JP2547273Y2 - 光アイソレータ - Google Patents
光アイソレータInfo
- Publication number
- JP2547273Y2 JP2547273Y2 JP1162691U JP1162691U JP2547273Y2 JP 2547273 Y2 JP2547273 Y2 JP 2547273Y2 JP 1162691 U JP1162691 U JP 1162691U JP 1162691 U JP1162691 U JP 1162691U JP 2547273 Y2 JP2547273 Y2 JP 2547273Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical
- optical isolator
- polarizing element
- present
- magnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は光通信に使用される光ア
イソレータの改良に関する。
イソレータの改良に関する。
【０００２】
【従来の技術及びその課題】光通信において送信部はレ
ーザ発振器と光ファイバ等の伝送路とを光結合した構成
になっているが、レンズ、光コネクタあるいは光ファイ
バの後に接続された光回路からの反射光が、再びレーザ
発振器に入るとレーザ発振器が不安定になり、信号に含
まれる雑音が増加する。そのために従来から、レーザ発
振器のすぐ後に光アイソレータを配置して反射光を遮断
し、高品質の光信号を得ようとしている。
ーザ発振器と光ファイバ等の伝送路とを光結合した構成
になっているが、レンズ、光コネクタあるいは光ファイ
バの後に接続された光回路からの反射光が、再びレーザ
発振器に入るとレーザ発振器が不安定になり、信号に含
まれる雑音が増加する。そのために従来から、レーザ発
振器のすぐ後に光アイソレータを配置して反射光を遮断
し、高品質の光信号を得ようとしている。
【０００３】従来の光アイソレータは、図５に示すよう
に第一の偏光素子１２と第二の偏光素子１４、そしてそ
の間に挟まれるファラデー回転子１３が光軸に対してこ
の順番で並べられ、それらの周りに円筒形の磁石１５が
配置されている。
に第一の偏光素子１２と第二の偏光素子１４、そしてそ
の間に挟まれるファラデー回転子１３が光軸に対してこ
の順番で並べられ、それらの周りに円筒形の磁石１５が
配置されている。
【０００４】しかしながら、従来の構成では入射口と出
射口が一つしかないので、接続する光ファイバーの本数
と同数の光アイソレータを必要としていた。本考案の目
的は上記課題を解決するために、複数本の光ファイバー
に用いて同時に反射帰還光の影響を避けることができ、
かつ設置場所を取らない光アイソレータを提供すること
である。
射口が一つしかないので、接続する光ファイバーの本数
と同数の光アイソレータを必要としていた。本考案の目
的は上記課題を解決するために、複数本の光ファイバー
に用いて同時に反射帰還光の影響を避けることができ、
かつ設置場所を取らない光アイソレータを提供すること
である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本考案は中心部に孔を設けられた第一の偏光素子１、
ファラデー回転子２、第二の偏光素子３の各光学素子が
この順番に光軸方向に該孔を向き合わせて配置され、フ
ァラデー回転子２に光軸方向と平行な磁界を与える磁石
４が該孔内に配置された光アイソレータで、磁石４の周
囲に複数の入射口と出射口を設けることでこの光アイソ
レータ１個で複数本の光ファイバーの帰還光防止に用い
ることができる。
に本考案は中心部に孔を設けられた第一の偏光素子１、
ファラデー回転子２、第二の偏光素子３の各光学素子が
この順番に光軸方向に該孔を向き合わせて配置され、フ
ァラデー回転子２に光軸方向と平行な磁界を与える磁石
４が該孔内に配置された光アイソレータで、磁石４の周
囲に複数の入射口と出射口を設けることでこの光アイソ
レータ１個で複数本の光ファイバーの帰還光防止に用い
ることができる。
【０００６】
【実施例】以下図面を用いて本考案の一実施例を説明す
る。図１は本考案の一実施例を示す光アイソレータの正
面図で、中心部に孔を設けた第一の偏光素子１、ファラ
デー回転子２、第二の偏光素子３とがこの順番で並べら
れ、これらの中心部に光軸に沿って並行な磁界方向を持
った磁石４が配置される。図２はこの光アイソレータの
側面図である。
る。図１は本考案の一実施例を示す光アイソレータの正
面図で、中心部に孔を設けた第一の偏光素子１、ファラ
デー回転子２、第二の偏光素子３とがこの順番で並べら
れ、これらの中心部に光軸に沿って並行な磁界方向を持
った磁石４が配置される。図２はこの光アイソレータの
側面図である。
【０００７】第一の偏光素子１、第二の偏光素子３は必
