JP2544765Y2 - 自動車用空気清浄器 - Google Patents

自動車用空気清浄器

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JP2544765Y2
JP2544765Y2 JP1991013232U JP1323291U JP2544765Y2 JP 2544765 Y2 JP2544765 Y2 JP 2544765Y2 JP 1991013232 U JP1991013232 U JP 1991013232U JP 1323291 U JP1323291 U JP 1323291U JP 2544765 Y2 JP2544765 Y2 JP 2544765Y2
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air
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JP1991013232U
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子 俊 彦 金
内 浩 司 山
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エステー化学株式会社
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
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  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Drying Of Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は自動車用空気清浄器に関
し、更に詳細に説明すると、一側部に空気流入口が、他
側部に空気流出口が形成された扁平な容器本体内にモー
タと、該モータにより回転駆動するファンと、空気処理
剤とを収納し、ファンの回転により空気流入口より取入
れた空気をフィルターにより脱臭、除塵した後、消臭剤
や芳香剤等の空気処理剤及び吸湿剤により消臭または芳
香させ、且つ除湿した状態で空気流出口より空気を放出
させるようになされた自動車用空気清浄器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車等の車室内はエアコン
等により除湿、冷暖房等を行っている。このエアコン等
は自動車の運転時にのみ使用可能であり、駐車時等には
使用できず、特に近年休日のみ運転される自動車が急増
し、駐車場も屋外に設けられることが多く、自動車等の
車室内の温度や湿度が上昇し、カビ,ダニの発生が多く
なり、これらのカビ,ダニが悪臭を発生させる原因とな
っていた。このため吸湿剤や消臭剤を単独で、または組
み合わせて容器本体に収納させた自動車用空気清浄器が
種々提案されている。一例として実開平1−13981
8号公報にはファンと活性炭フィルタを用いた空気清浄
器が示されており、また実開平2−37722号公報に
もファンと活性炭素繊維を用いた吸着剤とが示されてお
り、且つ太陽電池を電源とする構成が示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】然し乍ら、実開平1−
139818号公報に示される空気清浄器は単に活性炭
フィルタを用いて消臭させるだけであり、この長方形状
の活性炭フィルタが長尺の排気ガラリの前面に配置さ
れ、活性炭フィルタにごみやほこりが付着した場合には
吸気及び排気が十分に行えなくなる虞れを有している。
また実開平2−37722号公報に示される空気浄化装
置は中空枠体の上端面に太陽電池を配置し、この太陽電
池の下部に排気口ファン、活性炭素繊維及び吸気口を順
次中空枠体の上方向より配置した構成を有するため、上
下方向に長い中空枠体を必要とし、装置が大型化し、自
動車等の車室内空間を狭める欠点を有するものであっ
た。
【0004】本考案の目的は、自動車等の車室内にコン
パクトに収納することができ、小型、軽量であると共
に、車室内の除湿、除塵、脱臭または芳香を簡易に行
え、然も吸湿剤や空気処理剤の交換が容易で、長期間の
使用に耐える経済性に優れた自動車用空気清浄器を提供
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上述せる課題に
鑑みてなされたもので、モータと、該モータにより回転
駆動されるファンとが収納され、一側部に空気流入口が
形成された第1の収納部と、該第1の収納部とフィルタ
ーを介して連続して形成され、他側部に空気流出口が形
成された第2の収納部とを有する扁平な容器本体を備
え、該容器本体には前記第1及び第2の収納部に亘って
開閉可能な蓋体が形成され、前記第1の収納部側の蓋体
に前記モータ及びファンが取付けられ、前記第2の収納
部側の蓋体に前記モータと電気的に接続された太陽電池
が取付けられ、前記第2の収納部に板状の空気処理剤及
び板状の吸湿剤が配設されていることを特徴とする。
【0006】
【作用】本考案に依れば、一側部に空気流入口が形成さ
