JP2544651Y2 - 端子接続構造 - Google Patents

端子接続構造

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JP2544651Y2
JP2544651Y2 JP1990094233U JP9423390U JP2544651Y2 JP 2544651 Y2 JP2544651 Y2 JP 2544651Y2 JP 1990094233 U JP1990094233 U JP 1990094233U JP 9423390 U JP9423390 U JP 9423390U JP 2544651 Y2 JP2544651 Y2 JP 2544651Y2
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實 松嶋
正雄 渡辺
健二 山岡
紘一 緒方
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Nohmi Bosai Ltd
Terada Electric Works Co Ltd
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Nohmi Bosai Ltd
Terada Electric Works Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は通信用ケーブルやジャンパー線等のリード線
を接続するための端子接続構造の改良に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
通信用ケーブルやジャンパー線等のリード線を接続す
るための端子接続装置についてはこれまでに様々なタイ
プのものが開発されてきているが、その中の一つに、接
続用端子を配設したハウジングの内部にスプリングを付
設し、ハウジングに設けたリード線の挿入孔より被覆を
剥いた芯線を挿入し、前記スプリングの先端部により、
挿入された当該芯線を押圧して前記接続用端子に圧接さ
せるようになしたワンタッチ式の端子接続装置が知られ
ている。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記したように、ハウジング内に挿入された芯線をハ
ウジング内に付設してあるスプリングの弾発力により押
圧して接続用端子に圧接させ接続・導通を図るようにな
したタイプの端子接続装置が知られている。
このタイプの端子接続装置によった場合、ハウジング
に設けたリード線の挿入孔より被覆を剥いた芯線を挿入
するだけで、接続用端子との導通を図ることができるの
で、従来のようなねじ込み操作が不要となって現場にお
ける作業性が向上するという大きな利点を奏することが
できる。
しかしながら、この従来型端子接続装置によった場
合、ハウジング内のほぼV字状をなすスプリングはその
一端部がハウジングに固定された状態となっていて、ス
プリングの他端部のみが弾発片として機能する構造とな
っている関係上、単一の芯線しか接続することができ
ず、現場において要望の強いマルチ接続に応じることが
できないという問題点があった。
また、一旦挿着したリード線の接続替え等を行うと
き、ハウジング内のスプリングの押圧力を解除しなけれ
ばならないが、従来型端子接続装置によった場合、離線
の際の手間が多大に掛かるという問題点があった。
そこで、本考案は前記した従来の端子接続装置に内在
する不具合点をなくし、ハウジング本体内に収納配置す
るほぼV字状をなす板ばね本体の2枚の弾発片をそれぞ
れリード線を押圧するためのばね板として機能させるよ
うにしてリード線のマルチ接続を可能にすると共に、板
ばね本体の2枚の弾発片のそれぞれに離線を容易にする
ための解除レバーを突成し、接続・導通状態にあるリー
ド線をハウジング本体内から容易に引き抜くことができ
るようになした端子接続構造を提供することを目的とす
るものである。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するための本考案の構成を詳述すれ
ば、外方に向け付勢された2枚の弾発片からなるほぼV
字状をなす板ばね本体と、この板ばね本体を収納する隔
室を形成してなる上面開口のハウジング本体と、このハ
ウジング本体の隔室の両側壁に沿うように付設する接続
用端子と、前記ハウジング本体の上面開口を閉塞するキ
ャップとからなり、前記接続用端子に板ばね本体の2枚
の弾発片の先端部がばね圧によってそれぞれ当接し得る
ようにして板ばね本体を隔室内に収納し、前記接続用端
子と板ばね本体の各弾発片との間に被覆を剥いた芯線を
挿着し得るようハウジング本体の正面側に一対の通線孔
を設け、且つ前記接続用端子の先端上部に外方に向け拡
開するように立ち上がり部を突出形成すると共に、この
立ち上がり部に対向するよう板ばね本体の2枚の弾発片
のそれぞれの先端上部に解除レバーを突成し、この立ち
