JP2548345Y2 - スピニングリールのドラグ構造 - Google Patents
スピニングリールのドラグ構造Info
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- JP2548345Y2 JP2548345Y2 JP1990126113U JP12611390U JP2548345Y2 JP 2548345 Y2 JP2548345 Y2 JP 2548345Y2 JP 1990126113 U JP1990126113 U JP 1990126113U JP 12611390 U JP12611390 U JP 12611390U JP 2548345 Y2 JP2548345 Y2 JP 2548345Y2
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- 230000007704 transition Effects 0.000 claims description 3
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
- A01K89/00—Reels
- A01K89/02—Brake devices for reels
- A01K89/027—Brake devices for reels with pick-up, i.e. for reels with the guiding member rotating and the spool not rotating during normal retrieval of the line
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Animal Husbandry (AREA)
- Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はドラグ装置に対して接当作用してドラグ力を
現出するドラグ操作具を設け、前記ドラグ操作具を前記
ドラグ装置に対して遠近方向に螺進移動調節することに
よって、ドラグ力を可変するように構成してあるスピニ
ングリールのドラグ構造に関する。
現出するドラグ操作具を設け、前記ドラグ操作具を前記
ドラグ装置に対して遠近方向に螺進移動調節することに
よって、ドラグ力を可変するように構成してあるスピニ
ングリールのドラグ構造に関する。
この種の釣り用リールのドラグ構造にあっては、ライ
ン径の小さな釣り糸を使用する場合はドラグ力を小さく
して使用し、特に防波堤などで、イカ釣を行う場合は、
次のような使い方を行う。つまり、生き餌としての“ア
ジ”を針先に引掛けて遊がせ、“イカ”をさそう。この
“アジ”に“イカ”が取付いて走り出す場合に、抵抗が
あると“イカ”が餌を離すことがあるので糸を抵抗なく
繰出してやる必要がある。この状態ではドラグ力をフリ
ー状態に設定する。その後、軽くドラグを締めて糸を巻
取り、その時に再度“イカ”が走り出すとドラグ力もフ
リー状態にする。この一連の操作を繰返し乍ら、“イ
カ”を吊り上げる為に、釣り糸に引掛けた“ヤエン”
を、その糸に引掛けた状態で“イカ”のところまでスラ
イド移動させ、この“ヤエン”の針に“イカ”が取り付
いたところで、ドラグを強く締めて巻上げる。上記した
“ヤエン”とは、釣り糸に前後一対の吊下げフレームを
介して取付けられ、糸に沿って移動可能なもので、一対
吊下げフレームをつなぐ前後向きフレームの先端に“イ
カ”を引掛ける針を取付けたものである。
ン径の小さな釣り糸を使用する場合はドラグ力を小さく
して使用し、特に防波堤などで、イカ釣を行う場合は、
次のような使い方を行う。つまり、生き餌としての“ア
ジ”を針先に引掛けて遊がせ、“イカ”をさそう。この
“アジ”に“イカ”が取付いて走り出す場合に、抵抗が
あると“イカ”が餌を離すことがあるので糸を抵抗なく
繰出してやる必要がある。この状態ではドラグ力をフリ
ー状態に設定する。その後、軽くドラグを締めて糸を巻
取り、その時に再度“イカ”が走り出すとドラグ力もフ
リー状態にする。この一連の操作を繰返し乍ら、“イ
カ”を吊り上げる為に、釣り糸に引掛けた“ヤエン”
を、その糸に引掛けた状態で“イカ”のところまでスラ
イド移動させ、この“ヤエン”の針に“イカ”が取り付
いたところで、ドラグを強く締めて巻上げる。上記した
“ヤエン”とは、釣り糸に前後一対の吊下げフレームを
介して取付けられ、糸に沿って移動可能なもので、一対
吊下げフレームをつなぐ前後向きフレームの先端に“イ
カ”を引掛ける針を取付けたものである。
上記のような釣り方を行うので、場合に応じてドラグ
力を大きく変更する必要があるが、ドラグ力を小さく設
定する場合に、ドラグ力が発生しない非作用状態になっ
ていても、ドラグ操作具を通してドラグ装置から受ける
反力による操作感覚だけでは、正確な状況を掴めないこ
とがある。特に、スピニングリールにおいては、ドラグ
操作具をドラグ装置より離間させてドラグ力を発生させ
ない状態にして使用した後、元のドラグ力発生状態に締
め直すことを忘れた状態で、新たにキャスティングを行
うと、ドラグ操作具やドラグ装置が所定位置から外れ
て、仕掛とともにキャスティングされて紛失することが
あった。
力を大きく変更する必要があるが、ドラグ力を小さく設
定する場合に、ドラグ力が発生しない非作用状態になっ
ていても、ドラグ操作具を通してドラグ装置から受ける
反力による操作感覚だけでは、正確な状況を掴めないこ
とがある。特に、スピニングリールにおいては、ドラグ
操作具をドラグ装置より離間させてドラグ力を発生させ
ない状態にして使用した後、元のドラグ力発生状態に締
め直すことを忘れた状態で、新たにキャスティングを行
うと、ドラグ操作具やドラグ装置が所定位置から外れ
て、仕掛とともにキャスティングされて紛失することが
あった。
本考案の目的はドラグ力を現出しない状態で或いはド
ラグ力を小さく設定して使用することのある場合を想定
して、簡単な機構によってドラグ力が小さくなった状態
を確実に知ることができ、支障少なく使用することので
きる釣り用リールのドラグ構造を提供する点にある。
ラグ力を小さく設定して使用することのある場合を想定
して、簡単な機構によってドラグ力が小さくなった状態
を確実に知ることができ、支障少なく使用することので
きる釣り用リールのドラグ構造を提供する点にある。
本考案による特徴構成は、前記ドラグ操作具を、ドラ
グツマミと、このドラグツマミの操作変位に基づいてド
ラグ圧調整領域を摺動することでドラグ圧を調整するド
ラグ可動部材とで形成し、前記ドラグ圧調整領域をドラ
グ圧が発生する第1摺動領域とドラグ圧が発生しない第
2摺動領域とで形成し、前記ドラグ可動部材が前記第1
摺動領域から前記第2摺動領域に移行した際その移行を
知覚させる手段を設け、前記知覚手段を、音だしバネ
と、この音だしバネが係合離脱可能な係合凹入溝とで構
成してある点にあり、その作用効果は次の通りである。
グツマミと、このドラグツマミの操作変位に基づいてド
ラグ圧調整領域を摺動することでドラグ圧を調整するド
ラグ可動部材とで形成し、前記ドラグ圧調整領域をドラ
グ圧が発生する第1摺動領域とドラグ圧が発生しない第
2摺動領域とで形成し、前記ドラグ可動部材が前記第1
摺動領域から前記第2摺動領域に移行した際その移行を
知覚させる手段を設け、前記知覚手段を、音だしバネ
と、この音だしバネが係合離脱可能な係合凹入溝とで構
成してある点にあり、その作用効果は次の通りである。
ドラグ操作具を螺進移動操作して、ドラグ可動部材を
摺動させることでドラグ圧を調整している間に、ドラグ
可動部材が第1摺動領域から前記第2摺動領域に移行す
ると、音だしバネが係合凹入溝に係合するので、その係
合した際の軽い振動がドラグ操作具を通して操作する手
に感じ採られると同時に音だしバネが係合凹入溝に衝撃
的に係合する際に発生する音を聞き分けることができ
る。
摺動させることでドラグ圧を調整している間に、ドラグ
可動部材が第1摺動領域から前記第2摺動領域に移行す
ると、音だしバネが係合凹入溝に係合するので、その係
合した際の軽い振動がドラグ操作具を通して操作する手
に感じ採られると同時に音だしバネが係合凹入溝に衝撃
的に係合する際に発生する音を聞き分けることができ
る。
したがって、釣り人はドラグ力が発生しない状態に切
換わった点、又は、切換わったことを、触覚的かつ聴覚
的に感知することができる。
換わった点、又は、切換わったことを、触覚的かつ聴覚
的に感知することができる。
釣り人はドラグ力が発生しない状態に到ったことを認
識でき、ドラグ操作具を締め直す等のしかるべき対策を
施すことができるとともに、小さなドラグ力を設定する
場合も前記認識時点を基準に確実に設定できる。
識でき、ドラグ操作具を締め直す等のしかるべき対策を
施すことができるとともに、小さなドラグ力を設定する
場合も前記認識時点を基準に確実に設定できる。
実施例を説明する。第6図に示すように、巻取り用ハ
ンドル(2)を軸支したリール本体(1)より前方に向
けて回転不能にスプール軸(3)を延設するとともに、
このスプール軸(3)に相対回転可能にスプール(4)
を遊嵌する。このスプール(4)の円周方向外方に巻取
り用ハンドル(2)によって回転駆動される回転枠
(5)と、この回転枠(5)にベールアーム(6)を取
付け、スピニングリールを構成する。
ンドル(2)を軸支したリール本体(1)より前方に向
けて回転不能にスプール軸(3)を延設するとともに、
このスプール軸(3)に相対回転可能にスプール(4)
を遊嵌する。このスプール(4)の円周方向外方に巻取