れた第1の収納部と、該第1の収納部とフィルターを介
して連続して形成され、他側部に空気流出口が形成され
た第2の収納部とを有する扁平な容器本体を備え、該容
器本体には前記第1及び第2の収納部に亘って開閉可能
な蓋体が形成され、この蓋体にモータ及び太陽電池が取
付けられているので、蓋体の開閉により電気的な接続部
が引っ張られたりする虞れがなく、断線状態となること
がなく、また第2の収納部には板状の空気処理剤及び板
状の吸湿剤が配設され、これら空気処理剤及び吸湿剤が
コンパクトに積層状態または隣接して収納できるので容
器本体を小型化させることができるものである。更に、
吸湿剤は一定期間使用した後に、乾燥させて繰り返し利
用することができる。
【0007】
【実施例】以下本考案に係る自動車用空気清浄器を図面
を参照して詳述する。図1乃至図5には本考案の一実施
例の概略が夫々示されており、この自動車用空気清浄器
11は合成樹脂製の扁平な容器本体12を有し、この容
器本体12は図1より明らかな如く、第1の収納部13
と、この第1の収納部13とフィルター14を介して連
続して形成された第2の収納部15とを備えている。ま
た容器本体12は箱状の下部容器17とこの下部容器1
7の上部開放部に嵌合する蓋体19とから形成され、蓋
体19が嵌合係止状態または蝶番等により開閉可能に形
成されている。この蓋体19は前記第1及び第2の収納
部13,15に亘って形成されている。
【0008】前記第1の収納部13にはモータ21と、
このモータ21の外周に沿って設けられた円筒状のファ
ン23とが収納され、ファン23はモータ21の出力軸
21aに連結され、モータ21及びファン23が取付部
材25を介して蓋体19に取付けられている。第1の収
納部13側の蓋体19の前記ファン23と対向する位置
には円形状の空気流入口27が形成され、この空気流入
口27には外方に突出する状態で複数のフィン29が設
けられている。また第2の収納部15側には長方形状の
太陽電池31が配設され、この太陽電池31と前記モー
タ21とが電気的に接続されている。尚図2に示す如
く、本実施例では第1の収納部13側に乾電池の収納部
33を形成し、この収納部33に乾電池35を収納する
ことにより前記太陽電池31に替えてモータ23を駆動
させることができるようになされている。前記第1及び
第2の収納部13,15を仕切るように配設されたフィ
ルター14は活性炭フィルター等より形成されている。
また容器本体12の第2の収納部15の他側部には空気
流出口37が形成され、この空気流出口37には複数の
ガイド片39が形成され、このガイド片39は本実施例
では略々平行する状態で横方向に延びて形成されている
が、角度調節可能な状態で設けることもでき、また予め
輻射方向に傾斜して形成しておくものであってもよい。
【0009】前記第2の収納部15の下部容器17には
複数個の爪部41が形成され、且つ複数の支持突条43
が形成され、この支持突条43上に板状の空気処理剤4
5が載置され、板状の空気処理剤45の端部が爪部41
により係止されるようになされている。前記空気処理剤
45は消臭剤または芳香剤及び消臭剤及び芳香剤の組み
合わせ等より形成されるが、本実施例では消臭剤として
使用している。
【0010】本実施例の空気処理剤45としての消臭剤
は銅カルボキシメチルセルロース(Cu−CMC)と、
鉄フタロシアニンオクタカルボン酸とを消臭物質とし、
これらの消臭物質を消臭パルプと目的に応じて組み合わ
せ、複合化してシート状とした板状の消臭剤が用いられ
る。尚、この銅カルボキシメチルセルロースと鉄フタロ
シアニンオクタカルボン酸とを夫々単独で消臭物質とす
ることもできる。
【0011】また第2の収納部15の前記板状の空気処
理剤45と適宜の間隔を置いて、即ち空気処理剤45の
上方に空気層47を形成した状態で板状の吸湿剤51が
配設されている。この吸湿剤51は、特開昭62−27
3035号公報に開示されている塩化カルシウム、高吸
水性樹脂とフィラーを組み合わせて板状に成形した多機
能型乾燥剤53を不織布,紙,フィルム及びシート等か
ら形成された袋体55に挿入して形成されている。図6
に示す如く、本実施例では連続する2つの袋体55に夫
々乾燥剤53を挿入した状態で密閉されたものを2つ折
りにして用いている。尚、前記吸湿剤51は2つ折りに
した袋体55を用いるものに限定されるものではなく、
比較的大きめの袋体55に2枚または1枚の板状の乾燥
剤53を挿入するものであってもよい。前記乾燥剤53
を袋体55に挿入することにより、乾燥剤53が吸着し
た水分が袋体55内に収納された状態となり、逆流しな
いようになされている。また前記乾燥剤53は調湿効果
を有し、40〜50%の湿度に維持する機能を有してい
る。
【0012】前記吸湿剤51は図3に示されている如
く、下部容器17に形成された支持部57に載置される
ようになされている。この支持部57は前記爪部41よ
り上方位置で且つ爪部41より外側位置に形成されてい
る。尚、上述せる実施例では空気処理剤45を下部に、
吸湿剤51を上部に配設したが、上下逆構成とすること
もでき、または中央に空気処理剤45を上下に吸湿剤5
