JP2547909Y2 - 結合コネクタ - Google Patents

結合コネクタ

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JP2547909Y2
JP2547909Y2 JP1990085229U JP8522990U JP2547909Y2 JP 2547909 Y2 JP2547909 Y2 JP 2547909Y2 JP 1990085229 U JP1990085229 U JP 1990085229U JP 8522990 U JP8522990 U JP 8522990U JP 2547909 Y2 JP2547909 Y2 JP 2547909Y2
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JP
Japan
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fitting
connector
hood
guide
connector housing
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JP1990085229U
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JPH0443870U (ja
Inventor
繁一 若田
Original Assignee
住友電装 株式会社
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、一側のコネクタハウジングの嵌合用フード
部に、他側のコネクタハウジングの前半部分を嵌合して
端子間接続する結合コネクタに関するものである。
「従来の技術」 結合コネクタの一側のコネクタハウジングのフード部
は、樹脂製板体の周壁で枠囲いして前方開口した方形形
状を有し、その開口部から相手側コネクタハウジングの
前半の嵌合部を受け入れ結合して端子間接続する構造に
なっている。
しかし、そのフード部の周壁は、成形後に内側へ反り
変形を起こすものであり、その反り変形等が要因となっ
て、フード部への挿入抵抗が異常に高くなるものがある
ので、適正な嵌合挿入力を確保するために、フード部と
嵌合部の嵌合クリアランスは、一律に「広め」にとられ
ている。
従って、前記の反り変形の少ないものは、嵌合クリア
ランスが過大ぎみとなるので、第3図のように、フード
部4に対して嵌合部5が傾斜姿勢を呈して嵌合する場合
があり、このような姿勢で無理入れすると、フード部4
内の雄端子3と嵌合部5の先端が接触して雄端子3の変
形を生じたり、コネクタハウジングに設けた嵌合姿勢の
ロック部が(図示しない)、充分にロックされない半ロ
ック状態となることがある。
一方、結合コネクタにおけるフード部と嵌合部との相
互摩擦の低減を図る意図で、フード部のコーナー部分以
外の壁面を「肉ぬすみ」になしたコネクタが、実開昭58
−73575号公報に提案されている。しかし、このコネク
タのフード部も前記反り変形を生ずるものであるので、
嵌合クリアランスを少なくすると、嵌合抵抗が高くな
る。
本考案は、以上の従来技術の難点を解消する結合コネ
クタを提供するものである。
「課題を解決するための手段」 以上の技術課題を解決する本考案の結合コネクタは、 「一側のコネクタハウジングの前方開口の方形のフー
ド部内に、他側のコネクタハウジングの前半の嵌合部を
嵌結合するコネクタにおいて、前記方形のフード部にお
ける内側への反りの発生する中間部位の内周面に、前記
嵌合方向と平行に伸長すると共に、前端に漸隆する一様
形状の案内テーパー部を有し、かつ、前記嵌合部を点接
触保持するに足りる少なくとも三条〜四条の案内リブ状
群を、一体に隆設した構造」になっている。
「作用」 以上の構成の本考案の結合コネクタは、例えば、フー
ド部の内周面に前記構成要件の案内リーブ条群が設けら
れているので、フード部に嵌合部を挿入するとき、嵌合
部の先端が一様形状の案内リブ条群の案内テーパー部に
導かれるので、概ね正しい嵌合姿勢となって挿入され
る。続いて、その嵌合部の外周が案内リブ条群と点接触
して保持されるので、該案内リブ条と嵌合部の外周は機
構学的に良好な滑り接触状態を呈し、その状態のフード
部は該案内リグ条群によって拡大方向(フード部を拡大
する方向)の集中応力を受けるので、板状体のフード部
周壁はその集中応力によって拡大変形し易くなり、前記
の反り変形が存在していても、その集中応力によって反
り変形が容易に矯正排除され、嵌合部は案内リブ条群に