上がり部と解除レバーの間にドライバーのような工具の
先端を挿入することのできる小孔を前記キャップに形成
したことを特徴とする端子接続構造である。
従って、本考案によれば、ほぼV字状をなす板ばね本
体の2枚の弾発片が、それぞれ芯線を接続用端子に圧接
させるためのばね板として機能することとなり、マルチ
接続が可能となって、現場における接続作業性がきわめ
て良好となるものである。また、従来の端子接続構造で
は異径線の接続が不可能であったが、本考案によればこ
れが可能となるばかりか、2枚の弾発片はそれぞれ外方
に向け付勢されているので、両方の弾発片で芯線を抑え
付けるようにしたときには、外方に向かうばね圧力が一
層高まり、接続信頼性が向上すると共に、マルチ接続に
必要な端子の電流容量増加にも自動的に対応が可能とな
るものである。
さらに、本考案に係る接続用端子の先端上部には、外
方に向け拡開するように立ち上がり部を突出形成してあ
り、この立ち上がり部と板ばね本体に突成した解除レバ
ーとの間に、上面のキャップに形成した小孔を介してド
ライバーのような工具類の先端を挿入して解除レバーを
板ばね本体の反対勢方向に押圧すれば、一々端子板のキ
ャップをハウジング本体から外すことなく、簡単に離線
操作を行うことができ、配線替え等の作業性がきわめて
良好なものとなる。またリード線の接続替えや接続する
リード線を追加する場合でも既装着線に影響を与えるお
それがない等の従来にない利点を奏するものである。
〔実施例〕
以下、本考案端子接続構造の具体的構成を図示の実施
例に基づき詳細に説明する。
第1図は本考案端子接続構造の一実施例を示す部分平面
図、第2図は第1図のII−II線に沿った断面図、第3図
は本考案端子接続構造の一実施例を示す平面図、第4図
は第3図の正面図、第5図は第3図の側面図である。
図中1は2枚の弾発片2,2からなるほぼV字状の板ば
ね本体を示し、当該板ばね本体1の各弾発片2,2はそれ
ぞれ反発し合うよう外方に向け付勢されている。3はこ
の板ばね本体1を収納する絶縁材からなるハウジング本
体であり、当該ハウジング本体3内には前記板ばね本体
1を独立して収納するための隔室4が形成されている。
5は前記隔室4の左右両側壁に沿わせるようにして配
設した接続用端子であり、当該接続用端子5はその底部
において左右の立ち上がり部が繋がっていて上面が開口
となった一種の樋状をなしているものである(第2
図)。
前記板ばね本体1をハウジング本体3に形成した隔室
4内に収納するに当たっては、第1図及び第2図に示す
ように、前記接続用端子5に、板ばね本体1の2枚の弾
発片2,2の先端部が、ばね圧によってそれぞれ当接する
ようにして収納するものである。
次に、6及び7は隔室4内に配設したばね抑え軸及び
ばね抑え板をそれぞれ示し、ほぼV字状をなす板ばね本
体1の基部は、このばね抑え軸6及びばね抑え板7によ
って同一位置を保持することができ、隔室4内に安定し
た状態で配置されるものである。
8はハウジング本体3の正面側に形成したリード線9
の通線孔を示し、当該通線孔8は隔室4内の左右両側壁
に沿わせた接続用端子5と前記板ばね本体1の各弾発片
2,2との間に被覆を剥いたリード線9の芯線部10を圧入
し得る位置となるようにハウジング本体3に形成するも
のであり、各隔室4毎に一対の通線孔8,8を形成するも
のである。
11は接続用端子5,5の先端上部に外方に向け拡開する
ように突出形成した立ち上がり部であり、12は板ばね本
体1の2枚の弾発片2,2のそれぞれの先端上部に形成し
た離線の際に用いる解除レバーである(第1図及び第2
図)。
第3図乃至第5図は、本考案端子接続構造を用いた端
子板の一実施例を示すもので、長尺状となしたハウジン
グ本体3に多数の隔室4,4・・・を並設し、各隔室4,4・
・・内にそれぞれ独立して前記板ばね本体1,1・・・を
収納するようにすると共に、このようなハウジング本体
3を多段状に積層して構成したものである。
なお、接続用端子5の端子脚13は、この実施例の場
合、直角状に折り曲げられハウジング本体3の下方に垂
下させてある。また第3図乃至第5図に示す実施例で
は、ハウジング本体3の上面部にキャップ14を被着させ
てあり、板ばね本体1の弾発片2,2に突成してある解除
レバー12,12に対応する箇所にはドライバーのような工
具類の先端をハウジング本体3内に挿入させるための小
孔15,15・・・を当該キャップ14に穿設してある。
本考案端子接続構造は以上のような構成からなり、リ
ード線9の接続に当たっては、先づ、リード線9の先端
部の被覆を剥き、芯線部10を露出させてから、ハウジン
グ本体3の正面側に形成してある通線孔8よりハウジン
グ本体3内に芯線部10を挿入させる。すると、芯線部10
の先端は板ばね本体1の弾発片2の背面に斜めに当た
り、弾発片2のばね圧に抗してさらにリード線9を隔室
4内の後壁に届くまで押し込むと、弾発片2の先端部よ
り芯線部10は隔室4の側壁に向け押圧され、当該側壁部
に沿わせてある接続用端子5に圧接して導通状態となる
ものである。
一方、配線替え等のためリード線9をハウジング本体
3内から引き抜く必要が生じたときには、前記解除レバ
ー12をドライバーのような工具類の先端部によって弾発
片2を内側に押し込むようにすれば、板ばね本体1の押
圧力を解除することができ、この状態でリード線9を持
って外側に引き抜けば容易に離線させることができるも
のである。なお、接続用端子5,5の先端上部には前記し
たように、外方に向け拡開するように立ち上がり部11,1
1を突出形成してあるので、工具類の先端で解除レバー1
2,12を押圧するときの一種のガイドとして利用すること
ができるものであり、これら一連の操作は前記したよう
にキャップ14に穿設してある小孔15を介して他の既装着
線に影響を与えることなく実施することができるもので
ある。
〔考案の効果〕
本考案端子接続構造は以上のような構成からなり、ほ
ぼV字状をなす板ばね本体の2枚の弾発片が、それぞれ
芯線を接続用端子に圧接させるためのばね板として作用
することとなるので、異径線であってもマルチ接続が可
能となり、現場における接続作業性がきわめて良好とな
るものである。
また、本考案によれば、2枚の弾発片はそれぞれ外方
に向け付勢されているので、両方の弾発片で芯線を抑え
付けたときには、外方に向かうばね圧力が一層高まり、
従って接続信頼性が向上すると共に、マルチ接続に必要
な端子の電流容量増加にも自動対応が可能となるもので
ある。
さらに、本考案に係る接続用端子の先端上部には、外
方に向け拡開するように立ち上がり部を突出形成してあ
り、この立ち上がり部と板ばね本体に突成した解除レバ
ーとの間に、上面のキャップに形成した小孔を介してド
ライバーのような工具類の先端を挿入して解除レバーを
板ばね本体の反対勢方向に押圧すれば、一々端子板のキ
ャップをハウジング本体から外すことなく、簡単に離線
操作を行うことができ、配線替え等の作業性がきわめて
良好なものとなる。またリード線の接続替えや接続する
リード線を追加する場合でも既装着線に影響を与えるお
それがない等の従来装置では得られない効果を奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案端子接続構造の一実施例を示す部分平面
図、第2図は第1図のII−II線に沿った断面図、第3図
は本考案端子接続構造の一実施例を示す平面図、第4図
は第3図の正面図、第5図は第3図の側面図である。 1:板ばね本体、2:弾発片 3:ハウジング本体、4:隔室 5:接続用端子、6:ばね抑え軸 7:ばね抑え板、8:通線孔 9:リード線、10:芯線部 11:立ち上がり部、12:解除レバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 山岡 健二 東京都町田市鶴間660番地 株式会社寺 田電機製作所町田事業所内 (72)考案者 緒方 紘一 東京都町田市鶴間660番地 株式会社寺 田電機製作所町田事業所内 (56)参考文献 実開 昭60−162374(JP,U) 実開 昭55−36566(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外方に向け付勢された2枚の弾発片からな
    るほぼV字状をなす板ばね本体と、この板ばね本体を収
    納する隔室を形成してなる上面開口のハウジング本体
    と、このハウジング本体の隔室の両側壁に沿うように付
    設する接続用端子と、前記ハウジング本体の上面開口を
    閉塞するキャップとからなり、前記接続用端子に板ばね
    本体の2枚の弾発片の先端部がばね圧によってそれぞれ
    当接し得るようにして板ばね本体を隔室内に収納し、前
    記接続用端子と板ばね本体の各弾発片との間に被覆を剥
    いた芯線を挿着し得るようハウジング本体の正面側に一
    対の通線孔を設け、且つ前記接続用端子の先端上部に外
    方に向け拡開するように立ち上がり部を突出形成すると
    共に、この立ち上がり部に対向するよう板ばね本体の2
    枚の弾発片のそれぞれの先端上部に解除レバーを突成
    し、この立ち上がり部と解除レバーの間にドライバーの
    ような工具の先端を挿入することのできる小孔を前記キ
    ャップに形成したことを特徴とする端子接続構造。
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JPS6020292Y2 (ja) * 1978-08-31 1985-06-18 松下電工株式会社 ねじ無し端子装置
JPS60162374U (ja) * 1984-04-05 1985-10-28 東神電気株式会社 速結電線端子

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