1を配設した3層構造とすることもでき、また吸湿剤5
1を図1においてフィルター14側に設け、空気処理剤
45を空気流出口37側に隣接させて配設することがで
き、また空気の流れの前半と後半とで前記積層構造を上
下逆構成とすることにより、全ての空気が空気処理剤4
5及び吸湿剤51に接触可能となるように構成すること
もできる。尚更に、前記板状の空気処理剤45の表面積
を増大させるために、波形板状体として形成するもので
あってもよい。
【0013】本考案に係る自動車用空気清浄器11を下
部容器17の底部側に両面テープまたは面ファスナ等の
取付手段58を用いて自動車等の床面、インストルメン
トパネル、リアトレーその他適宜の位置に取付ければ、
自動車等の非運転時、駐車時等に太陽電池31の起電力
が第1の収納部13に配設したモータ21を自動的に駆
動し、このモータ21の駆動によりファン23が回転駆
動し、蓋体19の空気流入口27より車室内の汚れた空
気が吸引され、この空気が第1及び第2の収納部13,
15を仕切るフィルター14により脱臭及び除塵されて
第2の収納部15に送り込まれる。第2の収納部15に
送り込まれた空気はフィルター14から空気流出口37
に向う空気流となり、一部は空気処理剤45と下部容器
17の底部との間を流れ、一部は空気処理剤45と吸湿
剤51との間の空気層47を流れ、一部は2枚折りにさ
れた袋体55間を流れ、更に一部は吸湿剤51と蓋体1
9との間を流れることになる。これらの空気の流れに応
じて吸湿剤51が吸湿すると共に、空気処理剤45が消
臭し、または芳香剤が芳香し、これら清浄された空気が
空気流出口37より自動車の車室内に放出される。尚、
太陽電池31もしくは乾電池といった電源とモータ21
との間にスイッチを設けてオン・オフ作動させることに
より駐車時や運転時にかかわらず空気清浄器11の作動
を選択可能とすることもできる。
【0014】
【考案の効果】以上が本考案に係る自動車用空気清浄器
の一実施例の構成であるが、斯る構成に依れば、一側部
に空気流入口が形成された第1の収納部と、該第1の収
納部とフィルターを介して連続して形成され、他側部に
空気流出口が形成された第2の収納部とを有する扁平な
容器本体を備え、該容器本体には前記第1及び第2の収
納部に亘って開閉可能な蓋体が形成され、この蓋体にモ
ータ及び太陽電池が取付けられているので、蓋体の開閉
により電気的な接続部が引張られたりする虞れがなく、
断線状態となることがないものである。また第2の収納
部には板状の空気処理剤が配設され、且つこの板状の空
気処理剤と適宜の間隔を置いてまたは隣接して板状の吸
湿剤が配設され、これら空気処理剤及び吸湿剤がコンパ
クトに積層状態でまたは隣接状態で収納されているの
で、容器本体を小型化、軽量化させることができ、自動
車等の車室内にコンパクトに収納することができ、特に
積層状態で収納した場合には、空気処理剤等と空気との
接触面積が増大するので、処理効率が向上し、また空気
抵抗が小さいため、目づまり等の虞れがなく、モータ等
が発熱する虞れがなく、車室内の除湿、除塵、脱臭また
は芳香を簡易且つ確実に行え、然も吸湿剤や空気処理剤
の交換作業を簡易迅速に行え、また吸湿剤は乾燥させて
繰り返し利用でき、長期間の使用に耐える経済性に優れ
た自動車用空気清浄器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の自動車用空気清浄器の縦断面図。
【図2】同、水平断面図。
【図3】同、横断面図。
【図4】同、正面図。
【図5】同、側面図。
【図6】同、吸湿剤の斜視図。
【符号の説明】
11 空気清浄器 12 容器本体 13 第1の収納部 14 活性炭フィルター 15 第2の収納部 17 下部容器 19 蓋体 21 モータ 23 ファン 27 空気流入口 31 太陽電池 37 空気流出口 45 空気処理剤 51 吸湿剤 53 乾燥剤 55 袋体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 31/04

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータと、該モータにより回転駆動され
    るファンとが収納され、一側部に空気流入口が形成され
    た第1の収納部と、該第1の収納部とフィルターを介し
    て連続して形成され、他側部に空気流出口が形成された
    第2の収納部とを有する扁平な容器本体を備え、該容器
    本体には前記第1及び第2の収納部に亘って開閉可能な
    蓋体が形成され、前記第1の収納部側の蓋体に前記モー
    タ及びファンが取付けられ、前記第2の収納部側の蓋体
    に前記モータと電気的に接続された太陽電池が取付けら
    れ、前記第2の収納部に板状の空気処理剤及び板状の吸
    湿剤が配設されていることを特徴とする自動車用空気清
    浄器。
JP1991013232U 1991-02-16 1991-02-16 自動車用空気清浄器 Expired - Lifetime JP2544765Y2 (ja)

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