り用ハンドル(2)によって回転駆動される回転枠
(5)と、この回転枠(5)にベールアーム(6)を取
付け、スピニングリールを構成する。
第1図に示すように、スプール軸(3)とスプール
(4)との間に摩擦多板式ドラグ装置(7)を配置する
とともに、ドラグ装置(7)に接当作用してドラグ力を
発生させるドラグ操作具(8)を設けてある。このドラ
グ操作具(8)は、ドラグ装置(7)に接当押圧してド
ラグ力を発生させるドラグツマミ(9)と、このドラグ
ツマミ(9)の内部空間に位置するドラグ可動部材(1
0)とからなる。前記ドラグ可動部材(10)はドラグツ
マミ(9)の六角状内周面に咬合する六角状外周面を有
しており、ドラグツマミ(9)の回転とともに一体でス
プール軸心(X)周りに回転する。
(4)との間に摩擦多板式ドラグ装置(7)を配置する
とともに、ドラグ装置(7)に接当作用してドラグ力を
発生させるドラグ操作具(8)を設けてある。このドラ
グ操作具(8)は、ドラグ装置(7)に接当押圧してド
ラグ力を発生させるドラグツマミ(9)と、このドラグ
ツマミ(9)の内部空間に位置するドラグ可動部材(1
0)とからなる。前記ドラグ可動部材(10)はドラグツ
マミ(9)の六角状内周面に咬合する六角状外周面を有
しており、ドラグツマミ(9)の回転とともに一体でス
プール軸心(X)周りに回転する。
又、ドラグ可動部材(10)はその内周面をスプール軸
(3)に螺合させて、ドラグツマミ(9)の回転ととも
にスプール軸心(X)方向に螺進移動する。
(3)に螺合させて、ドラグツマミ(9)の回転ととも
にスプール軸心(X)方向に螺進移動する。
次に、ドラグ操作具(8)がドラグ装置(7)より離
間してドラグ力を発生させない非作用状態に切換った
点、又は、切換ったことを知覚させる手段(A)につい
て説明する。第1図及び第2図に示すように、前記ドラ
グツマミ(9)におけるドラグ可動部材(10)に対向す
る内周面に凹入溝を形成し、その凹入溝に音出しバネ
(11)を嵌着する。一方、ドラグ可動部材(10)の外周
面に同じく凹入溝(10a)を形成し、前記ドラグツマミ
(9)がドラグ装置(7)より離間するタイミングで、
前記音出しバネ(11)の先端部(11A)が前記凹入溝(1
0a)に縮径して入り込み、音を発生する。この音の発生
によって、釣り人は、ドラグ操作具(8)がドラグ力を
発生させない非作用状態に切換ったことを知覚できる。
前記音出しバネ(11)と凹入溝(10a)とを知覚させる
手段(A)と称する。
間してドラグ力を発生させない非作用状態に切換った
点、又は、切換ったことを知覚させる手段(A)につい
て説明する。第1図及び第2図に示すように、前記ドラ
グツマミ(9)におけるドラグ可動部材(10)に対向す
る内周面に凹入溝を形成し、その凹入溝に音出しバネ
(11)を嵌着する。一方、ドラグ可動部材(10)の外周
面に同じく凹入溝(10a)を形成し、前記ドラグツマミ
(9)がドラグ装置(7)より離間するタイミングで、
前記音出しバネ(11)の先端部(11A)が前記凹入溝(1
0a)に縮径して入り込み、音を発生する。この音の発生
によって、釣り人は、ドラグ操作具(8)がドラグ力を
発生させない非作用状態に切換ったことを知覚できる。
前記音出しバネ(11)と凹入溝(10a)とを知覚させる
手段(A)と称する。
前記スプール(4)の前端に、ドラグツマミ(9)に
向けて係止部を延出する引掛け係止具(16)を螺着し、
前記引掛け係止具(16)の先端係止部をドラグツマミ
(9)の鍔部に差し込み、ドラグツマミ(9)を緩め過
ぎて脱落するのを阻止する構成としている。
向けて係止部を延出する引掛け係止具(16)を螺着し、
前記引掛け係止具(16)の先端係止部をドラグツマミ
(9)の鍔部に差し込み、ドラグツマミ(9)を緩め過
ぎて脱落するのを阻止する構成としている。
次に、回転枠(5)の先端に揺動可能に枢支されてい
るアーム(18)について説明する。第3図に示すよう
に、アーム(18)の内面に歯車(18A)を形成するとと
もに、回転枠(5)先端のアーム(18)支持ケース(5
B)内に前記歯車(18A)に係合する片持ちバネ(13)を
軸支し、ベールアーム(6)を起伏揺動させる度にアー
ム(18)を回転させて、片持ちバネ(13)を歯車(18
A)ではじいてクリック音を発生させる。
るアーム(18)について説明する。第3図に示すよう
に、アーム(18)の内面に歯車(18A)を形成するとと
もに、回転枠(5)先端のアーム(18)支持ケース(5
B)内に前記歯車(18A)に係合する片持ちバネ(13)を
軸支し、ベールアーム(6)を起伏揺動させる度にアー
ム(18)を回転させて、片持ちバネ(13)を歯車(18
A)ではじいてクリック音を発生させる。
ベールアーム(6)を糸繰出し姿勢に切換操作するク
イック切換レバー(14)について説明する。第4図及び
