JP2548086Y2 - コードレス電話機 - Google Patents

コードレス電話機

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JP2548086Y2
JP2548086Y2 JP1816592U JP1816592U JP2548086Y2 JP 2548086 Y2 JP2548086 Y2 JP 2548086Y2 JP 1816592 U JP1816592 U JP 1816592U JP 1816592 U JP1816592 U JP 1816592U JP 2548086 Y2 JP2548086 Y2 JP 2548086Y2
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JP
Japan
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battery
voltage
charging
cordless telephone
switch
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JP1816592U
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章 根岸
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、子機が電池により駆動
されるコードレス電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、コードレス電話機の子機は、図
2に示すように充電可能なニッケル・カドミウム電池
(いわゆるニッカド電池)1が搭載され、この電池1の
電源により親機との間で無線通信を行う。この電池1の
両端は、図示省略の充電器や親機の充電手段からの充電
を受けるための+−の充電端子2a、2bに接続される
とともに、無線通信用の各種回路である負荷3に接続さ
れ、負荷3に対してはまた、直流電圧入力端子DCinを
介して外部からの直流電源が供給可能である。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】しかしながら、ニッ
カド電池1の寿命は一般に、充電回数が増加するにつれ
て短くなるので、通話状態と待ち受け状態が繰り返され
て電池1の放電と充電が頻繁に繰り返されると寿命が短
くなるという問題点がある。
【0004】ここで、充電回数が減少するために、子機
が充電器にセットされている時間を積算し、電池の負荷
の消費電力を考慮した所定の時間が経過した後充電を行
う方法が考えられる。しかしながら、この方法は電池の
放電時間を考慮して充電を行うので、電池が比較的新し
く性能が劣化していない場合や、電池自体の性能が元々
よい場合のように、電池の電圧がそれほど低下していな
い場合にも充電を行うことになり、電池の寿命を反って
短くすることになる。
【0005】したがって本考案は、子機の電池を完全に
放電させて電池の寿命を長くすることができるととも
に、電池が完全に放電した場合にも子機が動作すること
ができるコードレス電話機を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案では上記目的を達
成するために、子機の第1の電池の電圧が所定の電圧以
下になるまで充電手段が充電を行わず、子機が補助の第
2の電池を備えて第1の電池が所定の電圧以下の場合に
第1の電池から第2の電池に切り替えるようにしてい
る。すなわち本発明によれば、子機が第1の電池により
親機との間で無線通信を行い、前記第1の電池が充電可
能なコードレス電話機において、前記子機の第1の電池
の電圧を検出して所定の電圧以下の場合に充電を行う充
電手段を備え、前記子機は、前記第1の電池の補助とな
る第2の電池と、前記第1の電池の電圧を検出して所定
の電圧以下の場合に前記第1の電池から第2の電池に切
り替える切替え手段を有することを特徴とするコードレ
ス電話機が提供される。
【0007】
【作用】本考案は上記構成を有するので、子機の第1の
電池の電圧が所定の電圧以下になるまで充電が行わなわ
れず、したがって、第1の電池を完全に放電させて充電
回数を減少することができるので、第1の電池の寿命を
長くすることができる。また、子機が補助の第2の電池
を備えて第1の電池が所定の電圧以下の場合に第1の電
池から第2の電池に切り替えるので、第1の電池の電圧
が所定の電圧以下になっても動作することができる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の実施例を説明
する。図1は、本考案に係るコードレス電話機の一実施
例である充電装置10と子機20を示すブロック図であ
る。充電装置10は、商用電源(AC100V)を整流
等して子機20用の直流電圧(例えばDC3.6V)を
発生する充電器11と、この直流電圧を子機20に供給
するための+−の充電端子12a、12bを有し、充電
器11と充電端子12aはスイッチSW2を介して接続
されている。
【0009】充電装置10はまた、子機20の充電端子
21a、21bが充電端子12a、12bに接続されて
いるか否かを例えば子機20の自重により検出するスイ
ッチSW1を有し、子機20の充電端子21a、21b
が充電端子12a、12bに接続されている場合に、コ
ンパレータ13が充電端子12a、12b間の子機20
のニッカド電池22の電圧と規定値(例えば3.3V程
度)を比較し、ニッカド電池22の電圧がこの規定値以
下の場合にスイッチSW2をオンにする。すなわち、子
機20の充電端子21a、21bが充電装置10の充電
端子12a、12bに接続されていない場合、および接
続されていてもニッカド電池22の電圧がこの規定値以
上の場合にはスイッチSW2がオンにならず、したがっ
て、充電が行われない。
【0010】子機20の充電端子21a、21bは、D
C3.6Vのニッカド電池22に接続され、また、+充
電端子21aは連動電子スイッチの一方のスイッチSW
11の端子Aに接続されている。このスイッチSW11
の共通端子は負荷23に接続され、端子BはDC−DC
コンバータ24の出力端子に接続されている。マンガン
アルカリ乾電池25はニッカド電池22の補助バッテリ
として例えば1.5Vの単4または単3程度のものが用
いられ、この乾電池25の+端子が連動電子スイッチの
他方のスイッチSW12の共通端子に接続されている。
このスイッチSW12の端子BはDC−DCコンバータ
24の入力端子に接続され、端子Aは自由端子である。
【0011】スイッチSW11の共通端子はまた、電流
制限用抵抗R、スイッチSW21、発光ダイオードLE
Dを介して−側に接続されている。コンパレータ26
は、ニッカド電池22の両端の電圧を検出して通話不能
となる例えば3.3V〜3.0の電圧(「降下検出電
圧」という。)以上の場合には連動電子スイッチの各共
通端子が端子A側に接続されるように制御し、また、ス
イッチSW21はオフにする。なお、この降下検出電圧
は、この負荷23の回路特性に応じて異なる。
【0012】そして、コンパレータ26は、ニッカド電
池22の電圧が降下検出電圧以下になると、連動電子ス
イッチの各スイッチSW11、SW12の共通端子を端
子B側に切り替えてDC−DCコンバータ24の動作を
開始させるとともに、スイッチSW21をオンにする。
したがって、乾電池25の電圧がスイッチSW12を介
してDC−DCコンバータ24に供給されて昇圧され、
この電圧がスイッチSW11を介して負荷23に供給さ
れるので、負荷23が動作可能となる。また、この電圧
が抵抗R、スイッチSW21を介して発光ダイオードL
EDに供給されるので、発光ダイオードLEDが点灯し
てニッカド電池22を充電すべき旨をユーザに報知する
ことができる。
【0013】コンパレータ26はまた、充電開始を検出
するために上記降下検出電圧よりやや高い電圧(「上昇
検出電圧」という。)を監視し、子機20が充電装置1
0にセットされて充電を開始すると、連動電子スイッチ
の各スイッチSW11、SW12の共通端子を端子A側
に切り替えてDC−DCコンバータ24の動作を停止さ
せるとともに、スイッチSW21をオフにする。したが
って、乾電池25が負荷23から切り離されて充電装置
10からの充電が継続するとともに、発光ダイオードL
EDが消灯する。
【0014】したがって、上記実施例によれば、ニッカ
ド電池22の電圧が降下検出電圧以下になると乾電池2
5の電源が負荷23に供給されるので、負荷23が動作
することができ、また、充電装置20はニッカド電池2
2の電圧が規定値以上の場合には充電を行わないので、
ニッカド電池22の充電回数を減少することができ、し
たがって、ニッカド電池22の寿命を長くすることがで
きる。
【0015】また、補助バッテリとして1.5Vの単4
または単3程度の乾電池25が用いられているので、実
装体積の極端な増加を防止することができる。単4の乾
電池25の容量は一般的に400mA・h程度であり、
子機20の消費電流は通常80mA/h程度であるの
で、乾電池25のみによりおおよそ4〜5時間程度連続
して動作することができる。また、発光ダイオードLE
Dが点灯して充電すべき旨をユーザに報知するので、ユ
ーザが充電操作を行うことにより乾電池25の消耗を防
止することができる。
【0016】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
子機の第1の電池の電圧が所定の電圧以下になるまで充
電が行わなわれないので、第1の電池を完全に放電させ
て充電回数を減少することができ、したがって、第1の
電池の寿命を長くすることができる。また、子機が補助
の第2の電池を備えて第1の電池が所定の電圧以下の場
合に第1の電池から第2の電池に切り替えるので、第1
の電池の電圧が所定の電圧以下になっても動作すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るコードレス電話機の一実施例であ
る充電装置と子機を示すブロック図である。
【図2】従来のコードレス電話機の子機を示すブロック
図である。
【符号の説明】
10 充電装置 11 充電器 13,26 コンパレータ 20 子機 22 ニッケル・カドミウム電池(ニッカド電池) 25 マンガンアルカリ乾電池 SW1,SW2,SW11,SW12,SW21 スイ
ッチ

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 子機が第1の電池により親機との間で無
    線通信を行い、前記第1の電池が充電可能なコードレス
    電話機において、 前記子機の第1の電池の電圧を検出して所定の電圧以下
    の場合に充電を行う充電手段を備え、 前記子機は、前記第1の電池の補助となる第2の電池
    と、 前記第1の電池の電圧を検出して所定の電圧以下の場合
    に前記第1の電池から第2の電池に切り替える切替え手
    段を有することを特徴とするコードレス電話機。
  2. 【請求項2】 前記切替え手段は、前記第1の電池の電
    圧を検出して前記所定の電圧よりやや高い場合に前記第
    2の電池から第1の電池に切り替えることを特徴とする
    請求項1記載のコードレス電話機。
JP1816592U 1992-02-28 1992-02-28 コードレス電話機 Expired - Lifetime JP2548086Y2 (ja)

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JPH0574148U JPH0574148U (ja) 1993-10-08
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