JP2545119Y2 - タイミングベルトカバー構造 - Google Patents

タイミングベルトカバー構造

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JP2545119Y2
JP2545119Y2 JP10383090U JP10383090U JP2545119Y2 JP 2545119 Y2 JP2545119 Y2 JP 2545119Y2 JP 10383090 U JP10383090 U JP 10383090U JP 10383090 U JP10383090 U JP 10383090U JP 2545119 Y2 JP2545119 Y2 JP 2545119Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、エンジンのタイミングベルト装置を覆うタ
イミングベルトカバー構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、エンジン本体には、タイミングベルト装置を保
護し、装置が駆動されるときに発せられる騒音を抑制す
るためにタイミングベルトカバーが取り付けられてい
る。
上記エンジン本体には、エンジンを車両本体に取り付
けるためのブラケットが複数設けられており、ボルトに
よってシリンダブロックに螺着されている。そして、こ
のブラケットには、タイミングベルトカバーの略中央部
から一部が外側に突出して設けられるものがあり、カバ
ーを分割せずに一体のものとしてエンジン本体に取り付
けることが困難である。また、タイミングベルトのタイ
ミング調節を行う場合、カバーの取り外し作業が容易に
行えるということもあり、タイミングベルトカバーに
は、クランク軸側を覆うロアカバーとカム軸側を覆うミ
ドルカバーとに分割形成されているものがある(実開昭
60−17395号公報参照)。
上記ロアカバーおよびミドルカバーは端縁部がボルト
によって数箇所エンジン本体に螺着されている。また、
ロアカバーおよびミドルカバーの前端部は、互いに重な
り合って一つの板状を成し、ロアカバー前端部の上部に
ミドルカバー前端部が重ね合わされている。
そして、上記ブラケットは、一部がロアカバーの内側
から外側へ出ており、ロアカバーと一部分が接触してい
る。
尚、ブラケット付近にはウオータポンプが設けられて
おり、このウオータポンプのプーリがロアカバーおよび
ミドルカバーの外側に、これらのカバーと僅かな間隔を
保って設けられている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の構成では、ロアカバー前端
部とミドルカバ前端部とは重ね合わされているだけなの
で、カバー接合部のシール性があまり良好とはいえな
い。このため、上記タイミングベルトカバーは、タイミ
ングベルト装置から発せられる騒音を十分に抑制するも
のとはなっていない。さらに、上記タイミングベルトカ
バーは最も膜振動の起こり易い中央部付近で分割されて
おり、接合部であるロアカバー前端部およびミドルカバ
ー前端部を支持するものがないために、これらの部位で
膜振動が発生する。このとき異音が発生し、乗車してい
る人に不快感を与えるという問題点を有している。
さらに長期間エンジンが使用されると、エンジンの振
動によって、ブラケットに接触していたロアカバーが徐
々に外側に押し上げられていくことになる。このため、
ロアカバー前端部の上部に重ね合わされているミドルカ
バー前端部も押し上げられ、前端部同士の重ね合わせが
外れてミドルカバー前端部が外側にせり出してしまうと
いう事態が発生する。即ち、タイミングベルトカバーに
変形が生じるという問題点を有している。
また、ウオータポンプのプーリとロアカバーおよびミ
ドルカバーとの間隔は僅かしかないため、外側にせり出
したミドルカバー前端部がウオータポンプと干渉すると
いった事態が発生する。このとき異音が発生し、乗車し
ている人に不快感を与えるという問題点を有している。
本考案は、上記に鑑みなされたものであって、その目
的は、ロアカバー前端部とミドルカバー前端部との重合
部のシール性を向上してタイミングベルト装置から発せ
られる騒音を十分に抑制でき、上記重合部付近の膜振動
を抑制すると共に、ウオータポンプのプーリとの干渉を
回避して異音の発生をなくし、乗車している人の乗り心
地を害するといった事態を回避することができるタイミ
ングベルトカバー構造を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
請求項第1項の考案に係るタイミングベルトカバー構
造は、上記課題を解決するために、タイミングベルトを
覆うように該タイミングベルトの幅方向に延設された端
縁部と、上記タイミングベルトの幅方向のエンジン本体