第5図に示すように、アームカム(12)支持ケース(5
A)の側面に、横軸(Y)周りで揺動操作可能にクイッ
ク切換レバー(14)を軸支するとともに、クイック切換
レバー(14)におけるアームカム支持ケース(5A)の側
面に対向する内面に、円形状に複数個の係入穴(14a)
を形成するとともに、アームカム支持ケース(5A)の側
面に前記係入穴(14a)と係合すべく突出付勢された係
合ピン(15)を装入している。これによって、クイック
切換レバー(14)を揺動操作すると、前記係合ピン(1
5)が順番に係入穴(14a)と係合脱出を繰返し、クリッ
ク音を発生する。又、係合ピン(15)と係入穴(14a)
とが係合して、クイック切換レバー(14)を揺動操作位
置において位置固定するので、キャスティング時にクイ
ック切換レバー(14)が移動することは少ない。したが
って、クイック切換レバー(14)が元の位置に戻って糸
を引掛けるといったことがなくなる。
イック切換レバー(14)について説明する。第4図及び
第5図に示すように、アームカム(12)支持ケース(5
A)の側面に、横軸(Y)周りで揺動操作可能にクイッ
ク切換レバー(14)を軸支するとともに、クイック切換
レバー(14)におけるアームカム支持ケース(5A)の側
面に対向する内面に、円形状に複数個の係入穴(14a)
を形成するとともに、アームカム支持ケース(5A)の側
面に前記係入穴(14a)と係合すべく突出付勢された係
合ピン(15)を装入している。これによって、クイック
切換レバー(14)を揺動操作すると、前記係合ピン(1
5)が順番に係入穴(14a)と係合脱出を繰返し、クリッ
ク音を発生する。又、係合ピン(15)と係入穴(14a)
とが係合して、クイック切換レバー(14)を揺動操作位
置において位置固定するので、キャスティング時にクイ
ック切換レバー(14)が移動することは少ない。したが
って、クイック切換レバー(14)が元の位置に戻って糸
を引掛けるといったことがなくなる。
〔別実施例〕 ドラグ力を発生しない非作用状態としては、ドラグツ
マミ(9)がドラグ装置(7)に接触している状態でも
よい。但し、ドラグツマミ(9)のドラグ装置(7)に
対するスラスト圧力は“零”である。
マミ(9)がドラグ装置(7)に接触している状態でも
よい。但し、ドラグツマミ(9)のドラグ装置(7)に
対するスラスト圧力は“零”である。
知覚させる手段(A)の別形態について説明する。第
7図(イ)に示すように、六角断面によってドラグ可動
部材(10)がドラグツマミ(9)の回転につれて一体回
転し乍ら、スプール軸心(X)方向に相対移動すること
は変りがない。音出しバネ(11)としては、第2図に示
すものと同様のものを使用し、ドラグ可動部材(10)の
外周面に、音出しバネ(11)の先端部(11A)を係合す
る係合凹入溝(10a)をスプール軸心(X)方向に沿っ
て複数個設け、ドラグ可動部材(10)のスプール軸心
(X)方向への相対移動によって、音出しバネ(11)が
クリック音を発生する。そして、第7図(ロ)に示すよ
うに、ドラグツマミ(9)がドラグ装置(7)より離間
するとクリック音の発生が止まる。
7図(イ)に示すように、六角断面によってドラグ可動
部材(10)がドラグツマミ(9)の回転につれて一体回
転し乍ら、スプール軸心(X)方向に相対移動すること
は変りがない。音出しバネ(11)としては、第2図に示
すものと同様のものを使用し、ドラグ可動部材(10)の
外周面に、音出しバネ(11)の先端部(11A)を係合す
る係合凹入溝(10a)をスプール軸心(X)方向に沿っ
て複数個設け、ドラグ可動部材(10)のスプール軸心
(X)方向への相対移動によって、音出しバネ(11)が
クリック音を発生する。そして、第7図(ロ)に示すよ
うに、ドラグツマミ(9)がドラグ装置(7)より離間
するとクリック音の発生が止まる。
第8図に示すように、ドラグ可動部材(10)の替りに
スプール軸(3)に固定部材(17)を設け、この固定部
材(17)とスプール軸(3)に対して螺進移動するドラ
グツマミ(9)との間に、ドラグツマミ(9)がドラグ
装置(7)より離間した状態で音出しを行う知覚させる
手段(A)を設けてもよい。
スプール軸(3)に固定部材(17)を設け、この固定部
材(17)とスプール軸(3)に対して螺進移動するドラ
グツマミ(9)との間に、ドラグツマミ(9)がドラグ
装置(7)より離間した状態で音出しを行う知覚させる
手段(A)を設けてもよい。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便
利にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付
図面の構成に限定させるものではない。
利にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付
図面の構成に限定させるものではない。
図面は本考案に係るスピニングリールのドラグ構造の実
施例を示し、第1図(イ)は、ドラグ力を発生する状態
を示す縦断側面図、第1図(ロ)は、ドラグ力を発生し
なくなった状態を示す縦断側面図、第2図は音出しバネ
の取付状態を示す縦断正面図、第3図はアームにおける
音出し構造を示す一部切欠側面図、第4図はクイック切
換レバーにおける音出し構造を示す側面図、第5図は第
4図における一部切欠上面図、第6図はスピニングリー
ルの側面図、第7図(イ),(ロ)は、第1図(イ),
(ロ)に、夫々、対応する別実施例の縦断側面図、第8
図は別実施例を示す縦断側面図である。 (7)……ドラグ装置、(8)……ドラグ操作具、
(A)……知覚させる手段。
施例を示し、第1図(イ)は、ドラグ力を発生する状態
を示す縦断側面図、第1図(ロ)は、ドラグ力を発生し
なくなった状態を示す縦断側面図、第2図は音出しバネ
の取付状態を示す縦断正面図、第3図はアームにおける
音出し構造を示す一部切欠側面図、第4図はクイック切
換レバーにおける音出し構造を示す側面図、第5図は第
4図における一部切欠上面図、第6図はスピニングリー
ルの側面図、第7図(イ),(ロ)は、第1図(イ),
(ロ)に、夫々、対応する別実施例の縦断側面図、第8
図は別実施例を示す縦断側面図である。 (7)……ドラグ装置、(8)……ドラグ操作具、
(A)……知覚させる手段。
Claims (1)
- 【請求項1】スプール(4)の前向きに開口する凹部空
間にドラグ装置(7)を設け、前記ドラグ装置(7)に
対して接当作用してドラグ力を現出するドラグ操作具
(8)を設け、前記ドラグ操作具(8)を前記ドラグ装
置(7)に対して遠近方向に螺進移動調節することによ
って、ドラグ力を可変するように構成してあるスピニン
グリールのドラグ構造であって、 前記ドラグ操作具(8)を、ドラグツマミ(9)と、こ
のドラグツマミ(9)の操作変位に基づいてドラグ圧調
整領域を摺動することでドラグ圧を調整するドラグ可動
部材(10)とで形成し、前記ドラグ圧調整領域をドラグ
圧が発生する第1摺動領域とドラグ圧が発生しない第2
摺動領域とで形成し、前記ドラグ可動部材(10)が前記
第1摺動領域から前記第2摺動領域に移行した際その移
行を知覚させる手段(A)を設け、前記知覚手段(A)
を、音だしバネ(11A)と、この音だしバネ(11A)が係
合離脱可能な係合凹入溝(10a)とで構成してあるスピ
ニングリールのドラグ構造。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990126113U JP2548345Y2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | スピニングリールのドラグ構造 |
US07/796,832 US5348245A (en) | 1990-11-27 | 1991-11-25 | Drag structure for fishing reel |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990126113U JP2548345Y2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | スピニングリールのドラグ構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0480366U JPH0480366U (ja) | 1992-07-13 |
JP2548345Y2 true JP2548345Y2 (ja) | 1997-09-17 |
Family
ID=14926957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990126113U Expired - Fee Related JP2548345Y2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | スピニングリールのドラグ構造 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5348245A (ja) |
JP (1) | JP2548345Y2 (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP3256123B2 (ja) * | 1995-10-04 | 2002-02-12 | ダイワ精工株式会社 | 魚釣用スピニングリ−ル |
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