要とする偏光成分を得られる偏光素子、あるいは二色性
を有する物質からなり、その中心部に磁石４が組み込め
るように孔が設けられている。またファラデー回転子２
は入射光の偏光面が４５度回転するように厚さが調節さ
れ、上記偏光素子と同様にその中心部に磁石４が組み込
めるように孔が設けられている。
要とする偏光成分を得られる偏光素子、あるいは二色性
を有する物質からなり、その中心部に磁石４が組み込め
るように孔が設けられている。またファラデー回転子２
は入射光の偏光面が４５度回転するように厚さが調節さ
れ、上記偏光素子と同様にその中心部に磁石４が組み込
めるように孔が設けられている。
【０００８】図３は本考案の光アイソレータに複数本の
光ファイバを接続した正面図を示し、光アイソレータ５
と４本の入射側の光ファイバー６と同数の出射側の光フ
ァイバー７とをホルダー８により結合させる。図４はホ
ルダー８の側面図でファイバーの挿入口９が設けられて
いる。
光ファイバを接続した正面図を示し、光アイソレータ５
と４本の入射側の光ファイバー６と同数の出射側の光フ
ァイバー７とをホルダー８により結合させる。図４はホ
ルダー８の側面図でファイバーの挿入口９が設けられて
いる。
【０００９】
【考案の効果】本考案の光アイソレータは上記のように
構成されているので、一つの光アイソレータのみで複数
本の光ファイバーの反射帰還光をカットできる。しか
も、複数個分の光アイソレータを一体化したので格納場
所を取らず、円柱状磁石は従来の円筒状磁石よりも加工
し易い形状なのでより小さく加工できる。したがって本
考案に依れば軽量小型で高性能な光アイソレータを容易
に構成することができる。
構成されているので、一つの光アイソレータのみで複数
本の光ファイバーの反射帰還光をカットできる。しか
も、複数個分の光アイソレータを一体化したので格納場
所を取らず、円柱状磁石は従来の円筒状磁石よりも加工
し易い形状なのでより小さく加工できる。したがって本
考案に依れば軽量小型で高性能な光アイソレータを容易
に構成することができる。
【図１】本考案の一実施例である光アイソレータの正面
図である。
図である。
【図２】本考案の一実施例である光アイソレータの側面
図である。
図である。
【図３】本考案の一実施例である光アイソレータに複数
本の光ファイバを接続した正面図である。
本の光ファイバを接続した正面図である。
【図４】本考案の一実施例のホルダーの側面図である。
【図５】従来の光アイソレータの概略構成図である。
１、３ 偏光素子 ２ ファラデー回転子 ４ 磁石 ６、７ 光ファイバー ８ ホルダー
Claims (1)
- 【請求項１】 中心部に孔を設けられた第一の偏光素子
１、ファラデー回転子２、第二の偏光素子３がこの順番
に光軸方向に該孔を向き合わせて配置され、前記ファラ
デー回転子２に光軸と平行な磁界を与える磁石４が該孔
内に配置されていることを特徴とする光アイソレータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1162691U JP2547273Y2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 光アイソレータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1162691U JP2547273Y2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 光アイソレータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04101517U JPH04101517U (ja) | 1992-09-02 |
| JP2547273Y2 true JP2547273Y2 (ja) | 1997-09-10 |
Family
ID=31745197
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1162691U Expired - Fee Related JP2547273Y2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 光アイソレータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2547273Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-02-08 JP JP1162691U patent/JP2547273Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04101517U (ja) | 1992-09-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |