JP2548285B2 - 画像データ伝送方式 - Google Patents

画像データ伝送方式

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JP2548285B2
JP2548285B2 JP63062665A JP6266588A JP2548285B2 JP 2548285 B2 JP2548285 B2 JP 2548285B2 JP 63062665 A JP63062665 A JP 63062665A JP 6266588 A JP6266588 A JP 6266588A JP 2548285 B2 JP2548285 B2 JP 2548285B2
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又平 小谷
正幸 八野田
元日古 林
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/32Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device
    • H04N1/327Initiating, continuing or ending a single-mode communication; Handshaking therefor
    • H04N1/32795Arrangements for keeping the communication line open
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  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ファクシミリ装置などにおいて好適に実施
される画像データ伝送方式に関する。
従来の技術 ファクシミリ装置では、たとえばCCD(電荷結合素
子)などを含んで構成される1次元の密着型イメージセ
ンサ(以下、「イメージセンサ」という)などによって
原稿像を読取るようにしている。ファクシミリ装置の装
置本体の前記イメージセンサの近傍には、イメージセン
サに沿って延びる原稿挿入口が形成されており、この原
稿挿入口に、伝送すべき原稿を挿入することによって、
挿入された原稿はイメージセンサの長手方向と交差する
方向に搬送されつつ読取られていく。
このようなファクシミリ装置では、原稿挿入口に挿入
することができない程度に大きな原稿、および本などの
ような冊子状の原稿の読取りおよびその原稿像の伝送を
行うことができない。このためイメージセンサを含む読
取装置をファクシミリ装置の装置本体に着脱自在に設
け、原稿挿入口から挿入することができない原稿像の読
取りは、前記読取装置を装置本体から取外し、手動走査
によって原稿像を読取るようにすることが考えられる。
しかしながらそのような場合には、原稿面の走査は手
動で行われるため、走査速度が必ずしも一定にはならな
い。これによってたとえば、読取装置による原稿面の走
査が過度に高速に行われる場合には、読取装置による読
取処理にファクシミリ装置による画像データ伝送処理が
追い付かず、読取誤りを発生してしまう。このため読取
装置による原稿面の走査を可及的に低速に行う必要があ
るけれども、過度に低速である場合には、読取装置によ
る読取処理に対してファクシミリ装置の画像データ伝送
処理が先行してしまう。これによって伝送すべき画像デ
ータがなくなってしまうと、文書伝送用グループ3の規
格に従うファクシミリ装置では、画像データが送信され
ない期間が5秒間にわたって継続するとき、受信側伝送
装置が電話回線から切離されて停止してしまうため、そ
れ以降の画像データ伝送が行われなくなってしまう。
このため原稿面を読取装置によって手動走査して読取
られた画像データを送信する場合には、読取られた画像
データを一旦記憶手段に記憶し、この後に通信先のファ
クシミリ装置との回線を接続して、記憶手段から画像デ
ータを読出しながら送信する必要がある。
発明が解決しようとする課題 しかしながら画像データのすべてを一旦記憶手段に記
憶させるためには、記憶手段の記憶容量は大きく選ばれ
なければならず、またリアルタイムでの送信処理が行わ
れないため、画像データ伝送に要する時間が比較的長く
なってしまう。さらに操作者はファクシミリ装置の操作
部を操作して、画像データの記憶手段への読込処理を指
定しなければならないため、極めて操作性に劣る。
本発明の目的は、通信装置に着脱自在に設けられる画
像読取装置によって原稿を手動走査して読取られた画像
