JP2547582Y2 - 動力散布機の調量操作装置 - Google Patents

動力散布機の調量操作装置

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JP2547582Y2
JP2547582Y2 JP3025893U JP3025893U JP2547582Y2 JP 2547582 Y2 JP2547582 Y2 JP 2547582Y2 JP 3025893 U JP3025893 U JP 3025893U JP 3025893 U JP3025893 U JP 3025893U JP 2547582 Y2 JP2547582 Y2 JP 2547582Y2
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JP
Japan
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metering
groove
lever
engagement
grooves
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JP3025893U
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JPH0681283U (ja
Inventor
光則 渡辺
Original Assignee
富士ロビン株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、薬剤調量の微量調節も
多段階で有効に行なうことができる動力散布機の調量操
作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、薬剤タンクの下方となる調量用シ
ャッタの開度を調節操作できる調量レバーを、一側の縦
方向全長にわたり多数の波形状係合溝を形成したガイド
板の操作溝に嵌挿して調量操作可能に構成した動力散布
機は、実開昭55−70717号公報に見られるように
知られており、また、実開昭62−187660号公報
に見られるように、両側にピッチの異なる係合溝を有す
るスライダーを回動させて、調量レバーによる調量の微
量調節を行なうことも知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記実
開昭55−70717号公報に見られるような調量操作
装置では、スライダーの係合溝の数が少ないので調量の
段数が少なく、また、スライダーをいちいち移動させる
のでは操作が難しく面倒となって有効な微量調節ができ
ず、スライダーを移動させたり回動させる間は作業を中
断しなければならなく作業性も悪い、といった不具合を
呈している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、そのような不
具合を解決し、調量レバーを即座に切換えて多段階の微
量調節を有効に行なえるよう工夫したものであり、その
ため、薬剤タンクの下方となる調量用シャッタの開度を
調節操作できる調量レバーを、一側の縦方向全長にわた
り多数の波形状係合溝を形成したガイド板の操作溝に嵌
挿して調量操作可能に構成した動力散布機において、前
記係合溝の列と平行になる前記操作溝の他側縁には前記
係合溝のピッチより短いピッチとなる多数の波形状第2
係合溝を縦方向全長にわたり形設し、前記操作溝の下方
には、前記調量レバーを前記係合溝側と前記第2係合溝
側とに切換えて案内する縦方向の仕切案内部を中央に有
した仕切案内板を架設して構成したものである。
【0005】
【作用】したがって、調量レバーを仕切案内部によりそ
の一側方に案内して係合溝側の操作溝に入れると、その
係合溝に調量レバーを係合させながら、荒目の調量操作
を従来同様に多段階で有効に行なうことができることに
なり、また、調量レバーを仕切案内部の他側方に切換え
て案内させながら第2係合溝側の操作溝に入れると、調
量レバーを第2係合溝に係合させながら、多段階で有効
な微量調節ができる。
【0006】
【実施例】図2は背負式動力散布機の背面図を示し、粉
粒剤などを入れる薬剤タンクAの下部には調量用シャッ
タにより吐出調量ができる吐出部6を連通連設し、該吐
出部6の下方には、カバー7を被着したエンジン8によ
り駆動されるブロワ9を連通連設し、該ブロワ9の先端
吐出筒10にはジェットホースなどを連通できるように
して、また、前記ブロワ9の横側方に架着したブラケッ
ト5の前端面にはガイド板3の中央部を両ねじ11によ
り固設し、ガイド板3の片側には一側に多数の波形状係
合溝12aを有するスロットルレバー13の操作溝12
を形成するとともに、スロットルレバー13を前記エン
ジン8側に連動連繋して従来形構造同様に構成する。
【0007】前記ガイド板3の片側他方には幅広で縦長
となって前記操作溝12に平行となる調量レバー1の操
作溝2を形成するが、該操作溝2の一側縁には縦方向全
長にわたり多数の波形状係合溝2aを形設するととも
に、該係合溝2aの列に平行となる操作溝2の他側縁に
は前記係合溝2aのピッチP1より短いピッチP2とな
る多数の波形状第2係合溝2bを形設し、また、前記操
作溝2の下方には前記ブラケット5の側面にビス14に
より固定した仕切案内板4を架設するが、該仕切案内板
4には前記操作溝2と略同様の大きさとなる溝4bを形
設するとともに、該溝4bの中央部には、調量レバー1
を前記係合溝2a側と第2係合溝2b側とに切換えて案
内することができるとともに補強枠15に支持されて一
端側が遊端となる仕切案内部4aを形設して構成する。
【0008】前記操作溝2及び溝4bに嵌挿する調量レ
バー1の基端側ボス1aを、前記操作溝2の横幅方向に
ブラケット5より突出する支軸16に嵌合して枢着し、
調量レバー1の中間部は前記支軸16に直交する方向の
支軸17中心に屈折できるようにして、該支軸17を挾
んで前後方向の部位となるレバー部分の両側には引掛金
18a、18bをそれぞれ架着し、両引張りスプリング
19の両端を引掛金18a、18bにそれぞれ連繋し、
前記支軸17とボス1aの間となるレバー部分に連繋し
た操作ワイヤ20を前記吐出部6の調量用シャッタ側に
連動連繋して構成する。
【0009】また、前記係合溝2bに係合する前記調量
レバー1の部位には小さく***する突起部1bを一体的
に形設する。
【0010】したがって、調量レバー1を支軸17の部
位から屈折させて図1に矢印イで示すように仕切案内部
4aの両側方に切換えながら、支軸16中心に矢印ロで
示すように回動させて操作できることになり、その場
合、図5に示すように両引張りスプリング19が支点越
えして調量レバー1は係合溝2a側または第2係合溝2
b側に押圧されて溝との係合が確実となり、調量レバー
1を係合溝2a側の操作溝2に入れると、その係合溝2
aに調量レバー1を係合させながら、荒目の調量操作を
従来同様に多段階で有効に行なうことができることにな
り、また、調量レバー1を仕切案内部4aの他側方に切
換えて案内させながら第2係合溝2b側の操作溝2に入
れると、調量レバー1の突起部1bを第2係合溝2bに
係合させながら、多段階で有効な微量調節ができる。
【0011】図6は他の実施例を示し、前記実施例とは
同一符号で示すように略同様に構成するが、1本の直杆
にした調量レバー1の基端側ボス1cは、支軸16に形
成した球状座体21にボールジョイント式にして嵌装す
るとともに、調量レバー1の基部側に操作ワイヤ20を
連動連繋して構成したものであり、調量レバー1を仕切
案内部4aの一側方に切換えて係合溝2bに係合させる
場合には、調量レバー1の先端側を係合溝2bに当たら
ないよう矢印ハ方向に仮想線で示すように撓ませながら
仕切案内部4aの一側縁に当てて摺動させ、所望の調量
位置で調量レバー1から手を離すと、調量レバー1は復
元力でそのまま係合溝2bに係合することになり、ま
た、調量レバー1を仕切案内部4aの他側方に切換え
て、前記同様に操作すると、調量レバー1を係合溝2b
に係合させることができる。
【0012】
【考案の効果】このように本考案は、調量レバー(1)
を仕切案内部(4a)によりその一側方に案内して係合
溝(2a)側の操作溝(2)に入れると、その係合溝
(2a)に調量レバー(1)を係合させながら、荒目の
調量操作を多段階で有効に行なうことができることにな
り、また、調量レバー(1)を仕切案内部(4a)の他
側方に切換えて案内させながら、第2係合溝(2b)側
の操作溝(2)に入れると、調量レバー(1)をピッチ
の短い第2係合溝(2b)に係合させながら、多段階で
有効な微量調節ができることになり、荒目の調量操作と
微量調節操作を、調量レバー(1)を簡単に切換え移動
させて操作性良くしかも多段階で有効に行なうことがで
きることになり、好適に実施できる特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の要部を示した正面図である。
【図2】背負式動力散布機を示した正面図である。
【図3】図1の一部を分解して示した正面図である。
【図4】図1の横側方を示した側面図である。
【図5】図4の一部を示した平断面図である。
【図6】他の実施例を示した平断面図である。
【符号の説明】
A 薬剤タンク 1 調量レバー 2 操作溝 2a 係合溝 3 ガイド板 P1、P2 ピッチ 2b 第2係合溝 4 仕切案内板 4a 仕切案内部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬剤タンク(A)の下方となる調量用シ
    ャッタの開度を調節操作できる調量レバー(1)を、一
    側の縦方向全長にわたり多数の波形状係合溝(2a)を
    形成したガイド板(3)の操作溝(2)に嵌挿して調量
    操作可能に構成した動力散布機において、前記係合溝
    (2a)の列と平行になる前記操作溝(2)の他側縁に
    は前記係合溝(2a)のピッチ(P1)より短いピッチ
    (P2)となる多数の波形状第2係合溝(2b)を縦方
    向全長にわたり形設し、前記操作溝(2)の下方には、
    前記調量レバー(1)を前記係合溝(2a)側と前記第
    2係合溝(2b)側とに切換えて案内する縦方向の仕切
    案内部(4a)を中央に有した仕切案内板(4)を架設
    して構成したことを特徴とする調量操作装置。
JP3025893U 1993-04-28 1993-04-28 動力散布機の調量操作装置 Expired - Lifetime JP2547582Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3025893U JP2547582Y2 (ja) 1993-04-28 1993-04-28 動力散布機の調量操作装置

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JP3025893U JP2547582Y2 (ja) 1993-04-28 1993-04-28 動力散布機の調量操作装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0681283U JPH0681283U (ja) 1994-11-22
JP2547582Y2 true JP2547582Y2 (ja) 1997-09-10

Family

ID=12298687

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3025893U Expired - Lifetime JP2547582Y2 (ja) 1993-04-28 1993-04-28 動力散布機の調量操作装置

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JP (1) JP2547582Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1295952C (zh) * 2003-01-31 2007-01-24 井关农机株式会社 插秧装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN1295952C (zh) * 2003-01-31 2007-01-24 井关农机株式会社 插秧装置

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Publication number Publication date
JPH0681283U (ja) 1994-11-22

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