y2 JP2549255 Y2 JP 2549255Y2 JP 10364891 U JP10364891 U JP 10364891U JP 10364891 U JP10364891 U JP 10364891U JP 2549255 Y2 JP2549255 Y2 JP 2549255Y2
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jack
plug terminal
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登喜夫 飯島
友孝 田畑
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東洋通信機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は通信機器、OA機器等の
電子機器に装備された既存のプリント基板に対して新た
な基板を接続する場合に、既存のプリント基板上の回路
の電気的接続状態を瞬断させることを防止する無瞬断ジ
ャックの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】通信機器、OA機器等の電子機器に装備
されるプリント基板は、基板増設用のコネクタを備えて
おり、該コネクタ内部にはINとOUTの2組の端子群
が弾性的に圧接し合って該基板上の複数の回路間を閉状
態に保持している。この基板上の前記複数の回路間に他
の回路を挿入する場合には、増設工事日時を指定して回
路が一時的にOFFする旨を予め警告しておくか、該回
路間の電気的接続状態を瞬断させることなく接続するた
めの無瞬断ジャックを用いて増設用の新たなプリント基
板を既存の基板のコネクタに接続する必要がある。前者
の方法は対象となる機器の種類やその用途によっては採
用不能な場合があり、この場合には無瞬断ジャックが用
いられる。
【0003】図3は既存のプリント基板1に対して増設
基板2を接続するためのケーブル付き無瞬断ジャック3
の構成を示し、この無瞬断ジャック3はケーブル4の一
端に通常のプラグ5を、他端に無瞬断プラグ6を夫々接
続した構成を有し、増設基板2を接続する際には予め通
常のプラグ5を増設基板2のコネクタ2aに接続してお
いた状態で無瞬断プラグ6を既存基板1のコネクタ1a
に接続することにより、瞬断を生じることなくコネクタ
1a内の2組の端子群間に増設基板上の回路を挿入する
ことができる。この無瞬断プラグ6はコネクタ1a内の
圧接し合う2組の端子群間に圧入される際に両群間の電
気的な接続を維持しながら増設回路を挿入するための薄
板(導体パターンを備える)を有している。
【0004】しかしながら上記従来のケーブル付き無瞬
断ジャックは部品点数が多く、ケーブルの長さ分だけ設
置スペースが増大するとともに、ケーブルの長さ分だけ
クロストークが発生しやすくなるという問題がある。ま
た、接続作業も煩雑であった。
【0005】
【考案の目的】本考案は上記に鑑みてなされたものであ
り、プリント基板間を接続するためのケーブルを不要と
することによって、設置スペース及びクロストークを低
減し、さらにワンタッチ接続を可能とした無瞬断ジャッ
クを提供することを目的としている。
【0006】
【考案の概要】上記目的を達成するため本考案は、所定
間隔をおいて平行配置した複数のプリント基板の端縁に
夫々設けたコネクタ同志を無瞬断で接続するための無瞬
断ジャックにおいて、前記無瞬断ジャックは、開口部で
各コネクタに対して同時に嵌合可能なケーシングと、該
ケーシング内底部から該開口に向かって突設した複数の
プラグ端子板とを備え、各プラグ端子板は薄肉絶縁板と
該絶縁板の両面に形成した導体パターンとから成り、一
方のプラグ端子板上の導体パターンは他方のプラグ端子
板上の導体パターンと接続され、該各プラグ端子板の間
隔は前記各コネクタ内部の端子同志の間隔と一致するこ
とを特徴としている。
【0007】
【考案の実施例】以下、添付図面に示した好適な実施例
に基づいて本考案の無瞬断ジャックを説明する。図1
(a) は本考案の無瞬断ジャックを用いて既存のプリント
基板に増設基板を接続する状態を示す外観図であり、こ
の実施例ではデジタル・シグナル・プロセッサ(DS
P)における専用回線を構築するためのプリント基板を
想定する。図1(a) において既存の基板10に設けた増
設用コネクタ11に増設基板12を接続する場合には、
本考案の無瞬断ジャック15を該増設用コネクタ11と
増設基板12のコネクタ13に対して同時に接続するこ
とにより無瞬断接続が完了する。
【0008】図1(b) は本考案の無瞬断ジャック15の
要部構成説明図であり、この無瞬断ジャック15は一方
が開口した樹脂等から成る箱形のケーシング16内に2
枚のプラグ端子板20、21を平行に突出せしめた構成