データの伝送が高速に行われるようにした画像データ伝
送方式を提供することである。
課題を解決するための手段 本発明は、送信側伝送装置からの画像データの伝送が
予め定める期間停止したとき、受信側伝送装置が停止さ
れる画像データ伝送方式において、 少なくとも送信側伝送装置は、 送信側伝送装置本体と、 送信側伝送装置本体に着脱自在であり、手動で移動さ
れて読取られるべき画像を走査して読取る画像読取装置
と、 画像読取装置によって読取られた画像データを単位量
毎に記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に書込まれる画像データ量と、前記記憶
手段から読出す画像データ量との差を監視する監視手段
と、 記憶手段に記憶されている画像データを単位量毎に伝
送する伝送手段と、 画像データの単位量毎の伝送には最小単位時間を定
め、単位量の伝送時間が前記最小単位時間に満たないと
き、偽データを付加して伝送手段によって伝送を行わ
せ、前記監視手段の出力に応答し、前記最小単位時間
は、前記画像データ量の差が予め定めるデータ量を超え
るとき、予め定める第1最小単位時間とし、前記差が前
記予め定めるデータ量以下のとき、第1最小単位時間よ
りも長い第2最小単位時間とする制御手段とを含むこと
を特徴とする画像データ伝送方式である。
作 用 本発明に従えば、送信側伝送装置は、送信側伝送装置
本体に着脱自在な画像読取装置を備え、この画像読取装
置を手動で、読取られるべき画像を移動して走査して読
取り、その読取られた画像データを記憶手段に単位量毎
に記憶し、この記憶手段に記憶されている画像データ
を、伝送手段によって単位量毎に伝送して受信側伝送装
置で受信される。
送信側伝送装置からの画像データの伝送が予め定める
時間停止したとき、受信側伝送装置が停止される構成と
なっている。画像読取装置が手動走査され、その走査速
度が低下したときには、画像データの伝送処理が画像デ
ータの読取り処理よりも高速度に行われる場合がある。
これによって記憶手段の伝送すべき画像データの伝送が
完了してしまい、画像データの伝送が前記予め定める時
間停止すると、受信側伝送装置で通信回線が閉じられて
しまうおそれが生じる。
本発明では、この問題を解決するために、監視手段に
よって、記憶手段に書込まれる画像データ量と記憶手段
から読出す画像データ量との差を監視し、画像データ量
の差が予め定めるデータ量を超えるとき、すなわち記憶
手段に記憶されている画像データ量が多いとき、画像デ
ータの単位量毎の伝送の最小単位時間として、予め定め
る第1最小単位時間を定め、また単位量の伝送時間が第
1最小単位時間に満たないときには偽データを付加して
伝送を行う。
また画像データの伝送処理が、その読取り処理よりも
高速度に行われ、監視手段によって検出される画像デー
タ量の差が前記予め定めるデータ量以下のとき、すなわ
ち記憶手段における伝送すべき画像データ量が減少した
とき、画像データの単位量毎の伝送には、第1最小単位
時間よりも長い第2最小単位時間が設定されて、画像デ
ータの伝送処理が低速度で行われるようにし、このとき
単位量の伝送時間が第2最小単位時間に満たないとき、
偽データを付加して伝送を行う。これによって原稿面な
どの読取られるべき画像に対する画像読取装置の手動走
査が過度に低速度で行われても、受信側伝送装置で通信
回線が閉じられることなく、継続して画像データの伝送
を行うことができる。
こうして画像を画像読取装置によって手動走査して読
取られた画像データは、いわばリアルタイムで伝送され
るようになり、したがって画像データの伝送を高速度で
行うことができるようになる。
実施例 第1図は、本発明の一実施例に従うファクシミリ装置
1の電気的構成を示すブロック図である。ファクシミリ
装置1の装置本体(図示せず)には、CCD(電荷結合素
子)などを含む1次元の密着型イメージセンサなどを含
んで構成される読取装置2が着脱自在に取付けられてい
る。この読取装置2がファクシミリ装置1の装置本体に
取付けられた状態では、装置本体に設けられる原稿搬送
ローラ(図示せず)などの働きによって、原稿は読取装
置2の前記イメージセンサ近傍に搬送され、そのように
して原稿像の読取りが行われる。また読取装置2を装置
本体から取外した状態では、原稿面を手動で走査して原
稿像の読取りを行うことができる。このような、いわゆ
るハンディスキャナとしての機能を実現するために読取
装置2には、読取位置検出用のローラ(図示せず)が設
けられており、また前記読取位置検出用のローラに関連
してロータリエンコーダ(図示せず)などが配設されて
