JP2548139Y2 - ボールペン - Google Patents
ボールペンInfo
- Publication number
- JP2548139Y2 JP2548139Y2 JP2523392U JP2523392U JP2548139Y2 JP 2548139 Y2 JP2548139 Y2 JP 2548139Y2 JP 2523392 U JP2523392 U JP 2523392U JP 2523392 U JP2523392 U JP 2523392U JP 2548139 Y2 JP2548139 Y2 JP 2548139Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cam
- locking groove
- outer cylinder
- projection
- cap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Pens And Brushes (AREA)
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案はノック操作によりペン先
が外筒の先端より出没するボールペンに関する。
が外筒の先端より出没するボールペンに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のボールペンとしては、例えば実公
昭６３−３７２７１号公報に記載されたものがある。該
ボールペンは、外筒内に弾性体で後方に付勢されたレフ
ィールを挿設し、外筒の内面にカム収納筒体を固着し、
このカム収納筒体内に、レフィールの後部を嵌挿した回
転カムを収納し、この回転カムを摺動させるカム棒をカ
ム収納筒体内に収容して該カム収納筒体の段部に係止
し、この段部より突出するカム棒にノック部を嵌着して
なる。
昭６３−３７２７１号公報に記載されたものがある。該
ボールペンは、外筒内に弾性体で後方に付勢されたレフ
ィールを挿設し、外筒の内面にカム収納筒体を固着し、
このカム収納筒体内に、レフィールの後部を嵌挿した回
転カムを収納し、この回転カムを摺動させるカム棒をカ
ム収納筒体内に収容して該カム収納筒体の段部に係止
し、この段部より突出するカム棒にノック部を嵌着して
なる。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】上記のような従来のボ
ールペンにあっては、芯押出機構の構成部品数がカム収
納筒体，回転カム及びカム棒の３部品と多いばかりでな
く、ボールペンの構成・組立が極めて複雑・困難とな
り、極めて高価になるという課題がある。
ールペンにあっては、芯押出機構の構成部品数がカム収
納筒体，回転カム及びカム棒の３部品と多いばかりでな
く、ボールペンの構成・組立が極めて複雑・困難とな
り、極めて高価になるという課題がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案ボールペンは上記
の課題を解決するため、外筒１内に弾性体２により後方
に付勢されたレフィール３を挿設し、外筒１の後部には
外周面に突起４及びカム５を有するキャップ６を装着
し、外筒１の内面には、突起４が係止する後方係止溝
７，これに連接する前方係止溝８を設けると共に前記カ
ム５に対向して前方に傾斜面９Ａを有するペン先突出用
溝９を設けてなる。
の課題を解決するため、外筒１内に弾性体２により後方
に付勢されたレフィール３を挿設し、外筒１の後部には
外周面に突起４及びカム５を有するキャップ６を装着
し、外筒１の内面には、突起４が係止する後方係止溝
７，これに連接する前方係止溝８を設けると共に前記カ
ム５に対向して前方に傾斜面９Ａを有するペン先突出用
溝９を設けてなる。
【０００５】ペン先の突出時は、キャップ６をノックす
ることによりカム５が傾斜面９Ａにより回動しながら前
方へ移動し、又突起４が後方係止溝７より上動後に前方
係止溝８側に移り前動することになり、ペン先を外筒１
の先端より突出することになる。
ることによりカム５が傾斜面９Ａにより回動しながら前
方へ移動し、又突起４が後方係止溝７より上動後に前方
係止溝８側に移り前動することになり、ペン先を外筒１
の先端より突出することになる。
【０００６】ペン先の収納時は、キャップ６を回転する
ことにより突起４が前方係止溝８より脱して後方係止溝
７側に移る一方、カム５が傾斜面９Ａにより後方に移動
することになり、ペン先を外筒１の先端より引っ込める
ことになる。
ことにより突起４が前方係止溝８より脱して後方係止溝
７側に移る一方、カム５が傾斜面９Ａにより後方に移動
することになり、ペン先を外筒１の先端より引っ込める
ことになる。
【０００７】
【実施例】図１は本考案ボールペンの１実施例の構成と
作用を説明するための図である。図１において１は外
筒、３はバネ２により後方に付勢されたレフィールで、
外筒１内に挿設されている。６はキャップで、その外周
面の前方部及び後方部にそれぞれ突起４及び棒状のカム
５が設けられている。外筒１の後部内面にはそれぞれキ
ャップ６の突起４が係止する後方係止溝７及びこれに連
接する前方係止溝８が形成されている。又、外筒１の後
部内面で前記係止溝７，８より後方部にはキャップ６の
棒状のカム５に対向して前方傾斜面９Ａを有するカッタ
ーナイフ状のペン先突出用溝９を形成している。キャッ
プ６は外筒１後部に着脱自在に装着されている。
作用を説明するための図である。図１において１は外
筒、３はバネ２により後方に付勢されたレフィールで、
外筒１内に挿設されている。６はキャップで、その外周
面の前方部及び後方部にそれぞれ突起４及び棒状のカム
５が設けられている。外筒１の後部内面にはそれぞれキ
ャップ６の突起４が係止する後方係止溝７及びこれに連
接する前方係止溝８が形成されている。又、外筒１の後
部内面で前記係止溝７，８より後方部にはキャップ６の
棒状のカム５に対向して前方傾斜面９Ａを有するカッタ
ーナイフ状のペン先突出用溝９を形成している。キャッ
プ６は外筒１後部に着脱自在に装着されている。
【０００８】図１は本考案ボールペンの作用を説明する
ための図である。キャップ６をバネ２に抗してノックす
ると、カム５が前進すると共に後方係止溝７に係止され
た突起４が前進し、カム５が前方傾斜面９Ａに当接して
傾斜面９Ａに沿ってスライドしつつキャップ６が回動す
る。一方、突起４は上限位置まで上動した後、前方係止
溝８の位置に移り、ノック動作の解除により突起４が前
方係止溝８に係止し、ペン先１１が突出した状態とな
る。
ための図である。キャップ６をバネ２に抗してノックす
ると、カム５が前進すると共に後方係止溝７に係止され
た突起４が前進し、カム５が前方傾斜面９Ａに当接して
傾斜面９Ａに沿ってスライドしつつキャップ６が回動す
る。一方、突起４は上限位置まで上動した後、前方係止
溝８の位置に移り、ノック動作の解除により突起４が前
方係止溝８に係止し、ペン先１１が突出した状態とな
る。
【０００９】この突出状態でキャップ６を回動すると、
突起４が前方係止溝８より後方係止溝７側に移り、一
方、カム５は傾斜面９Ａに沿って後方へ移動し、キャッ
プ６はバネ２により元の位置に戻る。又、ボールペンの
組立は外筒１の後端側よりキャップ６を挿入することで
組立てられる。
突起４が前方係止溝８より後方係止溝７側に移り、一
方、カム５は傾斜面９Ａに沿って後方へ移動し、キャッ
プ６はバネ２により元の位置に戻る。又、ボールペンの
組立は外筒１の後端側よりキャップ６を挿入することで
組立てられる。
【００１０】
【考案の効果】上述のように本考案によれば、外周面に
突起４及びカム５を有するキャップ６と、内面に突起４
が係止する後方係止溝７，これに連接する前方係止溝８
及びカム５に対向して前方に傾斜面９Ａを有するペン先
突出用溝９を有する外筒１の２部品で芯出機構を構成で
きるので、従来よりも部品点数を低減でき、組立・構成
が容易となり、安価にできる。
突起４及びカム５を有するキャップ６と、内面に突起４
が係止する後方係止溝７，これに連接する前方係止溝８
及びカム５に対向して前方に傾斜面９Ａを有するペン先
突出用溝９を有する外筒１の２部品で芯出機構を構成で
きるので、従来よりも部品点数を低減でき、組立・構成
が容易となり、安価にできる。
【図１】本考案ボールペンの１実施例の構成と作用を説
明するための図である。
明するための図である。
１ 外筒 ２ 弾性体（バネ） ３ レフィール ４ 突起 ５ カム ６ キャップ ７ 後方係止溝 ８ 前方係止溝 ９ ペン先突出用溝 ９Ａ 傾斜面
Claims (1)
- 【請求項１】 外筒（１）内に弾性体（２）により後方
に付勢されたレフィール（３）を挿設し、外筒（１）の
後部には外周面に突起（４）及びカム（５）を有するキ
ャップ（６）を装着し、外筒（１）の内面には、突起
（４）が係止する後方係止溝（７），これに連接する前
方係止溝（８）を設けると共に前記カム（５）に対向し
て前方に傾斜面（９Ａ）を有するペン先突出用溝（９）
を設けてなるボールペン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2523392U JP2548139Y2 (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | ボールペン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2523392U JP2548139Y2 (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | ボールペン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0582590U JPH0582590U (ja) | 1993-11-09 |
| JP2548139Y2 true JP2548139Y2 (ja) | 1997-09-17 |
Family
ID=12160264
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2523392U Expired - Lifetime JP2548139Y2 (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | ボールペン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2548139Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-04-20 JP JP2523392U patent/JP2548139Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0582590U (ja) | 1993-11-09 |
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