とは反対側に位置する略板状の前端部とからなる略深皿
状のタイミングベルトカバーを、第1カバーと第2カバ
ーとに分割構成し、且つ、該第1カバーと第2カバーと
の分割部分において、第2カバーの前端部である第2前
端部に、上記第1カバーの前端部である第1前端部をエ
ンジン本体とは反対側から重ね合わせてエンジン本体に
装着したタイミングベルトカバー構造において、上記第
1カバー及び第2カバーのそれぞれの上記端縁部には、
各カバーを上記エンジン本体に固定する複数個の固定手
段の係合部が設けられると共に、上記第2カバーにおけ
る第2前端部の分割部近傍のエンジン本体側に、この第
2カバーの第2前端部を上記エンジン本体に固定するた
めの固定手段の係合部が設けられ、上記固定手段による
固定時に第2カバーの上記端縁部の係合部領域のエンジ
ン本体方向への変位に伴って、上記第2前端部をエンジ
ン本体とは反対側の第1前端部側に押圧する弾性力が生
じるよう構成されていることを特徴としている。
請求項第2項の考案に係るタイミングベルトカバー構
造は、上記課題を解決するために、請求項第1項の構成
において、上記第2前端部の分割部には、上記第1前端
部を前後方向において挟み込む係合部材が形成されてい
ることを特徴としている。
〔作用〕
請求項第1項の構成によれば、上記第2前端部の内側
(エンジン本体側)の分割部近傍には固定手段の係合部
が設けられ、固定手段により上記第2カバーとエンジン
本体側との固定が行われる。このように、膜振動が起こ
り易い第2前端部の分割部近傍が、係合部と固定手段と
によりエンジン本体に支持されるので、膜振動を抑制す
ることができる。
また、端縁部の複数個の係合部、および第2前端部の
係合部を介して固定手段により上記第2カバーとエンジ
ン本体側との固定が行われた場合、上記第2カバーの端
縁部の固定手段をエンジン本体側に締め付ければ締め付
ける程、この端縁部の係合部領域のエンジン本体方向へ
の変位に伴って、第2前端部の分割部には第2前端部の
係合部を介してエンジン本体側から第2前端部方向に反
発力が加わる。即ち、第2前端部の分割部に第1前端部
の分割部をエンジン外方側(エンジン本体とは反対側)
から重ねてエンジン本体に装着されており、第1前端部
の分割部から第2前端部の分割部に対して押圧する力が
加えられる形態のため、第2前端部の分割部から第1前
端部の分割部に押圧する弾性力が加わる。このように、
第1前端部の分割部と第2前端部の分割部とは互いに密
着方向に押圧する力によって支持し合うので、第1前端
部の分割部と第2前端部の分割部とを重ね合わせた部
分、即ち重合部において優れたシール性が得られる。
請求項第2項の構成によれば、上記の作用に加えて、
上記第2前端部の分割部に形成された係合部材により、
第1前端部が前後方向から挟み込まれるので、第1前端
部の外側へのせり出しが確実に防止される。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図ないし第3図に基づいて説
明すれば、以下の通りである。
本実施例のタイミングベルトカバーは、第1図および
第2図に示すように、カム軸側を覆う第1カバーとして
のミドルカバー1と、クランク軸側を覆う第2カバーと
してのロアカバー2とに分割形成されており、これらミ
ドルカバー1とロアカバー2とでクランク軸の回転をカ
ム軸に伝達するタイミングベルト10全体を覆っている。
つまり、上記ミドルカバー1とロアカバー2とは、それ
ぞれタイミングベルト10を覆うように該タイミングベル
ト10の幅方向に延設された端縁部と、上記タイミングベ
ルト10の幅方向のエンジン本体とは反対側に位置する略
板状の前端部とからなり、略深皿状のタイミングベルト
カバーを構成している。
また、エンジン本体には、冷却水に圧力を加えて強制
的に循環させる図示しないウオータポンプが取り付けら
れている。そして、上記ウオータポンプには、ポンプ軸
によって連結された駆動用のプーリ12が、ミドルカバー
1およびロアカバー2と僅かな間隔を保って設けられて
いる。
上記ミドルカバー1およびロアカバー2はそれぞれ端
縁部が係合部としてのボルト部9…によって数箇所エン
ジン本体に螺着されている。また、ミドルカバー1の前
端部である第1前端部としてのミドルカバー前端部1a
と、ロアカバー2である第2前端部としてのロアカバー
前端部2aとは、第3図に示すように、互いに重なり合っ
て一つの板状を成し、ミドルカバー前端部1aにロアカバ
ー前端部2aをエンジン本体側から重ねてこのエンジン本
体に装着されている。そして、ミドルカバー1およびロ
アカバー2は、エンジン本体に装着されて一つのタイミ
ングベルトカバー形態を成したとき、ミドルカバー前端
部1aからロアカバー前端部2aに対して所定の押しつける
力が加わるように形成されている。
また、第1図に示すように、ロアカバー前端部2aにお