いる。この読取装置2内のロータリエンコーダなどから
発生される読取位置に関する情報は、ライン16から主制
御部4に与えられている。
以下においては、ファクシミリ装置1において読取装
置2が装置本体から取外されて用いられ、したがってハ
ンディスキャナとして用いられる場合についてのみ説明
する。
読取装置2における読取動作によって得られる画像デ
ータは、1走査線(以下、「ライン」という)に対応す
る画像データを記憶するラインバッファ3に与えられ
る。ラインバッファ3に記憶される画像データは、符号
化部24に与えられてMH(モディファイドハフマン)ラン
レングス符号に変換されて、入力制御部5から、読取ら
れた画像データをデータ符号としてたとえば1ページ分
保持することができるページ符号バッファ6に記憶され
る。前記入力制御部5は、符号化部24から与えられるデ
ータ符号をページ符号バッファ6に、アドレスを指定し
ながら書込んでいく。
ページ符号バッファ6に記憶されたデータ符号は、ペ
ージ符号バッファ6のアドレスを指定しながらその記憶
内容を読出す出力制御部7に与えられる。出力制御部7
に読出されたデータ符号はフィル挿入部8に与えられ
る。
文書伝送用グループ3の規格に従うファクシミリ装置
は、CITT(国際電信電話諮問委員会)の勧告T.30,T.4に
定められる制御手順および伝送方法によって画像情報の
伝送を行うように設計されている。CITTの勧告T.4にお
いては、1ラインの画像情報に対応する伝送符号の伝送
に要する最小の時間Δ1が規定されている。この第1の
最小単位時間である。1ラインの最小伝送時間Δ1はた
とえば10msecなどと定められ、1ラインの画像情報に対
応するデータ符号などの伝送所要時間が、前記最小伝送
時間Δ1に満たない場合においては、実際のデータ符号
とは関係のないフィル符号が付加され、これによって1
ラインに対して最小伝送時間Δ1以上の伝送時間を要す
るようにされている。
フィル挿入部8においては、出力制御部7から与えら
れるデータ符号に、このようなフィル符号の挿入処理が
行われる。本実施例においては後述するようにこのフィ
ル符号の挿入によって1ラインの伝送所要時間が第2の
最小単位時間である最小伝送時間Δ2とされる場合があ
る。この最小伝送時間Δ2はたとえば、1secに選ばれて
もよい。
フィル挿入部8においてフィル符号が付加された伝送
符号は、伝送制御部9に与えられる。この伝送制御部9
は、外部電話回線との回線制御動作などを行う回線網制
御回路、およびファクシミリ装置1が電話回線を介して
送信/受信する搬送信号の変復調が行われるモデムなど
を含み、通信先のファクシミリ装置との間のデータ伝送
の制御を行う。
通信先のファクシミリ装置から送信されるデータ符号
などの伝送符号は、符号バッファ10において一時保持さ
れ、復号化部11に与えられる。復号化部11では、データ
符号から画像データが作成され、この画像データは、1
ライン分の画像データを保持するラインバッファ12に与
えられる。ラインバッファ12が出力する画像データは、
たとえばサーマルヘッドなどを含み、感熱記録紙などに
対する画像の記録を行う記録部13に与えられる。
入力制御部5からページ符号バッファ6に与えられる
データ符号に対応するラインと、出力制御部7がページ
符号バッファ6から読出すデータ符号に対応するライン
との間のライン数、すなわち読取装置2によって読取ら
れた画像データに対応するデータ符号のうち、送信が行
われていないデータ符号(以下、「未送信データ符号」
という)に対応するラインの数は、入出力監視部14にお
いて監視されている。この入出力監視部14は前記未送信
データ符号のライン数に対応する情報を主制御部4に与
えている。
主制御部4は出力制御部7との間で情報の授受を行
い、1ラインのデータ符号に付加すべきフィル符号の量
を算出し、この算出結果に基づいてフィル挿入部8を制
御する。これによってフィル挿入部8では、前記算出さ
れた量に対応するフィル符号がデータ符号に付加され
る。主制御部4はまた、伝送制御部9とライン15を介し
てデータの授受を行い、そのようにして伝送制御部9に
おける伝送動作を制御している。
本実施例においては、入出力監視部14において、入力
制御部5からページ符号バッファ6に書込まれるデータ
符号に対応するラインと出力制御部7がページ符号バッ
ファ6から読出すデータ符号に対応するラインの間のラ
イン数、すなわち未送信のデータ符号のライン数が10ラ
イン以下となることが検出されるとき、1ラインの伝送
所要時間が最小送信時間Δ2(たとえば1sec)となるよ
うにフィル符号が挿入される。このようにして読取装置