を有する。プラグ端子板20、21は図2に示すように
一枚の絶縁板22をコ字状に屈曲せしめたものであり、
その間隔l(エル)は隣接し合う基板10、12の縁部
に夫々設けた各コネクタ11、13内部の端子16a,
16b,17a,17bの各圧接部に、プラグ端子板2
0、21を同時に圧入可能となるように設定する。従っ
て、既存基板のコネクタ11と増設しようとする基板1
2のコネクタ13との配置間隔に応じて予め端子板2
0、21の間隔を適切に設定しておくことによって、各
端子板20、21を各コネクタ11、13に対して同時
圧入が可能となる。
【0009】プラグ端子板20、21は図1(c) に示す
ように絶縁板22の両側に細幅帯状の導体パターン2
3、24を配線したものであり、圧接し合う端子16
a,16b間及び17a,17b間にプラグ端子板2
0、21を圧入すると同時に(或は圧入直前に)瞬断な
く、導体パターン23、24の先端部が各端子と電気的
に接続状態となる。また、各コネクタ11、13の片側
の端子16a,17aがINで、他側の端子16b,1
7bがOUTである場合には、各プラグ端子板20、2
1の片側面上の導体パターン23、23をINとし、他
側の導体パターン24、24をOUTとする。この場合
の配線は、例えば図2に示すように一方の端子板20の
外側面と他方の端子板21の内側面に夫々INの導体パ
ターン23を形成すると共に絶縁板22に形成したスル
ーホール26を介して両導体パターン23、23を接続
することにより行う。OUTの導体パターン24、24
についても同様の手法で配線を行う。
【0010】本考案の無瞬断ジャックによる両基板1
0、12の接続のための操作は、単に両コネクタ11、
13に対して夫々プラグ端子板20、21を同時に圧入
するように無瞬断ジャック15を装着すれば良く、ワン
タッチで作業性がよい。また、ケーブルが存在しないの
で、設置スペース及びクロストークを低減することがで
きる。
【0011】なお、この実施例では特に図示しないが、
ケーシング16と各コネクタ11、13との間の嵌合を
正確にガイドするための突起と、ガイド溝を両者に夫々
設けておいてもよい。また、上記においては2つのコネ
クタ間を無瞬断接続する例を示したが、本考案は3つ以
上のコネクタ間を無瞬断接続する場合にも変形して応用
可能である。更に、隣接し合う基板に設けたコネクタ間
を接続する場合でなく、隣接しない基板間を接続する場
合にも適用可能である。
【0012】
【考案の効果】以上のように本考案の無瞬断ジャック
は、既存の基板と増設基板に夫々設けたコネクタ部の配
置間隔に応じて予め寸法設定されたプラグ端子板を有し
ているため、ワンタッチ操作により両基板を無瞬断接続
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は本考案の無瞬断ジャックを用いて既存の
プリント基板に増設基板を接続する状態を示す外観図、
(b) は該無瞬断ジャックと各コネクタの内部構成を示す
断面図、(c) はプラグ端子板の斜視図である。
【図2】プラグ端子板の具体的構成説明図である。
【図3】従来例の説明図である。
【符号の説明】
10・・・既存基板、11・・・増設用コネクタ、12
・・・増設コネクタ、13・・・コネクタ、15・・・
無瞬断ジャック、16・・・ケーシング、16a,16
b・・・端子、17a,17b・・・端子、20、21
・・・端子板、22・・・絶縁板、23、24・・・導
体パターン
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−187781(JP,A) 実開 昭61−156190(JP,U) 実開 昭51−140483(JP,U) 実開 昭58−165988(JP,U) 実開 昭57−89287(JP,U) 実開 平3−50730(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定間隔をおいて平行配置した複数のプ
    リント基板の端縁に夫々設けたコネクタ同志を無瞬断で
    接続するための無瞬断ジャックにおいて、 前記無瞬断ジャックは、開口部で各コネクタに対して同
    時に嵌合可能なケーシングと、該ケーシング内底部から
    該開口に向かって突設した複数のプラグ端子板とを備
    え、各プラグ端子板は薄肉絶縁板と該絶縁板の両面に形
    成した導体パターンとから成り、一方のプラグ端子板上
    の導体パターンは他方のプラグ端子板上の導体パターン
    と接続され、該各プラグ端子板の間隔は前記各コネクタ
    内部の端子同志の間隔と一致することを特徴とする無瞬
    断ジャックの構造。
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