JP2548204Y2 - 油圧駆動装置 - Google Patents

油圧駆動装置

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JP2548204Y2
JP2548204Y2 JP1991066632U JP6663291U JP2548204Y2 JP 2548204 Y2 JP2548204 Y2 JP 2548204Y2 JP 1991066632 U JP1991066632 U JP 1991066632U JP 6663291 U JP6663291 U JP 6663291U JP 2548204 Y2 JP2548204 Y2 JP 2548204Y2
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哲 松本
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、建設機械等の油圧駆動
装置に係り、特にこの種装置のアクチュエータの複合操
作性を向上させる油圧駆動装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、パラレルに接続される多連制御
弁からなる油圧駆動装置においては、アクチュエータが
複合操作されると軽負荷側アクチュエータへのみ圧油が
流入するので、これを防止するために軽負荷側アクチュ
エータに固定絞りを設けるか、あるいは各制御弁に対し
てそれぞれ分流補償弁を設けた構成としている。しかし
ながら、前者の場合には固定絞りによる圧損のため省エ
ネ性が損われ、一方後者の場合には特別に分流補償弁を
必要とするので構造が複雑となり価格が上昇する欠点が
ある。
【0003】そこで、本出願人は、先に、これらの欠点
を解消する新たな技術を開発し、実用新案登録出願を行
った(実公平2−10802号公報)。以下、この従来
技術について簡単に説明する。
【0004】図2において、先ず多連制御弁からなる油
圧駆動装置は、ポンプ10からの吐出圧油をパラレルに
配置した複数(この場合2つ)の制御弁12,14を介
してそれぞれのアクチュエータ16,18に供給し、そ
してその戻り油をタンク20に排出するよう構成されて
いる。なお、制御弁12,14の中立時(図示の状態)
には、吐出圧油は直接タンク20へ排出される。また、
各制御弁12,14は、それぞれ対応するパイロット弁
22,24を操作してパイロットポンプ26からのパイ
ロット圧をそれぞれのパイロットライン28,30並び
に32,34を介して印加することにより、図示の中立
位置から左方あるいは右方へ切換えられる。しかるに、
この従来技術においては、軽負荷側アクチュエータ16
の一方のパイロットライン28、すなわち負荷17を降
下するよう制御弁12を切換えるパイロットライン28
上には減圧弁36を設け、そしてこの減圧弁36の弁本
体38にばね圧を作用させるシリンダ40には、高負荷
側アクチュエータ18の制御弁14を切換えるパイロッ
ト圧、すなわち両アクチュエータライン32,34内の
いずれかにおいてシャトル弁42を介して検出されるパ
イロット圧44が印加されるよう構成されている。な
お、軽負荷側アクチュエータ16の他方のパイロットラ
イン30に対しても、必要に応じて前記と同じ減圧弁を
設けることができることは勿論である。
【0005】従って、このような構成による従来技術に
おいては、両アクチュエータの複合操作時には、高負荷
アクチュエータ18に対応する制御弁14は完全に
切換え開口されるが、軽負荷側アクチュエータ16に対
応する制御弁12は完全には切換えられず、中間のメ
ータリング状態に維持される。このように、軽負荷側ア
クチュエータ16に対する圧油が絞られる結果、高負荷
側アクチュエータ18に対しても圧油が供給されること
となり、複合操作が達成される。
【0006】このように、前記従来技術によれば、軽負
荷側アクチュエータに固定絞りを必要としないので、軽
負荷側アクチュエータにエネルギー損失が発生すること
なく、また各制御弁には特別の分流補償弁を必要としな
いので、構造が簡単となり、価格も低減される。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の技術によって達成される複合操作性には、なお以下
に述べるような問題点が残されている。
【0008】すなわち、前記従来技術における複合操作
時には、軽負荷側アクチュエータに対応する制御弁がメ
ータリング状態に絞られることにより、ポンプ吐出圧力
が上昇して高負荷側アクチュエータも駆動されるに至
る。しかるに、この時、ポンプはその吐出流量が制御さ
れていないので、実際上は各アクチュエータに対する分
配供給量が不安定となり、この結果複合操作性を確実に
達成することはできない。なお、この従来技術において
は、制御弁のメータリング状態ではポンプ吐出圧油が単
独、複合操作に拘らずバイパスされるので、装置全体の
効率も低下する難点を有している。
【0009】そこで、本考案の目的は、それぞれ負荷の
異なる複数のアクチュエータを、共通の可変容量ポンプ
にパラレルに接続された複数の多連制御弁により複合操
作する場合において、可変容量ポンプの吐出量がポンプ
吐出圧力とアクチュエータ負荷圧との差圧が一定になる
ように制御することにより、軽負荷側アクチュエータお
よび高負荷側アクチュエータに対する圧油分配供給量を
安定化し、複合操作性を確保して、装置の効率を向上さ
せることができる油圧駆動装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本考案に係る油圧駆動装置は、共通の可変容量ポン
(10)にパラレルに接続され各々負荷の異なる複数のア
クチュエータ(16,18) をそれぞれ制御する複数の多連制
御弁(12,14) からなり、前記各制御弁はそのスプールセ
ンタをばねで付勢し、パイロット圧によりスプールスト
ロークを調整するように構成してなる油圧駆動装置にお
いて、前記各制御弁(12,14) はクローズドセンタ形に構
成してそれぞれアクチュエータ(16,18) の負荷圧を検出
する負荷圧検出ライン(50,52) を設け前記各制御弁(1
2,14) のパイロットライン(28,34) 上に減圧弁(36a,36
b) を設け前記可変容量ポンプ(10)からの吐出圧油が
前記各制御弁(12,14) を通過する際にこれらに設けられ
ている絞り(13,15) によって発生する各アクチュエータ
負荷圧を比較するシャトル弁(42a) を設け前記シャト
ル弁(42a) で検出されるいずれか一方の最高負荷圧力を
選択してこれを前記可変容量ポンプ(10)の吐出流量制御
手段(56)へ印加して、前記可変容量ポンプ(10)の吐出流
量をポンプ吐出圧力と前記アクチュエータ負荷圧との差
圧が一定となるよう制御し、さらに軽負荷側アクチュ
エータの制御弁を切換えるパイロットライン上に設けた
減圧弁を、高負荷側アクチュエータの制御弁を切換える
パイロット圧により制御するよう構成することを特徴
とする。
【0011】この場合、前記減圧弁(36a,36b) は、弁本
体(38a,38b) とこの弁本体にばね圧を作用させるシリン
ダ(40a,40b) とからなり、軽負荷側アクチュエータ (16
または18) を制御する制御弁 (12または14) に対応する
パイロットライン (28または34) に接続された減圧弁(3
6aまたは36b)のシリンダ(40aまたは40b)に対し高負荷
側アクチュエータ (18または16) を制御する制御弁 (14
または12) に対応するパイロットライン (32と34または
28と30) のうちの圧力の中で、それぞれいずれかの圧力
が、シャトル弁(42cまたは42b)により検出されてパイロ
ット圧信号ライン (62または60) を介して印加され、前
記制御弁 (12または14) をメータリング状態に維持する
ように構成することができる
【0012】
【作用】本考案に係る油圧駆装置によれば、それぞれ負
荷の異なる複数のアクチュエータを、共通の可変容量ポ
ンプにパラレルに接続された複数の多連制御弁により
合操作する場合において、軽負荷側アクチュエータに対
応する制御弁が絞られることにより、前記ポンプ吐出圧
力が上昇して高負荷側アクチュエータも駆動するに至る
が、この時可変容量ポンプは、その吐出流量がポンプ
吐出圧力とアクチュエータ負荷圧との差圧が一定になる
ように、すなわちアクチュエータ負荷圧に対応して制御
される。従って、前記両アクチュエータに対する圧油分
配供給量が安定化し、複合操作性が確保され、そして装
置の効率も向上することができる
【0013】
【実施例】次に、本考案に係る油圧駆動装置の一実施例
につき、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
なお、説明の便宜上、図2に示す従来の構成と同一の構
成部分については、同一の参照符号を付してその詳細な
説明は省略する。
【0014】図1において、先ず本考案の油圧駆動装置
の全体的構成は、図2に示す従来の装置と同一である。
従って、再度装置の全体について簡単に説明すると、パ
イロット弁22,24を介してパイロットポンプ26か
らのパイロット圧を、パイロットライン28,30ある
いは32,34に作用させて、制御弁12,14を操作
することにより、ポンプ10からの吐出油圧がそれぞれ
アクチュエータ16,18に供給され、その戻り油がタ
ンク20ヘ排出され、これにより前記アクチュエータが
駆動するよう構成されている。なお、本実施例におい
て、両アクチュエータ16,18は、それぞれ負荷1
7,19を懸吊あるいは支承した状態で昇降するもので
あり、その降下時には軽負荷となるものである。
【0015】しかるに、本考案において、制御弁12,
14はクローズドセンタ形に構成されると共に、ポンプ
10は可変容量形に構成され、そして制御弁12,14
のパイロットライン28,34上には所定の減圧弁36
a,36bが設けられている。すなわち、制御弁12、
14は図示されるように、クローズドセンタ形に構成
されると共に、そのそれぞれのアクチュエータ16,1
8の負荷圧検出ライン50,52が設けられている。そ
して、これら負荷圧検出ライン50,52の中の最高負
荷圧力がシャトル弁42aを介して選択され、信号ラ
イン54を介して可変容量ポンプ10の吐出流量制御
56へ印加されるよう構成されている。なお、前記
ポンプ10には、油圧ライン58を介してポンプ吐出圧
力も印加されている。
【0016】従って、このような構成によれば、ポンプ
10の吐出流量は、このポンプ10の吐出圧力と前記最
高負荷圧力との差圧が一定となるような流量に制御され
る。また、前記差圧は、ポンプ10からの吐出圧油が
制御弁12,14を通過する際に、これらに設けられて
いる絞り13,15によって発生するものである。次
に、制御弁12,14のパイロットライン28,34
(アクチュエータ16,18に対して負荷17,19を
降下する方向に制御弁12,14を操作する側のパイロ
ットライン)上には、減圧弁36a,36bがそれぞれ
設けられている。なお、この減圧弁36a,36bは、
前記従来技術と基本的に構成を同一とする。すなわち、
減圧弁36a,36bは、弁本体38a,38bと、こ
の弁本体にばね圧を作用させるシリンダ40a,40b
とから構成され、そして軽負荷側アクチュエータを制御
する制御弁12または14に対応するパイロットライン
28または34に接続された減圧弁36aまたは36b
シリンダ40a,40bには、他方の(高負荷側)ア
クチュエータを制御する制御弁14または12に対応す
るパイロットライン3234または2830のうち
の圧力の中で、それぞれいずれかの圧力が、シャトル弁
42c,42bにより検出されてパイロット圧信号ライ
ン62,60を介して印加されるように構成されてい
る。そして、この減圧弁36a,36bの動作は、前記
従来技術の場合と同様であり、次の全体的動作として述
べる通りである。
【0017】そこで、全体的動作、すなわち本考案の油
圧駆動装置の動作について説明する。今仮に、パイロッ
ト弁24を操作して、例えばパイロットライン34へパ
イロット圧を作用させると、制御弁14が図において右
行し、可変容量ポンプ10からの吐出油がアクチュエー
タ18のピストン側室へ供給され、アクチュエータ18
が単独駆動される。ところで、この場合は、負荷19は
降下しているので軽負荷であり、可変容量ポンプ10の
吐出圧力は比較的低圧に保持され、そしてその吐出流量
は、前述したように絞り15の差圧が一定になるよう
に、すなわち負荷圧力に拘らず制御弁14の操作量(絞
り15の開度)に対応した流量に制御される。なお、パ
イロット圧信号ライン60内には、圧力は発生していな
いので、減圧弁36bは動作しない。
【0018】次に、前記状態で、パイロット弁22をも
操作して、例えばパイロットライン30へパイロット圧
を作用させると、制御弁12が図において右行し、圧油
がアクチュエータ16のピストン側室へ供給され、負荷
17が上昇する。しかるに、この時アクチュエータ16
の負荷は高負荷であるので、パイロットライン30内の
パイロット圧は、シャトル弁42b、信号ライン60を
介してシリンダ40bに作用し、減圧弁36bの2次圧
力を低減させ、制御弁14の開度を減少させる。この結
果、ポンプ吐出圧力が上昇して高負荷側アクチュエータ
16も駆動するに至るが、この時可変容量ポンプ10の
吐出流量は負荷圧検出ライン50で検出される高負荷側
アクチュエータ16の負荷圧が、シャトル弁42a、信
号ライン54を介して吐出流量制御部56に印加されて
いるので、この高負荷圧に対応する流量に制御され、ま
た軽負荷側アクチュエータ18への供給油量は、このア
クチュエータ18の負荷圧に関係なく制御弁14の前記
開度に対応した流量に制御される。従って、高負荷側ア
クチュエータ16は、ポンプの全吐出流量から軽負荷側
アクチュエータ18への前記分配流量を差し引いた余剰
油量で確実かつ安定に駆動することになる。
【0019】このように、本考案によれば、比較的簡単
な構成で、アクチュエータの複合操作性を確実に達成す
ることができ、また装置効率を向上させることができ
る。なお、減圧弁36aも同様に動作することは容易に
類推し得るので、説明を省略する。
【0020】以上、本考案の好適な実施例について説明
したが、本考案は前記実施例に限定されることなく、本
考案の精神を逸脱しない範囲内において種々の設計変更
をなし得るものである。また、前述の実施例において
は、2つのアクチュエータを使用した場合について説明
したが、3つあるいはそれ以上のアクチュエータを使用
する場合にも、同様に適用することができることは勿論
である
【0021】
【考案の効果】以上説明したように、本考案に係る油圧
駆動装置は、共通の可変容量ポンプにパラレルに接続さ
れ各々負荷の異なる複数のアクチュエータをそれぞれ制
御する複数の多連制御弁からなり、前記各制御弁はその
スプールセンタをばねで付勢し、パイロット圧によりス
プールストロークを調整するように構成してなる油圧駆
動装置において、前記各制御弁はクローズドセンタ形に