2における画像の読取処理よりも伝送制御部9から伝送
されるデータ符号の伝送処理が高速に行われる場合にお
いて、ページ符号バッファ6においてデータ符号が蓄積
されなくなり、これによって伝送制御部9が5秒以上に
わたって伝送符号を伝送しなくなって、受信側のファク
シミリ装置が電話回線から切離されることを防ぐように
している。
第2図は、ページ符号バッファ6において未送信のデ
ータ符号のライン数が、10ラインより多い場合における
ファクシミリ装置1の伝送符号の構成を説明するための
図である。第1ラインのデータ符号D1の送信に先立っ
て、ライン終端符号(以下、「EOL符号」という)の送
信が行われ、この後にデータ符号D1の送信が行われる。
第1ラインの伝送符号はこのEOL符号とデータ符号D1
によって構成されており、その伝送所要時間T1は最小伝
送時間Δ1よりも長くなっている。したがって第1ライ
ンの伝送符号にはフィル符号は含まれていない。
第1ラインの伝送符号の伝送が終了すると、再びEOL
符号が送信され、これに引続いて第2ラインのデータ符
号D2が送信される。データ符号D2の送信に先立って送信
されるEOL符号とデータ符号D2との送信に要する時間T2a
は最小伝送時間Δ1よりも短く、したがって第2ライン
の伝送符号にはフィル符号が挿入されている。このよう
にして第2ラインの伝送所要時間は最小伝送時間Δ1と
なるようにされている。すなわちデータ符号D2の送信の
後には(Δ1−T2a)の時間に対応するフィル符号が送
信される。
同様にしてEOL符号に引続いて第3ラインのデータ符
号D3が送信され、さらにフィル符号が送信される。すな
わち第3ラインのデータ符号D3とEOL符号との伝送所要
時間T3aは最小伝送時間Δ1より短いため、フィル符号
が付加されている。以下、同様にしてフィル符号が随時
付加されながら画像データが伝送符号として通信先のフ
ァクシミリ装置へ伝送される。
第3図は、ページ符号バッファ6において未送信のデ
ータ符号のライン数が10ライン以下となる場合におい
て、ファクシミリ装置1が伝送する伝送符号の構成を示
す図である。たとえば第k(ただしkは自然数)ライン
のデータ符号DkとEOL符号との伝送所要時間Tkが最小伝
送時間Δ2を超えるときには、フィル符号は挿入されな
い。
このデータ符号Dkの送信の後にはデータ符号Dk+1の送
信に先立ってEOL符号が送信される。EOL符号と第(k+
1)ラインのデータ符号Dk+1との伝送所要時間Tk+1はた
とえば最小伝送時間Δ2に比較して短く、このような場
合にはデータ符号Dk+1の送信に引続いて、第(k+1)
ラインの伝送符号の伝送所要時間が最小伝送時間Δ2以
上となるようにフィル符号が挿入される。以下、ページ
符号バッファ6において書込まれるデータ符号に対応す
るラインと読出されるデータ符号に対応するラインとの
間に10ライン以上の差が検出されるまで同様な伝送動作
が行われる。
ページ符号バッファ6に対するデータ符号の書込みが
停止され、すなわち読取装置2による原稿の手動走査が
停止されると、ページ符号バッファ6において記憶され
るデータ符号は、出力制御部7による読出しに伴って減
少していく。このような状態が続き、ページ符号バッフ
ァ6において記憶されるデータ符号がなくなると、ファ
クシミリ装置1からはいずれの伝送符号をも伝送されな
くなり、そのような状態から5秒間にわたって継続する
と、通信先のフアクシミリ装置は電話回線から切離され
る。
第4図は、読取装置2による読取動作の開始の後、デ
ータ符号などの伝送符号の送信が開始される以前におけ
るファクシミリ装置1の動作を説明するためのフローチ
ャートである。すなわち、本実施例においては、ファク
シミリ装置1が送信動作を開始する以前においてページ
符号バッファ6に10ライン分以上のデータ符号が蓄積さ
れなければならないため、読取装置2による読取動作の
開始の後、直ちには送信動作は行われない。
ステップn1において、読取装置2による原稿像の読取
りが開始され、読取られた画像データがラインバッファ
3を介して符号化部2に与えられると、ステップn2で
は、符号化部4に与えられた画像データがMHランレング
ス符号に変換される。
ステップn3においては、入力制御部5はページ符号バ
ッファ6にアドレスを指定しながらデータ符号を書込ん
でいく。次にステップn4では、データ符号が10ライン分
以上、ページ符号バッファ6に蓄積されたかどうかが判
断され、蓄積されないときにはステップn1に戻る。
ステップn6においてデータ符号がページ符号バッファ
6に10ライン分以上蓄積されたと判断されると、ステッ