けるプーリ12との干渉に最も影響を与える部位には、係
合部材としての爪3a〜3cが形成され、爪3a〜3cとロアカ
バー前端部2aとでミドルカバー前端部1aを前後方向から
挟み込むようになっている。
上記エンジン本体のシリンダブロック11には、エンジ
ン本体を車両本体に取り付けるためのブラケット4がボ
ルト部13…によって螺着されている。そして、このブラ
ケット4の上端部4aはミドルカバー1の外側に突出して
おり、この上端部4aには、一端が車両本体側に螺着され
るボルト部5の他端が螺着されるようになっている。
上記ロアカバー2の内面側における上記ブラケット4
と対向する一部位には、係合部としてのボルトボス部6
が形成されており、このボルトボス部6には螺子穴が形
成されている。また、上記ブラケット4のボルトボス部
6と対向する部位にも螺子穴が形成さている。そして、
固定手段としての固定ボルト7によってロアカバー2と
ブラケット4とが固定されている。
また、ロアカバー2の内面側には、上記ボルトボス部
6の周縁部からロアカバー2に沿って先端が放射状に延
びる係合部としての支持リブ8a〜8dが形成されており、
支持リブ8aおよび8bの先端は、爪3a〜3cの方向を示して
いる。また、上記支持リブ8a〜8dのシリンダブロック11
方向の先端はブラケット4にまで達している。
上記の構成において、エンジンが駆動されれば、その
振動がミドルカバー1およびロアカバー2に伝達され
る。しかし、上記ロアカバー2は、固定ボルト7により
エンジン本体に取り付けられたブラケット4に固定され
ており、さらに、ロアカバー2には支持リブ8a〜8dが設
けられており、膜振動が起こり易いロアカバー前端部2a
の近傍がこれらにより支持されるので、ロアカバー前端
部2a近傍の膜振動の発生を抑制することができる。
また、ロアカバー2に形成された支持リブ8a〜8cはボ
ルトボス部6とロアカバー前端部2aとの間に設けられて
いるので、端縁部のボルト部9を介してロアカバー2を
エンジン本体側に締め付ければ締め付ける程、ロアカバ
ー前端部2aにはエンジン本体側からロアカバー前端部2a
方向に反発力が加わる。即ち、ロアカバー前端部2aから
ミドルカバー前端部1aに押圧する弾性力が加わる。ミド
ルカバー前端部1aからロアカバー前端部2aに対して押圧
する力が加わる形態のため、ロアカバー前端部2aとミド
ルカバー前端部1aとは互いに密着方向に押圧する力によ
って支持し合うことになる。従って、ミドルカバー前端
部1aとロアカバー前端部2aとの重合部において、優れた
シール性が得られる。
そして、ミドルカバー前端部1aは、膜振動の発生が抑
制されたロアカバー前端部2aに支持されるので、上記重
合部近傍の膜振動の発生が抑制される。
さらに、上記ロアカバー前端部2aに形成された爪3a〜
3cにより、ミドルカバー前端部1aの外側へのせり出しが
確実に防止される。尚、上記爪3a〜3cはプーリ12との干
渉に最も影響を与える部位に形成されており、外側にせ
り出したミドルカバー前端部1aが、プーリ12と干渉する
といった事態を回避することができる。
尚、ロアカバー前端部2aからミドルカバー前端部1aに
押圧する力は、支持リブ8a〜8dの設けられた近傍で最も
強く、この押圧する力が強すぎるとミドルカバー前端部
1aは外側へせり出してしまう。しかし、支持リブ8aおよ
び8bは、爪3a〜3cに向かって形成されているので第1前
端部の外側へのせり出しが確実に防止される。
尚、本実施例では、ブラケット4はその上端部4aがミ
ドルカバー1の一部位から突出するように設けられてい
るが、ロアカバー2から突出して設けられるものであっ
てもよい。
〔考案の効果〕
請求項第1項の考案に係るタイミングベルトカバー構
造は、以上のように、上記第1カバー及び第2カバーの
それぞれの上記端縁部には、各カバーを上記エンジン本
体に固定する複数個の固定手段の係合部が設けられると
共に、上記第2カバーにおける第2前端部の分割部近傍
のエンジン本体側に、この第2カバーの第2前端部を上
記エンジン本体に固定するための固定手段の係合部が設
けられ、上記固定手段による固定時に第2カバーの上記
端縁部の係合部領域のエンジン本体方向への変位に伴っ
て、上記第2前端部をエンジン本体とは反対側の第1前
端部側に押圧する弾性力が生じるよう構成されている。
これにより、第1カバーおよび第2カバーがエンジン
本体に装着され、各カバーの端縁部の複数個の係合部、
および第2前端部の係合部を介して固定手段により上記
第2カバーとエンジン本体側との固定が行われたとき、
第1前端部の分割部と第2前端部の分割部とは互いに密
着方向に押圧する力によって支持し合うので、第1前端
部の分割部と第2前端部の分割部との重合部において優
れたシール性が得られる。このため、タイミングベルト