構成してそれぞれアクチュエータ負荷圧を検出する負
荷圧検出ラインを設け前記各制御弁のパイロットライ
ン上に減圧弁を設け前記可変容量ポンプからの吐出圧
油が前記各制御弁を通過する際にこれらに設けられてい
る絞りによって発生する各アクチュエータ負荷圧を比較
するシャトル弁を設け前記シャトル弁で検出されるい
ずれか一方の最高負荷圧力を選択してこれを前記可変容
量ポンプの吐出流量制御手段へ印加して、前記可変容量
ポンプ吐出流量をポンプ吐出圧力と前記アクチュエー
タ負荷圧との差圧が一定となるよう制御し、さらに軽
負荷側アクチュエータの制御弁を切換えるパイロットラ
イン上に設けた減圧弁を、高負荷側アクチュエータの制
御弁を切換えるパイロット圧により制御する構成とする
ことにより、アクチュエータの複合操作時において、軽
負荷側アクチュエータを制御する制御弁が絞られて可変
容量ポンプの吐出圧力が上昇することにより、高負荷側
アクチュエータも駆動するに至るが、この時前記ポンプ
吐出流量はアクチュエータの負荷圧に対応して一定
流量に制御され、そしてこの一定流量のポンプ圧油が、
軽負荷側アクチュエータに対してはその制御弁の開度に
対応した流量で供給されまた高負荷側アクチュエータ
に対してはその残余の流量で供給される。従って、これ
により複合操作が確実に達成されかつ装置効率も向
上し、その実用的効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る油圧駆動装置の一実施例を示す油
圧回路図である。
【図2】従来の油圧駆動装置の構成を示す油圧回路図で
ある。
【符号の説明】
10 可変容量ポンプ 12,14 制御弁(クローズドセンタ形) 13,15 絞り 16,18 アクチュエータ 17,19 負荷 20 タンク 22,24 パイロット弁 26 パイロットポンプ28,30 パイロットライン 32,34 パイロットライン 36a,36b 減圧弁 38a,38b 弁本体 40a,40b シリンダ 42a,42b,42c シャトル弁 50,52 負荷圧検出ライン 54 最高負荷圧信号ライン 56 吐出流量制御手段 58 油圧ライン 60,62 パイロット圧信号ライン

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共通の可変容量ポンプ(10)にパラレルに
    接続され各々負荷の異なる複数のアクチュエータ(16,1
    8) をそれぞれ制御する複数の多連制御弁(12,14) から
    なり、前記各制御弁はそのスプールセンタをばねで付勢
    し、パイロット圧によりスプールストロークを調整する
    ように構成してなる油圧駆動装置において、 前記各制御弁(12,14) はクローズドセンタ形に構成して
    それぞれアクチュエータ(16,18) の負荷圧を検出する負
    荷圧検出ライン(50,52) を設け前記各制御弁(12,14)
    のパイロットライン(28,34) 上に減圧弁(36a,36b) を設
    前記可変容量ポンプ(10)からの吐出圧油が前記各制
    御弁(12,14) を通過する際にこれらに設けられている絞
    り(13,15) によって発生する各アクチュエータ負荷圧を
    比較するシャトル弁(42a) を設け前記シャトル弁(42
    a) で検出されるいずれか一方の最高負荷圧力を選択し
    てこれを前記可変容量ポンプ(10)の吐出流量制御手段(5
    6)へ印加して、前記可変容量ポンプ(10)の吐出流量をポ
    ンプ吐出圧力と前記アクチュエータ負荷圧との差圧が一
    定となるよう制御し、さらに軽負荷側アクチュエータ
    の制御弁を切換えるパイロットライン上に設けた減圧弁
    を、高負荷側アクチュエータの制御弁を切換えるパイロ
    ット圧により制御するよう構成することを特徴とする
    油圧駆動装置。
  2. 【請求項2】 減圧弁(36a,36b) は、弁本体(38a,38b)
    とこの弁本体にばね圧を作用させるシリンダ(40a,40b)
    とからなり、軽負荷側アクチュエータ (16または18) を
    制御する制御弁 (12または14) に対応するパイロットラ
    イン (28または34) に接続された減圧弁(36aまたは36b)
    のシリンダ(40aまたは40b)に対し高負荷側アクチュエ
    ータ (18または16) を制御する制御弁 (14または12) に
    対応するパイロットライン (32と34または28と30) のう
    ちの圧力の中で、それぞれいずれかの圧力が、シャトル
    弁(42cまたは42b)により検出されてパイロット圧信号ラ
    イン (62または60) を介して印加され、前記制御弁 (12
    または14) をメータリング状態に維持するように構成し
    てなる請求項1記載の油圧駆動装置。
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