プn7に進み、読取装置2における読取動作と出力制御部
7、フィル挿入部8、および伝送制御部9などによる送
信動作とが並行して行われる「読取/送信並行処理」が
開始される。
第5図は、ファクシミリ装置1における前記「読取/
送信並行処理」を説明するためのフローチヤートであ
る。ステップm1において、入出力監視部14は入力制御部
5のページ符号バッファ6に対するデータ符号の書込に
同期して、ページ符号バッファ6内の現に書込みが行わ
れるアドレスをその内部に取込む。またこのとき、ステ
ツプm2において該入出力監視部14は出力制御部7から、
出力制御部7が次に読出すべきデータ符号のページ符号
バッファ6におけるアドレスをその内部に取込む。この
ようにして入出力監視部14は、ページ符号バッファ6に
書込まれたデータ符号のうち、未送信データ符号のライ
ン数を算出し、主制御部10に未送信データ符号のライン
数に対応する情報を与える。
ステップm3において主制御部4は、未送信データ符号
が10ライン分以下であるかどうかを判断する。ステップ
m3において未送信データ符号が10ライン分より多く有る
と判断されると、ステップm4に進む。
ステップm4では、出力制御部7はページ符号バッファ
6から1ライン分のデータ符号を読出す。この読出され
たデータ符号の量に関する情報は、出力制御部7から主
制御部4に与えられる。ステツプm5において、主制御部
4では、出力制御部7に読出されたデータ符号の伝送所
要時間が最小伝送時間Δ1以上となるかどうかが判断さ
れる。
ステップm5における判断が否定とされるときには、ス
テップm6に進み、フィル挿入部8においてデータ符号に
フィル符号が付加されて伝送制御部9に与えられる。そ
のようにしてフィル符号を含む伝送符号が、ステツプm1
1において、伝送制御部9から電話回線を介して通信先
のファクシミリ装置に送信される。
ステップm5における判断が肯定とされるときには、出
力制御部7に読出されたデータ符号にフィル符号などが
付加されることなく、ステップm11に進んで前述のEOL符
号を含む伝送符号が伝送される。
ステップm3において、未送信データ符号が10ライン分
以下であると判断されると、ステップm7に進む。ステッ
プm7では、未送信データ符号が無いかどうかが判断さ
れ、無い場合にはステップm12に進み、ある場合にはス
テップm8に進む。
ステップm8において、出力制御部7はページ符号バッ
ファ6から1ライン分のデータ符号を読出す。このとき
出力制御部7は主制御部4に前記読出されたデータ符号
の量に関する情報を与える。
ステップm9において、主制御部4では前記与えられる
データ符号の量に対応する情報から、そのデータ符号の
伝送所要時間が最小伝送時間Δ2以上となるかどうかが
判断される。伝送所要時間が最小伝送時間Δ2未満であ
ると判断される場合にはステップm10に進んで、伝送所
要時間が最小伝送時間Δ2以上となるために必要な量の
フィル符号がフィル挿入部8において付加される。この
後処理はステップm11に進む。
ステップm9において伝送所要時間が最小伝送時間Δ2
以上であると判断されるときには、ステップm11に進
む。
ステップm7において未送信データ符号がないと判断さ
れてステップm12に進むと、ステップm12では、読取装置
2から読取終了信号が出力されたかどうかが判断され
る。読取終了信号が出力されるときには、ステップm13
に進んで、1ページの画像データの伝送が終了すること
を表すポストメッセージ信号が伝送制御部9から送信さ
れる。ステップm12において読取終了信号が読取装置2
から出力されないときには、ステップm1に戻る。
ファクシミリ装置1のこのような動作によって、たと
えば最小伝送時間Δ2が1secに選ばれるときには、原稿
面に対する読取装置2の手動走査が停止された後、少な
くとも15秒以上は通信先のファクシミリ装置は電話回線
に接続されている。すなわちページ符号バッファ6は読
取装置2からラインバッファ3、符号化部24、および入
力制御部5を介してデータ符号が入力される場合には、
少なくとも10ライン分以上のデータ符号をその内部に蓄
積している。この10ライン分のデータ符号の伝送には、
第5図に示される処理によって10秒以上の時間を要す
る。この後伝送制御部9からデータ符号が導出されなく
なって、5秒間が経過した後に、通信先のファクシミリ
装置は電話回線から切離される。
このようにして原稿面を読取装置2によって手動で走
査する場合に、その走査速度を低速にした場合、および
手動走査を一時停止した場合においても、継続してデー