装置から発せられる騒音を十分に抑制できる。さらに、
膜振動が起こり易い上記重合部付近、即ち第2前端部の
分割部近傍が、係合部と固定手段とによりエンジン本体
に支持されており、膜振動を抑制することができるの
で、膜振動による異音の発生を抑制し、乗車している人
の乗り心地を害するといった事態を回避することができ
るという効果を奏する。
請求項第2項の考案に係るタイミングベルトカバー構
造は、請求項第1項の構成において、上記第2カバーの
前端部の分割部には、上記第1カバーの前端部を前後方
向において挟み込む係合部材が形成されている構成であ
る。
これにより、請求項第1項の構成による効果に加え
て、上記第2前端部の分割部に形成された係合部材によ
り、第1前端部が前後方向から挟み込まれるので、第1
前端部が外側へせり出すのを確実に防止することができ
る。このため、例えばウオータポンプのプーリと第1前
端部とが干渉するといった事態を回避することができる
ので、上記プーリとの干渉により異音が発生し、乗車し
ている人の乗り心地を害するといった事態を回避するこ
とができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の一実施例を示すものであ
る。 第1図はエンジン本体に取り付けられたミドルカバーお
よびロアカバーを示す概略の正面図である。 第2図は第1図における概略のA−A線矢視断面図であ
る。 第3図はミドルカバー前端部と爪が形成されたロアカバ
ー前端部とが重ね合わされる状態を示す説明図である。 1はミドルカバー(第1カバー)、1aはミドルカバー前
端部(第1前端部)、2はロアカバー(第2カバー)、
2aはロアカバー前端部(第2前端部)、3a〜3cは爪(係
合部材)、4はブラケット、6はボルトボス部(係合
部)、7は固定ボルト(固定手段)、8a〜8dは支持リブ
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16M 1/026 F16M 1/026 K

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】タイミングベルトを覆うように該タイミン
    グベルトの幅方向に延設された端縁部と、上記タイミン
    グベルトの幅方向のエンジン本体とは反対側に位置する
    略板状の前端部とからなる略深皿状のタイミングベルト
    カバーを、第1カバーと第2カバーとに分割構成し、且
    つ、該第1カバーと第2カバーとの分割部分において、
    第2カバーの前端部である第2前端部に、上記第1カバ
    ーの前端部である第1前端部をエンジン本体とは反対側
    から重ね合わせてエンジン本体に装着したタイミングベ
    ルトカバー構造において、 上記第1カバー及び第2カバーのそれぞれの上記端縁部
    には、各カバーを上記エンジン本体に固定する複数個の
    固定手段の係合部が設けられると共に、上記第2カバー
    における第2前端部の分割部近傍のエンジン本体側に、
    この第2カバーの第2前端部を上記エンジン本体に固定
    するための固定手段の係合部が設けられ、上記固定手段
    による固定時に第2カバーの上記端縁部の係合部領域の
    エンジン本体方向への変位に伴って、上記第2前端部を
    エンジン本体とは反対側の第1前端部側に押圧する弾性
    力が生じるよう構成されていることを特徴とするタイミ
    ングベルトカバー構造。
  2. 【請求項2】上記第2前端部の分割部には、上記第1前
    端部を前後方向において挟み込む係合部材が形成されて
    いることを特徴とする請求項第1項記載のタイミングベ
    ルトカバー構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008516132A (ja) * 2004-10-08 2008-05-15 アウディー アーゲー 制御ケースカバーの配置
US10253867B2 (en) 2016-04-08 2019-04-09 Hyundai Motor Company Timing belt cover assembly for vehicle

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008516132A (ja) * 2004-10-08 2008-05-15 アウディー アーゲー 制御ケースカバーの配置
US10253867B2 (en) 2016-04-08 2019-04-09 Hyundai Motor Company Timing belt cover assembly for vehicle

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