よって正しい嵌合姿勢に矯正保持されて滑るように挿入
進行する。
そして、挿入進行する嵌合部は、板状のフード部と隔
離して面間接触せず、案内リブ条と点接触滑りをなすの
で挿入抵抗が大きくならず、適正な挿入力によって正常
姿勢に結合される。
「実施例」 以下、実施例に基づいて詳しく説明する。まず、本考
案の一実施例を示す第1図を参照して、雄端子3を収容
した雄コネクタハウジング2(以下、単に雄ハウジング
2という)の前半の前方開口方形枠囲いのフード部4
に、雌端子(図示しない)を収容した雌コネクタハウジ
ング1(以下、単に雌ハウジング1という)の前半部分
の嵌合部5を嵌結合する結合コネクタにおいて、 フード部4の内周面10には、上下面と左右面における
内側への反りの発生する中間部位に、間隔をおいて二本
づつ対称に配列された案内リブ条6が一体に隆設されて
おり、この案内リブ条6群は一様な形状を有して、嵌合
部5とフード部4の嵌合方向と平行に配列されて後端が
フード部4の底部に達すると共に、それぞれの先端は後
方へ漸隆する一様形状の案内テーパー部7に形成されて
おり、この案内テーパー部7の始端は、フード部4の入
口縁9の近傍になっている。
そして、この案内リブ条6群は(第1図(D)参照)
横断形状が円弧をなして、頂点のリブ先端8が嵌合部5
の外周と点接触するようになっている。
そして、この案内テーパー部7によって嵌合部5の先
端を導かせて案内リブ条6群間に嵌合部5を導入して滑
るように挿入し、案内リブ条6群で保持した嵌合部5
と、フード部4とを嵌結合する構造になっている。
以上の実施例の結合コネクタは、前記の作用がある。
即ち、フード部4の反り変形等の存在があっても、案内
リブ条6群によって導かれる嵌合部5の挿入力によっ
て、フード部4の変形が容易に矯正されると共に、その
矯正された姿勢の案内リブ条6群に嵌合部5が導かれる
ので、フード部4と嵌合部5の相対姿勢は正常に維持さ
れて嵌結合する。
そして、嵌合部5の挿入力は、案内リブ条6群との点
接触滑りとなるので、前記の従来物より低挿入力化し、
適正な挿入力が確保される。
つぎに、第2図を参照して本考案の他の実施例を説明
する。この実施例では、方形横断面のフード部4に、上
下左右の内周面10に各単数の案内リブ条6が設けられ、
フード部4の形状において、嵌合部5を点接触保持する
に足る最小数の三角形断面の案内リブ条6をなしたもの
である。この第2図のものも前記と類似の作用がある。
なお、本考案の構成において、案内リブ条6は前記実
施例の円弧断面、三角形状断面のみではなく、極細幅の
平面頂点状の近似点接触構成であっても良く、また、案
内リブ条6の配列数は第2図実施例の最小数で足りるも
のの、その最小数より「若干多め」にしておくと、フー
ド部4と嵌合部5の嵌合中心のマッチング性が一段と向
上する。
「考案の効果」 以上の説明のとおり、本考案の結合コネクタは、一対
のコネクタハウジングが正常姿勢に嵌結合すると共に、
適正な嵌合挿入力が確保されるので、嵌合不良による端
子変形・ロック不備等の不良コネクタの発生を防止して
品質向上を図る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図:本考案の一実施例の結合コネクタを示し、
(A)はその正面図、(B)は(A)のAA断面図、
(C)はその案内リブ条の拡大正面図、(D)は(C)
のBB断面図、第2図:本考案の他の実施例の案内リブ条
の配列を示す側面図、第3図:従来構造の結合コネクタ
の正面図 主な符号、1:雌コネクタハウジング、2:雄コネクタハウ
ジング、3:雄端子、4:フード部、5:嵌合部、6:案内リブ
条、7:案内テーパー部、8:リブ先端

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一側のコネクタハウジングの前方開口の方
    形のフード部内に、他側のコネクタハウジングの前半の
    嵌合部を嵌結合するコネクタにおいて、前記方形のフー
    ド部における内側への反りの発生する中間部位の内周面
    に、前記嵌合方向と平行に伸長すると共に、前端に漸隆
    する一様形状の案内テーパー部を有し、かつ、前記嵌合
    部を点接触保持するに足りる少なくとも三条〜四条の案
    内リブ状群を、一体に隆設した構造を特徴とする結合コ
    ネクタ。
JP1990085229U 1990-08-10 1990-08-10 結合コネクタ Expired - Lifetime JP2547909Y2 (ja)

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