タ符号の伝送を行うことができるようになり、いわばリ
アルタイムでの画像データ伝送を行うことができる。し
たがって原稿像のすべての画像データに対応するデータ
符号の記憶に要する記憶容量を有する記憶手段などが必
要とされることはない。
前述の実施例においては、ページ符号バッファ6にお
ける未送信データ符号の量が10ライン分以下となる場合
に、1ラインの伝送所要時間を最小伝送時間となるよう
にしたけれども、未送信のデータ符号の量の基準は必ず
しも10ラインに選ぶ必要はない。
発明の効果 本発明によれば、少なくとも送信側伝送装置における
送信側伝送装置本体に着脱自在に設けられる画像読取装
置による画像走査の速度が過度に低速度で行われること
によって、監視手段によって監視される記憶手段への書
込画像データ量と記憶手段からの読出画像データ量との
差が小さくなったときには、伝送すべき画像データの単
位量毎の最小単位時間を、第1最小単位時間から、それ
よりも長い第2最小単位時間とし、画像データの伝送手
段による伝送処理を低速度で行うようにする。これによ
って送信側伝送装置からの画像データの伝送が予め定め
る期間停止することが避けられ、これによって受信側伝
送装置が停止されることが防がれ、継続して画像データ
の伝送を行うことができる。
したがって本発明によれば、画像読取装置を手動で走
査して画像を読取る操作中に、読取られた画像データの
伝送が、いわばリアルタイムで行われるので、そのよう
な画像データの伝送を高速度で行うことができるように
なる。
また本発明によれば、記憶手段には、読取られるべき
画像の全てのデータが同時に記憶される必要はなく、し
たがってその記憶容量を小さくすることができ、低コス
ト化に有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に従うファクシミリ装置1の
電気的構成を示すブロック図、第2図および第3図はフ
ァクシミリ装置1から伝送される伝送符号の構成を示す
図、第4図および第5図はファクシミリ装置1における
画像データ伝送動作を説明するためのフローチャートで
ある。 1……ファクシミリ装置、2……読取装置、4……主制
御部、5……入力制御部、6……ページ符号バッファ、
7……出力制御部、8……フィル挿入部、9……伝送制
御部、14……入出力監視部、Δ1,Δ2……最小伝送時間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小谷 又平 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 八野田 正幸 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 林 元日古 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−124966(JP,A) 特開 昭59−99873(JP,A) 特開 昭62−154952(JP,A) 特開 昭63−308465(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信側伝送装置からの画像データの伝送が
    予め定める期間停止したとき、受信側伝送装置が停止さ
    れる画像データ伝送方式において、 少なくとも送信側伝送装置は、 送信側伝送装置本体と、 送信側伝送装置本体に着脱自在であり、手動で移動され
    て読取られるべき画像を走査して読取る画像読取装置
    と、 画像読取装置によって読取られた画像データを単位量毎
    に記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に書込まれる画像データ量と、前記記憶手
    段から読出す画像データ量との差を監視する監視手段
    と、 記憶手段に記憶されている画像データを単位量毎に伝送
    する伝送手段と、 画像データの単位量毎の伝送には最小単位時間を定め、
    単位量の伝送時間が前記最小単位時間に満たないとき、
    偽データを付加して伝送手段によって伝送を行わせ、前
    記監視手段の出力に応答し、前記最小単位時間は、前記
    画像データ量の差が予め定めるデータ量を超えるとき、
    予め定める第1最小単位時間とし、前記差が前記予め定
    めるデータ量以下のとき、第1最小単位時間よりも長い
    第2最小単位時間とする制御手段とを含むことを特徴と
    する画像データ伝送方式。
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